JP2006301036A - オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム - Google Patents

オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2006301036A
JP2006301036A JP2005119038A JP2005119038A JP2006301036A JP 2006301036 A JP2006301036 A JP 2006301036A JP 2005119038 A JP2005119038 A JP 2005119038A JP 2005119038 A JP2005119038 A JP 2005119038A JP 2006301036 A JP2006301036 A JP 2006301036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance measurement
view
lens
angle
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2005119038A
Other languages
English (en)
Inventor
Yujiro Ito
雄二郎 伊藤
Hidekazu Sudo
秀和 須藤
Shinji Takemoto
新治 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005119038A priority Critical patent/JP2006301036A/ja
Priority to US11/403,291 priority patent/US7536096B2/en
Priority to CNB200610074357XA priority patent/CN100414337C/zh
Publication of JP2006301036A publication Critical patent/JP2006301036A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/32Means for focusing
    • G03B13/34Power focusing
    • G03B13/36Autofocus systems
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/28Systems for automatic generation of focusing signals
    • G02B7/36Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
    • G02B7/38Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals measured at different points on the optical axis, e.g. focussing on two or more planes and comparing image data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/671Focus control based on electronic image sensor signals in combination with active ranging signals, e.g. using light or sound signals emitted toward objects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • H04N23/67Focus control based on electronic image sensor signals
    • H04N23/673Focus control based on electronic image sensor signals based on contrast or high frequency components of image signals, e.g. hill climbing method

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)

Abstract

【課題】測距能力を高めて、所望の被写体までの測距結果を用いて、所望の被写体に自動的にフォーカスを合わせる。
【解決手段】ステップST11で、基準とする測距画角の測距結果Mag1が測距不能データNGでないときには、ステップST13で測距画角Mag1を測距結果代表値Magdとし、データNGであるときは、基準とする測距画角よりも外側方向にオフセットされた測距画角や画角が広い測距画角の測距結果Mag2〜Mag4から最小値を選択する。最小値がデータNGでないときは、ステップST16で最小値を代表値Magdとし、データNGであるときは、外側方向にオフセットされた測距画角の測距結果Mag5,6を用いて代表値Magdの選択を行う。この測距結果代表値と検出されたフォーカス位置に基づき、レンズの駆動設定すなわちフォーカスレンズの移動方向や移動速度の設定を行い合焦動作を開始する。
【選択図】 図10

