JP2006305099A - 医薬品収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の認証手段を有し、患者ごとに取り出した薬品の種類、数量の情報を自動で記録して医薬品管理が容易に行うことができる医薬品収納装置を提供する。
【解決手段】医薬品を収納する複数のセル1と、全てのセルを覆うロック機構を有する第1の扉2と、複数のセルの個別のセルを覆うロック機構を有する第2の扉3と、第1と第2の扉のロック機構を制御する制御部13と、医薬品の取扱者をID番号にて認証する第1の認証手段と、医薬品の取扱者の身体的特徴を認証する第2の認証手段と、医薬品を投与すべき患者データ及び医薬品データを表示する表示部15と、を備え、第1と第2の認証がOKであれば前記第1の扉2が開き、表示部15に前記医薬品データ及び患者データが表示される。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院などにおいて複数の種類の薬品を保管管理する医薬品収納装置に係り、緊急対応用の定数配置薬及び医薬品を保管しておき、必要に応じて取り出し、取り出した情報を管理することができる、医薬品収納装置の改良に関する。
従来の薬品等を保管しておき必要に応じて取り出す薬品収納装置で、取扱者の認証がなされなければ、扉があけることができないセキリュティに優れた従来の医薬品収納装置の例を図7に示す。
図7において、医薬品収納装置100は、アンプル4、薬品5を入れておく多数の収納箱22から構成されている。収納箱22の前面にはランプ23がついており、収納箱22は医薬品収納装置100から自由に引き出すことができないように、図示省略の電子ロックが取り付けられている。
医薬品収納装置100には、指紋認証装置21、バーコードリーダー24、プリンター25、PC17が接続されている他、病院のセンターのコンピューター12とも接続されている。
実際の運用方法としては、医師による診察記録が病院のセンターのコンピューター12に記録されている。そこには、患者に処方すべき薬品5の種類、数量を記載した図示省略の処方箋も併せて記録されている。
薬品5を取り出す工程において、取扱者はPC17で病院のセンターのコンピューター12と接続して患者の処方箋データ−を取り出し、プリンター25で処方箋を印刷する。処方箋には、バーコードが表示されており、バーコードには患者情報、薬品5の情報が入れられている。
取扱者は、まず指紋認証装置21で自身の指をのせ、指紋を読み取らせる。PC17にあらかじめ登録されている、取扱者の指紋データと認証を行い、取扱者として正しいかどうかの判定を行う。指紋認証がOKであれば、処方箋のバーコードをバーコードリーダー24で読み取らせると、医薬品収納装置100の該薬品5が入っている収納箱22の電子ロックが開錠されるとともに、収納箱22の前面に具備されているランプ23が点灯することにより、取扱者に該アンプル4、薬品5が入っている収納箱22の位置を知らせる。
取扱者は、該薬品5が入っている収納箱22から、該薬品5を取り出して、処方箋と見比べて正しく処方されているかどうかの確認を行う。(特許文献1)
特開2002−282342号公報
病院の病棟、ICU等に置かれている薬品収納装置から医薬品を取り出すときに、あらかじめ登録された取扱者でなければ取り出すことができない仕組みと、患者ごとに取り出した薬品の種類、数量の情報を自動で記録することが可能である、セキュリティが高く、医薬品管理が容易に行うことが可能である、医薬品収納装置を提供する。
従来の課題を解決するために、本発明の医薬品収納装置は、
医薬品を収納する複数のセルと、
前記全てのセルを覆うロック機構を有する第1の扉と、
前記複数のセルの個別のセルを覆うロック機構を有する第2の扉と、
前記第1と第2の扉のロック機構を制御する制御部と、
前記医薬品の取扱者をID番号にて認証する第1の認証手段と、
前記医薬品の取扱者の身体的特徴を認証する第2の認証手段と、
前記医薬品を投与すべき患者データ及び医薬品データを表示する表示部と、
を備え、
前記第1と第2の認証がOKであれば前記第1の扉が開き、前記表示部に前記医薬品データ及び患者データが表示されることを特徴としたものである。
本発明の医薬品収納装置によれば、薬品の取り出しの操作を行う取扱者の認証を個人の身体的特徴を利用して認証を行い、患者へ提供した医薬品の情報を自動で記録し、煩雑な在庫管理をする手間が省け、セキリュティが高く、医薬品管理を容易に行うことが可能である。
