JP2006309385A - 電子機器システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】他の電子機器から得られるメニュー情報が全て合成され、表示されると、表示されるメニュー項目が増加し、利便性が悪いという課題があった。
【解決手段】第一の電子機器100は、第二の電子機器200から受信した動作指示情報に基づいて第一動作部101を動作させる第一制御部102を具備し、第二の電子機器200は、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する選択部203と、選択された第一操作項目情報に基づいて操作メニューを表示する操作メニュー表示部204と、操作メニューのメニュー項目に対する動作指示に基づいて、第一操作項目情報から動作指示情報を取得する第二動作指示情報取得部206と、取得した動作指示情報を第一の電子機器200に送信する第二動作指示情報送信部207とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク等により接続された複数の電子機器を備えた電子機器システム等に関する。
従来の電子機器システムとしては、1つの電子機器が、ネットワーク等により接続されている他の電子機器のメニュー情報を受信し、これを自電子機器のメニュー情報と合成するものがある(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。このような電子機器システムにおいては、この合成したメニューを用いることで、接続されている他の電子機器の動作を制御することが可能である。
特開平07−177586号公報(第1頁、第1図等) 特開2003−029895号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、上記のような、電子機器システムにおいては、他の電子機器から得られるメニュー情報が全て合成されて表示されるため、メニューとして表示されるメニュー項目が増加してしまうため、ユーザが選択したいメニュー項目を探すために時間がかかったり、メニュー項目を見つけることができなかったりしてしまい、利便性が悪いという課題があった。
本発明に係る電子機器システムは、第一の電子機器と第二の電子機器とを具備する電子機器システムであって、前記第一の電子機器は、所定の動作を行う第一動作部と、前記第二の電子機器から、特定の動作を指示する情報である動作指示情報を受信する第一動作指示情報受信部と、前記第一動作指示情報受信部が受信した動作指示情報に基づいて前記第一動作部を動作させる第一制御部を具備し、前記第二の電子機器は、所定の動作を行う第二動作部と、前記第一の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を一以上格納している第二操作項目情報格納部と、前記第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する選択部と、前記選択部が選択した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する操作メニュー表示部と、前記表示された操作メニューのメニュー項目に対する指示である動作指示を受け付ける動作指示受付部と、前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記第一操作項目情報に応じた前記動作指示情報を取得する第二動作指示情報取得部と、前記第二動作指示情報取得部が取得した動作指示情報を、前記第一の電子機器に送信する第二動作指示情報送信部を具備する。
かかる構成により、第二の電子機器において、第一の電子機器のメニュー項目を選択的に表示することが可能となる。
また、前記電子機器システムにおいて、前記第二の電子機器は、当該第二の電子機器を動作させるための情報である第二操作項目情報を一以上格納している自機器操作項目情報格納部と、前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記第二操作項目情報に応じた前記動作指示情報を取得する自機器動作指示情報取得部と、前記自機器動作指示情報取得部が取得した動作指示情報に基づいて前記第二動作部を動作させる第二制御部とをさらに備え、前記操作メニュー表示部は、さらに、前記第二操作項目情報に基づいて操作メニューを表示し、前記選択部は、前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記第一操作項目情報を選択するようにした。
かかる構成により、第二の電子機器においては、第二操作項目情報に基づいて表示した操作メニューのメニュー項目に対する動作指示に応じて、第一の電子機器のメニュー項目を選択的に表示することが可能となり、第二の電子機器の操作に伴って必要となるメニュー項目、あるいは利用することが適切であると考えられるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、前記電子機器システムにおいて、前記第二動作部は、コンテンツを処理する動作を行い、前記選択部は、前記第二動作部が処理するコンテンツに応じて前記第一操作項目情報の選択を行うようにした。
かかる構成により、第二の電子機器においては、処理を行うコンテンツに応じて、第一の電子機器のメニュー項目を選択的に表示することが可能となり、コンテンツに応じて必要となるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、前記電子機器システムにおいて、前記第一の電子機器は、当該電子機器に関する情報である機器情報を格納している機器情報格納部と、前記機器情報を前記第二の電子機器に送信する機器情報送信部とを、さらに備え、前記第二の電子機器は、前記機器情報を受信する機器情報受信部と、前記機器情報受信部が受信した機器情報を蓄積する機器情報蓄積部とを、さらに備え、前記選択部は、前記機器情報蓄積部が蓄積した機器情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行うようにした。
かかる構成により、第二の電子機器においては、第一の電子機器に応じて、第一の電子機器のメニュー項目を選択的に表示することが可能となり、第一の電子機器に応じて必要となるメニュー項目、あるいは利用することが適切であると考えられるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、前記電子機器システムにおいて、前記第二の電子機器は、前記第二動作部の動作状態に関する情報である動作状態情報を取得する動作状態情報取得部をさらに備え、前記選択部は、動作状態情報取得部が取得した前記動作状態情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行うようにした。
かかる構成により、第二の電子機器においては、当該第二の電子機器の動作状態に応じて、第一の電子機器のメニュー項目を選択的に表示することが可能となり、第二の電子機器の動作状態に応じて必要となるメニュー項目、あるいは利用することが適切であると考えられるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、前記電子機器システムにおいて、前記第一の電子機器は、前記第一操作項目情報を格納している第一操作項目情報格納部と、前記第一操作項目情報を、第二の電子機器に送信する第一操作項目情報送信部とをさらに備え、前記第二の電子機器は、前記第一の電子機器から前記第一操作項目情報を受信する第二操作項目情報受信部と、前記第二操作項目情報受信部の受信した第一操作項目情報を、前記第二操作項目情報格納部に蓄積する第二操作項目情報蓄積部とを、さらに備えるようにした。
かかる構成により、第二の電子機器は、予め第一の電子機器の第一操作項目情報を格納しておく必要がない。これにより、どのような第一の電子機器であっても、その操作メニューを第二の電子機器において表示することが可能となり、汎用性が高い。
また、本発明に係る電子機器システムは、第一の電子機器と第二の電子機器とを具備する電子機器システムであって、前記第一の電子機器は、所定の動作を行う第一動作部と、前記第一の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を一以上格納している第一操作項目情報格納部と、前記第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する選択部と、前記選択部が選択した前記第一操作項目情報を前記第二の電子機器に送信する第一操作情報送信部と、前記第二の電子機器から、特定の動作を指示する情報である動作指示情報を受信する第一動作指示情報受信部と、前記第一動作指示情報受信部が受信した動作指示情報に基づいて前記第一動作部を動作させる第一制御部を具備し、前記第二の電子機器は、所定の動作を行う第二動作部と、前記第一の電子機器から、前記第一操作項目情報を受信する第二操作項目情報受信部と、前記第二操作項目情報受信部が受信した第一操作項目情報を蓄積する第二操作項目情報蓄積部と、前記第二操作項目情報蓄積部が蓄積した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する操作メニュー表示部と、前記表示された操作メニューのメニュー項目に対する指示である動作指示を受け付ける動作指示受付部と、前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記第二操作項目情報蓄積部が蓄積した第一操作項目情報に応じた前記動作指示情報を取得する第二動作指示情報取得部と、前記第二動作指示情報取得部が取得した動作指示情報を、前記第一の電子機器に送信する第二動作指示情報送信部を具備する。
かかる構成により、第二の電子機器において、第一の電子機器のメニュー項目を選択的に表示することが可能となる。また、第一の電子機器のメニュー項目を選択的に表示するために行われる第一操作項目情報を選択する処理を、第一の電子機器が行うようにしたから、第二の電子機器が行う処理を軽減することができる。
また、前記電子機器システムにおいて、前記第二の電子機器は、当該第二の電子機器を動作させるための情報である第二操作項目情報を一以上格納している自機器操作項目情報格納部と、前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、当該受け付けた動作指示に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を、前記第二操作項目情報から取得する要求情報取得部と、前記要求情報取得部が取得した要求情報を前記第一の電子機器に送信する要求情報送信部と、前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記自機器操作項目情報格納部が格納している第二操作項目情報に応じた前記動作指示情報を取得する自機器動作指示情報取得部と、前記自機器動作指示情報取得部が取得した動作指示情報に基づいて前記第二動作部を動作させる第二制御部とをさらに備え、前記第一の電子機器は、前記第二の電子機器からの要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、前記選択部は、前記要求情報に基づいて前記第一操作項目情報の選択を行うようにした。
かかる構成により、第二の電子機器においては、第二操作項目情報に基づいて表示した操作メニューのメニュー項目に対する動作指示に応じて選択された第一の電子機器のメニュー項目を表示することが可能となり、第二の電子機器の操作に伴って必要となるメニュー項目、あるいは利用することが適切であると考えられるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、前記電子機器システムにおいて、前記第二動作部は、コンテンツを処理する動作を行い、前記第二の電子機器は、前記第二動作部の処理するコンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、前記コンテンツ情報に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得する要求情報取得部と、前記要求情報取得部の取得した要求情報を前記第一の電子機器に送信する要求情報送信部とを、さらに備え、前記第一の電子機器は、前記第二の電子機器からの要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、前記選択部は、前記要求情報に基づいて前記第一操作項目情報の選択を行うようにした。
かかる構成により、第二の電子機器においては、処理を行うコンテンツに応じて選択された第一の電子機器のメニュー項目を表示することが可能となり、コンテンツに応じて必要となるメニュー項目、あるいは利用することが適切であると考えられるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、前記電子機器システムにおいて、前記第二の電子機器は、前記第一の電子機器に関する情報である機器情報を受信する機器情報受信部と、前記機器情報受信部が受信した機器情報を蓄積する機器情報蓄積部と、前記機器情報蓄積部が蓄積した機器情報に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得する要求情報取得部と、前記要求情報取得部の取得した要求情報を前記第一の電子機器に送信する要求情報送信部とを、さらに備え、前記第一の電子機器は、前記機器情報を格納している機器情報格納部と、前記機器情報を前記第二の電子機器に送信する機器情報送信部と、前記第二の電子機器からの要求情報を受信する要求情報受信部とをさらに備え、前記選択部は、前記要求情報に基づいて前記第一操作項目情報の選択を行うようにした。
かかる構成により、第二の電子機器においては、第一の電子機器に応じて選択された第一の電子機器のメニュー項目を表示することが可能となり、第一の電子機器に応じて必要となるメニュー項目、あるいは利用することが適切であると考えられるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、前記電子機器システムにおいて、前記第二の電子機器は、前記第二動作部の動作状態に関する情報である動作状態情報と取得する動作状態情報取得部と、前記動作状態情報取得部の取得した動作状態情報に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得する要求情報取得部と、前記要求情報取得部の取得した要求情報を前記第一の電子機器に送信する要求情報送信部とを、さらに備え、前記第一の電子機器は、前記第二の電子機器からの要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、前記選択部は、前記要求情報に基づいて前記第一操作項目情報の選択を行うようにした。
かかる構成により、第二の電子機器においては、当該第二の電子機器の動作状態に応じて選択された第一の電子機器のメニュー項目を表示することが可能となり、第二の電子機器の動作状態に応じて必要となるメニュー項目、あるいは利用することが適切であると考えられるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
本発明による電子機器システムによれば、ネットワーク等により接続されている複数の電子機器のメニュー項目を、選択的に表示することができ、利便性に優れた電子機器システムを提供することが可能となる。
以下、電子機器システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素およびステップは同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態に係る電子機器システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る電子機器システムは、第一の電子機器100と、第二の電子機器200とを備えている。第一の電子機器100と第二の電子機器200とは、ネットワーク300を介して接続されている。
第一の電子機器100は、第一動作部101と、第一制御部102と、第一動作指示情報受信部103と、操作項目要求受信部104と、第一操作項目情報格納部105と、第一操作項目情報送信部106とを備えている。
第二の電子機器200は、第二動作部201と、第二操作項目情報格納部202と、選択部203と、操作メニュー表示部204と、動作指示受付部205と、第二動作指示情報取得部206と、第二動作指示情報送信部207と、第二制御部208と、第二操作項目情報受信部209と、第二操作項目情報蓄積部210と、自機器操作項目情報格納部211と、自機器動作指示情報取得部212と、操作項目要求送信部213とを備えている。
第一の電子機器100は、ネットワーク等を介して他の機器と接続可能な電子機器であれば、どのような電子機器であっても良い。例えば、テレビや、DVDプレーヤー、DVDレコーダー、ハードディスクレコーダー、ビデオテープレコーダー、CDプレーヤー、チューナー、カセットテープレコーダー、アンプ、サラウンドシステム等のAV機器であってもよく、また、冷蔵庫や、洗濯機、エアコン、照明器具等の家電や、給湯システムのような設備機器であってもよい。
第一動作部101は、第一制御部102からの制御信号に基づいて、所定の動作を行う。所定の動作とは、例えば、第一の電子機器100が、テレビであれば、電波を受信し、映像を表示する動作等であり、第一の電子機器100がDVDプレーヤーであれば、DVDディスクから映像信号および音声信号を読み出して出力する動作等である。第一動作部101は、例えば、MPUやメモリ等で実現され得る。第一動作部101の動作は、例えば、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
第一動作指示情報受信部103は、特定の動作を指示する情報である動作指示情報を第二の電子機器200から受信する。動作指示情報は、第一動作部101または第二動作部201に特定の動作を指示する情報であれば、どのような情報であるかは問わない。例えば、第一動作部101または第二動作部201に所定のアクションを実行させるコマンドやイベント情報等であってもよいし、第一動作部101または第二動作部201に実行させるアクションを指定するための識別情報等であってもよい。動作指示情報のデータ構造は問わない。この第一動作指示情報受信部103の受信する動作指示情報は、第一動作部101に対する動作指示情報である。第一動作指示情報受信部103は、モデムやネットワーク等の受信を行うための受信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、第一動作指示情報受信部103は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。第一動作指示情報受信部103は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。また、無線または有線の放送手段により実現してもよい。
第一制御部102は、第一動作指示情報受信部103が受信した動作指示情報に基づいて第一動作部101を動作させる。具体的には、動作指示情報に対応した制御信号を第一動作部101に出力して、動作指示情報が指示する動作が行われるように、第一動作部101の動作を制御する。動作指示情報のデータ構造は問わない。第一制御部102は、MPUやメモリ等から実現され得る。第一制御部102の処理手順は、例えば、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
