JP2006315096A - ピンミラーカッター - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピンミラーカッターにおいて切屑の噛み込みや切屑詰まり、あるいはチップポケットのえぐれ等を防ぐ。
【解決手段】 カッター本体10の内周面11と側面12Aとに形成された第1、第2のインサート取付座13,14に、四角形平板状のインサート本体20を有してその厚さ方向に沿う側面22がすくい面とされ、このすくい面の辺稜部に切刃が形成された切削インサートを、第1のインサート取付座13にあっては、厚さ方向をカッター本体10の径方向に向けて取り付ける一方、第2のインサート取付座14にあっては、厚さ方向をカッター本体10の軸線O方向に向けて、切刃25Aのアキシャルレーキ角が−8°までの負角となるように、かつラジアルレーキ角RWが−15°までの負角となるように取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば往復動式内燃機関に用いられるクランクシャフトを加工するためのピンミラーカッターに関するものである。
従来より、例えば特許文献1に開示されているような、いわゆるインターナル型のピンミラーカッターが知られている。このピンミラーカッターは、軸線回りに回転される略円環状をなすカッター本体の内周面に第1のインサート取付座が複数形成されているとともに、カッター本体の両側面にはその内周面側に第2のチップ取付座が複数形成されていて、これら第1、第2のインサート取付座に同一種類の切削インサートがそれぞれ装着されたものである。
この切削インサートは、略平行四辺形平板状をなすインサート本体の対向配置された一対の側面とインサート本体の上下面との交差稜線部に合計8つの切刃が形成されたものであり、上記一対の側面とは異なる他方の一対の側面においては、インサート本体の鈍角コーナー部側の領域がそのコーナー角を大きくするように切り落とされていることにより、この他方の一対の側面が2つの壁面から構成されてインサート本体の外方側に凸となる山型状をなしている。さらに、インサート本体の上下面における上記他方の一対の側面への接続部分のそれぞれは、凸曲面状に面取り加工されている。
第1のインサート取付座に装着された切削インサートは、その略平行四辺形平板状をなすインサート本体の鋭角コーナー部に形成された一の切刃が、アキシャルレーキ角(軸方向すくい角)が正角、ラジアルレーキ角(径方向すくい角)が負角となるように、カッター本体の内周面から突出させられて、クランクシャフトにおけるピン部(シャフト部)の外周面を加工するピン刃(外周刃)とされている。また、第2のインサート取付座に装着された切削インサートは、その略平行四辺形平板状をなすインサート本体の鈍角コーナー部に形成された一の切刃が、アキシャルレーキ角(軸方向すくい角)が負角、ラジアルレーキ角(径方向すくい角)も負角となるように、カッター本体の側面から突出させられて、クランクシャフトにおけるカウンターウェイト部の側面を加工するウェブ刃(ショルダー刃)とされている。
このようなピンミラーカッターでは、同一種類の切削インサートを第1、第2のインサート取付座に装着していることにより、1つの切削インサートで合計8カ所に形成された切刃をそれぞれ切削に供して、工具費の抑制を図ることができる。そして、上記のような他方の一対の側面を備えた略平行四辺形平板状のインサート本体を有する切削インサートを使用したことにより、第1のインサート取付座に装着される切削インサートについて、そのピン刃とされる切刃に与えられるアキシャルレーキ角を正角に設定して、切削抵抗の低減を図ろうとしている。
特開2002−46009号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたピンミラーカッターでは、上記ウェブ刃として第2のインサート取付座に取り付けられた切削インサートが、その切刃のラジアルレーキ角が−20°と負角側に大きく設定されているため、該切刃によって生成された切屑がカッター本体の外周側に滑らかに案内されず、インサート取付座に隣接したチップポケット内を、カッター本体の上記軸線を中心とした円の接線方向すなわち側面視において真横に流れて再び上記切刃の回転方向前方に導かれ、ウェブ刃に噛み込まれてしまうおそれがある。
