JP2006268919A - メモリの組み込み自己テスト回路および自己テスト方法 - Google Patents

メモリの組み込み自己テスト回路および自己テスト方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 メモリの組み込み自己テストにおいて、テスト内容に制限を加えることなく、製品化後にもテスト内容を変更できるようにする。
【解決手段】 メモリの組み込み自己テスト回路に備えたレジスタ回路106が、外部から受信したテスト設定データtdに基づいて、アドレス生成回路101、入力データ生成回路102、制御信号生成回路103及び期待値データ生成回路104の設定変更を行うことによりテスト内容を変更する。
【選択図】 図1

Description

本発明は半導体集積回路デバイスのテストの分野に関し、さらに詳しくいえばメモリの組み込み自己テスト回路および自己テスト方法に関するものである。
近年半導体集積回路へのシステム集約化が進むにつれ、1つの半導体集積回路に搭載されるメモリ数は増大している。これらのメモリに対するテストは従来メモリのポートへつながる信号を外部端子まで引き出し、外部端子からメモリへ信号を入力し、外部端子へメモリからの信号を出力してテストを実施するダイレクトメモリアクセス方法が用いられてきた。しかしこの方法では複数のメモリを同時にテストするには外部端子が不足することや、外部端子からメモリまでに信号遅延が発生するため実速度でのテストが困難であるなどの理由により、現在は半導体集積回路内にメモリの組み込み自己テスト回路(Built−in Self Test:BIST)を入れるようになってきている。
メモリの組み込み自己テスト回路ではアドレス、データおよび制御信号を半導体集積回路内部で発生させてメモリへ入力し、メモリの出力結果を期待値データと比較した判定結果を外部端子に出力する。
以下、従来のメモリの組み込み自己テスト回路および自己テスト方法について説明する。
図9は従来のメモリの組み込み自己テスト回路を示したものであり、10はメモリ、11は、カラムアドレス及びローアドレスを生成して、生成したカラムアドレス及びローアドレスをメモリ10へ出力するアドレス生成回路、12は、入力データを生成して、生成した入力データをメモリ10へ出力する入力データ生成回路、13は、書き込み及び読出しの制御信号を生成して、生成した制御信号をメモリ10へ出力する制御信号生成回路、14は、テストの際にメモリ10から出力される出力データと比較するための期待値データを生成して出力する期待値データ生成回路、15は、メモリ10から出力される出力データと期待値データ生成回路14から出力される期待値データとが入力され、出力データと期待値データとを比較することにより得られたテスト結果を出力するデータ比較器である。
以上のように構成されたメモリの組み込み自己テスト回路について、以下その動作を説明する。
まず、半導体集積回路の外部端子などからテスト開始信号を受けることにより、メモリのテストが自動的に開始される。メモリ10への書き込みテストを行う場合、アドレス生成回路11、入力データ生成回路12、制御信号生成回路13からは書き込みテストを行うための信号が自動的に生成され、メモリの入力ポートへ入力される。また、メモリ10からの読出しテストを行う場合、アドレス生成回路11、制御信号生成回路13からは読出しテストを行うための信号が自動的に生成され、メモリの入力ポートへ入力されるとともに期待値データ生成回路14においても自動的に期待値データ信号が生成され、生成された期待値データが比較器15へ出力される。書き込み又は読出しテストによりメモリ10から出力される出力データと期待値データ生成回路14から出力される期待値データとが比較器15にて比較され、このテスト結果がメモリの組み込み自己テスト回路の外部端子に出力される。これらの一連の動作はテスト開始信号が入力されると自動的に行われる。
このように自動的にテストが行われるために、回路の設計時において、必要なメモリテストのアルゴリズムを決め、メモリへ入力されるアドレス信号、入力データ信号、制御信号や期待値データ信号は組み合わせ回路などによってハードウエアで作り込まれており、テスト開始信号さえ入力されれば、必要なテストが実施され、その結果のみを返すようになっている。
ここに示したメモリの組み込み自己テストは、テストの容易性という意味では価値のある構成及び方法であるが、製品化後アルゴリズムを変更することはできないという問題点もある。従来のダイレクトメモリアクセス方法であれば、メモリコアのポートは外部端子につながっており、一部のアドレス領域だけのテストやテストアルゴリズムを任意に変更できるなど自由にテスト内容を設定できたが、組み込み自己テストを用いてメモリのテストを行うようになると、全アドレスに対して予め決められたアルゴリズムでテストし、その結果を見ることしかできず、予め決められた以外のアルゴリズムにより詳細な解析をするのに不適切である。
この問題に対して、組み込みテストでありながらも、高品質なテストを行う取り組みがなされている。例えば、特許文献1に記載の技術では、予めアルゴリズムは決められてはいるが、簡素な回路構成ながら決められたアルゴリズムの範囲内において多種のメモリテストを所定のテストパターンで実行できる仕組みを実現している。
また、特許文献2には、テスト内容の変更を行う手段として、マイクロ命令制御方式についての記載がある。この技術では、所定数のテストアルゴリズム命令を、予め、内蔵する読出し専用メモリに記憶させておき、その所定数の範囲内でテストアルゴリズム命令を変更することにより、メモリへ入力されるアドレス信号、入力データ信号および制御信号として生成される信号を変更する。
