JP2006264207A - 自動車用内装部品 - Google Patents

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正彦 原
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Abstract

【課題】軽量で保形性を備えた発泡樹脂基材を少なくとも一部に含む内装部品であって、側突対応に有効に対応できるとともに、外観性能を高め、かつ金型コストを低減化できる。
【解決手段】ドアトリム10は、軽量で、かつ保形性を有する発泡樹脂基材21を備えたドアトリムアッパー20と、樹脂単体品からなるドアトリムロア30とから構成され、ドアトリムアッパー20における発泡樹脂基材21の裏面には、一体化リブ24を発泡樹脂基材21自体に同時成形することで、軽量化、側突対応を図るとともに、金型コストを低減化する。
【選択図】図3

Description

この発明は、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、リヤサイドトリム、ピラーガーニッシュ、ルーフトリム等の自動車用内装部品に係り、特に、軽量で、かつ外観意匠性、成形性に優れた自動車用内装部品であって、側面衝突時における安全対策をより有効に施した自動車用内装部品に関する。
例えば、自動車用内装部品の構成について、ドアトリムを例示して図13,図14を基に説明する。ドアトリム1は、保形性及び車体パネルへの取付剛性を備え、製品面のほぼ全体にいきわたっている樹脂芯材2の表面に、表面外観に優れた表皮3を積層一体化して構成されている。尚、符号2aは、インナーシールを取り付けるためのインナーシール取付用フランジを示す。上記樹脂芯材2としては、タルクを混入したポリプロピレン系樹脂を素材としており、また、表皮3は、それ自体保形性を備えておらず、塩ビシート等の合成樹脂シートの裏面にポリエチレンフォーム等のクッション材が積層された積層シート材料が使用され、最近では、環境面やリサイクル面を考慮して、TPO(サーモプラスチックオレフィン)シート等のエラストマーシートの裏面にポリエチレンフォーム等のクッション材が積層された積層シート材料が多用される傾向にある。
次に、上記ドアトリム1の成形方法における従来例について図15を基に説明する。まず、ドアトリム1を成形する成形金型4は、所定ストローク上下動可能な成形上型5と、成形上型5と対をなす固定側の成形下型6と、成形下型6と接続される射出機7とから大略構成されている。そして、成形上下型5,6を型締めした際、ドアトリム1の製品形状を形造るために成形上型5にはキャビティ部5aが形成され、成形下型6にはコア部6aが設けられている。上記成形上型5を所定ストローク上下動作させるために、昇降シリンダ5bが連結され、成形下型6には射出機7からの溶融樹脂の通路となるマニホールド6b、ゲート6cが設けられている。また、上下動作する成形上型5は、適正姿勢を維持させるために、成形下型6の4隅部にガイドポスト6dが設けられ、このガイドポスト6dに対応して成形上型5にはガイドブッシュ5cが設けられている。
従って、成形上下型5,6が型開き状態にある時、表皮3を金型内にセットし、その後、成形上下型5,6を型締めした後、両金型間の製品キャビティ内に射出機7からマニホールド6b、ゲート6cを通じて溶融樹脂Mを射出充填することにより、樹脂芯材2を所要の曲面形状に成形するとともに、樹脂芯材2の表面に表皮3を一体成形している(例えば、特許文献1参照。)。尚、図15では、説明の便宜上、コア部6aの型面にオープン状態で溶融樹脂Mが供給されているが、溶融樹脂Mは成形上下型5,6の型締め後にキャビティ内に射出充填されても良い。
特開平10−138268号公報 (第2頁、図3、図4)
しかしながら、従来のドアトリム1においては、樹脂芯材2の投影面積が大きいため、材料コストが高く、かつ製品が重量化するという問題点が指摘されている。また、樹脂芯材2の投影面積が大きいことから、成形時における射出圧を高く設定せざるを得ず、高い射出圧に耐え得る金型構造が必要となり、金型の作成費用も嵩み、しかも、大量の溶融樹脂を冷却固化させるため、成形サイクルが長期化することから、生産性を低下させる大きな要因となっている。