そして、このように切屑の噛み込みが生じると、ウェブ刃とされた切削インサートに欠損等の損傷が生じてその寿命が費えてしまい、上述のように8つの切刃を切削に供して工具費の低減を図ることができなくなる。また、こうして切屑が真横に流れ出てしまうと、カッター本体においても、切屑詰まりが生じ易くなるとともに、切屑がチップポケット内壁面の同じ部分を擦過して流れるため、この部分が深くえぐられてしまい、やはりその寿命が短縮されてしまうという問題もある。さらに、ワークとしてのクランクシャフトにおいては、上記ウェブ刃によって切削されるカウンターウェイト部にバリが生じてしまうため、ピンミラーカッターによる切削作業後にバリ取り作業が必要となってしまう。
本発明は、このような背景の下になされたもので、上述のようなピンミラーカッター、特に四角形平板状の切削インサートが取り付けられて、その8つの切刃が使用可能とされたピンミラーカッターにおいて、切屑の噛み込みや切屑詰まり、あるいはチップポケットのえぐれ等を防いで、切削インサートおよびカッター本体ともにその寿命の延長を図ることが可能なピンミラーカッターを提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、軸線回りに回転される略円環状または略円板状をなすカッター本体の周面に第1のインサート取付座が、該カッター本体の側面の上記周面側に第2のインサート取付座が形成され、これら第1、第2のインサート取付座に、切刃を備えた切削インサートがそれぞれ着脱可能に取り付けられてなるピンミラーカッターであって、上記切削インサートは、四角形平板状をなすインサート本体の厚さ方向に沿う側面がすくい面とされて、このすくい面の辺稜部に上記切刃が形成されており、上記第1のインサート取付座にあっては、上記厚さ方向を上記カッター本体の径方向に向けて取り付けられる一方、上記第2のインサート取付座にあっては、上記厚さ方向を上記カッター本体の軸線方向に向けて、上記切刃のアキシャルレーキ角が−8°までの負角となるように、かつ該切刃のラジアルレーキ角が−15°までの負角となるように取り付けられていることを特徴とする。
従って、このように構成されたピンミラーカッターにおいては、カッター本体側面の第2のインサート取付座に取り付けられてウェブ刃とされる切削インサートが、その切刃のラジアルレーキ角が負角ではあるものの−15°までとされているので、該ウェブ刃により生成される切屑を確実にカッター本体の径方向に案内して円滑に排出することができ、切屑の噛み込みによる切削インサートの損傷を防いでその寿命の延長を図ることが可能となる。また、こうして円滑な切屑排出性が得られることから、切屑詰まりの発生やチップポケット内壁面のえぐれを防ぐことも可能となるとともに、該ウェブ刃によって切削されるカウンターウェイト部にバリが発生するのも防止して、その後のバリ取り工程を省略できるなど、高品位で効率的な加工を図ることができる。
ここで、このようにウェブ刃として用いてその切刃のラジアルレーキ角を−15°までの負角とし得る切削インサートとしては、そのインサート本体が略等脚台形平板状をなし、この等脚台形の斜辺部分とインサート本体の上記厚さ方向とに沿う側面がすくい面とされたものを用いることができる。すなわち、このような切削インサートでは、すくい面とされる上記側面の合計8つのコーナー部から延びる切刃のうち、上記等脚台形面の鈍角コーナー部側に位置する4つの切刃を、当該切削インサートが上記第2のインサート取付座に取り付けられたときの切刃、すなわちウェブ刃として用いることができ、そのラジアルレーキ角を−15°までの負角に設定することができる。
その一方で、上記等脚台形面の鋭角コーナー側に位置する4つの切刃は、当該切削インサートを第1のインサート取付座に取り付けたときの切刃、すなわちピン刃として用いることができ、この第1のインサート取付座にあっては、上記切刃のアキシャルレーキ角が正角となるように取り付けることができるので、1つの切削インサートで合計8つの切刃が使用可能となるとともに、特にこうしてピン刃として用いた際の切削抵抗の低減を図ることができる。
