JP2006291755A - 燃料噴射制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 正常に配線されていないなどの理由で燃料圧力センサの特性ずれが生じた場合であっても、燃料圧力センサの検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かを判定可能な燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】 蓄圧器2に高圧燃料を加圧圧送するとともに、蓄圧器内に蓄圧した高圧燃料を内燃機関1の各気筒に搭載された燃料噴射弁3に分配供給する燃料噴射装置に用いられ、蓄圧器への燃料の入り量と出量とを演算し、蓄圧器に取り付けている圧力センサ35により蓄圧器内の燃料圧力を監視する燃料噴射制御装置において、燃料出入り量の収支演算に適用されるデータQpfに対し、圧力センサ35の検出値Pcob1がこのデータより想定される対応値とのずれがあるか否かを判定する判定手段と、収支演算に適用されるデータQpfによる対応値Pcf2と、圧力センサの検出値Pcob1を記憶するとともに、これらの読み出しを事後に行える記憶部を備えている。
【選択図】 図2
【解決手段】 蓄圧器2に高圧燃料を加圧圧送するとともに、蓄圧器内に蓄圧した高圧燃料を内燃機関1の各気筒に搭載された燃料噴射弁3に分配供給する燃料噴射装置に用いられ、蓄圧器への燃料の入り量と出量とを演算し、蓄圧器に取り付けている圧力センサ35により蓄圧器内の燃料圧力を監視する燃料噴射制御装置において、燃料出入り量の収支演算に適用されるデータQpfに対し、圧力センサ35の検出値Pcob1がこのデータより想定される対応値とのずれがあるか否かを判定する判定手段と、収支演算に適用されるデータQpfによる対応値Pcf2と、圧力センサの検出値Pcob1を記憶するとともに、これらの読み出しを事後に行える記憶部を備えている。
【選択図】 図2
Description
本発明は、燃料噴射制御装置に関し、例えば燃料供給ポンプにより吐出された高圧燃料をコモンレール内に蓄圧するとともに、コモンレール内に蓄圧された高圧燃料を燃料噴射弁を介して内燃機関の各気筒内に噴射供給する蓄圧式燃料噴射制御装置に適用して好適なものである。
従来より、多気筒ディーゼルエンジン等のエンジンにより回転駆動される燃料供給ポンプによってコモンレール内に高圧燃料を加圧圧送して蓄圧するとともに、そのコモンレール内に蓄圧された高圧燃料をエンジンの各気筒に搭載された燃料噴射弁に分配し、各気筒の燃焼室内へ噴射供給する蓄圧式燃料噴射装置が知られている。この種の燃料噴射制御装置では、燃料圧力センサによってコモンレール内の燃料圧力を実コモンレール圧として検出し、この実コモンレール圧が、エンジンの運転状態に基づいて設定された目標コモンレール圧と略一致するように、燃料供給ポンプの吐出量をフィードバック制御する吐出量制御を実施している。また、実コモンレール圧およびエンジンの運転状態に基づいて設定された目標噴射量をベースにして噴射パルス幅を演算し、噴射パルス幅に応じた噴射駆動信号を燃料噴射弁に通電制御する噴射量制御を実施している。
特開2001−82230号公報
しかしながら従来技術では、センサハーネスが正常に配線されていないなどの理由で、燃料圧力センサより検出する検出信号に特性ずれが生じた場合には、目標コモンレール圧とはずれた値で制御されるおそれがある。例えば、燃料圧力センサにより検出される実コモンレール圧が、実際の圧力よりも低圧側にずれている特性値を示している場合には、目標コモンレール圧より高い圧力で運転され、その結果、燃料噴射弁よりエンジンへ噴射供給される燃料噴射量が増加する可能性がある。燃料圧力センサの特性ずれによる噴射量増加が大きい場合には、狙いのエンジン運転状態を維持できないおそれがある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、正常に配線されていないなどの理由で燃料圧力センサの特性ずれが生じた場合であっても、燃料圧力センサの検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かを判定可能な燃料噴射制御装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手段を備える。
