JP2006295349A - パイロット信号検出装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハードウェアや演算処理量の低減を可能するパイロット信号検出技術を提供する。
【解決手段】パイロット信号の検出を行う装置は、OFDM信号を周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換するFFT手段301と、一つのOFDMシンボルに対して、複数のパイロット信号配置パターンのそれぞれについパイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力を算出するキャリアシンボル電力加算部302と、各パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力の中からもっとも大きな電力が得られたパイロット信号配置パターンを検出する最大値判定・パターン検出部303と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Mutiplexing:直交周波数分割多重)信号を用いるデジタル放送やデジタル伝送の受信装置、測定装置、補償装置、中継装置等のパイロット信号の検出を行う技術に関し、特に伝搬路特性の推定や等化を目的として配置されている4シンボル周期のSP(Scattered Pilot:スキャッタードパイロット)の配置パターンにおけるシンボルタイミングの検出装置および方法に関する。
一般にISDB−T(Terrestrial Integrated Services Digital Broadcasting)方式の地上デジタル放送を受信する受信装置は、入力信号をFFT(高速フーリエ変換)して得られる周波数領域の信号であるキャリアシンボルからTMCC(Transmission Multiplexing Configuration Control:伝送制御)を抽出、復号し、TMCCに多重されている同期信号を検出してフレーム同期タイミングを再生すると同時にフレーム同期タイミングと同期している4シンボル周期のSP配置パターンのシンボルタイミングも再生している。図1は、TMCCに多重されているフレーム同期を検出することで4シンボル周期のSP配置パターンにおけるシンボルタイミングを検出する従来の技術の一例を示す図である(例えば非特許文献1参照)。図1に示すように、FFT部101が入力信号をFFTし、TMCC抽出部102がTMCCを抽出し、TMCC差動復調部103がTMCC復調を行い、フレーム同期検出部104がフレーム同期信号を検出し、SP4シンボルシーケンスタイミング検出部105が4シンボル周期のSP配置パターンのシンボルタイミングを検出し補償器信号処理部106へ出力する。また、キャリア方向への配置タイミングが異なる4つのシンボルのそれぞれのSP配置パターンに対応した既知のSPのシンボルデータを受信装置側で用意して入力信号をFFTして得られるキャリアシンボルと周波数領域で相関演算を行うことにより、SP配置パターンのシンボルタイミングを検出する方法もある(例えば特許文献1参照)。この場合、4つの配置パターンのSPの振幅・位相情報を利用するため、それらを記憶保持するためのメモリ装置や、入力信号との相関演算を行うための演算装置が必要である。
NHK技研R&D、1999年5月号、35頁 特開2002−335226号公報
TMCCに多重されている、フレーム同期を利用してSP配置パターンのシンボルタイミングを検出する方法はTMCCを抽出、復調する回路およびフレーム同期を検出する回路が必要なため、装置の回路規模が大きくなると同時に、TMCCを復調・復号してフレーム同期を検出するための信号観測および信号処理時間が必要であり、SP配置パターンのシンボルタイミングを検出するまでに要する時間が長くなると言った欠点がある。一方、特許文献1のように、予め受信装置に4シンボル周期のそれぞれのシンボルに対応する4つの配置パターンの既知のSPシンボルデータを用意し入力信号をFFTして得られる周波数領域信号のキャリアシンボルとの相関演算を行う方法は、受信装置のメモリ回路や演算回路などハードウェアの規模が大きくなるため、受信装置のコスト削減の妨げとなる。さらに、遅延プロファイルや伝搬特性測定装置においてはデータシンボルを復調する必要がないため、TMCC復調回路などデータシンボルの復調には必須であるが伝搬路特性の測定には必ずしも必要ではない回路要素を使用しない簡易な方法が望まれている。
またISDB−T方式OFDM信号のサブキャリア間隔以上の周波数誤差を検出・補正する手段として、FFT後のキャリアを2乗した後にシンボル間フィルタを通過させ、AC、CP、TMCCの配置情報との相関を計算して最も大きな相関係数が得られる配置位置からサブキャリア間隔単位の周波数誤差を検出する手段が知られているが、受信装置のメモリ回路や相互相関演算回路などハードウェア規模が大きくなるため、検出できる周波数誤差の範囲はそれほど広くはないが小規模なハードウェアで実現出来る簡易な方法が望まれていた。本発明はこうした要望に答えるためになされたものである。