以下に、本発明の医薬品収納装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に用いる医薬品収納装置100を前側から見た図である。
医薬品収納装置100は、病院の各病棟のナースステーション、ICU等に緊急対応用の定数配置薬である医薬品のアンプル4、薬品5を入れておく装置であって、1種類のアンプル4若しくは薬品5を1回分だけ入れておくセル1が複数設置してある。図1では、アンプル4はセル1に入った状態で示し、薬品5はセル1から取り出した状態で示している。
全てのセル1を覆うようにロック機能を有する第1の扉2が設置され、各セル1には、ロック機構を有する第2の扉3が設置されている。第1の扉2、第2の扉3ともに、セル1の中に入っているアンプル4若しくは薬品5を目視で確認できるように透き通った材質のものが用いられている。また、各セル1にどのアンプル4若しくは薬品5が入っているか容易に確認できるように、銘版6を取り付けられる構造になっている。セル1の中のアンプル4若しくは薬品5が変更になった場合には、銘版6を取り替えて対応することができる構造になっている。
図1から図6を用いて、医薬品収納装置100の実際の運用方法を説明する。
図2は、医薬品収納装置100とその周辺装置との接続関係を示すものであり、図3は、医薬品収納装置100の動作のフローチャートを示す。図4は、医薬品収納装置100の
表示ランプ14の点灯状態を表したものであり、図5は、医薬品収納装置100の医薬品を傾斜して収納しておくセルの構造を示すもので、図6は、各セルにおいて、セルの形状と薬品などの取り出しを認識する光学センサ31を示すものである。
病院の病棟やICU等において、緊急に定数配置薬のアンプル4、薬品5が必要になった場合には、その病棟、ICU等に所属する看護師10は、自身で常に所持しているICカード11を準備する。ICカード11は、ICカード11の表面に看護師10の写真と氏名及び所属が記載されており、通常は首から掛けて名札代わりに使用している。
看護師10は、病棟のナースステーション、ICUに設置されている医薬品収納装置100の前に行き、ICカード11を医薬品収納装置100の前に設置されているICカード読取装置8で読み取らせる。ここでは、ICカード11を用いた例を説明するが、ICカード11の変わりに、磁気カードを用いて、医薬品収納装置100に設置されているICカード読取装置8の代わりに、磁気カード読取装置で磁気カードを読み取らせる方式にしても構わない。
病棟のナースステーションに設置されている医薬品収納装置100には、内部に制御部13が具備されており、予め病棟、ICUで勤務する看護師10の氏名とID番号が記憶されている。
アンプル4、薬品5の取り出し動作前は、医薬品収納装置100は、ステップS0の待機状態となっており、最初のステップS1において、ICカード11をICカード読取装置8で読み取らせ、制御部13に記憶されている看護師10のIDと一致すると医薬品収納装置100の前面にある、表示ランプ14の該当個所(ここでは、青色)が点灯してステップS2の取扱者ID確認が行われる。この時点での表示ランプ14の状態は、図4(A)に示す。表示ランプ14については、図4に示すように、医薬品収納装置100の動作状態を示すもので、それぞれの意味するランプの色を変えており、看護師10が容易に理解できるようにしてある。即ち、取扱者(看護師10)の認証状態や、扉の開閉状態をランプの色を変えて表示することにより、容易に動作状態を確認することができる。図4(A)の青色表示は、ICカードによる取扱者(看護師10)の認証がOKであることを示しており、青色表示の点灯でICカードの認証が完了する。
次に、ステップS3において、取扱を行う看護師10の身体的特徴を利用した認証を行う。ここでの説明は、看護師10の手の指の指紋による認証で説明を行うが、他の身体的特徴(静的生体特徴)例えば、眼球の網膜、手の甲の静脈パターン、手形等を用いることも可能である。ステップS2での取扱者ID確認のステップが終了したら、看護師10は自身の手の指、例えば、ひとさし指を個人認証装置9に載せる。そうすると、予め医薬品収納装置100の制御部13に記憶されている取扱者に登録されている者の指紋との認証が行われ、認証がOKであれば、ステップS4の取扱者ID確認が出来、表示ランプ14の該当個所(ここでは、緑色)が点灯する。この状態での表示ランプ14の状態を図4(B)に示す。この場合、前のステップ(S2)を示す表示ランプ(青色)も同時に点灯している状態になっている。
