JP2006337552A - カラー画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 画像形成濃度や画像形成位置に関する自動調整による画像形成の待ち時間(ダウンタイム)を従来よりも短縮する。
【解決手段】 画像形成装置において、所定サイズ以下の画像を形成する際に、調整パターンを形成するための空き領域を担持体上に確保できるよう、形成対象の画像を担持体上に配置する。これにより、画像を形成しながら画像形成濃度や画像形成位置に関する自動調整を実行することができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電子写真方式や静電記録方式などを採用した画像形成装置に関する。
一般に、カラー画像形成装置は、感光ドラム上に形成された静電潜像に現像剤(例:トナー)を適用して可視像(トナー画像)を形成し、形成した可視像を中間転写体上に1次転写する。1次転写は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックなどの各色ごとに順番に実行される。これは、色の異なる複数のトナー画像が中間転写体上に多重転写されることを意味する。その後、カラー画像形成装置は、多重転写されたトナー画像を一括して転写材上に2次転写する。なお、感光ドラムを1つだけ備えるカラー画像形成装置や、複数の感光ドラムを備えるカラー画像形成装置も存在する。
ところで、この種の画像形成装置においては、現像装置内のトナー残量や雰囲気温度による転写特性の変動などによって、各色ごとに「濃度変動」が発生しうる。また、複数の感光ドラムを使用する画像形成装置においては、いわゆる「色ずれ」も発生しうる。「色ずれ」は、各感光体ドラム間の機械的取り付け誤差、各レーザビーム光の光路長誤差、およびその光路変化などによって、各色のトナー画像の画像形成位置が一致しなくなくことで発生する。
一般に、「濃度変動」の自動調整は次の手順で実行される。まず、トナー画像による基準パターンを感光ドラムまたは中間転写ベルト上に形成する。次に、形成されたトナー画像の濃度をフォトセンサで検知する。そして、この検知結果が所定の値となるように、プロセス条件やγ特性の補正値を自動的に制御する。これによって、画像濃度を安定化させることができる。
一方、「色ずれ」の自動調整は次の手順で実行される。まず。中間転写体上に形成された基準パターンを、最下流に位置する感光体ドラムに隣接して配置されたフォトセンサで読み取る。読取結果に基づいて、各画像形成部にて形成される各色ごとに、中間転写体上での色ずれを検出する。そして、この色ずれを打ち消すように、記録されるべき画像信号の出力タイミングや画像信号そのものを電気的に自動調整する。なお、レーザビーム光路中に設けられている折り返しミラーを駆動して、光路長や光路を自動調整してもよい。
上述の自動調整(特許文献1)では、通常、最大濃度補正、階調補正を各色ごとに行う必要がある。また、色ずれの自動調整に関しても、駆動系の偏心等の誤差を低減するために複数回にわたり基準パターンを形成する必要がある。そのため、自動調整の実行時間は数分間かかることもありうる。
さらに、これらの自動調整は、複数の用紙に連続して画像を形成する際に、ある用紙について画像形成が終了してから、次の用紙の画像形成を開始するまでの間に実行されることもある。この場合、自動調整が完了するまでは次の画像形成を行えなくなるため、生産性が低下し、操作者を待たせることがあった。
特許文献2によれば、複数の用紙の搬送間隔に応じて、基準パターンの形成数を変える自動調整方法が提案されている。
特許第3450402号公報 特開2002−91096号公報
しかしながら、画像形成装置の高速化、および生産性の向上に伴い、複数の用紙間の搬送間隔が短くなってゆくため、特許文献2に記載の方法では、基準パターンを十分に形成できなくなるおそれがある。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題の少なくとも1つを解決することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
本発明によれば、例えば、現像剤による像を担持するための担持体と、所定サイズ以下の画像を形成する際に、画像形成位置および画像形成濃度のうち少なくとも一方を調整するための調整パターンを形成するための空き領域を前記担持体上に確保するよう、前記担持体上における前記画像の配置を決定する画像配置手段と、前記画像配置手段により配置が決定された画像を前記担持体上に形成するとともに、前記空き領域に調整パターンを形成する画像形成手段と、前記形成された調整パターンを読み取る読取手段と、前記読み取った調整パターンに基づいて、画像形成位置および画像形成濃度のうち少なくとも一方を調整する調整手段とを含むカラー画像形成装置が提供される。