本発明の目的は、ハードウェアや演算処理量の低減を可能するパイロット信号の検出を行う技術を提供することにある。また、本発明の他の目的は、サブキャリア間隔単位の周波数誤差の検出および補正も同時に実現することが出来る技術を提供することにある。
本願において開示される発明の概要を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
(1)データシンボルの平均電力より大きい電力のパイロット信号が、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において複数のキャリア方向のパイロット信号配置パターンにより配置されているOFDM信号からパイロット信号の検出を行う装置であって、前記OFDM信号を周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換する手段と、一つのOFDMシンボルに対して、前記複数のパイロット信号配置パターンのそれぞれについて該パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力を算出する手段と、各パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力の中からもっとも大きな電力が得られたパイロット信号配置パターンを検出する手段と、を備えるものである。
(2)データシンボルの平均電力より大きい電力のパイロット信号が、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において1または複数のキャリア方向のパイロット信号配置パターンにより配置されているOFDM信号からパイロット信号の検出を行う装置であって、前記OFDM信号を周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換する手段と、一つのOFDMシンボルに対して、前記1または複数のパイロット信号配置パターン、および、前記1または複数のパイロット信号配置パターンに対して、信号がサブキャリア間隔単位の周波数誤差を有する場合に相当する周波数領域にパイロット信号の位置がオフセットされた、周波数誤差を検出する範囲分のパイロット信号配置パターンのそれぞれについて該パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの電力和を算出する手段と、各パイロット信号配置パターンのキャリアシンボルの電力和の中で最大値が得られるパターンを検出する手段と、を備え、パイロット信号と周波数誤差の両方を同時に検出するものである。
(3)前記(1)または(2)のパイロット信号検出装置であって、前記OFDM信号が、パイロット信号は、キャリア方向には12キャリア毎に配置され、キャリア方向の挿入位置がOFDMシンボル毎に3キャリアずつオフセットして4OFDMシンボルで一巡するISDB−T方式のOFDM信号であるものである。
(4)データシンボルの平均電力より大きい電力のパイロット信号が、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において複数のキャリア方向のパイロット信号配置パターンにより配置されているOFDM信号からパイロット信号の検出を行う装置のパイロット信号検出方法であって、前記OFDM信号を周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換するステップと、一つのOFDMシンボルに対して、前記複数のパイロット信号配置パターンのそれぞれについて該パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力を算出するステップと、各パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力の中からもっとも大きな電力が得られたパイロット信号配置パターンを検出するステップと、を有するものである。
従来のように、TMCCに多重されているフレーム同期を検出して4シンボル周期のSP配置パターンのシンボルタイミングを得る方法、SPの配置パターンとそのSPの既知の振幅・位相データを受信装置に予め用意しておいて相関演算により4シンボル周期のSP配置パターンのシンボルタイミングを得る方法に比べて、本発明は、ハードウェアや演算処理量の低減を可能にする。更に、サブキャリア間隔単位の周波数誤差の検出および補正も同時に実現することが出来る。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1について説明する。