一方、上記切削インサートとしては、インサート本体が略方形平板状をなすものを用いることもでき、この場合には、当該切削インサートは、上記第1のインサート取付座にあっては、その切刃すなわちピン刃のアキシャルレーキ角は負角となるように取り付けられる。ただし、このような切削インサートは、上記第2のインサート取付座にあっては、その切刃すなわちウェブ刃のラジアルレーキ角が、より正角側に近い角度となるよう、−8°までの負角となるように取り付けることができ、従って一層確実に切屑をカッター本体の径方向に案内することができて、切屑の噛み込みや切屑詰まり等の発生を防止することが可能となる。
図1ないし図3は、本発明の第1の実施形態を示すものである。本実施形態によるピンミラーカッターはインターナル型のものであって、そのカッター本体10は、図1および図2の要部拡大図に示すように、軸線O回りに回転される該軸線Oを中心とした略円環状をなしている。このカッター本体10において、径方向内周側を向く内周面11には、複数の第1のインサート取付座13…が、カッター本体10の周方向に沿って略等間隔に形成され、またカッター本体10の軸線O方向外方側を向く両側面12A,12Bのそれぞれの内周面11側には、複数の第2のインサート取付座14…が、カッター本体10の周方向に沿って略等間隔に形成されている。
このうち、複数の上記第1のインサート取付座13…は、カッター本体10の両側面12A,12Bのうちの一方の側面12A寄りに配置されたものと、他方の側面12B寄りに配置されたものとが、カッター本体10の周方向に交互に配列されるように形成されている。また、カッター本体10の周方向において、その一方の側面12Aに形成された複数の第2のインサート取付座14…は、他方の側面12B寄りの内周面11に形成された複数の第1のインサート取付座13…のそれぞれ僅かにカッター回転方向T後方側に配置され、カッター本体10の他方の側面12Bに形成された複数の第2のインサート取付座14…も、一方の側面12A寄りの内周面11に形成された複数の第1のインサート取付座13…のそれぞれ僅かにカッター回転方向T後方側に配置されている。さらに、各インサート取付座13…,14…のカッター回転方向T前方側には、加工時に生成される切屑を排出するためのチップポケット11Aが形成されている。
このような第1、第2のインサート取付座13,14…に装着される切削インサートは、そのインサート本体20が超硬合金等の硬質材料により形成されて、本実施形態では図3に示すように略等脚台形平板状をなすものであり、すなわちインサート本体20の厚さ方向(図3(a)においては図面に垂直な方向。図3(b)においては左右方向。図3(c)においては上下方向)を向く互いに平行な略等脚台形状の上下面21,21と、この上下面21,21がなす等脚台形の斜辺と上記厚さ方向とに沿って延びる一対の側面22,22と、上記等脚台形の上底および下底にそれぞれ沿って互いに平行に延びる一対の側面23,23とを備えており、この等脚台形の上記斜辺は上底および下底のいずれよりも長くされている。
従って、インサート本体20には、その上下面21,21の長手方向一端(図3(a)において左側の端部)に、側面22,22と一方の側面(等脚台形の上底と下底のうち長い方に沿った側面)23とが互いに等しい角度で鋭角に交差する一対の鋭角コーナー部24A,24Aと、これとは反対の長手方向他端(図3(a)において右側の端部)に、側面22,22と他方の側面(等脚台形の上底と下底のうち短い方に沿った側面)23とが互いに等しい角度で鈍角に交差する一対の鈍角コーナー部24B,24Bとが形成されることになる。ここで、上記鋭角コーナー部24A,24Aの角度αは75〜85°の範囲とされるのが望ましく、従って鈍角コーナー部24B,24Bの角度βは95〜105°の範囲とされるのが望ましい。また、上下面21,21の中央部には、当該切削インサートをインサート取付座13,14にクランプする際のクランプネジが挿通させられる挿通孔20Aが、このインサート本体20の厚さ方向に貫通するように形成されている。