特開2000−76894号公報 特開平10−69799号公報
しかしながら、上記の特許文献1の簡素な回路構成でメモリテストパターンを増やす方法も、製品化後には、予め用意された簡素な回路構成で実施し得るテストパターン以外には変更することができないため、製品化後の不具合に対するテストを行うことは不可能である。
また、前記マイクロ命令制御方式では、テストアルゴリズム命令を記憶しておく読出し専用メモリが別途必要であり、また、その読出し専用メモリに書き込むマイクロ命令を予め作成しておく必要がある。このマイクロ命令制御方式では、前記読出し専用メモリに記憶されるテストアルゴリズム命令は、回路規模とコストとを抑える必要上、必然的に重要度の高い特定種類のテストに絞られて数が制限されるため、比較的重要度の低い安易なデバッグができない。そして、別途用意された前記読出し専用メモリに記憶されているテスト内容以外に変更したい場合は、前記読出し専用メモリを作り直すために、再度、半導体集積回路を作り直す必要がある。
このように、1つの半導体集積回路に搭載されるメモリは大規模で、且つ数が増加する傾向にある上、設計当初よりすべてのメモリが正しく動作することは少なく、デバッグ機能の必要性は高まっているにも拘らず、従来では、テスト内容に制限があり、製品化後にテスト内容を変更することができなかった。
上記課題を解決するために、本発明では、テスト内容に制限を加えることなく、且つ、半導体集積回路を作り直すことなく、製品化後にもテスト内容を変更できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、外部から入力されるテスト設定データに基づいてテストの設定を変更するレジスタ回路を、組み込み自己テスト回路内に備える。
すなわち、請求項1記載の発明のメモリの組み込み自己テスト回路は、メモリを有する半導体集積回路の内部に組み込まれ、前記メモリの機能をテストするメモリの組み込み自己テスト回路において、前記メモリの機能をテストするためのテスト信号を生成するテスト信号生成手段と、前記メモリの組み込み自己テスト回路の外部から入力されるテスト設定データを受けて、このテスト設定データの出力値を前記テスト信号生成手段に入力することにより、このテスト信号生成手段が生成する前記テスト信号を変更して前記テストの内容を変更するレジスタ回路とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のメモリの組み込み自己テスト回路において、前記テスト信号生成手段は、前記レジスタ回路からの出力値を受けて、前記メモリ上のアドレスを制御するアドレス制御信号を生成するアドレス生成回路と、前記レジスタ回路からの出力値を受けて、前記メモリに書き込むテスト用の入力データを生成する入力データ生成回路と、前記レジスタ回路からの出力値を受けて、前記メモリに対する書き込み及び読み出し制御をする制御信号を生成する制御信号生成回路と、前記レジスタ回路からの出力値を受けて、前記アドレス制御信号、前記入力データ及び前記制御信号を用いた前記テストにより前記メモリが出力する出力データと比較するための期待値データを生成する期待値データ生成回路とを備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載のメモリの組み込み自己テスト回路において、前記レジスタ回路は、アドレス設定用のアドレス用レジスタと、入力データ設定用の入力データ用レジスタと、制御信号設定用の制御信号用レジスタと、期待値データ設定用の期待値データ用レジスタとを備えることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2に記載のメモリの組み込み自己テスト回路において、前記メモリの組み込み自己テスト回路の外部から入力される基準クロック信号に基づいて、前記アドレス生成回路と、前記入力データ生成回路と、前記制御信号生成回路と、前記期待値データ生成回路との夫々に入力する少なくとも1つのクロック信号を発生するクロック発生器を備えることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3に記載のメモリの組み込み自己テスト回路において、前記レジスタ回路は、前記アドレス用レジスタ、前記入力データ用レジスタ、前記制御信号用レジスタ、及び前記期待値データ用レジスタに設定するレジスタ用データと、これら4つの設定用レジスタの中から、前記レジスタ用データを設定する1つのレジスタを識別するためのレジスタ識別子とからなる前記テスト設定データを外部から受信するシフトレジスタと、前記シフトレジスタで受信した前記テスト設定データに含まれる前記レジスタ識別子に基づき、前記レジスタ用データを設定する前記4つの設定用レジスタの中から1つのレジスタを識別すると共に、前記レジスタ識別子と対になって前記テスト設定データに含まれる前記レジスタ設定データを出力するレジスタ識別処理を、前記4つの設定用レジスタのそれぞれに対して行うレジスタ識別手段と、前記レジスタ識別手段から出力された前記レジスタ設定データを一時保管し、前記レジスタ設定データを一時保管している間に実行されていた一のテストの終了時に、一時保管していた前記レジスタ設定データを前記4つの設定用レジスタのそれぞれへ出力する複数の所定のバッファとを備えることを特徴とする。
