JP2006330154A - 照明光学系およびプロジェクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】絞り機構の長寿命化と低消費電力とを実現する。
【解決手段】照明光学系は、複数のLEDを2次元的に配置したLEDアレイ1,3,5と、このLEDアレイ1,3,5からの光束を均一化するレンズ光学系2,4,6,8,9〜11と、LEDアレイ1,3,5の各LEDの点灯/非点灯を所望の光コントラストに応じて制御するLED制御部15とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば液晶パネルやDMDなどの対象物を照明する照明光学系、およびこの照明光学系を用いたプロジェクタ装置に関するものである。
従来のプロジェクタ装置の構成を図5に示す。従来のプロジェクタ装置は、例えば特許文献1、特許文献2に開示されている。従来のプロジェクタ装置は、発光管101と、リフレクタ102と、紫外線/赤外線カットフィルタ103と、レンズアレイ104,105と、絞り106と、偏光ビームスプリッタ及び偏光変換素子107と、レンズ108と、R−ダイクロイックミラー109と、ミラー110と、レンズ111と、R−LCD(液晶パネル)112と、G−ダイクロイックミラー113と、レンズ114と、G−LCD115と、ミラー116と、B−リレイレンズ117と、ミラー118と、レンズ119と、B−入射側偏光板120と、B−LCD121と、B−射出側偏光板122と、X−ダイクロイックプリズム123と、投射レンズ124とを有する。
発光管101から放射された光は、リフレクタ102で反射され、紫外線/赤外線カットフィルタ103に入射し、紫外線と赤外線が除去される。なお、リフレクタ102は、発光管101から放射された光のうち赤外線を透過させる機能を有する。レンズアレイ104は、紫外線/赤外線カットフィルタ103を出射した光をレンズアレイ105に集光させる。レンズアレイ105を出射した光は、絞り106の開口部を通過して偏光ビームスプリッタ及び偏光変換素子107に入射する。偏光ビームスプリッタ及び偏光変換素子107は、出射光の偏光面を一定方向に揃えるものである。偏光ビームスプリッタ及び偏光変換素子107を出射した光は、レンズ108を通過してR−ダイクロイックミラー109に入射する。
R−ダイクロイックミラー109は、レンズ108の出射光のうち赤色光のみを反射させ、その他の色光を透過させる。R−ダイクロイックミラー109によって反射された赤色光は、ミラー110によって反射され、レンズ111を通過してR−LCD112に入射する。一方、G−ダイクロイックミラー113は、R−ダイクロイックミラー109を透過した光のうち緑色光のみを反射させ、その他の色光、すなわち青色光を透過させる。G−ダイクロイックミラー113によって反射された緑色光は、レンズ114を通過してG−LCD115に入射する。G−ダイクロイックミラー113を透過した青色光は、ミラー116によって反射され、B−リレイレンズ117を通過して、ミラー118によって反射される。さらに、ミラー118によって反射された光は、レンズ119とB−入射側偏光板120とを通過してB−LCD121に入射する。
外部から入力されたR,G,Bの入力映像信号を受け取った駆動回路(不図示)は、これらをR,G,Bの液晶駆動信号に変換して、R−LCD112、G−LCD115、B−LCD121にそれぞれ出力する。これにより、R−LCD112には、入力画像のうちR成分に関する画像が表示され、G−LCD115には、入力画像のうちG成分に関する画像が表示され、B−LCD121には、入力画像のうちB成分に関する画像が表示される。こうして、LCD112,115,121に入射した赤色光、緑色光、青色光は、入力映像信号に応じて変調される。B−LCD121を透過した青色光は、B−射出側偏光板122を通過する。次に、X−ダイクロイックプリズム123は、R−LCD112を透過した赤色光とG−LCD115を透過した緑色光とB−射出側偏光板122を透過した青色光とを合成する。最後に、X−ダイクロイックプリズム123によって合成された光は、投射レンズ124によって図示しないスクリーンに投射される。
特開平11−032278号公報 特開2001−228569号公報
