JP2006320132A - 電気接続箱 - Google Patents

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Masatoshi Egawa
雅利 江川
Takuya Nakayama
拓哉 中山
Yumi Sekine
由実 関根
Masanori Sugiura
真紀 杉浦
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Abstract

【課題】組立作業性の良い電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、電気部品が装着される箱本体2と、箱本体2覆うロアカバー3と、ロアカバー3側から箱本体2の奥壁2cに設けられた端子取付部9に取り付けられる端子金具5とを備えている。この箱本体2には、箱本体2のロアカバー3寄りの縁24から端子取付部9に向かって延びた第1のガイド部23が形成されているとともに、ロアカバー3には、第1のガイド部23から連続し、かつ、ロアカバー3の箱本体2寄りの縁34から端子取付部9と離れる方向に延びた第2のガイド部33が形成されている。そして、第1のガイド部23の幅H1は、第2のガイド部33の幅H2より狭く形成されている。これら第1のガイド部23及び第2のガイド部33は、端子金具5をロアカバー3側から端子取付部9に亘って案内する。
【選択図】図4

Description

本発明は、移動体としての自動車などに搭載される電気接続箱に関する。
移動体としての自動車には、一般に、ヘッドランプ及びテールランプなどのランプ類、スタータモータ及びエアコンディショナ用のモータ等のモータ類、などの多種多様な電子機器が搭載されている。
前述した多種多様な電子機器に電力を供給するために、前記自動車は、ジャンクションブロックを適宜箇所に配置してきた。前記ジャンクションブロックは、多数のヒューズやリレー等の各種の電気回路ユニットを集約して構成されている。
なお、ジャンクションブロックは、ヒューズ、リレー、ブスバーなどを有することもあることから、ヒューズブロック、リレーボックス、又は総称して電気接続箱とも呼ばれる。本明細書では、前述したヒューズブロック、リレーボックス、ジャンクションブロックを、総称して以下電気接続箱と呼ぶ(例えば特許文献1参照)。
電気接続箱は、外郭を形成する箱本体と、箱本体に取り付けられるカバー部材と、電源側と接続した電線の端部に取り付けられた端子金具などを備えている。箱本体の上面には、前述したリレー、ヒューズやヒュージブルリンクなどの電気部品が装着される装着部が複数設けられている。また、箱本体の下面には、前述した自動車に配索されるワイヤハーネスのコネクタが嵌合する。さらに、箱本体は、前述した電気部品とワイヤハーネスなどの端子金具とを予め定められたパターンにしたがって接続するバスバなどを収容している。カバー部材は、箱本体に取り付けられると、前述したワイヤハーネスのコネクタなどを覆う。
端子金具は、導電性の板金からなり、平板状の電気接触部と、電気接触部に連なった電線接続部とを備えている。電気接触部には、ボルトのねじ部を通すことのできる孔又は切欠きが設けられている。電気接触部は、孔又は切欠き内にねじ部が通った状態のボルトが箱本体にねじ込まれるなどして、箱本体に取り付けられるとともに、箱本体に収容されたバスバと電気的に接続する。電線接続部は、電源側と接続した電線をかしめるかしめ片などを備えている。電線接続部は、かしめ片で電線をかしめて、該電線の芯線と接続する。
このように、電気接続箱は、電源から電線及び端子金具を介して供給される電力を、箱本体に収容されたバスバ、ヒュージブルリンク、ワイヤハーネスの電線などを介して前述したヘッドランプ等の電子機器に供給する。
特許文献1の電気接続箱101は、図6及び図7に示すように、上面102aにヒュージブルリンク108などの電気部品が装着される箱本体102と、箱本体102内に収容されかつバスバ112などを有した図示しない配線盤と、箱本体102の下面102b側を覆うロアカバー103と、電源側と接続した電線104の端部に取り付けられた端子金具105などを備えている。
箱本体102の側面には、端子金具105が取り付けられる端子取付部109が設けられている。この端子取付部109は、外部荷重からの保護や防水性を考慮する上で、外壁によって覆われた構造となっている。
ロアカバー103には、ロアカバー103の外部と内部を連通した端子挿入口113が設けられている。端子金具105は、端子挿入口113からロアカバー103内に挿入される。また、ロアカバー103の内側には、端子挿入口113から端子取付部109に向かって延びたガイド部114が設けられている。ガイド部114は、前述した端子取付部109とほぼ同一面となる底壁114aと、この底壁114aの両側縁から立設した側壁114b,114bとから構成されている。このようなガイド部114は、図7に示すように、端子挿入口113から挿入された端子金具105を、底壁114aに沿わせつつ、端子取付部109に向かって案内する。
