JP2006334460A - 電動式トリガー液体噴出器 - Google Patents

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隆治 田崎
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Abstract

【課題】誤って操作レバーが牽曳されることのない安全性の高い電動式トリガー液体噴出器を提案する。
【解決手段】電動ポンプ2bを作動させる駆動源2cを電源2dとともに組み入れたボディ2と、このボディ2に枢支されその牽曳によって駆動源2cのスイッチ2cをオンにして前記ポンプ2bを作動させる操作レバー3と、容器の内外を導通させる空気置換機構4と、この空気置換機構4につながるインテイク5を介して前記ボディ2を容器の口部に固定保持するベースキャップ6とにて構成する。そして、前記操作レバー3の側壁に、前記ボディ2の外縁2eに隣接する少なくとも1つの凹部又は開口を設け、前記噴出ノズル1に、該ノズル孔nの閉塞姿勢でもって操作レバー3の側壁及びその前面の少なくとも一部分に覆い被さって操作レバー3の不用意な牽曳を防止するカバー8を設け、該カバー8に、前記操作レバー3の凹部又は開口に適合する凸部を形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、操作レバーの牽曳により電動ポンプを作動させて容器内の液体を噴出させる電動式トリガー液体噴出器に関し、該操作レバーの、意に反する牽曳を確実に防止しようとするものである。
トリガー液体噴出器は、操作レバーを複数回にわたって繰り返し牽曳することでボディ内に組み込まれたポンプを駆動させ、容器内の内容物を吸引、加圧、圧送して噴出ノズルの先端より噴出させるもので、住居用等の洗浄剤等を入れた容器においてはその手軽さからかかる噴出器を装着した容器が数多く存在している(例えば特許文献1参照)。
ところで、この種の噴出器は、広い範囲に液体を噴出させる場合や長時間にわたって噴出させる場合には手が疲れたり痛くなる等の不具合があって、近年では、操作レバーをスイッチとしてそれを軽く牽曳しその牽曳姿勢を維持するだけの簡単な操作で液体の連続的な噴出を可能とした電動式のトリガー液体噴出器も見られるようになってきている(例えば特許文献2参照)。
特許第3243743号明細書 特開2003−261190号公報
しかしながら、電動式の噴出器は、液体の噴出操作が簡便であるが故に操作レバーが誤って牽曳されてしまうことも懸念され(容器の収納の際に操作レバーが他のものに接触する等)、容器の収納、保管状態でのポンプの作動を確実に回避できる構造についての対策が必要になってきていた。
本発明の課題は、操作レバーが不用意に牽曳されることのない安全性の高い電動式トリガー液体噴出器を提案するところにある。
本発明は、軸心の周りに回動させてノズル孔の開放、閉塞を可能とする噴出ノズルと、この噴出ノズルのノズル孔につながる噴出経路を有し容器内の内容物を吸引、加圧、圧送する電動ポンプ及びこの電動ポンプを作動させる駆動源を電源とともに組み入れたボディと、このボディに枢支されその牽曳によって駆動源のスイッチをオンにして前記ポンプを作動させる操作レバーと、容器の内外を導通させる空気置換機構と、この空気置換機構につながるインテイクを介して前記ボディを容器の口部に固定保持するベースキャップとからなり、
前記操作レバーの露出部分の側壁に、前記ボディの外縁に隣接する少なくとも1つの凹部又は開口を設け、
前記噴出ノズルに、該ノズル孔の閉塞姿勢でもって操作レバーの側壁及びその前面の少なくとも一部分に覆い被さって操作レバーの不用意な牽曳を防止するカバーを設け、
該カバーは、前記操作レバーの凹部又は開口に適合する凸部を有することを特徴とする電動式トリガー液体噴出器である。
前記空気置換機構は、操作レバーの牽曳に同期して容器の内外を導通させるシリンダー機構部とするのが好ましい。
噴出ノズルをその軸心の周りに回動させてノズル孔を閉とする際に、操作レバーの側壁及びその前面の少なくとも一部分がカバーによって覆い隠され、かつ、該カバーに設けられた凸部が、操作レバーの側壁に設けられた凹部又は開口に適合することとなり、これにより操作レバーは確実にロックされる。
空気置換機構を操作レバーの牽曳に同期して容器の内外を導通させるシリンダー機構部とすることにより、操作レバーの牽曳に伴い空気通路が確実に確保され、内容物の噴出の際、容器内に空気を導入し減圧に伴う容器内の変形を防止することができる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従う電動式トリガー液体噴出器の実施の形態を示した外観斜視図であり、図2はその側面図(断面表示)、図3は正面図、図4は平面図(一部を断面表示)、さらに図5は図2のA−A視図である。
図において1は軸心Lの周りに回動させてノズル孔nの開放、閉塞を可能とする噴出ノズル、2は噴出ノズル1に連結するボディである。このボディ2には図2、図4に示すように、噴出ノズル1のノズル孔nにつながる噴出経路2aを有し容器内の内容物を吸引管sを通して吸引するとともに加圧、圧送する電動ポンプ2bと、この電動ポンプ2bを作動させる駆動源2c(モーター)と、電池等の電源2dが組み込まれている。
また、3はボディ2の内側においてピンpを介して枢支された操作レバーである。この操作レバー3は図2中の矢印に従う牽曳にてそれに配置された押圧ロッド3aを介して駆動源2cのスイッチ2cを押圧、オンにして電動ポンプ2bを作動させる一方、牽曳にかかる力を解除することによってスイッチ2cをオフにして液体の噴出を停止する。