図5に示したプロジェクタ装置では、絞り106の大きさを変化させることで、投射映像のコントラストと明るさを変化させるようにしている。
しかしながら、従来のプロジェクタ装置では、絞り106の寿命が短いという問題点があった。その理由は、(1)熱的負荷が大きいので、絞り106が熱変形し、その結果、絞り106の寿命が短くなったり、絞れる量にある限度が発生したりするためと、(2)絞り106を駆動するためにモータが必要であり、このモータの寿命が高熱のために短くなるためと、(3)絞り106が複数枚の絞り羽根から構成されており、絞り羽根同士が摺動するためである。また、従来のプロジェクタ装置では、冷却のためのファン等が必要となり、コストやスペース的に不利になるという問題点があった。
また、従来のプロジェクタ装置では、絞り106の大きさを変化させてF値を大きくし、投射映像のコントラストを上げた場合、投射映像の明るさが低下するが、明るさが低下したにも拘わらず、消費電力は下がらないという問題点があった。その理由は、明るさの低下が絞り106による光量の低下に起因し、発光管101の光量は変化しないからである。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、絞り機構の長寿命化と低消費電力とを実現することができる照明光学系およびプロジェクタ装置を提供することを目的とする。
本発明の照明光学系は、複数の発光素子を2次元的に配置した発光素子アレイと、この発光素子アレイの各発光素子の点灯/非点灯を所望の光コントラストに応じて制御する制御部とを有するものである。
また、本発明の照明光学系の1構成例において、前記制御部は、前記発光素子アレイを部分的に点灯させる場合に、前記発光素子アレイを全点灯させる場合よりも消費電力が低い範囲内で、点灯させる発光素子の明るさを増大させるものである。
また、本発明のプロジェクタ装置は、前記照明光学系と、この照明光学系からの光を入力映像信号に応じて変調する変調部と、この変調部で変調された光を投射する投射レンズとを有するものである。
また、本発明のプロジェクタ装置の1構成例において、前記照明光学系の制御部は、前記入力映像信号に応じて前記発光素子アレイの各発光素子の点灯/非点灯を制御するものである。
また、本発明のプロジェクタ装置の1構成例において、前記照明光学系の制御部は、前記投射レンズの絞りによるコントラスト調整と前記発光素子アレイによるコントラスト調整とを連動させるものである。
本発明によれば、発光素子アレイの各発光素子の点灯/非点灯を制御することにより、機械的な絞りで絞ったのと同じ状態を実現し、光コントラストを上げることができる。本発明では、機械的な絞りを使用しないため、絞り機構の長寿命化を実現することができる。また、絞り動作時の音がなく、絞りの応答速度も機械的な絞りに比べて非常に速くすることができる。また、本発明では、光コントラストを上げると同時に、消費電力を低減することができ、冷却負荷を低減することができる。
また、本発明では、発光素子アレイを部分的に点灯させる場合に、発光素子アレイを全点灯させる場合よりも消費電力が低い範囲内で、点灯させる発光素子の明るさを増大させることにより、最大照度の低下を抑えつつ、コントラストを上げることができる。
また、本発明では、照明光学系をプロジェクタ装置に用いる場合に、入力映像信号に応じて発光素子アレイの各発光素子の点灯/非点灯を制御することにより、映像シーンに応じたコントラストの最適化を実現することができ、非常に暗い映像シーンでの画質を向上させることができる。
また、本発明では、照明光学系をプロジェクタ装置に用いる場合に、投射レンズの絞りによるコントラスト調整と発光素子アレイによるコントラスト調整とを連動させることにより、コントラストを更に向上させることができ、ダイナミックレンジの幅を更に広げることができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態となるプロジェクタ装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態のプロジェクタ装置は、R−LED(発光ダイオード)アレイ1と、レンズアレイ2と、G−LEDアレイ3と、レンズアレイ4と、B−LEDアレイ5と、レンズアレイ6と、X−ダイクロイックプリズム7と、レンズアレイ8と、レンズ9,10,11と、全反射プリズム12と、DMD(商標)13と、投射レンズ14と、LEDアレイ1,3,5の点灯/非点灯を制御するLED制御部15とを有する。レンズアレイ2,4,6,8とレンズ9〜11とは、LEDアレイ1,3,5からの光束を均一化するレンズ光学系を構成し、全反射プリズム12とDMD13とは、入力映像信号に応じて光を変調する変調部を構成している。