ここで、上記側面22,22は、それぞれインサート本体20の厚さ方向に対して平行とされた1つの平坦面によって構成されており、従って上下面21,21とは上記斜辺において垂直に交差するようにされて、当該切削インサートのすくい面とされている。一方、上記側面23,23は、その上記厚さ方向中央部分は該厚さ方向に平行な平坦面により形成されているが、上下面21,21との交差稜線部すなわち上記等脚台形の上底および下底部分は、上下面21,21から側面23,23にかけて凸曲面状をなすように形成されている。
なお、図3(c)に示されるように、これら上下面21,21と側面23,23との交差稜線部に形成される凸曲面のうち、上下面21の一対の鋭角コーナー部24A,24A同士を結ぶ交差稜線部は、上下面21と側面23とに滑らかに接する断面略1/4円弧状の曲面部分21Aとされる一方、上下面21の一対の鈍角コーナー部24B,24B同士を結ぶ交差稜線部は、上下面21には滑らかに接し、かつ側面23には鈍角の角度をもって交差する断面円弧状の曲面部分21Bとされている。
そして、このインサート本体20には、上記一対の側面22,22と上下面21,21との交差稜線部に切刃が形成されている。詳述すると、上下面21,21のそれぞれにおける上記曲面部分21A,21A,21B,21Bと一対の側面22,22との交差稜線部には、略凸曲線状をなす曲線刃25Aが合計8つ形成される一方、上下面21,21のそれぞれにおける曲面部分21A,21A,21B,21Bを除いた部分と、一対の側面22,22との交差稜線部には、その両端の上記曲線刃25Aに滑らかに接するような略直線状をなす直線刃25Bが合計4つ形成されており、1つの切削インサートには、合計8つの曲線刃25A…と合計4つの直線刃25B…とが形成される。
上記のような構成とされた切削インサートは、互いに同形同大のものが、カッター本体10のそれぞれ複数ずつの第1、第2のインサート取付座13…,14…に着脱可能に取り付けられる。このうち、第1のインサート取付座13に対して上記切削インサートは、インサート本体20の上記厚さ方向をカッター本体10の径方向に向けて略一致させ、一対の側面22,22のうちの1つをカッター回転方向T前方側に向けてすくい面とするように、インサート本体20の挿通孔20Aに挿通されるクランプネジ15によってネジ止めされて装着される。
こうして第1のインサート取付座13に装着される切削インサートは、その上記8つの曲線刃25A…のうち、鋭角コーナー部24Aに形成された1つの曲線刃25Aを、その第1のインサート取付座13が寄せられたカッター本体10の側面12Aまたは側面12B側に位置させて内周面11から軸線O方向外側に突出させるとともに、この曲線刃25Aに連なる直線刃25Bを該曲線刃25Aからそれぞれカッター本体10の軸線O方向内側に延ばすようにして内周面11から径方向内周側へ突出させて取り付けられている。また、側面12A寄りと側面12B寄りとの第1のインサート取付座13に取り付けられた切削インサート同士は、軸線O回りの回転軌跡において上記直線刃25Bの軸線O方向内側部分が互いにオーバーラップして軸線Oに略平行な1つの直線状をなすようにされ、これら複数の第1のインサート取付座13に装着された切削インサートの曲線刃25Aと直線刃25Bとにより、クランクシャフトにおけるピン部(シャフト部)の外周面を加工するピン刃が形成される。
また、このピン刃とされる曲線刃25Aおよび直線刃25Bのカッター回転方向T後方側に連なる曲面部分21Aおよび上下面21は、カッター回転方向T後方側へ向かうに従い径方向外周側へ向かうように傾斜させられるとともに、この曲面部分21Aとこれに連なる側面23とはカッター回転方向T後方側へ向かうに従い軸線O方向内側に向かうようにも傾斜させられていて、これらピン刃とされる曲線刃25Aおよび直線刃25Bの逃げ面をなす曲面部分21Aおよび上下面21に対して逃げが与えられている。さらに、すくい面とされる上記側面22と上下面21とが垂直に交差しているため、この側面22は径方向外周側へ向かうに従いカッター回転方向T前方側へ向かうように傾斜させられ、これによりピン刃とされる曲線刃25Aおよび直線刃25Bのラジアルレーキ角(径方向すくい角)RPは負角に設定されている(例えば−8°)。