また、従来のドアトリム1においては、側突時、ドアトリム1が破断した場合、樹脂芯材2にシャープエッヂが生じ易く、その対策として、表皮3を厚肉に設定する等の造形上の制約が強いられているのが実情である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、軽量化を促進でき、かつコストダウンに寄与できる自動車用内装部品を提供でき、特に、外観見栄えを低下させることなく剛性のアップが図れ、しかも、金型コストを低減化することにより、廉価に製作できる自動車用内装部品を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意研究の結果、従来から表皮として使用していた発泡樹脂シートに保形性を付与することで、芯材としての機能をもたせ、剛性を確保するために、発泡樹脂芯材にリブを一体成形するか、あるいは別体の樹脂リブを一体化するという構成を採用することで、従来の投影面積の広い樹脂芯材に比べ、軽量で、かつコストが廉価な内装トリム部品を提供することができることに着目するとともに、特に、発泡樹脂芯材に一体化リブを形成することで、シャープエッヂ対策や、成形金型構造を簡素化できることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る自動車用内装部品は、所要形状に成形され、軽量で、かつ保形性を有する発泡樹脂基材を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品において、前記発泡樹脂基材は、加熱軟化処理された発泡樹脂シートが成形上下型内にセットされ、成形上下型の型締めによる低圧プレスで所望の曲面形状に絞り成形されるとともに、成形下型に設けた凹部内に発泡樹脂シートが入り込むことにより、発泡樹脂基材の所定部分に一体化リブが形成されていることを特徴とする。
ここで、自動車用内装部品としては、発泡樹脂基材を少なくとも一部に含む構成であれば、その用途は問わず、例えば、ドアトリム、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、ラゲージトリム、トランクトリム、リヤサイドトリム、ピラーガーニッシュ、ルーフトリム等に適用できる。
上記発泡樹脂シートとしては、熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した素材を使用する。尚、熱可塑性樹脂は、1種類の熱可塑性樹脂でも2種類以上の熱可塑性樹脂からなっても良い。好ましくは、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。また、発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等のアゾ化合物、スルホヒドラジド化合物、ニトロソ化合物、アジド化合物等の有機発泡剤、あるいは重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤の使用が可能である。上記発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に成形して得た発泡樹脂基材は、製品の重量と強度とのバランスを考慮した場合、2〜10倍の発泡倍率が好ましい。その時の発泡樹脂基材のセル径は、0.1μm〜2.0mmの範囲であることが好ましく、厚みは0.5〜30mm、好ましくは1〜10mmのものが良い。
そして、外観意匠性を高めるために、発泡樹脂基材の表面に加飾材を積層一体化しても良い。使用できる加飾材としては、布地シート、合成樹脂シート等のシート材料から適宜選択できるが、手触り感、見栄え等を考慮して、織布、不織布、編布等が好適である。そして、通気性を有する布地シートを使用すれば、発泡樹脂シートの吸音性能を生かす上で好ましい。また、加飾材として、布地シートの裏面にポリエチレンフォーム等のポリオレフィン系樹脂フォーム、ポリウレタンフォーム等のクッション層を裏打ちしてソフト感を付与するようにしても良い。
ここで、発泡樹脂基材の成形に使用する成形金型は、一対の分割金型、例えば上下動可能な成形上型と、成形上型の下方側に位置する成形下型とから構成されている。そして、ヒーター装置により160〜220℃に加熱軟化処理された発泡樹脂シートを成形金型で絞り成形することで、発泡樹脂基材を所要形状に成形するとともに成形下型の型面に凹部が形成されていることで、発泡樹脂シートが凹部内に入り込み、発泡樹脂基材裏面の所定箇所にリブが一体成形される。この時の成形金型のプレス圧は比較的低圧であり、0〜40kgf/cm2 であり、従来のモールドプレス成形時のプレス圧力80±20kgf/cm2 に比べればプレス圧を低く設定できる。