Description

この発明は、オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラムに関する。詳しくは、測距センサに複数の測距画角を設け、各測距画角での測距結果から選択した測距結果代表値と、検出されたフォーカス位置に基づいてレンズの駆動設定を行って合焦動作を開始するものである。
従来、ビデオカメラやディジタルカメラ等の撮像装置では、被写体に対して自動的にフォーカスを合わせるオートフォーカス機構が設けられている。このオートフォーカス機構では、例えば特許文献1に示すように、撮像画枠内に設けた特定領域における映像信号の周波数成分を加算して評価値を算出し、この評価値が極大となるようにフォーカスレンズが移動される。このため、特定領域を撮像画枠内の中央に設定しておき、被写体が撮像画枠内の中央に位置するように構図を決めて撮像を行うものとすれば、フォーカス位置が合焦位置に移動されて、自動的にフォーカスを被写体に合わせることができる。また、オートフォーカス機構では、被写体までの距離を示す測距結果を用いたフォーカス調整動作も行われている。
特開平10−213736号公報
ところで、被写体までの距離を示す測距結果を用いてオートフォーカス動作を行う場合、測距画角を小さくして測距エリアを狭めれば、狙った被写体が測距エリア内に位置するように撮像を行うことで、正しく被写体に合焦させることができる。また、被写体までの距離が長いために被写体画像が小さくなってしまう場合、測距画角を小さくして測距エリアを狭めれば、背景の影響が少なくなり測距精度を高めることができるので、正しく被写体に合焦させることができる。
しかし、測距画角を小さくすると、測距エリアが被写体内に含まれてしまう場合が生ずる。例えば、図13に示すように、測距センサ95の測距画角を小さくして「3°」とすると2m先の位置では、測距エリアが約10.5cmの範囲となる。このため、被写体のコントラスト差を利用して測距を行う場合、無地のセーターを着た人物OBを撮影すると測距エリア内でコントラスト差が無くなってしまい、被写体までの距離を計測することができなくなってしまう。このため、測距結果を用いたオートフォーカス動作を行うことができない。
そこで、この発明では、測距能力を高めて、所望の被写体までの測距結果を用いて、所望の被写体に自動的にフォーカスを合わせることができるオートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラムを提供するものである。
この発明に係るオートフォーカス装置は、レンズを駆動するレンズ駆動部と、レンズのフォーカス位置を検出する位置検出部と、基準とする測距画角と、該基準とする測距画角よりも外側方向にオフセットされている、および/または基準とする測距画角と画角が異なる測距画角が設けられて、各測距画角で被写体までの距離を測定する測距センサと、レンズ駆動部を駆動して位置検出部で検出されたフォーカス位置を合焦位置に移動させる合焦動作を行う制御部とを有し、制御部では、測距センサで得られた測距結果から選択した測距結果代表値と位置検出部で検出されたフォーカス位置に基づき、レンズの駆動設定を行って合焦動作を開始するものである。
また、オートフォーカス方法やプログラムは、レンズのフォーカス位置を検出する位置検出工程と、基準とする測距画角と、該基準とする測距画角よりも外側方向にオフセットされている、および/または基準とする測距画角と画角が異なる測距画角が設けられて、各測距画角で被写体までの距離を測定して、得られた測距結果から測距結果代表値を選択する測距結果代表値選択工程と、測距結果代表値と位置検出部で検出されたフォーカス位置に基づいてレンズの駆動設定を行って、該フォーカス位置を合焦位置に移動する合焦動作を開始する合焦処理工程とを有する、あるいはコンピュータで実行するものである。
この発明においては、基準とする測距画角がレンズの光軸方向に設けられる。また、基準とする測距画角よりも外側方向にオフセットされている、および/または基準とする測距画角と画角が異なる測距画角が設けられる。各測距画角には優先度が設定されて、複数の測距画角で測定結果が得られたときには、最も優先度の高い測距画角の測距結果が測距結果代表値として選択される。この測距結果代表値と検出されたフォーカス位置に基づき、レンズの駆動設定すなわちフォーカスレンズの移動方向や移動速度の設定が行われて合焦動作が開始される。
この発明によれば、複数の測距画角で測距を行うことにより得られた測距結果から測距結果代表値が選択されて、この測距結果代表値と位置検出部で検出されたフォーカス位置に基づき、レンズの駆動設定を行って合焦動作を開始される。このため、基準とする測距画角では正しい測距結果を得ることができないような場合でも、外側方向にオフセットされている測距画角や画角が異なる測距画角で測距結果を得られるときには、これらの測距結果を測距結果代表値として用いてレンズの駆動設定を行い合焦動作が開始されるので、測距能力を高めて、所望の被写体までの測距結果を用いて、所望の被写体に自動的にフォーカスを合わせることができる。
以下、図を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1はオートフォーカス機構を有する撮像装置例えばビデオカメラ10の全体構成を示している。
ビデオカメラ10のレンズブロック20は、撮像レンズや撮像レンズの位置を検出するレンズ位置検出部および撮像レンズを駆動するレンズ駆動部等を用いて構成されている。なお、図1に示すレンズブロック20では、撮像レンズとして、被写体画像を撮像素子の撮像面上に合焦させるためのフォーカスレンズ21と、合焦位置の方向を判別するために使用されるウォブリングレンズ22を有する場合を示している。
フォーカスレンズ21に対しては、フォーカスレンズ21の位置すなわちフォーカス位置を検出する位置検出部21aと、レンズ位置を光軸方向に移動させるレンズ駆動部21bが設けられている。同様に、ウォブリングレンズ22に対しても、ウォブリングを正しく行うことができるようにするため、位置検出部22aとレンズ位置を光軸方向に移動させるレンズ駆動部22bが設けられている。また、レンズブロック20は、光量を調節するためのアイリス23を有しており、アイリス23に関しても、アイリスの開口状態を検出するアイリス位置検出部23aと、アイリスを開閉させるためのアイリス駆動部23bが設けられている。
レンズブロック制御部51には、位置検出部21aからフォーカス位置を示す検出信号RSf、位置検出部22aからウォブリング量を示す検出信号RSw、アイリス位置検出部23aからアイリスの開口状態を示す検出信号RSiがそれぞれ供給される。また、レンズブロック制御部51には、オートフォーカス動作モードの設定やオートフォーカス動作を開始させるためのユーザインタフェース55が接続されており、ユーザインタフェース55の操作に応じて操作信号PSLがレンズブロック制御部51に供給される。なお、レンズブロック制御部51には、ROM(またはEEPROM)等を用いて構成された記憶部(図示せず)が設けられており、フォーカスレンズ21およびウォブリングレンズ22の焦点距離データ,口径比データ、レンズブロックの製造メーカ名および製造番号等の情報が記憶されている。
レンズブロック制御部51は、記憶している情報や検出信号RSf,RSw,RSi,操作信号PSLおよび後述するカメラブロック制御部52から供給されたフォーカス制御信号CTfやウォブリング制御信号CTwに基づいて、レンズ駆動信号RDf,RDwの生成を行う。さらに、生成したレンズ駆動信号RDfをレンズ駆動部21bに供給して、所望の被写体にフォーカスが合うようにフォーカスレンズ21を移動させる。また、生成したレンズ駆動信号RDwをレンズ駆動部22bに供給して、合焦位置の方向を検出できるようにウォブリングレンズ22をウォブリングさせる。また、レンズブロック制御部51は、アイリス駆動信号RDiを生成してアイリス駆動部23bに供給することで、アイリスの開口量を制御する。
カメラブロック30の色分解プリズム31は、レンズブロック20からの入射光をR(赤),G(緑),B(青)の3原色に色分解して、R成分の光を撮像素子32R、G成分の光を撮像素子32G、B成分の光を撮像素子32Bにそれぞれ供給する。
撮像素子32Rは、光電変換によってR成分の光に応じた撮像信号SRを生成してプリアンプ部33Rに供給する。撮像素子32Gは、光電変換によってG成分の光に応じた撮像信号SGを生成してプリアンプ部33Gに供給する。撮像素子32Bは、光電変換によってB成分の光に応じた撮像信号SBを生成してプリアンプ部33Bに供給する。