請求項1乃至5記載の発明では、蓄圧器(2)に高圧燃料を燃料供給ポンプ(4)により加圧圧送するとともに、蓄圧器(2)内に蓄圧した高圧燃料を内燃機関(1)の各気筒に搭載された燃料噴射弁(3)に分配供給する燃料噴射装置に用いられ、蓄圧器(2)への燃料の入り量と出量とを演算し、蓄圧器(2)に取り付けている圧力センサ(35)により蓄圧器(2)内の燃料圧力を監視する燃料噴射制御装置において、
燃料出入り量の収支演算に適用されるデータに対し、圧力センサ(35)の検出値(Pcob1)がこのデータより想定される対応値とのずれ(ΔPcf)があるか否かを判定する判定手段と、収支演算に適用されるデータ(Qpf、Qp2)による対応値(Pcf2)と、圧力センサの検出値(Pcob1)を記憶するとともに、これらの読み出しを事後に行える記憶部を備えていることを特徴としている。
燃料出入り量の収支演算に適用されるデータに対し、圧力センサ(35)の検出値(Pcob1)がこのデータより想定される対応値とのずれ(ΔPcf)があるか否かを判定する判定手段と、収支演算に適用されるデータ(Qpf、Qp2)による対応値(Pcf2)と、圧力センサの検出値(Pcob1)を記憶するとともに、これらの読み出しを事後に行える記憶部を備えていることを特徴としている。
これによると、センサハーネスが正常に配線されていないなどの理由で圧力センサ(35)より検出する検出信号に特性ずれが生じた場合にあっても、判断手段によって、圧力センサ(35)の検出値(Pcob1)と、燃料出入り量の収支演算に適用されるデータより想定される対応値とに所定(ΔPcf)以上等の異常なずれがあるか否かを判定することが可能である。
さらに、収支演算に適用されるデータ(Qpf、Qp2)による対応値(Pcf2)と、対応値とずれのある圧力センサの検出値(Pcob1)を記憶するとともに、これらの読み出しを事後に行える記憶部を備えているので、上記異常なずれ原因につき、少なくとも高圧燃料流路からの燃料漏れとそれ以外の原因のいずれかを判断することが可能である。
したがって、正常に配線されていないなどの理由で圧力センサ(35)の特性ずれが生じた場合であっても、圧力センサ(35)の検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かを判定することが可能である。
なお、上記蓄圧器を有する燃料噴射装置に燃料漏れがある場合には、正常な検出信号に基づく制御であったとしても、燃料出入り量の収支演算に適用されるデータに燃料漏れ分が加算されるため、そのデータに基づいて想定される対応値と検出値とに異常なずれを生じる場合がある。
また、本発明の請求項2に記載の発明では、判定手段は、圧力センサ(35)の検出値(Pcob1)とこのデータより想定される対応値とのずれ量につき、収支演算に適用されるデータ(Qp2、Qp1)に基づいて所定量(ΔQpi)以上のずれ異常であるか否かを判断され、この判断にて肯定判断される場合には、記憶部に、対応値(Pcf)、および対応値を想定したデータ(Qp2)を記憶することを特徴としている。
これにより、圧力センサ(35)の検出値(Pcob1)とこのデータより想定される対応値とのずれ量を異常なずれ量として判断する方法として、収支演算に適用されるデータ(Qp2、Qp1)に基づいて所定量(ΔQpi)以上のずれ異常であるか否かを判断するので、蓄圧器に圧力センサをチェックするための圧力センサを設ける等構成を複雑化することなく、圧力センサ(35)の検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かを判定することが可能である。
また、本発明の請求項3に記載の発明では、蓄圧器(2)内の燃料圧力を、圧力センサ(35)の検出値(Pcob1)に基づいて目標燃料圧力(Pca)に制御するコモンレール圧制御手段を備え、
収支演算に適用されるデータに基づく対応値のずれ量は、燃料出入り量の収支演算値による見込み値(Qpa、Qp1)と、燃料出入り量の収支演算値による目標燃料圧力(Pca)に制御された制御値(Qpf、Qp2)との偏差量(ΔQpi)であることを特徴としている。
