JP2006318259A - 情報処理装置及び転送方法 - Google Patents

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修 岡田
Migaku Yokawa
琢 余川
Yoshikazu Ueda
芳和 植田
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Abstract

【課題】情報の移し換えが必要な場合に、著作権を保護しつつ情報の移し換えを行う情報処理装置を提供する。
【解決手段】著作権を有するファイル、もしくは、個人情報に関するファイルが記憶される記憶媒体10と、記憶媒体10にアクセスし、ファイルを再生する再生部11とを有する情報処理装置を提供する。記憶媒体10は、第一の識別情報を有し、再生部11は、第二の識別情報を有し、第一の識別情報と第二の識別情報との間に所定の関連性が確認される場合にファイルの再生を行うことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、著作権を有する情報や、個人情報を格納する情報処理装置、及び、情報処理装置間のファイル転送方法に関する。
近年、著作権を有する情報や、個人情報の保護に対する必要性が高まっている。情報処理装置は通常、記録媒体が取り替え可能に構成されており、記録媒体に記録されているオーディオデータ等の著作権を有する情報や、個人情報を再生し、また、他の記録媒体にそれらの情報を記録することが可能である。
オーディオデータやビデオデータ等のデジタル情報は劣化することなく容易にコピーされる性質を有する。したがって、デジタル情報に著作権がある場合においては、情報処理装置に記憶されたデジタル情報は、複数の記録媒体へ次々にデジタル情報を記録していくと、無数の不正コピーが記録媒体に記録されることになる。
著作権を有する情報や、個人情報がむやみにコピーされることを防ぐために、情報を記憶する記憶媒体と、その情報を取得し再生、もしくは、その情報を取得し記憶する情報処理装置との間に対応関係をもたせ、対応関係が確認された場合に情報を再生したり、記憶したりすることができる情報処理装置が提案されている。
特許文献1に記載の技術は、情報の送信元の記憶装置と、受信先の記憶装置に対応関係が識別情報により確認された場合に、情報の送信を行うものである。
特開2000−156035号公報
しかしながら、このような技術では、購入した情報処理装置に不具合が生じた場合、もしくは、新しい情報処理装置への買い替えを行う場合に、記憶された情報の再生、もしくは、転送に困難が生じる。
情報処理装置に不具合が生じた場合に、記憶媒体を新しい情報処理装置に載せ換えると、記憶媒体と新しい情報処理装置との間に対応関係が成立しておらず情報の再生ができない。
また、新しい情報処理装置に買い換えた場合に、今まで蓄積したデータを新しい記憶媒体に転送する際にも困難が生じる。
そこで、本発明の目的は、情報処理装置に不具合が生じた場合、もしくは、新しい情報処理装置に買い換えた場合などの情報の移し換えが必要な場合に、著作権を保護しつつ情報の移し換えを行う情報処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第一の側面によれば、著作権を有するファイル、もしくは、個人情報に関するファイルが記憶される記憶媒体と、前記記憶媒体にアクセスし、前記ファイルを再生する再生部とを有する情報処理装置であって、前記記憶媒体は、第一の識別情報を有し、前記再生部は、第二の識別情報を有し、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報との間に所定の関連性が確認される場合に前記ファイルの再生を行うことを特徴とする。
上記発明の第一の側面において、好ましい実施例では、前記記憶媒体は、前記ファイルのヘッダに前記第一の識別情報を有し、前記第二の識別情報との間に所定の関連性が確認されない場合、前記ファイルの種類に応じて再生装置の機能を制限することを特徴とする。
また、上記発明の第一の側面において、好ましい実施例では、前記第一の識別情報が、前記記憶媒体のシリアル番号に基づいていることを特徴とする。
また、上記発明の第一の側面において、さらに好ましい実施例では、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、使用者によって設定された使用者情報が付加されることを特徴とする。
上記発明の第一の側面において、さらに好ましい実施例では、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、それぞれ複数設定され、複数の使用者によって設定された複数の使用者情報がそれぞれ付加されることを特徴とする。
上記発明の第一の側面において、さらに好ましい実施例では、前記第一の識別情報は、使用者が指定する拡張子を有する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする。