プリアンプ部33Rは、撮像信号SRのレベルを増幅すると共に、相関二重サンプリングを行いリセット雑音を除去してA/D変換部34Rに供給する。A/D変換部34Rは、供給された撮像信号SRをディジタルの映像信号DRaに変換して前処理部35に供給する。プリアンプ部33Gは、撮像信号SGのレベルを増幅すると共に、相関二重サンプリングを行いリセット雑音を除去してA/D変換部34Gに供給する。A/D変換部34Gは、供給された撮像信号SGをディジタルの映像信号DGaに変換して前処理部35に供給する。プリアンプ部33Bは、撮像信号SBのレベルを増幅すると共に、相関二重サンプリングを行いリセット雑音を除去してA/D変換部34Bに供給する。A/D変換部34Bは、供給された撮像信号SBをディジタルの映像信号DBaに変換して前処理部35に供給する。
前処理部35は、供給された映像信号DRa,DGa,DBaのゲイン調整や黒レベルの安定化、ダイナミックレンジの調整等を行い、得られた映像信号DRb,DGb,DBbを信号処理部36と評価値算出部37に供給する。
信号処理部36は、前処理部35から供給された映像信号DRb,DGb,DBbに対して種々の信号処理を行い、映像出力信号DVoutを生成する。例えば、映像信号のあるレベル以上を圧縮するニー補正、映像信号のレベルを設定されたγカーブにしたがって補正するγ補正、映像信号の信号レベルが所定範囲となるように制限するホワイトクリップ処理やブラッククリップ処理等を行う。また信号処理部36では、輪郭強調処理やリニアマトリクス処理、所望のフォーマット形式の映像出力信号DVoutを生成するためのエンコード処理等を行う。
評価値算出部37は、映像信号DRb,DGb,DBbから撮像画枠内に設けた特定領域における映像信号を用いて、この映像信号の周波数成分を用いて評価値IDを算出し、カメラブロック制御部52に供給する。
図2は、評価値算出部の構成を示している。評価値算出部37は、映像信号DRb,DGb,DBbに基づいて輝度信号DYを生成する輝度信号生成回路371と、例えば後述するように14種類の評価値ID0〜ID13を生成するための評価値生成回路372-ID0〜372-ID13、およびカメラブロック制御部52と通信を行い、生成した評価値をカメラブロック制御部52からの要求に応じて供給するインタフェース回路373を有している。
輝度信号生成回路371は、前処理部35から供給された映像信号DRb,DGb,DBbを用いて演算(DY=0.30DRb+0.59DGb+0.11DBb)を行い、輝度信号DYを生成する。このように輝度信号DYを生成するのは、フォーカスが合っているかずれているかを判断するためには、コントラストが高いか低いかを判断すればよく、コントラストの変化は輝度信号DYのレベル変化を検出すればよいからである。
評価値生成回路372-ID0は、評価値ID0の生成を行う。同様に、評価値生成回路372-ID1〜372-ID13は、評価値ID1〜ID13の生成を行う。これらの評価値は、基本的には撮像画枠内に設けた特定領域(以下「評価枠」という)における映像信号の周波数成分を合計したものであり、画像のボケに対応した値を示すものである。
評価値ID0 :評価値名「IIR1_W1_HPeak」
評価値ID1 :評価値名「IIR1_W2_HPeak」
評価値ID2 :評価値名「IIR1_W2_HPeak」
評価値ID3 :評価値名「IIR4_W3_HPeak」
評価値ID4 :評価値名「IIR0_W1_VIntg」
評価値ID5 :評価値名「IIR3_W1_VIntg」
評価値ID6 :評価値名「IIR1_W1_HIntg」
評価値ID7 :評価値名「Y_W1_HIntg」
評価値ID8 :評価値名「Y_W1_Satul」
評価値ID9 :評価値名「IIR1_W3_HPeak」
評価値ID10:評価値名「IIR1_W4_HPeak」
評価値ID11:評価値名「IIR1_W5_HPeak」
評価値ID12:評価値名「Y_W3_HIntg」
評価値ID13:評価値名「Y_W3_HIntg」
ここで、評価値ID0〜ID13には、評価値の属性(使用データ_評価枠サイズ_評価値算出法)を示す評価値名を付与している。
評価値名の使用データには大別して「IIR」および「Y」がある。輝度信号DYからHPF(ハイパスフィルタ)を使用して取り出した高周波成分のデータを使用するIIRと、HPFを使用しないで輝度信号DYの周波数成分をそのまま使用するYとがある。
HPFを使用する場合は、IIR型(無限長インパルス応答型)のHPFを使用している。HPFの種類によって、評価値IIR0,IIR1,IIR3およびIIR4に分けられ、これらは夫々異なったカットオフ周波数をもつHPFを表している。このように、異なるカットオフ周波数をもつHPFを設定することにより、例えば、合焦位置の近傍では、カットオフ周波数の高いHPFを用いることで、カットオフ周波数の低いHPFを用いる場合に比べて評価値の変化を大きくできる。また、フォーカスが大きくずれているところでは、カットオフ周波数の低いHPFを用いることで、カットオフ周波数の高いHPFを用いる場合に比べて評価値の変化を大きくできる。このように、オートフォーカス動作の過程で、フォーカス状態に応じて最適な評価値を選択できるようにするため、異なるカットオフ周波数をもつHPFを設定している。
評価枠サイズは、評価値生成に用いる画像領域の大きさである。評価枠サイズは、図3に示すように、例えば評価枠サイズW1〜W5の5種類が設けられており、各評価枠の中心は、撮像画像の中心に一致する。なお、図3では、1フィールドの画面サイズが768画素×240画素であるときの評価枠サイズW1〜W5を示している。
評価枠サイズW1:116画素× 60画素
評価枠サイズW2: 96画素× 60画素
評価枠サイズW3:232画素×120画素
評価枠サイズW4:192画素×120画素
評価枠サイズW5:576画素×180画素
このように、複数種の枠サイズを設定することにより、各枠サイズに対応した夫々異なる評価値を生成することができる。従って、目標被写体がどのような大きさであろうとも、評価値ID0〜ID13の内のいずれかにより、適切な評価値を得ることができる。
評価値算出法は、HPeak,HIntg,VIntgおよびSatulの各方式がある。HPeak方式はピーク方式の水平評価値算出法、HIntg方式は全積分方式の水平評価値算出法、VIntg方式は積分方式の垂直方向評価値算出法、そして、Satul方式は飽和輝度の個数を夫々示している。
HPeak方式は、水平方向の映像信号からHPFを用いて高周波成分を求める評価値算出法であり、評価値ID0,ID1,ID2,ID3,ID9,ID10およびID11の算出に使用されている。
図4は、HPeak方式に使用される水平方向評価値算出フィルタの構成を示したものである。水平方向評価値算出フィルタは、輝度信号生成回路の輝度信号DYから高周波成分だけを抜き出すHPF381と、この高周波成分の絶対値をとる絶対値処理回路382、絶対値化高周波成分に水平方向の枠制御信号WHを乗算する乗算回路383、1ライン当たり1つのピーク値を保持するラインピークホールド回路384と、評価枠内の全てのラインについて各ピーク値を垂直方向に積分する垂直方向積分回路386を有している。
輝度信号DYは、HPF381により高周波成分が抜き出され、絶対値処理回路382で絶対値化される。次に、水平方向の枠制御信号WHが乗算回路383で乗算され、評価枠内の絶対値化高周波成分とされる。すなわち、評価枠外で乗算値が「0」となる枠制御信号WHを乗算回路383に供給すれば、水平方向の評価枠内の絶対値化高周波成分のみを、ラインピークホールド回路384に供給できる。また、評価枠において枠周辺部で乗算値が小さくなるように枠制御信号WHを設定すれば、フォーカスが進むにつれて評価枠周辺部に位置する枠外エッジ(評価枠周囲にある高輝度なエッジ)の枠内への侵入の影響による評価値のノイズや被写体の揺れに伴う評価値の急激な変化等を排除することができる。ラインピークホールド回路384は、ライン毎にピーク値をそれぞれホールドする。
垂直方向積分回路386は、垂直方向の枠制御信号WVに基づき垂直方向の評価枠内の各ラインについて、ホールドされているピーク値を加算して評価値とする。この方式は、水平方向(H)のピークが一旦ホールドされるのでHPeak方式と称する。
HIntg方式は、全積分方式で求める水平方向の評価値算出法である。図5は、全積分方式水平方向評価値算出フィルタの構成を示す。このフィルタは、図4のHPeak方式の水平方向評価値算出フィルタと比較すると、乗算回路383までは同じであるが、水平方向加算回路385で、水平方向の評価枠内の絶対値化高周波成分を全て加算し、その後、垂直方向積分回路386で評価枠内における垂直方向の全ラインの加算結果を垂直方向に積分する点で異なっている。