請求項6記載の発明のメモリの組み込み自己テスト方法は、メモリを有する半導体集積回路の前記メモリの機能をテストするメモリの組み込み自己テスト方法において、対になったレジスタ識別子とレジスタ設定データとを複数対含むテスト設定データを外部から受信するテスト設定データ受信工程と、前記テスト設定データ受信工程において受信した前記テスト設定データに含まれる前記レジスタ識別子に基づき、アドレス設定用のアドレス用レジスタと、入力データ設定用の入力データ用レジスタと、制御信号設定用の制御信号用レジスタと、期待値データ設定用の期待値データ用レジスタとからなる4つの設定用レジスタの中から前記レジスタ設定データを設定する1つのレジスタを識別すると共に、前記4つの設定用レジスタのうち識別された前記1つのレジスタに対して、前記レジスタ設定データを出力するレジスタ識別工程と、前記レジスタ識別工程において出力された前記レジスタ設定データを一時保管し、前記レジスタ設定データを一時保管している間に実行されていた一のテスト終了時に、一時保管していた前記レジスタ設定データを、前記4つの設定用レジスタのそれぞれへ出力するバッファ工程とを含むことを特徴とする。
以上により、請求項1〜6記載の発明では、外部から受信したテスト設定データに基づいて、メモリの組み込み自己テスト回路内部のレジスタ回路により、テスト信号生成手段の出力するテスト信号を変更するので、半導体集積回路を作り直すことなく製品化後に外部からテスト内容を変更できる。
請求項5及び6記載の発明では、テスト設定データから抽出したレジスタ設定データをバッファで一時保管するので、1つのテストが終了した後は、バッファに保管されたレジスタ設定データをロードするだけで、直ぐに次のテストを開始することができる。
以上の説明により、請求項1〜6記載の発明によれば、外部から入力されるテスト設定データに基づいて、内部のレジスタ回路により、テスト信号生成手段が出力するテスト信号を変更できるので、製品化後に生じた不具合に応じて、テスト内容に制限が加わることなく、詳細なデバッグを行うことができ、組み込み自己テスト回路を作り直す必要もない。
特に、請求項5及び6記載の発明によれば、テスト設定データ中から得られたレジスタ設定データをバッファで一時保管するので、1つのテスト終了後に、バッファに保管されていたレジスタ設定データをロードするだけで、直ぐに次のテストを開始することができ、レジスタ設定のための時間を削減することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態における組み込み自己テスト回路の構成例を示すものである。図1のメモリ100に対する組み込み自己テスト回路は、データの書き込み及び読み出しの制御を行うアドレス制御信号を生成し、生成したアドレス制御信号をメモリ100へ出力するアドレス生成回路101と、テスト用の入力データを生成し、生成した入力データをメモリ100へ出力する入力データ生成回路102と、前記入力データのメモリ100に対する書き込み及び読出しのための制御を行う制御信号を生成し、生成した制御信号をメモリ100へ出力する制御信号生成回路103と、入力されたアドレス制御信号、入力データ及び制御信号に基づくテストにより、メモリ100から読み出されたデータが正しいかどうかを検証するための比較対象となる期待値データを生成する期待値データ生成回路104と、前記メモリ100から読み出されたデータと前記期待値データとを比較し、この比較結果をメモリの組み込み自己テストの結果として出力するデータ比較器15を備える。
そして上記のテストの内容を変更するために、上記構成に加えて、外部から入力されるテスト設定データtdを外部端子200で受けるレジスタ回路106と、外部から入力される基準クロック信号ckを外部端子201で受けるクロック発生器107とを備える。
このレジスタ回路106は、外部からテスト内容を変更するために入力されるテスト設定データtdに基づいて出力する出力値を、テスト信号生成手段300に入力する。ここで、テスト信号生成手段300は、アドレス生成回路101、入力データ生成回路102、制御信号生成回路103及び期待値データ生成回路から構成されており、レジスタ回路106の出力した出力値は、これら生成回路101〜104に入力される。これにより、アドレス生成回路101におけるアドレス制御信号を生成するための設定、入力データ生成回路102における入力データを生成するための設定、制御信号生成回路103における制御信号を生成するための設定、及び、期待値データ生成回路104における期待値データを生成するための設定がそれぞれ変更される。そして、それぞれの生成回路101〜104の設定が変更されたことにより、メモリに入力されるアドレス制御信号、入力データ、制御信号及び期待値データからなるテスト信号が変更されてテスト内容が変更される。
また、クロック発生器107は、外部から入力された基準クロック信号ckに基づいて、少なくとも1つのクロック信号を発生し、発生したクロック信号は、アドレス生成回路101、入力データ生成回路102、制御信号生成回路103及び期待値データ生成回路104の夫々に入力される。
ここで、前記アドレス生成回路101、入力データ生成回路102、制御信号生成回路103及び期待値データ生成回路104の構成についてそれぞれ詳細に説明する。
先ず、図2を用いて、アドレス生成回路101及びアドレス設定用レジスタ202についての説明を行う。ここで、アドレス設定用レジスタ202は、図2のレジスタ回路106の構成のうち、アドレス設定用に設けられたレジスタである。
図2には、アドレス生成回路101、アドレス設定用レジスタ202及びクロック信号発生器107が示されている。本実施の形態では、クロック信号発生器107は、外部から入力される基準クロック信号ckに基づいて3つのクロック信号を発生させ、これら3つのクロック信号がアドレス生成回路101に入力される。
