JP2006294637A - カード用コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジング11には、カード挿抜方向R1,R2に沿ってスライドするハートカムブロック20が設けられており、プッシュ・プッシュ型カード排出機構が構成されている。ハートカムブロック20には、SDカード1のロック用凹所3と係合可能なロック爪部45を有するロック用弾性片40が固定されている。SDカード1とともにハートカムブロック20をカード挿入方向R1へと押し込むと、ばね部材35によってロック用弾性片40が弾性変形させられ、ロック爪部45とロック用凹所3とが係合し、その状態で、ハートカムブロック20がロックされる。SDカード1を無理に引き抜くと、ロック用弾性片40が弾性変形し、ロック爪部45とロック凹所3との係合が解除される。
【選択図】図5
Description
カード用コネクタの先行技術は、たとえば、下記特許文献1に開示されている。この先行技術に係るカード用コネクタは、複数の端子が横並びで装着された絶縁ハウジングと、このハウジングに組み付けられたシェルカバーと、カードの挿抜に伴って挿抜方向で進退するハートカムブロックとを有し、いわゆるプッシュ・プッシュ型のカード排出機構を採用している。ハートカムブロックは、コイルばねによって、カード排出方向へと付勢されている。ハートカムブロックは、ハート形のカム溝を有していて、このカム溝に金属棒の一旦を直角に折り曲げて形成した伝達ピンが係合している。この金属棒の他端は、ハウジングに固定されている。
カードに対して、もう一度、挿入方向への外力を加えると、伝達ピンの作動部がカム溝内のロック位置から外れる。その後、カードに対する外力を解放すると、コイルばねからの付勢力によって、ハートカムブロックがカード抜き取り方向へと移動し、伝達ピンの作動部はカム溝内を循環する。これにより、ハートカムブロックとともに、カードがハウジング外へと押し出される。
この構成により、ハートカムブロックが挿抜方向にスライドされるときに、ガイド溝によって突部が案内されることにより、係合用突起がメモリカードの側面に向かう方向と、メモリカードの側面から離反する方向とに変位する。すなわち、係合用突起は、ハートカムブロックがハウジングの奥部へと挿入される過程で、メモリカードの側面の凹所に係合し、ハートカムブロックがカード抜き取り方向へと移動する過程で、その凹所から退避して係合が解除されるようになっている。
しかし、プッシュ・プッシュ型のカード排出機構に不慣れな使用者は、カードスロットからわずかに突出したカードの後端を摘んで、カードスロットからそのカードを引き抜こうとする場合がある。
また、弾性片の弾性変形によって、ロック爪部のロック係合辺またはロック面がカードの係合凹所の出口縁に摺接する状態とすることができるから、誤った操作でカードが抜き取られるときには、ロック爪部とカードの係合凹所との係合を確実に解除できる。
また、ハウジング側にハート形カム溝を有するカムブロックを設け、このカムブロックのカム溝に伝達ピンの作動部を係合させ、その他方端をプッシュ・プッシュ型スライド部材に結合してもよい。
上記の構成では、さらに、弾性片駆動部材の働きによって、プッシュ・プッシュ型スライド部材がカード挿入方向にスライドするときに、ロック爪部とカードの係合凹所とが係合し、プッシュ・プッシュ型スライド部材がカード抜き取り方向にスライドするときに、ロック爪部とカードの係合凹所との係合が解除されるように、弾性片の姿勢が変化する。
また、他の具体例に係るカード用コネクタは、側面に係合凹所を有するカードを機器に電気接続するためのコネクタであって、カードを収容する収容空間を有し、カードの電気接点に接触する電気接点が植設されたハウジングと、上記カードがハウジング内の所定の完全挿入位置まで挿入されたときに上記カードの係合凹所に係合するロック爪部と、上記ロック爪部を支持し、上記カードに対して、カード抜き取り方向への外力が加えられたときに、上記カードから上記ロック爪部に作用する力を受けて弾性変形し、上記ロック爪部と上記カードの係合凹所との係合状態を解放させる弾性片と、上記ハウジングに対してカード挿抜方向に沿ってスライド可能に結合され、カードが上記ハウジングに