第一操作項目情報格納部105は、第一の電子機器100を動作させるための情報である第一操作項目情報を一以上格納している。第一操作項目情報は、例えば、操作メニューの項目を示す項目情報と、この項目に対応した動作指示情報を有している。この第一操作項目情報の有する動作指示情報は、第一動作部101に対して動作を指示するための動作指示情報である。項目情報は、第一の電子機器100が、例えばテレビであれば、「チャンネルアップ」、「音量下げる」等の操作メニューの項目を示す情報であり、第一の電子機器100が、例えばDVDプレーヤーであれば、「再生」、「停止」等の操作メニューの項目を示す情報である。項目情報は、操作メニューの項目を示す情報であれば、テキスト情報であってもよいし、画像情報であってもよい。また、この項目情報がメニュー項目として表示されてもよいし、この項目情報に関連づけられたメニュー項目を表示するためのテキストデータや画像のデータがメニュー項目として表示されてもよい。なお、第一操作項目情報が、項目情報のみ、あるいは動作指示情報のみを有しているようにしてもよい。また、第一操作項目情報は、第一の電子機器100を識別するための情報を有していてもよい。第一操作項目情報のデータ形式は問わない。例えば、XML形式のデータであってもよいし、表形式のデータであってもよい。また、第一操作項目情報、項目情報、及び動作指示情報のデータ構造は問わない。第一操作項目情報格納部105は、ROMや光ディスク等の不揮発性の記憶媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
操作項目要求受信部104は、第二の電子機器200からの、第一操作項目情報の送信を要求する情報である操作項目要求情報を受信する。操作項目要求情報のデータ構造は問わない。操作項目要求受信部104は、モデムやネットワーク等の受信を行うための受信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、操作項目要求受信部104は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。操作項目要求受信部104は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。また、無線または有線の放送手段により実現してもよい。
第一操作項目情報送信部106は、第一操作項目情報格納部105に格納されている第一操作項目情報を第二の電子機器200に送信する。第一操作項目情報を送信するトリガーやタイミングは問わない。例えば、第一操作項目情報送信部106は、操作項目要求受信部104が受信した操作項目要求情報に対応して、第一操作項目情報を第一操作項目情報格納部105から取得し、第二の電子機器200に送信しても良い。具体的には、第二の電子機器200から操作項目要求情報を受信したことをトリガーとして第一操作項目情報を送信するようにしてもよい。また、第一の電子機器100と第二の電子機器200とが接続された直後や、第二の電子機器200に電源が投入された直後など、第一の電子機器100と第二の電子機器200との接続を認識した場合に第一操作項目情報を送信しても良い。なお、ここでは、直後とは、接続を認識した時点から多少の遅延を有する場合も含む。また、第一操作項目情報を定期的、あるいは不定期に送信してもよい。なお、本実施の形態においては、操作項目要求受信部104が第二の電子機器200から受信した操作項目要求情報に対応して、第一操作項目情報を第二の電子機器200に送信する場合について説明するが、操作項目要求情報に対応して第一操作項目情報を送信しない場合には、操作項目要求受信部104を省略してもよい。第一操作項目情報送信部106は、モデムやネットワーク等の送信を行うための送信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、第一操作項目情報送信部106は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。第一操作項目情報送信部106は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。また、無線または有線の放送手段により実現してもよい。
第二の電子機器200は、ネットワーク等を介して他の機器と接続可能な電子機器であれば、どのような電子機器であっても良い。例えば、テレビや、DVDプレーヤー、DVDレコーダー、ハードディスクレコーダー、ビデオテープレコーダー、CDプレーヤー、チューナー、カセットテープレコーダー、アンプ、サラウンドシステム等のAV機器であってもよく、また、冷蔵庫や、洗濯機、エアコン、照明器具等の家電や、給湯システム等の設備機器であってもよい。
第二動作部201は、第二制御部208からの制御信号に基づいて、所定の動作を行う。所定の動作とは、例えば、第二の電子機器200が、テレビであれば、電波を受信し、映像を表示する動作等であり、第二の電子機器200がDVDプレーヤーであれば、DVDディスクから映像信号および音声信号を読み出して出力する動作等である。第二動作部201は、例えば、MPUやメモリ等で実現され得る。第二動作部201の動作は、例えば、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
第二操作項目情報受信部209は、第一の電子機器100を動作させるための情報である第一操作項目情報を、第一の電子機器100から受信する。第二操作項目情報受信部209は、モデムやネットワーク等の受信を行うための受信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、第二操作項目情報受信部209は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。第二操作項目情報受信部209は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。また、無線または有線の放送手段により実現してもよい。
第二操作項目情報蓄積部210は、第二操作項目情報受信部209の受信した第一操作項目情報を、第二操作項目情報格納部202に蓄積する。第二操作項目情報蓄積部210は、MPUやメモリ等から実現され得る。
第二操作項目情報格納部202は、第一の電子機器100を動作させるための情報である第一操作項目情報を一以上格納している。ここでの「格納」とは、例えば、受信部等が受信したデータを一時的に保持する場合や、データ処理時に、キャッシュ等にデータを一時的に保持する場合等の、一時的な格納も含む。第二操作項目情報格納部202は、第一操作項目情報を予め格納していてもよいし、第一の電子機器100から送信された第一操作項目情報を格納するようにしてもよい。第二操作項目情報格納部202は、データの書き換えが可能なROMや光ディスク等の不揮発性の記憶媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、第一操作項目情報の書き換えが不要であればROM等の書き換えができない記憶媒体を用いるようにしてもよい。
自機器操作項目情報格納部211は、第二の電子機器200を動作させるための情報である第二操作項目情報を一以上格納している。第二操作項目情報は、例えば、上述した第一操作項目情報と同様の、項目情報と、動作指示情報とを有している。この第二操作項目情報の動作指示情報は、第二動作部201に対して動作を指示するために用いられる動作指示情報である。なお、第二操作項目情報が、項目情報のみ、あるいは動作指示情報のみを有しているようにしてもよい。また、第二操作項目情報は、第二の電子機器200を識別するための情報を有していてもよい。第二操作項目情報のデータ形式は問わない。ここでの「格納」とは、例えば、受信部等が受信したデータを一時的に保持する場合や、データ処理時に、キャッシュ等にデータを一時的に保持する場合等の、一時的な格納も含む。自機器操作項目情報格納部211は、第二操作項目情報を予め格納していてもよいし、他の機器等から送信された第二操作項目情報を格納するようにしてもよい。自機器操作項目情報格納部211は、データの書き換えが可能なROMや光ディスク等の不揮発性の記憶媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。また、第二操作項目情報の書き換えが不要であればROM等の書き換えができない記憶媒体を用いるようにしてもよい。
操作メニュー表示部204は、第二操作項目情報、および後述する選択部203が選択した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する。操作メニュー表示部204は、例えば、第二操作項目情報や第一操作項目情報が有する項目情報に応じたメニュー項目を有する操作メニューを表示する。操作メニュー表示部204は、操作メニューの各メニュー項目を、矩形形状や、楕円形状等、どのような形状で表示してもよい。また、各メニュー項目をどのように配置してもよい。例えば、メニュー項目をリスト状に配列してもよいし、等間隔を隔ててマトリクス状に配置してもよい。また、階層構造を有するメニューとして表示してもよい。また、第二操作項目情報と第一操作項目情報とを合成し、この合成した操作項目情報に基づいて操作メニューを表示してもよい。合成して表示する場合にはどのような合成を行うようにしてもよい。例えば、単に第一操作項目情報の後に、第二操作項目情報を付加するようなデータの構造上の合成ルールを適用してもよいし、メニューのボタン等の形状をどのように選択するかといった、予め設定しておいた形状の合成ルールを適用してもよい。また、動作の合成ルールを適用してもよい。動作の合成ルールとは、例えば、ビデオの録画動作の指示があった場合には、必ず制御をテレビからビデオに移してから録画をする。すなわち、ビデオの何らかの動作の場合には、必ずビデオに制御を移す動作を前処理として定義するものである。また、ビデオの再生の指示があった場合、テレビの表示用の信号の入力先をビデオの出力の接続された外部入力端子に切り替えるような処理を定義してもよい。操作メニュー表示部204は、ディスプレイ等の表示デバイスを含むと考えても含まないと考えてもよい。操作メニューを表示するための情報を、他の表示装置に出力するようにしてもよい。操作メニュー表示部204は、表示デバイスのドライバーソフト、または表示デバイスとドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
動作指示受付部205は、操作メニュー表示部204に表示された操作メニューのメニュー項目に対する指示である動作指示を受け付ける。具体的には、操作メニュー表示部204に表示された操作メニューの項目が選択されることにより動作指示を受け付ける。動作指示は所定の操作メニューの項目に関する新たなメニュー、例えばサブメニュー等を表示する指示であってもよい。動作指示の受け付けは、例えば、リモートコントロール装置を用いたメニュー項目選択、操作メニュー表示部204等に設けられたタッチパネルのメニュー項目選択等により行われる。また、第二の電子機器200に設けられたハードボタンを押下した情報を動作指示として受け付けてもよい。動作指示受付部205の受け付ける入力は、リモートコントロール装置、タッチパネル、ハードボタン、テンキーやキーボードやマウスによる入力等で、入力手段はどのようなものであってもよい。動作指示受付部205は、リモートコントロール装置や、タッチパネル、ハードボタン等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
選択部203は、第二操作項目情報格納部202が格納している第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する。「所定の条件」とはどのような条件であってもよい。本実施の形態においては、動作指示受付部205の受け付けた動作指示に基づいて、第一操作項目情報を選択する場合について説明する。具体的には、動作指示受付部205が、第二操作項目情報に基づいて表示されたメニュー項目に対する動作指示を受け付けた場合、選択部203は、その第二操作項目情報に応じた第一操作項目情報を選択する。なお、選択部203が、第二操作項目情報に応じた第一操作項目情報として、どのような第一操作項目情報を選択するかについては問わない。例えば、予め、第二操作項目情報が選択条件に関する情報を有するようにするとともに、第一操作項目情報内に、第二操作項目情報が有している選択条件に関する情報に対応した情報を持たせるようにし、第一操作項目情報内の選択条件に関する情報に対応した情報が、動作指示により選択されたメニュー項目に対応する第二操作項目情報の持つ選択条件に関する情報と合致した場合に、この第一操作項目情報を選択するようにしてもよい。ここで述べる「選択条件に関する情報」とは、選択条件そのものであってもよいし、選択条件を得るための基となる情報であってもよい。例えば、この選択条件に関する情報として、第二操作項目情報が有する、メニュー項目の項目名や、メニュー項目を識別するための識別情報、メニュー項目の種類、動作指示に応じて実行されるアクションのアクション名、このアクションを識別するための識別情報等の情報のうちの少なくとも一つを利用するようにしてもよい。具体例としては、「映像再生」というメニュー項目が選択された場合に、音量に関連する第一操作項目情報が選択されるようにするために、音量に関する第一操作項目情報内に「音量」という情報を設定し、「映像再生」というメニュー項目に対応する第二操作項目情報内には、「音量」という情報を設定する。そして、動作指示として、「映像再生」というメニュー項目が選択された場合に、このメニュー項目に対応する第二操作項目情報内から「音量」という情報を選択条件として取得し、この選択条件を満たす第一操作項目情報、すなわち「音量」という情報を持つ第一操作項目情報を選択する。このようにして、第二操作項目情報に応じた第一操作項目情報を取得してもよい。選択部203が動作指示に応じて、どのように第一操作項目情報を選択するかは問わない。例えば、予め、第一操作項目情報内に第二操作項目情報がもつ情報に対応した情報を持たせるようにし、この情報が、選択されたメニュー項目に対応する第二操作項目情報の持つ情報と合致した場合に、この第一操作項目情報を選択するようにしてもよい。なお、選択部203が第一操作項目情報を選択する処理の具体例については後述する。選択部203は、MPUやメモリ等から実現され得る。選択部203が第一操作項目情報を選択する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
第二動作指示情報取得部206は、動作指示受付部205が受け付けた動作指示に基づいて、第一操作項目情報に応じた動作指示情報を取得する。具体的には、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報と、操作メニュー表示部204が表示する操作メニューのメニュー項目とは、例えば、メニュー項目に第一操作項目情報を識別する識別情報や、リンク情報を与えておく等により、対応付けがされているようにする。そして、第二動作指示情報取得部206は、動作指示受付部205により選択されたメニュー項目が、第一操作項目情報に基づいて表示されたものであれば、動作指示受付部205により選択されたメニュー項目に対応する第一操作項目情報を、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報の中から判定し、この判定された第一操作項目情報から、動作指示情報を取得する。第二動作指示情報取得部206は、MPUやメモリ等から実現され得る。第二動作指示情報取得部206が動作指示情報を取得する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
第二動作指示情報送信部207は、第二動作指示情報取得部206が取得した動作指示情報を、第一の電子機器100に送信する。第二動作指示情報送信部207は、モデムやネットワークカードなどの送信を行うための送信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、第二動作指示情報送信部207は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。送信は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。
自機器動作指示情報取得部212は、動作指示受付部205が受け付けた動作指示に基づいて、第二操作項目情報に応じた動作指示情報を取得する。具体的には、自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報と、操作メニュー表示部204が表示する操作メニューのメニュー項目とは、例えば、メニュー項目に第二操作項目情報を識別する識別情報や、リンク情報を与えておく等により、対応付けがされているようにする。そして、自機器動作指示情報取得部212は、動作指示受付部205により選択されたメニュー項目が、第二操作項目情報に基づいて表示されたものであれば、動作指示受付部205により選択されたメニュー項目に対応する第二操作項目情報を、自機器操作項目情報格納部211が格納している第二操作項目情報の中から判定し、この判定された第二操作項目情報から動作指示情報を取得する。自機器動作指示情報取得部212は、MPUやメモリ等から実現され得る。自機器動作指示情報取得部212が動作指示情報を取得する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
第二制御部208は、自機器動作指示情報取得部212が第二操作項目情報に基づいて取得した動作指示情報に基づいて第二動作部201を動作させる。具体的には、動作指示情報に対応した制御信号を第二動作部201に出力して、動作指示情報が指示する動作が行われるように、第二動作部201の動作を制御する。第二制御部208は、MPUやメモリ等から実現され得る。第一制御部102の処理手順は、例えば、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
操作項目要求送信部213は、第一の電子機器100に対し、第一操作項目情報の送信を要求する情報である操作項目要求情報を送信する。操作項目要求情報は、どのような情報であってもよい。送信を求める第一操作項目情報を識別するための識別情報等を含む情報であってもよいし、第一の電子機器100の送信先となる第二の電子機器200のアドレスを示すアドレス情報や、識別情報等であってもよい。第一の電子機器100に、予め、所定の第一操作項目情報を、第二の電子機器200に送信することが設定されている場合には、第一の電子機器100に単に第一操作項目情報の送信を行うアクションを実行させるためのトリガーとなる情報を送信するようにしてもよい。また、操作項目要求送信部213は、どのようなトリガーにより操作項目要求情報を送信するようにしてもよい。例えば、第二の電子機器200の電源がオンされたことを検出するための処理部を設け、この処理部が出力する電源がオンされたことを示す信号をトリガーとして、操作項目要求情報を送信するようにしてもよい。また、第二の電子機器200が第一の電子機器100と接続されたことを検出するための処理部を設け、この処理部が出力する第一の電子機器100と接続されたことを示す信号をトリガーとして、操作項目要求情報を送信するようにしてもよい。また、操作メニュー表示部204等が操作メニューの表示の指示を受け付けた場合に、操作メニュー表示部204等が操作メニューの表示の指示を受け付けたことを示す信号を操作項目要求送信部213に出力するようにし、この信号を受け付けたことをトリガーとして、操作項目要求情報を送信するようにしてもよい。操作項目要求送信部213は、モデムやネットワークカードなどの送信を行うための送信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、操作項目要求送信部213は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。送信は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。また、無線または有線の放送手段により実現してもよい。