アドレス生成回路101は、自己テストのための入力データをメモリ100に対して書き込み及び読出しを行うためのカラムアドレスを出力するカラムアドレスカウンタ110と、ローアドレスを出力するローアドレスカウンタ111とを備える。
また、これらカウンタ110、111のうち、カウンタ110に対しては、クロック信号又はカウンタ111の出力するキャリ信号が、また、カウンタ111に対しては、クロック信号又はカウンタ110の出力するキャリ信号が入力される。ここで、クロック信号及びキャリ信号から1つを選択するために、セレクタ113及び114が備えられる。すなわち、カラムアドレスカウンタ110に対しては、クロック信号発生器107の出力する複数のクロック信号とローアドレスカウンタ111の出力するキャリ信号とから選択したクロック信号又はキャリ信号を出力するセレクタ113が備えられ、また、ローアドレスカウンタ111に対しては、クロック信号発生器107の出力する複数のクロック信号とカラムアドレスカウンタ110の出力するキャリ信号とから選択したクロック信号又はキャリ信号を出力するセレクタ114が備えられる。
このようにして、セレクタ113及び114から出力されたクロック信号又はキャリ信号に基づいて、カラムアドレスカウンタ110からはカラムアドレスが出力され、また、ローアドレスカウンタ111からはローアドレスが出力される。
一方、アドレス設定用レジスタ202は、ローアドレスの初期値を設定し、その設定した初期値をアドレス生成回路101のローアドレスカウンタ111に入力するローアドレス初期値設定レジスタ115と、カラムアドレスの初期値を設定し、その設定した初期値をカラムアドレスカウンタ110に入力するカラムアドレス初期値設定レジスタ116と、カラムアドレス及びローアドレスを設定するアドレス設定レジスタ117とを備える。このアドレス設定レジスタ117は、前記アドレス生成回路101内のセレクタ113及び114の信号選択動作をセレクト信号により制御し、また、カラムアドレスカウンタ110及びローアドレスカウンタ111をUP/DOWN信号により制御して、アドレス生成回路101からカラムアドレス及びローアドレスを出力させる。
このような構成により、カラムアドレスとローアドレスとが個別に制御され、アドレスの設定に自由度を持たせることができる。
また、クロック信号発生器107からは、必要に応じて、分周されたクロック信号やL固定信号、H固定信号などが出力される。例えば同一アドレスにデータを書き込み、そして読出したい場合、クロック信号発生器107から出力されたクロック信号のうち、2分周したクロック信号がセレクタ113、114により選択され、カラムアドレスカウンタ110とローアドレスカウンタ111に入力される。
これらカラムアドレスカウンタ110及びローアドレスカウンタ111は、テスト開始時に、それぞれ、カラムアドレス初期値設定レジスタ116とローアドレス初期値設定レジスタ115の値をロードし、テスト実行を開始するメモリアレイを指定する。ここで、図3(a)に示したのは、カラム8アレイ、ロー16アレイのメモリであるが、例えば、図3(a)に示すように、カラムアドレス0〜7、ローアドレス5〜6の範囲の一部のテスト領域TAについてテストをしたい場合、カラムアドレス初期値設定レジスタ116には0(デフォルト値)を、ローアドレス初期値設定レジスタ115には5を、また、カラムアドレスカウンタ110には基準クロック信号ckが入力されるように、そして、ローアドレスカウンタ111にはカラムアドレスカウンタ110のキャリ信号が入力されるようにアドレス設定レジスタ117を設定する。カラムアドレスカウンタ110とローアドレスカウンタ111の出力信号はそれぞれメモリ100のカラムアドレスポートとローアドレスポートに入力される。メモリへのアクセスは、図3(a)の矢印の方向に沿って行われ、これらの動作はテストを終了したいアレイまでアドレスが進むと、クロック信号の入力を停止するか、テスト信号をオフにしてテストを終了する。
次に、図4を用いて、入力データ生成回路102及び入力データ用レジスタ203についての説明を行う。ここで、入力データ用レジスタ203は、図1に示したレジスタ回路106の構成のうち、入力データの設定用に設けられたレジスタである。
図4には、入力データ生成回路102、入力データ用レジスタ203、クロック信号発生器107と、アドレス生成回路101のカラムアドレスカウンタ110、ローアドレスカウンタ111とが示されている。本実施の形態では、クロック信号発生器107は、外部から入力される基準クロック信号ckに基づいて3つのクロック信号を発生させ、これら3つのクロック信号が入力データ生成回路102に入力される。また、入力データ生成回路102を設定するために、入力データ用レジスタ203には、入力データ設定レジスタ124と、3つのデータレジスタ125〜127とが備えられる。
入力データ生成回路102は、入力データ設定レジスタ124の制御によりクロック信号発生器107の出力した複数のクロック信号の中から1つを選択するセレクタ128と、レジスタ回路106の3つのデータレジスタ125〜127から入力される3つのデータの中から、セレクタ128にて選択されたクロック信号の制御により1つを選択するセレクタ120とを備える。