例えばISDB−T信号の場合、SPと呼ばれるパイロット信号は、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において4つのキャリア方向のパイロット信号配置パターンにより分散配置されている。図2に、ISDB−T信号(モード3)の同期セグメントにおけるSPの配置を示す。SPは、振幅と位相が既知であり、図2に示すように、キャリア−シンボル空間において、キャリア方向に12キャリア毎、シンボル方向にはキャリア方向の挿入位置が1シンボル毎に3キャリアオフセットして、4シンボルで一巡する配置パターンが用いられている。受信装置において受信信号からSPを抽出するためには、現シンボルが上記4シンボル周期のキャリア方向のSP配置パターンのどのタイミングのシンボルであるかを検出する必要がある。
また、MPEG方式で圧縮された映像・音声データを伝送するキャリアシンボルすなわちデータシンボルの1サブキャリアあたりの平均電力は、変調方式に応じた定数でその振幅を規格化することにより、変調方式に依存することなく一定(1.0)となる。一方、SPの振幅はデータシンボルの振幅平均値の4/3倍となっている。したがって、1サブキャリア当たりの電力で考えると、SPの電力はデータシンボルの平均電力の(4/3)倍(=約1.78倍)となる。なお、ここで言う「キャリアシンボル」はARIB STD−B31の「3.12.2同期変調部のOFDMセグメント構成」を説明する中で使われており、各サブキャリアを区別するための用語である。
各セグメントにおける、SPの配置位置は、ISDB−T信号の場合、図2のようにキャリア番号:(12N+M N:0以上の正数)とし、SP配置パターンをM=0,3,6,9で表すと、
キャリア番号(0,12,24,36,・・・・・)に配置される場合:パターンA、
キャリア番号(3,15,27,39,・・・・・)に配置される場合:パターンB、
キャリア番号(6,18,30,42,・・・・・)に配置される場合:パターンC、
キャリア番号(9,21,33,45,・・・・・)に配置される場合:パターンD、
の4つのキャリア方向のSP配置パターンがあり、シンボル毎にパターンはAからDまで変化して、4シンボル周期で繰り返される。図2において、OFDMシンボル番号0はパターンAであり、OFDMシンボル番号1はパターンBであり、OFDMシンボル番号2はパターンCであり、OFDMシンボル番号3はパターンDであり、OFDMシンボル番号4はパターンAであり、・・・、OFDMシンボル番号203はパターンDである。入力信号のOFDMシンボルのSP配置パターンがAからDのどのパターンに相当するかを検出するために、まず各パターンが示す配置位置のキャリアシンボルをSPと見なして、その電力和をパターン毎に算出する。例えば、入力信号のOFDMシンボルが図2のOFDMシンボル番号0であれば、図2のOFDMシンボル番号0について、キャリア番号0、12、24、36、・・・の電力を加算してパターンAにおける電力和とし、キャリア番号3、15、27、39、・・・の電力を加算してパターンBにおける電力和とし、キャリア番号6、18、30、42、・・・の電力を加算してパターンCにおける電力和とし、キャリア番号9、21、33、45・・・の電力を加算してパターンDにおける電力和とする。次に各パターンにおける電力和を比較し、もっとも大きな電力和が得られたパターンを選択すれば、そのパターンがそのOFDMシンボルの正しいSP配置パターンを示すことになる。これは、SPの電力がデータシンボルの平均電力に比べて約1.78倍大きいことに加え、4つのパターンのいずれかのパターンがすべてのSP配置位置と一致し、残りの3つのパターンについては、SPの配置位置とまったく一致することがないためである。例えば、入力信号のOFDMシンボルが図2のOFDMシンボル番号0であれば、パターンAが選択されることになる。
図3に本実施の形態による信号処理回路のブロック図を示す。図3の実施の形態は、ISDB−T方式OFDM信号の4シンボル周期のSP配置パターンにおけるシンボルタイミングを検出し、検出結果をもとに抽出したSPを使用して伝送路の周波数特性を算出するものである。図3に示すように、受信装置に入力されたISDB−T方式のOFDM信号は、FFT部301により周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換される。FFT部301により時間領域のOFDM信号が周波数領域の信号に変換された様子を図4に示す。
図4は、OFDM信号についてFFT前の時間領域の波形とFFT後の周波数領域のキャリアシンボルのイメージとパターンA〜Dを示したものである。401がFFT前の波形(横軸は時間軸、縦軸は振幅)である。402がFFT後のキャリアシンボルのイメージ(横軸は周波数軸、縦軸は振幅)であり、長い矢印がSPの振幅を表し、短い矢印がデータシンボルの振幅を表している。なお、図4には、403に示すように、4シンボル周期のSP配置における各シンボルのSPの配置(電力和を算出するキャリアシンボルの位置)を合わせて示している。