従って、本発明に係る自動車用内装部品によれば、軽量な発泡樹脂基材が使用され、剛性が必要な箇所には、この発泡樹脂基材の裏面側に一体化するリブを一体成形するという構成であるため、従来の重量の嵩む樹脂芯材を廃止することで、軽量化を達成することができる。更に、プレス圧を従来のモールドプレス成形時におけるプレス圧の半分以下程度に低減することができ、成形負荷が少なくて済む。また、ドアトリム等、車両の側壁パネルの室内面側に装着する内装部品に適用する場合には、側突時にこの一体化リブが突っ張ることなく発泡樹脂基材と共に破断することにより、リブが表面に出ることがない。更に、樹脂リブを成形するためのゲートを成形金型に付設する必要がなくなり、ゲート点数を低減でき、かつ金型の造形自由度を向上させることができる。
次いで、本発明の好ましい実施の形態においては、前記発泡樹脂基材の裏面には、基材成形時に形成した一体化リブと、溶融樹脂の射出成形体からなる樹脂リブとが混在していることを特徴とする。
ここで、樹脂リブとして使用する熱可塑性樹脂材料は、広範な熱可塑性樹脂から適宜選択することができる。通常好ましく使用できるものとして、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用できる。
また、これら熱可塑性樹脂中に各種充填剤を混入しても良い。使用できる充填剤としては、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子等がある。また、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、難燃剤、低収縮剤等の各種の添加剤が配合されても良い。
更に、樹脂リブを発泡樹脂基材の裏面に成形するためには、成形下型に射出機を連結し、この射出機から樹脂リブの素材である溶融樹脂が成形下型に設けられているマニホールド、ゲートを通じて成形下型の型面に穿設されている溝部に供給すれば良い。この樹脂リブの形状としては、格子状の肉抜き形状に設定するのが好ましい。
従って、この実施の形態によれば、内装部品の機能性を考慮して、剛性が必要な箇所には、発泡樹脂基材の裏面所定位置に樹脂成形体からなる樹脂リブを一体化するとともに、剛性よりは比較的側突対応が配慮された部位には、発泡樹脂基材自体に一体化リブを形成するという構成であるため、機能性を高めることができる。
次いで、本発明の好ましい実施の形態においては、前記自動車用内装部品は、車両の側壁パネルの室内面側に装着されるとともに、側突時、乗員と干渉するエリアにおいて、上記一体化リブが集中的に設定されていることを特徴とする。
従って、この実施の形態によれば、例えば、車両の側方から衝撃が加わった際、乗員の身体に近い部分の発泡樹脂基材の裏面には、一体化リブが形成されており、この一体化リブは発泡樹脂基材と共に潰れるため、シャープエッヂが生じることがない。
以上説明した通り、本発明に係る自動車用内装部品は、軽量で、かつ保形性を有する発泡樹脂基材により、全体部分及び少なくとも一部を構成するため、従来の重量の嵩む樹脂芯材を廃止できることから、軽量で低コストの自動車用内装部品を提供できるという効果を有する。
更に、本発明に係る自動車用内装部品は、発泡樹脂基材の成形時に裏面所定位置に一体化リブを形成することにより、樹脂リブの形跡が製品の外観表面に発生しづらく、かつゲート点数を低減化でき、成形金型の設計自由度を向上させることができる。しかも、車両の側壁パネルの室内面側に装着される内装部品に適用した場合、側突が生じた際、一体化リブが製品表面に出づらく、突っ張ることなしに発泡樹脂基材と共に潰れていくため、一体化リブが表面に出ることがなく、側突時における理想的な衝撃吸収性能が得られるという効果を有する。
以下、本発明に係る自動車用内装部品の好適な実施例について、自動車用ドアトリムを例示して説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は「特許請求の範囲」によってのみ特定されるものであり、以下の実施例は本発明の一例を示すものに過ぎない。
図1乃至図12は本発明をドアトリムに適用した一実施例を示し、図1はツートンタイプの自動車用ドアトリムを示す正面図、図2,図3は同自動車用ドアトリムの構成を示す各断面図、図4は同自動車用ドアトリムにおけるドアトリムアッパーの樹脂リブとドアトリムロアを示す正面図、図5,図6は同自動車用ドアトリムを成形する際に使用する成形金型の概略構成を示す各説明図、図7乃至図10は同自動車用ドアトリムの製造方法を示す各説明図、図11,図12は本実施例の変形例を示すもので、別の成形金型の使用形態を示す説明図である。
