JP2006269986A - 発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ワイヤを介して実装基板に実装された発光素子を含む発光装置において、ワイヤへ加わる内部応力の緩和と、外力による機械的損傷の防止とを両立させることができる上、光の取り出し効率の低下を防止できる発光装置を提供する。
【解決手段】 凹部(26a)を有する実装基板(10)と、凹部(26a)に収容され、かつワイヤ(36)を介して実装基板(10)に実装された発光素子(33)と、発光素子(33)を覆って形成された、発光素子(33)から発せられた光の少なくとも一部を吸収して蛍光を発する蛍光体層(34)と、ワイヤ(36)を覆って凹部(26a)内に充填された低弾性樹脂からなる第1封止層(12)と、第1封止層(12)上に形成された高弾性樹脂からなる第2封止層(13)とを含み、蛍光体層(34)と第2封止層(13)とが接触している発光装置(1)とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ワイヤを介して実装基板に実装された発光素子を含む発光装置に関する。
半導体多層膜を含む発光素子として、発光ダイオード(Light Emitting Diode、以下「LED」と称する)が知られている。このうち、青色光を発するGaN系LEDは、青色光により励起して黄色光や赤色光を発する蛍光体と組み合わせることによって、白色光を発する発光装置を構成することができる(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1に提案された発光装置の断面図である。図5に示すように、発光装置100は、凹部112aを有する実装基板101と、凹部112aに収容され、かつワイヤ102を介して実装基板101に実装された発光素子103と、発光素子103を覆って形成された、発光素子103から発せられた光の少なくとも一部を吸収して蛍光を発する蛍光体層104と、ワイヤ102及び蛍光体層104を覆って形成された封止層105とを含む。また、実装基板101は、基材110と、基材110上に順次設けられた配線層111及び反射板112とを含む。発光装置100では、蛍光体層104の全てが凹部112a内に収容されているため、外部から入射する光により蛍光体層104内の蛍光体が励起されるおそれがなく、上記蛍光体の励起源を凹部112a内の発光素子103のみに制限できる。
特開2001−57447号公報
通常、上述した発光装置100の構成において、ワイヤ102へ加わる内部応力を緩和するためには、封止層105の構成材料として低弾性樹脂が用いられる。しかし、外力による機械的損傷を防止するためには、封止層105の構成材料として高弾性樹脂を用いる必要があるため、上述した発光装置100の構成では、ワイヤ102へ加わる内部応力の緩和と、外力による機械的損傷の防止とを両立させることが困難であった。
また、上述した課題を解決するために、図6に示すように、低弾性樹脂からなる封止層105上に高弾性樹脂からなる第2封止層201を設けた発光装置200とすることも考えられるが、この場合、発光素子103から発せられた光は、蛍光体層104と封止層105との界面、及び封止層105と第2封止層201との界面の2つの界面を通過しなければならないため、光の取り出し効率が低下する。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、ワイヤを介して実装基板に実装された発光素子を含む発光装置において、ワイヤへ加わる内部応力の緩和と、外力による機械的損傷の防止とを両立させることができる上、光の取り出し効率の低下を防止できる発光装置を提供する。
本発明の発光装置は、凹部を有する実装基板と、前記凹部に収容され、かつワイヤを介して前記実装基板に実装された発光素子とを含む発光装置であって、
前記発光素子を覆って形成された、前記発光素子から発せられた光の少なくとも一部を吸収して蛍光を発する蛍光体層と、
前記ワイヤを覆って前記凹部内に充填された低弾性樹脂からなる第1封止層と、
前記第1封止層上に形成された高弾性樹脂からなる第2封止層とを含み、
前記蛍光体層と前記第2封止層とが接触していることを特徴とする。