さらに、箱本体102の端子取付部109付近には、位置決め部115が設けられている。この位置決め部115は、端子金具105の先端が当接する当て面115aと、この当て面115aが当接した状態の端子金具105の両側方に形成された側面115b,115bとを備えている。ガイド部114に案内されながら位置決め部115まで達した端子金具105は、側面115b,115bにガイドされて先端が当て面115aに当接し、端子取付部109に位置決めされる。
端子取付部109に位置決めされた端子金具105は、端子取付部109の表面をなすバスバ112と重ねられて該バスバ112と電気的に接続する。また、該バスバ112は、ヒュージブルリンク108の端子部108a及び図示しない各種電気部品と接続して、端子金具105から供給される電力をこれらに伝える。さらに、端子金具105は、箱本体102の側方から挿入されるボルト110が、箱本体102内に埋設されたナット111と螺合することにより、端子取付部109に固定される。
前述した電気接続箱101は、以下のように組み立てられる。まず、箱本体102内にバスバ112などが配索された配線盤が収容されて、箱本体102の上面102aにヒュージブルリンク108などの電気部品が装着される。そして、箱本体102の下面102b側にワイヤハーネスのコネクタが嵌合されるとともに、ロアカバー103が取り付けられる。その後、端子挿入口113から、電線104が取り付けられた状態の端子金具105が挿入されるとともに、ガイド部114に案内された端子金具105が端子取付部109に重ねられる。そして、ボルト110により端子金具105が端子取付部109に固定されて、電気接続箱101が組み立てられる。
特開平9−154218号公報
しかしながら、特許文献1に示された電気接続箱101は、ロアカバー103側に設けられたガイド部114と、箱本体102側に設けられた位置決め部115とが間隔をあけている。このため、ガイド部114と位置決め部115との間に端子金具105を通す作業を、手探りで行うことになるため、作業効率が良くないという問題があった。
本発明は、特許文献1に示された電気接続箱を改良するものであり、端子金具の電気接続箱への取り付け作業において、更なる作業性向上を図ることができる電気接続箱を提供することをその目的とする。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の電気接続箱は、表面に電気部品が装着される装着部を設けた箱本体と、前記箱本体の前記装着部と反対側を覆うカバー部材と、前記箱本体の外壁に沿って前記カバー部材から前記箱本体に向かう方向に移動されて前記箱本体に設けられた端子取付部に取り付けられる端子金具と、を備えた電気接続箱であって、前記箱本体に設けられるとともに、前記箱本体の前記カバー部材寄りの縁から前記端子取付部に向かって延びているとともに、前記端子金具を前記端子取付部に案内する第1のガイド部と、前記カバー部材に設けられるとともに、該第1のガイド部から連続し、かつ、前記カバー部材の前記箱本体寄りの縁から前記端子取付部と離れる方向に延びているとともに、前記端子金具を前記第1のガイド部に案内する第2のガイド部と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の電気接続箱は、請求項1に記載の電気接続箱において、前記第1のガイド部と前記第2のガイド部とのうち少なくとも一方に、前記第2のガイド部から前記第1のガイド部に向かうにしたがって徐々に幅が狭くなる傾斜部を設けたことを特徴としている。
請求項1に記載の電気接続箱は、カバー部材側から箱本体の端子取付部に亘って第2のガイド部と第1のガイド部とが連続して形成されているので、端子金具を端子取付部に確実に位置決めすることができる。よって、電気接続箱の組立作業性を向上させることができる。
請求項2に記載の電気接続箱は、第1のガイド部及び第2のガイド部の幅が、カバー部材側から端子取付部に向かうにしたがって徐々に狭くなるように形成されているので、端子金具を容易に挿入方向奥側の端子取付部まで挿入することができる。よって、電気接続箱の組立作業性をさらに向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる電気接続箱を、図1ないし図5に基づいて説明する。本実施形態にかかる図1に示す電気接続箱1は、移動体としての自動車に搭載されるとともに、電源側と負荷側との間に配置される。