収支演算に適用されるデータに基づく対応値のずれ量は、燃料出入り量の収支演算値による見込み値(Qpa、Qp1)と、燃料出入り量の収支演算値による目標燃料圧力(Pca)に制御された制御値(Qpf、Qp2)との偏差量(ΔQpi)であることを特徴としている。
これによると、蓄圧器2内の燃料圧力を目標燃料圧力に制御するための制御量(Qp)を用い、見込み値(Qpa、Qp1)と、制御値(Qpf、Qp2)との偏差量(ΔQpi)で定義することができるので、圧力センサ(35)の検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かの判定を速やかに行なうことができる。これにより、例えば内燃機関を搭載する車両などの乗員にその異常状態を速やかに報知し、正常状態に戻すための修理を促すことが可能である。
また、本発明の請求項4に記載の発明では、偏差量(ΔQpi)は、制御値(Qpf、Qp2)と見込み値(Qpa、Qp1)との差が所定以上ある場合において、記憶部にデータ格納されることを特徴としている。
これにより、例えば乗員等の車両ユーザによって正常状態に戻すため修理工場等へ修理依頼がなされた場合において、記憶部より読み出した偏差量(ΔQpi)により、燃料漏れ原因か、センサハーネスが正常に配線されていないなどの理由で燃料圧力センサの特性ずれが生じた場合によるものかを容易に特定することができる。
また、本発明の請求項5に記載の発明では、収支演算値は、入り量として、燃料供給ポンプによる蓄圧器への燃料圧送量を示す吐出量指標値(Qp)が用いられていることを特徴としている。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の燃料噴射制御装置を、蓄圧式燃料噴射制御装置に適用して具体化した実施形態を図面に従って説明する。図1は、本実施形態の燃料噴射制御装置の全体構成を示す構成図である。図2は、図1中のECUにおいて圧力センサの検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かを監視する制御方法を示すフローチャートである。図3は、図2中の制御方法における見込み値としての目標吐出量と、制御値としての必要吐出量との偏差を説明するグラフである。図4は、図1中の圧力センサの出力値と検出圧力値との関係を示すグラフである。なお、図3は、燃料圧力センサの検出信号に基づく異常な制御の場合の一例を示すものであって、正常時を前提とする見込み値と、その異常制御による異常時の制御値との関係を示している。
蓄圧式燃料噴射装置(以下、コモンレール式燃料噴射装置)は、例えばディーゼルエンジン(以下、エンジンと呼ぶ)1に燃料を噴射供給する燃料噴射システムである。このコモンレール式燃料噴射装置は、図1に示すように、高圧燃料を蓄える蓄圧器としてのコモンレール2と、燃料の噴射および噴射停止を行なう燃料噴射弁3と、燃料を高圧圧送する燃料供給ポンプとしてのサプライポンプ4と、これらを制御する制御手段としての制御装置(以下、ECUと呼ぶ)10を含んで構成されている。
エンジン1は、燃焼サイクルとしての吸入、圧縮、膨張、排気の各行程を連続して行なう気筒を複数備えたものであり、図1では一例として4気筒エンジンを例に示すが、他の気筒数を有するエンジンであってもよい。
コモンレール2は、燃料噴射弁3に供給する高圧燃料を蓄圧する蓄圧器であり、燃料噴射圧に相当するコモンレール圧が蓄圧されるように、高圧燃料流路としての燃料配管6を介して高圧燃料を圧送するサプライポンプ4の吐出口に接続されている。なお、燃料噴射弁3に供給される高圧燃料は、一部余剰燃料等をリーク燃料として燃料噴射弁3より排出されており、燃料噴射弁3からのリーク燃料は、燃料還流路としてのリリーフ配管7を経て燃料タンク8に戻されている。
また、コモンレール2から燃料タンク8へのリリーフ配管15には、プレシャリミッタ16が取つ付けられている。このプレシャリミッタ16は圧力安全弁であり、コモンレール2内の燃料圧が限界設定圧を超える場合に開弁するように構成され、コモンレール2内の燃料圧を限界設定圧以下に抑える。