そして、入力データ生成回路102には、更に、2つの演算子122、123とセレクタ121とが備えられる。ここで、2つの演算子122、123は、共に2入力EXORの演算子であり、演算子123の出力を演算子122の一方の入力とする3入力EXORを構成している。この演算子123の2つの入力端子には、アドレス生成回路101のカラムアドレスカウンタ110とローアドレスカウンタ111とから出力された値のLSBの値が入力される。そして、演算子122の残りの一方の入力端子、すなわち、演算子122、123からなる3入力EXOR演算子の残りの1つの入力端子には、セレクタ120により3つのデータレジスタ125〜127から選択された1つのデータ信号が入力される。3入力EXOR演算子では、入力される値のうち、値“1”が偶数個であれば、出力される値は“0”であり、また、入力される値のうち、値“1”が奇数個であれば、出力される値は“1”であるから、カラムアドレスとローアドレスとのLSBが同じ値であれば、演算子122、123からなる3入力EXOR演算子の出力値は、セレクタ120の出力値に依存し、演算子122からはセレクタ120の出力値がそのまま出力される。一方、カラムアドレスとローアドレスとのLSBが異なる値であれば、演算子122の出力値は、セレクタ120の出力を反転した値となる。
セレクタ121は、この演算子122の出力値とセレクタ120の出力値とから、入力データ用レジスタ203の入力データ設定レジスタ124の制御により何れかを選択し、選択した値をメモリ100に対する入力データとして出力する。
従って、この構成により、メモリ100に対して図3(b)に示すようなチェッカーパターンを書き込みたい場合には、例えば、データレジスタ125〜127の少なくとも1つに対してデータ00(8ビット全て0)を設定し、セレクタ128は基準クロック信号ckを選択し、更に、セレクタ120はデータ00が設定されているデータレジスタの1つを選択し、演算子122の出力値を選択するように入力データ設定レジスタ124によりセレクタ121を制御すればよい。
続いて、図5を用いて、制御信号生成回路103及び制御信号用レジスタ204についての説明を行う。ここで、制御信号用レジスタ204は、図1に示したレジスタ回路106の構成のうち、制御信号を設定するために設けられたレジスタである。
図5には、制御信号生成回路103、制御信号用レジスタ204及びクロック信号発生器107が示されている。本実施の形態では、クロック信号発生器107は、外部から入力される基準クロック信号ckに基づいて4つのクロック信号を発生し、これら4つのクロック信号が制御信号生成回路103に入力される。
制御信号生成回路103は、クロック信号発生器107の出力した複数(この場合は4つ)のクロック信号の中から1つを選択するセレクタ130を備える。
そして、制御信号用レジスタ204は、セレクタ130の選択制御を行うための制御信号を制御信号設定レジスタ131から出力する。
このようにして選択された1つのクロック信号が、メモリ100に対するテストデータの書き込み及び読み出しの制御信号として制御信号生成回路103から出力される。
メモリへのアクセスタイミングはメモリ仕様書に記載されており、そのタイミングだけを実現すればよいので、必要な信号波形は限られている。書き込み時と読み出し時に、それぞれ必要に応じてL固定(値‘0’に固定)、H固定(値‘1’に固定)やクロック信号などを前記クロック信号発生器107で生成し、最適な信号を制御信号設定レジスタ131で選択する。このような構成を用いることにより、様々なクロック信号を内部で発生して、メモリへの書き込み内容の多様化を図ることができる。
次に、図6を用いて、期待値データ生成回路104及び期待値データ用レジスタ205についての説明を行う。ここで、期待値データ用レジスタ205は、図1に示したレジスタ回路106の構成のうち、期待値データを設定するために設けられたレジスタである。
図6には、期待値データ生成回路104、期待値データ用レジスタ205及びクロック信号発生器107と、アドレス生成回路101のカラムアドレスカウンタ110及びローアドレスカウンタ111とが示されている。本実施の形態では、クロック信号発生回路107は、外部から入力される基準クロック信号ckに基づいて3つのクロック信号を発生し、これら3つのクロック信号が期待値データ生成回路104に入力される。
ここで、期待値データ生成回路104は、図4に示した入力データ生成回路102とほぼ同じ構成であり、この期待値データ生成回路104に対する期待値データ用レジスタ205の働きも、図4の入力データ用レジスタ203における入力データ設定レジスタ124を図6において、期待値データ設定レジスタ144に置き換えたものであり、また、期待値データ生成回路104内の構成は、図6の入力データ生成回路102のセレクタ120をセレクタ140に、セレクタ121をセレクタ141に、セレクタ128をセレクタ148に置き換えられ、更に、演算子122を演算子142に、演算子123を演算子143に置き換えられたものとして同様に考えることができるので、これらの構成についての説明は省略する。
この期待値データ生成回路104の出力信号である期待値データは図1に示したデータ比較器15に入力され、この期待値データは、テストによりメモリ100から読み出された出力データと比較され、その比較結果がメモリの組み込み自己テスト回路の外部に出力される。
ここで、期待値データ用レジスタ205は期待値データ設定レジスタ144を含んでおり、期待値データの格納には前記データレジスタ125、126及び127を使用するが、メモリへ書き込まれたデータをメモリから読み出すというテストが多いため、入力データ生成回路102と期待値データ生成回路104とが同じデータレジスタを共用すれば、必要なレジスタ数も削減される。また、メモリ100が、アドレス制御信号、入力データ及び制御信号に基づいて出力データを出力する自動メモリテストが開始される前、又はそのテストの実施中にこのレジスタ回路106は設定される。