本発明の発光装置によれば、ワイヤを覆って凹部内に充填された低弾性樹脂からなる第1封止層と、この第1封止層上に形成された高弾性樹脂からなる第2封止層とを含むため、ワイヤへ加わる内部応力の緩和と、外力による機械的損傷の防止とを両立させることができる。また、蛍光体層と第2封止層とが接触しているため、蛍光体層から発せられた光の少なくとも一部を、第1封止層を介さずに直接第2封止層側へ出射させることができる。これにより、発光装置の光の取り出し効率の低下を防止できる。
本発明の発光装置は、凹部を有する実装基板と、凹部に収容され、かつワイヤを介して実装基板に実装された発光素子とを含む。
実装基板を構成する基材は特に限定されず、例えば、Al23、AlN等からなるセラミック基材や、無機フィラ5〜60体積%と熱硬化性樹脂40〜95体積%とを含むコンポジット基材等を使用できる。また、実装基板の放熱性を高めるために、アルミニウム等からなる金属層上に上記コンポジット基材を貼り合せた積層基材を使用することもできる。また、本発明に使用される実装基板は、上述した基材と、この基材上に貼り合わされた反射板とを含む実装基板であってもよい。この場合、基材と反射板とを貼り合わす前に、予め反射板に発光装置を収容することができる孔部を設けておくのが好ましい。基材と反射板とを貼り合わすことにより、上記凹部を形成することができるからである。上記反射板の構成材料としては、例えば、アルミニウム等の金属材料や、ポリフタルアミド樹脂等の樹脂材料が使用できる。上記基材と上記反射板とを含む実装基板を使用する場合、上記基材の厚みは、例えば0.5〜3mm程度であり、上記反射板の厚みは、例えば0.5〜5mm程度である。
発光素子は、上記凹部に収容され、かつAu等からなるワイヤを介して上記実装基板に実装されている。発光素子としては、例えばLED等を使用できる。具体的には、第1導電型層と発光層と第2導電型層とがこの順に積層された半導体多層膜からなるLEDが好適に使用できる。ここで、「第1導電型」とは、p型又はn型の導電型のことであり、「第2導電型」とは、第1導電型と逆の導電型のことである。例えば、第1導電型層がp型半導体層の場合、第2導電型層はn型半導体層となる。第1導電型層としては、例えば、p型半導体層であるp−GaN層や、n型半導体層であるn−GaN層等を使用することができる。第2導電型層としては、第1導電型層と同様に、例えば、p型半導体層であるp−GaN層や、n型半導体層であるn−GaN層等を使用することができる。発光層としては、450〜470nmの光を発することができる発光層が好ましく、例えば、InGaN/GaN量子井戸発光層等が挙げられる。なお、発光層として、410nm以下の光を発することができる発光層を用いてもよい。また、p型半導体層、発光層及びn型半導体層の厚みは、例えばそれぞれ0.1〜0.5μm、0.01〜0.1μm及び0.5〜3μmとすればよい。また、上記発光素子は、上記半導体多層膜を結晶成長させる際に使用したGaN基板等の単結晶基板(厚み:0.01〜0.5mm程度)を含んでいてもよい。
そして、本発明の発光装置は、上述した構成に加え、上記発光素子を覆って形成された、上記発光素子から発せられた光の少なくとも一部を吸収して蛍光を発する蛍光体層と、上記ワイヤを覆って上記凹部内に充填された低弾性樹脂からなる第1封止層と、この第1封止層上に形成された高弾性樹脂からなる第2封止層とを含み、上記蛍光体層と上記第2封止層とが接触していることを特徴とする。本発明の発光装置によれば、第1封止層と第2封止層とを含むため、ワイヤへ加わる内部応力の緩和と、外力による機械的損傷の防止とを両立させることができる。また、蛍光体層と第2封止層とが接触しているため、蛍光体層から発せられた光の少なくとも一部を、第1封止層を介さずに直接第2封止層側へ出射させることができる。これにより、発光装置の光の取り出し効率の低下を防止できる。
蛍光体層は、上記発光素子から発せられた光の少なくとも一部を吸収して蛍光(例えば黄色光や赤色光の蛍光)を発する蛍光体を含む。黄色光を発する蛍光体としては、(Sr、Ba)2SiO4:Eu2+や(Y、Gd)3Al512:Ce3+等が例示でき、赤色光を発する蛍光体としては、(Ca、Sr)S:Eu2+やSr2Si58:Eu2+等が例示できる。なお、蛍光体層の厚みは、例えば0.03〜1mm程度である。また、蛍光体層は、例えば、上記蛍光体とシリコーン樹脂等を含む樹脂組成物とからなる蛍光体ペーストを、上記発光素子を覆うようにして塗布することにより形成することができる。この際の塗布方法は、例えばスクリーン印刷法等の手段を用いることができる。