ISDB−T方式の場合、現OFDMシンボルのSPの配置パターンを検出するために、この周波数領域のキャリアシンボルに対して、以下の(1)〜(4)式で表される4つの配置パターン(A〜D)のサブキャリア番号のキャリアシンボルの電力の合計を計算する。
Figure 2006295349
但し、Nは0以上の正数である。
パターン(A〜D)のサブキャリア番号のキャリアシンボルの電力の合計を、それぞれAp〜Dpとすると、Ap〜Dpは以下の(5)〜(8)式で表せる。
Figure 2006295349
但し、P(m)はサブキャリア番号がmのキャリアシンボルの電力で、kは0以上の正数、Nは1つのOFDMシンボルに含まれるSPの数で、ISDB−T方式でモード3の場合468である。
この計算は、図3の302に示すキャリアシンボル電力加算部が行う。すなわち、キャリアシンボル電力加算部302のパターンA電力加算部は(5)式の計算を行い、パターンB電力加算部は(6)式の計算を行い、パターンC電力加算部は(7)式の計算を行い、パターンD電力加算部は(8)式の計算を行い、それぞれの電力加算部が加算した結果を最大値判定・パターン検出部303へ出力する。
なお、受信装置の入力信号をFFTした結果をF(ω)とすると、P(m)は(9)式で表せる。
Figure 2006295349
ここで、F(ω)はF(ω)の複素共役を表し、mはサブキャリア番号、ωはm番目のサブキャリアの角周波数を示している。
すなわち、Ap〜Dpは複素数の乗算と加算で算出することができるため回路規模は比較的小さくて済む。
いずれにおいても、パターンA〜Dの中で、各パターンが指定するSPの配置位置と実際のSPの配置位置が一致した時にキャリアシンボルの電力合計は、最大となるので、
Apが最大値となった場合には、SPの配置はパターンA、
Bpが最大値となった場合には、SPの配置はパターンB、
Cpが最大値となった場合には、SPの配置はパターンC、
Dpが最大値となった場合には、SPの配置はパターンD、
と、最大値判定・パターン検出部303で判定され、最大値が得られたパターンの番号がSP配置パターン生成部へ出力される。
次に、SP配置パターン生成部304は最大値判定・パターン検出部303より入力したパターン番号からSP分離抽出部305でSPを抽出する際に必要となる、パターンA〜DいずれかのSP配置パターン情報を生成し、SP分離抽出部305に出力する。
SP分離抽出部305はSP配置パターン生成部304より入力したSPの配置パターン情報に基づき、SPシンボルデータ(振幅・位相)を、分離抽出する。
SPは、前述のように信号発生時(送信時)の振幅と位相が既知であるため、図3に示すように、伝送路特性算出部306においてSP分離抽出部305から供給された受信SPのキャリアシンボルS(n,k)を、送信SP発生部307で生成され供給された信号発生時のSP(送信SP)のキャリアシンボルX(n,k)で複素除算することにより(式(10)参照)、伝搬路の周波数特性F(n,k)が算出され、補償器信号処理部308へ出力される。
Figure 2006295349
但し、nはキャリア番号、kはシンボル番号をそれぞれ示す。
ここで得られた伝搬路の周波数特性は、受信機の場合、伝送路等化部において、伝送路のフェージングやマルチパスによる周波数特性の歪みの補償に使用されるとともに、放送波中継用などの各種補償器の場合は信号処理における各種干渉妨害の除去に利用される。
なお、以上の説明では、4OFDMシンボル周期のSP配置パターンを有するISDB−T方式のOFDM信号について説明したが、データシンボルの平均電力より大きい電力のパイロット信号が、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において複数のキャリア方向のパイロット信号配置パターンにより配置されているOFDM信号でも同様である。すなわち、一般的に述べれば、本実施の形態のパイロット信号の検出を行う装置は、受信したOFDM信号を周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換する手段と、一つのOFDMシンボルに対して、複数のパイロット信号配置パターンのそれぞれについて該パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力を算出する手段と、各パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力の中からもっとも大きな電力が得られたパイロット信号配置パターンを検出する手段と、を備えるものであればよい。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2について説明する。