上記発明の第一の側面において、さらに好ましい実施例では、前記第一の識別情報は、使用者が指定する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする。
上記発明の第一の側面において、さらに好ましい実施例では、前記第一の識別情報は、前記使用者が設定する拡張子を有する前記ファイルの中から、前記使用者が指定する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする。
また、本発明の第二の側面によれば、第一の識別情報を有する記憶媒体と、第二の識別情報を有する再生部とを有する第一の情報処理装置から、記憶媒体と、再生部とを有する第二の情報処理装置にファイルを転送する転送方法であって、 前記第一の情報処理装置において、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報との間に所定の関連性が確認される場合、前記第一の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体から前記ファイルを読み出し、前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体に前記ファイルを書き込むことを特徴とする。
また、本発明の第三の側面によれば、第一の識別情報を有する記憶媒体と、第二の識別情報を有する再生部とを有する第一の情報処理装置から、前記記憶媒体と、前記再生部とを有する第二の情報処理装置にファイルを転送する転送方法であって、前記第一の情報処理装置において、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報との間に所定の関連性が確認される場合、前記第一の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体から前記ファイルを読み出し、記憶部に記憶し、前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体に前記記憶部に記憶した前記ファイルを書き込むことを特徴とする。
また、上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体に前記ファイルを書き込むとともに、前記第一の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体の前記ファイルを消去することを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第二の情報処理装置は、第一の識別情報を有する記憶媒体と第二の識別情報を有しており、 前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体への前記ファイルの書き込みとともに、前記第二の情報処理装置の前記第一の識別情報と、前記第二の情報処理装置の前記第二の識別情報を、前記第一の情報処理装置の前記第一の識別情報に書き換えることを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第二の情報処理装置は、第一の識別情報を有する記憶媒体と第二の識別情報を有しており、 前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体への前記ファイルの書き込みとともに、前記第二の情報処理装置の前記第一の識別情報を、前記第二の情報処理装置の前記第二の識別情報に書き換えることを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第二の情報処理装置は、第一の識別情報を有する記憶媒体と第二の識別情報を有しており、 前記第一の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体は、前記ファイルのヘッダに前記第一の識別情報を有し、前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体への前記ファイルの書き込みとともに、前記ファイルのヘッダの前記第一の識別情報を前記第二の情報処理装置に設けられた前記第二の識別情報に置き換えることを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、前記記憶媒体のシリアル番号に基づいていることを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、使用者によって設定された使用者情報が付加されることを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、それぞれ複数設定され、複数の使用者によって設定された複数の使用者情報がそれぞれ付加されることを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第一の識別情報は、前記使用者が指定する拡張子を有する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第一の識別情報は、使用者が指定する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、前記第一の識別情報は、使用者が設定する拡張子を有する前記ファイルの中から、前記使用者が指定する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする。