以上のような構成により、テストモード時にメモリの組み込み自己テスト回路の外部端子200からレジスタ回路106を介してアドレス生成回路101、入力データ生成回路102、制御信号生成回路103及び期待値データ生成回路104の設定を行うことができるので、テストを開始する前やテスト実施中にテストのためのデータを夫々の生成回路101〜104に設定してテスト内容を変更することが可能である。
本実施の形態を用いると、外部からアドレス信号、入力データ信号及び制御信号をそれぞれ個別に入力する必要はないため、これら外部信号に対する端子数の制限を考慮する必要がなく、同時に複数のメモリを高速でテストできる組み込み自己テストの利点と、テスト内容を製品化後に自在に変えられるダイレクトメモリアクセスの利点を併せ持った組み込み自己テストが、数個のレジスタと組み合わせ回路によって容易に実現できる。
ここで、メモリの組み込み自己テスト回路におけるレジスタ回路106の更なる構成について図7を用いて説明する。図7(a)、(b)は共にレジスタ回路106に備えられる構成である。
また、本メモリの組み込み自己テストではローアドレス初期値設定レジスタ115、カラムアドレス初期値設定レジスタ116、アドレス設定レジスタ117、入力データ設定レジスタ124、データレジスタ125〜127、制御信号設定レジスタ131、期待値データ設定レジスタ141のように複数のレジスタを必要とするため、テスト設定データtdは図7の構成により設定される。
図7(a)は、図1に示したレジスタ回路106が有するシフトレジスタ150とバッファ151とからなる構成を示している。シフトレジスタ150は、外部からテスト設定データtdを受け、この外部から受けたテスト設定データtdをバッファ151へロードする。このロードは、外部から入力されるロード信号に基づいて行われる。ここで、バッファ151に格納される複数のテスト設定データtdは、それぞれ、レジスタに設定するためのレジスタ設定データと、このレジスタ設定データを設定するレジスタを識別するためのレジスタ識別子とから構成される。このように外部から入力されるテスト設定データtdはレジスタ設定データとレジスタ識別子とを合わせた1対のものを1つの単位としている。
また、図7(b)の152はレジスタ識別子デコーダー(レジスタ識別手段)であり、このレジスタ識別子デコーダー152において、図7(a)のバッファ151から得られるバッファデータ、すなわち、テスト設定データtdを受けて、このテスト設定データtdに含まれるレジスタ識別子により設定対象のレジスタが識別され、識別されたレジスタに対してレジスタ設定データが出力される。ここで、レジスタ識別子による識別は、4つの設定用レジスタであるアドレス設定用レジスタ202、入力データ用レジスタ203、制御信号用レジスタ204及び期待値データ用レジスタ205の識別と、これら4つの設定用レジスタの構成要素である入力データ設定レジスタ124、データレジスタ125〜127、ローアドレス初期値設定レジスタ115、カラムアドレス初期値設定レジスタ116、制御信号設定レジスタ131、期待値データ設定レジスタ144の識別である。ここでは、例として、設定対象のレジスタとしてアドレス設定レジスタ117が示されおり、このレジスタ識別子デコーダー152から出力されたレジスタ設定データは設定対象のアドレス設定レジスタ117に対して備えられたアドレス設定バッファ153に一時格納される。
また、一例として示したアドレス設定バッファ153のような他の複数のバッファが、上記の4つの設定用レジスタを構成する各レジスタに対して備えられる。
よって、レジスタ識別子デコーダー152から得られたレジスタ設定データは、アドレス設定レジスタ117に対して備えられたアドレス設定バッファ153(所定のバッファ)に格納される。このレジスタ設定データのアドレス設定バッファ153への格納は、前テストが終了するまでに行われる。そして、前テストが終了するとアドレス設定バッファ153へロード信号(所定の信号)が送信され、直ちにアドレス設定レジスタ117に対してレジスタ設定データがロードされる。
このような構成により、レジスタ設定のためにメモリテストが中断される時間が大幅に短縮される。
次に、本実施の形態におけるメモリの組み込み自己テスト方法について説明を行う。本発明の組み込み自己テスト回路を用いてメモリのテストを行う場合、1つのテストパターンでテストを行う毎にレジスタ回路106へのレジスタ設定データの設定が必要である。これを図8(a)のフローチャートを用いて説明する。
まずステップS8101にてメモリ100をテストするテストモード信号がアクティブにされ、その後ステップS8102にてレジスタ回路106が設定され、続いてステップS8103にて基準クロック信号ckが入力されてテストパターンAに設定されたテストAが開始される。テストパターンAを用いたテストAが終了するとステップS8104に移行し、基準クロック信号ckの入力が停止される。引き続き別のテストパターンBでテストを行いたい場合、ステップS8105にてテストパターンBを用いてテストを実施するために再度レジスタ回路106が設定される。レジスタ回路106が設定された後、ステップS8106にて基準クロック信号ckが入力されてテストパターンBに設定されたテストBが開始される。そして、テストパターンBを用いたテストBが終了するとステップS8107に移行して基準クロック信号ckの入力が停止され、テストパターンBのテストBが終了する。更に、テストパターンCについてのテストCを行いたい場合は、同様に、ステップS8109が続く。このフローはテストが必要なテストパターン数だけ繰り返される。
テストパターン数が少ないデバッグ時にはこのフローでテストを行っても問題はないが、製品の出荷時のテストなど多数のテストを実施しなければならない場合、レジスタの設定に時間を要し、テスト時間の延びを無視することができず製品のコストアップにつながる。