また、4は操作レバー3の牽曳に同期して容器の内外を導通させる空気置換用シリンダー機構である(図2参照)。この空気置換用シリンダー機構4は内容物の噴出の際、容器内に空気を導入し減圧に伴う容器の変形を防止する機能を有するもので、空気導入用の通路rを有するインテイク5に一体連結されたシリンダー4aと、このシリンダー4a内でスライド可能に弾性支持され先端部を操作レバー3に連係させたピストン4bからなる。
さらに、6はインテイク5を介してボディ2を容器の口部に固定保持するねじ止めタイプのベースキャップ(アンダーカットによる係合でもよい)、7は操作レバー3の側壁に設けられた凹部(又は開口)である(図3参照)。この凹部7(又は開口)はその側面の要部を図6に示す如くボディ2の外縁2eに隣接(一部分が接する)するように設けられている。
8は噴出ノズル1の外周に嵌合、固定保持することにより一体連結され該噴出ノズル1の回動によるノズル孔nの閉塞姿勢(図1)でもって操作レバー3の側壁及びその前面に覆い被さって該操作レバー3の誤った牽曳を防止するカバーである。このカバー8は操作レバー3の前面を略半分について覆う前面遮蔽体8a(前面の全域を覆うものとしてもよい)と、この前面遮蔽体8aに一体連結して操作レバー3の側壁を覆い隠す側面遮蔽体8bからなり、側面遮蔽体8bには図7に示すように、操作レバー3の側面に設けた凹部7(又は開口)に適合する凸部8cが設けられている。
かかる構成になる液体噴出器は、容器の保管、収納に際して操作レバー3にカバー8を覆い被せて保護することができるもので、このとき、側面遮蔽体8bの凸部8cが操作レバー3の凹部7(又は開口)に適合して該操作レバー3がロックされた状態になり、電動ポンプ2bが不用意に作動して内容物が噴出(漏れ出す)することがない。
カバー8は図示の例では噴出ノズル1の外周に嵌合、固定保持することによりに一体連結した構造のものを示したが、これは噴出ノズル1の外周から直接、前面遮蔽体8a及び側面遮蔽体8bが延設されるように一体連結するものであってもよく、この点については限定されない。また、カバー8は操作レバー3を覆い隠すことができ、かつ、その状態でロックすることができるものであればその形状は適宜変更することができる。
空気置換用シリンダー機構4を構成するピストン4bは、図8に示すような単一の摺動部4bを備えたものを適用することができるが、図9に示すような二重の摺動部4b、4bをもったものを適用してもよい。さらには、図示はしないが、前掲のシリンダー機構を利用した空気置換機構を採用せず、例えば特開2003−261190号公報に開示されているインテイクに直接弁機構を形成する構造も適宜採用することができる。
凹部7(又は開口)は操作レバー3を確実にロックするためボディ2の外縁2eに隣接する位置に設けることが肝要であり、少なくとも一ヶ所が開放された切欠状の凹部あるいは開口とすることもできる。
図10(a)(b)は本発明に従う電動式トリガー液体噴出器の他の実施の形態をその側面、平面について示した図である。
図10(a)(b)に示した電動式トリガー液体噴出器は、先の例で示した液体噴出器とは電源2d及びスイッチ2cの点で相違するものである。
先の例で示した液体噴出器は、電源2dを軸心(噴出ノズル1の軸心)Lに対して平行に配置したものを示したが、本発明はこれに限らず、図示のとおり垂直に配置することも可能であり、ボディの形状に合わせて適宜変更することが可能である。
また、本実施例におけるスイッチ2cは前掲の実施例とは異なるタイプ、すなわち、スイッチ2cがボディ2の外縁2eより突出して操作レバー3の内側に配置したタイプのものを示したものであり、このようなスイッチ2cを採用する場合、スイッチとなる板ばね部を押圧するために操作レバー3の押圧部は前面遮蔽体8aの裏面下方に凸部3bを設ける。なお、上記以外の構成は先の実施例と同一構成となっており、前述のカバー、空気置換機構、ロック機構などの変形構成も当然に適用可能である。
収納、保管、移動等に際して誤って内容物を噴出することのない安全性の高い電動式トリガー液体噴出器が提供できる。
また、空気置換機構を、操作レバーの牽曳に同期して容器の内外を導通させるシリンダー機構部とすることにより、操作レバーの牽曳に伴い空気通路が確実に確保され、内容物の噴出の際、容器内に空気を導入し減圧に起因した容器内の変形を防止できる電動式トリガー液体噴出器が提供できる。
本発明に従う電動式トリガー液体噴出器の実施の形態を示した外観斜視図である。 図1の側面を断面で示した図である。 図1の正面を示した図である。 図1の平面を一部断面で示した図である。 図2のA−A視図である。 図1に示した液体噴出器の操作レバーの側面を示した図である。 カバーの背面を示した図である。 図1の液体噴出器に適用した空気置換用シリンダー機構の断面を示した図である。 空気置換用シリンダー機構の他の例を示した図である。 本発明に従う電動式トリガー液体噴出器の他の実施の形態を示したものであり、(a)は平面を一部断面で示した図、(b)は側面を断面で示した図である。
符号の説明
1 噴出ノズル
2 ボディ
2a 噴出経路
2b 電動ポンプ
2c 駆動源
2d 電源
2e 外縁
3 操作レバー
3a 押圧ロッド
3b 凸部
4 空気置換用シリンダー機構
4a シリンダー
4b ピストン
5 インテイク
6 ベースキャップ
7 凹部
8 カバー
8a 前面遮蔽体
8b 側面遮蔽体
8c 凸部
n ノズル孔
L 軸心
s 吸引管
r 通路