ネットワーク300は、第一の電子機器100と第二の電子機器200との間での、データの送受信を可能とするものであれば、どのようなネットワークであっても良い。ネットワーク300は、例えば、IPプロトコル等を用いた無線または有線のネットワークであってもよい。また、このネットワークにおける通信を、地上波放送、ケーブルテレビ放送、衛星放送等により実現しても良い。また、第一の電子機器100と第二の電子機器200との間でデータの通信が可能であれば、両者をどのように接続してもよい。例えば、ネットワークで接続する代わりに、IEEE1394やUSBといったシリアルバス等を用いて接続してもよい。
つぎに、第一の電子機器100の動作について、図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS201)操作項目要求受信部104は、第二の電子機器200から、操作項目要求情報を受信したか否かを判定する。受信した場合、ステップS202へ進み、受信していない場合、ステップS203へ進む。
(ステップS202)第一操作項目情報送信部106は、ステップS201で受信した操作項目要求情報に応じて、第一操作項目情報格納部105から第一操作項目情報を取得し、第二の電子機器200に対して送信する。そして、ステップS201に戻る。
(ステップS203)第一動作指示情報受信部103は、第二の電子機器200から、動作指示情報を受信したか否かを判定する。受信した場合、ステップS204へ進み、受信していない場合、ステップS201に戻る。
(ステップS204)第一制御部102は、ステップS203で受信した動作指示情報に基づいて、第一動作部101の動作を制御する。そして、ステップS201に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。
つぎに、第二の電子機器200の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)操作メニュー表示部204は、所定の操作メニューを表示する指示等を受け付けたか否かを判定する。「所定の操作メニュー」はここでは、少なくとも一つ以上の第二操作項目情報に基づく操作メニューであればどのようなものであってもよい。受け付けた場合、ステップS302へ進み、受け付けていない場合、ステップS301へ戻る。なお、操作メニューを表示する指示はどのように受け付けてもよい。例えば、操作メニューを表示するための指示を受け付ける受付部等を設け、この受付部から受け付けるようにしてもよいし、他の処理部等から出力される指示等を受け付けるようにしてもよい。
(ステップS302)操作項目要求送信部213は、操作項目要求情報を、第一の電子機器100に対して送信する。なお、この送信は、送信相手を特定した一対一の送信であってもよいし、一対多のマルチキャストの送信であってもよいし、送信相手を特定しないブロードキャストによる送信であってもよい。
(ステップS303)第二操作項目情報受信部209は、第一操作項目情報を第一の電子機器100から受信したか否か判定する。受信した場合、ステップS304へ進み、受信していない場合、ステップS303へ戻る。なお、ステップS302において操作項目要求情報をマルチキャストやブロードキャストで送信した場合には、送信が行なわれてからの所定の時間内に、複数の電子機器100からの受信が行なわれたか否かを判定するようにしてもよい。
(ステップS304)第二操作項目情報蓄積部210は、ステップS303で受信した第一操作項目情報を、第二操作項目情報格納部202に蓄積する。
(ステップS305)操作メニュー表示部204は、自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報に基づいて所定の操作メニューを表示する。
(ステップS306)動作指示受付部205は、ステップS305において表示した操作メニューのメニュー項目に対する動作指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS307に進み、受け付けていない場合、ステップS306に戻る。
(ステップS307)自機器動作指示情報取得部212は、ステップS306において受け付けた動作指示に対応する第二操作項目情報から動作指示情報を取得する。
(ステップS308)自機器動作指示情報取得部212は、動作指示に対応する第二操作項目情報から選択条件に関する情報を取得する。
(ステップS309)選択部203は、ステップS308において取得した情報に基づいて得られる選択条件を満たす第一操作項目情報を、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報から選択する。なお、この選択を行う処理の具体的な詳細動作については後述する。
(ステップS310)選択部203は、選択された第一操作項目情報があるか否かを判定する。ある場合、ステップS311へ進み、ない場合、ステップS315へ進む。
(ステップS311)操作メニュー表示部204は、ステップS309において選択した第一操作項目情報に基づいて操作メニューを表示する。
(ステップS312)動作指示受付部205は、ステップS311において表示した操作メニューのメニュー項目に対する動作指示を受け付けたか否かを判定する。受け付けた場合、ステップS313に進み、受け付けていない場合、ステップS312に戻る。なお、このステップS312による処理をキャンセルするメニュー項目等を表示するようにし、ステップS312において表示した操作メニューによる操作が不要である場合、このキャンセルのメニュー項目を選択することにより、ステップS315に進むようにしてもよい。
(ステップS313)第二動作指示情報取得部206は、ステップS312において受け付けた動作指示に対応する第一操作項目情報から、動作指示情報を取得する。
(ステップS314)第二動作指示情報送信部207は、第二動作指示情報取得部206が取得した動作指示情報を、第一の電子機器100に対して送信する。なお、この送信は、送信相手を特定した一対一の送信であってもよいし、一対多のマルチキャストの送信であってもよいし、送信相手を特定しないブロードキャストによる送信であってもよい。
(ステップS315)第二制御部208は、自機器動作指示情報取得部212が取得した動作指示情報に基づいて、第二動作部201の動作を制御する。そして、ステップS301へ戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。
なお、上記のステップS315の処理を、ステップS307の処理の後に行うようにし、ステップS314の処理後に、ステップS301に戻るようにしてもよい。
つぎに具体例について説明する。図4は、本実施の形態に係る電子機器システムの具体例を説明するための概念図である。この具体例においては、第一の電子機器100がサラウンドアンプ、チューナー、CDプレーヤー、カセットテープレコーダー、スピーカーを備えた、いわゆるミニコンポと呼ばれるオーディオシステム、第二の電子機器200が映像音声情報を記録再生可能なDVDレコーダーであり、第一の電子機器100と第二の電子機器200とが、インターネットプロトコルを利用した有線のネットワーク300で接続されているものとする。ここでは、第二の電子機器200の音声の出力先は、第一の電子機器100となっており、第二の電子機器200から出力された音声の音量や、音質等の制御は、第一の電子機器100により制御可能であるとする。また、必要に応じて、第二の電子機器200の出力する音声を、第一の電子機器100で録音したりできるものとする。また、第二の電子機器200の出力は、外部のディスプレイ400に接続されており、映像等がこのディスプレイに表示されるものとする。
図5は、第一の電子機器100の第一操作項目情報格納部105に格納されている第一操作項目情報のデータの構成を示す図である。ここでは、一以上の第一操作項目情報が一つのファイルに格納されているものとする。このデータにおいて、「アイテム」という開始タグ(<>で囲まれたもの)と終了タグ(</>で囲まれたもの)とに挟まれた情報が、一つの第一操作項目情報に相当する。以下、このような開始タグと終了タグとに挟まれた情報をエレメントと称す。また、「アイテム名」というエレメントは、操作メニューのメニュー項目として表示される表示名であり、項目情報に相当する。また、「アクション名」というエレメントは、第一の電子機器100に対して実行させるアクションの名称であり、動作指示情報に相当する。また、「対象ID」というエレメントは、アクションの実行対象となる機器の識別情報であり、ここでは、第一の電子機器の識別情報である「CB01」が設定されている。また、「アイテム」の開始タグ内には、メニュー項目が、他のどのような種類のメニュー項目と関連するかを示すための情報である「アイテム属性」という属性が設けられており、その属性値は、「アイテム属性=“属性値”」として記述されている。また、「アイテム属性」が複数の属性値を持つ場合、属性値間に、「,」が配置される。この「アイテム属性」は、例えば、「再生」、「録音」、「音量調整」等の、どのようなアクションに対応して表示すべきメニュー項目であるかを示した属性値である。また、「アイテム」の開始タグ内の「アイテムID」という属性は、アイテムを管理するための識別情報であり、「アイテムID=“属性値”」で記述されている。
図6は、第二の電子機器200の自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報のデータ構造を示す図である。図において、図5に示したタグと同じタグは同一または相当するタグを示している。「条件アイテム属性」というエレメントは、このメニュー項目がどのような種類のメニュー項目であるかを示す属性値であり、第一操作項目情報における「アイテム」開始タグ内の「アイテム属性」の属性値に相当する。なお、「対象ID」のエレメントとしては、ここでは、第二の電子機器200の識別情報である「DVD02」が設定されている。
図7は、第二の電子機器200の第二操作項目情報格納部202に格納されている電子機器情報管理表を示す図である。電子機器情報管理表は、「対象ID」と「機器アドレス情報」という属性を有している。「対象ID」は図5に示した「対象ID」エレメントに相当する。「機器アドレス情報」は対象IDに対応した電子機器のネットワーク上のアドレスを示す情報であり、ここではIPアドレスである。
まず、ユーザが、第二の電子機器200に対し、リモートコントロール装置等を操作して、操作メニューを出力させる指示を出すと、第二の電子機器200は、第一の電子機器100に対して、操作項目要求情報を、ネットワーク300経由で送信する。
第二の電子機器200からの操作項目要求情報を受信した第一の電子機器100は、第一操作項目情報を、第二の電子機器200に対して、ネットワーク300経由で送信する。
第一操作項目情報を受信した第二の電子機器200は、この第一操作項目情報を第二操作項目情報格納部202に格納する。このとき、第一の電子機器100の機器IDである「CB01」と第一の電子機器100のIPアドレス「192.168.1.25」とを図7に示すように電子機器情報管理表に格納する。
第二の電子機器200は、上述したユーザからの操作メニューを出力させる指示にしたがって、図6に示した自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報に基づいて操作メニューをディスプレイ400に表示する。この操作メニューは、第二操作項目情報全てに対応したメニュー項目を有するものであってもよいし、予め設定された一部のメニュー項目を有するものであってもよい。図8は、ディスプレイ400に表示された操作メニュー800を示す図である。
ユーザが、リモートコントロール装置等を操作して、操作メニュー800の「再生」というメニュー項目801を選択すると、自機器動作指示情報取得部212は、自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報のうちの、選択されたメニュー項目に対応している第二操作項目情報から、第二動作部201を動作させるための動作指示情報を取得する。ここでは、「再生」という情報を「アイテム名」エレメントとして有している第二操作項目情報の、「アクション名」エレメントである「play」を取得する。また、「対象ID」エレメントである「DVD02」も取得する。さらに、自機器動作指示情報取得部212は、同じ第二操作項目情報内から、「条件アイテム属性」エレメントである「再生」という情報を取得する。
つぎに、選択部203は、自機器動作指示情報取得部212が取得した「条件アイテム属性」エレメントである「再生」という情報を選択条件として、この選択条件を満たす第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報を選択する。
以下、選択条件に基づいて第一操作項目情報を選択する処理について、図9のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図3において説明したステップS309の処理に相当する。
(ステップS901)選択部203は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS902)選択部203は、第一操作項目情報を選択するための予め決められた情報である「アイテム」という開始タグを、メモリ等から読み出す。
(ステップS903)選択部203は、「アイテム」という終了タグをメモリ等から読み出す。
(ステップS904)選択部203は、第一操作項目情報が格納されているファイルのi行目のタグを読み出す。
(ステップS905)選択部203は、ステップS902で読み出された「アイテム」という開始タグとステップS904で読み出されたタグとが所定の関係、ここでは一致する関係、にあるか否か判断を行う。所定の関係であればステップS906へ進み、所定の関係でなければステップS912へ飛ぶ。
(ステップS906)選択部203は、第二動作指示情報取得部206が取得した「再生」という選択条件と一致する属性値が、「アイテム」開始タグ内の「アイテム属性」の属性値にあるか否かを判定する。ある場合、ステップS907へ進み、ない場合、ステップS912へ進む。
(ステップS907)選択部203は、カウンタiを1インクリメントする。
(ステップS908)選択部203は、第一操作項目情報の格納されているファイルのi行目のタグを読み出す。
(ステップS909)選択部203は、ステップS903で読み出された「アイテム」という終了タグとステップS908で読み出されたタグとが所定の関係、ここでは一致する関係、にあるか否か判断を行う。所定の関係であればステップS910へ進み、所定の関係でなければステップS907へ戻る。
(ステップS910)選択部203は、ステップS909で一致すると判断された「アイテム」終了タグと、その直前の「アイテム」開始タグとで指定される第一操作項目情報を取得し、取得した第一操作項目情報をメモリ等に蓄積する。
(ステップS911)選択部203は、カウンタiを1インクリメントする。そして、ステップS904へ戻る。
(ステップS912)選択部203は、カウンタiを1インクリメントする。そして、ステップS913へ進む。
(ステップS913)選択部203は、第一操作項目情報が格納されているファイルにi行目のデータがあるか否か判定する。ある場合、ステップS904に戻り、ない場合、上位関数にリターンする。
図10は、上記のような図9に示した処理により選択され、メモリ等に格納された第一操作項目情報の構成を示した図である。図10に示すように、「再生」という条件アイテム属性を「アイテム」開始タグ内の「アイテム属性」として持つ第一操作項目情報、すなわち「アイテムID」が「0221」、「0222」、「0224」等である第一操作項目情報が選択される。
操作メニュー表示部204は、選択部203が選択した、図10に示すような第一操作項目情報に基づいて、操作メニューをディスプレイ400に表示する。図11は、ディスプレイ400に表示された操作メニュー1100を示す図である。操作メニュー表示部204が、表示用の操作メニューを構成する処理については、雛形情報等のスタイルファイルを用いること等により実現される。このような操作メニューを構成する技術は公知の技術であるので説明は省略する。なお、操作メニューを、どのような構造や、形状で表示するようにしてもよい。例えば、階層構造を有するメニューとして表示してもよい。また、全てのメニューの項目をテキストのみで表示してもよいし、ユーザのカスタマイズしたボタンで表示するようにしてもよい。
ユーザが、リモートコントロール装置等を操作して、操作メニュー1100の「音量上げる」というメニュー項目1101を選択すると、第二動作指示情報取得部206は、選択されたメニュー項目に対応している第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報から、第一動作部101に対する動作指示情報を取得する。ここでは、メニュー項目1101に対応している「アイテムID」が「0221」である第一操作項目情報の、「アクション名」エレメントである「volume_UP」を取得する。また、「対象ID」エレメントである「CB01」も取得する。
そして、第二動作指示情報送信部207が、図7に示した電子機器情報管理表から、「対象ID」が「CB01」であるレコードの、「機器アドレス情報」の属性値である「192.168.1.25」を取得し、このIPアドレスを用いて、第一の電子機器100に対して、「volume_UP」を送信する。第一の電子機器100の第一制御部102は、この「volume_UP」という動作指示情報に基づいて第一動作部101を制御し、音量を上げる処理を実行させる。
また、自機器動作指示情報取得部212は、「DVD02」が、自機器の「対象ID」であることから、「play」というアクションを第二制御部208に実行させる。これにより第二制御部208がメニュー項目801に対応する再生処理が実行されるよう第二動作部201を制御する。
このように、第二の電子機器200にコンテンツ等の再生処理を行わせるために、「再生」というメニュー項目を選択すると、第二の電子機器200の音声の出力先である第一の電子機器100の音量等を調整するためのメニューが表示される。これにより、ユーザは、コンテンツ等を再生する際の音量等を調整することができる。
ここで、図8に示した操作メニューにおいて、「録画」というメニュー項目802を選択したとすると、図6に示した第二操作項目情報から、「録画」という「条件アイテム属性」が、選択条件として選ばれることとなる。そして、この「録画」という属性を、「アイテム」開始タグの「アイテム属性」として有する第一操作項目情報、すなわち、「アイテムID」が「0223」である第一操作項目情報が、図7に示した第一操作項目情報から選択される。これにより図12に示すような操作メニュー1200がディスプレイ400に表示される。