本発明によれば、所定サイズ以下の画像を形成する際に、調整パターンを形成するための空き領域を担持体上に確保できるよう、形成対象の画像を担持体上に意図的に配置することで、画像を形成しながら画像形成濃度や画像形成位置に関する自動調整を実行することができる。すなわち、自動調整によるダウンタイムを従来よりも短縮できる利点がある。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則してさらに詳しく説明する。
<各部の構成例>
図1は、実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。ここでは、画像形成装置の一例として、複数の画像形成部を並列に配し、かつ中間転写方式を採用した電子写真方式のカラー複写機について説明する。
本実施形態において、電子写真カラー複写機100は、画像読取部1Rと、画像出力部1Pとを有する。画像読取部1Rは、原稿画像を光学的に読み取り、電気信号に変換して画像出力部1Pに送信する。画像出力部1Pは、4つ並設された画像形成部10a、10b、10c、10d(以下、単に画像形成部10と称す。)、給紙ユニット20と、中間転写ユニット30と、定着ユニット40と、クリーニングユニット50および70と、フォトセンサ60と、制御ユニット80とを有する。
各画像形成部10はそれぞれ基本的に同様の構成としてもよい。すなわち、各画像形成部10には、第1の像担持体としてのドラム状の電子写真感光体、即ち、感光体ドラム11a、11b、11c、11d(以下、単に感光ドラム11と称す。)のそれぞれが回転自在に軸支され、矢印方向に回転駆動される。各感光体ドラム11の外周面に対向し、かつ、その回転方向にそって、一次帯電器12a、12b、12c、12d(以下、単に一次帯電器12と称す。)、光学系13a、13b、13c、13d(以下、単に光学系13と称す。)、折り返しミラー16a、16b、16c、16d(以下、単に折り返しミラー16と称す。)、現像装置14a、14b、14c、14d(以下、現像装置14と称す。)、及びクリーニング装置15a、15b、15c、15d(以下、クリーニング装置15と称す。)がそれぞれ配置されている。
一次帯電器12は、感光体ドラム11の表面に均一な帯電量の電荷を与える。次いで、光学系13から出力された光線(例:レーザ光など)を、折り返しミラー16を介して感光体ドラム11に露光することによって、静電潜像が形成される。なお、この光線は、画像読取部1Rまたは制御ユニット80から出力された画像信号に応じて変調されていることはいうまでもない。
さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックといった4色の現像剤(以下、「トナー」と称す。)をそれぞれ収納した現像装置14a〜14d(以下、単に現像装置14と称す。)によって静電潜像を顕像化する。顕像化された各可視像(トナー画像)を、それぞれ画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdにおいて中間転写ベルト31に一次転写する。中間転写ベルト31は、ベルト状の中間転写体であり、中間転写ユニット30を構成する第二の像担持体として機能する。中間転写ユニット30については、後で詳述する。
画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdの下流側において、クリーニング装置15は、転写されずに感光体ドラム11に残されたトナーを掻き落とすことで、感光ドラム11の表面を清掃する。以上に示したプロセスにより、各トナーによる画像形成が実行される。
給紙ユニット20は、転写材Pを収納するためのカセット21a、21b(以下、カセット21と称す。)と、カセット21a、21bから転写材Pを一枚ずつ送り出すためのピックアップローラ22a、22b(以下、ピックアップローラ22と称す。)と、ピックアップローラ22a、22bから送り出された転写材Pをさらに搬送するための給紙ローラ対23と、給紙ガイド24と、そして、各画像形成部10の画像形成タイミングに合わせて転写材Pを二次転写領域Teへ送り出すためのレジストローラ25とを有する。例えば、カセット21aにはA4用紙が縦向きに格納され、カセット21bにはA4用紙が横向きに格納される。なお、A3用紙を格納するためのカセットが追加されてもよい。どのカセット用紙から給紙するかは、制御ユニット80からの指示に基づく。
中間転写ユニット30について詳細に説明する。中間転写ベルト31は、駆動ローラ32、従動ローラ33、および二次転写対向ローラ34との間に張設巻回されている。駆動ローラ32は、中間転写ベルト31に駆動力を伝達するローラである。従動ローラ33は、ばね(図示せず)の付勢によって中間転写ベルト31に適度なテンションを与えるテンションローラであり、中間転写ベルト31の回動に従動する。駆動ローラ32と従動ローラ33との間に位置する中間転写ベルト31の表面には、一次転写平面Aが形成される。中間転写ベルト31としては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)、PVdF(ポリフッ化ビニリデン)などが用いられる。駆動ローラ32は、金属ローラの表面に数mm厚のゴム(ウレタン又はクロロプレン)をコーティングしてベルトとのスリップを防いでいる。駆動ローラ32は、パルスモータ(不図示)によって回転駆動される。