この全積分方式水平方向評価値算出フィルタは、評価値ID6,ID7,ID12およびID13の算出に使用されている。HPeak方式と比較すると、HPeak方式が1ライン当たり1つのピーク値を求めて、それらを垂直方向に加算しているのに対して、HIntg方式では、各ラインの水平方向の評価枠内の絶対値化高周波成分を全て加算して、それらを垂直方向に加算している点で相違する。
HIntg方式には、使用データが高周波成分を使用するIIR1と、輝度信号DY自体をそのまま使用するYとに分類される。なお、輝度加算値は、図5の全積分方式水平方向評価値算出フィルタからHPF381を取り外した輝度加算値算出フィルタ回路で得られる。
VIntg方式は、全積分方式の垂直方向評価値算出法であり、評価値ID4およびID5に使用される。HPeak方式およびHIntg方式はいずれも、水平方向に加算して評価値を生成しているものであるが、VIntg方式は高周波成分を垂直方向に加算して生成された評価値である。例えば画面の上半分が白色で下半分が黒色の映像,水平線の映像等シーンによっては垂直方向の高周波成分のみとなり水平方向の高周波成分が無い場合、HPeak方式水平方向評価値は有効に機能しない。そこで、VIntg方式の評価値は、このようなシーンにもオートフォーカスが有効に機能するように定めている。
図6は、垂直方向評価値を算出する垂直方向評価値算出フィルタの構成を示している。垂直方向評価値算出フィルタは、水平方向平均値算出フィルタ391と、IIR型HPF392と、絶対値処理回路393と、積分回路394を有している。
水平方向平均値算出フィルタ391は、各ラインの輝度信号DYから枠制御信号WHcに基づき水平方向の評価枠内の中心部にある画素(例えば64画素)の輝度信号を選択して平均値(合計値でも同じ。)を算出し、1水平期間に1回出力する。ここで、中心部の64画素としたのは、評価枠周辺部のノイズを除去するためである。ここでは、単に64画素分だけ逐次蓄積して最終的に1つの平均値を出力しているため、ラインメモリまたはフレームメモリ等のメモリ装置を必要としない簡易な構成となる。次に、これを、ライン周波数で同期を取ってHPF392により高周波成分を抜き出し、絶対値処理回路393で絶対値化高周波成分とする。さらに、積分回路394で垂直方向の評価枠内の全てのラインに関して積分している。
Satul方式は、評価枠内の飽和した(具体的には、輝度レベルが所定量以上の)輝度信号DYの個数を求める算出法であり、評価値ID8の算出に使用される。評価値ID8のい算出では、輝度信号DYと閾値αとを比較して、輝度信号DYが閾値α以上の画素数が評価枠内で何画素あるか1フィールド毎に計数して評価値ID8とする。
基準信号生成部40では、ビデオカメラ10における各部の動作の基準となる垂直同期信号VD,水平同期信号HDおよび基準信号CLKを生成して撮像素子駆動部42に供給する。撮像素子駆動部42は、供給された垂直同期信号VD,水平同期信号HDおよび基準信号CLKに基づいて駆動信号RIRを生成して撮像素子32Rに供給して、撮像素子32Rを駆動する。同様に、駆動信号RIG,RIBを生成して撮像素子32G,32Bに供給して、撮像素子32G,32Bを駆動する。なお、プリアンプ部33R,33G,33BやA/D変換部34R,34G,34B,前処理部35,信号処理部36,評価値算出部37等は、前段から供給される映像信号に同期した垂直同期信号VD,水平同期信号HDおよび基準信号CLKを用いて処理を行う。これらの信号は、基準信号生成部40から供給してもよく、また映像信号とともに前段から供給するものとしてもよい。
測距センサ45は、被写体までの距離を測定して、測距結果Magをカメラブロック制御部52に供給する。また、測距センサ45は、基準とする測距画角と、この基準とする測距画角よりも外側方向にオフセットされている、および/または基準とする測距画角と画角が異なる測距画角を、画角が連続するように設定可能とする。画角が連続するように設定すれば、測距画角間で測距が行われない領域が生じて、この領域に被写体が入って測距結果を得られなくなってしまうことを防止でき、測距動作を精度良く行うことができる。
次に、複数の測距画角を設定できる例えば位相差方式の測距センサについて説明する。図7は、位相差方式の測距センサの原理を示している。測距センサは、主レンズ100と一対の二次結合レンズ101a,101bと一対の画像センサ102a,102bを有している。被写体OBaの空間像OBGaは、主レンズ100によって、例えば位置Pf1に結像される。また、二次結合レンズ101a,101bによって画像センサ102a,102b上にも、それぞれ空間像OBGaが結像される。この画像センサ102a,102b上に結像された空間像OBGaの対応する点どうしの距離を位相差PHaとしたとき、画像センサ102a上の画像と画像センサ102b上の画像の相関計算を行い、最も相関が高くなる画像位置から位相差PHaを求めることができる。次に、被写体OBaよりも近い被写体OBbの空間像OBGbは、主レンズ100によって、位置Pf1から二次結合レンズの方向に移動した位置Pf2に結像される。また、二次結合レンズ101a,101bによって形成される空間像OBGbは、画像センサ102a,102bよりも奥の位置で結像されるので、画像センサ102a上の画像と画像センサ102b上の画像の相関計算で求めた位相差PHbは、位相差PHaよりも大きくなる。このように、位相差は被写体までの距離に応じて変化することから位相差を検出することで、被写体までの距離を測定できる。
また、相関計算で使用するに画像センサの領域を切り替えることで、複数の測距画角毎に測距を行うことができる。例えば、被写体OBa,OBbの黒丸部分(光軸と接する部分)を含む方向に測距画角を設定する場合、画像センサ102a,102bに形成される空間像OBGa,OBGbの黒丸部分の領域について相関計算を行うことで、この測距画角に含まれる被写体の距離を測定できる。同様に、被写体OBa,OBbの矢印部分(先端部分)が含まれる方向に測距画角を設定する場合、画像センサ102a,102bに形成される空間像OBGa,OBGbの矢印部分の領域について相関計算を行うことで、この測距画角に含まれる被写体の距離を測定できる。
図8は、測距センサ45に設けた複数の測距画角を示している。例えば、画角が「3°」である測距画角AG1に対して、測距画角AG1よりも外側方向にオフセットされている測距画角AG2,AG3を、測距画角AG1と連続するように設定する。また、測距画角AG1よりも広い「6°」の画角を有する測距画角AG4を設定する。さらに、測距画角AG1よりも広い「6°」の画角を有する測距画角AG5,AG6を、測距画角AG1よりも外側方向にオフセットさせて、測距画角AG4と連続するように設定する。
基準となる測距画角AG1は、レンズブロック20における撮像レンズの光軸方向に設定する。このように、基準となる測距画角AG1を光軸方向に設定すれば、撮像画枠の中央に位置する被写体に対して測距能力を高められる。
測距センサ45は、測距画角毎に測距を行う。ここで、測距が可能であったときは、測距結果Magとして距離を示す測距結果を出力する。また、測距できない場合には、測距結果Magとして測距不能であることを示すデータ(以下「測距不能データNG」という)を出力する。
複数の測距画角に対しては、優先順位を設定する。例えば、撮像画枠の中央に設定された測距画角は、外側にオフセットさせて設定した測距画角よりも優先度を高くする。また、画角の狭い測距画角は、画角が広い測距画角よりも優先度を高くする。ここで、複数の測距画角で測距結果が得られたときは、優先順位の高い測距画角の測距結果を選択して、被写体までの測距結果を示す測距結果代表値Magdとする。測距結果の選択は、測距センサ45あるいはカメラブロック制御部52のいずれで行うものとしてもよい。例えば、測距結果代表値の選択をカメラブロック制御部52で行うものとすれば、汎用の測距センサを用いることが可能となり、ビデオカメラ10を安価に構成できる。また、測距センサで行うものとすれば、カメラブロック制御部52の負荷を軽減できる。なお、以下の説明ではカメラブロック制御部52で行うものとする。
カメラブロック制御部52には、ユーザインタフェース56が接続されており、ユーザインタフェース56から供給された操作信号PSC等に基づいて制御信号を生成して、各部に供給することで、ビデオカメラ10の動作が操作信号PSC等に基づいた動作となるように制御する。また、カメラブロック制御部52は、上述したように、測距センサ45で得られた測距画角毎の測距結果Magから測距結果代表値Magdを選択する。
さらに、上述のレンズブロック制御部51とカメラブロック制御部52は、予め定めたフォーマットやプロトコル等を用いて通信ができるようになされており、レンズブロック制御部51とカメラブロック制御部52によって、オートフォーカス動作の制御を行う。
