JP2006285674A - 情報処理装置および該情報処理装置におけるブート処理制御方法 - Google Patents

情報処理装置および該情報処理装置におけるブート処理制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ブートデバイスを自動的に切り替える情報処理装置および該情報処理装置のブート処理制御方法を提供する。
【解決手段】 メディアをセット可能な第1のブートデバイスまたは第1のブートデバイスと異なるブートデバイスのうちの何れかのブートデバイスを指定し、第1のブートデバイスの指定に応じて第1のブートデバイスからブート処理が実行できない場合、メディアを第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促す。ユーザにメディアを第1のブートデバイスにセットするように促した後、ユーザによってメディアがセットされた第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行できない場合、第1のブートデバイスと異なるブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、例えばコンピュータといった情報処理装置および同情報処理装置におけるブート処理制御方法に関する。
一般に、コンピュータは複数のブートデバイスを有する。コンピュータは例えば光ディスクドライブ、ハードディスクドライブといった複数のブートデバイスの内で、最も優先順位の高いブートデバイスからオペレーティングシステムを起動する。
従来、CD−ROMドライブからのオペレーティングシステムの起動に関して、コンピュータ装置のパワーオン時にCD−ROMドライブのトレイを自動オープンする処理、及びCD−ROMドライブのトレイに起動用CD−ROMを装填させるための、ガイドメッセージを表示デバイスに表示出力する処理をCD−ROMドライブのトレイに起動用CD−ROMが装填されるまで繰り返し行う技術があった(特許文献1参照。)。
特開平10−307725号公報(第4乃至5頁、第2図)
しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、CD−ROMドライブのトレイに起動用CD−ROMが装填されないとコンピュータはブート処理を実行しないので、例えばユーザが起動用CD−ROMを手元に持ち合わせていない場合、ユーザは再度、CD−ROMドライブ以外のブートデバイスを選択しなければならない。
そこで、本発明は、ブートデバイスを自動的に切り替える情報処理装置および該情報処理装置のブート処理制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係わる情報処理装置は、メディアをセット可能な第1のブートデバイスと、前記第1のブートデバイスとは異なる第2のブートデバイスと、前記第1のブートデバイスおよび前記第2のブートデバイスのうちの何れかのブートデバイスを指定する指定手段と、前記指定手段による前記第1のブートデバイスの指定に応じて前記第1のブートデバイスからブート処理が実行できない場合、前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促す手段と、前記ユーザに前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするように促した後、前記ユーザによってメディアがセットされた前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行できない場合、前記第2のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行するブート実行手段と、を具備することを特徴とする。
また、請求項7に係わる情報処理装置のブート処理制御方法は、メディアをセット可能な第1のブートデバイスと、前記第1のブートデバイスとは異なる第2のブートデバイスとを具備する情報処理装置におけるブート処理制御方法において、前記第1のブートデバイスまたは前記第2のブートデバイスのうちの何れかのブートデバイスを指定手段によって指定し、前記指定手段による前記第1のブートデバイスの指定に応じて前記第1のブートデバイスからブート処理が実行できない場合、前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促し、前記ユーザに前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするように促した後、前記ユーザによってメディアがセットされた前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行できない場合、前記第2のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、ブートデバイスを自動的に切り替える情報処理装置および該情報処理装置のブート処理制御方法を提供することが可能となる。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、コンピュータと称す。)1のディスプレイユニット3を本体2に対して開いた状態の一例を示す斜視図である。
コンピュータ1は本体2とディスプレイユニット3とから構成される。ディスプレイユニット3には、LCD(Liquid Crystal Display)4を有する表示装置が組み込まれており、LCD4はディスプレイユニット3のほぼ中央に位置される。
ディスプレイユニット3は、本体2に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられる。本体2は略箱形の形状を有しており、本体2の上面にはキーボード5、コンピュータ1の電源をオン/オフするためのパワーボタン6等が配置される。パワーボタン6はコンピュータ1を使用開始する際、押し下げ操作される。次に、コンピュータ1の構成について説明する。
図2はコンピュータ1の構成の一例を示す図である。