図1乃至図4において、ツートンタイプの自動車用ドアトリム10は、積層構造体からなるドアトリムアッパー20と、樹脂単体品からなるドアトリムロア30との上下二分割体から構成されている。上記ドアトリム10に装着される機能部品としては、ドアトリムアッパー20にインサイドハンドルエスカッション11、及びパワーウインドウスイッチユニット12が取り付けられている。一方、ドアトリムロア30には、ドアポケット用開口13が開設され、その背面側には、図2に示すように、ポケットバックカバー(樹脂成形体からなる)14が取り付けられており、ドアトリムロア30のフロント側にはスピーカグリル15がドアトリムロア30と一体あるいは別体に設けられている。
ところで、本発明に係る自動車用ドアトリム10は、積層構造体であるドアトリムアッパー20の軽量化を図るとともに、ドアトリムアッパー20の外観性能を高め、かつ側突時の安全対策に有効であるとともに、成形時における金型コストも低減化できることが特徴である。この実施例においては、ドアトリムアッパー20としては、前半部分10Aと後半部分10Bとの間に構成上の差異がもたらされている。すなわち、ドアトリムアッパー20における前半部分10Aについては、図2に示すように、所望の曲面形状に成形され、保形性を有する発泡樹脂基材21と、この発泡樹脂基材21の裏面側に積層一体化される補強機能をもつ樹脂リブ22と、発泡樹脂基材21の表面側に積層一体化される加飾機能をもつ加飾材23とから大略構成されている。
また、図3に示すように、ドアトリムアッパー20における後半部分10Bについては、所望の曲面形状に成形され、保形性を有する発泡樹脂基材21と、その表面に積層一体化される加飾機能をもつ加飾材23と、樹脂リブ22に替えて発泡樹脂基材21の裏面自体に凹凸形状を付与する一体化リブ24とから構成されている。すなわち、ドアトリムアッパー20においては、軽量で保形性を有する発泡樹脂基材21の表面に加飾機能をもつ加飾材23が一体化されるとともに、発泡樹脂基材21の裏面側には、一体の射出成形体からなる樹脂リブ22と、発泡樹脂基材21自体の一体化リブ24とが混在するという構成が採用されている。ここで、上記発泡樹脂基材21は、保形性を備えるように発泡樹脂シートを加熱軟化処理後、所要形状に熱成形、例えば、所望の型面を有する成形金型でコールドプレス成形されるが、更に高展開率部分については、真空成形により発泡樹脂基材21を賦形しても良い。
上記発泡樹脂シートは、汎用の熱可塑性樹脂に発泡剤を添加した構成であり、熱可塑性樹脂としては、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等が使用でき、発泡剤としては、アゾジカルボンアミド等の有機発泡剤や重炭酸ナトリウム等の無機発泡剤が使用できる。この実施例では、ポリプロピレン系樹脂に発泡剤として重炭酸ナトリウムを適宜添加した発泡樹脂シートを使用している。また、この発泡樹脂基材21の発泡倍率は、2〜10倍に設定され、厚みは0.5〜30mm、特に1〜10mmの範囲に設定されている。
次いで、樹脂リブ22は、発泡樹脂基材21の裏面側に配設され、特に、図4に示すように、交差状に延びる所定パターンに設定されており、荷重が加わる部位(例えば、クリップ座、ウエスト部上面、アームレスト部上面等)を除いた部分は、肉抜き形状となっている。尚、このパターンは、縦横方向、斜め方向、あるいはその組み合わせ等、交差状であれば任意のパターンが選択されて良い。この樹脂リブ22は、汎用の合成樹脂成形体からなり、通常好ましく使用できる合成樹脂として、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、アイオノマー系樹脂、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン(ABS)樹脂等から適宜選択されて良く、本実施例では、環境面、リサイクル面を考慮してポリプロピレン系樹脂が使用されている。また、この樹脂リブ22には、上記熱可塑性樹脂中に適宜フィラー、例えば、ガラス繊維、カーボン繊維等の無機繊維や、タルク、クレイ、シリカ、炭酸カルシウム等の無機粒子等の充填剤が混入されていても良い。
このように、図1乃至図4に示すドアトリム10は、積層構造体からなるドアトリムアッパー20と、樹脂単体品のドアトリムロア30とから構成され、外観上のアクセント効果により、優れた外観意匠性を備えているとともに、従来のように、製品の全面に亘り占有していた樹脂芯材を廃止でき、軽量な発泡樹脂基材21を使用する関係で製品の重量について、従来の構造のものに比べ軽量化を図ることができ、樹脂材料も節約できる。また、発泡樹脂基材21が多孔質基材であるため、ドアトリムアッパー20は吸音性能に優れ、車室内の騒音を低減することができる。更に、ドアトリム10における後半部分10Bについては、ドアトリムアッパー20は発泡樹脂基材21に一体化リブ24が形成されており、ドアトリム10における前半部分10Aについては、射出成形体からなる樹脂リブ22が発泡樹脂基材21の裏面に一体化されているため、特に、乗員の身体が触れ易い後半部分10Bには発泡樹脂基材21に一体化リブ24が形成されていることから、側突時にドアトリム10に衝撃が加わった場合、ドアトリムアッパー20における発泡樹脂基材21及び一体化リブ24が変形することで有効に衝撃が吸収される。逆に、ドアトリム10の前半部分10Aについては、樹脂リブ22により強固な剛性が確保されている。