伝送装置の周波数変換部のローカル信号発信器の周波数精度が悪く、FFT後のキャリアシンボルがOFDM信号のサブキャリア間隔以上の周波数誤差を持ち、それぞれのキャリアシンボルが周波数領域の規定のサンプル位置にない場合に、サブキャリア間隔単位の周波数オフセットを持たせたSPの配置パターンでキャリアシンボルの電力和を算出する複数のパターンのキャリアシンボル電力和算出部を用意し、それぞれのキャリアシンボル電力和算出部が出力する電力和を最大値検出部に入力して、最も大きい電力和を出力しているキャリアシンボル電力和算出部を判別・検知する。次に最大検出部が出力する最も大きいキャリアシンボル電力和を算出したキャリアシンボル電力和算出部の番号を周波数誤差検出部に入力し、周波数誤差検出部において、そのキャリアシンボル電力和算出部が使用しているSPの配置パターンから周波数誤差量を検出し、検出した周波数誤差量を周波数誤差補正部に供給する。周波数誤差補正部は供給された周波数誤差情報を元に当該周波数誤差を補正することで、正しい復調処理を実現することができる。ただし、サブキャリア間隔以内の周波数誤差は、ガードインターバル相関を利用する周波数誤差検出手法などにより、あらかじめ検出・補正されているものとする。ガードインターバル相関を利用する周波数誤差検出・補正技術に関しては既知の技術であるため、詳しい説明を省く。
図5、図6に本実施の形態による前記サブキャリア間隔単位の周波数誤差を検出補正する手法をISDB−T信号に適用した例を示す。図5の上側に示すパターンA、B、C、Dは、実施の形態1で説明した図4の403に示すパターンA、B、C、Dと同様なものであり、●の位置のキャリア番号について電力和の算出を行うことを示している。この例では入力信号の現OFDMシンボルが4シンボル周期のSP配置パターンの何シンボル目に相当するのか未知であるとし、図5の下側の図に示すように、合計で12個(A(−1)、A(0)、A(+1)、B(−1)・・・C(+1)、D(−1)、D(0)、D(+1))のキャリア方向のSP配置パターンを用意して、それぞれのパターンにおけるキャリアシンボルの電力和を算出する。図5の下側の図の×の位置が電力和の算出を行う位置である。A(0)の×の位置は上側の図の●の位置と一致しており、A(0)は周波数誤差がない場合を検出するためのSP配置パターンである。A(−1)は、A(0)を1サブキャリア間隔だけ周波数の低い方にオフセットしたパターンであり、周波数が低い方にずれている場合を検出するためのSP配置パターンである。A(+1)は、A(0)を1サブキャリア間隔だけ周波数の高い方にオフセットしたパターンであり、周波数が高い方にずれている場合を検出するためのSP配置パターンである。B(−1)〜D(+1)についても同様である。図5のA(−1)〜D(+1)のSP配置パターンを式にすると、式(11)〜式(22)となる。
Figure 2006295349
但し、Nは0以上の正数である。
各パターン(A(−1)〜D(+1))で示されるサブキャリア番号のキャリアシンボルの各パターンにおける電力の合計を、それぞれAp(−1)〜Dp(+1)とすると、Ap(−1)〜Dp(+1)は以下の(23)〜(34)式で表せる。
Figure 2006295349
但し、P(m)はサブキャリア番号がmのキャリアシンボルの電力で、kは0以上の正数、Nは1つのOFDMシンボルに含まれるSPの数で、ISDB−T方式でモード3の場合468である。
図6に、ISDB−T方式で周波数誤差検出・補正する場合のブロック図を示す。図6において、FFT部601は入力信号を周波数領域の信号に変換し、キャリアシンボル電力和算出部602に出力する。キャリアシンボル電力和算出部602のパターンA(−1)電力和算出部〜パターンD(+1)電力和算出部は、式(23)〜式(34)により各SP配置パターンの電力和を算出し、最大値検出部603に出力する。最大値検出部603は、それぞれのSP配置パターンにおける電力和の中から最大値を検出し、最も大きいキャリアシンボル電力和を算出したキャリアシンボル電力和算出部の番号を周波数誤差量検出部604に出力する。周波数誤差量検出部604は、入力された番号のキャリアシンボル電力和算出部が使用しているSPの配置パターンから周波数誤差を検出し、検出した周波数誤差情報を周波数誤差補正部605に出力する。周波数誤差補正部605は周波数誤差情報に基づいて周波数誤差を補正する。