これに対して、ピン刃とされる曲線刃25Aおよび直線刃25Bのアキシャルレーキ角(軸方向すくい角)APは、上述のようにこのピン刃が曲線刃25Aから直線刃25Bに向けて上記軸線O方向内側へ向かうに従いカッター回転方向Tの後方側へ向かうように傾斜させられることによって、正角に設定されている(例えば5°)。すなわち、本実施形態のピンミラーカッターにおける切削インサートは、すくい面をなす側面22と第1のインサート取付座13に取り付けられたときにカッター本体10の軸線O方向外側に向けられる上記側面23とが、角度αが75〜85°の範囲の鋭角コーナー部24Aを介して交差させられているために、ピン刃とされる曲線刃25Aの逃げ面をなす上記曲面部分21Aやこれに連なる側面23に対して逃げを与えたとしても、ピン刃とされる曲線刃25Aおよび直線刃25Bのアキシャルレーキ角APを正角に設定することができるのである。
一方、上記のような構成とされた切削インサートは、第2のインサート取付座14に対しては、インサート本体20の厚さ方向をカッター本体10の軸線O方向に向けて略一致させ、やはり一対の側面22,22のうちの1つをカッター回転方向T前方側に向けてすくい面とするように、インサート本体20の挿通孔20Aに挿通されるクランプネジ15によってネジ止めされて装着される。ここで、この第2のインサート取付座14に装着される切削インサートは、上記8つの曲線刃25A…のうちの鈍角コーナー部24Bに形成された1つの曲線刃25Aを、カッター本体10の側面12Aまたは側面12Bから上記軸線O方向外側へ突出させ、軸線O回りの回転軌跡において上記ピン刃とされた曲線刃25Aの軸線O方向外側かつカッター本体10内周側部分にオーバーラップさせるように取り付けられていて、このような突出状態に配置された曲線刃25Aが、クランクシャフトにおけるカウンターウェイト部の側面を加工するウェブ刃とされる。
また、こうして第2のインサート取付座14に取り付けられた切削インサートは、その軸線O方向外側に向けられる上下面21がカッター本体10の外周側に向かうに従い軸線O方向内側に向かうように傾斜させられており、これによりウェブ刃とされる上記曲線刃25Aに連なる直線刃25Bには逃げが与えられて切削に供されることがないようにされる。さらに、上記ウェブ刃とされる曲線刃25Aのカッター回転方向T後方側に連なる曲面部分21Bも、カッター回転方向T後方側へ向かうに従い上記軸線O方向内側と径方向外周側とに向かうように傾斜させられていて、ウェブ刃とされる曲線刃25Aの逃げ面をなすこの曲面部分21Bに対して逃げが与えられている。そのため、このウェブ刃とされる曲線刃25Aのアキシャルレーキ角(軸方向すくい角)AWは、この曲線刃25Aが上記軸線O方向内側へ向かうに従いカッター回転方向T前方側へ向かうように傾斜させられることによって、負角に設定されている(例えば−7°)。
そして、さらにこのウェブ刃とされる曲線刃25Aのラジアルレーキ角(径方向すくい角)RWは、この曲線刃25Aが上記径方向外周側へ向かうに従いカッター回転方向T前方側へ向かうように傾斜させられることによって負角となるように設定されているが、その大きさは−15°までの範囲とされていて、特に本実施形態では−15°とされている。すなわち、本実施形態のピンミラーカッターにおける切削インサートは、ピン刃とされる上記曲線刃25Aが形成される鈍角コーナー部24Bの角度βが95〜105°とされているため、このウェブ刃とされる曲線刃25Aに連なる曲面部分21Bに対して必要な逃げを確保しても、この曲線刃25Aのラジアルレーキ角RWを−15°までの負角に設定することができるのである。
このような構成とされたピンミラーカッターは、加工機のカッター取付部に、カッター本体10の軸線Oが主軸と一致するように取り付けられ、チャックに架け渡されたクランクシャフトをカッター本体10の内周部に挿通させた状態で、カッター本体10の軸線O回りにカッター回転方向Tに自転させられるとともに、クランクシャフトの各ピン部の軸線回りに公転させられつつ、上記切削インサートのピン刃とされる曲線刃25Aおよび直線刃25Bとウェブ刃とされる曲線刃25Aとを切り込ませることにより、このクランクシャフトの特にピン部周辺を所定形状に加工していく。