第1封止層を構成する低弾性樹脂としては、引張弾性率(JIS K7161〜7165に準拠)が、10MPa以下である樹脂が好ましく、3MPa以下である樹脂がより好ましい。引張弾性率が上記範囲内であれば、ワイヤへ加わる内部応力を確実に緩和できるからである。このような低弾性樹脂としては、例えば、硬度が低いゴム状シリコーン樹脂(例えばGE東芝シリコーン社製TSE3033)やゲル状シリコーン樹脂(例えば信越化学工業社製KSR9010)等が挙げられる。なお、第1封止層の機械的強度を確保するためには、第1封止層を構成する低弾性樹脂の引張弾性率が0.1MPa以上であることが好ましい。また、第1封止層の厚みは、ワイヤを覆うことができる限り特に限定されないが、例えば0.2〜1mmの範囲である。
第2封止層を構成する高弾性樹脂としては、曲げ弾性率(JIS K7171に準拠)が、0.3〜4GPaである樹脂が好ましく、1〜4GPaである樹脂がより好ましい。曲げ弾性率が上記範囲内であれば、外力による機械的損傷を確実に防止できるからである。このような高弾性樹脂としては、例えばエポキシ樹脂やポリカーボネート樹脂等が挙げられる。第2封止層の厚みは、上記蛍光体層と接触することができる限り特に限定されないが、例えば0.2〜5mmの範囲である。
また、本発明の発光装置は、上記蛍光体層における上記凹部の開口側に位置する主面が平坦化されており、上記第2封止層が、上記蛍光体層の少なくとも上記主面に接触している発光装置であってもよい。蛍光体層の厚みが均一化されるため、蛍光体層の厚みムラに起因する出射光の色ムラの発生を防止できるからである。また、上記主面から発せられる光は、後述する凹部の反射面等を介さずに取り出すことができるため、第2封止層が上記主面に接触している場合、発光装置の光の取り出し効率の低下を効果的に防止できる。なお、上記主面の平坦化は、例えば公知の機械研磨手段(回転式研磨機等)を用いて研磨することにより行うことができる。また、本発明の発光装置が上記構成を有する場合、上記第2封止層が、上記蛍光体層の上記主面と、上記蛍光体層の側面の少なくとも一部とに接触している発光装置であってもよい。上記蛍光体層の上記主面から発せられる光に加え、上記蛍光体層の側面の少なくとも一部から発せられる光についても、第1封止層を介さずに直接第2封止層側へ出射させることができるため、発光装置の光の取り出し効率の低下をより効果的に防止できるからである。上記効果を確実に発揮させるためには、上記蛍光体層のうち上記第2封止層で覆われた領域の厚みが、上記蛍光体層の厚みの80%以上であることが好ましい。
また、本発明の発光装置においては、上記ワイヤの直径が30μm以下であることが好ましい。上記ワイヤの直径が30μm以下の場合は、第1封止層の厚みを薄くできるため、その分、第2封止層と接触できる蛍光体層の表面の領域が増加する。これにより、発光装置の光の取り出し効率の低下をより効果的に防止できる。なお、上記ワイヤの直径は、通常15μm以上である。
また、本発明の発光装置は、上記発光素子が実装されたサブマウント基板を更に含み、上記サブマウント基板が、上記ワイヤを介して上記実装基板に実装されている発光装置であってもよい。この構成によれば、発光素子をサブマウント基板上に実装した段階で、発光素子の電気的又は光学的な特性を検査することができるため、良品の発光素子のみを選別して実装基板に搭載することが可能となる。これにより、発光装置の製造工程上の無駄を省き、歩留まりを向上させることができる。なお、サブマウント基板を構成する基材は特に限定されず、例えば上述した実装基板を構成する基材と同様のものを使用できる。また、サブマウント基板の厚みは、例えば50〜300μmの範囲である。