各感光体ドラム11と中間転写ベルト31とが対向する一次転写領域Ta〜Tdには、一次転写用帯電器35a〜35d(以下、一次転写用帯電器35と称す。)が配置されている。一次転写用帯電器35は、中間転写ベルト31の裏側に当接している。一方、二次転写対向ローラ34に対向して二次転写ローラ36が配置される。二次転写ローラ36と中間転写ベルト31との間のニップ部によって、二次転写領域Teが形成される。二次転写ローラ36は、中間転写ベルト31に対して適度な圧力で加圧されている。
また、中間転写ベルト31の二次転写領域Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリーニングするためのクリーニングユニット50が配置される。クリーニングユニット50は、中間転写ベルト31上のトナーを除去するためのクリーニングブレード51と、廃トナーを収納する廃トナーボックス52とを備えている。
また、駆動ローラ32部には、クリーニングブレードなどのクリーニングユニット70と、クリーニングユニット70を転写ベルト31に対して当接させたり離間させたりするためのパルスモータ71が備えられている。このクリーニングユニット70も転写ベルト31上のトナーを除去するためのものである。
定着ユニット40は、内部にハロゲンヒーターなどの熱源を備えた定着ローラ41aと、定着ローラ41aに対して加圧されるローラ41b(このローラにも熱源を備える場合もある)とを有する。さらに、上記ローラ対41a、41bのニップ部へ転写材Pを導くためのガイド43、定着ユニットの熱を内部に閉じ込めるための定着断熱カバー46、47、上記ローラ対41a、41bから排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導き出すための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45、及び、転写材P積載する排紙トレイ48などが備えられている。
図2は、実施形態に係る制御ユニットの例示的なブロック図である。I/F部201は、画像読取部1Rから画像信号を受信する回路である。CPU202は、上記各ユニット内の機構の動作を制御するため制御回路であり、フォトセンサ60により読み取った調整パターンの形成位置に基づいて画像形成位置を自動調整したり、読み取った調整パターンの濃度に基づいて画像形成濃度を自動調整したりする。また、CPU202は、形成対象となる画像のサイズを判定し、画像のサイズが所定サイズ(例えば、A4など)より大きなサイズ(例えば、A3など)であれば、調整パターンの形成を中断するよう制御しうる。
記憶装置203は、RAM、ROMおよびハードディスクドライブなどの記憶回路であり、画像形成濃度の自動調整の際に使用される濃度調整パターンの画像データ204や、画像形成位置の自動調整の際に使用される位置調整パターンの画像データ205を記憶している。画像処理回路206は、形成対象となる画像の画像信号を生成して光学系13に出力する回路である。
画像処理回路206の一機能である画像配置回路207は、所定サイズ以下の画像を形成する際に、調整パターンを形成するための空き領域を中間転写ベルト31上に確保するよう、形成対象となる画像の配置を決定する回路である。画像配置回路207は、例えば、画像の短辺が中間転写ベルト31上の主走査方向となるように画像の配置を決定することで、主走査方向における画像の形成領域外に空き領域を確保する。画像配置回路207は、例えば、形成対象の画像の長辺が中間転写ベルト31の主走査方向であった場合に、画像の短辺が主走査方向となるように画像を回転させる画像回転機能を有する。例えば、A4サイズの画像を、90度に回転させてA4Rサイズの画像とすることができる。なお、画像配置回路207の処理を全てCPU202と制御プログラムとにより担当させてもよいことは言うまでもない。
モータドライバ部207は、パルスモータ71や各種モーターなどを駆動するための駆動回路である。例えば、CPU202からの指示に応じて、モータドライバ部207は、パルスモータ71を駆動させることで、クリーニングユニット70を中間転写ベルト31に当接させる。これにより、調整パターンが除去される。一方で、モータドライバ部207は、調整パターンのクリーニングが完了すると、パルスモータ71を駆動させることで、クリーニングユニット70を中間転写ベルト31から離間させる。
<画像形成処理における各部の動作例>
CPU202により画像形成の開始信号が発せられると、CPU202により指定されたサイズの転写材を格納しているカセット21から、ピックアップローラ22により転写材Pを一枚ずつ送り出す。転写材Pは、給紙ローラ対23により給紙ガイド24に沿ってレジストローラ25へと搬送される。その時レジストローラ25は停止しており、転写材Pの先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成を開始するタイミングに合わせてレジストローラ25が回転を始める。このタイミングは、中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像と転写材Pとが、二次転写領域Teにおいて一致するように設定されている。