また、発泡樹脂基材21の表面に貼付される加飾材23は、織布、不織布、編布等の布地シート、あるいはこれら布地シートの裏面にポリエチレンフォーム等のポリオレフィン系樹脂フォーム、ポリウレタンフォーム等のクッション層を裏打ちした積層シート材料を使用することができるが、塩ビシートやTPO(サーモプラスチックオレフィン)シート、TPU(サーモプラスチックウレタン)シート等の合成樹脂シート、あるいはこれら合成樹脂シートの裏面にポリエチレンフォーム、ポリウレタンフォーム等のクッション層を裏打ちした積層シート材料を使用することができる。尚、この実施例では、発泡樹脂基材21の裏面に一体化リブ24と別物の樹脂リブ22とを混在させた構成を採用したが、樹脂リブ22を廃止して、発泡樹脂基材21の裏面は、一体化リブ24のみで構成することもできる。この選択は、製品として要求される強度や、発泡樹脂基材21自体に要求される剛性等により決定される。
次いで、上述したドアトリム10を製造する方法の概要について説明する。まず、図5を基に成形金型40の構成について説明すると、ドアトリム10の成形に使用する成形金型40は、所定ストローク上下動可能な成形上型41と、成形上型41と対をなす固定側の成形下型42と、成形下型42に接続される2基の射出機43a,43bとから大略構成されている。更に詳しくは、成形上型41は、製品形状に合致したキャビティ部411が形成されており、成形上型41の上面に連結された昇降シリンダ412により所定ストローク上下駆動される。また、成形上型41の4隅部には、ガイド機構となるガイドブッシュ413が設けられている。
一方、成形下型42には、成形上型41のキャビティ部411に対応するコア部421が設けられている。また、このコア部421の型面に溶融樹脂を供給するために、成形下型42にマニホールド422a,422b、ゲート423a,423bが設けられており、このマニホールド422a,422b、ゲート423a,423bの樹脂通路を経て射出機43a,43bから供給される溶融樹脂M1,M2がコア部421の上面に形成された溝部424内、及びドアトリムロア30を形成するためのキャビティ425内に供給される。また、成形下型42の4隅部には、ガイド機構となるガイドポスト426が突設され、このガイドポスト426は、成形上下型41,42が型締めされる際、ガイドブッシュ413内に案内されることで成形上型41のプレス姿勢を適正に維持できる。
図6は、上記成形金型40におけるドアトリムアッパー20の成形エリアの概略構成を示すもので、成形下型42には、マニホールド422a、ゲート423aに連通する溝部424が形成されているとともに、発泡樹脂基材21に形成する一体化リブ24のための凹部427が所定箇所に形成されている。この凹部427の深さ寸法Eは、E<A(発泡シートの原反厚み)−B(型クリアランス)に設定されていれば良い。
次に、図7乃至図10に基づいて、上述した構成のドアトリム10の製造方法について、各工程順に沿って参考までに説明する。図7に示すように、成形上型41と成形下型42が型開き状態にある時、発泡樹脂基材21の素材である発泡樹脂シートSを投入するが、この発泡樹脂シートSは、図示しないヒーター装置により、160〜220℃の高温に加熱軟化処理が施されている。また、加飾材23は、原反状の発泡樹脂シートSに予めラミネート処理されても良いが、発泡樹脂シートSの余熱により一体化するようにそれぞれ金型内に投入しても良い。上記発泡樹脂シートSとしては、ポリプロピレン製発泡シート(住化プラステック製、商品名:スミセラー発泡PPシート、発泡倍率=3倍、厚み3mm)が使用されている。また、この発泡樹脂シートS及び加飾材23のセット位置は、ドアトリムアッパー20対応箇所における成形上型41のキャビティ部411と成形下型42のコア部421で画成されるキャビティの上半部分にセットする。
