JP2006256585A - ステアリング装置の固定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 チルト調整を行うことができ、且つカム構造が極めて簡単としたステアリング装置の固定装置を提供すること。
【解決手段】 固定ブラケットAと、可動ブラケットBと、前記固定ブラケットAと可動ブラケットBとを貫通するロックボルト10と、該ロックボルト10が貫通し回動自在に装着される主動カムCと、前記ロックボルト10が貫通すると共に前記固定ブラケットAに回動不能に装着される従動カムDとからなること。前記主動カムCと従動カムDにはカム作動部C1 ,D1 がそれぞれ形成されること。両カム作動部C1 ,D1 が常時他方側に当接しつつ、前記主動カムCと従動カムDとが軸方向に離間及び近接し、且つ前記従動カムDは、前記主動カムCよりも直径が大なること。
【選択図】 図1

Description

本発明は、チルト調整を行うことができ、且つカム構造が極めて簡単としたステアリング装置の固定装置に関する。
運転者の体格や運転姿勢等に応じてステアリングホイールの高さ、軸方向位置を適宜変更できるようにしたチルト・テレスコステアリング装置において、従来より、車体に取付けられた固定ブラケットの側板と、ステアリングコラムに取付けられた可動ブラケットの側板を貫通するチルトボルトに、操作レバーを装着して、操作レバーの回動により固定ブラケットと可動ブラケットとの両側板同士を互いに押圧するようにしてチルトロックさせる構造としたチルト調整機構を備えたステアリング装置がある。
この種のものにおいては、下記特許文献1に示すように、2つのカム部材を備え、一方のカム部材は固定ブラケット側に装着され、他方のカム部材はチルト調整用の操作レバーに装着されたものが存在する。これは、前記操作レバーの回動にて、一方のカム部材のカム面が他方のカム部材のカムフォロア面に作用して、その他方のカム部材を固定ブラケットの側部に押し付けるように作用し、前記固定ブラケットが可動ブラケットを固定する構造のものである。前記操作レバーに装着されるカム部材は、チルトボルトの螺子部に螺合され、前記操作レバーの回動操作に伴い一方のカム部材が回動し、固定ブラケット側に固定された他方のカム部材のカムフォロア面に作用して、前記可動ブラケットの側部に固定ブラケットの側部が押し付けられるものである。
この従来のカム構成は、具体的には、図13(A)乃至(C)に示すように、カムフォロア面51(山部51a、傾斜部51b、谷部51c)を有する主動カム50と、前記カムフォロア面51に沿って昇降するように動作する突起61を有する従動カム60とが備えられている。そして、前記主動カム50と従動カム60が重ね合わせられ、前記従動カム60に対し、主動カム50を回動させ、従動カム60の突起61を前記主動カム50のカムフォロア面51の山部51aに乗り上げた状態をロック状態とし、前記突起61が前記カムフォロア面51の山部51aから谷部51cへ移動した状態を解除状態として設定したものである。
特開2002−59851
上記特許文献1等の従来タイプのカム機構は、図13に示すように、操作レバーの開放(解除)、締上げ(ロック)を行うチルト・テレスコ操作時において、前記カムフォロア面51の山部51a、傾斜部51b、谷部51cに沿って、前記突起61の昇降動作が行われ、カムフォロア面51の当接摩擦と、そのレバー操作の頻度(多さ)等の要因によって、カムフォロア面51が摩耗し、磨り減ってしまうことになる。よって、チルト・テレスコステアリング装置としての耐久性を損ねることとなり、また、前記カムフォロア面51の摩耗により、その表面が粗くなり、操作時のフィーリングも悪くなる(操作時のレバー荷重が重くなる)という問題点が発生する。そこで、カム面の摩耗を防止するため、カム面と突起の数を増やし、1つのカム面に加わる軸力を軽減させることも考えられるが、カムの大きさを考慮すると、制限があり、現状のカムの大きさで、カム面を増やすことは困難である。本発明が解決しようとする課題は上記問題点を解決することにある。