ここでは、第二の電子機器200に行わせる処理は、番組等の録画の処理であり、音量等の調整は不要であるため、図11のような音量等を調整するメニューは表示されず、その代わりに、番組を録画すると同時に第一の電子機器100が出力する音声を第二の電子機器200によりテープに録音するためのメニューが表示される。
なお、上記具体例においては、第一の電子機器100から取得した第一操作項目情報に基づいて、操作メニューを表示するようにしたが、予め、第二操作項目情報格納部202が、第一の電子機器100の第一操作項目情報を格納しているようにしてもよい。この場合、第一操作情報を取得する処理が不要となるため、メニュー表示の処理を高速化できる。
以上、本実施の形態によれば、第二の電子機器200において第一の電子機器100の操作メニューを表示できるようにするとともに、第二の電子機器200を操作するためにメニュー項目を選択した場合に、第一の電子機器100のメニュー項目としては、選択された第二の電子機器200のメニュー項目に基づいて選択されたメニュー項目のみが表示されることとなるため、第二の電子機器200の操作に伴って必要となるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、第二の電子機器200のメニュー項目に対応した選択条件を属性として有する第一操作項目情報を有していれば、第一の電子機器100がどのような電子機器であっても、第一の電子機器100のメニュー項目を、第二の電子機器200のメニュー項目に応じて適宜選択して表示させることが可能であり、汎用性が高い。
また、第一の電子機器100のどのようなメニュー項目を、第二の電子機器200のどのようなメニュー項目に対応して表示させるかは、第一の電子機器100の第一操作項目情報の属性値を変更することで容易に変更でき、設計の自由度も高い。
なお、本実施の形態においては、第一の電子機器100のメニューを第二の電子機器200で表示させる場合について説明したが、本発明は、例えば、第一動作部の動作の異なる複数の第一の電子機器や、第一動作部の動作が同じである複数の第一の電子機器を、第二の電子機器に接続した場合においても適用できるものである。例えば、第二操作項目情報格納部202が、複数の第一の電子機器の第一操作項目情報と、各第一の電子機器のアドレス情報等を格納するようにし、動作指示の受付によりメニュー項目が選択された場合、選択部203が格納されている第一操作項目情報から、この選択されたメニュー項目に対応した第一操作項目情報を選択するようにして、この第一操作項目情報に対応した第一の電子機器に、第一操作項目情報から取得した動作指示情報を送信するようにすることで、このような複数の第一の電子機器を備えた構成が実現可能である。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態においては、選択部203が、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報を選択する場合について説明したが、本発明においては、選択部203が自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報、あるいは、第一操作項目情報および第二操作項目情報を選択するようにしてもよい。例えば、上記の具体例において、第二操作項目情報にも、「アイテム」開始タグ内に、アイテム属性を持たせるようにし、選択部203が、選択条件を満たす第二操作項目情報、あるいは、第一操作項目情報および第二操作項目情報を選択するようにすればこのような構成は実現可能である。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態において、選択部203が選択した第一操作項目情報によって表示されるメニュー項目に基づいて、さらに、選択部203が第一操作項目情報や、第二操作項目情報を選択するようにして、この選択した第一操作項目情報や、第二操作項目情報に基づいて、さらに操作メニューを表示するようにしてもよい。たとえば、上記の具体例において、第一操作項目情報に「条件アイテム属性」タグを持たせるようにし、第一操作項目情報によって表示されたメニュー項目が選択された場合、この第一操作項目情報の「条件アイテム属性」の属性値を有する第一操作項目情報や、第二操作項目情報を、選択部203がさらに選択するようにすれば実現可能である。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
また、本実施の形態において、最初に操作メニューを表示する指示を受け付けた場合、この指示に応じて選択部203が第一操作項目情報や、第二操作項目情報を選択し、この選択結果に応じて選択された第一操作項目情報や、第二操作項目情報に基づいて操作メニューを表示するようにしてもよい。例えば、上記具体例において、最初の操作メニューとして表示させたいメニュー項目に対応する第一操作項目情報や、第二操作項目情報の「アイテム属性」に、「メニュー表示」等の所定の属性値を与えておき、操作メニューを表示する指示として、「条件アイテム属性」が「メニュー表示」という属性値を持つものを選択させる指示を選択部203に与えるようにすることで、実現可能である。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
なお、本実施の形態においては、第二の電子機器200の操作項目要求送信部213が、操作項目要求情報を送信することにより、第一の電子機器100に第一操作項目情報を送信させるようにしたが、図13に示すように、第一の電子機器100に、第二の電子機器200との接続を検出するための接続検出部107を設けるようにし、この接続検出部107が第二の電子機器との接続を検出した場合に、第一操作項目情報送信部106が、第一操作項目情報を送信するようにしてもよい。接続検出部107は、第一の電子機器200と直接接続されていることを検出してもよいし、ネットワーク等を介して間接的に接続されていることを検出してもよい。また、接続検出部107は、どのように第一の電子機器200との接続を検出してもよい。例えば、第二の電子機器200からネットワーク300経由で送信される情報等から、接続を検出してもよいし、接続検出部107自身が、定期的あるいは不定期に、ネットワーク300経由で、他の機器のアドレス情報等を要求する信号を出力して、その信号に対する返信があった場合に接続を検出してもよい。また、単に、第一の電子機器100がネットワークに接続された場合に、第二の電子機器200と接続されたとみなして接続を検出することも、ここでは接続を検出したものと考える。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
なお、上記実施の形態における電子機器システムの第二の電子機器を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータに、格納されている一以上の、外部の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を、所定の条件に応じて選択する選択ステップと、前記選択ステップで選択した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する操作メニュー表示ステップと、前記表示された操作メニューのメニュー項目に対する指示である動作指示を受け付ける動作指示受付ステップと、前記動作指示受付ステップで受け付けた動作指示に基づいて、前記第一操作項目情報に応じた前記動作指示情報を取得する第二動作指示情報取得ステップと、前記第二動作指示情報取得ステップで取得した動作指示情報を、前記第一の電子機器に送信する第二動作指示情報送信ステップとを実行させるためのプログラムである。
(実施の形態2)
図14は、本実施の形態に係る電子機器システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る電子機器システムは、上記実施の形態1に係る電子機器システムにおいて、選択部が、第二の電子機器の処理するコンテンツに応じて、第一操作項目情報を選択するようにしたものである。本実施の形態に係る電子機器システムは、第一の電子機器100と、第二の電子機器1400とを備えている。第一の電子機器100と第二の電子機器1400とは、ネットワーク300を介して接続されている。第一の電子機器100およびネットワーク300については、上記実施の形態1と同様のものであるため、説明は省略する。
第二の電子機器1400は、上記実施の形態1において説明した第二の電子機器200において、第二動作部201の代わりに第二動作部1401を設け、選択部203の代わりに選択部1403を設け、コンテンツ情報取得部1420を設けるようにしたものである。これら以外の部分の構成については、上記実施の形態1と同様のものであるため、説明は省略する。
第二の電子機器1400は、ネットワーク等を介して他の機器と接続可能な電子機器であり、本実施の形態においては、特に、映像や音楽、テキスト、データ等のコンテンツを取り扱う電子機器であればどのような電子機器でもよい。例えば、テレビや、DVDプレーヤー、DVDレコーダー、ハードディスクレコーダー、ビデオテープレコーダー、CDプレーヤー、チューナー、カセットテープレコーダー等のAV機器であってもよい。また、電子ブックプレーヤー等であってもよい。
第二動作部1401は、第二制御部208からの制御信号に基づいて、所定の動作を行う。所定の動作とは、ここでは特に、映像や音声に関するコンテンツを処理する動作である。コンテンツを処理する動作とは、具体的には、コンテンツの情報を再生したり、録画したり、録音したりする処理や、コンテンツの情報を、デコードしたりエンコードしたりすることによりデータ変換したり、コンテンツに含まれるプログラムを実行したり、コンテンツに含まれるデータに演算を行ったりする処理等である。例えば、第二の電子機器1400が、ハードディスクレコーダー等であれば、ニュース番組やドラマ等の番組の映像や音声の情報を受信し、これらをエンコードして記録する動作等であり、第二の電子機器1400がDVDプレーヤーであれば、音楽コンテンツや、映画コンテンツ等をDVDディスクから読み出して出力する動作等である。第二動作部1401は、例えば、MPUやメモリ等で実現され得る。第二動作部1401の動作は、例えば、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
コンテンツ情報取得部1420は、第二動作部1401の処理する対象となるコンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を取得する。コンテンツ情報はどのような情報であってもよい。例えば、コンテンツを識別するための識別情報であってもよい。また、コンテンツのタイトル名であってもよい。また、コンテンツのジャンル等、コンテンツを所定の分類により分類した場合の項目名や項目のコードであってもよい。また、コンテンツの著作権情報等であってもよい。コンテンツの分類とは、たとえば、音楽の鑑賞を主目的とした「音楽コンテンツ」や、映像の鑑賞を主目的とした「映像コンテンツ」といった分類であってもよいし、映像の質に着目した「高画質」、「通常画質」、「低画質」といった分類であってもよい。また、映像の内容に基づいた、「映画」、「ニュース」、「ドラマ」、「スポーツ」等の分類であってもよい。また、「二か国語」、「字幕付き」といった、コンテンツの持つオプションの情報に基づいた分類であってもよい。このコンテンツに関する情報は、コンテンツに予め付加しておいてもよい。また、予めコンテンツに関する情報と、コンテンツの名前や、コンテンツの再生時間、コンテンツの識別情報とを関連づけて第二の電子機器1400の内部や、外部のデータベースに格納しておくようにし、コンテンツに予め付加されているコンテンツ名や、コンテンツの再生時間、コンテンツの識別情報等を用いて、このデータベースからコンテンツに関する情報を検索して、取得するようにしてもよい。このような、コンテンツに対応したコンテンツ情報を取得する技術は、いわゆるCDDB等に用いられている公知技術や、コンテンツに著作権管理情報を埋め込む公知技術等を用いることにより実現可能である。コンテンツ情報取得部1420は、第二動作部1401がコンテンツから取得したコンテンツ情報を直接、あるいは間接的に取得してもよいし、コンテンツ情報取得部1420がコンテンツ情報を読み出す等により、コンテンツから直接コンテンツ情報を取得するようにしてもよい。また、コンテンツ情報を受け付ける受付部を設け、この受付部からコンテンツ情報を受け付けるようにしてもよい。なお、本実施の形態においては、コンテンツ情報取得部1420が、第二動作部1401からコンテンツ情報を取得する場合について説明する。コンテンツ情報取得部1420は、MPUやメモリ等から実現され得る。コンテンツ情報取得部1420がコンテンツ情報を取得する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
選択部1403は、第二操作項目情報格納部202が格納している第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する。本実施の形態においては、特に、選択部1403が、上記実施の形態1において説明した動作指示に基づいて得られる選択条件と、コンテンツ情報取得部1420が取得したコンテンツ情報とに基づいて第一操作項目情報を選択する場合について説明する。なお、選択部1403が第一操作項目情報を選択する処理の具体例については後述する。なお、選択部1403は、コンテンツ情報のみに基づいて第一操作項目情報を選択するようにしてもよい。選択部1403は、MPUやメモリ等から実現され得る。選択部1403が第一操作項目情報を選択する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
つぎに、本実施の形態に係る電子機器システムの第二の電子機器1400の動作について、図15のフローチャートを用いて説明する。なお、図15において、図3と同一符号は、同一または相当する処理ステップを示しており、その説明は省略する。
(ステップS1501)コンテンツ情報取得部1420は、第二動作部1401の処理するコンテンツのコンテンツ情報を取得する。
(ステップS1502)選択部1403は、ステップS308において取得した情報に基づいて得られる選択条件と、ステップS1501で取得したコンテンツ情報に基づいて得られる選択条件とを満たす第一操作項目情報を、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報から選択する。
なお、図15のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。なお、ステップS1501の処理は、ステップS1502の処理よりも前の、どの段階で行うようにしてもよい。
つぎに具体例について説明する。この具体例の電子機器システムの概略は、図4において説明したものと同様である。ただし、第二の電子機器200の代わりに、第二の電子機器1400を設けている。この第二の電子機器1400は、映像音声情報を記録再生可能なDVDレコーダーであるとする。
図16は、第一の電子機器100の第一操作項目情報格納部105に格納されている第一操作項目情報のデータの構成を示す図である。図16において、図5に示したタグと同一のタグは、同様または相当するタグを示す。なお、本実施の形態においては、「アイテム」の開始タグ内には、選択部1403による選択において利用される「選択属性」という属性が設けられており、その属性値は、「選択属性=“属性値”」として記述されている。この「選択属性」の属性値は、処理対象となるコンテンツのコンテンツ情報である「コンテンツ情報」と、上記実施の形態1において説明した「アイテム属性」とのセットにより構成されており、各セットは、(コンテンツ情報、アイテム属性)で記述されている。また、ここでは、コンテンツ情報は、音楽の鑑賞を目的とした「音楽コンテンツ」、映像の鑑賞を目的とした「映像コンテンツ」のいずれかであるものとする。また、「コンテンツ情報」および「アイテム属性」の「*」は、全てのコンテンツ情報、あるいはアイテム属性であることを示している。
まず、ユーザが、第二の電子機器1400に、音楽を鑑賞することを目的とした、オーケストラによるクラシック音楽の演奏を収録したDVDディスクを挿入する。このDVDディスクの所定の領域には、「音楽コンテンツ」というコンテンツ情報が格納されているものとする。そして、ユーザが、操作メニューを表示するための操作を行う。ユーザの操作により、図8に示したような第二操作項目情報に基づく操作メニューが表示されるまでの動作については、上記実施の形態1の具体例と同様であるので、説明は省略する。
つぎに、ユーザが、リモートコントロール装置等を操作して、操作メニュー800の「再生」というメニュー項目801を選択すると、自機器動作指示情報取得部212は、自機器操作項目情報格納部211に格納されている図6に示したような第二操作項目情報のうちの、選択されたメニュー項目に対応している第二操作項目情報から、第二動作部1401に対する動作指示情報を取得する。ここでは、「再生」という情報を「アイテム名」エレメントとして有している第二操作項目情報の、「アクション名」エレメントである「play」を取得する。また、「対象ID」エレメントである「DVD02」も取得する。また、第二動作指示情報取得部206は、同じ第二操作項目情報内から、「条件アイテム属性」エレメントである「再生」という情報を取得する。
さらに、コンテンツ情報取得部1420が、第二動作部1401が再生するDVDディスク内のコンテンツ情報を、第二動作部1401から取得する。ここでは、第二動作部1401が上記のDVDディスクの所定の領域のコンテンツ情報を読み出し、その読み出した情報をコンテンツ情報取得部1420が取得する。これによりコンテンツ情報取得部1420は、「音楽コンテンツ」というコンテンツ情報を取得する。
つぎに、選択部1403は、自機器動作指示情報取得部212が取得した「条件アイテム属性」エレメントである「再生」という情報と、コンテンツ情報取得部1420が取得した「音楽コンテンツ」という情報とを選択条件として、この選択条件を満たす第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報を選択する。具体的には、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一の電子機器100の第一操作項目情報のうち、「アイテム」開始タグ内の「選択属性」が、(音楽コンテンツ、再生)、あるいはこの条件を含む(*、再生)、(音楽コンテンツ、*)、(*、*)のいずれかである第一操作項目情報を選択する。なお、選択部1403が、第一の電子機器100の第一操作項目情報から、選択条件を満たすものを選択する処理については、選択に用いる条件が2つになる点等を除けば、上記実施の形態において図9に示した処理とほぼ同様であるので詳細な説明は省略する。ここでは、図16に示す第一操作項目情報のデータから、「アイテムID」が、「0231」、「0232」、「0234」、「0235」である第一操作項目情報が選択される。
そして、操作メニュー表示部204は、選択部1403が選択した第一操作項目情報に基づいて、図17に示すように、操作メニューをディスプレイ400に表示する。これ以降の処理については、上記実施の形態1において説明した具体例と同様であるので、説明は省略する。