上記発明の第三の側面において、好ましい実施例では、パスワードを入力し、入力されたパスワードが適正である場合、前記ファイルの読み出し、もしくは、書き込みが行われることを特徴とする転送方法。
本発明の情報処理装置は、識別情報を記憶媒体と再生部に与え、識別情報が互いに対応する場合に情報の再生を許可し、他の記憶媒体に情報を転送する場合は、使用制限のかけられた転送装置によって識別情報を転送することによって著作権を保護しつつ情報の移し換えを行うことができる。
以下、図面に従って本発明の実施の形態について説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
図1は、本実施の形態における情報処理装置の概略図である。情報処理装置12は、再生部11と、ハードディスクドライブ(以下HDD)10と、入力部136とから構成される。再生部11は図示されていないROMに識別情報を記憶し、自身の保持する識別情報を、HDD10の保持する識別情報と照合することによって、HDD10が情報処理装置12にとって適切なものであるかを判断する。
図2は、本実施の形態が適用される一例としてのカーオーディオ・ナビゲーションシステムの構成例である。図2によって示されるカーオーディオ・ナビゲーションシステムのHDD10は、図1におけるHDD10に対応し、図2によって示されるカーオーディオ・ナビゲーションシステムの入力部136は、図1における入力部136に対応する。また、図2によって示されるカーオーディオ・ナビゲーションシステムのHDD10と入力部136以外の部分は、図1における再生部11である。
本システムでは、テレビ、ラジオ、オーディオ、カーナビゲーションを統合的に取り扱う。本システムにおいて、CDやDVDなどのデータを格納するHDD10、ナビゲーション機能を制御するナビマイコン100、テレビ受信機等を備えテレビ機能を制御するTV受信機110、ラジオ受信機等を備えラジオ機能を制御するラジオ受信機120、システム全体とオーディオ機能を制御するオーディオマイコン130、DVD機能を制御するDVDマイコン140、HDDに格納されたデータの再生を制御する圧縮音楽マイコン150、外部とのデータの入出力の制御を行うUSBドライバ160、及び、識別情報を記憶する図示されていないROMは、互いにデータバスで接続されている。
画像の表示を行うナビマイコン100、TV受信機110、DVDマイコン140は、描画チップ101に接続され、ディスプレイ102を通じて画像を出力する。
音声の出力を行う、ナビマイコン100、TV受信機110、ラジオ受信機120、オーディオマイコン130、DVDマイコン140、圧縮音楽マイコン150は、音声データを処理するデジタル・シグナル・プロセッサ(以下DSP)131に接続され、DSP131によって音声データを処理する。処理された音声データは、D/A変換器132によってアナログ信号に変換され、アンプ133で増幅され、スピーカー135を介して出力される。
HDD10に格納された圧縮音楽データは、圧縮音楽マイコン150の制御のもとに、DSP151によってデコードされ、DSP131によって処理される。処理された音声データは、D/A変換器132によってアナログ信号に変換され、アンプ133で増幅され、スピーカー135を介して出力される。
システム全体とオーディオ機能を制御するオーディオマイコン130には、入力部136が接続され、入力部136を介してユーザーは本カーオーディオ・ナビゲーションシステムに対して入力指示を行う。
本実施の形態は、一例として図2によって示されるカーオーディオ・ナビゲーションシステムなどに適用されるものである。
図3は、本実施の形態におけるセキュリティ認証のフローチャートである。本実施の形態における情報処理装置は、HDDなどの記憶媒体が当該情報処理装置で取り扱うのに適切なものかどうかのセキュリティ認証を行う。このセキュリティ認証は、通常のファイルアクセス時、通常の電源投入時、工場出荷時などの初期設定時などに行われる。セキュリティ認証が開始されると、まず、HDD10内に識別情報が存在するかどうかの確認が行われる(ステップS1)。再生部11は、この識別情報を、例えば、図2内のオーディオマイコン130内に格納している。再生部11は、この識別情報が、HDD10内に格納されているかどうか確認する。この識別情報は、ファイルや、特定の位置に書き込まれるビット列などであり、たとえば、カーオーディオ・ナビゲーションシステムの製品の一つ一つに違う識別情報が与えられている。