ここで、レンズブロック制御部51は、上述したように、例えば要求に応じて各種情報(例えばフォーカス位置やアイリス値等)QFをカメラブロック制御部52に供給する。また、カメラブロック制御部52から供給されたフォーカス制御信号CTfやウォブリング制御信号CTw等に基づいて、レンズ駆動信号RDf,RDwを生成して、フォーカスレンズ21やウォブリングレンズ22の駆動処理を行う。カメラブロック制御部52は、評価値算出部37で算出された評価値IDや測距センサ45で得られた測距結果、およびレンズブロック制御部51から読み出した各種情報に基づいて、フォーカスレンズ21を駆動制御するためのフォーカス制御信号CTfや、ウォブリングレンズ22を駆動制御するためのウォブリング制御信号CTwを生成して、レンズブロック制御部51に供給する。
なお、レンズブロック制御部51とカメラブロック制御部52は、一体に構成するものとしてもよく、以下の説明では、レンズブロック制御部51とカメラブロック制御部52をまとめて制御部50として呼ぶものとする。また、制御部50は、マイクロコンピュータやメモリ等を用いて構成し、メモリに記憶されているプログラムを読み出して実行することによりオートフォーカス動作を行うものとしてもよい。
次に、オートフォーカス動作について説明する。図9は、オートフォーカス動作のフローチャートを示している。
ステップST1で制御部50は、測距センサ45を用いて測距処理を行い、被写体までの距離を測定する。測距センサ45は、測距することができない場合が少なくなるように、基準とする測距画角と、この基準とする測距画角よりも外側方向にオフセットされている、および/または基準とする測距画角と画角が異なる測距画角を、画角が連続するように設定する。
ここで、測距画角が1つで画角が狭いときには、コントラスト差が生じにくい状態となる。しかし、測距画角AG4〜AG6を設けることで、測距範囲は「18°」となる。この場合、例えば2m前方では約63cmの範囲となるため無地のセーター等を着た人物の輪郭が測距画角内に含まれることとなり、被写体までの距離を判別できる。また、測距画角AG1は、測距画角が「3°」に設定されているので、例えば7m前方では約37cmの範囲となり、例えば幅が20cmの人形を撮影したとき、人形が画角の半分強をしめ、背景の影響が少なくして人形までの距離を正しく測距できる。
ステップST2で制御部50は、各測距画角の測距結果から被写体までの距離を示す測距結果代表値の選択を行う。この測距結果代表値選択処理では、測距画角に対する測距結果が複数得られたとき、優先順位の高い測距画角に対する測距結果を選択して測距結果代表値とする。
図10は、測距結果代表値選択処理を示すフローチャートである。なお、図10では、測距センサ45に、図8に示すような6つの測距画角AG1〜AG6を設定した場合を説明する。
ここで、複数の測距画角を設ける場合、予め測距画角に優先順位を設定する。優先順位の設定では、撮像画枠内のいずれの位置の被写体にフォーカスを合わせるかに応じて優先順位を設定する。例えば所望の被写体が撮像画枠内の中央に位置するように撮像を行う場合、撮像画枠の中央に設定された測距画角は、外側にオフセットさせて設定した測距画角よりも優先度を高くする。また、被写体が離れていても、正しい測距結果を得ることができるように、画角の狭い測距画角は、画角が広い測距画角よりも優先度を高くする。このため、図8の測距画角AG1の優先順位を最も高くする。また、測距画角AG5,AG6は、優先順位を低くする。
ステップST11で制御部50は、最も優先順位の高い測距画角AG1での測距結果Mag1が、測距不能データNGであるか否かを判別する。ここで、測距結果Mag1が測距不能データNGでないときはステップST12に進み、測距結果Mag1が測距不能データNGであるときは、ステップST13に進む。
ステップST12で制御部50は、測距結果Mag1を被写体までの距離を示す測距結果代表値Magdとして、処理を終了する。
ステップST13で制御部50は、次に優先順位の高い測距画角AG2,AG3,AG4の測距結果Mag2,Mag3,Mag4から、最も距離の短い測距結果を選択して測距結果Mag-aとする。なお、測距不能データNGは、測距可能な距離の最大値よりも大きい値として扱い、測距結果Mag2,Mag3,Mag4が測距不能データNGであるとき、測距結果Mag-aは測距不能データNGとなる。
ステップST14で制御部50は、測距結果Mag-aが、測距不能データNGであるか否かを判別する。ここで、測距結果Mag-aが測距不能データNGでないときにはステップST15に進み、測距結果Mag-aが測距不能データNGであるときは、ステップST16に進む。
ステップST15で制御部50は、測距結果Mag-aを測距結果代表値Magdとして、処理を終了する。
ステップST16で制御部50は、優先順位の低い測距画角AG5,AG6の測距結果Mag5,Mag6から、最も距離の短い測距結果を選択して測距結果Mag-bとする。また、ステップST13と同様に、測距結果Mag5,Mag6が共に測距不能データNGであるときは、測距不能データNGを測距結果Mag-bとする。
ステップST17で制御部50は、測距結果Mag-bが、測距不能データNGであるか否かを判別する。ここで、測距結果Mag-bが測距不能データNGでないときにはステップST18に進み、測距結果Mag-bが測距不能データNGであるときは、ステップST19に進む。
ステップST18で制御部50は、測距結果Mag-bを測距結果代表値Magdとして、処理を終了する。また、ステップST19で制御部50は、測距不能データNGを測距結果代表値Magdとして、処理を終了する。
このように、複数の測距画角を設けて、各測距画角に優先順位を設定し、優先順位の高い測距画角での測距結果が測距不能データであるときは、外側に位置する測距画角や画角の広い測距画角の測距結果を用いるようにすることで、1つの測距画角を設定した場合に比べて、より確実に被写体までの距離を測定できる。
図9のステップST3で制御部50は、位置検出部21aからの検出信号RSfに基づいて現在のフォーカス位置FPsを検出する。
ステップST4で制御部50は、レンズ駆動設定処理を行う。このレンズ駆動設定処理では、現在のフォーカス位置FPsと測距結果代表値Magdに基づいてフォーカスレンズ21の移動方向と移動速度を設定する。
図11は、レンズ駆動設定処理を示すフローチャートである。ステップST51で制御部50は、測距結果代表値Magdが測距不能データNGであるか否かを判別する。ここで、測距結果代表値Magdが測距不能データNGでないときはステップST52に進み、測距結果代表値Magdが測距不能データNGであるときはステップST56に進む。
ステップST52で制御部50は、現在のフォーカス位置FPsが、測距結果代表値Magdに基づくフォーカス位置範囲FJAから第1の判別距離LD1よりも離れているか否かを判別する。ここで、現在のフォーカス位置FPsから測距結果代表値Magdに基づくフォーカス位置範囲FJAまでの距離LEが、第1の判別距離LD1よりも大きい場合にはステップST53に進み、判別距離LD1以下であるときにはステップST54に進む。
フォーカス位置範囲FJAは、測距結果代表値Magdに対応する被写体についての合焦位置FPjが含まれるように、測距結果代表値Magdに対して設定する。例えば測距結果代表値Magdにおける測距誤差範囲をフォーカス位置範囲FJAとする。あるいは、測距結果代表値Magdにおける測距誤差範囲よりも広く設定する。判別距離LD1は、フォーカスレンズ21の制御性を考慮してその大きさを設定する。すなわち、フォーカスレンズ21を後述するように第1の速度Vaで移動させる場合、判別距離LD1が短いと、第1の速度Vaに達する前に合焦位置FPjに近づいてしまう。また、フォーカスレンズ21の移動速度が速いときには、フォーカスレンズ21を停止するまでに要する時間が長いことから、合焦位置FPjに近づいたときにフォーカスレンズ21を停止させようとしても合焦位置FPjを通り過ぎてしまい、違和感のあるフォーカス動作となってしまう虞もある。このため、判別距離LD1は、フォーカスレンズ21を移動させる際の最高スピードや制御性に応じて設定する。さらに、最高スピードや制御性は、焦点距離やアイリス値に応じて異なるものであることから、焦点距離やアイリス値に応じて判別距離LD1を調整する。
ステップST53で制御部50は、現在のフォーカス位置FPsがフォーカス位置範囲FJAから判別距離LD1よりも離れているので、フォーカス位置FPsが合焦位置FPjに速やかに近づくように、フォーカスレンズ21の移動速度を第1の速度Vaに設定する。また、フォーカスレンズ21の移動方向は、測距結果代表値Magdに基づく方向、すなわち測距結果代表値Magdが示すフォーカス位置FPmの方向にフォーカス位置FPsが移動するように設定する。また、測距センサ45の測距結果代表値Magdに基づいて、フォーカスレンズ21の移動方向を正しく判別できるので、移動方向を判別するためのウォブリングは不要となる。