表示ランプ14の形状は、正確には楕円形状をしているが、ここでは説明のために丸で示している。また、白丸はランプが消灯していることを表し、黒丸は点灯していることを表す。ランプの色は、青色、緑色、黄色、橙色、赤色の5色であり、上下2個のランプは共通の色であり、共通に点灯する。この理由として、1つのランプが切れた場合でももう1個のランプによって、状態を確認することができるようにするためである。即ち、同色のランプは並列回路になっている。
そして、ステップS5において、患者の氏名、アンプル4、薬品5の名称を表示するタッチパネル式の表示部15の電源が入る。また、次のステップS6にて、各セル1の全てを覆う第1の扉2のロックの開錠の信号が発せられ、取扱者が第1の扉を開けることが可能になる。なお、場合によってはS1、S2は行わずにS3から始めるように設定することも可能である。この状態での表示ランプ14の状態を図4(C)に示す。
また、停電などの非常時には、UPS電源が作動し、その場合、図4(E)に示すように赤色の表示ランプが点灯する。
次に、表示部15の電源が入り、表示部15には、患者情報や薬品情報が表示され、タッチパネル方式の表示部15の所望の部位をタッチすることで該当の患者名及び緊急対応用である定数配置薬のアンプル4、薬品5を選択する。該当の病棟に入院している患者名は、図示しないが、医薬品収納装置100と有線回線(例えばLANケーブル)若しくは無線回線(例えばPHS方式)で常時接続される病院のセンターのコンピューター12より、入院患者のデータ-が常に更新されるようになっている。
ステップS7で、表示部15に該当する病棟、ICUに入院している患者名の一覧が表示されるので、該当する患者名を選択する。ここで選択するということは、タッチパネル式になっている表示部15の患者名を取扱者(看護師10)がタッチすることで、患者名が選ばれるということである。
即ち、ステップS7において、患者名を選択すると、ステップS8にて、医薬品収納装置100に入っているアンプル4、薬品5の一覧が表示部15に表示されるので、取扱者(看護師10)は、ステップS9において、該患者に提供するアンプル4、薬品5を選択する。即ち、タッチパネル式になっている表示部15に表示されている、アンプル4、薬品5を取扱者(看護師10)がタッチしてアンプル4、薬品5を選択する。
ステップ10において、アンプル4、薬品5を選択すると、該アンプル4、薬品5が入っているセル1の第2の扉3のロック機構の開錠信号が制御部13より発せられ、この状態で、第1の扉2、第2の扉3はいずれもロック機構が開錠されているので、取扱者(看護師10)は、該アンプル4、薬品5をセル1から取り出す。アンプル4、薬品5を選択して取り出す際には、ステップ11において、該アンプル4、薬品5が入っているセル1を取扱者(看護師10)が容易に認識できるように、セル1に具備されているセルランプ33のLEDが点灯(点滅)するとともに、取り出された薬品情報など取り出しデータとして制御部13に記憶される。この状態、即ちセルランプ33が点灯(点滅)している状態での表示ランプ14は、図4(D)に示すような状態になっている。
即ち、各セル1の中には、光学式のセンサ31が入っており、アンプル4、薬品5が入っているかどうかを、医薬品収納装置100の制御部13において認識できる仕組みになっている。そして、前述の該アンプル4、薬品5を取り出すとセンサが取り出したことを認識し、LEDの点灯(点滅)が終わり、制御部13に取り出したという情報を記憶する。
このとき、制御部13は、ステップS12において、取り出したアンプル4、薬品5だけでなく、取扱者(看護師10)、薬品などを取り出した時間についても記憶し、また、取り出し終了後、第1及び第2の扉が閉まって所定の時間(例えば、1分間)薬品などの取り出し動作が無いことを判定し、無ければ、表示部の電源をオフして取り出し動作を終了する。
1回のアンプル4、薬品5の取出しでは、1つのセルに入っているアンプル4、薬品5しか取り出せない構造になっている。2個以上、別のアンプル4、薬品5を取り出す場合には、もう一度患者名、アンプル4、薬品5の選択が必要な仕組みになっている。つまり、S7から再度やり直すということである。
医薬品収納装置100の制御部13には、取扱者名(看護師10)、操作時刻、患者名、
取り出したアンプル4、薬品5の名称及び数量が記憶され、必要に応じて病院のセンターのコンピューター12に接続している他の図示省略のPCで確認ができる仕組みになっている。また、制御部13に記憶されている取り出しデータは、あらかじめ設定した時間ごとに、病院のセンターのコンピューター12に送信される。