工場出荷時などの初期設定時においては、識別情報が設定されていないため、再生部が格納している識別情報をHDD10に対して書き込む(ステップS2)。また、HDD10に割り当てられているシリアル番号を識別情報として用いる場合は、ステップS2において、HDD10のシリアル番号が識別情報として再生部11のROMに格納される。工場出荷時などの初期設定時においては、これでセキュリティ認証が終了する。
ユーザーによる電源投入時、もしくは、ファイルアクセス時におけるセキュリティ認証の場合、識別情報がHDD10内に存在しているかどうかを確認(ステップS1)した後、識別情報が存在しない場合は、再生部11からのHDD10に対するアクセスを不許可とし(ステップS5)、セキュリティ認証は終了する。
HDD10内に識別情報が存在した場合は、その識別情報が再生部11に格納されている識別情報と一致するかどうかを確認し(ステップS3)、一致すればアクセスを許可し(ステップS4)、セキュリティ認証は終了する。また、一致しなければアクセスを不許可とし(ステップS5)、セキュリティ認証は終了する。また、一致しない場合において、著作権を有する可能性のある拡張子のファイルに対してのみ、アクセスを不許可とすることも可能である。
以上で説明された例では、セキュリティ認証はHDD10全体に対して行われるが、HDD10内に格納される各ファイルに対して、そのファイルへのアクセス時に個別にセキュリティ認証が行われてもよい。この場合、各ファイルのヘッダなどに識別情報が設定される。各ファイルのヘッダの中に識別情報が設定されていなければ、再生部11がアクセスを不許可とする。また、各ファイルのヘッダの中に識別情報が設定されていない場合でも、著作権を有する可能性のある拡張子のファイルでなければアクセスを許可することも可能である。
図4は、HDDに書き込まれるファイルの例である。ファイルAAA.aaaのヘッダには識別情報が格納され、この識別情報が再生部11に格納されている識別情報と一致する場合は、再生部11はファイルAAA.aaaに対するアクセスを許可し、再生部11はファイルAAA.aaaを再生する。また、ファイルBBB.bbbのヘッダには識別情報が存在しないため、再生部11はファイルBBB.bbbに対するアクセスを不許可とする。このようにヘッダ部分に識別情報を付加することにより、PC(パーソナルコンピュータ)などに情報を転送した場合に、正常にファイルにアクセスすることができなくなる。
また、拡張子bbbは著作権を有しないファイルであると再生部11が判断すれば、再生部11がファイルBBB.bbbに対するアクセスを許可し、再生をすることも可能である。
さらに、ファイル毎にセキュリティ認証を行う場合において、ユーザーがセキュリティ認証を行うファイルを任意に選択することも可能である。こうすることにより、第三者にアクセスされたくないファイル、たとえば、個人情報を含むファイルを保護することができる。この場合、識別情報を設定するファイル名と、設定するユーザーのユーザー名は、入力部136からユーザーが直接指定する。このとき、識別情報を設定するファイル名を直接指定せず、ある拡張子を持つファイル全てを指定することも可能である。
図5は、複数のユーザーが保護するファイルを登録した場合のファイルの例である。まず、ユーザーごとに保護するファイルを設定したい場合、ユーザーは自身のユーザー名を入力部136を介して再生部11のROMに登録する。再生部11は、登録されたユーザー名のそれぞれに対して識別情報を生成する。そして、例えば、ユーザー1がファイルCCC.cccを保護するファイルとして選択した場合は、ファイルCCC.cccのヘッダ部分にユーザー1に対応する識別情報が付加される。このような場合、本実施の形態における情報処理装置を起動する際、入力部136を介してユーザー名を入力し、それに対応するパスワードを入力し、使用中のユーザーを特定することが必要となる。
以上に説明したセキュリティ認証を行う情報処理措置において、ファイルを転送する場合を考える。
図6は、情報処理装置の買い替えの場合のファイル転送の例を示す図である。ユーザーは予め所有していた情報処理装置12aから、新しい情報処理装置12bへの買い替えを行う。情報処理装置12aは、再生部11aとHDD10aを有し、情報処理装置12bは、再生部11bとHDD10bを有する。ユーザーは、今まで用いていたHDD10a内のファイルを新しい情報処理装置12bにおいても使用したい。そこで、転送装置300を用いて、HDD10a内のファイルをHDD10bに転送する。そのため、転送装置300は再生部11aと11bに接続される。ここで、図2を例にとると、転送装置はUSBドライバ160が制御するUSBポートに接続される。
図7は、転送装置の構成図である。転送装置300aは、2つの情報処理装置に同時に接続し、ファイルの転送を行う構成例である。プロセッサ30は、USBポート33に接続された情報処理装置12aからUSBドライバ31を介してファイルを入力し、USBポート34に接続された情報処理装置12bに対してUSBドライバ32を介してファイルを出力する。転送の後、プロセッサ30が、HDD10a内のファイルを削除すれば、ファイルの転送による著作権上の問題は発生しない。また、HDD10a内のファイルを削除するかわりに、再生部11aやHDD10aの識別情報を削除したり、書き換えたりすることでも可能である。