そして、発泡樹脂シートSをセットした後、成形上型41の昇降シリンダ412が動作して、成形上型41が所定ストローク下降して、図8に示すように、成形上下型41,42が型締めされて、発泡樹脂シートSが所望の型面形状に沿って賦形され、発泡樹脂基材21が所要形状に成形されるとともに、発泡樹脂基材21の上面にセットされた加飾材23が一体化される。この時、成形上下型41,42のプレス圧は、0〜40kgf/cm2 の低圧プレスで成形が行なわれ、従来のモールドプレス成形の80±20kgf/cm2 に比べプレス圧を半減させることができ、成形にかかる負荷を大幅に軽減することができる。
従って、このプレス成形時、低圧であるとともに、加飾材23には、発泡樹脂シートSからの余熱が加わるだけで、加飾材23に熱の悪影響を及ぼさないため、加飾材23の素材として、織布、不織布、編布等の布地シートを使用した場合においても、加熱、プレス圧により毛倒れ等が生じるという従来不具合を有効に解決でき、手触り感及び見栄え上、良好なドアトリムアッパー20の成形が可能となる。
更に、成形上下型41,42の型締めにより、発泡樹脂基材21と加飾材23を一体プレス成形した後、第1の射出機43aからマニホールド422a、ゲート423aを通じてドアトリムアッパー20における樹脂リブ22を形成するために、溶融樹脂M1が溝部424内に射出充填される。
この時、従来の投影面積の大きい樹脂芯材に比べ、肉抜き形状の樹脂リブ22を形成するだけの樹脂を射出するので、樹脂の射出圧を低くすることができ、射出圧に打ち勝つために上型に高いプレス圧をかける必要がなく、発泡樹脂基材21と加飾材23が成形できる程度のプレス圧がかかっていれば良いことからも、加飾材23の毛倒れ等が生じるという従来不具合を有効に解決できる。尚、溶融樹脂M1の射出のタイミングは、成形上下型41,42の型締め前に設定することもできる。また、この溶融樹脂M1としては、住友ノーブレンBUE81E6(住友化学工業製ポリプロピレン、メルトインデックス=65g/10分)でタルクが適宜割り合いで混入されているものを使用する。
上述したように、発泡樹脂基材21と加飾材23の一体プレス成形後、発泡樹脂基材21の裏面側に樹脂リブ22を一体成形することでドアトリムアッパー20の成形が完了する。そして、発泡樹脂基材21が成形上下型41,42の型面形状に沿って絞り成形される際、図9に示すように、成形下型42の型面に設けた凹部427内に発泡樹脂シートSが入り込み、発泡樹脂基材21の成形と同時にこの発泡樹脂基材21自体に一体化リブ24が所定パターン形状に成形される。
次いで、図10に示すように、ドアトリムロア30を成形するために、第2の射出機43bからマニホールド422b、ゲート423bを通じてドアトリムロア30成形用のキャビティ425内に溶融樹脂M2が射出充填され、ドアトリムロア30が所要形状に成形される。尚、ドアトリムロア30の素材としての溶融樹脂M2は、本実施例では、住友ノーブレンBUE81E6(住友化学工業製ポリプロピレン、メルトインデックス=65g/10分)を使用しているが、樹脂リブ22の素材に比べドアトリムロア30は製品表面に現出するため、顔料等を混入して所望の彩色を施すか、あるいは表面に絞模様を刻設することで外観性能を高めるようにしても良い。
また、ドアトリムアッパー20とドアトリムロア30とに分岐して供給される溶融樹脂M1,M2を同一素材として、1基の射出機43から供給することもできる。この場合は、射出機43と連通するメインのマニホールドからドアトリムアッパー20側に供給する溶融樹脂M1の通路となる分岐マニホールドと、ドアトリムロア30側に溶融樹脂M2を供給する樹脂通路の分岐マニホールドとを別個に設定し、時間差を設けてそれぞれ溶融樹脂M1,M2を供給すれば良い。尚、上述した工程は、発泡樹脂基材21の成形と樹脂リブ22の一体化とを同一の成形金型40を使用して同時に行なったが、発泡樹脂基材21と樹脂リブ22とを別型で個別に成形しておき、圧着金型で一体化することも可能である。しかし、コスト、作業能率等を考慮すれば、発泡樹脂基材21と樹脂リブ22とを同一の成形金型内で同時成形する工程を採用するのが好ましい。
このように、一体化リブ24は、樹脂リブ22のシャープエッヂを回避するのに好適であるとともに、樹脂リブ22を成形するための成形金型40の構成に比べ、一体化リブ24を採用するには、成形下型42の型面に凹部427を設けるだけで良く、成形金型40を簡素化でき、ゲート点数を低減化できる等、成形金型40の型費を大幅に低減できるという付随的な利点がある。
