JP2006281707A - 樹脂成形品の成形方法 - Google Patents

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博幸 友光
Yukihiro Koike
之浩 小池
Akira Nakazawa
公 中澤
Minoru Ebato
穣 江波戸
Toru Miki
徹 三木
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Abstract

【課題】 スタンピング成形や真空成形等のように、加熱軟化させた熱可塑性樹脂シートを金型に接触させて成形する際に、いわゆるショックラインと呼ばれるような境界線のない品質の良好な成形品を得る。
【解決手段】 加熱軟化させた熱可塑性樹脂シートWを第1成形型1に接触させて成形する際、シートWが先行して接触する第1成形型1の成形面の突出部A、Bに、第1成形型1の熱伝導率より低い熱伝導率のエポキシ樹脂を塗布して低熱伝導層xを形成し、最初に接触したシートW部分の熱が第1成形型1に伝達しにくくなるようにする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加熱軟化させた樹脂シートを成形型に当接させて所定形状に成形する成形方法に関する。
従来、例えばスタンピング成形や真空成形等においては、熱可塑性樹脂シートを加熱軟化させて金型の成形面に接触させ、このシートを成形面側の反対方向から加圧したり、または成形面側に真空引きしたりしてシートを成形面に密着させて成形するようにしている。
この際、金型の成形面にシートを接触させる段階で、シートが成形面に最初に接触する部分は、金型によってシートの熱が奪われるため、周囲の部分に較べて固化が進行して局部的に変形しづらくなる。このため、初期に金型に接触する部位の厚みは、はじめの厚さのままで厚く、その後引き伸ばされて成形される部位の厚みは薄く成形されるとともに、シートにシボ等が形成されている場合は、最初に接触する部位のシボ深さが深く、後で成形される部位のシボ深さも浅くなって、いわゆるショックラインと呼ばれる境界線が発生する。
このような不具合を防止するため、例えば熱可塑性樹脂シートをスタンピング成形する装置において、金型の成形面にシートが接触する突出部分に熱風の吹出し口を設け、金型上にシートを載置した際、シートが局部的に固化するのを熱風の供給によって防止するような技術(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
特公平5−50374号公報
ところが、上記のような技術では、金型構造の改良が必要であり、また、構造も複雑で、ランニングコストが増大するという問題がある。
そこで本発明は、スタンピング成形や真空成形などのように、加熱軟化した熱可塑性樹脂シートを金型に接触させて成形する際に、いわゆるショックラインと呼ばれるような境界線のない品質の良好な成形品を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため本発明は、加熱軟化させた熱可塑性樹脂シートを金型に当接させて所定形状に成形する樹脂成形品の成形方法において、前記熱可塑性樹脂シートを金型に当接させる際、該シートが先行して当接する金型の成形面の突出部の少なくとも一部を、金型の熱伝導率より低い熱伝導率の部材で被覆して成形するようにした。
このように、シートが先行して当接する金型の成形面の突出部に、熱伝導率の低い部材を被覆して成形品を成形すれば、最初に金型に接触する熱可塑性樹脂シートの接触部分の温度が金型に奪われて低下するのが遅くなり、局部的な早期固化が防止される。
ここで、熱伝導率の低い部材としては金型との接着性が得られることが好ましく、例えば、樹脂や塗料等を塗布またはコーティングするようにすれば作業容易で好適である。
加熱軟化させた熱可塑性樹脂シートを金型に当接させて成形する際、シートが先行して当接する金型の成形面に、熱伝導率の低い部材を被覆して成形することで、初期当接部分の局部的固化が防止され、いわゆるショックラインと呼ばれるような境界線の発生を抑制でき、成形品質が向上する。
この際、熱風を吹出す金型等を設ける場合に較べて安価にしかも簡易に対応可能である。
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
ここで、図1は本発明に係る成形方法が適用される成形型の一例を示す説明図、図2は本成形方法の説明図、図3は従来の成形方法の説明図、図4は従来方法で成形した成形品に生じるショックラインの説明図である。
本発明に係る樹脂成形品の成形方法は、加熱軟化させた熱可塑性樹脂シートを金型の成形面に接触させ、金型に設けられる真空引き孔から真空引きすることで真空成形するような真空成形方法において、いわゆるショックラインと呼ばれる境界線が生じるのを防止できるようにされており、本発明の成形方法を説明する前に、従来の成形方法、及びその不具合について、図3、図4に基づき説明する。