このように、第二の電子機器1400において再生されるコンテンツが、音楽コンテンツであれば、第二の電子機器1400の音声を出力する第一の電子機器100のメニューとして、音量を調整するメニュー項目に加えて、音楽コンテンツに含まれる音楽を再生するのに適したサラウンド効果を利用するためのメニュー項目が表示される。例えば、「サラウンド(コンサートホール)」というメニュー項目を選ぶと、第一の電子機器100の出力にコンサートホールのような音響効果を与えることが可能となる。また、「サラウンド(アリーナ)」というメニュー項目を選ぶと、第一の電子機器100の出力に対し、球場等の屋外施設で行われるコンサートのような音響効果を与えることが可能となる。
ここで、第二動作部1401が再生するDVDディスク内のコンテンツが、映像コンテンツであるとすると、コンテンツ情報取得部1420は、コンテンツ情報として「映像コンテンツ」を取得することとなる。そして、選択部1403は、「アイテム」開始タグ内の「選択属性」が、(映像コンテンツ、再生)、あるいはこの条件を含む(*、再生)、(映像コンテンツ、*)、(*、*)のいずれかである第一操作項目情報を選択する。これにより、図16に示す第一操作項目情報のデータから、「アイテムID」が、「0231」、「0232」、「0236」である第一操作項目情報が選択される。図18に示すような操作メニューがディスプレイに表示されることとなる。
このように、第二の電子機器1400において再生されるコンテンツが、映像コンテンツであれば、第二の電子機器1400の音声を出力する第一の電子機器100のメニューとして、音量を調整するメニュー項目に加えて、映像コンテンツに含まれる音声を再生するのに適したサラウンド効果を利用するためのメニュー項目が表示される。例えば、「サラウンド(シアター)」というメニュー項目を選ぶと、第一の電子機器100の出力に映画館のような音響効果を与えることが可能となる。
以上、本実施の形態によれば、第二の電子機器1400において第一の電子機器100の操作メニューを表示できるようにするとともに、第一の電子機器100のメニュー項目としては、第二の電子機器1400の第二動作部1401の処理対象となるコンテンツに応じて選択されたメニュー項目のみが表示されることとなる。このため、コンテンツに応じて必要となるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニューの操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、コンテンツに応じて、どのようなメニュー項目を表示させるかについては、第一の電子機器100の第一操作項目情報の属性値を変更することで容易に変更でき、設計の自由度も高い。
なお、本実施の形態においては、選択部1403が、コンテンツ情報と動作指示により選択されたメニュー項目とに基づいて、第一操作項目情報を選択する場合について説明したが、本発明においては、選択部1403が、コンテンツ情報のみに基づいて第一操作項目情報を選択するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、コンテンツの種類として、「映像コンテンツ」、「音楽コンテンツ」という分類を例に説明したが、「映像コンテンツ」、「音楽コンテンツ」を問わず、例えば、コンテンツが「コンサート(ライブ)」に関するものであれば、「サラウンド(アリーナ)」に関連するメニュー項目として表示するようなコンテンツの種類の分類に本実施の形態を適用してもよいことは言うまでもない。
(実施の形態3)
図19は、本実施の形態に係る電子機器システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る電子機器システムは、上記実施の形態1に係る電子機器システムにおいて、選択部が第一の電子機器に応じて、第一操作項目情報を選択するようにしたものである。本実施の形態に係る電子機器システムは、第一の電子機器1900と、第二の電子機器2000とを備えている。第一の電子機器1900と第二の電子機器2000とは、ネットワーク300を介して接続されている。ネットワーク300については、上記実施の形態1と同様のものであるため、説明は省略する。
第一の電子機器1900は、上記実施の形態1において説明した第一の電子機器において、機器情報格納部1901と機器情報送信部1902とを設けるようにしたものであり、これら以外の部分の構成については、上記実施の形態1の構成と同様であるので、説明は省略する。
第二の電子機器2000は、上記実施の形態1において説明した第二の電子機器において、機器情報受信部2001、および機器情報蓄積部2002を設け、選択部203の代わりに、選択部2003を設けるようにしたものであり、これら以外の部分の構成については、上記実施の形態1の構成と同様であるので、説明は省略する。
機器情報格納部1901は、第一の電子機器1900に関する情報である機器情報を格納している。機器情報はどのような情報であってもよい。例えば、第一の電子機器1900を識別するための識別情報や、第一の電子機器1900の製造番号、シリアル番号であってもよい。また、第一の電子機器1900の機器名、第一の電子機器の型番や、メーカーや、その製造工場等を特定する情報であってもよい。製造国や、販売国等を示す国番号であってもよい。また、第一の電子機器1900を用途や機能等に基づいて分類した場合の項目名や項目を示すコード等の情報であってもよい。また、これらの情報の組み合わせであってもよい。機器情報のデータ構造は問わない。機器情報格納部1901は、ROMや光ディスク等の不揮発性の記憶媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
機器情報送信部1902は、機器情報格納部1901の格納する機器情報を第二の電子機器2000に送信する。機器情報を送信するトリガーやタイミングは問わない。例えば、機器情報送信部1902は、第一操作項目情報送信部106が第一操作項目情報を送信する際に、機器情報を送信するようにしてもよい。また、第一の電子機器1900と第二の電子機器2000とが接続された直後や、第二の電子機器2000に電源が投入された直後など、第一の電子機器1900と第二の電子機器2000との接続を認識した場合に第一操作項目情報を送信しても良い。なお、ここでは、直後とは、接続を認識した時点から多少の遅延を有する場合も含む。また、機器情報送信部1902が、機器情報を定期的、あるいは不定期に送信してもよい。機器情報送信部1902は、モデムやネットワーク等の送信を行うための送信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、機器情報送信部1902は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。機器情報送信部1902は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。また、無線または有線の放送手段により実現してもよい。
機器情報受信部2001は第一の電子機器1900からの、機器情報を受信する。機器情報受信部2001はモデムやネットワーク等の受信を行うための受信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、機器情報受信部2001は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。機器情報受信部2001は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。また、無線または有線の放送手段により実現してもよい。
機器情報蓄積部2002は、機器情報受信部2001の受信した機器を、第二操作項目情報格納部202に蓄積する。機器情報蓄積部2002は、MPUやメモリ等から実現され得る。
選択部2003は、第二操作項目情報格納部202が格納している第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する。本実施の形態においては、特に、選択部2003が、上記実施の形態1において説明した動作指示に基づいて得られる選択条件と、機器情報蓄積部2002が蓄積した機器情報とに基づいて第一操作項目情報を選択する場合について説明する。なお、選択部2003が第一操作項目情報を選択する処理の具体例については後述する。なお、選択部2003は、機器情報のみに基づいて第一操作項目情報を選択するようにしてもよい。選択部2003は、MPUやメモリ等から実現され得る。選択部2003が第一操作項目情報を選択する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
つぎに、本実施の形態に係る電子機器システムの第一の電子機器1900の動作について、図20のフローチャートを用いて説明する。なお、図20において、図2と同一符号は同一または相当する処理ステップを示しており、その説明は省略する。
(ステップS2001)機器情報送信部1902は、機器情報格納部1901から機器情報を取得し、第二の電子機器2000に対して送信する。そして、ステップS201に戻る。
つぎに、本実施の形態に係る電子機器システムの第二の電子機器2000の動作について、図21のフローチャートを用いて説明する。なお、図21において、図3と同一符号は、同一または相当する処理ステップを示しており、その説明は省略する。
(ステップS2101)機器情報受信部2001は、機器情報を第一の電子機器1900から受信したか否かを判定する。受信した場合、ステップS2102へ進み、受信していない場合、ステップS2101へ戻る。
(ステップS2102)機器情報蓄積部2002は、ステップS2101において第一の電子機器1900から受信した機器情報を第二操作項目情報格納部202に蓄積する。
(ステップS2103)選択部2003は、ステップS308において取得した情報に基づいて得られる選択条件と、ステップS2102で蓄積した機器情報に基づいて得られる選択条件とを満たす第一操作項目情報を、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報から選択する。
なお、図21のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。なお、ステップS2101およびステップS2102の処理は、ステップS2103の処理よりも前の、どの段階で行うようにしてもよい。
つぎに具体例について説明する。図22は、本実施の形態に係る電子機器システムの具体例を説明するための概念図である。この具体例においては、第一の電子機器1900が照明器具、第二の電子機器2000が映像音声情報を記録再生可能なDVDレコーダーであり、第一の電子機器1900と第二の電子機器2000とが、インターネットプロトコルを利用した無線のネットワーク300で接続されているものとする。また、第二の電子機器2000の出力は、外部のディスプレイ400に接続されており、映像等がこのディスプレイに表示されるものとする。
まず、第一の電子機器1900の機器情報格納部1901には、第一の電子機器1900の機器情報として、「照明」という情報が格納されているとする。この具体例においては、機器情報として、「照明」、「映像」、「空調」といった、電子機器の機能の名称を示す情報が、少なくとも一つ、第一の電子機器1900内に格納されているものとする。
図23は、第一の電子機器1900の第一操作項目情報格納部105に格納されている第一操作項目情報のデータの構成を示す図である。図23において、図5に示したタグと同一のタグは、同様または相当するタグを示す。
図24は、第二の電子機器2000の自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報のデータの構成を示す図である。図24において、図6に示したタグと同一タグは、同様または相当するタグを示す。「機器情報属性」というエレメントは、第二操作項目情報に関連してメニュー項目を表示する機器についての機器情報であり、第一の電子機器1900の機器情報格納部1901に格納されている機器情報に相当する。
図25は、第二の電子機器2000の第二操作項目情報格納部202に格納されている電子機器情報管理表を示す図である。この電子機器情報管理表は、「対象ID」と「機器アドレス情報」と「機器情報」という属性を有している。「対象ID」、および「機器アドレス情報」は、図7に示したものと同様である。また、「機器情報」は、第一の電子機器1900から受信され、機器情報蓄積部2002により蓄積された機器情報である。この第一の電子機器1900の「対象ID」は「LH05」とする。
まず、ユーザが、操作メニューを表示するための操作を行うと、上記実施の形態1と同様に、第一の電子機器1900から第一操作項目情報が送信され、さらに、第一の電子機器1900から機器情報が送信される。そして、第二の電子機器2000が、この第一操作項目情報と機器情報とを蓄積後、自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報に基づいて、図8に示したような操作メニューが表示される。
つぎに、ユーザが、リモートコントロール装置等を操作して、操作メニュー800の「再生」というメニュー項目801を選択すると、自機器動作指示情報取得部212は、自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報のうちの、選択されたメニュー項目に対応している第二操作項目情報から、第二動作部201に対する動作指示情報として、「play」というアクション名を取得する。また、「対象ID」エレメントである「DVD02」も取得する。また、自機器動作指示情報取得部212は、同じ第二操作項目情報内から、「条件アイテム属性」エレメントである「再生」という情報と、「機器情報属性」エレメントである「照明」という機器情報を取得する。
さらに、自機器動作指示情報取得部212は、「再生」というメニュー項目801に対応する第二操作項目情報内から取得した「照明」という機器情報に一致する機器情報が、図25に示した電子機器情報管理表の「機器情報」の属性値に含まれるか否か判定する。含まれる場合、この「照明」という属性値を含むレコードの「対象ID」である「LH05」を取得する。含まれない場合、該当する対象IDがないという情報を取得する。
選択部2003は、自機器動作指示情報取得部212が取得した情報に基づいて、第二操作項目情報格納部202が格納している第一操作項目情報を選択する。ここでは、「アイテム属性」として「再生」という情報を含み、「対象ID」エレメントが「LH05」である第一操作項目が選択される。なお、この選択の処理は、上記実施の形態1において、図9を用いて説明した処理と、検出するタグ等が異なる点等を除けば、ほぼ同様であるので、ここでは説明を省略する。これにより選択された第一操作項目情報は、図23において示した第一操作項目情報と同じものとなる。以下、上記実施の形態1と同様の処理が行われ、図26に示すような第一の電子機器1900の操作メニュー2600が表示される。
たとえば、映画等のコンテンツを再生する場合には、映画館で映画を鑑賞するように、部屋の照明を少し暗くすることが考えられる。この具体例では、第二の電子機器2000においてコンテンツ等の再生を行なう場合には、第一の電子機器1900のメニューとして、照明の明るさを調整するためのメニュー項目を表示する。これにより、ユーザはコンテンツの内容等に応じて、第一の電子機器1900を操作することで、部屋の明るさをコンテンツの再生に適した明るさに調整できる。
ここで、ユーザが図26に示したメニューの「録画」というメニュー項目802を選択すると、自機器動作指示情報取得部212は、図24に示した第二操作項目情報から、「条件アイテム属性」エレメントである「録画」という情報と、「機器情報属性」エレメントである「タイマー」という機器情報とを取得する。自機器動作指示情報取得部212は、「録画」というメニュー項目802に対応する第二操作項目情報内から取得した「タイマー」という機器情報に一致する機器情報が、図25に示した電子機器情報管理表の「機器情報」の属性値に含まれるか否か判定する。ここでは、含まれてないため、「含まれていない」ということを示す情報を自機器動作指示情報取得部212が取得する。
そして、選択部2003は、「アイテム属性」の属性値が「録画」であって、「対象ID」エレメントが、「機器情報が含まれない」機器を含むものである第一操作項目情報が、第二操作項目情報格納部202に格納されているか否かを判定する。ここでは、「対象ID」エレメントが「*」、すなわちすべての機器、であり、「アイテム属性」の属性値が、「*」である、「アイテムID」が「0323」である第一操作項目が選択され、これにより、図27に示すような第一の電子機器1900の操作メニュー2700が表示される。
第二の電子機器2000においてコンテンツ等の録画を行なう場合には、コンテンツを再生して鑑賞する場合と異なり、部屋の明るさ等の調整は不要であることから、第一の電子機器1900のメニューとして、照明のオン/オフを切り替えるためのメニュー項目が表示される。これにより、ユーザは、録画時に録画中のコンテンツの視聴が不要であれば、部屋の照明をオフにすることができる。
以上、本実施の形態によれば、第二の電子機器2000において第一の電子機器1900の操作メニューを表示できるようにするとともに、第一の電子機器1900の機器情報に応じたメニュー項目が表示されることとなる。このため、第一の電子機器1900の操作が必要となる場合等に、適宜、必要なメニュー項目を表示することが可能となり、メニューの操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、機器情報に応じて、どのようなメニュー項目を表示させるかについては、第一の電子機器1900の第一操作項目情報の属性値を変更することで容易に変更でき、設計の自由度も高い。
さらに、例えば、機器情報を第一の電子機器1900のメーカーについての情報とすることで、特定のメーカーだけがサポートしている特別な技術に対応したメニュー項目の表示を、そのメーカーの電子機器が第一の電子機器1900として接続されている場合にのみに行うようにしたりすることができ、操作メニューの設計の自由度をより向上させることが可能となる。
なお、本実施の形態において、機器情報を選択条件として利用する構成を、前記実施の形態2の構成と組み合わせて利用してもよいことはいうまでもない。
(実施の形態4)
図28は、本実施の形態に係る電子機器システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る電子機器システムは、上記実施の形態1に係る電子機器システムにおいて、選択部が第二の電子機器の状態に応じて、第一操作項目情報を選択するようにしたものである。本実施の形態に係る電子機器システムは、第一の電子機器100と、第二の電子機器2800とを備えている。第一の電子機器100と第二の電子機器2800とは、ネットワーク300を介して接続されている。第一の電子機器100およびネットワーク300については、上記実施の形態1と同様のものであるため、説明は省略する。
第二の電子機器2800は、上記実施の形態1において説明した第二の電子機器において、動作状態情報取得部2801を設け、選択部203の代わりに、選択部2803を設けるようにしたものであり、これら以外の部分の構成については、上記実施の形態1の構成と同様であるので、説明は省略する。