ホストハブ(第1のブリッジ回路)11には、CPU10、メインメモリ13、グラフィックスコントローラ15およびI/Oハブ20が接続されている。
ホストハブ11はシステムバス12を介してCPU10と接続される。ホストハブ11はメインメモリ13へのアクセスを制御するメモリコントローラを内蔵する。
CPU10はコンピュータ1のシステムを制御するメインプロセッサである。CPU10は外部記憶装置であるHDD21からメインメモリ13にロードされる、オペレーティングシステム(OS)13b、アプリケーションプログラム、ユーティリティプログラムを実行する。
また、CPU10はBIOS−ROM27からメインメモリ23にロードされたSystem BIOS(Basic Input Output System)13aを実行する。
ホストハブ11にAGP(Accelerated Graphics Port)バス16を介して接続されるグラフィクスコントローラ15はLCD4にデジタル表示信号を出力する。グラフィクスコントローラ15にはビデオメモリ(VRAM)17が接続されており、グラフィックスコントローラ15はOS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリ17に描画されたデータをLCD4に表示する。
ホストハブ11と接続されるI/Oハブ(第二のブリッジ回路)20は、LPC(Low pin count)バス26上の各デバイスを制御する。
I/Oハブ20は、HDD21、ODD22およびLANコントローラ33と接続される。
外部記憶装置でありシリアルATA規格をサポートするHDD21はシリアルATA規格をサポートするシリアルATAバス21aを介してI/Oハブ20と接続される。
HDD(磁気ディスクデバイス)21は磁気ディスクデバイスである。HDD21にはオペレーティングシステム(OS)13b、アプリケーションプログラム、ユーティリティプログラムおよびアプリケーションプログラムを使用することで生成されたデータ等が記憶される。
パラレルATA規格をサポートするODD22はパラレルATA規格をサポートするパラレルATAバス22aを介してI/Oハブ20と接続される。
ODD22はメディアである光ディスクをセットするトレイを有する。光ディスクをODD22にセットする場合、トレイの状態をクローズ状態からオープン状態にする。トレイに光ディスクをセットした後、トレイの状態をオープン状態からクローズ状態にする。
LANコントローラ33は通信コントローラであり、MAC(Media Access Controller)と物理層(PHY)トランシーバが実装される。LANコントローラ33は所定の通信プロトコルに従って他の通信装置と通信を行い、通信速度の異なる複数の通信モードで通信を行うことが可能である。LANコントローラ33は例えばリモートブートサーバと通信可能である。リモートブートサーバはLAN経由でコンピュータ1をブートさせる場合に使用される。
LANコントローラ33にはLANコネクタ34が接続される。LANコネクタ33の一例として、絶縁用トランスフォーマで構成されるRJ−45コネクタ等が挙げられる。
また、I/Oハブ20には、オーディオコーディック23およびCMOS29が接続される。
オーディオコーディック23はI/Oハブ20とAC(Audio Codec)97を介して接続される。オーディオコーディック23は、サウンド入出用のコーディックの一種である。オーディオコーディック23は、入出力されるサウンドのコーディック部等を有する。
オーディオコーディック23にはAMP23aが接続される。AMP23aはオーディオコーディック23にて生成されたサウンド信号を増幅する。AMP23aによって増幅されたサウンド信号はスピーカに送出され、スピーカは可聴周波数帯の音波を出力する。
また、I/Oハブ20にはUSBコントローラが内蔵されている。USBコントローラはUSBを介してUSBコネクタ25と接続される。USBコネクタ25には、USBインターフェースを有するFDD、およびUSBインターフェースを有するメモリ等が接続される。
CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)29にはRTC(Real Time Clock)29aが内蔵される。RTC29aは日時をカウントするモジュールであり、システム電源オフ状態時においても内蔵電池から供給される電源を用いて動作する。
CMOS29には、BIOSのSetup画面にて指定された設定内容等が記憶される。
LPCバス26上にはエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)23およびBIOS-ROM27が接続される。
BIOS−ROM27はSystem BIOS13a等を記憶する記憶媒体である。BIOS−ROM27として使用される記憶媒体は、プログラムの書き換えが可能である記憶媒体、例えばフラッシュメモリ等である。
System BIOS13aは各種ハードウェアにアクセスするためのファンクション実行ルーチンを体系化したプログラムである。System BIOS13aはCPU10によって実行されることで、システムに対するパワーオン時に各種デバイスの初期化処理、Power on self test(POST)処理およびオペレーティングシステムをブートアップするためのブート処理を行う。
コンピュータ1がユーザによるパワーボタン6の操作によってパワーオン状態になると、System BIOS13aはPOST処理を実行する。System BIOS13aがPOST処理を実行している最中に、ユーザの例えばキーボード5の操作によって特定のキー入力があった場合、System BIOS13aはブート優先情報を考慮せず、キー入力によって指定されたブートデバイスからオペレーティングシステムの起動を試行する。
例えば、キー入力データ"1"はブートデバイスとしてHDD21を指定し、キー入力データ"C"はブートデバイスとしてODD22を指定し、キー入力データ"F"はブートデバイスとしてFDDを指定し、キー入力データ"N"はブートデバイスとしてLANコントローラを指定し、キー入力データ"M"はブートデバイスとして例えばUSBコントローラを指定する。