そこで、発明者は、上記課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、請求項1の発明を、固定ブラケットと、可動ブラケットと、前記固定ブラケットと可動ブラケットとを貫通するロックボルトと、該ロックボルトが貫通し回動自在に装着される主動カムと、前記ロックボルトが貫通すると共に前記固定ブラケットに回動不能に装着される従動カムとからなり、前記主動カムと従動カムにはカム作動部がそれぞれ形成され、両カム作動部が常時他方側に当接しつつ前記主動カムと従動カムとが軸方向に離間及び近接し、且つ前記従動カムは、前記主動カムよりも直径が大なるものとしてなるステアリング装置の固定装置としたことにより、上記課題を解決した。
次に、請求項2の発明は、固定側部を有する固定ブラケットと、可動側部を有する可動ブラケットと、前記固定側部と可動側部を貫通するロックボルトと、該ロックボルトが貫通する主動カムと、前記ロックボルトが貫通し前記固定ブラケットに回動不能に装着される従動カムと、前記主動カムを回動させる操作レバーとからなり、前記主動カムと従動カムには、それぞれカム突起部を有するカム作動部が形成され、前記主動カムの回動状態にて前記両カム突起部は相互に相手側のカム作動部に接触状態を維持しつつ、前記主動カムと従動カムとが軸方向に離間及び近接し、且つ前記従動カムは、前記主動カムよりも直径が大なるものとしてなるステアリング装置の固定装置としたことにより、上記課題を解決した。
次に、請求項3の発明は、前述の構成において、前記主動カムと従動カムのカム作動部は、前記カム突起部とともに低位面,斜面部及び高位面を具備したことにより、課題を解決した。また、請求項4の発明は、前記カム突起部の頂面部の高位面側寄りには、該高位面側に下がるように傾斜するガイド面が形成されてなるステアリング装置の固定装置としたことにより、上記課題を解決した。さらに、請求項5の発明は、前述の構成において、その傾斜面としたガイド面は、前記斜面部と同一勾配としてなるステアリング装置の固定装置としたことにより上記課題を解決したものである。
請求項1の発明は、主動カム及び従動カムの相互のカム作動部に加わる軸力が各々の接触面に分担され、1つのカム作動部に加わる軸力を小さくし、カム面の損傷を防止することができ、チルト・テレスコステアリング装置としての耐久性を向上することができる。従動カムの直径を主動カムの直径よりも大きく形成しており、その従動カムを固定ブラケットの固定側部に配置させているので、従動カムと固定側部との接触面積がより一層広くなり、固定ブラケットへの締付け保持力を大きくすると共に、従動カムの安定した締付状態を維持することができる。また、従動カムの直径を大きくすることで、ステアリングコラムの剛性を向上させることができる。
さらに、請求項2の発明によって、主動カムと従動カムとにより、締付け動作をより一層正確且つ確実なものにすることができ、主動カムの直径は、従動カムの直径よりも小さいので、従動カムの直径と同じである主動カムの構造と比べレバー操作荷重を小さくすることができ、操作性も一層良好にできる。その他の効果は、請求項1の効果と略同等である。また、請求項3の発明によって、カム相互の回動動作を円滑に行なえることができる。次に、請求項4の発明によって、カム突起部の動作をさらに滑らかにでき、請求項5の発明によって、カム突起部と相手側との当接面積を十分に確保することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明は、図1及び図11等に示すように、主に固定ブラケットA,可動ブラケットB,ロックボルト10,操作レバー25,主動カムC及び従動カムD等から構成される。その固定ブラケットAは、図11に示すように、主に固定側部1,1,連結部2及び取付部3,3により形成されている。両固定側部1,1は、平行に対向する略平板状の部位である。両固定側部1,1には、チルト調整用長孔1a,1aが略上下方向に沿って形成されており、後述するロックボルト10が貫通する部位となっている。