製品の出荷時のテストではメモリを全領域テストすることが一般的であり、1つのテストパターンを用いてテストを実施するのに、ある程度の時間を必要とする。この処理時間を他の処理に利用したのが図8(b)に示すフロー図であり、これは図7に示した構成を用いている。尚、レジスタ回路106についてはアドレス設定レジスタ117を、バッファにはアドレス設定バッファ152を例として説明する。
図8(b)のフローではテストを実施している間に次のテストのためのアドレス設定レジスタ117の設定準備を行っている。先ず、テスト開始後、ステップS8201では、メモリをテストするテストモード信号がアクティブにされる。そして次のステップS8202にてアドレス設定レジスタ117へレジスタ設定データが設定される。この図8(b)に示した処理フローでは外部から入力されるテスト設定データに含まれるレジスタ設定データを一時的に保管するためのバッファ工程を設けている。そして、あるテストを実施中に次のテストのレジスタ設定データをアドレス設定バッファ153に格納しておき、次のテスト時にアドレス設定バッファ153からアドレス設定レジスタ117にロードするだけで直ぐにテストを開始することができるようにする。これは、図8(b)におけるステップS8203〜S8204に示される。
ステップS8202にて外部から入力されるテスト設定データtdを受信した(テスト設定データ受信工程)後、図7(b)に示したレジスタ識別子デコーダーにより、設定対象のレジスタが識別されて(レジスタ識別工程)、識別された設定対象のレジスタに対してレジスタ設定データが送られることによりレジスタが設定される。ステップS8203では、基準クロック信号ckが入力され、ステップS8202にて設定されたレジスタ設定データに基づいてテストAが実施される一方で、外部から送信されてくるテスト設定データtdが受信され(テスト設定データ受信工程)、受信されたテスト設定データtdに含まれるレジスタ識別子から設定対象のレジスタが識別される(レジスタ識別工程)。そして、テストBのためのレジスタ設定データが、識別された設定対象のアドレス設定レジスタ117に対して備えられているアドレス設定バッファ153に格納される(バッファ工程)。このようにして、次のテストBのためのレジスタ設定データが、レジスタの直前のアドレス設定バッファ153に一時保管されて準備される。次のステップS8204では、テストAの終了により基準クロック信号ckが停止され、次のテストBのためのレジスタ設定データがアドレス設定バッファ153からアドレス設定レジスタ117にロードされる。続いてテストCを行いたい場合は、同様に、ステップS8205〜S8207が繰り返され、テストCのためのレジスタ設定データを準備するための時間が削減される。
本実施の形態における組み込み自己テストでは、アドレス設定用レジスタ202、入力データ用レジスタ203、制御信号用レジスタ204、及び期待値データ用レジスタ205の4つのレジスタを必要とするため、時間削減のために図8(b)に示した方法が用いられる。
また、この構成を用いた図8(b)の方法により、外部端子からバッファへの端子接続は1系統で足りるため、回路の削減と共にテスト時間の短縮も実現できる。
本発明に係るメモリの組み込み自己テスト回路は、外部からテスト設定データを入力して、内部のレジスタ回路によりテスト内容を変更することができると共に、外部端子から内部回路への接続数を減らすことにより回路規模の増大を抑えることができる。また、テスト内容を変更するレジスタに対してバッファを設けて、一つのテストを実施中に、次のテストの設定データをバッファに準備することにより、全体の設定にかかる時間を短縮することができる。従って、メモリの大規模化や多数化が進んだ半導体集積回路の組み込み自己テスト回路として有用である。
本発明の実施の形態における組み込み自己テスト回路の構成図である。 本発明の実施の形態におけるアドレス設定用レジスタとアドレス生成回路との構成図である。 本発明の実施の形態におけるメモリのテスト領域を示す図であって、(a)はアクセスの動きを示す図、また、(b)はデータを書き込む領域を示す図である。 本発明の実施の形態における入力データ用レジスタと入力データ生成回路との構成図である。 本発明の実施の形態における制御信号用レジスタと制御信号生成回路との構成図である。 本発明の実施の形態における期待値データ用レジスタと期待値データ生成回路との構成図である。 本発明の実施の形態におけるレジスタ回路の構成を示す図であって、(a)はデータ受信部分の構成図、また、(b)は受信したテスト設定データ中のレジスタ設定データをアドレス設定用レジスタに設定する部分の構成図である。 本発明の実施の形態におけるレジスタ回路を用いた組み込み自己テストを説明するフロー図であって、(a)はテスト毎にレジスタを設定するフロー図、また、(b)は1つのテストの実施時間に次のテストのためにレジスタ設定をするフロー図である。 従来の組み込み自己テストの一回路例を説明する図である。
符号の説明
100 メモリ
101 アドレス生成回路
102 入力データ生成回路
103 制御信号生成回路
104 期待値データ生成回路
105 データ比較器
106 レジスタ回路
107 クロック発生器
115 ローアドレス初期値設定レジスタ
(アドレス設定用レジスタの一つ)
116 カラムアドレス初期値設定レジスタ
(アドレス設定用レジスタの一つ)
117 アドレス設定レジスタ
(アドレス設定用レジスタの一つ)
124 入力データ設定レジスタ
(入力データ用レジスタの一つ)
125、126、127 データレジスタ