また、本発明の発光装置は、上記凹部が開口側に広がる斜面を有している発光装置であってもよい。上記斜面が上記発光素子から発せられた光の一部を反射する反射面となるため、発光装置の光の取り出し効率を向上させることができるからである。また、上記発光素子から発せられた光をより効率良く反射させるには、凹部の上記斜面と凹部の底面とがなす角度が、120〜140°であることが好ましい。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明する。まず、本発明の一実施形態に係る発光装置について図面を参照して説明する。参照する図1は、本発明の一実施形態に係る発光装置の部分断面図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る発光装置1は、凹部26aを有する実装基板10と、凹部26aに収容された発光ユニット11と、凹部26a内に充填された低弾性樹脂からなる第1封止層12と、第1封止層12上に形成された高弾性樹脂からなる第2封止層13とを含む。
実装基板10は、多層基板25と、多層基板25上に貼り合わされた反射板26とを含む。多層基板25は、金属層20と、金属層20上に積層された第1コンポジット基材21と、第1コンポジット基材21上に形成された第1配線層22と、第1コンポジット基材21上及び第1配線層22上に積層された第2コンポジット基材23と、第2コンポジット基材23上に形成された第2配線層24とを含む。また、第1配線層22と第2配線層24とは、図示しないビア導体で電気的に接続されている。
発光ユニット11は、第2配線層24上に実装されたサブマウント基板30と、サブマウント基板30上に、導体パターン31及びAuバンプ32を介して実装された発光素子33と、発光素子33を覆ってサブマウント基板30上に形成された、発光素子33から発せられた光の少なくとも一部を吸収して蛍光を発する蛍光体層34とを含む。また、導体パターン31と第2配線層24とは、ワイヤ36を介して電気的に接続されている。
第1封止層12は、ワイヤ36を覆って凹部26a内に充填されている。また、蛍光体層34は、凹部26aの開口側に位置する主面34aが平坦化されている。そして、第2封止層13は、蛍光体層34の主面34aと、蛍光体層34の側面の一部34bとに接触している。これにより、ワイヤ36へ加わる内部応力の緩和と、外力による機械的損傷の防止とを両立させることができる上、蛍光体層34の主面34aと、蛍光体層34の側面の一部34bとから発せられた光を、第1封止層12を介さずに直接第2封止層13側へ出射させることができる。よって、発光装置1の光の取り出し効率の低下を防止できる。
また、凹部26aは開口側に広がる斜面261aを有している。これにより、斜面261aが発光素子33から発せられた光の一部を反射する反射面となるため、発光装置1の光の取り出し効率を向上させることができる。
以上、本発明の一実施形態に係る発光装置について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されない。例えば、上記実施形態では、図1に示すように、第1封止層12と第2封止層13とが直に接触している例について説明したが、第1封止層12と第2封止層13との間に介在する緩衝層を更に含む発光装置としてもよい。緩衝層の構成材料としては、その引張弾性率が、第1封止層12を構成する低弾性樹脂の引張弾性率と、第2封止層13を構成する高弾性樹脂の引張弾性率との間の値となる樹脂が好ましい。第2封止層13の剥離を防止することができるからである。
また、上記実施形態では、サブマウント基板を含む発光装置について説明したが、本発明は、発光素子がワイヤを介して実装基板に実装されていればよく、例えば背景技術で説明した発光装置100(図5参照)のように、発光素子を実装基板に直接実装してもよい。
次に、上述した本発明の一実施形態に係る発光装置1の製造方法の一例について図面を参照して説明する。参照する図2、図3及び図4A〜Cは、本発明の一実施形態に係る発光装置1の製造方法の一例を示す工程図である。このうち、図2及び図3は上記製造方法の一部を説明するための斜視図であり、図4A〜Cは、上記製造方法の一部を説明するための断面図である。なお、図4Aは、図3のI-I線断面図である。また、図2、図3及び図4A〜Cにおいて、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
