JP2006315653A - 自動2輪車の位置調整式補助ステップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 搭乗者用補助ステップは、メーカーが最適と思われる位置に固定的に取付けられているので、比較的小柄な搭乗者では、着座した時、足が補助ステップに届かなかったりし、充分に身体を踏ん張ることができないおそれがあった。このため、一般ユーザーからステップの位置を上下方向、前後方向に調整可能とする要望があった。
【解決手段】補助ステップを設けた支持板の基部を、車両側面の鉛直面に対して回動可能となるように車体に固定するとともに、上記支持板の他方部に設けた補助ステップの支軸を、支持版の長手方向に移動可能に固定した自動2輪車の位置調整式補助ステップ。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動2輪車の後部搭乗者が足を載せる補助ステップに係り、特に補助ステップの足載せ位置を上下方向、前後方向に調整することのできる補助ステップに関する。
自動2輪車において、運転者の後部座席に鞍乗りする後部搭乗者は、車体の左右側部に予め取付けられている補助ステップに足を載せて走行中の加減速時に身体を踏ん張って乗車している。しかしながら、搭乗者用補助ステップは、自動2輪車のメーカーが最適と思われる位置に固定的に取付けられているので、比較的小柄な搭乗者では、着座した時、足が補助ステップに届かなかったりし、充分に身体を踏ん張ることができないおそれがあった。このため、ステップの位置を上下方向、前後方向に可変とした位置調整自在の技術も開発提案されている(特許文献1参照)。
特開平7−228280号公報
上記従来知られた位置調整自在としたステップ構造は、車体フレーム側部にネジ止めされるブラケットにほぼ上下方向に配列された複数の孔が設けられ、該複数の孔のうちから前記ネジ部材が挿入される孔を選択することによって、ブラケットの取り付け位置を上下方向において可変にしたステップ取付構造なので複数の孔をあけなければならず、その調整位置も孔の数に限定され、また位置調整ストロークも充分にとれなかった。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る自動2輪車の位置調整式補助ステップ構造は、自動2輪車の車体左右側部に予め設置されている補助ステップの取付部に、足載せ位置調整構造を備えた補助ステップを着脱自在に取付けた自動2輪車の位置調整式補助ステップにおいて、一定の長さを備え端部に補助ステップを設けた支持板の基部を、前記補助ステップの取付部に回動中心軸を車両の幅方向を指向させて枢着し、支持版を車両側面の鉛直面に対して回動可能に固定するとともに、上記支持板の他方部に設けた補助ステップの支軸を、支持版の長手方向に移動可能に固定したことを特徴とする自動2輪車の位置調整式補助ステップ。
請求項2は、自動2輪車の車体左右側部に予め設置されている補助ステップの取付部に、足載せ位置調整構造を備えた補助ステップを着脱自在に取付けた自動二輪車の位置調整式補助ステップにおいて、一定の長さを備え、補助ステップの支軸を長手方向に移動可能に固定した支持板と車体との間に一定長さの調整板を介在させ、車体と調整板の一端との間および調整板の他端と支持板の基部との間を、それぞれ回動中心軸を車両の幅方向を指向させたボルトで枢着し、かつ、調整板および支持板のそれぞれ枢着部を中心として車両側面の鉛直面に対して回動可能に固定したことを特徴とする自動2輪車の位置調整式補助ステップ。
請求項3は、前記補助ステップの取付部と支持版の基部との回動枢着部、若しくは前記補助ステップの取付部と調整板の基部との回動枢着部および調整板の他端部と支持板との回動枢着部を、枢着部の合せ面部の一方の面若しくは両面に一体的に形成した山形状の係合部と固定用の締着手段とから構成した請求項1または2に記載の自動2輪車の位置調整式補助ステップ。