挿入されるときに、当該カードからのカード挿入方向への力を受けてカード挿入方向にスライドして所定のロック位置でロックされ、このロック状態から上記カードがカード挿入方向に向けてさらに押し込まれることによってロック解除されるプッシュ・プッシュ型スライド部材と、このプッシュ・プッシュ型スライド部材をカード抜き取り方向に付勢する付勢手段と、弾性変形可能な部材からなり、上記プッシュ・プッシュ型スライド部材がカード挿入方向にスライドするときに、上記弾性片を上記ロック爪部と上記カードの係合凹所とが係合する姿勢に導き、上記ロック解除されたプッシュ・プッシュ型スライド部材が上記付勢手段からの付勢力を受けてカード抜き取り方向にスライドするときに、上記弾性片を上記ロック爪部と上記カードの係合凹所との係合が解除される姿勢に導く弾性片駆動部材とを含む。
上記弾性片は、固定された基端部を中心に揺動することができるように片持ち支持されており、上記弾性片駆動部材は、上記弾性片を上記ロック爪部と上記カードの係合凹所とが係合する姿勢とするときに、上記ロック爪部の近傍において当該ロック爪部よりも上記基端部側の位置で上記弾性片に当接する押圧部を備えていることが好ましい。
カードを誤った操作によってハウジングから無理に抜こうとすると、カードの係合凹所からロック爪部および弾性片を介してプッシュ・プッシュ型スライド部材にカード抜き取り方向の外力が伝達されることになる。このとき、弾性片の変形によって、ロック爪部とカードの係合凹所との間の係合は、プッシュ・プッシュ型スライド部材がロック位置に保持された状態のままで、解除されることが好ましい。これにより、プッシュ・プッシュ型スライド部材をロック位置に保持する機構が破壊されることを防止できる。
図1は、この発明の第1の実施形態に係るカード用コネクタの平面図であり、図2はその右側面図であり、図3は、図1の切断面線I−Iから見た断面図である。このカード用コネクタ10は、メモリカードの一例であるSDカード1を電子機器の配線基板に電気接続するためのものである。図1ないし図3などでは、カード用コネクタ10等を拡大して表してあるが、カード用コネクタ10の実際の大きさは、たとえば、縦30mm程度、横28mm程度、厚さ3mm程度である。
本体部11Aの後端には、SDカード1がカード収容空間15に完全に装着されたことを検出するためのカード検出スイッチ16が固定されている。また、一方の腕部11Bの外側面に沿って、書き込み保護検出スイッチ17が固定されている。この書き込み保護検出スイッチ17とカード検出スイッチ16との間には、共通端子18が本体部11Aに固定されて設けられている。
書き込み保護検出スイッチ17は、共通端子18の書き込み保護スイッチ検出接点18cに臨む接点部17aを一端に有し、腕部11Bの先端付近に位置する他端には、配線基板に表面半田付けされる半田付け部17bを有している。
一方、書き込み保護スイッチ検出接点18cは、カード収容空間15に完全に挿入された状態のSDカード1の書き込み保護スイッチ4が書き込み許可位置にあるときに、この書き込み保護スイッチ4に対向し、書き込み保護スイッチ4が書き込み禁止位置にあるときには、これに対向しないように配置されている。そのため、SDカード1がカード収容空間15に完全に挿入され、かつ、書き込み保護スイッチ4が書き込み可能位置にある場合にのみ、共通端子18の書き込み保護スイッチ検出接点18cが書き込み保護検出スイッチ17の接点部17a側へと押し出され、この接点部17aに圧接する。よって、書き込み保護検出スイッチ17と共通端子18との間の電気導通の有無を検出すれば、装着されたSDカード1が書き込み保護設定されているかどうかを検出できる。
この過程で、伝達ピン33の作動部33aがカム溝21内を移動して、そのロック位置に導かれる。これにより、ハートカムブロック20は、SDカード1がカード挿入方向R1に完全に挿入されたときの位置(ハートカムブロックのロック位置)でロックされる。