動作状態情報取得部2801は、第二動作部201の動作状態に関する情報である動作状態情報を取得する。動作状態とは、現在、第二動作部201がどのような動作をしている状態であるかということであり、ここでは、動作をしていない状態も含むと考える。動作状態とは、例えば、コンテンツの再生中や、録画の待機中、停止、冷房動作中、といった第二動作部201の処理を行っている状態であってもよいし、スリープ、省電力動作中といった第二動作部201の電源状態や、処理能力を管理している状態等であってもよいし、夜間モード、お休みモード、通常モードといった第二動作部201の処理モード等であってもよい。動作状態情報とは、動作状態に関する情報であれば、どのような情報であってもよい。例えば、「再生」、「スリープ」、「夜間モード」といった動作状態の名称であってもよいし、動作状態を識別するための識別情報であってもよい。また、たとえば「空調動作」、「コンテンツ処理動作」のように、動作状態を所定の分類により分類した場合の項目名や、項目コード等の情報であってもよい。動作状態情報取得部2801は、第二動作部201から動作状態情報を直接、あるいは間接的に取得してもよい。また、第二制御部208が第二動作部201を制御することから、第二制御部208から動作状態情報を取得するようにしてもよい。なお、本実施の形態においては、動作状態情報取得部2801が、第二動作部201からコンテンツ情報を取得する場合について説明する。動作状態情報取得部2801は、どのようなタイミングにより動作状態情報を取得してもよい。例えば、第二動作部201自身が、どのような動作状態であるかについての情報を定期的、不定期、あるいは他の処理部からの要求に応じて出力するものである場合、動作状態情報取得部2801は、必要に応じて動作状態情報を取得する要求を出力して、この第二動作部201からの動作状態情報を取得すればよい。また、第二動作部201が何らかの処理を行うことにより出力される情報等に基づいて、動作状態情報取得部2801が、第二動作部201の動作状態を判定し、動作状態情報を構成するようにしてもよい。動作状態情報取得部2801は、MPUやメモリ等から実現され得る。動作状態情報取得部2801が動作状態情報を取得する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
選択部2803は、第二操作項目情報格納部202が格納している第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する。本実施の形態においては、特に、選択部2803が、上記実施の形態1において説明した動作指示に基づいて得られる選択条件と、動作状態情報取得部2801が取得した動作状態情報とに基づいて第一操作項目情報を選択する場合について説明する。なお、選択部2803が第一操作項目情報を選択する処理の具体例については後述する。なお、選択部2803は、動作状態情報のみに基づいて第一操作項目情報を選択するようにしてもよい。選択部2803は、MPUやメモリ等から実現され得る。選択部2803が第一操作項目情報を選択する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
つぎに、本実施の形態に係る電子機器システムの第二の電子機器2800の動作について、図29のフローチャートを用いて説明する。なお、図29において、図3と同一符号は、同一または相当する処理ステップを示しており、その説明は省略する。
(ステップS2901)動作状態情報取得部2801は、動作状態情報を取得する。
(ステップS2902)選択部2803は、ステップS308において取得した選択条件に関する情報に基づいて得られる選択条件と、ステップS2901で取得した動作状態情報に基づいて得られる選択条件とを満たす第一操作項目情報を、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報から選択する。
なお、図29のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。なお、ステップS2901の処理は、ステップS2902の処理よりも前の、どの段階で行うようにしてもよい。
つぎに具体例について説明する。図30は、本実施の形態に係る電子機器システムの具体例を説明するための概念図である。この具体例においては、第一の電子機器100がサラウンドアンプと、サラウンドスピーカーとにより構成されるサラウンドシステム、第二の電子機器2800がDVDレコーダーであり、第一の電子機器100と第二の電子機器2800とが、インターネットプロトコルを利用した無線のネットワーク300で接続されているものとする。ここでは、第二の電子機器2800の音声の出力先は、第一の電子機器100となっており、第二の電子機器2800から出力された音声の音量や、音質等の制御は、第一の電子機器100により制御可能であり、また、第二の電子機器2800の出力は、外部のディスプレイ400に接続されており、映像等がこのディスプレイに表示されるものとする。
図31は、第一の電子機器100の第一操作項目情報格納部105に格納されている第一操作項目情報のデータの構成を示す図である。図31において、図5に示したタグと同一のタグは、同様または相当するタグを示す。なお、本実施の形態においては、「アイテム」の開始タグ内には、選択部2803による選択において利用される「選択属性」という属性が設けられており、その属性値は、「選択属性=“属性値”」として記述されている。この「選択属性」の属性値は、上記実施の形態1において説明した「アイテム属性」と、第二動作部201の動作状態を示す「動作状態情報」とのセットにより構成されており、各セットは、(アイテム属性、動作状態情報)で記述されている。また、ここでは、第二の電子機器2800は、「通常モード」と「夜間モード」との2つの動作モードを有しており、動作状態情報は「通常モード」あるいは「夜間モード」のいずれかであるとする。「通常モード」は、第二の電子機器2800の通常の状態であり、「夜間モード」は、第二の電子機器2800の出力する音量の最大値が通常モードの半分の値となり、また、低音が弱くなるように設定される状態である。また、「アイテム属性」および「動作状態情報」の「*」は、全ての、アイテム属性あるいは動作状態情報であることを示している。
まず、ユーザの操作により、図8に示したような第二操作項目情報に基づく操作メニューが表示されるまでの動作については、上記実施の形態1の具体例と同様であるので、説明は省略する。
つぎに、ユーザが、リモートコントロール装置等を操作して、操作メニュー800の「再生」というメニュー項目801を選択すると、自機器動作指示情報取得部212は、図6に示したような自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報のうちの、選択されたメニュー項目に対応している第二操作項目情報から、第二動作部201に対する動作指示情報として「play」を取得する。また、「対象ID」エレメントである「DVD02」も取得する。また、第二動作指示情報取得部206は、同じ第二操作項目情報内から、「条件アイテム属性」エレメントである「再生」という情報を取得する。
さらに、動作状態情報取得部2801が、動作状態情報を第二動作部201から取得する。ここでは、仮に第二動作部201が通常モードで動作しているとし、「通常モード」という動作状態情報を取得する。
つぎに、選択部2803は、自機器動作指示情報取得部212が取得した「条件アイテム属性」エレメントである「再生」という情報と、動作状態情報取得部2801が取得した「通常モード」という情報とを選択条件として、この選択条件を満たす第二操作項目情報格納部202に格納されている第一操作項目情報を選択する。具体的には、第二操作項目情報格納部202に格納されている第一の電子機器100の第一操作項目情報のうち、「アイテム」開始タグ内の「選択属性」が、(再生、通常モード)、あるいはこの条件を含む(再生、*)、(*、通常モード)、(*、*)のいずれかである第一操作項目情報を選択する。なお、選択部2803が、第一の電子機器100の第一操作項目情報から、選択条件を満たすものを選択する処理については、選択に用いる条件が2つになる点等を除けば、上記実施の形態において図9に示した処理とほぼ同様であるので詳細な説明は省略する。ここでは、図31に示す第一操作項目情報のデータから、「アイテムID」が、「0421」、「0422」、「0423」、「0424」である第一操作項目情報が選択される。
そして、操作メニュー表示部204は、選択部2803が選択した第一操作項目情報に基づいて、図32に示すように、操作メニュー3200をディスプレイ400に表示する。これ以降の処理については、上記実施の形態1において説明した具体例と同様であるので、説明は省略する。
このように、第二の電子機器2800においてコンテンツ等の再生を行なう場合に、この第二の電子機器2800が通常モードで動作しているのであれば、第一の電子機器100のメニューとしても、通常時に利用できる第一の電子機器100の機能を操作するためのメニュー項目を表示する。
ここで、第二動作部201が、「夜間モード」で動作しているとすると、動作状態情報取得部2801は、動作状態情報として「夜間モード」を取得する。そして、選択部2803は、「アイテム」開始タグ内の「選択属性」が、(再生、夜間モード)、あるいはこの条件を含む(再生、*)、(*、夜間モード)、(*、*)のいずれかである第一操作項目情報を選択する。ここでは、図31に示す第一操作項目情報のデータから、「アイテムID」が、「0421」、「0422」、「0425」である第一操作項目情報が選択される。これにより、図33に示すような「サラウンド(ナイトモード)」というメニュー項目を持つ操作メニュー3300がディスプレイに表示される。「サラウンド(ナイトモード)」とは、夜間向けに、例えば、音が室外に響きにくいようにしたセッティングで、サラウンドアンプを駆動させるモードである。
このように、第二の電子機器2800においてコンテンツ等の再生を行なう場合に、この第二の電子機器2800が夜間モードで動作しているのであれば、第一の電子機器100のメニューとしても、第一の電子機器100の機能を操作するためのメニュー項目として、音による近隣への迷惑が生じないようなメニュー項目を表示する。
以上、本実施の形態によれば、第二の電子機器2800において第一の電子機器100の操作メニューを表示できるようにするとともに、第一の電子機器100のメニュー項目としては、第二の電子機器2800の第二動作部201の動作状態に応じて選択されたメニュー項目のみが表示されることとなる。このため、第二の電子機器2800の動作の状態に応じて必要となるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニューの操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、第二の電子機器2800の動作状態に応じて、どのようなメニュー項目を表示させるかについては、第一の電子機器100の第一操作項目情報の属性値を変更することで容易に変更でき、設計の自由度も高い。
なお、本実施の形態においては、選択部2803が、動作指示により選択されたメニュー項目と、動作状態情報とに基づいて、第一操作項目情報を選択する場合について説明したが、本発明においては、選択部2803が、動作状態情報のみに基づいて第一操作項目情報を選択するようにしてもよい。
なお、本実施の形態における動作状態情報を選択条件として利用する構成を、前記各実施の形態の構成と組み合わせて利用してもよいことはいうまでもない。
(実施の形態5)
図34は、本実施の形態に係る電子機器システムの構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る電子機器システムは、上記実施の形態1に係る電子機器システムにおいて、選択部を第一の電子機器に設けるようにし、選択部が選択し第一操作項目情報を第二の電子機器に送信するようにしたものである。本実施の形態に係る電子機器システムは、第一の電子機器3400と、第二の電子機器3500とを備えている。第一の電子機器3400と第二の電子機器3500とは、ネットワーク300を介して接続されている。ネットワーク300については、上記実施の形態1と同様のものであるため、説明は省略する。
第一の電子機器3400は、上記実施の形態1において説明した第一の電子機器において、要求情報受信部3401と選択部3402とを設け、操作項目要求受信部104を設けないようにしたものである。これら以外の部分の構成についての説明は省略する。
第二の電子機器3500は、上記実施の形態1において説明した第二の電子機器において、要求情報取得部3501、および要求情報送信部3502を設け、選択部203と、第二操作項目情報格納部202と、操作項目要求送信部213とを設けないようにしたものであり、これら以外の部分の構成については、上記実施の形態1の構成と同様であるので、説明は省略する。なお、本実施の形態においては、第二操作項目情報蓄積部210は、第二操作項目情報受信部209が受信した第一操作項目情報を、図示しないメモリ等の記憶媒体に蓄積する。また、操作メニュー表示部204は、自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報、および第二操作項目情報蓄積部210がメモリ等の記憶媒体に蓄積した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する。
要求情報取得部3501は、動作指示受付部205が受け付けた動作指示に基づいて、この動作指示に応じた第一操作項目情報の送信を要求するための情報である要求情報を取得する。
要求情報取得部3501が取得する要求情報は、動作指示に応じた第一操作項目情報の送信を要求できる情報であれば、どのような情報であってもよい。例えば、動作指示受付部205が受け付けた動作指示が、第二操作項目情報に基づいて表示されたメニュー項目に対する動作指示である場合、要求情報取得部3501が取得する要求情報は、そのメニュー項目に対応した第二操作項目情報に応じた第一操作項目情報を選択するための情報であってもよい。このような要求情報としては、例えば、上述したような、第一操作項目情報を選択するための選択条件に関する情報、あるいは選択条件に関する情報を含むものであってもよい。具体的には、要求情報は、第二操作項目情報が有する、メニュー項目の項目名や、メニュー項目を識別するための識別情報、メニュー項目の種類、動作指示に応じて実行されるアクションのアクション名、このアクションを識別するための識別情報等の情報のうちの少なくとも一つを含むものでもよい。また、あらかじめ設定された所定の情報であってもよい。要求情報には、第二の電子機器3500を識別するための識別情報や、第二の電子機器3500のアドレスを示すアドレス情報等を含むようにしてもよい。また、第一操作項目情報の選択処理を実行させるためのコマンド等を含んでもよい。要求情報取得部3501の取得する要求情報のデータ構造は問わない。要求情報取得部3501は、MPUやメモリ等から実現され得る。要求情報取得部3501が要求情報を取得する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
要求情報送信部3502は、要求情報取得部3501が取得した要求情報を、第一の電子機器3400に対して出力する。要求情報送信部3502は、モデムやネットワークカードなどの送信を行うための送信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、要求情報送信部3502は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは送信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。送信は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。また、無線または有線の放送手段により実現してもよい。
要求情報受信部3401は、第二の電子機器3500から送信される要求情報を受信する。要求情報受信部3401は、モデムやネットワーク等の受信を行うための受信デバイスを含んでもよく、あるいは含まなくてもよい。また、要求情報受信部3401は、ハードウェアによって実現されてもよく、あるいは受信デバイスを駆動するドライバ等のソフトウェアによって実現されてもよい。要求情報受信部3401は、LAN等の通信手段、赤外線による通信、ブルートゥース(登録商標)等の近距離無線通信手段、或いは電子メール送信手段等により実現される。また、無線または有線の放送手段により実現してもよい。
選択部3402は、第一操作項目情報格納部105が格納する第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する。「所定の条件」とはどのような条件であってもよい。本実施の形態においては、要求情報受信部3401が受信した要求情報に基づいて、第一操作項目情報格納部105が格納している第一操作項目情報の選択を行う場合について説明する。選択部3402が、要求情報に基づいてどのように第一操作項目情報を選択するかは問わない。例えば、要求情報が、上述したような選択条件に関する情報を有している場合、この選択条件に関する情報から得られる選択条件と合致する情報を有する第一操作項目情報を選択するようにしてもよい。なお、選択部3402が要求情報に基づいて第一操作項目情報を選択する処理の具体例については後述する。選択部3402は、MPUやメモリ等から実現され得る。選択部3402が第一操作項目情報を選択する処理手順は、例えば、ソフトウェアにより実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、専用回路等のハードウェアで実現しても良い。
つぎに、第一の電子機器3400の動作を、図35のフローチャートに基づいて説明する。なお、図35において、図2と同一符号は、同一または相当する処理ステップを示しており、その説明は省略する。
(ステップS3501)要求情報受信部3401は、第二の電子機器3500から、要求情報を受信したか否かを判定する。受信した場合、ステップS3502へ進み、受信していない場合、ステップS203へ進む。
(ステップS3502)選択部3402は、ステップS3501において取得した要求情報に基づいて得られる選択条件を満たす第一操作項目情報を、第一操作項目情報格納部105に格納されている第一操作項目情報から選択する。
(ステップS3503)選択部3402は、選択された第一操作項目情報があるか否かを判定する。ある場合、ステップS3504へ進み、ない場合、ステップS3501に戻る。
(ステップS3504)第一操作項目情報送信部106は、ステップS3502において選択された第一操作項目情報を、第二の電子機器3500に対して送信する。なお、この送信は、送信相手を第二の電子機器3500に特定した一対一の送信であってもよいし、一対多のマルチキャストの送信であってもよいし、送信相手を特定しないブロードキャストによる送信であってもよい。
なお、図35のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。
つぎに、第二の電子機器3500の動作を、図36のフローチャートに基づいて説明する。なお、図36において、図3と同一符号は、同一または相当する処理ステップを示しており、その説明は省略する。
(ステップS3601)要求情報取得部3501は、ステップS306で受け付けた動作指示により選択されたメニュー項目に対応する第二操作項目情報から要求情報を取得する。