病院のセンターのコンピューター12に接続されたPC17では、制御部13に記憶され、病院のセンターのコンピューター12に送られたデータを取り出して、処理することが可能であるので、患者ごとに提供したアンプル4、薬品5の保険点数を計算することが
可能である。
第1の扉、第2の扉は、扉の構造上開けたままで止めておくことができない構造になっており、すなわち取扱の看護師10が扉を開けて手を離すと自動的に閉じる構造になっている。このような仕組みにしているのは、セキリュティの関係からであり、第1の扉2、第2の扉3が全て閉じた状態で、タッチパネルを全く触れない状態が1分間以上続くと、表示部の電源が自動的に落ちるシステムになっており、看護師10は再度、S1(もしくはS3)からやり直す必要がある。
第2の扉3については、該当のセル1の第2の扉3を開けて、所望のアンプル4、薬品5を取り出すと、光学式センサ31で取り出したことを認識し、前述したように第2の扉3は、閉じた状態になる。この時点で該当の第2の扉3には、ロックがかかる。当然のことながら、前記以外のセル1の第2の扉3も認証動作がされていないのでロックがかかったままの状態である。
第1の扉2については、前述のように第2の扉3にロックがかかった状態で、第1の扉2を閉じて、所定の時間(例えば、1分間以上)、看護師10が表示部15のタッチパネルに全く触れない場合、システムでは操作終了であると認識し、自動的に表示部15の電源が落ちる仕組みになっている。表示部15の電源が落ちると第1の扉2は、ロックがかかる仕組みになっている。
即ち、第1の扉2は閉じればロックがかかる仕組みになっているが、表示部15の電源ラインに直列に入った図示省略のリレーによって、表示部15の電源が入っている時にはリレーによってロックがかからないようになっており、表示部15の電源が落ちた場合にはリレーに電流が流れず、ロックがかかる方向になる。つまり、定常状態(電流が流れていない状態)には、第1の扉2が閉じていればロックがかかり、電流が流れている時にはリレーによってロックがかかることが抑止させられていると考えればわかりやすい。
患者に対してアンプル4、薬品5の投与についての禁忌情報については、医薬品収納装置13の近傍に設置されているPC17で病院のセンターのコンピューター12上の電子カルテに接続して確認する仕組みになっている。ここでいう禁忌情報をわかりやすく説明すると、患者に対して投与してはいけない医薬品のことである。また、ある医薬品の投与回数が1日1回と制限されている医薬品の場合、1日に1回までの場合は禁忌にならないが、1日に2回以上投与する場合には禁忌になる。看護師10はPC17で禁忌情報を確認した後、S1(もしくはS3)から始めることになる。
非常時の対応、例えば停電時、指紋の認証ができない場合の対応は次のように行うシステムになっている。停電時に備えて医薬品収納装置100には、図示省略のUPS電源が入っている。医薬品収納装置100が停電を検知すると、自動的にUPS電源から電源を供給する仕組みになっているのと同時に、表示ランプ14のUPS作動のランプが点灯することにより、看護師10にUPS作動中であることを知らせることができる。UPS作動のランプが点灯している時には、看護師10は病院全体の電源が停電しているのか、医薬品収納装置100の電源線(コンセント)が外れているだけなのか等、調査を行うことになる。この状態の表示ランプ14の状態を図4(E)に示す。
また、停電時等に、UPS電源が切れた場合については、表示部15の電源が自動的に落ちるので、第1の扉2のロックがかかる仕組みになっている。このように停電時(UPS電源も切れた場合)及び指紋の認証ができない場合に備えて、医薬品収納装置100には、緊急用の鍵穴18がついており、当直の看護師が管理している図示省略の緊急用のカギで操作することにより、機械的に第1、第2の扉のロック機構を開錠し、手動で自由に第1、第2の扉をあけて、所望のアンプル4、薬品5を取り出すことができる構造になっている。
また、図5に示すように、アンプル4、薬品5が入るセル1は、垂直な方向から5°〜35°の範囲内で傾いた構造になっている。即ち、セル1の下側部が上側部に対して突出しており、アンプル4、薬品5が第2の扉に倒れかかることを防止するためである。
そして、図6に示すように、セル1から医薬品を取り出しやすくするために、各セル1は、上端、下端部に比べて、中央部が幅広くなっている構造になっているが、これはアンプル4、薬品5をセル1から取り出すときに、中央部が広くなっていることで容易に取出せるようにするために、このような構造にしてある。