この転送は、一般のユーザーが自由に行えるものではなく、情報処理装置の製造元や代理店のみに行えるように入力部37を設け、適切なパスワードが入力された場合のみ転送装置が動作するようにすることができる。
また、転送装置300bは、2つの情報処理装置を同時に接続できない場合の転送装置の構成例である。プロセッサ30は、USBポート33に接続された情報処理装置12aからUSBドライバ31を介してファイルを入力し、ATAドライバ35を介してHDD36に対してデータを出力する。ファイルをHDD36に入力した後、別の場所に存在する情報処理装置12bにUSBポート33を接続し、プロセッサ30は、USBポート33に接続された情報処理装置12bに対してUSBドライバ31とATAドライバを介してファイルをHDD36から出力する。この転送も、情報処理装置の製造元や代理店のみに行えるように入力部37を設け、適切なパスワードが入力された場合のみ転送装置が動作するようにすることができる。
HDD10aに書き込まれていた識別情報は、再生部11bに格納されている識別情報とは異なるため、ファイルと同様に転送される必要がある。
最も簡単な識別情報の転送方法は、転送装置300内のプロセッサ30が、情報処理装置12a内の再生部11aにアクセスし、識別情報を取り出し、情報処理装置12b内の再生部11bにアクセスし、保持する識別情報を再生部11aの識別情報に書き換えるものである。この方法は、HDD内の識別情報がどのような形態であっても適用することが可能である。
また、HDD全体に対して識別情報が設けられている場合は、HDD10a内の識別情報、もしくは、再生部11a内の識別情報をHDD10bに書き込むことも可能である。この場合、再生部11bの識別情報を書き換える場合と同様に、転送装置300内のプロセッサ30が、情報処理装置12a内の再生部11aもしくはHDD10aにアクセスし、識別情報を取り出し、情報処理装置12b内のHDD10bにアクセスし、保持する識別情報を書き換える。
このようにすることによって、本発明の情報処理装置、及び、転送装置は、著作権や個人情報を保護しつつ情報の移し換えを行うことができる。
図8は、情報処理装置のハードディスクドライブの取替えの場合のファイル転送の例を示す図である。情報処理装置12には、再生部11とHDD10cが設けられているが、HDD10cは新しいHDD10dに交換される。このとき、HDD10c内のファイルは、図7に示される転送装置300bによって転送される。HDD10c内のファイルは、プロセッサ30によってUSBポート33からUSBドライバ31とATAドライバ35を介して、HDD36に格納される。情報処理装置12のHDD10cがHDD10dへと交換されたあと、HDD36に格納されたファイルは、プロセッサ30によって、USBポート33とUSBドライバ31とATAドライバ35を介して、HDD10dに書き込まれる。転送の後、プロセッサ30が、HDD10c内のファイルを削除すれば、ファイルの転送による著作権上の問題は発生しない。また、HDD10c内のファイルを削除するかわりに、HDD10c内の識別情報を書き換えたり、削除したりすることでも可能である。
この場合、再生部11は変化しないため、再生部11の保持する識別情報も変化しない。そのため、HDD10cにおける識別情報がファイルの転送によって、HDD10d上に転送されるため、識別情報の転送を意識する必要はない。また、HDD上の識別情報が特定の位置に書き込まれるビット列である場合は、転送装置300b内のプロセッサ30が、情報処理装置12内のHDD10cにアクセスし、特定の位置に書き込まれるビット列である識別情報を取り出し、HDD交換後にHDD10dにアクセスし、保持する識別情報を特定の位置に書き込む。
また、HDDのシリアル番号を識別情報としている場合、HDD10cからHDD10dへのデータの転送の後、HDD入れ替え通知を転送装置300から再生部11に送ることも可能である。そうすることによって、再生部11はHDDの入れ替えを認識し、自身の保持していた識別情報を破棄し、新しいHDDから新しいシリアル番号を取得し、保持する。こうして、再生部11は、HDD10d上のデータを再生することができるようになる。
このようにすることによって、本発明の情報処理装置、及び、転送装置は、著作権や個人情報を保護しつつ情報の移し換えを行うことができる。
図9は、情報処理装置のハードディスクドライブの移動の場合の例を示す図である。情報処理装置12xには、再生部11xとHDD10が設けられている。このHDD10は、新しい情報処理装置12y上で動作させるために情報処理装置12xから取り外され、情報処理装置12y内に設置される。このとき、HDD10からのファイルのコピーは生じないため、著作権上の問題は起こらないが、再生部11xが保持する識別情報と、再生部11yが保持する識別情報が異なるため再生ができない。そこで、再生部11x内の識別情報は、転送装置300bのプロセッサ30によってUSBポート33からUSBドライバ31とATAドライバ35を介して、HDD36に格納される。その後、HDD36に格納された識別情報は、プロセッサ30によって、USBポート33とUSBドライバ31とATAドライバ35を介して、再生部11yに書き込まれる。こうして、HDD10は情報処理装置12y内においてアクセス可能となる。