前記両固定側部1,1は、その上部箇所で連結部2により溶接手段等により連結されている。該連結部2は、正面より見て略台形門形状,アーチ状等に形成されている。また、両固定側部1,1の上端箇所より外方に向かって水平状の取付部3,3が形成されている。その固定ブラケットAは、前記取付部3,3を介して自動車等の走行車のフロント部の枠材等に固着されている。
可動ブラケットBは、図11に示すように、主に可動側部4,4及び底部5から形成されている。その両可動側部4,4は平行に配置され、両可動側部4,4は前記固定ブラケットAの両固定側部1,1間に配置されるものであり、そのために両可動側部4,4の間隔は、前記固定側部1,1より僅かに小さく設定されている。その両可動側部4,4には、チルト調整用貫通孔4a,4aが形成され、前記固定ブラケットAの固定側部1,1及び可動ブラケットBの両可動側部4,4に後述するロックボルト10が貫通する構造となっている。
その可動ブラケットBの両可動側部4,4の上端箇所には図1,図11に示すように、ステアリングコラム6が固着されている。該ステアリングコラム6と前記両可動側部4,4とは溶接手段等にて固着されるものである。そのステアリングコラム6には、ステアリングシャフト7が回動自在に装着され、該ステアリングシャフト7の先端にはステアリングホィール8が装着される。
次に、ロックボルト10は、図2,図11等に示すように、ボルト軸部10a,ボルト螺子部10b及びボルト頭部10cから構成され、そのボルト軸部10aの軸方向一端にボルト螺子部10bが形成され、軸方向他端にボルト頭部10cが形成されている。またボルト軸部10aにおいて前記ボルト頭部10c側寄りの箇所には圧入領域10dが形成され、後述する主動カムCの装着孔11aに圧入固定され、ロックボルト10の軸周方向の回転に伴って主動カムCもともに回動するようになっている。その圧入領域10dは、ボルト軸部10aの軸径よりも僅かに大きな軸径となるように形成されたり、或いは略スプライン形状となるようにローレットが形成されるものである。
前記ボルト螺子部10bの螺子形成方向については、後述する主動カムCとともに操作レバー25が前記ボルト螺子部10bに装着され、前記操作レバー25の下方から上方への回動操作によってチルトロック状態となるように前記ボルト螺子部10bの螺子方向が決定されるようにすることが好適である。そのロックボルト10は、前記固定ブラケットAの両固定側部1,1間に可動ブラケットBの両可動側部4,4が配置され、その両固定側部1,1のチルト調整用長孔1a,1a及び可動ブラケットBの両チルト調整用貫通孔4a,4aに貫通される。このようにして前記ロックボルト10は、チルト調整用長孔1a,1aにおいて上下動可能となり、よって固定ブラケットAに対して可動ブラケットBが上下動自在となる。前記操作レバー25は、図2に示すように、回動中心部25aにレバー部25bが一体的に形成されたものである。前記回動中心部25aには、固定孔25a1 が形成されており、該固定孔25a1 に後述する主動カムCが装着されるようになっている。
次に、主動カムCと従動カムDとについて説明する。まず、その主動カムCは、図1乃至図7等に示すように、カムベース部11に、複数のカム作動部C1 ,C1 ,…が形成されたものである。そのカム作動部C1 は、図3,図4等に示すように、低位面12、斜面部13、高位面14及びカム突起部15が連続形成されたものである。まず前記カムベース部11は、略円板状に形成されている。また、該カムベース部11の中心には、装着孔11aが形成されている。該装着孔11aは、前記ロックボルト10の圧入領域10dに圧入されるものであって、前述したように主動カムCがロックボルト10の軸周方向とともに回動することができるようになっている。
そのカムベース部11の何れか1側面で且つその外周の適宜の領域に周方向に沿って複数のカム作動部C1 ,C1 ,…が形成される。各カム作動部C1 は、前述したように低位面12,斜面部13,高位面14及びカム突起部15を有しており、これらを一つのセットとした複数のカム作動部C1 ,C1 ,…が前記カムベース部11の外周に対して等間隔となるように形成されたものである。具体的には、図3(A),図4(A)に示すように、カムベース部11の外周が4等分され、その4等分したそれぞれの領域に一つのカム作動部C1 が形成され、一つのカムベース部11に4個のカム作動部C1 ,C1 ,…が形成されることになる。