(ステップS3602)要求情報送信部3502は、要求情報を第一の電子機器3400に送信する。この送信は、送信相手を第一の電子機器3400に特定した一対一の送信であってもよいし、一対多のマルチキャストの送信であってもよいし、送信相手を特定しないブロードキャストによる送信であってもよい。
(ステップS3603)第二操作項目情報受信部209は、第一の電子機器3400から、第一操作項目情報を受信したか否かを判定する。受信した場合、ステップS3604へ進み、受信していない場合、ステップS3606へ進む。
(ステップS3604)第二操作項目情報蓄積部210は、第一操作項目情報をメモリ等に蓄積する。
(ステップS3605)操作メニュー表示部204は、ステップS3604において蓄積した第一操作項目情報に基づいて操作メニューを表示する。
(ステップS3606)第二操作項目情報受信部209は、タイムアウトか否か判断する。タイムアウトとは、例えば要求情報の送信から所定時間が経過したか判断することである。タイムアウトであればステップS315へ進み、タイムアウトでなければステップS3603へ戻る。
なお、図36のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより、処理は終了する。
つぎに具体例について説明する。この具体例の電子機器システムの概略は、図4において説明したものにおいて、第一の電子機器100の代わりに、第一の電子機器3400を設け、第二の電子機器200の代わりに、第二の電子機器3500を設けたものである。第一の電子機器3400は、オーディオシステムであり、第二の電子機器3500は、映像音声情報を記録再生可能なDVDレコーダーであるとする。また、第一操作項目情報格納部105には、図5と同様の第一操作項目情報が格納されており、自機器操作項目情報格納部211には、図6と同様の第二操作項目情報が格納されているものとする。
まず、ユーザが、第二の電子機器3500に対し、リモートコントロール装置等を操作して、操作メニューを出力させる指示を出すと、第二の電子機器3500は、図6に示した自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報に基づいて、図8に示したような操作メニューをディスプレイ400に表示する。この操作メニューは、第二操作項目情報全てに対応したメニュー項目を有するものであってもよいし、予め設定された一部のメニュー項目を有するものであってもよい。
ユーザが、リモートコントロール装置等を操作して、操作メニュー800の「再生」というメニュー項目801を選択すると、自機器動作指示情報取得部212は、自機器操作項目情報格納部211に格納されている第二操作項目情報のうちの、選択されたメニュー項目に対応している第二操作項目情報から第二動作部201に対する動作指示情報を取得する。ここでは、「再生」という情報を「アイテム名」エレメントとして有している第二操作項目情報の、「アクション名」エレメントである「play」を取得する。また、「対象ID」エレメントである「DVD02」も取得する。さらに、要求情報取得部3501は、同様に、選択されたメニュー項目に対応している第二操作項目情報内から、「条件アイテム属性」エレメントである「再生」という情報を、要求情報として取得する。
要求情報送信部3502は、要求情報取得部3501が取得した「再生」という要求情報を、第一の電子機器3400に対して送信する。
第一の電子機器3400の要求情報受信部3401が、第二の電子機器3500からの「再生」という要求情報を受信すると、選択部3402は、この「再生」という要求情報を選択条件として、この選択条件を満たす第一操作項目情報を、第一操作項目情報格納部105に格納されている第一操作項目情報の中から選択する。この選択は、「アイテム」開始タグ内の「アイテム属性」として「再生」という情報を持つ第一操作項目を判定することにより行われる。具体的には、上記実施の形態1において図9に説明した処理と同様の処理により行われ、図10に示すような、要求情報と同じ「再生」という属性値を「アイテム」開始タグ内の「アイテム属性」として持つ第一操作項目情報、すなわち「アイテムID」が「0221」、「0222」、「0224」等である第一操作項目情報が選択される。
そして、この選択された第一操作項目情報が、第一操作項目情報送信部106から、第二の電子機器3500に送信される。
第二操作項目情報受信部209が、第二の電子機器3500からの第一操作項目情報を受信し、受信した第一操作項目情報を第二操作項目情報蓄積部210がメモリ等に格納する。そして、この格納した第一操作項目情報に基づいて、操作メニュー表示部204が図11に示すような操作メニュー1100をディスプレイ400に表示する。これ以降の処理については、上記実施の形態1の具体例と同様であるため、説明は省略する。
ここで、図8に示した操作メニューにおいて、「録画」というメニュー項目802を選択したとすると、図6に示した第二操作項目情報から、「録画」という「条件アイテム属性」が、要求情報として取得される。そして、この「録画」という属性を、「アイテム」開始タグの「アイテム属性」として有する、「アイテムID」が「0223」の第一操作項目情報が、第一の電子機器3400の選択部3402により図5に示した第一操作項目情報から選択される。これにより図12に示すような操作メニュー1200がディスプレイ400に表示される。
以上、本実施の形態によれば、第二の電子機器3500において第一の電子機器3400の操作メニューを表示できるようにするとともに、第二の電子機器3500を操作するためにメニュー項目を選択した場合に、第一の電子機器3400のメニュー項目としては、選択された第二の電子機器3500のメニュー項目に基づいて選択されたメニュー項目のみが、表示されることとなるため、第二の電子機器3500の操作に伴って必要となるメニュー項目だけを、適宜、表示することが可能となり、メニュー操作を行ううえでの利便性を向上させることが可能となる。
また、第二の電子機器3500のメニュー項目に対応した選択条件を属性として有する第一操作項目情報を有していれば、第一の電子機器3400がどのような機器であっても、第一の電子機器3400のメニュー項目を、第二の電子機器3500のメニュー項目に応じて適宜選択して表示させることが可能であり、汎用性が高い。
また、第一の電子機器3400のどのようなメニュー項目を、第二の電子機器3500のどのようなメニュー項目に対応して表示させるかは、第一の電子機器3400の第一操作項目情報の属性値を変更することで容易に変更でき、設計の自由度も高い。
さらに、第一の電子機器3400において、第二の電子機器3500において選択した操作メニューのメニュー項目に応じた第一の操作項目情報を選択し、第二の電子機器3500に送信するため、第二の電子機器3500は、表示しない第一操作項目情報を蓄積する必要がなく、第一操作項目情報を格納するために必要な記憶容量を削減することができる。
また、第二の電子機器3500において、第一操作項目情報を選択する処理を行う必要がないため、第二の電子機器3500の処理の負担を減らすことができる。このため、複数の第一の電子機器3400を、第二の電子機器3500に接続した場合、第一操作項目情報を選択する処理を分散させることができ、処理の高速化や安定化を図ることが可能となる。
なお、本実施の形態5では、上記実施の形態1に係る電子機器システムと同様に、選択部3402が、第二の電子機器3500において選択された操作メニューのメニュー項目に応じた第一の操作項目情報を選択するようにしたが、本発明においては、第一の電子機器の選択部が、上記実施の形態2から4において説明した電子機器システムのように、第二の電子機器から取得したコンテンツ情報や、機器情報、動作状態情報のうちの少なくとも一つの情報に応じて第一の操作項目情報を選択するようにしてもよい。
たとえば、図37は、本実施の形態の電子機器システムの第一の変形例を示す図である。第一の電子機器3700は、図34に示した電子機器システムの第一の電子機器3400において、選択部3402を、図14に示した実施の形態2に係る電子機器システムにおける選択部1403と同様の、コンテンツ情報に応じて第一の操作項目情報を選択する選択部3702に置き換えたものである。また、第二の電子機器3750は、図34に示した電子機器システムの第二の電子機器3500に、実施の形態2と同様のコンテンツ情報取得部1420を設け、要求情報取得部3501の代わりに、少なくともコンテンツ情報取得部1420が取得したコンテンツ情報に応じた第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得する要求情報取得部3751を設け、第二動作部201の代わりに、実施の形態2と同様のコンテンツの処理を行う第二動作部1401を設けたものである。
この第二の電子機器3750の動作は、図36に示したフローチャートにおいて、ステップS3601の処理よりも前に、図15のステップS1501の処理に相当する処理、すなわちコンテンツ情報取得部1420が第二動作部1401のコンテンツ情報を取得する処理を実行するようにしたものである。また、ステップS3601における処理として、要求情報取得部3751が、コンテンツ情報取得部1420が取得したコンテンツ情報と、動作指示とに応じた第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得するようにしたものである。
また、第一の電子機器3700の動作は、図35に示したフローチャートにおいて、ステップS3502の処理として、選択部3702が、要求情報に基づいて得られる、コンテンツ情報と、動作指示とに対応した第一操作項目情報を得るための選択条件に基づいて、上記実施の形態2の選択部1403と同様に、第一操作項目情報を取得するようにしたものである。
このような変形例においては、上記実施の形態2および実施の形態5と同様の効果を得ることができる。
なお、かかる変形例においては、上記実施の形態2においても説明したように、コンテンツ情報のみに基づいて第一操作項目情報を取得するようにしたり、他の変形例と組み合わせて第一操作項目情報を取得するようにしてもよいことはいうまでもない。
また、図38は、本実施の形態の電子機器システムの第二の変形例を示す図である。第一の電子機器3800は、図34に示した電子機器システムの第一の電子機器3400において、図19に示した実施の形態3に係る電子機器システムにおける選択部2003と同様の、機器情報格納部1901を設けるようにし、選択部3402を、上記実施の形態3に係る電子機器システムにおける選択部2003と同様に、第一の電子機器3800の機器情報に応じて第一の操作項目情報を選択する選択部3802に置き換えたものである。
この第一の電子機器3800の動作は、図35に示したフローチャートにおいて、ステップS3502よりも前の処理として、機器情報格納部1901から第一の電子機器3800の機器情報を取得する処理を実行するようにし、ステップS3502の処理として、選択部3802が、要求情報から得られる、動作指示に対応した第一操作項目情報を得るための選択条件と、機器情報格納部1901から取得した第一の電子機器3800の機器情報と、に基づいて、上記実施の形態3の選択部2003と同様に、第一操作項目情報を取得するようにしたものである。
このような変形例においては、上記実施の形態3および実施の形態5と同様の効果を得ることができる。
なお、かかる変形例においては、上記実施の形態3においても説明したように、機器情報のみに基づいて第一操作項目情報を取得するようにしたり、他の変形例と組み合わせて第一操作項目情報を取得するようにしてもよいことはいうまでもない。
また、図39は、本実施の形態の電子機器システムの第三の変形例を示す図である。第一の電子機器3900は、図34に示した電子機器システムの第一の電子機器3400において、選択部3402を、図28に示した実施の形態4に係る電子機器システムにおける選択部2803と同様の、動作状態情報に応じて第一の操作項目情報を選択する選択部3902に置き換えたものである。また、第二の電子機器3950は、図34に示した電子機器システムの第二の電子機器3500に、実施の形態4と同様の動作状態情報取得部2801を設け、要求情報取得部3501の代わりに、少なくとも動作状態情報取得部2801が取得した動作状態情報に応じた第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得する要求情報取得部3951を設けたものである。
この第二の電子機器3950の動作は、図36に示したフローチャートにおいて、ステップS3601の処理よりも前に、図29のステップS2901の処理に相当する処理、すなわち動作状態情報取得部2901が第二動作部201の動作状態情報を取得する処理を実行するようにしたものである。また、ステップS3601における処理として、要求情報取得部3951が、動作状態情報取得部2801が取得した動作状態情報と、動作指示とに応じた第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得するようにしたものである。
また、第一の電子機器3900の動作は、図35に示したフローチャートにおいて、ステップS3502の処理として、選択部3902が、要求情報から得られる動作状態情報と、動作指示とに対応した第一操作項目情報を得るための選択条件に基づいて、上記実施の形態4の選択部2803と同様に、第一操作項目情報を取得するようにしたものである。
このような変形例においては、上記実施の形態4および実施の形態5と同様の効果を得ることができる。
なお、かかる変形例においては、上記実施の形態4においても説明したように、動作状態情報のみに基づいて第一操作項目情報を取得するようにしたり、他の変形例と組み合わせて第一操作項目情報を取得するようにしてもよいことはいうまでもない。
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。
なお、上記実施の形態における電子機器システムの第一の電子機器を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、第一の電子機器と第二の電子機器とを具備する電子機器システムにおける、第一の電子機器に処理を実行させるプログラムであって、コンピュータに、格納されている一以上の、前記第一の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する選択ステップと、前記選択ステップで選択した前記第一操作項目情報を第二の電子機器に送信する第一操作情報送信ステップと、前記第二の電子機器から、特定の動作を指示する情報である動作指示情報を受信する第一動作指示情報受信ステップと、前記第一動作指示情報受信ステップで受信した動作指示情報に基づいて前記第一の電子機器の動作を制御する第一制御ステップとを実行させるためのプログラムである。
なお、上記各実施の形態において説明した各プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、これらプログラムは、サーバなどからダウンロードされることによって実行されてもよく、所定の記録媒体(例えば、CD−ROMなどの光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなど)に記録されたプログラムが読み出されることによって実行されてもよい。
また、これらプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
本発明は、複数の電子機器を備えた電子機器システムとして有用であり、特に、ネットワーク等を介して接続されるAV機器や家電等の電子機器により構成される電子機器システムとして最適である。
本発明の実施の形態1による電子機器システムの構成を示すブロック図 同電子機器システムの動作を示すフローチャート 同電子機器システムの動作を示すフローチャート 同電子機器システムの概念図 同電子機器システムの第一操作項目情報の構成を示す図 同電子機器システムの第二操作項目情報の構成を示す図 同電子機器システムの電子機器情報管理表の構成を示す図 同電子機器システムの操作メニューの表示例を示す図 同電子機器システムの選択処理を説明するためのフローチャート 同電子機器システムの選択部が選択した第一操作項目情報の構成を示す図 同電子機器システムの操作メニューの表示例を示す図 同電子機器システムの操作メニューの表示例を示す図 同電子機器システムの変形例の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2による電子機器システムの構成を示すブロック図 同電子機器システムの動作を示すフローチャート 同電子機器システムの第一操作項目情報の構成を示す図 同電子機器システムの操作メニューの表示例を示す図 同電子機器システムの操作メニューの表示例を示す図 本発明の実施の形態3による電子機器システムの構成を示すブロック図 同電子機器システムの動作を示すフローチャート 同電子機器システムの動作を示すフローチャート 同電子機器システムの概念図 同電子機器システムの第一操作項目情報の構成を示す図 同電子機器システムの第二操作項目情報の構成を示す図 同電子機器システムの電子機器情報管理表の構成を示す図 同電子機器システムの操作メニューの表示例を示す図 同電子機器システムの操作メニューの表示例を示す図 本発明の実施の形態4による電子機器システムの構成を示すブロック図 同電子機器システムの動作を示すフローチャート 同電子機器システムの概念図 同電子機器システムの第一操作項目情報の構成を示す図 同電子機器システムの操作メニューの表示例を示す図 同電子機器システムの操作メニューの表示例を示す図 本発明の実施の形態5による電子機器システムの構成を示すブロック図 同電子機器システムの動作を示すフローチャート 同電子機器システムの動作を示すフローチャート 同電子機器システムの第一の変形例の構成を示すブロック図 同電子機器システムの第二の変形例の構成を示すブロック図 同電子機器システムの第三の変形例の構成を示すブロック図
符号の説明
100、200、1900、2000、2800、3400、3500、3700、3750、3800、3900、3950 電子機器
101 第一動作部
102 第一制御部
103 第一動作指示情報受信部
104 操作項目要求受信部
105 第一操作項目情報格納部
106 第一操作項目情報送信部
107 接続検出部
201 第二動作部
202 第二操作項目情報格納部
203、1403、2003、2803、3402、3702、3802、3902 選択部
204 操作メニュー表示部
205 動作指示受付部
206 第二動作指示情報取得部
207 第二動作指示情報送信部
208 第二制御部
209 第二操作項目情報受信部
210 第二操作項目情報蓄積部
211 自機器操作項目情報格納部
212 自機器動作指示情報取得部
213 操作項目要求送信部
300 ネットワーク
400 ディスプレイ
800、1100、1200、2600、2700、3200、3300 操作メニュー
801、802、1101 メニュー項目
1400 第二の電子機器
1401 第二動作部
1420 コンテンツ情報取得部
1901 機器情報格納部
1902 機器情報送信部
2000 電子機器
2001 機器情報受信部
2002 機器情報蓄積部
2801、2901 動作状態情報取得部
3401 要求情報受信部
3402 選択部
3501、3751、3951 要求情報取得部
3502 要求情報送信部

Claims (37)

  1. 第一の電子機器と第二の電子機器とを具備する電子機器システムであって、
    前記第一の電子機器は、
    所定の動作を行う第一動作部と、