以下、本実施の形態のプロジェクタ装置の動作を説明する。本実施の形態では、発光素子の集合体を光源としている。R−LEDアレイ1は、発光素子である赤色LEDを2次元的に配置し、G−LEDアレイ3は、緑色LEDを2次元的に配置し、B−LEDアレイ5は、青色LEDを2次元的に配置したものである。R−LEDアレイ1の1個のLEDは、レンズアレイ2の1個のレンズセル及びレンズアレイ8の1個のレンズセルと対応している。同様に、G−LEDアレイ3の1個のLEDは、レンズアレイ4の1個のレンズセル及びレンズアレイ8の1個のレンズセルと対応し、B−LEDアレイ5の1個のLEDは、レンズアレイ6の1個のレンズセル及びレンズアレイ8の1個のレンズセルと対応している。
X−ダイクロイックプリズム7は、4つの直角プリズムを貼り合わせ、その貼り合わせ面にダイクロイック層を形成したものである。レンズアレイ2の各レンズセルは、R−LEDアレイ1の対応する赤色LEDから発せられた赤色光がX−ダイクロイックプリズム7によって反射された上で、レンズアレイ8の対応するレンズセルに入射するよう、赤色光を集光させる。レンズアレイ4の各レンズセルは、G−LEDアレイ3の対応する緑色LEDから発せられた緑色光がX−ダイクロイックプリズム7を通過した上で、レンズアレイ8の対応するレンズセルに入射するよう、緑色光を集光させる。レンズアレイ5の各レンズセルは、B−LEDアレイ5の対応する青色LEDから発せられた青色光がX−ダイクロイックプリズム7によって反射された上でレンズアレイ8の対応するレンズセルに入射するよう、青色光を集光させる。
こうして、R−LEDアレイ1、G−LEDアレイ3、B−LEDアレイ5から発せられた赤色光の光束、緑色光の光束、青色光の光束は、それぞれレンズアレイ2,4,6で集光されつつ、X−ダイクロイックプリズム7によって一軸に合成される。これらの合成された光束は、レンズアレイ8により集光され、レンズ9〜11によってテレセントリックな光(光軸と平行な光)に変換される。レンズ11を出射した光は、全反射プリズム12によって反射され、DMD13に入射する。
DMD(Digital Micromirror Device)13は、ミクロンサイズの微小なマイクロミラーを2次元的に例えば数十万個配置したものであり、各マイクロミラーの傾きを変化させることで光の出射方向を変化させる役割を有する。マイクロミラーがオン状態の角度のときは、このマイクロミラーで反射した光束が全反射プリズム12を透過して投射レンズ14に入射し、投射レンズ14によって図示しないスクリーンに投影される。すなわち、マイクロミラーに対応する画素が明るくなる。一方、マイクロミラーがオフ状態の角度のときは、このマイクロミラーで反射した光束は投射レンズ14には入射せず、所定の光吸収部(不図示)に入射して吸収される。したがって、マイクロミラーに対応する画素が暗くなる
DMD13は、このような光のオン/オフを入力映像信号に応じてマイクロミラー毎に高速に行う。DMD13の出射光は、オン/オフのパルス光であるが、パルス幅が極めて短いために、スクリーンに投影された映像を見る人の目には、パルス光を積分した結果が認識される。こうして、時空間的な光の積分により明るさや色の階調を表現し、スクリーン上に映像を投影する。
本実施の形態は、以上のようなプロジェクタ装置において、従来の絞りと同様の機能を実現するために、LED制御部15を備えている。図2(a)、図2(b)はR−LEDアレイ1をレンズアレイ2側から見た平面図であり、図2(a)は赤色LEDが全点灯している状態を示し、図2(b)は赤色LEDが部分点灯している状態を示している。図2(a)、図2(b)において、Lは点灯しているLEDを示し、Nは消灯しているLEDを示している。