一方、一番上流にある感光体ドラム11d上に形成されたトナー画像が、一次転写領域Tdにおいて、高電圧を印加された一次転写用帯電器35dによって中間転写ベルト31上に一次転写される。中間転写ベルト31上に一次転写されたトナー画像は、中間転写ベルト31の移動に従って、次の一次転写領域Tcまで搬送される。次の、画像形成部10cでは、各画像形成部間をトナー画像が搬送されるために必要となる時間だけ遅延させたタイミングで画像形成を行う。すなわち、画像形成位置が調整された上で、その次のトナー画像が転写される。以下も同様の工程が繰り返され、最終的に4色のトナー画像が中間転写ベルト31上に多重転写される。
その後、転写材Pが二次転写領域Teに進入し、中間転写ベルト31に接触すると、転写材Pの通過タイミングに合わせて二次転写ローラ36に高電圧を印加する。これにより、中間転写ベルト31上に形成された4色のトナー画像が転写材Pの表面に転写される。その後、転写材Pは搬送ガイド43によって定着ローラニップ部まで正確に案内される。そして、定着ローラ対41a、41bの熱及びニップの圧力によってトナー画像が転写材Pの表面に加熱定着される。その後、内外排紙ローラ44、45により搬送され、転写材Pは機外に排出され、排紙トレイ48に積載される。
<画像形成位置の自動調整処理>
図3は、実施形態に係る位置調整パターンの形成例を示す図である。パターン読み取り手段であるフォトセンサ60(60a、60b)は、複数の感光体ドラムのうち、ベルト進行方向において最下流に位置する感光体ドラム11aと駆動ローラ32との間に配置されている。フォトセンサ60a、60bは、中間転写ベルト31上に形成された画像形成位置調整(レジストレーション補正とも言う。)用のパターン61を読み取る。
本実施形態では、CPU202は、位置調整パターン61の画像データ205を記憶装置203から読み出して画像処理回路206に送出し、中間転写ベルト31上の所定位置を基準として位置調整パターン61を形成する。位置調整パターン61は、トナー画像として形成されるこというまでもない。CPU202は、フォトセンサ60でこのパターン61を読み取り、各色ごとに、感光体ドラム上での画像形成位置(レジストレーション)のずれを検出する。例えば、所定位置から位置調整パターンの形成開始位置までの距離が、ずれとして検出される。最後に、CPU202は、検出したずれを補正するためのデータを記憶装置203に記憶し、以後の画像形成処理において当該データを用いてずれを打ち消すように画像形成処理を制御する。
<画像形成濃度の自動調整処理>
図4は、実施形態に係る濃度調整パターンの形成例を示す図である。CPU202は、濃度調整パターンの画像データ204を記憶装置203から読み出して画像処理回路206に送出し、中間転写ベルト31上に濃度調整パターン62を形成する。CPU202は、フォトセンサ62でこのパターン61を読み取り、読み取ったパターン61の濃度に応じて、各プロセス条件を調整する。これにより、所定の濃度を維持でき、かつ、均一な階調性も維持することになる。
なお、フォトセンサ60(60a、60b)を、画像形成位置の調整パターン61だけでなく、濃度調整パターン62をも読み取る手段として兼用することで、部品点数を削減でき、かつ、装置内のスペースを有効活用できる。
図3および図4からも明らかなように、クリーニングユニット(例:クリーナーブレード)70は、中間転写ベルト31における、図中のベルト搬送方向(副走査方向ともいう。)に対して垂直の方向(主走査方向ともいう。)の端部付近にだけ配置されている。これは、位置調整パターン61や濃度調整パターン62だけを除去できるようにするためである。クリーニングユニット70が当接しない領域(2つのクリーニングユニット70の間にある領域)には、A4R画像などを通常どおり形成することができる。これにより、画像形成を実行中でも画像形成位置の自動調整や画像形成濃度の自動調整を実行することができる。
クリーニングユニット70は、位置調整パターンの形成時および濃度調整パターンの形成時に、パルスモータ71によって中間転写ベルト31に当接させられる。これにより、フォトセンサ60で読み取られたパターンを除去することができる。一方、A4サイズの画像やA3サイズの画像を形成するときは、中間転写ベルト31の主走査方向の領域がほぼ全体にわたって使用される。この場合、調整パターンを形成する領域を十分に確保できないので、自動調整も実行できない。よって、CPU202は、パルスモータ71を駆動することで、中間転写ベルト31から離間するようにクリーニングユニット70を移動させる。
<調整パターンの形成位置の例>
図5は、実施形態に係る調整パターンの形成位置を例示した平面図である。この図から明らかなように、A4サイズの画像を形成するときは、調整パターン61や62を形成する領域が不足していることを理解できよう。しかしながら、A4サイズの画像を90度だけ回転させてA4Rサイズ(短辺が主走査方向と平行)の画像とし、転写ベルト31の主走査方向のほぼ中心に画像を転写すれば、中間転写ベルト31の主走査方向の端部に十分な空き領域(すなわち、調整パターンを形成できる領域)を確保できることが分る。