自動2輪車メーカーが予め車体左右側部に設置した補助ステップの取付構造はその殆どがボルト、ナットによる締結固定方法なので、本発明は、その補助ステップのボルト孔をそのまま利用できるように構成した。すなわち、請求項1によれば、一定の長さを備え端部に補助ステップを設けた支持板の基部を回動可能に枢着固定したので、既存の補助ステップ位置を流用し簡単な構造で堅牢且つ安価な補助ステップを提供できる。また、ステップ位置の調整は、支持板と車体との間の枢着部を緩めることにより支持板を枢着部を中心として360度回動させることができ、さらに支持板の他方部に設けた補助ステップの支軸を支持板の長手方向に移動させることにより支持板を枢着部を中心として固定した状態からさらに支持板の長さ方向に位置を可変とすることができる。
請求項2によれば、請求項1における支持板と車体との間に別部品としての調整板を介在させた。すなわち、車体と調整板との間および調整板と支持板との間でそれぞれその枢着部を中心として360度回動させることができ、さらに支持板の他方部に設けた補助ステップの支軸を支持板の長手方向に移動させることができるので、補助ステップの位置の調整ストロークが支持板と調整板の長さ分となり、位置調整の自由度が増す。
請求項3によれば、支持板あるいは調整板の回動枢着部が山形状の係合部で構成したので製作加工が比較的簡単となり、また調整部を緩めたり固定したりする調整時の作業も単純となる。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は従来の補助ステップを備えた自動2輪車の後部の概略側面図、図2は本発明を適用した図1と同じく概略側面図であり、1は自動2輪車の車体、2は後輪、3は運転者着座シート、4は搭乗者用着座シート、5は補助ステップで、図1の従来例の補助ステップ5は、直接もしくは傾倒自在のブラケットを介して車体1に取付けられている。本発明の補助ステップ5は図2以降に示す如く支持板6に取付けられている。
本発明の補助ステップ5は、図4、図5に示すように、補助ステップ5の支軸7の端部に形成した保持穴をブラケット8を貫通するボルト10を通してブラケット8にナット9を締めることにより支持板6に対して上方にのみ傾倒自在に取り付けられている。ブラケット8は支持板6を貫通し裏側のナット11で支持板に固定されている。なお、補助ステップの支軸7を直接支持板6にナット11で締付け固定しても良い。
上記補助ステップ5の支軸7は支持板6を貫通して取付けられているが、本発明はその貫通部に、すなわち図3に示すように、支持板6の長手方向中央部にスリット12を形成し、上記ナット11を緩めることにより補助ステップ5を支持板6のスリット12内を長手方向に移動可能とできる。
ステップ5を備えた支持板6の基部は、図3〜図5に示すように、支持板6を貫通するボルト13と車体1の裏側のナット14によって車体1の外側部に固定される。ボルト13の回動中心軸を車両の幅方向を指向させることにより、支持版6を車両側面の鉛直面に対して回動可能に固定することができる。また、本発明は、支持板6と車体1との間の合せ面部の一方若しくは両面に一体的に形成した山形状の係合部15を介在させたので、ナット14を緩めることにより、支持板6をボルト13の軸心を中心として車両側面の鉛直面に対して回動自由となり、ナット14を締付けることにより支持板6と車体1との間の山形状の係合部15により任意の位置で固定する事ができる。
また、図3に示した支持板6のスリット12に代えて、例えば、図6に示すように、長手方向の複数の穴12A、12Bとすることもできる。大きな穴12Aとすればその穴の範囲内でも移動可能となる。
本発明は、さらに図7、図8に示す如く、補助ステップ5、スリット12を備えた支持板6と車体1との取付部との間に、一定長さの調整板16を介在させることもできる。すなわち、補助ステップ5の支軸7を長手方向に移動可能に固定した支持板6と車体1との間に一定長さの調整板16を介在させ、車体1と調整板16の一端との間および調整板16の他端と支持板6の基部との間を、それぞれ回動中心軸を車両の幅方向を指向させたボルト13、13Aで枢着し、かつ、調整板16および支持板6のそれぞれ枢着部を中心として車両側面の鉛直面に対して回動可能に固定した。