燃料噴射弁3は、エンジン1の各気筒ごとに搭載され、気筒内に燃料を噴射供給するものであり、コモンレール2により分岐する複数の高圧燃料配管17の下流端に接続され、コモンレール2に蓄圧された高圧燃料を各気筒に噴射供給する。燃料噴射弁3は電磁弁(図示せず)を駆動制御することにより燃料の噴射および噴射停止を行なう電磁弁式燃料噴射弁である。なお、燃料噴射弁3は、燃料を噴射するための噴孔(図示せず)と、噴孔よりの燃料の噴射を遮断および許容する弁部材としてのニードル(図示せず)と、ニードルを燃料圧力によりリフトさせるための制御圧力室(図示せず)と、制御圧力室の燃料圧力を増減する電磁弁とを含んで構成される周知構造の燃料噴射弁である。
サプライポンプ4は、コモンレール2へ高圧燃料を圧送するポンプである。なお具体的にはサプライポンプ4は、燃料タンク8内の燃料をサプライポンプ4へ吸引するフィードポンプと、このフィードポンプによって吸い上げられた燃料を高圧に圧縮してコモンレール2へ圧送する高圧ポンプとを搭載しており、フィードポンプと高圧ポンプは共通のカムシャフト12によって駆動されている。このカムシャフト12は、エンジン1のクランク軸13等によって回転駆動されるものである。
また、サプライポンプ4には、高圧ポンプに吸引される燃料の量つまりコモンレール2へ高圧圧送する吐出量を調節する調量制御弁5が搭載されており、この調量制御弁5がECU10によって駆動制御されることにより、コモンレール圧が調整されるようになっている。
ECU10は、制御処理、演算処理を行なうCPU、各種プログラムおよびデータを保存する記憶装置(ROM、スタンバイRAMまたはEEPROM、RAM等のメモリ)、入力回路、出力回路、電源回路、燃料噴射弁3の電磁弁を駆動回路(以下、燃料噴射弁駆動回路と呼ぶ)およびサプライポンプ4の調量制御弁5の駆動回路(以下、ポンプ駆動回路と呼ぶ)等の機能を含んで構成されている周知構造のマイクロコンピュータが設けられている。そして、ECU10に読み込まれたセンサ類の信号に基づいて各種の演算処理を行なうようになっている。
ECU10に接続されるセンサ類は、図1に示すように、アクセル開度Accpを検出するアクセルセンサ31、エンジン回転数Neを検出する回転数センサ32、エンジン1の冷却水温度Twを検出する水温センサ33、サプライポンプ5内に吸入される燃料温度Tfを検出する燃料温センサ34、コモンレール圧Pcを検出する燃料圧力センサ(以下、コモンレール圧センサと呼ぶ)35、およびその他のセンサ類がある。
なお、ここで、ECU5は、燃料噴射弁3の噴射動作を制御する噴射手段と、コモンレール2内のコモンレール圧を目標燃料圧力(目標コモンレール圧)に制御するコモンレール圧制御手段と、コモンレール2等の高圧燃料経路の圧力状態を監視する圧力状態監視手段とを備えている。なお、ここで、目標コモンレール圧は、燃料噴射弁3より噴射される燃料噴射圧相当し、エンジン1の運転状態に応じた最適な燃料圧力に設定されている。
噴射手段は、目標噴射量決定手段と、噴射時期決定手段と、噴射期間決定手段と、燃料噴射弁駆動手段とから構成されている。目標噴射量決定手段は、各種センサ類により検出したエンジン1の運転状態に応じて最適な目標噴射量Qfinを決定する。噴射時期決定手段は、目標噴射量Qfinとエンジン回転数Neとに基づいて指令噴射時期(通電パルス時期)Tfinを決定する。噴射期間決定手段は、コモンレール圧Pcと目標噴射量Qfinとに基づいて指令噴射期間(通電パルス時間)Tinjを決定する。燃料噴射弁駆動手段は、各気筒の燃料噴射弁3の電磁弁32に、指令噴射時期(Tfin)から噴射指令パルス時間(Tinj)が経過するまでの間、略パルス状の通電電流を印加する。
コモンレール圧制御手段は、サプライポンプ4のコモンレール2への吐出量を制御する吐出量制御手段とを備えており、圧力センサ35によりコモンレール2内の実燃料圧力(以下、実コモンレール圧と呼ぶ)を検出し、実コモンレール圧Pcfが目標コモンレール圧Pcaに略一致するようにフィードバック制御する。