よって、本実施形態では、プリントすべき画像のサイズが、所定サイズ(例えば、一般的にスモールサイズと呼ばれるA4(210*297mm)やLTR(216*279mm)など)以下となる場合、画像配置回路207にて画像を90度回転させ、かつ転写ベルト31の主走査方向のほぼ中心に画像が配置されるように画像信号の出力タイミングを調整すればよい。すなわち、形成対象の画像に影響を与えることなく、調整パターンを形成できる領域を確保することが可能となる。そして、この確保された領域に位置パターン61や濃度調整パターン62を形成する。
本実施形態によれば、調整パターンを検知する2つのセンサ60が転写ベルト31の両端部にそれぞれ設けられているため、90度回転した画像が主走査方向のほぼ中心に配置されるようにしている。しかしながら、センサ60が転写ベルト31の片側端部にのみ設けられている場合や画像の短辺がもう少し短い場合は、主走査方向のほぼ中心に画像を配置する必要はない。その代わり、調整パターンを形成できる領域を確保できるような位置に画像の配置を決定すればよい。この場合は、画像の配置は、転写ベルト31における主走査方向の中心から端部へとオフセットされることになる。
最終的に、通常の画像を形成すると同時に、その端部に調整パターンを形成すること画可能となるため、従来必要であった自動調整処理のタイムロスをほとんど無くすことが可能となる。
なお、上述のクリーニングユニット70によって調整パターンだけが除去され、プリントすべきトナー画像はそのまま転写ベルト31上に維持される。よって、二次転写ローラ36に不要なトナー(調整パターン)が到達することはほとんどない。その後、当該トナー画像は、下流に配置されている二次転写ローラ36によって転写材P上に転写される。続いて、トナー画像は、定着ユニット40で転写材Pの表面に定着される。
<調整パターンの形成タイミング>
上述したように、装置内の昇温によってレーザビームの光路が変動したり、転写特性が変動したり、あるいは、現像装置内のトナー残量が変動したりすることで、画像形成位置や濃度の変動が発生する。よって、プリント枚数が所定値(例:200枚)に達するごと、あるいは所定時間ごとに自動調整を実行すればよい。
図6は、実施形態に係る自動調整処理の例示的なフローチャートである。なお、この自動調整処理にかかる制御プログラムは、記憶装置203に記憶されているものとする。
ステップS600において、CPU202は、自動調整の開始タイミングであるかどうかを判定する。例えば、CPU202は、前回の調整終了時からのプリント枚数をカウントし、カウント値が所定枚数(例:200枚)となると、自動調整の開始タイミングと判定する。なお、当該タイミングでなければ、本自動調整処理を終了する。
自動調整タイミングであれば、ステップS602において、CPU202は、画像回配置回路207を使用し、調整パターンの形成領域を確保できるように形成対象画像を配置する。例えば、画像の短辺が中間転写ベルト31上の主走査方向に平行となるように、かつ、主走査方向における位置を調整して画像の配置を決定する。これにより、主走査方向における画像の形成領域外に空き領域を確保できる。画像配置回路207は、例えば、形成対象の画像の長辺が中間転写ベルト31の主走査方向であった場合に、画像の短辺が主走査方向となるように画像を回転させる。より分りやすく説明すれば、A4サイズの画像を90度回転させてA4Rサイズの画像とする。
ステップS604において、CPU202は、調整パターンとともに、形成対象画像を中間転写ベルト31上に形成する。いずれもトナー画像として形成されることはいうまでもない。また、調整パターンは、位置調整パターン61および濃度調整パターン62の少なくとも一方が含まれる。
ステップS606において、CPU202は、中間転写ベルト31上に形成された調整パターンをフォトセンサ60によって読み取る。読み取ったデータは、一旦、記憶装置203に記憶される。
ステップS608において、CPU202は、パルスモータ71を駆動することでクリーニングユニット70を中間転写ベルト31に当接させ、読み取りの終了した調整パターン(トナー画像)を順次除去してゆく。
ステップS610において、CPU202は、中間転写ベルト31をさらに駆動させ、形成対象画像のトナー画像を転写ローラ36によって転写材に転写する。さらに、転写材上のトナー画像を定着ユニット40によって加熱定着させる。
ステップS612において、CPU202は、記憶装置203に記憶しておいた読取データに基づいて、画像形成位置の調整や画像形成濃度の調整を実行する。
図7は、実施形態に係る調整パターンと通常画像とが形成された中間転写ベルトの例示的な平面図である。図から明らかなように、所定サイズを超えるA3サイズの画像を形成するときは自動調整を行うことはできない。しかしながら、A4サイズの画像など所定サイズ以下の画像であれば、横に回転させてA4Rサイズの画像とすることで、調整パターも同時並行的に形成できる。