図7、図8の実施例図では、車体1と調整板16との合せ面部および調整板16と支持板6との間の合せ面部の一方若しくは両面に一体的に形成した山形状の係合部15を介在させることにより、ナット14を緩めることにより、調整板16および支持板6をそれぞれボルトの軸心を中心として車両側面の鉛直面に対して回動自由となり、ナット14を締付けることにより車体1と調整板16との間および調整板16と支持板6との間の山形状の係合部15により任意の位置で固定する事ができる。なお、係合部15に代えスプリングラチェット式係合構造15Aとしてもよい。
作用について説明する。補助ステップの位置を変更させる必要が生じた場合、既存の補助ステップを車体から取り外し、本発明の補助ステップを利用する。本発明の図3〜図5に示した実施例では、端部に補助ステップ5を設けた支持板6の基部を既存の補助ステップ取付部に装着し、補助ステップ5が最適位置と思われる状態で枢着部のボルト13を締付け固定する。若しくは最適位置が定まらない時は、ボルト13を仮締めし、補助ステップ5をスリット12内を長手方向に移動させ、若しくは支持板6全体を回動させながら、最適位置を決める。その後、ボルト13およびナット11を締め付け固定する。これにより補助ステップは、支持板を枢着部を中心として360度回動させることができ、さらに補助ステップの支軸を支持板のスリット内を長手方向に移動させることもでき、2ヶ所の調整部により、きめ細かな位置調整ができる。
さらに、本発明の図7〜図8に示した実施例では、上記第一実施例における支持板6と車体1との間に調整板16を介在させたので、調整位置を3ヶ所で行うことができる。すなわち、車体1と調整板16との間および調整板16と支持板6との間でそれぞれその枢着部を中心として360度回動させる(ボルト13、ボルト13Aを緩めたり締付けたりする)ことができ、さらに補助ステップ5を支持板6のスリット12内を長手方向に移動させることができるので、補助ステップ5の位置の調整ストロークが支持板6と調整板16の長さ分となり、位置調整の自由度が増す。
従来の自動2輪車の後部概略側面図 本発明の実施例を示す自動2輪車の後部概略側面図 本発明の補助ステップの拡大側面図 図3の背面図 図3の平面図 他の実施例の要部側面図 更に他の実施例を示す側面図 図7の背面図
符号の説明
1.車体、4.同乗者用シート、5.補助ステップ、6.支持板、7.支軸、12.スリット、13.ボルト、15.係合部、16.調整板。

Claims (3)

  1. 自動2輪車の車体左右側部に予め設置されている補助ステップの取付部に、足載せ位置調整構造を備えた補助ステップを着脱自在に取付けた自動二輪車の位置調整式補助ステップにおいて、一定の長さを備え端部に補助ステップを設けた支持板の基部を、前記補助ステップの取付部に回動中心軸を車両の幅方向を指向させて枢着し、支持版を車両側面の鉛直面に対して回動可能に固定するとともに、上記支持板の他方部に設けた補助ステップの支軸を、支持版の長手方向に移動可能に固定したことを特徴とする自動2輪車の位置調整式補助ステップ。
  2. 自動2輪車の車体左右側部に予め設置されている補助ステップの取付部に、足載せ位置調整構造を備えた補助ステップを着脱自在に取付けた自動二輪車の位置調整式補助ステップにおいて、一定の長さを備え、補助ステップの支軸を長手方向に移動可能に固定した支持板と車体との間に一定長さの調整板を介在させ、車体と調整板の一端との間および調整板の他端と支持板の基部との間を、それぞれ回動中心軸を車両の幅方向を指向させたボルトで枢着し、かつ、調整板および支持板のそれぞれ枢着部を中心として車両側面の鉛直面に対して回動可能に固定したことを特徴とする自動2輪車の位置調整式補助ステップ。
  3. 前記補助ステップの取付部と支持版の基部との回動枢着部、若しくは前記補助ステップの取付部と調整板の基部との回動枢着部および調整板の他端部と支持板との回動枢着部を、枢着部の合せ面部の一方の面若しくは両面に一体的に形成した山形状の係合部と固定用の締着手段とから構成した請求項1または2に記載の自動2輪車の位置調整式補助ステップ。
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