以上、説明したように、このようにアンプル4、薬品5の取り出し操作を行うことで、不正に看護師10以外が取り出すことを防止するとともに、取り出し作業を行った看護師10、取り出した時間についても記録することで、万一の事故の際も、取扱の証拠となる。
患者名と取り出したアンプル4、薬品5の情報は、制御部13に記憶され、病院のセンターのコンピューター12に送信されるので、病院のセンターのコンピューター12に接続されたPC17で情報を取り出して、演算することにより、各患者毎の請求すべき保険点数を容易に計算できる。また、保険点数の計算の元になる、使用したアンプル4、薬品5の情報を看護師10が数えたり、入力したりするという工程をとらないので、正確で安全な、医薬品管理ができる。
本発明は、病院の病棟、ICU等に置かれており、緊急対応用の医薬品である定数配置薬を保管しておく、医薬品収納装置に利用することができる。
本発明の実施例1における医薬品収納装置の全体図 本発明の実施例1における医薬品収納装置と周辺装置との接続関係を表す図 本発明の実施例1における医薬品収納装置の動作を表すフローチャート 本発明の実施例1における医薬品収納装置の表示ランプの点灯状態を説明するための図 本発明の実施例1における医薬品収納装置の医薬品を傾斜して収納しておくセルの構造を説明するための図 本発明の実施例1における医薬品収納装置の医薬品を収納しておくセルの形状と光学センサを示す図 従来の医薬品収納装置と周辺を表した図
符号の説明
1 セル
2 第1の扉
3 第2の扉
4 アンプル
5 薬品
6 銘版
7 LANケーブル
8 ICカード読取装置
9 個人認証装置
10 看護師
11 ICカード
12 病院のセンターのコンピューター
13 制御部
14 表示ランプ
15 表示部
17 PC
18 緊急用の鍵穴
21 指紋認証装置
22 収納箱
23 ランプ
24 バーコードリーダー
25 プリンター
31 光学式センサ
32 セルの傾きθ
33 セルランプ

Claims (9)

  1. 医薬品を収納する複数のセルと、
    前記全てのセルを覆うロック機構を有する第1の扉と、
    前記複数のセルの個別のセルを覆うロック機構を有する第2の扉と、
    前記第1と第2の扉のロック機構を制御する制御部と、
    前記医薬品の取扱者をID番号にて認証する第1の認証手段と、
    前記医薬品の取扱者の身体的特徴を認証する第2の認証手段と、
    前記医薬品を投与すべき患者データ及び医薬品データを表示する表示部と、
    を備え、
    前記第1と第2の認証がOKであれば前記第1の扉が開き、前記表示部に前記医薬品データ及び患者データが表示されることを特徴とする医薬品収納装置。
  2. 前記セルには、医薬品が1個収納され、前記セルからの1回の医薬品の取り出しでは、1個の医薬品のみが取り出されることを特徴とする請求項1に記載の医薬品収納装置。
  3. 前記制御部は、病院のセンターコンピュータと通信機能を有し、前記センターコンピュータから前記医薬品データ及び患者データが更新されて記憶されることを特徴とする請求項1に記載の医薬品収納装置。
  4. 前記表示部に表示された患者名を選択すると、セルに入っている医薬品情報が表示され、医薬品を選択すると該医薬品が入っている第2の扉が開き、前記セルから該医薬品を取り出すとともに、前記患者名、医薬品の情報を制御部に記憶することを特徴とする請求項1に記載の医薬品収納装置。
  5. 前記表示部に表示された患者名を選択すると、該患者に対応する医薬品が入っているセルの表示ランプが点灯することを特徴とする請求項1に記載の医薬品収納装置。
  6. 前記制御部に記憶されたデータは、前記センターコンピュータへ送出すことを特徴とする請求項3に記載の医薬品収納装置。
  7. 前記各セルは、前記医薬品の取り出しを容易にするため、上端、下端部に比べて中央部が幅広くなっていることを特徴とする請求項1に記載の医薬品収納装置。
  8. 前記セルは、垂直方向に対して5度から35度の範囲で傾斜し、当該セルの下側部が上側部に対して突出していることを特徴とする請求項1に記載の医薬品収納装置。
  9. 第1と第2の認証手段の認証状態を表示する表示ランプを有していることを特徴とする請求項1に記載の医薬品収納装置。
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