次いで、図11,図12は、本発明に係るドアトリム10を成形する際に使用する成形金型40の変形例を示すもので、図11,図12に示すように、成形下型42に設けられている凹部427に突き出しピン50が設置され、この突き出しピン50はエジェクタプレート(図示せず)に連結されている。この成形金型40を使用する際の発泡樹脂シートSの厚みは、発泡樹脂シートSの原反厚みAとした場合、B(型クリアランス)<C(成形後厚肉部)<A(発泡樹脂シートの原反厚み)の関係を満足させる必要があり、凹部427の寸法Dは、D<A−Bの条件を満たしていれば良い。そして、このように、成形下型42に設定される凹部427に突き出しピン50を設定した場合、図12に示すように、発泡樹脂基材21の裏面の所定位置に一体化リブ24を一体成形した後、脱型時に突き出しピン50の先端が一体化リブ24の裏面を押し上げることになり、この部位は剛性が強化されているため、発泡樹脂基材21に変形を誘発させることがないことから、脱型時の変形不良を有効に解決することができるという利点がある。
以上説明した実施例は、上下二分割構造のドアトリム10におけるドアトリムアッパー20に積層構造体を使用したが、ドアトリム10全体を積層構造体で構成しても良く、また、発泡樹脂基材21、樹脂リブ22、加飾材23の積層構造であれば、リヤパーセルシェルフ、フロアトリム、トランクトリム、リヤサイドトリム、ピラーガーニッシュ、ルーフトリム等、内装部品全般に適用することができる。
本発明に係る自動車用内装部品をツートンタイプの自動車用ドアトリムに適用した一実施例を示す正面図である。 図1中II−II線断面図である。 図1中III −III 線断面図である。 図1に示す自動車用ドアトリムにおけるドアトリムアッパーの樹脂リブとドアトリムロアとを示す正面図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法に使用する成形金型の概略構成を示す説明図である。 図5中VI−VI線断面図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法における素材の金型内へのセット工程を示す説明図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法におけるドアトリムアッパーの成形工程を示す説明図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法におけるドアトリムアッパーの成形工程を示す図8中IX−IX線断面図である。 図1に示す自動車用ドアトリムの製造方法におけるドアトリムロアの成形工程を示す説明図である。 本発明方法に使用する成形金型の変形例を示す説明図である。 図11に示す成形金型を使用して一体化リブを成形する状態を示す説明図である。 従来の自動車用ドアトリムを示す正面図である。 図13中XIV −XIV 線断面図である。 従来の自動車用ドアトリムの成形方法の概要を示す説明図である。
符号の説明
10 自動車用ドアトリム
20 ドアトリムアッパー(積層構造体)
21 発泡樹脂基材
22 樹脂リブ
23 加飾材
23a トップ層
23b クッション層
24 一体化リブ
30 ドアトリムロア(樹脂単体品)
40 成形金型
41 成形上型
42 成形下型
424 溝部(樹脂リブ成形用)
427 凹部
43a,43b 射出機
50 突き出しピン
S 発泡樹脂シート
M1,M2 溶融樹脂

Claims (3)

  1. 所要形状に成形され、軽量で、かつ保形性を有する発泡樹脂基材(21)を全体、あるいは一部に採用してなる自動車用内装部品(10)において、
    前記発泡樹脂基材(21)は、加熱軟化処理された発泡樹脂シート(S)が成形上下型(41,42)内にセットされ、成形上下型(41,42)の型締めによる低圧プレスで所望の曲面形状に絞り成形されるとともに、成形下型(42)に設けた凹部(427)内に発泡樹脂シート(S)が入り込むことにより、発泡樹脂基材(21)の所定部分に一体化リブ(24)が形成されていることを特徴とする自動車用内装部品。
  2. 前記発泡樹脂基材(21)の裏面には、基材成形時に形成した一体化リブ(24)と、溶融樹脂(M1)の射出成形体からなる樹脂リブ(22)とが混在していることを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品。
  3. 前記自動車用内装部品(10)は、車両の側壁パネルの室内面側に装着されるとともに、側突時、乗員と干渉するエリアにおいて、上記一体化リブ(24)が集中的に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車用内装部品。
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