吐出量制御手段は、目標コモンレール圧Pcaと燃料温度Tfとに基づいて調量制御弁5への基本駆動信号を決定してサプライポンプ4を駆動制御し、検出した実コモンレール圧Pcaと目標コモンレール圧Pcaが一致しない場合には、実コモンレール圧Pcaと目標コモンレール圧Pcaの差に応じて基本駆動信号を補正し、補正された補正後駆動信号によりサプライポンプ4を駆動制御する。なお、ここで、駆動信号は目標コモンレール圧Pcaに制御するための制御量である。基本駆動信号は目標コモンレール圧Pcaに対し決定される見込み値であり、目標吐出量Qpaに相当する。また、補正した駆動信号は目標コモンレール圧Pcaに略一致するようにフィードバック制御する制御値であり、必要吐出量Qpfに相当する。
圧力状態監視手段は、コモンレール2への燃料の入り量と出量(以下、燃料出入り量とも呼ぶ)の収支演算をする燃料収支演算手段と、燃料出入り量の収支演算に適用されるデータとに基づいてコモンレール圧センサ35の不適格な検出信号(図4に示す実線特性を参照)による異常な制御状態か否かを判定する判定手段とを備えている。
燃料収支演算手段は、コモンレール2への燃料の入り量を算出する入り量算出手段と、コモンレール2より流出する燃料の出量を算出する出量算出手段とを備えており、入り量と出量から収支演算するものである。その入り量と出量の収支(差)を監視して、燃料漏れが診断される(図5(b)参照)。
入り量算出手段は、入り量として、例えば図5(a)に示すようなサプライポンプ4の必要吐出量Pafを算出する。なお、入り量は、必要吐出量Pafに限らず、出量とで収支演算が可能ものであれば、上記補正後駆動信号などの必要吐出量Pafに相当する指標値であってもよい。
出量算出手段は、例えば図5(a)に示すように、燃料噴射弁3よりの噴射量Qfinと、燃料噴射弁リーク量QLと、圧力変化量Qccをそれぞれ算出し、それらを合計して出量とする。燃料噴射弁リーク量QLは、燃料噴射弁3の機構的に、高圧部から低圧経路へとリークが予定されている燃料の量である。また、圧力変化量Qccは、コモンレール2内の燃料圧力の変化分に相当する燃料の量である。なお、出量は、噴射量Qfin、燃料噴射弁リーク量QL、および圧力変化量Qccを合計した合計燃料量に限らず、入り量とで収支演算が可能ものであれば、合計燃料量に相当する指標値であってもよい。
判定手段は、圧力センサ35の検出値Pcobと、燃料出入り量の収支演算に適用されるデータより想定される対応値Pcfとに所定以上等の異常なずれがあるか否かの判定を可能とするための手段であって、燃料出入り量の収支演算に適用されるデータ(本実施例では、必要吐出量Qaf)とに基づいて、所定量ΔQpf(図3参照)以上のずれ異常があるか否かを判定する。
なお、ここで、所定量ΔQpf、および対応値Pcfについて図3および図4に従って説明する。図3および図4は、そのセンサハーネスの配線が例えば正規の配線方法に従わず、正常に配線されていない場合の一例(図中に示される実線)が示されている。図4に示すように、圧力センサ35の出力が出力値Vcであるとき、ECU10は、その出力値Vcと、正規出力である場合の特性マップ(図中の一点鎖線の特性)に基づいて、その配線の正常、異常に係わらず、検出圧力Pcobとして右側の縦軸に示される検出値Pcob1と判断してしまう。
ECU10は、上記正常でない配線により、実際の燃料圧力pcfが低い側の圧力pcf1と誤認識することになり、コモンレール制御により目標コモンレール圧Pcaに略一致させて過圧送ΔPcfすることになる。その結果、正常時に比べて異常時では、図3に示すように、必要吐出量Qafが、加圧送分ΔPcfに相当する過圧送量ΔQpiが生じる。そのため、燃料漏れがないことを前提として、異常時の必要必要吐出量Qa2に基づいて実際の燃料圧力に相当する対応値Pcf2を求められる。
また、目標コモンレール圧Pca(詳しくは、図3中の例ではPcf1)と対応値Pcf2とのずれ量ΔPcfの異常判断方法として、そのズレ量ΔPcfを、所定量ΔQpfで代用判断する。これにより、圧力センサ35をチェックするためにコモンレール2に別の圧力センサを設ける等構成を複雑化することなく、圧力センサ35の検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かを判定することが可能となる。