LED制御部15は、通常、R−LEDアレイ1、G−LEDアレイ3及びB−LEDアレイ5の各LEDを図2(a)に示すように全点灯させているが、ユーザの要求に応じて映像のコントラストを上げる場合には、図2(b)に示すようにLEDアレイ1,3,5のそれぞれの周辺部のLEDを消灯させ、中央部のLEDのみ点灯させる。このLEDアレイの中央部のみを点灯させた状態は、図5に示したプロジェクタ装置において絞り106を絞った状態と等価である。
こうして、本実施の形態では、LEDアレイのうち一部のLEDを消灯させることにより、機械的な絞りで絞ったのと同じ状態を実現し、光源の瞳の大きさを小さくすることでF値を大きくし、映像のコントラストを上げることができる。コントラストを任意の値に変化させるには、コントラストとLEDアレイ1,3,5の点灯状態との関係を予めLED制御部15に設定しておく。そして、この設定された関係に従って、LED制御部15が、要求されたコントラストになるようにLEDアレイ1,3,5の各LEDの点灯/非点灯を制御すればよい。
図3は本実施の形態のプロジェクタ装置の効果を説明するための図であり、図3(a)はLEDアレイの点灯状態の変化による照度及びコントラストの変化を示す図、図3(b)は消費電力の変化を示す図、図3(c)は冷却負荷の変化を示す図である。図3(a)〜図3(c)において、AはLEDアレイ1,3,5の各LEDを全点灯させた場合を示し、BはLEDを部分点灯させた場合を示している。
本実施の形態では、機械的な絞りを使用しないため、絞り機構の長寿命化を実現することができる。また、絞り羽根同士が摺れることがないので、絞り動作時の音がなく、絞りの応答速度も機械的な絞りに比べて非常に速くすることができる。
また、図3(b)に示すように、全点灯時の消費電力を100とすると、コントラストを上げた場合(A→Bに変化させた場合)には、LED制御部15からLEDアレイ1,3,5に供給する電力を減らすことができるので、消費電力を例えば半分の50に減らすことができ、省エネルギーを実現することができる。
また、LEDアレイ1,3,5には、必要に応じてヒートシンクや電動ファン、ペルチエ素子などの冷却ユニット(不図示)が設けられる。本実施の形態では、図3(c)に示すように、全点灯時の冷却負荷を1とすると、コントラストを上げた場合には、冷却負荷を例えば半分の0.5に減らすことができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態によれば、LEDアレイの点灯状態を変化させることで映像のコントラストを上げることができるが、コントラストを上げると、明るさが低下してしまうという問題がある。例えば図3(a)に示した例では、全点灯時の照度を100とすると、コントラストを上げた場合には、照度が例えば半分の50に低下する。本実施の形態は、このような問題を解消することを目的とするものである。本実施の形態においても、プロジェクタ装置の構成は第1の実施の形態と同様であるので、図1の符号を用いて説明する。
本実施の形態におけるLED制御部15は、ユーザの要求に応じて映像のコントラストを上げる場合、第1の実施の形態と同様にLEDアレイ1,3,5のそれぞれの周辺部のLEDを消灯させ、中央部のLEDのみ点灯させる。このとき、冷却性能は同じままで周辺部のLEDを消灯させると、LED1個に対する冷却性能が相対的に向上する。したがって、1個のLEDに投入する電力を全点灯時よりも大きくすることが可能となる。そこで、本実施の形態のLED制御部15は、中央部のLEDのみ点灯させたとき、全点灯時の消費電力よりも消費電力が低い範囲内で、中央部のLEDの明るさを増大させる。つまり、本実施の形態では、LEDアレイ1,3,5の周辺部のLEDを消灯させることで不要になった電力を中央部のLEDに投入する。これにより、第1の実施の形態の部分点灯時に比べて、コントラスト(ダイナミックレンジ)をそのままにして最大照度を上げることができる。
図4は本実施の形態のプロジェクタ装置の効果を説明するための図であり、図4(a)はLEDアレイの点灯状態の変化による照度及びコントラストの変化を示す図、図4(b)は消費電力の変化を示す図、図4(c)は冷却負荷の変化を示す図である。図4(a)〜図4(c)において、AはLEDアレイ1,3,5の各LEDを全点灯させた場合を示し、CはLEDを部分点灯させた場合を示している。