電気接続箱1は、図1及び図2に示すように、箱本体2と、図示しない配線盤と、カバー部材としてのロアカバー3と、箱本体2に設けられた端子取付部9と、該端子取付部9に取り付けられる端子金具5、などを備えている。
箱本体2は、絶縁性の合成樹脂からなり、周知の射出成形により成形される。箱本体2は、複数の外壁21により、筒状(箱状)に形成されている。箱本体2の図1の上側に位置する上面2aには、リレー6、ヒューズ7、ヒュージブルリンク8などの電気部品が装着される装着部6a,7a,8aが複数設けられている。また、箱本体2の上面2aの裏側に位置する下面2bには、自動車に配索されるワイヤハーネスのコネクタが嵌合する。
箱本体2の図1の手前側に位置する外壁21の内側には、該外壁21と連なった奥壁2c(図3に示す)が形成されている。奥壁2cは、前述した上面2aと下面2bとが互いに相対する方向に沿って、ロアカバー3寄りの縁24から上面2aに向かって延びている。この奥壁2cには、後述する端子取付部9が設けられている。
配線盤は、導電性のバスバ12と、絶縁板などを備えている。バスバ12は、導電性の板金に打ち抜き加工などのプレス加工が施されて得られる。複数のバスバ12は、互いに重ねられている。絶縁板は、互いに重ねられたバスバ12間などに配され、バスバ12同士が意図しない箇所で相互に電気的に接続すること即ち短絡することを防止するとともに、バスバ12を位置決めしている。
配線盤は、箱本体2に収容されると、リレー6、ヒューズ7、ヒュージブルリンク8、などの箱本体2に装着された電気部品と、電気接続箱1の外部側と接続したワイヤハーネス(電線)の端子金具と、端子取付部9とを予め定められたパターンにしたがって、互いに電気的に接続する。
ロアカバー3は、絶縁性の合成樹脂からなり、周知の射出成形により成形される。ロアカバー3は、複数の外壁31により、筒状(箱状)に形成されている。ロアカバー3は、箱本体2の下面2b側に取り付けられると、前述したワイヤハーネスのコネクタなどを覆う。
また、ロアカバー3の図1の手前側に位置する外壁31の、箱本体2寄りの縁34から離れた側には、ロアカバー3の外部から内部に連通した端子挿入口15が設けられている。該端子挿入口15には、後述する電線4に取り付けられた端子金具5が通される。さらに、端子挿入口15が設けられた外壁31の内側には、該外壁31と連なった奥壁3c(図3に示す)が形成されている。奥壁3cは、前述した箱本体2の奥壁2cと面一に形成されているとともに、箱本体2寄りの縁34から端子挿入口15に向かって延びている。なお、端子挿入口15及び奥壁3cに関しては、後に詳しく説明する。
端子取付部9は、図3に示すように、箱本体2の奥壁2cに設けられるとともに、前述の配線盤に配されたバスバの一部12aと、位置決め部14と、ボルト10と、ナット11などを備えている。
バスバの一部12aは、奥壁2cの外壁21側に配されている。バスバの一部12aの外壁21と相対した表面には、後述する端子金具5の電気接触部51が重ねられる。即ち、バスバの一部12aは、端子取付部9の表面をなしている。
位置決め部14は、箱本体2の上面2a側から延設されるとともに、端子金具5の先端部と当接する当接面14aと、端子金具5の両側面と当接する当接側面14b,14bとを備えたコ字状に形成されている。位置決め部14は、端子金具5を、端子取付部9の規定の位置に位置決めする。
そして、規定の位置に位置決めされた電気接触部51をボルト10で固定する。該ボルト10と螺合するナット11は奥壁2c内に埋設されている。なお、ボルト10を締め付ける際は、端子取付部9と相対する外壁21に設けられ、かつ、外壁21の内部から外部に貫通した治具挿入孔22(図1ないし図3に示す)から治具(図示せず)を挿入して締め付けを行う。
端子金具5は、導電性の板金からなり、図2に示すように、平板状の電気接触部51と、電気接触部に連なった電線接続部52とを備えている。電気接触部51には、前述したボルト10のねじ部10a(図3に示す)を通すことのできる切欠き53が設けられている。電線接続部52は、電線4をかしめるかしめ片54などを備えている。電線接続部52は、かしめ片54で電線4をかしめて、該電線4の芯線と接続する。なお、電線4は、オルタネータなどの電源側と接続している。
端子金具5は、電線接続部52に電線4がかしめられた状態で、電気接触部51が端子取付部9の表面をなすバスバの一部12aに重ねられるとともに、位置決め部14によって規定の位置に位置決めされる。そして、ボルト10のねじ部10aが切欠き53内を通ってナット11に螺合することで端子取付部9に取り付けられる。