まず、図2に示すように、複数の孔部40が設けられた反射板26と、複数の発光ユニット11が実装された多層基板25とを用意する。そして、複数の孔部40のそれぞれに、対応する発光ユニット11が収容されるように、反射板26と多層基板25とを接着剤等により貼り合せる(図3及び図4A参照)。
次に、図4Bに示すように、ワイヤ36を覆うようにして第1封止層12を凹部26a内に形成する。例えば、GE東芝シリコーン社製TSE3033を凹部26a内にポッティングした後、これを硬化させることにより第1封止層12を形成することができる。
続いて、図4Cに示すように、蛍光体層34及び第1封止層12を覆うようにして第2封止層13を形成する。例えば、東レ・ダウコーニング・シリコーン社製SR7010を蛍光体層34上及び第1封止層12上にポッティングした後、これを硬化させることにより第2封止層13を形成することができる。以上の方法により、本発明の一実施形態に係る発光装置1が得られる。
本発明の発光装置は、例えば、一般照明、演出照明(サイン灯等)、自動車用照明(特に前照灯)等に使用される照明装置や、街頭用大型ディスプレイ、バックライト、プロジェクタ等に使用される表示装置等に有用である。
本発明の一実施形態に係る発光装置の部分断面図である。 本発明の一実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示す工程図である。 本発明の一実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示す工程図である。 A〜Cは、本発明の一実施形態に係る発光装置の製造方法の一例を示す工程図である。 従来の発光装置の断面図である。 図5の発光装置の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 発光装置
10 実装基板
11 発光ユニット
12 第1封止層
13 第2封止層
20 金属層
21 第1コンポジット基材
22 第1配線層
23 第2コンポジット基材
24 第2配線層
25 多層基板
26 反射板
26a 凹部
30 サブマウント基板
31 導体パターン
32 Auバンプ
33 発光素子
34 蛍光体層
34a 主面
34b 側面の一部
36 ワイヤ
40 孔部
261a 斜面

Claims (9)

  1. 凹部を有する実装基板と、前記凹部に収容され、かつワイヤを介して前記実装基板に実装された発光素子とを含む発光装置であって、
    前記発光素子を覆って形成された、前記発光素子から発せられた光の少なくとも一部を吸収して蛍光を発する蛍光体層と、
    前記ワイヤを覆って前記凹部内に充填された低弾性樹脂からなる第1封止層と、
    前記第1封止層上に形成された高弾性樹脂からなる第2封止層とを含み、
    前記蛍光体層と前記第2封止層とが接触していることを特徴とする発光装置。
  2. 前記蛍光体層は、前記凹部の開口側に位置する主面が平坦化されており、
    前記第2封止層は、前記蛍光体層の少なくとも前記主面に接触している請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記第2封止層は、前記蛍光体層の前記主面と、前記蛍光体層の側面の少なくとも一部とに接触している請求項2に記載の発光装置。
  4. 前記蛍光体層のうち前記第2封止層で覆われた領域の厚みが、前記蛍光体層の厚みの80%以上である請求項3に記載の発光装置。
  5. 前記低弾性樹脂は、引張弾性率が10MPa以下である請求項1に記載の発光装置。
  6. 前記高弾性樹脂は、曲げ弾性率が0.3〜4GPaである請求項1に記載の発光装置。
  7. 前記ワイヤは、直径が30μm以下である請求項1に記載の発光装置。
  8. 前記発光装置は、サブマウント基板を更に含み、
    前記発光素子は、前記サブマウント基板上に実装されており、
    前記サブマウント基板は、前記ワイヤを介して前記実装基板に実装されている請求項1に記載の発光装置。
  9. 前記凹部は、開口側に広がる斜面を有している請求項1に記載の発光装置。
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