また、コンピュータ1のパワーオン時に、System BIOS13aによって提供される特定の機能(セットアップ機能、パスワードチェック機能)が実行されることもある。これらの機能が実行されるために要されるデータ(セットアップ機能用データ、パスワードチェック機能用データ)は例えばCMOS29、またはHDD21等に記憶される。
CMOS29には、ブートデバイス間のブート優先順位を示すブート優先順位データも記憶されている。ブート優先順位データはユーザの操作によって書き換え可能なデータである。ブート優先順位はユーザの操作によって任意に変更可能である。
System BIOS13aはOS13bの実行を必要としない機能として、上述したセットアップ機能およびパスワードチェック機能を有する。セットアップ機能は、CMOS29に記憶されている各種セットアップデータをLCD4に表示し、必要に応じてユーザが各種セットアップデータの変更、保存を行うための機能である。ユーザが例えば「Esc」キーを押しながらパワーオンボタン6を押すと、セットアップ処理が開始される。また、System BIOS13aがPOST処理実行中に何らかの異常があると判断した場合にも、セットアップ処理が開始される。
パスワードチェック機能は、ユーザがパワーボタン6を押した後、ユーザに対してパスワードの入力を要求するための画面をLCD4に表示し、入力パスワードと登録されているパスワードとを照合する機能である。入力パスワードと登録されているパスワードとが例えば一致しない限りオペレーティングシステムの起動、セットアップ機能の実行を行うことができない。パスワードチェック機能はパスワードが登録されている場合に実行される。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)28は、電力管理等を行うためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)ユニット5を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。
EC/KBC28にはキーボード5とパワーボタン6SC(Power Supply Controller)30とが接続される。
EC/KBC28は、PSC30と共同してシステム電源のオン/オフ等を制御する電源シーケンス制御機能、および電源ステータス通知機能等を有する。
電源ステータス通知機能とは、PSC30と共同してレジューム処理ルーチンの開始要因となるウェイクアップイベントの発生を監視し、ウェイクアップイベント発生時にシステム管理割り込みSMI(System Management Interrupt)を用いてSystem BIOS13aにイベントが発生した旨を通知する機能である。
EC/KBC28は、System BIOS13aと通信を行うためのI/Oポートを有する。System BIOS13aはI/Oポートを介してEC/KBC28に設けられるコンフィグレーションレジスタに対してリード/ライトを行うことで、発生したイベントを示すステータスのリード、監視および通知するイベントの種類の設定を行う。EC/KBC28とPSC30との間の通信はI2Cバスを介して行われる。
PSC30はACアダプタ31または二次電池32から供給される電力をコンピュータ1内の各モジュールに供給する。二次電池32は交換可能に設けられる。ACアダプタ31からコンピュータ1に電源が供給されている場合、ACアダプタ31から供給される電力は、PSC30を介して二次電池32に蓄積される。
ユーザがパワーボタン6を操作すると、EC/KBC28はパワーボタン6が操作されたことを検出する。EC/KBC28は、パワーボタン6が操作されたことを検出すると、例えば本コンピュータ1のシステムに対して電源供給を開始するようにPSC30に通知する。PSC30はEC/KBC28からの通知に基いて、ACアダプタ31または二次電池32からコンピュータ1のシステムに対して電源供給を開始するように制御する。次に、System BIOS13aによって行われるODD22からのブート処理手順について説明する。
図3は、System BIOSによって行われるODDからのブート処理手順の一例について説明する第1の流れ図である。図4は、System BIOSによって行われるODDからのブート処理手順の一例について説明する第2の流れ図である。
ユーザによってパワーボタン6が押されることによってコンピュータ1がパワーオン状態になり、さらにブートデバイスを指定する特定キーが入力されると、System BIOS13aはブートデバイスを指定するキー入力があったことを検出する(ステップ S101 Yes)。
System BIOS13aは、ブートデバイスを指定するキー入力があったことを検出した場合、ブートデバイスを指定するキーがODD22からのブートを指定するキーであるか否かを判定する(ステップ S102)。
System BIOS13aがブートデバイスを指定するキー入力があったことを検出しなかった場合(ステップ S101 No)、またはSystem BIOS13aがブートデバイスを指定するキーがODD22からのブートを指定するキーでは無いと判定した場合(ステップ S102 No)、System BIOS13aはCMOS29に記憶されているブート優先順位データを参照する(ステップ S103)。System BIOS13aはブート優先順位データを参照することで、ブート優先順位の最も高いブートデバイスがODD22であるか否かを判定する(ステップ S104)。
System BIOS13aがブートデバイスを指定するキーがODD22からの指定するキーであると判定した場合(ステップ S102 Yes)、またはブート優先順位の最も高いブートデバイスはODD22であると判定した場合(ステップ S104 Yes)、System BIOS13aはODD22にブート可能なメディアがセットされているか否かを判定する(ステップ S201)。ステップS201の処理は、ODD22にセットされている例えばCD−ROMといったリムーバブルなメディアの所定のセクタに記憶されているブートデバイスであるか否かを示すデータをSystem BIOS22がリードし判定することで行われる。