図3に示すように、真空成形においては、(a)に示すように、加熱軟化させた熱可塑性樹脂シートWの周縁を把持枠52で保持した後、把持枠52を降下させてシートWを金型51の成形面の上面に被せるとともに、金型51の成形面に開口する多数の真空引き孔から真空引きすることで、シートWを成形面に密着させて成形するようにしているが、金型51の成形面にシートWを被せる段階において、(b)に示すように、最初に金型51の突出部分AやBに接触するシート部分Wa、Wbでは、金型51に熱が奪われて局部的に冷却固化し、その後、金型51と接触するシート部分Wcの伸びに較べて小さくなるため、境界部においてショックラインと呼ばれる境界線sが発生する。
そして、シートWにシボ模様や梨地仕上げ等の加飾が施されている場合は、シボ等の深さも境界線sを境にして差が生じるようになり、見栄えを低下させる。
ここで、成形品Wが車両のインストルメントパネルの表皮材である場合、図4に示すように、ショックラインの境界線sが突出部の近傍に生じるようになり、このような箇所は、特に、目につきやすい場所であることから、品質上、好ましくない。
そこで本発明では、シートWが先行して接触する金型成形面の突出部に、金型の熱伝導率より低い熱伝導率の部材、具体的には、樹脂や塗料等を被覆して成形することを要旨としている。
すなわち、図1に示すように、本発明に係る成形方法は真空成形型による真空成形に適用されており、この真空成形型は、成形面を有する金型としての第1成形型1と、加熱軟化する熱可塑性樹脂シートWの周縁を保持する把持枠3と、シートWの所定部位を上から押え付ける第2成形型2を備えている。
そして、第1成形型1の成形面のうち、シートWを降下させてシートWが最初に接触する突出部分A、Bの頂面に、樹脂や塗料等の熱伝導率の低い低熱伝導層xを形成している。
そして、このような突出部分A、Bの頂面に低熱伝導層xを形成することで、シートWが最初に当接しても同部の熱が第1成形型1に伝達しにくくなり、局部的な冷却固化が抑制されて周辺部分と同じ程度の変形度を維持することができる。
ここで、実施例について述べる。
第1成形型1として、アルミ製の金型とし、第2成形型を鉄枠構造にするとともに、第1成形型1の突出部分A、Bの頂面にエポキシ樹脂を厚み0.05mm程度にコーティングした。このコーティングは、本実施例ではハケ等で塗布するようにしているが、スプレー等で吹き付けてもよく、その他の方法でもよい。
一方、熱可塑性樹脂シートWとして、凹凸模様、皮模様、幾何学模様等のシボ模様名梨地仕上げ等で加飾されたTPOシートやPPシートを使用し、該シートWが変形可能な温度である180℃程度に加熱して把持枠3で保持するとともに、第1成形型1の金型温度を、シートWが固化可能な70℃程度とし、図2(a)に示すように、把持枠3を降下させてシートWを第1成形型1の成形面上に被せると同時に、第2成形型2を降下させてシートWの所定部位を押圧し、(b)に示すように、真空引きして成形面に密着させ、冷却固化させた。
このような要領で成形された成形品Wは、ショックラインと呼ばれる境界線が生じることなく、また、シボ模様等の深さに差が生じることなく、綺麗に成形された。
この結果、本発明の有効性が確認された。
なお、本実施例では、アルミ製の第1成形型1に対して、低熱伝導層xの樹脂にエポキシ樹脂を採用しているが、これは、エポキシ樹脂がアルミの熱伝導率の約1/1000程度と低く、また、アルミ製の金型とエポキシ樹脂の組合せは、エポキシ樹脂が金属との接着性に優れ、しかも、エポキシ樹脂は耐熱性や、強靭性や、耐食性等に優れているからである。
もちろん、断熱性を下げることができれば、エポキシ樹脂以外の樹脂でも適用可能である。
また、真空成形以外の樹脂成形にも適用可能である。
加熱軟化させた熱可塑性樹脂シートを金型の成形面に当接させて成形する際、シートが先行して接触する成形面の突出部分を熱伝導率の低い部材で被覆して成形することにより、ショックライン等の外観不良が抑制され、しかも手順が簡素で費用もかからない。
本発明に係る成形方法が適用される成形型の一例を示す説明図 本成形方法の説明図 従来の成形方法の説明図 従来方法で成形した成形品に生じるショックラインの説明図
符号の説明
1…第1成形型、W…熱可塑性樹脂シート、x…低熱伝導層。

Claims (1)

  1. 加熱軟化させた熱可塑性樹脂シートを金型に当接させて所定形状に成形する樹脂成形品の成形方法であって、前記熱可塑性樹脂シートを金型に当接させる際、該シートが先行して当接する金型の成形面の突出部の少なくとも一部を、金型の熱伝導率より低い熱伝導率の部材で被覆して成形することを特徴とする樹脂成形品の成形方法。
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