ここで、上記切削インサートにおいては、上述のように上記鋭角コーナー部24A側に形成された曲線刃25Aと直線刃25Bとは当該切削インサートを第2のインサート取付座14に取り付けたときには切削に供されることがなく、逆に鈍角コーナー部24B側に形成された曲線刃25Aは第1のインサート取付座13に取り付けたときには切削に供されることがなく、このような曲線刃25A,25Aおよび直線刃25Bが1つの側面22に2組備えられ、さらにこのような側面22が一対備えられているので、1つのインサート本体20について、ピン刃として使用可能な曲線刃25Aおよび直線刃25Bが4組と、ウェブ刃として使用可能な曲線刃25Aが4組との、合計8つの切刃が形成されることになる。従って、当該切削インサートは、この1つのインサート本体20で、カッター本体10の側面12A寄りと側面12B寄りの第1のインサート取付座13で各2回ずつ、また側面12A側と側面12B側の第2のインサート取付座14でも各2回ずつの、合計8回の使用が可能となる。
そして、このような切削インサートを取り付けた上記構成のピンミラーカッターにおいては、上記第2のインサート取付座14に取り付けられた切削インサートのウェブ刃とされる曲線刃25Aのラジアルレーキ角RWが、負角ではあるものの−15°までとされているので、このウェブ刃とされる曲線刃25Aにより生成された切屑を該曲線刃25Aのすくい面とされる側面22に沿って確実にカッター本体10の径方向(本実施形態では外周側)に案内して排出することができる。
しかるに、この点、このウェブ刃のラジアルレーキ角RWが−15°を越えてさらに負角側に設定されていると、上記特許文献1に記載のピンミラーカッターと同様に、第2のインサート取付座14に隣接したチップポケット11A内を切屑が上記軸線Oを中心とした円の接線方向に沿って側面視に真横に流れ、ウェブ刃とされる上記曲線刃25Aやこれに連なる直線刃25Bに噛み込まれて切削インサートに損傷を生じたり、チップポケット11Aの内壁面がえぐられたり、加工されるクランクシャフトにバリが発生したりしてしまうが、上記構成のピンミラーカッターによれば、上述のように切屑を確実にカッター本体10の径方向に案内できるので、このような切屑の噛み込みやチップポケット11Aのえぐれ、クランクシャフトのバリなどが発生することがない。
このため、切削インサートの損傷を防いで確実に8回の切刃の使用を可能とするとともに、カッター本体10の寿命の延長も図ることができて一層の工具費の低減を促すことができる一方、このピンミラーカッターにより加工されるクランクシャフトにおいても、バリの発生のない高品位の加工が可能となって、バリ取り作業のために加工効率が損なわれてしまうような事態を防ぎ、クランクシャフト加工の効率化を図ることができる。
また、本実施形態においては、このようなピンミラーカッターに取り付けられる切削インサートが略等脚台形平板状のインサート本体20を有し、この等脚台形をなす上下面21,21の斜辺部分とインサート本体20の厚さ方向とに沿う側面22,22がすくい面とされている。そして、かかる切削インサートが第1のインサート取付座13に取り付けられたときには、切刃(ピン刃)とされる曲線刃25Aおよび直線刃25Bのアキシャルレーキ角APが正角となるようにされるので、これにより切削抵抗の低減を図って高精度で安定したクランクシャフトの加工を促すことができる。
さらに、本実施形態ではこのような切削インサートが、カッター本体10の側面12A,12Bの第2のインサート取付座14には、その鈍角コーナー部24B側をカッター本体10の内周側に向けて外周側に向かうに従い上記側面22,22間の間隔が広がるような向きで取り付けられており、すなわち軸線Oを中心とした弧状をなすようにして装着される。このため、かかる切削インサートが取り付けられる第2のインサート取付座14が特に内周側で周方向に大きくなるのを防ぐことができて、カッター本体10の強度や剛性の向上を図るとともに、隣接する第1のインサート取付座13との干渉などを防いで所定の位置に確実に切削インサートを取り付けることができるという利点も得られる。