System BIOS13aはODD22にブート可能なメディアがセットされていると判定した場合(ステップ S201 Yes)、ODD22からオペレーティングシステムを起動するためのブート処理を実行する(ステップ S208)。
一方、System BIOS13aはODD22にブート可能なメディアがセットされていると判定しなかった場合(ステップ S201 No)、System BIOS13aは、メディアがセットされるトレイをオープンにする処理実行がイネーブル/ディセーブルのうちのどちらに設定されているかを判定する(ステップ S202)。トレイをオープンにする処理実行のイネーブル/ディセーブル設定データは例えばCMOS29に記憶される。
ユーザがODD22にメディアが設定されていない状態でODD22からオペレーティングシステムをブートさせたい場合、図5に示すようなBIOS設定画面をLCD4に表示させ、トレイをオープンにする処理実行をイネーブルに設定する。また、ユーザがODD22にメディアが設定されていない状態でODD22からオペレーティングシステムをブートさせたくない場合、図5に示すようなBIOS設定画面をLCD4に表示させ、トレイをオープンにする処理実行をディセーブルに設定する。
System BIOS13aは、トレイをオープンにする処理実行がイネーブルに設定されていると判定した場合(ステップ S203 Yes)、ODD22の有するコントローラにトレイをオープンにするように命令する(ステップ S204)。ODD22の有するコントローラはSystem BIOS13aからの命令に基いてトレイをオープンにする。トレイをオープンにすることでユーザに対してトレイにメディアをセットするよう促す。ユーザはオープン状態のトレイにメディアをセットし、トレイを閉じる。
System BIOS13aはトレイが閉じられたことを検出すると、System BIOS13aはODD22にブート可能なメディアがセットされているか否かを判定する(ステップ S206)。System BIOS13aはODD22にブート可能なメディアがセットされていると判定した場合(ステップ S206 Yes)、ODD22からオペレーティングシステムを起動するためのブート処理を実行する(ステップ S208)。
一方、System BIOS13aがブート優先順位の最も高いブートデバイスはODD22であると判定しなかった場合(ステップ S104 No)、トレイをオープンにする処理実行がイネーブルに設定されていると判定しなかった場合(ステップ S203 No)、ODD22にブート可能なメディアがセットされていると判定しなかった場合(ステップ S206 No)、System BIOS13aはCMOS29に記憶されているブート優先順位データを参照することで、ODD22以外のブート優先順位の高いブートデバイスを選択する(ステップ S207)。
System BIOS13aはODD22からオペレーティングシステムを起動するためのブート処理を実行する(ステップ S209)。
上述したとおり、System BIOS13aは、ODD22にブート可能なメディアがセットされていると判定しなかった場合、CMOS29に記憶されているブート優先順位データを参照することで、ODD22以外のブート優先順位の高いブートデバイスを選択し、選択されたブートデバイスから自動的にブートを行うことが可能となる。
本実施形態では、ブート優先順位が最も高いブートデバイスをODDとして説明したが、ODD以外の他のデバイスがブート優先順位の最も高いデバイスであってもよい。例えばUSBをインターフェースに持つメモリがブート優先順位の最も高いデバイスとして設定されている場合、USBをインターフェースに持つメモリがUSBコネクタ25に接続されていない場合、または、USBをインターフェースに持つメモリがUSBコネクタ25に接続されているにもかかわらずUSBインターフェースを持つメモリからブート処理が実行できない場合、図4を用いて説明したステップS204の処理を行う代わりに、例えばUSBコネクタ25にブートデバイスとなるUSBインターフェースを持つメモリを接続するようユーザに促す表示をLCD4に行ってもよい。LCD4に表示させるやり方のほかに、本体2に設けられる例えばLEDを点灯・点滅制御することでユーザに促すやり方も考えられる。
本発明は上記実施形態をそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示されている全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
ディスプレイユニットを本体に対して開いた状態の一例を示す斜視図。 コンピュータの構成の一例を示す図。 System BIOSによって行われるODDからのブート処理手順の一例について説明する第1の流れ図。 System BIOSによって行われるODDからのブート処理手順の一例について説明する第2の流れ図。 ODDのトレイをオープンにする設定を行う画面の一例を示す図。
符号の説明
1…コンピュータ、2…本体、3…表示ユニット、4…LCD、
5…キーボード、6…パワーボタン、7…ACアダプタ、10…CPU、
13a…System BIOS、13b…OS、
28…EC/KBC、29a…RTC、

Claims (11)

  1. メディアをセット可能な第1のブートデバイスと、
    前記第1のブートデバイスとは異なる第2のブートデバイスと、
    前記第1のブートデバイスおよび前記第2のブートデバイスのうちの何れかのブートデバイスを指定する指定手段と、
    前記指定手段による前記第1のブートデバイスの指定に応じて前記第1のブートデバイスからブート処理が実行できない場合、前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促す手段と、