このようにすることによって、本発明の情報処理装置、及び、転送装置は、著作権や個人情報を保護しつつ情報の移し換えを行うことができる。
尚、本実施の形態で用いられたHDD上の識別情報と、再生部内の識別情報は完全に一致する必要はなく、加算や乗算などの処理から、一方から他方を生成できる関係であればよい。
本発明によると、使用制限のかけられた転送装置によって識別情報を転送することによって著作権を保護しつつ情報の移し換えを行うことができる。その結果、故障時や買い替え時において、記憶媒体の交換や情報の転送が容易になる。
本実施の形態における情報処理装置の概略図である。 本実施の形態が適用される一例としてのカーオーディオ・ナビゲーションシステムの構成例である。 本実施の形態におけるセキュリティ認証のフローチャートであ る。 HDDに書き込まれるファイルの例である。 複数のユーザーが保護するファイルを登録した場合のファイルの 例である。 情報処理装置の買い替えの場合のファイル転送の例を示す図である。 転送装置の構成図である。転送装置300aは、2つの情報処理装置に同 時に接続し、ファイルの転送を行う構成例である。 情報処理装置のハードディスクドライブの取替えの場合のファイル転 送の例を示す図である。 情報処理装置のハードディスクドライブの移動の場合の例を示す図で ある。
符号の説明
12:情報処理装置、300:転送装置
10:ハードディスクドライブ、136:入力部、11:再生部
30:プロセッサ、37:入力部、33:USBポート、31:USBドライバ
34:USBポート、32:USBドライバ、36:ハードディスクドライブ
35:ATAドライバ

Claims (21)

  1. 著作権を有するファイル、もしくは、個人情報に関するファイルが記憶される記憶媒体と、
    前記記憶媒体にアクセスし、前記ファイルを再生する再生部とを有する情報処理装置において、
    前記記憶媒体は、第一の識別情報を有し、
    前記再生部は、第二の識別情報を有し、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報との間に所定の関連性が確認される場合に前記ファイルの再生を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1において、
    前記記憶媒体は、前記ファイルのヘッダに前記第一の識別情報を有し、前記第二の識別情報との間に所定の関連性が確認されない場合、前記ファイルの種類に応じて再生装置の機能を制限することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項1において、
    前記第一の識別情報が、前記記憶媒体のシリアル番号に基づいていることを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項1において、
    前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、使用者によって設定された使用者情報が付加されることを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1において、
    前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、それぞれ複数設定され、複数の使用者によって設定された複数の使用者情報がそれぞれ付加されることを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項2において、
    前記第一の識別情報は、使用者が指定する拡張子を有する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項2において、
    前記第一の識別情報は、使用者が指定する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項6において、
    前記第一の識別情報は、前記使用者が設定する拡張子を有する前記ファイルの中から、前記使用者が指定する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする情報処理装置。
  9. 第一の識別情報を有する記憶媒体と、第二の識別情報を有する再生部とを有する第一の情報処理装置から、
    記憶媒体と、再生部とを有する第二の情報処理装置にファイルを転送する転送方法であって、