図4(a)に示すように、全点灯時の最大照度100に対して、コントラストを上げた場合(A→Cに変化させた場合)の最大照度は例えば75となり、第1の実施の形態に比べて最大照度を上げることができる。また、図4(b)に示すように、コントラストを上げた場合の消費電力は例えば75となり、第1の実施の形態の部分点灯時の消費電力50に比べて増大するが、全点灯時の消費電力100よりも低い値を実現することができる。また、図4(c)に示すように、コントラストを上げた場合の冷却負荷は例えば0.75となり、第1の実施の形態の部分点灯時の冷却負荷0.5に比べて増大するが、全点灯時の冷却負荷1よりも低い値を実現することができる。
[第3の実施の形態]
第1、第2の実施の形態では、ユーザの要求に応じてLEDアレイの点灯状態を変化させているが、入力映像信号のゲインに応じてLEDアレイの点灯状態を変化させ、コントラストを調整するようにしてもよい。すなわち、例えば入力映像信号のレベルが低い場合は、明るさを下げると同時にコントラストを上げ、入力映像信号のレベルが高い場合は、明るさを上げると同時にコントラストを下げることにより、映像シーンに応じたコントラストの最適化を実現することができ、非常に暗い映像シーンでの画質を向上させることができる。
[第4の実施の形態]
プロジェクタ装置の投射レンズ14には機械的な絞り機構が設けられている場合があり、この絞り機構により映像のコントラストを調整することができるが、この絞り機構によるコントラスト調整と第1〜第3の実施の形態で説明したLEDアレイによるコントラスト調整とを連動させるようにしてもよい。例えば、LED制御部15は、投射レンズ14の絞りがコントラストを上げる方向に動き、投射レンズ14の瞳が小さくなった場合には、LEDアレイ1,3,5も、投射レンズ14の瞳に入りきれる大きさになるような点灯状態に制御する。これにより、電力を無駄に使うことなく、コントラストを更に向上させることができ、映像のダイナミックレンジの幅を更に広げることができる。
本発明は、照明光学系とこれを用いたプロジェクタ装置に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態となるプロジェクタ装置の構成を示すブロック図である。 図1のプロジェクタ装置におけるLEDアレイの平面図である。 図1のプロジェクタ装置の効果を説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態の効果を説明するための図である。 従来のプロジェクタ装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…R−LEDアレイ、2、4、6、8…レンズアレイ、3…G−LEDアレイ、5…B−LEDアレイ、7…X−ダイクロイックプリズム、9、10、11…レンズ、12…全反射プリズム、13…DMD、14…投射レンズ、15…LED制御部。

Claims (5)

  1. 複数の発光素子を2次元的に配置した発光素子アレイと、
    この発光素子アレイの各発光素子の点灯/非点灯を所望の光コントラストに応じて制御する制御部とを有することを特徴とする照明光学系。
  2. 請求項1記載の照明光学系において、
    前記制御部は、前記発光素子アレイを部分的に点灯させる場合に、前記発光素子アレイを全点灯させる場合よりも消費電力が低い範囲内で、点灯させる発光素子の明るさを増大させることを特徴とする照明光学系。
  3. 請求項1又は2記載の照明光学系と、
    この照明光学系からの光を入力映像信号に応じて変調する変調部と、
    この変調部で変調された光を投射する投射レンズとを有することを特徴とするプロジェクタ装置。
  4. 請求項3記載のプロジェクタ装置において、
    前記照明光学系の制御部は、前記入力映像信号に応じて前記発光素子アレイの各発光素子の点灯/非点灯を制御することを特徴とするプロジェクタ装置。
  5. 請求項3又は4記載のプロジェクタ装置において、
    前記照明光学系の制御部は、前記投射レンズの絞りによるコントラスト調整と前記発光素子アレイによるコントラスト調整とを連動させることを特徴とするプロジェクタ装置。
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