こうして、電源側と接続した電線4に取り付けられた端子金具5と、箱本体2の電気部品側と接続したバスバの一部12aとが電気的に接続し、電源から供給される電力がヒュージブルリンク8などの電気部品や、ワイヤハーネスの電線などを介して、ランプやモータなどの負荷側に供給される。
電気接続箱1は、さらに、前述した電線4に取り付けられた端子金具5を、電気接続箱1の外部から、前述した端子取付部9に案内する第1のガイド部23と、第2のガイド部33とを備えている。
第1のガイド部23は、箱本体2に設けられているとともに、前述した端子取付部9が設けられた奥壁2cと、該奥壁2cと相対する外壁21と、外壁21の内表面から立設し、かつ奥壁2cと連なった一対の側壁25,25との4つの壁からなる角筒状に形成されている。一対の側壁25,25は、ロアカバー3寄りの縁24から端子取付部9に亘って延びている。即ち、第1のガイド部23は、外壁21と一対の側壁25,25と奥壁2cとを含んだ角筒状の部分のうちロアカバー3寄りの縁24から端子取付部9までをいう。第1のガイド部23は、ロアカバー3寄りの縁24から端子取付部9に亘って連通している。
第1のガイド部23内を案内される端子金具5は、第1のガイド部23の奥壁2cの表面上を端子取付部9に向かって摺動する。このような奥壁2cの端子金具5が摺動する表面は、端子金具5が重ねられる端子取付部9の表面と同面になるように形成されている。
また、一対の側壁25,25は、図4に示すように、互いの側壁25,25同士が平行に配された平行部25aと、ロアカバー3寄りの縁24から端子取付部9に向かうにしたがって徐々に側壁25,25間の間隔が狭くなるように形成された傾斜部25bとを備えている。なお、側壁25,25間の間隔を以下、第1のガイド部23の幅H1という。第1のガイド部23の幅H1は、端子金具5に取り付けられる電線4の長手方向に直交する方向の幅をいう。
第2のガイド部33は、ロアカバー3に設けられているとともに、前述した奥壁3cと、該奥壁3cと相対する外壁31と、外壁31の内表面から立設し、かつ奥壁3cと連なった一対の側壁35,35との4つの壁からなる角筒状に形成されている。一対の側壁35,35は、箱本体2寄りの縁34から箱本体2と離れる方向に延びている。即ち、第2のガイド部33は、外壁31と一対の側壁35,35と奥壁3cとを含んだ角筒状の部分のうち箱本体2寄りの縁34から端子挿入口15までをいう。第2のガイド部33は、箱本体2寄りの縁34から端子挿入口15に亘って連通している。
端子挿入口15から挿入されるとともに第2のガイド部33内を案内される端子金具5は、第2のガイド部33の奥壁3cの表面上を第1のガイド部23に向かって摺動する。
また、一対の側壁35,35は、図4に示すように、互いの側壁35,35同士が平行に配された平行部35aと、端子挿入口15から第1のガイド部23に向かうにしたがって徐々に側壁35,35間の間隔が狭くなるように形成された傾斜部35bとを備えている。なお、側壁35,35間の間隔を以下、第2のガイド部33の幅H2という。第2のガイド部33の幅H2は、端子金具5に取り付けられる電線4の長手方向に直交する方向の幅をいう。
上述した構成の第1のガイド部23及び第2のガイド部33は、第2のガイド部33の4つの壁31,3c,35,35の縁34側の端部が、第1のガイド部23の4つの壁21,2c,25,25の縁24側の端部とそれぞれ当接する。即ち、第2のガイド部33は、第1のガイド部23から連続して形成されている。そして、図4に示すように、第1のガイド部23の幅H1は、第2のガイド部33の幅H2よりも狭くなっている。
このような構成の第1のガイド部23及び第2のガイド部33内を案内される端子金具5は、電線接続部52に電線4が取り付けられた状態で、ロアカバー3側に設けられた幅の広い端子挿入口15から第2のガイド部33内に挿入される。そして端子金具5は、図5(a)に示すように、第1のガイド部23に向かうにしたがって幅H2の狭くなった側壁35,35に案内されながら第1のガイド部23内に挿入され、さらに、端子取付部9に向かうにしたがって幅H1の狭くなった側壁25,25に案内されて、図5(b)に示すように、端子取付部9に重ねられる。
前述した電気接続箱1は、以下のように組み立てられる。まず、箱本体2内にバスバ12などが配索された配線盤が収容されて、箱本体2の上面2aにリレー6やヒュージブルリンク8などの電気部品が装着される。そして、箱本体2の下面2b側にワイヤハーネスのコネクタが嵌合されるとともに、ロアカバー3が取り付けられる。その後、端子挿入口15から、電線接続部52に電線4が取り付けられた状態の端子金具5が挿入されるとともに、第2のガイド部33内、第1のガイド部23内を通された端子金具5の電気接触部51が端子取付部9に重ねられる。そして、ボルト10により端子金具5が端子取付部9に固定されて、電気接続箱1が組み立てられる。