    前記第一の情報処理装置において、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報との間に所定の関連性が確認される場合、前記第一の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体から前記ファイルを読み出し、前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体に前記ファイルを書き込むことを特徴とする転送方法。
  10. 第一の識別情報を有する記憶媒体と、第二の識別情報を有する再生部とを有する第一の情報処理装置から、
    前記記憶媒体と、前記再生部とを有する第二の情報処理装置にファイルを転送する転送方法であって、
    前記第一の情報処理装置において、前記第一の識別情報と前記第二の識別情報との間に所定の関連性が確認される場合、前記第一の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体から前記ファイルを読み出し、記憶部に記憶し、前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体に前記記憶部に記憶した前記ファイルを書き込むことを特徴とする転送方法。
  11. 請求項9、もしくは、請求項10において、
    前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体に前記ファイルを書き込むとともに、前記第一の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体の前記ファイルを消去することを特徴とする転送方法。
  12. 請求項9、もしくは、請求項10において、
    前記第二の情報処理装置は、第一の識別情報を有する記憶媒体と第二の識別情報を有しており、
    前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体への前記ファイルの書き込みとともに、前記第二の情報処理装置の前記第一の識別情報と、前記第二の情報処理装置の前記第二の識別情報を、前記第一の情報処理装置の前記第一の識別情報に書き換えることを特徴とする転送方法。
  13. 請求項9、もしくは、請求項10において、
    前記第二の情報処理装置は、第一の識別情報を有する記憶媒体と第二の識別情報を有しており、
    前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体への前記ファイルの書き込みとともに、前記第二の情報処理装置の前記第一の識別情報を、前記第二の情報処理装置の前記第二の識別情報に書き換えることを特徴とする転送方法。
  14. 請求項9、もしくは、請求項10において、
    前記第二の情報処理装置は、第一の識別情報を有する記憶媒体と第二の識別情報を有しており、
    前記第一の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体は、前記ファイルのヘッダに前記第一の識別情報を有し、前記第二の情報処理装置に設けられた前記記憶媒体への前記ファイルの書き込みとともに、前記ファイルのヘッダの前記第一の識別情報を前記第二の情報処理装置に設けられた前記第二の識別情報に置き換えることを特徴とする転送方法。
  15. 請求項9乃至14において、
    前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、前記記憶媒体のシリアル番号に基づいていることを特徴とする転送方法。
  16. 請求項9乃至15において、
    前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、使用者によって設定された使用者情報が付加されることを特徴とする転送方法。
  17. 請求項9乃至16において、
    前記第一の識別情報と前記第二の識別情報は、それぞれ複数設定され、複数の使用者によって設定された複数の使用者情報がそれぞれ付加されることを特徴とする転送方法。
  18. 請求項16、もしくは、請求項17において、
    前記第一の識別情報は、前記使用者が指定する拡張子を有する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする転送方法。
  19. 請求項14において、
    前記第一の識別情報は、使用者が指定する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする転送方法。
  20. 請求項14において、
    前記第一の識別情報は、使用者が設定する拡張子を有する前記ファイルの中から、前記使用者が指定する前記ファイルのヘッダに格納されることを特徴とする転送方法。
  21. 請求項9乃至20において、
    パスワードを入力し、入力されたパスワードが適正である場合、前記ファイルの読み出し、もしくは、書き込みが行われることを特徴とする転送方法。
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