ロック用弾性片40は、圧入溝24に固定された基端部41を中心に揺動することができるように片持ち支持されていて、基端部41と、基端部41からカード収容空間15の一方側(腕部11C側)へと向かって斜めに延びた連結部42と、外力を受けていない状態で、連結部42からカード抜き取り方向R2に沿って延びた後に、カード収容空間15から離反するように斜めに屈曲されてその方向に延び、さらに、カード収容空間15側に再び屈曲された形状の揺動アーム部43と、この揺動アーム部43の先端部43aから、折り曲げ加工によって、カード収容空間15に向かって突出した状態に形成されたロック爪部45とを有している。ハートカムブロック20には、ロック爪部45の作動空間を確保する凹所23が形成されている。
図5(a)(b)は、主要部の構成を拡大して示す平面図である。この図5(a)(b)および上述の図2に示されているように、金属シェル12の腕部11C側の側壁には、打ち抜き加工によって、片持ち梁状のばね部材35が、カード収容空間15の内方に向かって突出した「く」の字形状に成形されて設けられている。
一方、ハートカムブロック20がSDカード1とともにカード挿入方向R1へと押し込まれると、ばね部材35の押圧部35aとロック用弾性片40との相対位置が変動し、押圧部35aは、揺動アーム部43の表面上を摺動して案内され、SDカード1がカード収容空間15に完全に収容された状態では、図5(b)に示すように、揺動アーム部43の先端部43aの近傍においてロック爪部45よりも基端部41側の位置に達する。これにより、ロック用弾性片40は、押圧部35aからの押圧力を受けて弾性変形し、ロック爪部45がカード収容空間15内に突出するように押し出される。これにより、ロック爪部45がロック用凹所3に入り込み、そのロック係合辺45aと内壁面3aとの係合によって、SDカード1の不用意な脱落が防止される。
図6は、SDカード1の抜き取りに際して、操作者が、SDカード1をカード挿入方向R1に再度押し込むという正しい操作を行わずに、カード用コネクタ10から突出している後端部を摘んでカード抜き取り方向R2に無理に引き抜こうとしている状況を示す部分拡大平面図である。ロック爪部45は弾性変形可能な揺動アーム部43の先端部43aに設けられているから、SDカード1のロック用凹所3の内壁面3aからの力がロック係合辺45aに伝えられると、ロック爪部45は、ロック用弾性片40およびばね部材35を弾性変形させながら、SDカード1の上下面に沿う平面内で回転し始める。これにより、ロック係合辺45aは、ロック用凹所3の内方に向かうほど当該ロック用凹所3の内壁面3aから離れる姿勢となって当該内壁面3aの出口縁に対して傾斜状態で当接する。よって、ロック爪部45はロック用凹所3に対する強固な係合力を失い、ロック用弾性片40が結合されたハートカムブロック20のカム溝21のロック位置から伝達ピン33の作動部33aが外れるよりも前に、ロック爪部45とロック用凹所3との係合が解除される。
ハート形をなすカム溝21のV字形部分の底となる部分がカム溝21のロック部になっている。このロック部をなすカム面Eは、循環方向(時計回り方向)に隣接するカム面Fよりは高いが、反循環方向(反時計回り方向)に隣接するカム面Dよりも低く設定されている。
この状態から、SDカード1をカード挿入方向R1に向けてカード収容空間15に押し込んでハートカムブロック20をカード挿入方向R1に移動させると、伝達ピン33の作動部33aは、カム面Aから、傾斜面からなるカム面Bを経て、カム面Aよりも高いカム面Cに至り、さらに、このカム面Cよりも低いカム面Dへと導かれる。その後、SDカード1に対するカード挿入方向R1への外力が解放されると、ハートカムブロック20は、コイルばね31の復元力を受けて、カード抜き取り方向R2へと移動する。このとき、カム面C,D間の段差のために、伝達ピン33の作動部33aはカム面Cへと戻ることができず、また、カム面C,D間の段差部がカム面Eへと作動部33aを案内する案内面となっていることから、この作動部33aは、カム面Eへと導かれ、V字形部分の底部に導かれて安定する。これにより、ハートカムブロック20は、伝達ピン33の作動部33aがカム面Aにあるときよりもカード挿入方向R1に押し込まれた位置でロックされることになる。
次にハートカムブロック20にカード挿入方向R1への外力が加わったときには、カム面Aとカム面Hとの間の段差のために、伝達ピン33の作動部33aは、カム面Hに戻ることができず、また、その段差部がカム面Bに作動部33aを導く案内面をなしていることから、作動部33aは、カム面Bへと向かうことになる。