本実施の形態によれば、最大値が得られたキャリアシンボル電力和算出部602のパターンを検出することで周波数誤差と4シンボル周期のSP配置パターンにおけるシンボル番号を同時に検出することが出来る。例えば、パターン検出部A(−1)電力和算出部の出力が最大であれば、周波数が1サブキャリア間隔だけ低い方にずれた周波数誤差と、パターンAにおけるシンボル番号を同時に検出でき、パターン検出部A(0)電力和算出部の出力が最大であれば、周波数誤差なしと、パターンAにおけるシンボル番号を同時に検出でき、パターン検出部A(+1)電力和算出部の出力が最大であれば、周波数が1サブキャリア間隔だけ高い方にずれた周波数誤差と、パターンAにおけるシンボル番号を同時に検出できる。パターンB(−1)電力和算出部〜パターンD(+1)電力和算出部の出力が最大である場合も同様である。ISDB−T方式の場合、4シンボル周期のSPのパターン全体で見ればキャリア方向には3サブキャリア間隔となるので検出できるサブキャリア間隔の周波数誤差の範囲は±1サブキャリアとなる。一方、観測しているOFDMシンボルの4シンボル周期のSP配置パターンに於けるシンボル番号が既知の場合には、+5〜−6サブキャリア又は+6〜−5サブキャリアの範囲の周波数誤差を検出・補正できる。
さらに本実施の形態は、ARIB STD−B33で規定されているテレビジョン放送番組素材伝送用可搬形OFDM方式デジタル無線伝送システムを用いるフレーム構成のOFDM信号で使用されているCP(Continual Pilot)の周波数誤差を検出し補正する場合にも、適用できる。図7に、2Kフルモードの場合のFPU用OFDMフレーム構成の例を示す。図7の場合はパイロット信号はCPである。既に説明した図5の場合はキャリア方向のSP配置パターンがパターンA、B、C、Dの4種類であったが、図7の場合はキャリア方向のCP配置パターンが1種類である。本実施の形態の場合はOFDM信号のパイロット信号配置パターンと共にそれを周波数の高い方と低い方へオフセットしたパイロット信号配置パターンを用いるので、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において1種類のキャリア方向のCP配置パターンにより配置されているOFDM信号でも、複数のCP配置パターンのキャリアシンボルの電力和の中で最大値が得られるパターンを検出することにより、CPの位置と周波数誤差を検出することができるのである。
本実施の形態では、OFDM信号は、データシンボルの平均電力より大きい電力のパイロット信号が、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において1または複数のキャリア方向のパイロット信号配置パターンにより配置されていればよい。一般的に述べれば、本実施の形態のパイロット信号の検出を行う装置は、OFDM信号を周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換する手段と、一つのOFDMシンボルに対して、前記1または複数のパイロット信号配置パターン、および、前記1または複数のパイロット信号配置パターンに対して、信号がサブキャリア間隔単位の周波数誤差を有する場合に相当する周波数領域にパイロット信号の位置がオフセットされた、周波数誤差を検出する範囲分のパイロット信号配置パターンのそれぞれについて該パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの電力和を算出する手段と、各パイロット信号配置パターンのキャリアシンボルの電力和の中で最大値が得られるパターンを検出する手段と、を備えるものであればよい。本実施の形態では、パイロット信号と周波数誤差の両方を同時に検出することができる。
以上、実施の形態1、2について詳細に説明したが、いずれの形態もパイロット信号の電力とデータシンボルの平均電力の違いを利用してパイロット信号を検出するものである。
なお、パイロット信号配置パターンを用いる実施の形態において電力和を算出するキャリアシンボルのパイロット信号配置パターンは、その配置位置を全て記憶しておく必要はなく、そのパターン毎に「開始位置」「配置周期」「キャリアシンボル数」の3つの情報があれば生成できるため、装置に必要なメモリ回路の規模は極めて小さく済むことを付け加えておく。
また、各実施の形態の説明においては、受信装置を例にして説明したが、パイロット信号の検出を行う装置であれば、測定装置、補償装置、中継装置、あるいはその他のOFDM信号を処理する装置であってもよい。
各実施の形態の装置は、電子回路で構成することができ、また、その一部または全部をCPUまたはDSP(Digital Signal Processor)と記憶装置に記憶されたプログラムで構成してもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
従来の技術の一例を示す図である。 ISDB−T方式OFDMセグメント構造モード3の場合のシンボル−キャリア空間表示を示す図である。 本発明の実施の形態1(ISDB−T方式の場合)の信号処理回路のブロック図である。 OFDM信号のFFT処理前後の信号イメージとパターンA〜Dを示す図である。 ISDB−T方式において周波数誤差を検出・補正する場合の電力加算パターンの例を示す図である。 本発明の実施の形態3(ISDB−T方式における周波数誤差検出・補正)の信号処理回路のブロック図である。 ARIB STD−B33で規定されているテレビジョン放送番組素材伝送用可搬形OFDM方式デジタル無線伝送システムの2Kフルモードの場合のOFDMフレーム構造を示す図である。