    前記第二の電子機器から、特定の動作を指示する情報である動作指示情報を受信する第一動作指示情報受信部と、
    前記第一動作指示情報受信部が受信した動作指示情報に基づいて前記第一動作部を動作させる第一制御部を具備し、
    前記第二の電子機器は、
    所定の動作を行う第二動作部と、
    前記第一の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を一以上格納している第二操作項目情報格納部と、
    前記第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する選択部と、
    前記選択部が選択した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する操作メニュー表示部と、
    前記表示された操作メニューのメニュー項目に対する指示である動作指示を受け付ける動作指示受付部と、
    前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記第一操作項目情報に応じた前記動作指示情報を取得する第二動作指示情報取得部と、
    前記第二動作指示情報取得部が取得した動作指示情報を、前記第一の電子機器に送信する第二動作指示情報送信部を具備する電子機器システム。
  2. 前記第二の電子機器は、
    当該第二の電子機器を動作させるための情報である第二操作項目情報を一以上格納している自機器操作項目情報格納部と、
    前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記第二操作項目情報に対応する前記動作指示情報を取得する自機器動作指示情報取得部と、
    前記自機器動作指示情報取得部が取得した動作指示情報に基づいて前記第二動作部を動作させる第二制御部とをさらに備え、
    前記操作メニュー表示部は、さらに、前記第二操作項目情報に基づいて操作メニューを表示し、
    前記選択部は、
    前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記第一操作項目情報を選択する請求項1記載の電子機器システム。
  3. 前記第二動作部は、コンテンツを処理する動作を行い、
    前記選択部は、
    前記第二動作部が処理するコンテンツに応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項1または請求項2記載の電子機器システム。
  4. 前記第二の電子機器は、前記第二動作部の処理するコンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部をさらに備え、
    前記選択部は、前記コンテンツ情報に基づいて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項3記載の電子機器システム。
  5. 前記第一の電子機器は、
    当該電子機器に関する情報である機器情報を格納している機器情報格納部と、
    前記機器情報を前記第二の電子機器に送信する機器情報送信部とを、さらに備え、
    前記第二の電子機器は、
    前記機器情報を受信する機器情報受信部と、
    前記機器情報受信部が受信した機器情報を蓄積する機器情報蓄積部とを、さらに備え、
    前記選択部は、
    前記機器情報蓄積部が蓄積した機器情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項1から請求項4いずれか記載の電子機器システム。
  6. 前記第二の電子機器は、
    前記第二動作部の動作状態に関する情報である動作状態情報を取得する動作状態情報取得部をさらに備え、
    前記選択部は、動作状態情報取得部が取得した前記動作状態情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項1から請求項5いずれか記載の電子機器システム。
  7. 前記第一の電子機器は、
    前記第一操作項目情報を格納している第一操作項目情報格納部と、
    前記第一操作項目情報を、第二の電子機器に送信する第一操作項目情報送信部とをさらに備え、
    前記第二の電子機器は、
    前記第一の電子機器から前記第一操作項目情報を受信する第二操作項目情報受信部と、
    前記第二操作項目情報受信部の受信した第一操作項目情報を、前記第二操作項目情報格納部に蓄積する第二操作項目情報蓄積部とを、さらに備えた請求項1から請求項6のいずれか記載の電子機器システム。
  8. 前記第二の電子機器は、
    前記第一の電子機器に対し、第一操作項目情報の送信を要求する情報である操作項目要求情報を送信する操作項目要求送信部を、さらに備え、
    前記第一の電子機器は、
    前記第二の電子機器からの、前記操作項目要求情報を受信する操作項目要求受信部を、さらに備え、
    前記第一操作項目情報送信部は、前記操作項目要求受信部が受信した操作項目要求情報に対応して第一操作項目情報を、前記第二の電子機器に送信する請求項7記載の電子機器システム。
  9. 前記第一の電子機器は、
    前記第二の電子機器との接続を検出する接続検出部を、さらに備え、
    前記第一操作項目情報送信部は、前記接続検出部が接続を検出した場合に、前記第一操作項目情報を前記第一の電子機器に送信する請求項1から請求項6いずれか記載の電子機器システム。
  10. 第一の電子機器と第二の電子機器とを具備する電子機器システムであって、
    前記第一の電子機器は、
    所定の動作を行う第一動作部と、
    前記第一の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を一以上格納している第一操作項目情報格納部と、
    前記第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する選択部と、
    前記選択部が選択した前記第一操作項目情報を前記第二の電子機器に送信する第一操作情報送信部と、
    前記第二の電子機器から、特定の動作を指示する情報である動作指示情報を受信する第一動作指示情報受信部と、
    前記第一動作指示情報受信部が受信した動作指示情報に基づいて前記第一動作部を動作させる第一制御部を具備し、
    前記第二の電子機器は、
    所定の動作を行う第二動作部と、
    前記第一の電子機器から、前記第一操作項目情報を受信する第二操作項目情報受信部と、
    前記第二操作項目情報受信部が受信した第一操作項目情報を蓄積する第二操作項目情報蓄積部と、
    前記第二操作項目情報蓄積部が蓄積した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する操作メニュー表示部と、
    前記表示された操作メニューのメニュー項目に対する指示である動作指示を受け付ける動作指示受付部と、
    前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記第二操作項目情報蓄積部が蓄積した第一操作項目情報に応じた前記動作指示情報を取得する第二動作指示情報取得部と、
    前記第二動作指示情報取得部が取得した動作指示情報を、前記第一の電子機器に送信する第二動作指示情報送信部を具備する電子機器システム。
  11. 前記第二の電子機器は、
    当該第二の電子機器を動作させるための情報である第二操作項目情報を一以上格納している自機器操作項目情報格納部と、
    前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、当該受け付けた動作指示に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を、前記第二操作項目情報から取得する要求情報取得部と、
    前記要求情報取得部が取得した要求情報を前記第一の電子機器に送信する要求情報送信部と、
    前記動作指示受付部が受け付けた動作指示に基づいて、前記自機器操作項目情報格納部が格納している第二操作項目情報に応じた前記動作指示情報を取得する自機器動作指示情報取得部と、
    前記自機器動作指示情報取得部が取得した動作指示情報に基づいて前記第二動作部を動作させる第二制御部とをさらに備え、
    前記第一の電子機器は、
    前記第二の電子機器からの要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、
    前記選択部は、
    前記要求情報に基づいて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項10記載の電子機器システム。
  12. 前記第二動作部は、コンテンツを処理する動作を行い、
    前記第二の電子機器は、
    前記第二動作部の処理するコンテンツに関する情報であるコンテンツ情報を取得するコンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得する要求情報取得部と、
    前記要求情報取得部の取得した要求情報を前記第一の電子機器に送信する要求情報送信部とを、さらに備え、
    前記第一の電子機器は、
    前記第二の電子機器からの要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、
    前記選択部は、
    前記要求情報に基づいて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項10または請求項11記載の電子機器システム。
  13. 前記第二の電子機器は、
    前記第一の電子機器に関する情報である機器情報を受信する機器情報受信部と、
    前記機器情報受信部が受信した機器情報を蓄積する機器情報蓄積部と、
    前記機器情報蓄積部が蓄積した機器情報に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得する要求情報取得部と、
    前記要求情報取得部の取得した要求情報を前記第一の電子機器に送信する要求情報送信部とを、さらに備え、
    前記第一の電子機器は、
    前記機器情報を格納している機器情報格納部と、
    前記機器情報を前記第二の電子機器に送信する機器情報送信部と、
    前記第二の電子機器からの要求情報を受信する要求情報受信部とをさらに備え、
    前記選択部は、
    前記要求情報に基づいて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項10から請求項12いずれか記載の電子機器システム。
  14. 前記第二の電子機器は、
    前記第二動作部の動作状態に関する情報である動作状態情報と取得する動作状態情報取得部と、
    前記動作状態情報取得部の取得した動作状態情報に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を取得する要求情報取得部と、
    前記要求情報取得部の取得した要求情報を前記第一の電子機器に送信する要求情報送信部とを、さらに備え、
    前記第一の電子機器は、
    前記第二の電子機器からの要求情報を受信する要求情報受信部をさらに備え、
    前記選択部は、
    前記要求情報に基づいて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項10から請求項13いずれか記載の電子機器システム。
  15. 前記第一操作項目情報及び第二操作項目情報は、操作メニューの項目を示す項目情報と、当該項目に対応する前記動作指示情報とを有する請求項1から請求項14いずれか記載の電子機器システム。
  16. 第一の電子機器と第二の電子機器とを具備する電子機器システムであって、
    前記第二の電子機器は、格納している一以上の、前記第一の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を、所定の条件に応じて選択し、当該選択した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する電子機器システム。
  17. 前記第二の電子機器は、
    当該第二の電子機器を動作させるための操作メニューのメニュー項目に対する指示に基づいて、前記第一操作項目情報を選択する請求項16記載の電子機器システム。
  18. 前記第二の電子機器は、
    コンテンツを処理する動作を行うものであり、当該処理をするコンテンツに応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項16または請求項17記載の電子機器システム。
  19. 前記第二の電子機器は、
    前記第一の電子機器に関する情報である機器情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項16から請求項18いずれか記載の電子機器システム。
  20. 前記第二の電子機器は、
    当該電子機器の動作状態に関する情報である動作状態情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項16から請求項19いずれか記載の電子機器システム。
  21. 第一の電子機器と第二の電子機器とを具備する電子機器システムであって、
    前記第一の電子機器は、格納している一以上の、当該第一の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を、所定の条件に応じて選択し、前記第二の電子機器に送信し、
    前記第二の電子機器は、前記第一の電子機器が選択した第一操作項目情報を受信し、当該受信した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する電子機器システム。
  22. 前記第二の電子機器は、
    当該第二の電子機器を動作させるための操作メニューのメニュー項目に対する指示に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報を前記第一の電子機器に送信し、
    前記第一の電子機器は、
    前記第二の電子機器からの要求情報を受信し、当該要求情報に基づいて、第一操作項目情報を選択する請求項21記載の電子機器システム。
  23. 前記第二の電子機器は、
    コンテンツを処理する動作を行うものであり、
    前記第一の電子機器は、
    前記第二の電子機器の処理をするコンテンツに応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項21または請求項22記載の電子機器システム。
  24. 前記第一の電子機器は、
    当該電子機器に関する情報である機器情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項21から請求項24いずれか記載の電子機器システム。
  25. 前記第一の電子機器は、
    前記第二の電子機器の動作状態に関する情報である動作状態情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項21から請求項24いずれか記載の電子機器システム。
  26. 請求項1から請求項25いずれか記載の電子機器システムを構成する第一の電子機器。
  27. 請求項1から請求項25いずれか記載の電子機器システムを構成する第二の電子機器。
  28. コンピュータに、
    格納されている一以上の、他の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を、所定の条件に応じて選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択した第一操作項目情報に基づいて一以上のメニュー項目を有する操作メニューを表示する操作メニュー表示ステップと、
    前記表示された操作メニューのメニュー項目に対する指示である動作指示を受け付ける動作指示受付ステップと、
    前記動作指示受付ステップで受け付けた動作指示に基づいて、前記第一操作項目情報に応じた前記動作指示情報を取得する第二動作指示情報取得ステップと、
    前記第二動作指示情報取得ステップで取得した動作指示情報を、前記第一の電子機器に送信する第二動作指示情報送信ステップとを実行させるためのプログラム。
  29. 前記操作メニュー表示ステップは、格納している一以上の、自機器である電子機器を動作させるための情報である第二操作項目情報に基づいて操作メニューをさらに表示し、
    前記選択ステップは、前記動作指示受付ステップで受け付けた動作指示に基づいて、前記第一操作項目情報を選択する請求項28記載のプログラム。
  30. 前記自機器である電子機器は、
    コンテンツを処理する動作を行うものであり、
    前記選択ステップは、前記処理をするコンテンツに応じて前記第一操作項目情報を選択する請求項28または請求項29記載のプログラム。
  31. 前記選択ステップは、
    前記他の電子機器に関する情報である機器情報に応じて前記第一操作項目情報を選択する請求項28から請求項30いずれか記載のプログラム。
  32. 前記選択ステップは、
    当該自機器である電子機器の動作状態に関する情報である動作状態情報に応じて前記第一操作項目情報を選択する請求項28から請求項31いずれか記載のプログラム。
  33. 第一の電子機器と第二の電子機器とを具備する電子機器システムにおける、第一の電子機器に処理を実行させるプログラムであって、
    コンピュータに、
    格納されている一以上の、前記第一の電子機器を動作させるための情報である第一操作項目情報を所定の条件に応じて選択する選択ステップと、
    前記選択ステップで選択した前記第一操作項目情報を第二の電子機器に送信する第一操作情報送信ステップと、
    前記第二の電子機器から、特定の動作を指示する情報である動作指示情報を受信する第一動作指示情報受信ステップと、
    前記第一動作指示情報受信ステップで受信した動作指示情報に基づいて前記第一の電子機器の動作を制御する第一制御ステップとを実行させるためのプログラム。
  34. 前記選択ステップは、
    前記第二の電子機器において表示された、当該第二の電子機器を動作させるための操作メニューの、メニュー項目に対する指示である動作指示に応じた前記第一操作項目情報の送信を要求する要求情報に基づいて、第一操作項目情報を選択する請求項33記載のプログラム。
  35. 前記第二の電子機器は、
    コンテンツを処理する動作を行うものであり、
    前記選択ステップは、
    前記第二の電子機器の処理をするコンテンツに応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項33または請求項34記載のプログラム。
  36. 前記選択ステップは、
    前記第一の電子機器に関する情報である機器情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項33から請求項35いずれか記載のプログラム。
  37. 前記選択ステップは、
    前記第二の電子機器の動作状態に関する情報である動作状態情報に応じて前記第一操作項目情報の選択を行う請求項33から請求項36いずれか記載のプログラム。
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