以上説明したように、本実施形態によれば、所定サイズ以下の画像(A4以下の画像など)を形成する際に、当該画像の配置を工夫することで、調整パターンも同時に中間転写ベルト31上に形成できるようにする。これにより、通常どおり画像形成を実行しながら、画像形成位置(レジストレーション)や画像形成濃度についても自動で調整することが可能となる。従って、本実施形態に係る発明は、従来の自動調整で必要であった待ち時間を大幅に短縮できる利点がある。
例えば、画像の短辺が担持体(例:中間転写ベルト31)の主走査方向となるように画像を配置することで、担持体の主走査方向における画像の形成領域外に、調整パターンを形成可能な空き領域を確保できる。このような配置は、例えば、画像を回転させることで達成される。もっとわかり易く説明すれば、例えばA4サイズの画像をA4Rサイズの画像となるように回転させればよい。このようにして確保された空き領域(担持体の主走査方向における端部付近)に調整パターンを形成することで、自動調整によるダウンタイムを短縮できる。
また、中間転写ベルト31に形成された調整パターン61、62のみをクリーニングするクリーニングユニット70を設けることで、形成対象画像を損なうことなく、自動調整処理を実行できる。このクリーニングユニット70は、調整パターンをクリーニングする際に、パルスモータ71の動作に連動して中間転写ベルト31に当接する。一方で、調整パターンのクリーニングが終了すると、クリーニングユニット70は、パルスモータ71の動作に連動して中間転写ベルト31から離間する。これにより、調整パターンのトナー画像が転写ローラ36などを汚すおそれを低減している。
さらに、フォトセンサ60(60a、60b)を、画像形成位置の調整パターン61だけでなく、濃度調整パターン62をも読み取る手段として兼用することで、部品点数を削減でき、かつ、装置内のスペースを有効活用できる。
[第2の実施形態]
図8は、実施形態に係る他の自動調整処理の例示的なフローチャートである。なお、図6において既に説明した個所には同一の参照符号を付すことにより、説明を省略する。
一般に、画像形成処理においては、複数のA4サイズの画像を形成する途中でA3サイズの画像を形成することがある。また、調整パターンの長さも、A4サイズの画像に係る長辺の長さよりも長くなる場合もある。このような状況下では、調整パターンの形成が終了する前にA3画像の形成が開始される可能性がある。よって、両者が重畳形成されてしまうか、または、A3サイズの画像の一部が調整パターン用のクリーニングユニット70によって消去されてしまうおそれがある。そこで、以下では、サイズの異なる複数の画像を形成する際の自動調整処理について説明する。
ステップS801において、CPU202は、形成対象画像のサイズが所定以下であるかどうかを判定する。所定サイズ以下であれば、上記のステップS602ないしS610を実行する。その後ステップS811において、CPU202は、調整パターンの形成が終了したか否かを判定する。調整パターンの形成が終了していなければ、ステップS801に戻り、次の形成対象画像のサイズを判定する。
ここで、形成対象画像のサイズが所定サイズを越える場合、ステップS802に進む。例えば、所定サイズがA4に設定されていた場合、A3サイズの画像は所定サイズを超えることは言うまでもない。
ステップS802において、CPU202は、調整パターンの形成を中断する。例えば、CPU202は、画像処理回路206に対する調整パターンの画像データの送出を停止する。
ステップS803において、CPU202は、パルスモータ71を駆動させることで、クリーニングユニット70を中間転写ベルト31から離間させる。これにより、A3サイズの画像などの端部画像が誤って消去されないようにすることができる。
ステップS804において、CPU202は、調整パターンについては形成することなく、通常どおり、形成対象画像についてのみトナー画像を中間転写ベルト31に形成するよう制御する。ステップS805において、CPU202は、転写ローラ36を制御して転写処理を実行し、さらに定着ユニット40を制御して定着処理を実行する。その後は、ステップS805に戻る。
なお、再び、所定サイズ以下の画像を検出すると、CPU202は、ステップS602へと移行し、調整パターンの形成を再開する。
図9は、実施形態に係る調整パターンと通常画像とが形成された中間転写ベルトの例示的な平面図である。図から明らかなように、A4Rサイズの画像901を形成した次に、A3サイズの画像902が形成されている。このA3サイズの画像を形成するときは、中間転写ベルト31の主走査方向に十分な空き領域を確保できない。よって、A3サイズの画像902の形成中は調整パターンの形成を中断している。そして、次に、A4Rサイズの画像903が形成され始めると、調整パターンの形成が再開されている。