第1の速度Vaは、フォーカス位置を合焦位置に速やかに近づけることを目的とするものであって、評価値が1フィールドに1回しか更新されないために評価値の山を通り越してしまうことがないように移動速度を制限する必要がない。従って、第1の速度Vaは、フォーカスレンズ21を駆動する際の許容可能な最も早い速度とする。
ステップST52からステップST54に進むと、ステップST54で制御部50は、現在のフォーカス位置FPsがフォーカス位置範囲FJAに含まれているか否かを判別する。ここで、現在のフォーカス位置FPsがフォーカス位置範囲FJAに含まれていないときにはステップST55に進む。また、フォーカス位置範囲FJAに含まれているときにはステップST56に進む。
ステップST55で制御部50は、フォーカスレンズ21の移動速度を第1の速度Vaよりも低速である第2の速度Vbに設定する。また、移動方向は、測距結果代表値Magdに基づく方向、すなわち測距結果代表値Magdが示すフォーカス位置FPmの方向にフォーカス位置FPsが移動するように設定する。この第2の速度Vbは、フォーカスレンズ21を移動したときの評価値の変化を示す評価値曲線がつぶれを生じて、第2の速度Vbから、第2の速度Vbよりも低速である第3の速度Vcへの速度切り替えがうまく行われなくなってしまうことがないように設定する。例えば、焦点深度をFsとしたとき、第2の速度Vbは「12Fs/フィールド」に設定する。なお、第3の速度Vcは、評価値の山を精度良く検出できる速度であり、例えば「2Fs/フィールド」に設定する。また、フォーカスレンズ21を駆動する際の許容可能な最も早い速度が「12Fs/フィールド」以下であるときは、第1の速度Vaと第2の速度Vbは等しい速度とする。
ステップST51あるいはステップST54からステップST56に進むと、制御部50は、従来と同様にウォブリングを行い、ウォブリングレンズ22を動かしたときの評価値の変化に基づいてフォーカスレンズ21の移動方向を設定する。また、フォーカスレンズ21の移動速度を第2の速度Vbに設定する。なお、現在のフォーカス位置FPsとフォーカス位置FPmとの距離が短い場合、現在のフォーカス位置FPsは合焦位置FPjに近くなっていることから、フォーカスレンズ21の移動速度を第3の速度Vcに設定するものとしてもよい。
図9のステップST5で制御部50は、レンズ駆動処理を行い、レンズ駆動処理が終了したときにはオートフォーカス動作を終了する。このレンズ駆動処理では、フォーカスレンズ21の移動速度の切り替えや、従来と同様に山登り制御処理を行ってフォーカス位置FPsを合焦位置FPjに移動させる合焦動作を行う。
移動速度の切り替えは、フォーカス位置FPsから上述のフォーカス位置範囲FJAまでの距離が、判別距離LD1よりも短い第2の判別距離LD2より短くなったとき、移動速度を第1の速度Vaから第2の速度Vbに切り替える。ここで、判別距離LD2は、例えばフォーカス位置範囲FJAから判別距離LD2だけ離れた位置において、移動速度を第1の速度Vaから後述する第2の速度Vbに切り替えたときに、移動速度がフォーカス位置範囲FJAで第2の速度Vbに減速されているように設定する。このように設定すれば、フォーカス位置範囲FJAにおいて、評価値が少ないために評価値の山を通り越してしまうことを防止できる。
山登り制御処理では、評価値算出部37で算出された評価値の増減を検出して評価値が極大となるようにフォーカス位置FPsを移動して合焦位置FPjに追い込む。この評価値を用いた山登り制御処理では、例えば上述の評価値ID0,ID2等が極大となるようにフォーカスレンズ21を移動させる。また、評価値ID8を利用して、輝度の大きい画素が増えたときには、ボケが生ずる方向にフォーカスレンズ21が移動されてしまうことがないように、評価枠サイズW1から評価枠サイズW5に切り替えて評価値の算出を行う。さらに、評価値ID0や他の評価値ID1〜ID7,ID9〜ID13を利用することで、レンズ移動速度の切り替えや揺れの判定、逆送の判定、レンズのNear端やFar端到達の判定等を行い、判定結果に基づいてフォーカス合わせが精度良く行われるようにフォーカスレンズ21の駆動動作を制御する。このように、ステップST4とステップST5による合焦処理を行うことで、フォーカス位置FPsを合焦位置FPjに追い込んで合焦動作を終了する。
図12は、測距結果代表値を利用したオートフォーカス動作を説明するための図である。現在のフォーカス位置FPsが、測距結果代表値Magdに基づくフォーカス位置範囲FJAから第1の判別距離LD1よりも離れている場合、すなわち現在のフォーカス位置FPsから測距結果代表値Magdに基づくフォーカス位置範囲FJAまでの距離LEが、第1の判別距離LD1よりも大きい場合、ウォブリングを行うことなくフォーカスレンズ21が第1の速度Vaで移動されて、その後、第2の速度Vbや第3の速度Vcに切り替えられて、時間Tafuが経過したときにフォーカス位置FPsが合焦位置FPjに追い込まれる。なお破線は、従来のオートフォーカス動作を示しており、ウォブリングを行って移動方向を判別したのち第2の速度Vbでフォーカスレンズ21の移動等を行い、時間Tafvが経過したときにフォーカス位置FPsが合焦位置FPjに追い込まれる。従って、合焦時間を短くできる。また、現在のフォーカス位置FPsがフォーカス位置範囲FJAの外であって判別距離LD1よりも離れていない場合にも、ウォブリングを行うことなく第2の速度Vbでフォーカスレンズ21が移動されることから、フォーカス動作開始時にウォブリングを行う従来のオートフォーカス動作に比べて合焦時間を短くできる。また、フォーカス位置FPsがフォーカス位置範囲FJA内とされたときには、従来と同様にして、フォーカス位置FPsが合焦位置FPjに追い込まれるので、合焦時間が短くなってもフォーカスの追い込み精度は、従来の追い込み精度を維持できる。
このように、測距センサ45に複数の測距画角が設けられているので、各測距画角の測距結果を選択して用いることで、背景の影響を少なくして測距精度を高めるものとしたり、コントラスト差が少ない被写体を撮影する場合でも、被写体までの測距結果を得ることが可能となり、測距能力を高めることができる。
さらに、被写体までの測距結果をより確実に得ることが可能となるので、ウォブリングを行わなくとも測距結果代表値を用いることで、撮像レンズの移動方向や合焦位置までのおおよその移動量を判別することが可能となり、従来よりも合焦時間を短くできる。
なお、上述の実施の形態では、撮像装置がビデオカメラである場合について説明したが、ディジタルカメラ等の撮像装置にも同様にして適用できる。
ビデオカメラの構成を示す図である。 評価値算出部の構成を示す図である。 評価値サイズを示す図である。 水平方向評価値算出フィルタの構成を示す図である。 全積分方式水平方向評価値算出フィルタの構成を示す図である。 垂直方向評価値算出フィルタの構成を示す図である。 位相差方式の測距センサの原理を説明するための図である。 複数の測距画角を設けた場合を示す図である。 オートフォーカス動作を示すフローチャートである。 測距結果代表値選択処理を示すフローチャートである。 レンズ駆動設定処理を示すフローチャートである。 測距結果代表値を利用したオートフォーカス動作を説明するための図である。 測距センサの測距画角が小さい場合を示す図である。
符号の説明
10・・・ビデオカメラ、20・・・レンズブロック、21・・・フォーカスレンズ、21a,22a・・・位置検出部、21b,22b・・・レンズ駆動部、22・・・ウォブリングレンズ、23・・・アイリス、23a・・・アイリス位置検出部、23b・・・アイリス駆動部、30・・・カメラブロック、31・・・色分解プリズム、32R,32B,32B・・・撮像素子、33R,33G,33B・・・プリアンプ部、34R,34G,34B・・・A/D変換部、35・・・前処理部、36・・・信号処理部、37・・・評価値算出部、40・・・基準信号生成部、42・・・撮像素子駆動部、45,95・・・測距センサ、51・・・レンズブロック制御部、52・・・カメラブロック制御部、55,56・・・ユーザインタフェース、100・・・主レンズ、101a,101b・・・二次結合レンズ、102a,102b・・・画像センサ、371・・・輝度信号生成回路、372-ID0〜372-ID13・・・評価値生成回路、373・・・インタフェース回路、381,392・・・高域通過フィルタ、382,393・・・絶対値処理回路、383・・・乗算回路、384・・・ラインピークホールド回路、385・・・水平方向加算回路、386・・・垂直方向積分回路、391・・・水平方向平均値算出フィルタ、394・・・積分回路