次に、上述した構成を有する燃料噴射制御装置の動作について、図2に従って説明する。図2に示すように、S101(Sはステップ)では後述で説明する異常フラグ等を、エンジン始動時に初期化する(異常フラグ=0)。S102では、圧力センサ35単体が故障状態か否かを判断する。圧力センサ35単体が故障状態である場合には、S111へ移行し異常フラグに2を格納する。圧力センサ35単体が故障状態ない場合には、S103へ移行する。
S103からS105の制御処理では、エンジン1の運転状態に応じて最適な燃料噴射圧、かつ噴射量をエンジン1へ供給するように、運転状態を各種センサによって読み込み(S103)、サプライポンプ4の吐出量制御(S104)、および燃料噴射弁3の燃料噴射量制御(S105)を実施する。S106では、コモンレール2への燃料出入り量の収支演算を実施する。S107では、収支演算のデータある必要吐出量Qpfと、目標吐出量Qpaとを読み出し、見込み値Qpaと制御値QpFの偏差ΔQpi(ΔQpi=Qpf−Qpi)を算出し、S108へ移行する。
S108では、偏差ΔQpiが所定値ΔQを超えているか否かを判断する。偏差ΔQpiが所定値ΔQを超えている場合には、圧力センサ(35)の検出値Pcobに基づく異常な制御状態と判断し、S109へ移行し必要吐出量Qpfより想定される圧力値Pcf(Pcf>Pcob)を算出する。偏差ΔQpiが所定値ΔQ以下である場合には、圧力センサ(35)の検出値Pcobに基づく正常な制御状態と判断し、S103へ戻り監視を継続する。
S110では、S109で必要吐出量Qpfより想定される対応値Pcfが算出されると、異常フラグに1を格納し、S112へ移行する。
S112では、異常時の燃料噴射制御装置およびエンジンのデータを履歴として記憶する。履歴情報としては、異常フラグの状態、対応値Pcf、対応値Pcfを想定したときの必要吐出量Qpf、および所定以上と判断された偏差ΔQpiなどを記憶する。
次に、本実施形態の作用効果を説明すると、(1)本実施形態では、燃料出入り量の収支演算に適用されるデータに対し、圧力センサ35の検出値Pcob1がこのデータより想定される対応値とのずれ(ΔPcf)があるか否かを判定する判定手段と、収支演算に適用されるデータ(詳しくは必要吐出量Qpf)による対応値Pcf2と、圧力センサの検出値Pcob1を記憶するとともに、これらの読み出しを事後に行える記憶部を備えている。
これにより、センサハーネスが正常に配線されていないなどの理由で圧力センサ35より検出する検出信号に特性ずれが生じた場合にあっても、圧力センサ35の検出値Pcob1と、燃料出入り量の収支演算に適用されるデータより想定される対応値とに所定(ΔPcf)以上等の異常なずれがあるか否かを判定することが可能である。
さらに、収支演算に適用されるデータの必要吐出量Qpfによる対応値Pcf2と、対応値とずれのある圧力センサの検出値Pcob1を記憶するとともに、これらの読み出しを事後に行えるように構成するので、上記異常なずれ原因につき、少なくとも高圧燃料流路からの燃料漏れとそれ以外の原因のいずれかを判断することが可能である。
したがって、正常に配線されていないなどの理由で圧力センサ35の特性ずれが生じた場合であっても、圧力センサ35の検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かを判定することが可能である。
(2)なお、本実施形態では、圧力センサ35の検出値Pcob1と上記対応値とのずれ量につき、収支演算に適用される必要吐出量Qpfに基づいて、目標吐出量との偏差ΔQpiが所定量(ΔQ)以上のずれ異常であるか否かを判断され、この判断にて肯定判断される場合には、記憶部に、対応値Pcf、および対応値を想定した必要吐出量Qpfを記憶するように構成されている。
これにより、圧力センサ35をチェックするためにコモンレール2に別の圧力センサを設ける等構成を複雑化することなく、圧力センサ35の検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かを判定することが可能となる。
(3)なお、本実施形態では、圧力センサ35の検出値Pcob1と上記対応値とのずれ量につき異常なずれであるか否かを判断する方法として、収支演算に適用されるデータに基づく対応値のずれ量を、見込み値としての目標吐出量Qpaと、目標コモンレール圧Pcaに制御された制御値としての必要吐出量Qpfとの偏差量ΔQpiとしている。