以上説明したように本実施形態によれば、形成対象となる画像のサイズを判定し、当該画像のサイズが所定のサイズより大きい場合には、調整パターンの形成を中断するよう制御するようにした。これにより、所定サイズを超える画像と、所定サイズ以下の画像とが混在するような画像形成処理においても、好適に調整パターンを形成することができる。例えば、調整パターンの形成が終了する前に所定サイズより大きなサイズの画像の形成が開始されると、両者が重畳されてしまう問題や、当該画像の一部がクリーニングユニット70によって消去されてしまう問題を、本実施形態に係る発明は好適に回避できる。
[他の実施形態]
上述の実施形態では、複数の画像形成部10を有するカラー画像形成装置100について説明した。しかしながら、本発明は、1つの画像形成部を有する1ドラム系カラー画像形成装置においても有効であることはいうまでもない。
図10は、実施形態に係る1ドラム系カラー画像形成装置の例示的な主要部を示す図である。時計方向に回転する感光ドラム201上に形成された静電潜像は、反時計方向に回転する4色現像ロータリ202の1色目のスリーブ203に到達すると、1色目のトナーが感光ドラム201の表面に吸着される。これにより、静電潜像が現像される。感光ドラム201上に形成されたトナー画像は、一次転写ローラ205によって、反時計方向に回転する中間転写体204に転写される。フルカラー画像を形成する場合は、中間転写体204を4回転させることで、それぞれ色の異なる4つのトナー画像が中間転写体204に多重転写される。これにより、フルカラー画像の1次転写が完了する。
一方、2次転写ローラ206によって、中間転写体204のトナー画像が記録紙P上に2次転写される。なお、残留トナーは、中間転写体204の表面上に当接・離間可能なクリーニングブレード207によって除去される。感光ドラム201の残留トナーは、ブレード208によって除去される。
上述のフォトセンサ60は、中間転写体上に転写された調整パターンを検知するために、一次転写ローラ205と2次転写ローラ206との間に配置される。調整パターンのみをクリーニングするクリーニングユニット70は、2次転写ローラ206よりもやや上流に配置されている。また、パルスモータ71は、クリーニングユニット70を中間転写体204の表面に当接させたり、離間させたりすることは既に説明したとおりである。なお、画像形成部の構成以外については、既に説明したとおりであるので、詳細な説明を省略する。
このように、1ドラム系カラー画像形成装置に本発明を適用した場合に、上述の優れた効果を奏することになる。例えば、所定サイズ以下の画像(A4サイズ以下の画像など)を形成する際に、当該画像の配置を工夫することで、調整パターンも同時に中間転写体204上に形成できるようにする。これにより、通常どおり画像形成を実行しながら、画像形成位置(レジストレーション)や画像形成濃度についても自動で調整することが可能となる。従って、本実施形態に係る発明は、従来の自動調整で必要であった待ち時間を大幅に短縮できる利点がある。すなわち、自動調整によるダウンタイムを短縮できる。
上述の実施形態では、クリーニングユニット70を用いて調整パターンを除去することで、二次転写ローラ36、206に余計なトナーが付着しないようにしていた。この調整パターン専用のクリーニングユニット70を設ける代わりに、幅の異なる複数の二次転写ローラを採用してもよい。そして、この複数の二次転写ローラを、通常の画像形成時と、調整パターンの形成時とで切り替えて使用することで、二次転写ローラがトナーにより汚れることを抑制しうる。
図11は、実施形態に係る例示的な複数の二次転写ローラを示す図である。この例では、上述の二次転写ローラ36、206を2つの二次転写ローラ1101、1102により構成している。二次転写ローラ1101は、中間転写ベルト31の主走査方向の長さと同程度の幅を有している。一方、二次転写ローラ1102は、中間転写ベルト31の主走査方向の長さよりも短い幅を有している。より具体的には、二次転写ローラ1102は、上述した所定サイズの画像における短辺の長さ程度である。すなわち、二次転写ローラ1102は、調整パターン62を転写材Pに転写させ内程度の幅を有している。また、二次転写ローラ1102は、中間転写ベルト31の中央部付近に配置されている。
二次転写ローラ1101、1102は、2つの支持部材1103によって軸支されている。支持部材1103は、モータドライブ部208によって駆動される不図示のモーターによって回動する。例えば、通常の画像形成時に、支持部材1103は、二次転写ローラ1101を中間転写ベルト31へと当接させるように回動する。二次転写ローラ1101と中間転写ベルト31との間には、転写材Pが介在することは言うまでもない。
一方、調整パターンとともに画像を形成するときは、支持部材1103は、二次転写ローラ1102を中間転写ベルト31へと当接させるように回動する。なお、二次転写ローラ1102の幅は、二次転写ローラ1102が調整パターンに接触しない程度に狭いため、二次転写ローラ1102がトナー画像によってよごれることはほとんどない。なお、調整パターンのトナー画像は、下流のクリーナーブレード51によって中間転写ベルト31上から除去される。
以上説明したように、調整パターン専用のクリーニングユニット70を設ける代わりに、幅の異なる複数の二次転写ローラ1101および1102を採用することで、二次転写ローラが調整パターンのトナー画像により汚濁することを抑制できる。