Claims (7)

  1. レンズを駆動するレンズ駆動部と、
    前記レンズのフォーカス位置を検出する位置検出部と、
    基準とする測距画角と、該基準とする測距画角よりも外側方向にオフセットされている、および/または前記基準とする測距画角と画角が異なる測距画角が設けられて、各測距画角で被写体までの距離を測定する測距センサと、
    前記レンズ駆動部を駆動して前記位置検出部で検出されたフォーカス位置を合焦位置に移動させる合焦動作を行う制御部とを有し、
    前記制御部では、前記測距センサで得られた測距結果から選択した測距結果代表値と前記位置検出部で検出されたフォーカス位置に基づき、前記レンズの駆動設定を行って前記合焦動作を開始する
    ことを特徴とするオートフォーカス装置。
  2. 前記測距センサの複数の測距画角に対して優先度を設定し、前記複数の測距画角で測定結果が得られたとき、最も優先度の高い測距画角の測距結果を前記測距結果代表値とする
    ことを特徴とする請求項1記載のオートフォーカス装置。
  3. 前記複数の測距画角は、画角が連続するように設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のオートフォーカス装置。
  4. 前記レンズの光軸方向に前記基準とする測距画角を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のオートフォーカス装置。
  5. 前記測距結果代表値の選択は、前記測距センサあるいは前記制御部で行う
    ことを特徴とする請求項1記載のオートフォーカス装置。
  6. レンズのフォーカス位置を検出する位置検出工程と、
    基準とする測距画角と、該基準とする測距画角よりも外側方向にオフセットされている、および/または前記基準とする測距画角と画角が異なる測距画角が設けられて、各測距画角で被写体までの距離を測定して、得られた測距結果から測距結果代表値を選択する測距結果代表値選択工程と、
    前記測距結果代表値と前記位置検出部で検出されたフォーカス位置に基づいて前記レンズの駆動設定を行って、該フォーカス位置を合焦位置に移動する合焦動作を開始する合焦処理工程とを有する
    ことを特徴とするオートフォーカス方法。
  7. コンピュータに
    レンズのフォーカス位置を検出する位置検出工程と、
    基準とする測距画角と、該基準とする測距画角よりも外側方向にオフセットされている、および/または前記基準とする測距画角と画角が異なる測距画角が設けられて、各測距画角で被写体までの距離を測定して、得られた測距結果から測距結果代表値を選択する測距結果代表値選択工程と、
    前記測距結果代表値と前記位置検出部で検出されたフォーカス位置に基づいて前記レンズの駆動設定を行って、該フォーカス位置を合焦位置に移動する合焦動作を開始する合焦処理工程とを実行させるプログラム。
JP2005119038A 2005-04-15 2005-04-15 オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム Abandoned JP2006301036A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005119038A JP2006301036A (ja) 2005-04-15 2005-04-15 オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム
US11/403,291 US7536096B2 (en) 2005-04-15 2006-04-13 Autofocus device and method
CNB200610074357XA CN100414337C (zh) 2005-04-15 2006-04-17 自动聚焦设备与方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005119038A JP2006301036A (ja) 2005-04-15 2005-04-15 オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006301036A true JP2006301036A (ja) 2006-11-02