    前記ユーザに前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするように促した後、前記ユーザによってメディアがセットされた前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行できない場合、前記第2のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行するブート実行手段と、
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記指定手段によって前記第1のブートデバイスが指定された場合、ブート優先順位データに基いて最も優先順位の高いブートデバイスが第1のブートデバイスであるか否かを判定する手段と、をさらに具備し、
    前記判定した結果、最も優先順位の高いブートデバイスが第1のブートデバイスではない場合、前記ブート実行手段は第2のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記指定手段によって前記第1のブートデバイスが指定されたにもかかわらず前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行できない場合、前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促す処理が実行可能か否かを判定する手段をさらに具備し、
    前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促す処理が実行可能ではないと判定された場合、前記ブート実行手段は前記第2のブートデバイスからオペレーティングのブート処理を実行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記指定手段によって前記第一のブートデバイスが指定されたにもかかわらず前記第一のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行できない場合、前記メディアを前記第一のブートデバイスにセットするようにユーザに促すか否かを設定する設定手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記ブート実行手段は、前記メディアが設定された前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行可能な場合、前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記第1のブートデバイスは前記メディアがセットされるトレイを含み、
    前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促す手段は、前記トレイをオープンにする手段を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. メディアをセット可能な第1のブートデバイスと、前記第1のブートデバイスとは異なる第2のブートデバイスとを具備する情報処理装置におけるブート処理制御方法において、
    前記第1のブートデバイスおよび前記第2のブートデバイスのうちの何れかのブートデバイスを指定手段によって指定し、
    前記指定手段による前記第1のブートデバイスの指定に応じて前記第1のブートデバイスからブート処理が実行できない場合、前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促し、
    前記ユーザに前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするように促した後、前記ユーザによってメディアがセットされた前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行できない場合、前記第2のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行することを特徴とするブート処理制御方法。
  8. 前記指定手段によって前記第1のブートデバイスが指定された場合、ブート優先順位データに基いて最も優先順位の高いブートデバイスが第1のブートデバイスであるか否かを判定し、
    前記判定した結果、最も優先順位の高いブートデバイスが第1のブートデバイスではない場合、第2のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行することを特徴とする請求項7記載のブート制御方法。
  9. 前記指定手段によって前記第1のブートデバイスが指定されたにもかかわらず前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行できない場合、前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促す処理が実行可能か否かを判定し、
    前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促す処理が実行可能ではないと判定された場合、前記第2のブートデバイスからオペレーティングのブート処理を実行することを特徴とする請求項7記載のブート処理制御方法。
  10. 前記メディアが設定された前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行可能な場合、前記第1のブートデバイスからオペレーティングシステムのブート処理を実行することを特徴とする請求項7記載のブート処理制御方法。
  11. 前記第1のブートデバイスに含まれ、前記メディアがセットされるトレイをオープンにすることで、前記メディアを前記第1のブートデバイスにセットするようにユーザに促すことを特徴とする請求項7記載のブート処理制御方法。
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