なお、この技術思想は、二次転写ローラに限定されるものではなく、一次転写ローラに対して適用できることは言うまでもない。但し、この場合は、フォトセンサ60と、調整パターンを除去するクリーナーユニット70を感光ドラム11に設ける必要がある。
実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 実施形態に係る制御ユニットの例示的なブロック図である。 実施形態に係る位置調整パターンの形成例を示す図である。 実施形態に係る濃度調整パターンの形成例を示す図である。 実施形態に係る調整パターンの形成位置を例示した平面図である。 実施形態に係る自動調整処理の例示的なフローチャートである。 実施形態に係る調整パターンと通常画像とが形成された中間転写ベルトの例示的な平面図である。 実施形態に係る他の自動調整処理の例示的なフローチャートである。 実施形態に係る調整パターンと通常画像とが形成された中間転写ベルトの例示的な平面図である。 実施形態に係る1ドラム系カラー画像形成装置の例示的な主要部を示す図である。 実施形態に係る例示的な複数の二次転写ローラを示す図である。

Claims (9)

  1. 現像剤による像を担持するための担持体と、
    所定サイズ以下の画像を形成する際に、画像形成位置および画像形成濃度のうち少なくとも一方を調整するための調整パターンを形成するための空き領域を前記担持体上に確保するよう、前記担持体上における前記画像の配置を決定する画像配置手段と、
    前記決定された配置に従って前記画像を前記担持体上に形成するとともに、前記空き領域に調整パターンを形成する画像形成手段と、
    前記形成された調整パターンを読み取る読取手段と、
    前記読み取った調整パターンに基づいて、画像形成位置および画像形成濃度のうち少なくとも一方を調整する調整手段と
    を含むことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 前記画像配置手段は、前記画像の短辺が前記担持体の主走査方向となるように該画像の配置を決定することで、前記担持体の主走査方向における前記画像の形成領域外に前記空き領域を確保することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。
  3. 前記画像配置手段は、形成対象の画像の長辺が前記担持体の主走査方向であった場合に、前記画像の短辺が該主走査方向となるように該画像を回転させる画像回転手段を含むことを特徴とする請求項2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 形成対象となる画像のサイズを判定するサイズ判定手段と、
    前記画像のサイズが所定のサイズより大きい場合には、前記調整パターンの形成を中断するよう制御する制御手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載のカラー画像形成装置。
  5. 前記読取手段は、前記画像形成位置を調整するための位置調整パターンに加え、前記画像形成濃度を調整するための濃度調整パターンをも検出することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のカラー画像形成装置。
  6. 前記担持体上に形成された前記調整パターンをクリーニングするクリーニング手段をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のカラー画像形成装置
  7. 前記クリーニング手段は、前記調整パターンをクリーニングする際に、前記担持体に対して当接し、前記調整パターンのクリーニングが終了すると、前記担持体から離間することを特徴とする請求項6に記載のカラー画像形成装置。
  8. 記録媒体上に前記画像を転写する第1の転写手段と、
    前記第1の転写手段よりも主走査方向における長さが短い第2の転写手段と
    をさらに含み、前記第2の転写手段は、前記調整パターンが前記担持体上に形成される際に使用されることを特徴とする請求項1ないし5の何れかに記載のカラー画像形成装置
  9. 現像剤による像を担持するための担持体を利用して画像を形成するカラー画像形成装置の制御方法であって、
    所定サイズ以下の画像を形成する際に、画像形成位置および画像形成濃度のうち少なくとも一方を調整するための調整パターンを形成するための空き領域を確保するよう、前記担持体上における前記画像の配置を決定するステップと、
    前記決定された配置に従って前記画像を前記担持体上に形成するとともに、前記空き領域に調整パターンを形成するステップと、
    前記形成された調整パターンを読み取るステップと、
    前記読み取った調整パターンに基づいて、画像形成位置および画像形成濃度のうち少なくとも一方を調整するステップと
    を含むことを特徴とするカラー画像形成装置の制御方法。
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