Family

ID=37077527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005119038A Abandoned JP2006301036A (ja) 2005-04-15 2005-04-15 オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7536096B2 (ja)
JP (1) JP2006301036A (ja)
CN (1) CN100414337C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160024208A (ko) * 2014-08-25 2016-03-04 삼성전자주식회사 전자 장치의 근접 감지 방법 및 그 전자 장치
CN111505793A (zh) * 2020-04-15 2020-08-07 于兴虎 基于方差和全局搜索策略的显微操作自动聚焦方法及***

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8226003B2 (en) * 2006-04-27 2012-07-24 Sirit Inc. Adjusting parameters associated with leakage signals
JP2008009340A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Sony Corp オートフォーカス装置、撮像装置及びオートフォーカス方法
JP2008009342A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Sony Corp オートフォーカス装置、撮像装置及びオートフォーカス方法
US8121470B2 (en) * 2006-07-25 2012-02-21 Canon Kabushiki Kaisha Focusing device, image pick-up apparatus, and control method
JP4429328B2 (ja) * 2007-02-09 2010-03-10 キヤノン株式会社 自動合焦装置とその制御方法並びに撮像装置
US8387884B2 (en) * 2007-05-31 2013-03-05 Symbol Technologies, Inc. Variable focus imaging lens assembly for an imaging-based bar code reader
US8164680B2 (en) * 2008-03-27 2012-04-24 Panasonic Corporation Imaging system and camera body
JP2011248159A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Sony Corp 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法およびプログラム
JP5609270B2 (ja) * 2010-05-28 2014-10-22 ソニー株式会社 撮像装置、撮像システム、撮像装置の制御方法およびプログラム
JP5620522B2 (ja) * 2013-01-07 2014-11-05 オリンパスイメージング株式会社 撮像装置及び撮像方法
TWI578080B (zh) * 2013-05-29 2017-04-11 鴻海精密工業股份有限公司 鏡片驅動系統及方法
CN110873869B (zh) * 2018-08-31 2022-03-11 北京小米移动软件有限公司 接近传感器、显示屏显示体及终端

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3244290B2 (ja) * 1991-08-29 2002-01-07 オリンパス光学工業株式会社 測距装置
JPH07287161A (ja) * 1994-04-15 1995-10-31 Asahi Optical Co Ltd 多点測距装置
FR2730829B1 (fr) * 1995-02-22 2003-06-06 Asahi Optical Co Ltd Dispositif de mesure de distance
JPH08285580A (ja) * 1995-04-12 1996-11-01 Asahi Optical Co Ltd 測距装置
US6373524B2 (en) * 1995-06-22 2002-04-16 Canon Kabushiki Kaisha Interchangeable lens video camera system
JPH09211651A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Minolta Co Ltd レンズ交換可能なカメラ
JP3840725B2 (ja) 1997-01-30 2006-11-01 ソニー株式会社 ビデオカメラのオートフォーカス装置
JP2001004909A (ja) * 1999-06-18 2001-01-12 Olympus Optical Co Ltd 自動焦点調節装置を有するカメラ
US6624402B2 (en) * 2000-05-12 2003-09-23 Pentax Precision Co., Ltd. Surveying instrument, surveying instrument having AF function, surveying instrument having PF mechanism, and surveying instrument having multiple-focus function
EP1250002B1 (en) * 2001-04-12 2011-03-02 Ricoh Company, Ltd. Image pick-up device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160024208A (ko) * 2014-08-25 2016-03-04 삼성전자주식회사 전자 장치의 근접 감지 방법 및 그 전자 장치
KR102180333B1 (ko) * 2014-08-25 2020-11-18 삼성전자주식회사 전자 장치의 근접 감지 방법 및 그 전자 장치
CN111505793A (zh) * 2020-04-15 2020-08-07 于兴虎 基于方差和全局搜索策略的显微操作自动聚焦方法及***

Also Published As

Publication number Publication date
CN1847902A (zh) 2006-10-18
US7536096B2 (en) 2009-05-19
CN100414337C (zh) 2008-08-27
US20060232700A1 (en) 2006-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006301036A (ja) オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム
JP4407564B2 (ja) オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム
JP2006301032A (ja) オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム
JP2008009341A (ja) オートフォーカス装置、撮像装置及びオートフォーカス方法
ES2199728T3 (es) Aparato autofoco.
JP2006301034A (ja) オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム
JP6116277B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2010015024A (ja) 撮像装置、その制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2006301378A (ja) 撮像装置
JP2008009340A (ja) オートフォーカス装置、撮像装置及びオートフォーカス方法
JP6506560B2 (ja) フォーカス制御装置及びその方法、プログラム、記憶媒体
JP2009015185A (ja) 画像検出装置、焦点調節装置および撮像装置
JP5417827B2 (ja) 焦点検出装置及び撮像装置
JP2009198574A (ja) 焦点調節装置及びその制御方法
JP2007133301A (ja) オートフォーカスカメラ
JP2006301031A (ja) オートフォーカス装置とオートフォーカス方法およびプログラム
JP5780752B2 (ja) 自動焦点調整装置及び自動焦点調整方法
JP2007101857A (ja) 焦点調節装置およびデジタルカメラ
JP2020181147A (ja) 焦点調整装置、撮像装置、焦点調整方法、およびプログラム
JP7023673B2 (ja) 焦点調節装置、焦点調節方法、及び撮像装置
JP2005208274A (ja) オートフォーカスカメラ
JP2009198975A (ja) 焦点調整装置およびその焦点調整方法
JP5063546B2 (ja) 焦点調節装置、焦点調節制御方法、及びプログラム
JP2008046556A (ja) カメラ
JP6728421B2 (ja) 画像処理装置、撮影装置、画像処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090604

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090616

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20090911