Claims (2)

  1. 軸心の周りに回動させてノズル孔の開放、閉塞を可能とする噴出ノズルと、この噴出ノズルのノズル孔につながる噴出経路を有し容器内の内容物を吸引、加圧、圧送する電動ポンプ及びこの電動ポンプを作動させる駆動源を電源とともに組み入れたボディと、このボディに枢支されその牽曳によって駆動源のスイッチをオンにして前記ポンプを作動させる操作レバーと、容器の内外を導通させる空気置換機構と、この空気置換機構につながるインテイクを介して前記ボディを容器の口部に固定保持するベースキャップとからなり、
    前記操作レバーの側壁に、前記ボディの外縁に隣接する少なくとも1つの凹部又は開口を設け、
    前記噴出ノズルに、該ノズル孔の閉塞姿勢でもって操作レバーの側壁及びその前面の少なくとも一部分に覆い被さって操作レバーの不用意な牽曳を防止するカバーを設け、
    該カバーは、前記操作レバーの凹部又は開口に適合する凸部を有することを特徴とする電動式トリガー液体噴出器。
  2. 前記空気置換機構は、操作レバーの牽曳に同期して容器の内外を導通させるシリンダー機構部である、請求項1記載の電動式トリガー液体噴出器。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014128757A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Yoshino Kogyosho Co Ltd トリガー式液体噴出器

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