(入力データ用レジスタ、期待値データ用レジスタ)
131 制御信号設定レジスタ
(制御信号用レジスタの一つ)
144 期待値データ設定レジスタ
(期待値データ用レジスタの一つ)
150 シフトレジスタ
151 バッファ
152 レジスタ識別子デコーダー(レジスタ識別手段)
153 アドレス設定バッファ(所定のバッファ)
200、201 外部端子
202 アドレス設定用レジスタ
203 入力データ用レジスタ
204 制御信号用レジスタ
205 期待値データ用レジスタ
300 テスト信号生成手段
td テスト設定データ
ck 基準クロック

Claims (6)

  1. メモリを有する半導体集積回路の内部に組み込まれ、前記メモリの機能をテストするメモリの組み込み自己テスト回路において、
    前記メモリの機能をテストするためのテスト信号を生成するテスト信号生成手段と、
    前記メモリの組み込み自己テスト回路の外部から入力されるテスト設定データを受けて、このテスト設定データの出力値を前記テスト信号生成手段に入力することにより、このテスト信号生成手段が生成する前記テスト信号を変更して前記テストの内容を変更するレジスタ回路とを備える
    ことを特徴とするメモリの組み込み自己テスト回路。
  2. 請求項1に記載のメモリの組み込み自己テスト回路において、
    前記テスト信号生成手段は、
    前記レジスタ回路からの出力値を受けて、前記メモリ上のアドレスを制御するアドレス制御信号を生成するアドレス生成回路と、
    前記レジスタ回路からの出力値を受けて、前記メモリに書き込むテスト用の入力データを生成する入力データ生成回路と、
    前記レジスタ回路からの出力値を受けて、前記メモリに対する書き込み及び読み出し制御をする制御信号を生成する制御信号生成回路と、
    前記レジスタ回路からの出力値を受けて、前記アドレス制御信号、前記入力データ及び前記制御信号を用いた前記テストにより前記メモリが出力する出力データと比較するための期待値データを生成する期待値データ生成回路とを備える
    ことを特徴とするメモリの組み込み自己テスト回路。
  3. 請求項1又は2に記載のメモリの組み込み自己テスト回路において、
    前記レジスタ回路は、
    アドレス設定用のアドレス用レジスタと、入力データ設定用の入力データ用レジスタと、制御信号設定用の制御信号用レジスタと、期待値データ設定用の期待値データ用レジスタとを備える
    ことを特徴とするメモリの組み込み自己テスト回路。
  4. 請求項2に記載のメモリの組み込み自己テスト回路において、
    前記メモリの組み込み自己テスト回路の外部から入力される基準クロック信号に基づいて、前記アドレス生成回路と、前記入力データ生成回路と、前記制御信号生成回路と、前記期待値データ生成回路との夫々に入力する少なくとも1つのクロック信号を発生するクロック発生器を備える
    ことを特徴とするメモリの組み込み自己テスト回路。
  5. 請求項3に記載のメモリの組み込み自己テスト回路において、
    前記レジスタ回路は、
    前記アドレス用レジスタ、前記入力データ用レジスタ、前記制御信号用レジスタ、及び前記期待値データ用レジスタに設定するレジスタ用データと、これら4つの設定用レジスタの中から、前記レジスタ用データを設定する1つのレジスタを識別するためのレジスタ識別子とからなる前記テスト設定データを外部から受信するシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタで受信した前記テスト設定データに含まれる前記レジスタ識別子に基づき、前記レジスタ用データを設定する前記4つの設定用レジスタの中から1つのレジスタを識別すると共に、前記レジスタ識別子と対になって前記テスト設定データに含まれる前記レジスタ設定データを出力するレジスタ識別処理を、前記4つの設定用レジスタのそれぞれに対して行うレジスタ識別手段と、
    前記レジスタ識別手段から出力された前記レジスタ設定データを一時保管し、前記レジスタ設定データを一時保管している間に実行されていた一のテストの終了時に、一時保管していた前記レジスタ設定データを前記4つの設定用レジスタのそれぞれへ出力する複数の所定のバッファとを備える
    ことを特徴とするメモリの組み込み自己テスト回路。
  6. メモリを有する半導体集積回路の前記メモリの機能をテストするメモリの組み込み自己テスト方法において、
    対になったレジスタ識別子とレジスタ設定データとを複数対含むテスト設定データを外部から受信するテスト設定データ受信工程と、
    前記テスト設定データ受信工程において受信した前記テスト設定データに含まれる前記レジスタ識別子に基づき、アドレス設定用のアドレス用レジスタと、入力データ設定用の入力データ用レジスタと、制御信号設定用の制御信号用レジスタと、期待値データ設定用の期待値データ用レジスタとからなる4つの設定用レジスタの中から前記レジスタ設定データを設定する1つのレジスタを識別すると共に、前記4つの設定用レジスタのうち識別された前記1つのレジスタに対して、前記レジスタ設定データを出力するレジスタ識別工程と、
    前記レジスタ識別工程において出力された前記レジスタ設定データを一時保管し、前記レジスタ設定データを一時保管している間に実行されていた一のテスト終了時に、一時保管していた前記レジスタ設定データを、前記4つの設定用レジスタのそれぞれへ出力するバッファ工程とを含む
    ことを特徴とするメモリの組み込み自己テスト方法。
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