ただし、上記第1の実施形態ではこのようにインサート本体20が等脚台形平板状とされていたが、ウェブ刃とされる切刃のラジアルレーキ角が0°〜−15°(ただし、0°は含まず)の範囲の負角に設定されるのであれば、図4ないし図7に要部を示す本発明の第2の実施形態のピンミラーカッターのように、インサート本体30が方形平板状をなす切削インサートを用いてもよい。なお、この第2の実施形態において、カッター本体10部分など第1の実施形態と共通する部分には同一の符号を配して説明を簡略化する。
すなわち、本実施形態における切削インサートは、その上記インサート本体30が概略正方形の平板状をなし、この正方形をなす上下面31,31と、その周りにインサート本体30の厚さ方向に沿って形成された4つの側面32,32,33,33のうち、互いに反対側に位置する互いに平行な平坦面よりなる一対の側面32,32との交差稜線部に、該側面32,32と他の一対の側面33,33とが交差するコーナー部側にそれぞれ位置する凸曲線状の曲線刃35Aと、これらの曲線刃35Aが両端において滑らかに接する直線刃35Bとを有する切刃が形成されている。なお、本実施形態における切削インサートでは側面32,33のコーナー部はすべて直角とされており、また側面33,33と上下面31,31との交差稜線部は曲線刃35Aがなす凸曲線に合わせた曲面部分とされている。
このような第2の実施形態における切削インサートも、カッター本体10の内周面11の第1のインサート取付座13にあっては、1の曲線刃35Aとこれに連なる直線刃35Bとがピン刃として切削に供されるように突出させられて取り付けられる。ここで、このピン刃とされる曲線刃35Aおよび直線刃35Bのラジアルレーキ角RPは第1の実施形態と同じく負角(例えば−8°)とされる一方、第1の実施形態では正角であったアキシャルレーキ角APも、コーナー部が直角とされた本実施形態では図6に示すように負角(例えば6°)とされる。
一方、カッター本体10の側面12A,12Bの第2のインサート取付座14にあって上記切削インサートは、第1のインサート取付座13に取り付けられた際に切削に供されないようにされた他の1の曲線刃35Aをウェブ刃として突出させて取り付けられる。そして、このウェブ刃とされる上記曲線刃35Aは、そのアキシャルレーキ角AWは第1の実施形態と概ね同等の負角(例えば−6°)とされるのに対し、ラジアルレーキ角RWは、コーナー部が第1の実施形態の鈍角コーナー部24Bから直角となるために、負角であってもより正角側に近い−8°までの範囲に設定されており、本実施形態では−8°とされている。
従って、このような第2の実施形態のピンミラーカッターにおいても、まずインサート本体30の一対の側面32,32のそれぞれに、各々2組ずつのピン刃とされる曲線刃35Aおよび直線刃35Bとウェブ刃とされる曲線刃35Aが形成され、すなわち1つのインサート本体30にピン刃として4回、ウェブ刃としても4回の使用が可能な合計8つの切刃が備えられているので、工具費の低減を図ることができる。また、インサート本体30自体が正方形平板状であるので、その製造が比較的容易であるという利点も得ることができる。
そして、さらにこの第2の実施形態では、第2のインサート取付座14に取り付けられた切削インサートのウェブ刃とされる上記曲線刃35Aのラジアルレーキ角RWが、上述のようにより正角に近い−8°までの負角とされているので、この曲線刃35Aに連なってすくい面とされる上記側面32を、カッター本体10の径方向に沿ってカッター回転方向T前方を向く状態に近づけることができる。このため、このウェブ刃とされる曲線刃35Aによって生成された切屑は、上記すくい面とされる側面32に沿って一層確実にカッター本体10の径方向に案内されて円滑に排出されることになるので、本実施形態によれば、かかる切屑の噛み込みやチップポケット11Aの内壁面のえぐれ、クランクシャフトにおけるバリの発生などをさらに効果的に防止することが可能となる。