ハウジング11には、ばね収容溝30がカード挿抜方向R1,R2に沿って形成されていて、ここにコイルばね31が収容されている。コイルばね31は、ばね収容溝30の底面において、カード挿抜方向R1,R2に沿って形成された突条36によって位置規制されている。このコイルばね31の前端部側は、ハートカムブロック20の底面20a側に穿設されたばね受け溝25に受け入れられるようになっていて、このばね受け溝25のカード抜き取り方向R2側の端面25aにコイルばね31の前端が当接するようになっている。
この実施形態では、ハートカムブロック20に取り付けられたロック用弾性片60は、圧入溝24に固定された基端部61を中心に揺動することができるように片持ち支持されていて、ハートカムブロック20の後端部に固定された前記基端部61と、この基端部61から腕部11Cに向かって延びた連結部62と、この連結部62から腕部11Cにほぼ沿うように延びた揺動アーム部63とを有している。この揺動アーム部63は、連結部62から斜め方向に延びた傾斜部63bと、ロック爪部65が形成された中間部63aと、この中間部63aからさらにカード抜き取り方向R2へと延びた案内部63cとを有している。案内部63cは、カード収容空間15の外側へと傾斜した形状に形成されている。
ハウジング11に装着される金属シェル12の天面からは、たとえば、折り曲げ加工によって形成されたガイド部材68が垂下している。このガイド部材68は、カード収容空間15よりも腕部11C側に位置している。ロック用弾性片60は、揺動アーム部63をカード収容空間15へ向かって揺動させる付勢力を発生するばね部材であり、このような揺動アーム部63の揺動が、ガイド部材68によって規制されるようになっている。すなわち、ガイド部材68は、揺動アーム部63は、カード収容空間15側の表面に当接している。
この状態からSDカード1をカード挿入方向R1に向けて押し込むと、それに応じてハートカムブロック20がカード挿入方向R1に変位する。その過程で、ガイド部材68は、揺動アーム部63のカード収容空間15側の表面上を摺動し、中間部63aを越えて、先端側の案内部63c側へと移動する。中間部63aには、ロック爪部65が、たとえば、板状のロック用弾性片60の金属シェル12とは反対側(下側)の縁部からカード収容空間15側に突出するように形成されており、ガイド部材68は、このようなロック爪部65と干渉することなく、揺動アーム部63に対して相対移動できる長さ(垂下量)に形成されている。
この状態から、ハートカムブロック20をカード挿入方向R1に向けて再度押し込むという正しい操作によらず、SDカード1を無理に抜き取ろうとしたときには、ロック用凹所3の内壁面3aがロック爪部65のロック係合辺65aに当接する。これにより、ロック爪部65に働く外力のために揺動アーム部63がカード収容空間15から離反するように湾曲変形し、ロック係合辺65aが内壁面3aの出口縁に傾斜して当接する状態に至る。この状態からSDカード1をさらに抜き取る操作を継続すると、ロック係合辺65aは内壁面3aの出口縁に摺接しながら、ロック用凹所3の外部へと導かれる。これにより、ハートカムブロック20を破壊することなく、SDカード1が抜き取られることになる。
このようにして、この実施形態の構成によっても、SDカード1が不用意に抜き取られることを防止でき、かつ、ハートカムブロック20の破壊を防止できる。
また、上記の実施形態では、SDカード1のためのカード用コネクタ10を例にとったが、メモリスティック、マルチメディアカード、スマートメディア等に代表される他の種類のメモリカードのためのカード用コネクタにも、この発明を同様に適用することができる。また、メモリカード用のコネクタ以外にも、I/O機能を有する機能カードなど同じ形状の各種カード形状であれば、本発明の構成を適用することができる。
2 切り欠き
3 ロック用凹所
3a 内壁面
3b 内壁面
4 書き込み保護スイッチ
5 信号コンタクト
10 カード用コネクタ
11 ハウジング
11A 本体部
11B 腕部
11C 腕部
12 金属シェル
13 信号コンタクト
13a 圧接部
13b 半田付け部
15 カード収容空間