符号の説明
101…FFT部、102…TMCC抽出部、103…TMCC差動復調部、104…フレーム同期検出部、105…SP4シンボルシーケンスタイミング検出部、106…補償器信号処理部、301…FFT部、302…キャリアシンボル電力加算部、303…最大値判定・パターン検出部、304…SP配置パターン生成部、305…SP分離抽出部、306…伝送路特性検出部(除算部)、307…送信SP発生部、308…補償器信号処理部、401…FFT前の波形、402…FFT後のキャリアシンボルのイメージ、403…電力和を算出するキャリアシンボルの位置、601…FFT部、602…キャリアシンボル電力和算出部、603…最大値検出部、604…周波数誤差量検出部、605…周波数誤差補正部

Claims (4)

  1. データシンボルの平均電力より大きい電力のパイロット信号が、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において複数のキャリア方向のパイロット信号配置パターンにより配置されているOFDM信号からパイロット信号の検出を行う装置であって、
    前記OFDM信号を周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換する手段と、
    一つのOFDMシンボルに対して、前記複数のパイロット信号配置パターンのそれぞれについて該パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力を算出する手段と、
    各パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力の中からもっとも大きな電力が得られたパイロット信号配置パターンを検出する手段と、
    を備えるパイロット信号検出装置。
  2. データシンボルの平均電力より大きい電力のパイロット信号が、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において1または複数のキャリア方向のパイロット信号配置パターンにより配置されているOFDM信号からパイロット信号の検出を行う装置であって、
    前記OFDM信号を周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換する手段と、
    一つのOFDMシンボルに対して、前記1または複数のパイロット信号配置パターン、および、前記1または複数のパイロット信号配置パターンに対して、信号がサブキャリア間隔単位の周波数誤差を有する場合に相当する周波数領域にパイロット信号の位置がオフセットされた、周波数誤差を検出する範囲分のパイロット信号配置パターンのそれぞれについて該パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの電力和を算出する手段と、
    各パイロット信号配置パターンのキャリアシンボルの電力和の中で最大値が得られるパターンを検出する手段と、
    を備え、パイロット信号と周波数誤差の両方を同時に検出するパイロット信号検出装置。
  3. 請求項1または2に記載のパイロット信号検出装置において、
    前記OFDM信号は、パイロット信号が、キャリア方向には12キャリア毎に配置され、キャリア方向の挿入位置がOFDMシンボル毎に3キャリアづつオフセットして4OFDMシンボルで一巡するISDB−T方式のOFDM信号であるパイロット信号検出装置。
  4. データシンボルの平均電力より大きい電力のパイロット信号が、OFDM信号のシンボル−キャリア空間において複数のキャリア方向のパイロット信号配置パターンにより配置されているOFDM信号からパイロット信号の検出を行う装置のパイロット信号検出方法であって、
    前記OFDM信号を周波数領域の信号であるキャリアシンボルに変換するステップと、
    一つのOFDMシンボルに対して、前記複数のパイロット信号配置パターンのそれぞれについて該パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力を算出するステップと、
    各パイロット信号配置パターンのパイロット信号の位置のキャリアシンボルの合計電力の中からもっとも大きな電力が得られたパイロット信号配置パターンを検出するステップと、
    を有するパイロット信号検出方法。
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