なお、上述した各実施形態では、いわゆるインターナル型のピンミラーカッターに本発明を適用したものとして説明しているが、これに限定されることはなく、円板状のカッター本体において、その径方向外周側を向く外周面に複数の第1のインサート取付座が形成され、また軸線方向を向く両側面のそれぞれの外周面側に複数の第2のインサート取付座が形成されていて、これら第1、第2のインサート取付座に対して例えば第1、第2の実施形態と同様の切削インサートがそれぞれ装着される、いわゆるエクスターナル型のピンミラーカッターに本発明を適用してもよい。
本発明の第1の実施形態の要部を示す、カッター本体10における側面12A側から見た部分拡大図である。 本発明の第1の実施形態の要部を示す、カッター本体10における内周面11を軸線O側から見た部分拡大図である。 本発明の第1の実施形態に装着される切削インサートの(a)は上面図、(b)は(a)における矢線A方向視の側面図、(c)は(a)における矢線B方向視の側面図である。 本発明の第2の実施形態の要部を示す、第1のインサート取付座13周辺を側面12A側から見た部分拡大図である。 本発明の第2の実施形態の要部を示す、第2のインサート取付座14周辺を側面12A側から見た部分拡大図である。 本発明の第2の実施形態の要部を示す、第1のインサート取付座13周辺の内周面11を軸線O側から見た部分拡大図である。 本発明の第2の実施形態の要部を示す、第2のインサート取付座14周辺の内周面11を軸線O側から見た部分拡大図である。
符号の説明
10 カッター本体
11 カッター本体10の内周面
12A,12B カッター本体10の側面
13 第1のインサート取付座
14 第2のインサート取付座
20,30 インサート本体
21,31 インサート本体20,30の上下面
22,32 インサート本体20,30のすくい面とされる側面
24A インサート本体20の鋭角コーナー部
24B インサート本体20の鈍角コーナー部
25A,35A 曲線刃
25B,35B 直線刃
O カッター本体10の軸線
T カッター本体10の回転方向
α 鋭角コーナー部24Aの角度
β 鈍角コーナー部24Bの角度
AP ピン刃とされる曲線刃25A,35Aおよび直線刃25B,35Bのアキシャルレーキ角
RP ピン刃とされる曲線刃25A,35Aおよび直線刃25B,35Bのラジアルレーキ角
AW ウェブ刃とされる曲線刃25A,35Aのアキシャルレーキ角
RW ウェブ刃とされる曲線刃25A,35Aのラジアルレーキ角

Claims (3)

  1. 軸線回りに回転される略円環状または略円板状をなすカッター本体の周面に第1のインサート取付座が、該カッター本体の側面の上記周面側に第2のインサート取付座が形成され、これら第1、第2のインサート取付座に、切刃を備えた切削インサートがそれぞれ着脱可能に取り付けられてなるピンミラーカッターであって、
    上記切削インサートは、四角形平板状をなすインサート本体の厚さ方向に沿う側面がすくい面とされて、このすくい面の辺稜部に上記切刃が形成されており、上記第1のインサート取付座にあっては、上記厚さ方向を上記カッター本体の径方向に向けて取り付けられる一方、上記第2のインサート取付座にあっては、上記厚さ方向を上記カッター本体の軸線方向に向けて、上記切刃のアキシャルレーキ角が−8°までの負角となるように、かつ該切刃のラジアルレーキ角が−15°までの負角となるように取り付けられていることを特徴とするピンミラーカッター。
  2. 上記インサート本体は略等脚台形平板状をなし、この等脚台形の斜辺部分と上記厚さ方向とに沿う側面がすくい面とされていて、上記第1のインサート取付座にあっては、上記切刃のアキシャルレーキ角が正角となるように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のピンミラーカッター。
  3. 上記インサート本体は略方形平板状をなし、上記第1のインサート取付座にあっては、上記切刃のアキシャルレーキ角が負角となるように取り付けられているとともに、上記第2のインサート取付座にあっては、上記切刃のラジアルレーキ角が−8°までの負角となるように取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のピンミラーカッター。
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