これによると、コモンレール2内の燃料圧力を目標燃料圧力に制御するための制御量としての吐出量Qpを用い、見込み値Qpaと、制御値Qpfとの偏差量ΔQpi)定義されるので、圧力センサ35の検出信号に基づく正常な制御か異常な制御かの判定を速やかに行なうことができる。これにより、例えばエンジン1を搭載する車両などの乗員にその異常状態を速やかに報知し、正常状態に戻すための修理を促すことが可能である。
(4)なお、本実施形態では、偏差量ΔQpiは、制御値Qpfと見込み値Qpaとの差が所定(ΔQ)以上ある場合において、記憶部にデータ格納されるように構成されている。
これにより、例えば乗員等の車両ユーザによって正常状態に戻すため修理工場等へ修理依頼がなされた場合において、記憶部より読み出した偏差量ΔQpiにより、燃料漏れ原因か、センサハーネスが正常に配線されていないなどの理由で燃料圧力センサの特性ずれが生じた場合によるものかを容易に特定することができる。
1 エンジン(内燃機関)
2 コモンレール(燃料噴射弁に供給される高圧燃料を蓄える蓄圧器)
3 燃料噴射弁
4 サプライポンプ(燃料供給ポンプ)
5 調量制御弁
10 ECU(制御装置)
35 コモンレール圧センサ(燃料圧力を検出する圧力センサ)
2 コモンレール(燃料噴射弁に供給される高圧燃料を蓄える蓄圧器)
3 燃料噴射弁
4 サプライポンプ(燃料供給ポンプ)
5 調量制御弁
10 ECU(制御装置)
35 コモンレール圧センサ(燃料圧力を検出する圧力センサ)
Claims (5)
- 蓄圧器(2)に高圧燃料を燃料供給ポンプ(4)により加圧圧送するとともに、前記蓄圧器(2)内に蓄圧した高圧燃料を内燃機関(1)の各気筒に搭載された燃料噴射弁(3)に分配供給する燃料噴射装置に用いられ、
前記蓄圧器(2)への燃料の入り量と出量とを演算し、前記蓄圧器(2)に取り付けている圧力センサ(35)により前記蓄圧器(2)内の燃料圧力を監視する燃料噴射制御装置において、
前記燃料出入り量の収支演算に適用されるデータに対し、前記圧力センサ(35)の検出値(Pcob1)がこのデータより想定される対応値とのずれ(ΔPcf)があるか否かを判定する判定手段と、
前記収支演算に適用されるデータ(Qpf、Qp2)による前記対応値(Pcf)と、前記圧力センサの検出値(Pcob1)を記憶するとともに、これらの読み出しを事後に行える記憶部を備えていることを特徴とする燃料噴射制御装置。 - 前記判定手段は、前記圧力センサ(35)の検出値(Pcob1)とこのデータより想定される対応値とのずれ量につき、前記収支演算に適用されるデータ(Qpf、Qp2)に基づいて所定量(ΔQpi)以上のずれ異常であるか否かを判断され、
この判断にて肯定判断される場合には、前記記憶部に、前記対応値(Pcf)、および前記対応値を想定したデータ(Qp2)を記憶することを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射制御装置。 - 前記蓄圧器(2)内の燃料圧力を、前記圧力センサ(35)の検出値(Pcob1)に基づいて目標燃料圧力(Pca)に制御するコモンレール圧制御手段を備え、
前記収支演算に適用されるデータに基づく前記対応値のずれ量は、前記燃料出入り量の収支演算値による見込み値(Qpa、Qp1)と、前記燃料出入り量の収支演算値による前記目標燃料圧力(Pca)に制御された制御値(Qpf、Qp2)との偏差量(ΔQpi)であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の燃料噴射制御装置。 - 前記偏差量(ΔQpi)は、前記制御値(Qpf、Qp2)と前記見込み値(Qpa、Qp1)との差が所定以上ある場合において、前記記憶部にデータ格納されることを特徴とする請求項3に記載の燃料噴射制御装置。
- 前記収支演算値は、前記入り量として、前記燃料供給ポンプによる前記蓄圧器への燃料圧送量を示す吐出量指標値(Qp)が用いられていることを特徴とする請求項4に記載の燃料噴射制御装置。
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