このような電気接続箱1は、自動車に搭載されて、電源などから供給される電力を、バスバ12、ヒュージブルリンク8、ワイヤハーネスの電線などを介して自動車の電子機器に供給する。
本実施形態の電気接続箱1によれば、電源側と接続した電線4に取り付けられた端子金具5と、箱本体2内部に収容されたバスバ12とが接続する端子取付部9が、箱本体2の外壁21によって覆われているので、外部荷重や、粉塵、雨水などから端子取付部9を保護することができる。さらに、端子取付部9に連通した端子挿入口15をロアカバー3に設けているので、ロアカバー3を箱本体2に取り付けた状態で端子金具5を電気接続箱1に接続することができる。よって、電気接続箱1の組立作業性を向上させることができる。
また、本実施形態の電気接続箱1によれば、ロアカバー3側に設けられた端子挿入口15から箱本体2に設けられた端子取付部9に亘って第2のガイド部33と第1のガイド部23とが連続して形成されているので、端子金具5を端子取付部9に確実に案内することができる。よって、電気接続箱1の組立作業性を向上させることができる。
さらに、本実施形態の電気接続箱1によれば、第1のガイド部23の幅H1が、第2のガイド部33の幅H2よりも狭く形成されているので、端子金具5を容易に端子挿入口15から挿入方向奥側の端子取付部9まで挿入することができる。よって電気接続箱1の組立作業性をさらに向上させることができる。
なお、前述した実施形態では、第1のガイド部23の側壁25に、端子取付部9に向かうにしたがって側壁25,25間の間隔が狭くなるように形成された傾斜部25bが形成されるとともに、第2のガイド部33の側壁35に、第1のガイド部23に向かうにしたがって側壁35,35間の間隔が狭くなるように形成された傾斜部35bが形成されていたが、本発明の電気接続箱では、第1のガイド部及び第2のガイド部のうち少なくとも一方に傾斜部が形成されていれば良い。
さらに、前述した実施形態では、第1のガイド部23の一対の側壁25,25に、互いに平行になるように配された平行部25aが形成されるとともに、第2のガイド部33の一対の側壁35,35に、互いに平行になるように配された平行部35aが形成されていたが、本発明の電気接続箱では、必ずしも上記平行部25a,35aを形成しなくても良く、側壁25,35の全域が傾斜して形成されていても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る電気接続箱の斜視図である。 図1に示された電気接続箱の分解斜視図である。 図1に示された電気接続箱のA−A線に沿う断面図である。 図1に示された電気接続箱のB−B線に沿う断面図である。 図5(a)は、端子金具が第2のガイド部内を案内される様子を示す説明図であり、図5(b)は、端子金具が端子取付部に重ねられる様子を示す説明図である。 従来の電気接続箱を示す断面図である。 従来の電気接続箱を示す断面図である。
符号の説明
1 電気接続箱
2 箱本体
2a 上面(表面)
3 ロアカバー(カバー部材)
5 端子金具
6 リレー(電気部品)
7 ヒューズ(電気部品)
8 ヒュージブルリンク(電気部品)
6a,7a,8a 装着部
9 端子取付部
21 外壁
23 第1のガイド部
24 縁
25b 傾斜部
33 第2のガイド部
34 縁
35b 傾斜部
H1 第1のガイド部の幅
H2 第2のガイド部の幅

Claims (2)

  1. 表面に電気部品が装着される装着部を設けた箱本体と、前記箱本体の前記装着部と反対側を覆うカバー部材と、前記箱本体の外壁に沿って前記カバー部材から前記箱本体に向かう方向に移動されて前記箱本体に設けられた端子取付部に取り付けられる端子金具と、を備えた電気接続箱であって、
    前記箱本体に設けられるとともに、前記箱本体の前記カバー部材寄りの縁から前記端子取付部に向かって延びているとともに、前記端子金具を前記端子取付部に案内する第1のガイド部と、
    前記カバー部材に設けられるとともに、該第1のガイド部から連続し、かつ、前記カバー部材の前記箱本体寄りの縁から前記端子取付部と離れる方向に延びているとともに、前記端子金具を前記第1のガイド部に案内する第2のガイド部と、を備えた
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記第1のガイド部と前記第2のガイド部とのうち少なくとも一方に、前記第2のガイド部から前記第1のガイド部に向かうにしたがって徐々に幅が狭くなる傾斜部を設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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