16 カード検出スイッチ
16a 接点部
16b 半田付け部
17 保護検出スイッチ
17a 接点部
17b 半田付け部
18 共通端子
18a 半田付け部
18b カード検出接点
18c 保護スイッチ検出接点
20 ハートカムブロック
20a 底面
21 カム溝
22 カード受け部
22a カード受け面
23 凹所
24 圧入溝
25 ばね受け溝
25a 端面
26 キー
28 伝達ピン押さえ部材
30 ばね収容溝
31 コイルばね
32 抜け止め部
33 伝達ピン
33a 作動部
35 ばね部材
35a 押圧部
36 突条
37 案内溝
40 ロック用弾性片
41 基端部
42 連結部
43 揺動アーム部
43a 先端部
45 ロック爪部
45a ロック係合辺
60 ロック用弾性片
61 基端部
62 連結部
63 揺動アーム部
63a 中間部
63b 傾斜部
63c 案内部
65 ロック爪部
65a ロック係合辺
68 ガイド部材
70 ロック用弾性片
75 ロック爪部
75a ロック係合辺
75b 案内辺
A〜H カム面
R1 カード挿入方向
R2 カード抜き取り方向
Claims (3)
- 側面に係合凹所を有するカードを機器に電気接続するためのコネクタであって、
カードを収容する収容空間を有し、カードの電気接点に接触する電気接点が植設されたハウジングと、
このハウジングの少なくとも一部を覆うように当該ハウジングに固定された金属シェルと、
上記カードがハウジング内の所定の完全挿入位置まで挿入されたときに上記カードの係合凹所に係合するロック爪部と、
上記金属シェルの打ち抜き加工によって当該金属シェルと一体的に形成されており、上記ロック爪部を支持し、上記カードに対して、カード抜き取り方向への外力が加えられたときに、上記カードから上記ロック爪部に作用する力を受けて弾性変形し、上記ロック爪部と上記カードの係合凹所との係合状態を解放させる弾性片とを含むことを特徴とするカード用コネクタ。 - 上記係合凹所は、上記ハウジングに対するカード挿抜方向にほぼ直交する係合面を有し、
上記ロック爪部は、上記係合凹所の係合面に対向するロック係合辺またはロック係合面を有し、
このロック係合辺またはロック係合面は、上記カードに対してカード抜き取り方向への外力が加えられ、上記カードからロック爪部に作用する外力を受けて上記弾性片が弾性変形した状態で、上記カードの側面に対して傾斜し、上記カードの係合凹所の出口縁に摺接するようになっていることを特徴とする請求項1記載のカード用コネクタ。 - 上記ハウジングに対してカード挿抜方向に沿ってスライド可能に結合され、カードが上記ハウジングに挿入されるときに、当該カードからのカード挿入方向への力を受けてカード挿入方向にスライドして所定のロック位置でロックされ、このロック状態から上記カードがカード挿入方向に向けてさらに押し込まれることによってロック解除されるプッシュ・プッシュ型スライド部材と、
このプッシュ・プッシュ型スライド部材をカード抜き取り方向に付勢する付勢手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載のカード用コネクタ。
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Related Parent Applications (1)
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Cited By (2)
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CN110148254A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-08-20 | 杭州源骏创新设计有限公司 | 一种自动售卖机 |
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2006
- 2006-07-20 JP JP2006198590A patent/JP2006294637A/ja active Pending
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