また、カムベース部11に形成される全カム作動部C1 ,C1 ,…におけるそれぞれの低位面12,斜面部13,高位面14及びカム突起部15の配列になっている。すなわち、一つのカム作動部C1 において低位面12,斜面部13,高位面14,カム突起部15の配列にされる。
その低位面12及び高位面14は、図3(A),(B),(C)及び図4(A),(B)に示すように、カムベース部11の円板の面に沿った面として平坦面に形成されたものであり、その低位面12は低い位置に形成されたカム面であり、主動カムCと従動カムDとを近接状態にする役目をなすものである。また高位面14は高い位置に形成されたカム面であり、主動カムCと従動カムDとを離間状態にする役目をなすカム面である。ここで、前記主動カムCと従動カムDとの近接状態とは、主動カムCと従動カムDとが当接した状態を維持しながら相対的に回動し、その間隔が最小となるものであり、図8(A),図9(D),図10(C)に示すように、最小間隔Tmin で示されている。さらに、前記主動カムCと従動カムDとの離間状態とは、主動カムCと従動カムDとが当接した状態を維持しながら相対的に回動し、その間隔が最大となるものであり、図8(B),図9(A),図10(A)に示すように、最大間隔Tmax で示されている。また斜面部13は、低位面12と高位面14との間に形成された傾斜面となる。また、カム突起部15は、図3(A),(B),(C)及び図4(A),(B)に示すように、その周側面を外方より見た形状が略長方形状に形成されたものであり、頂面部15a,高面立上り側部15b及び低面立上り側部15cとから構成されたものである。
その高面立上り側部15bは、カム突起部15において、前記高位面14寄りの側面であり、低面立上り側部15cは、前記低位面12寄りの側面である。すなわちカム突起部15の(カムベース部11の外周方向に沿った)幅方向の一方には高位面14が位置しており、他方側には低位面12が位置しており、カム突起部15の高位面14側に位置する側面を前述したように高面立上り側部15bとし、低位面12側に位置する側面を低面立上り側部15cと称するようにしたものである。
前記カム突起部15の高面立上り側部15bと低面立上り側部15cは、直角に近い傾斜面としている。具体的には、高面立上り側部15bと低面立上り側部15cが頂面部15aに向かって次第に近接するように傾斜する形状であり、前記カム突起部15の直径方向に直交する断面形状は略台形となっている〔図3(C),(D)及び図7,図10等参照〕。また、前記高面立上り側部15b及び低面立上り側部15cは、前記頂面部15aに対して直角としてもよい。
そのカム突起部15の頂面部15aにおいて、高面立上り側部15b側寄りには僅かに傾斜するガイド面15a1 が形成されている。該ガイド面15a1 は、高面立上り側部15bに向かって下向き傾斜となるように形成されている。該ガイド面15a1 は、平坦な傾斜面としたり、或いは円弧状面に形成されることもある。このガイド面15a1 が形成されることにより、前記カム突起部15が移動する際に、滑らかな移動ができる。さらに、そのガイド面15a1 の傾斜角度を前記斜面部13の傾斜角度と同一にすることもある。このガイド面15a1 を斜面部13と同一にすることで、主動カムCのカム作動部C1 と同一形状のカム作動部D1 を有する従動カムDに対して、カム突起部15はその当接面積を広くすることができるものである。
そのカムベース部11のカム作動部C1 ,C1 ,…が形成されている側に対して、反対側面には、図2,図4(C)に示すように、そのカムベース部11の中心を同一中心とする非円形状の膨出部16が形成されている。該膨出部16は、長円形状,長方形状又は楕円形或いは一部が平坦状とした円形状等に形成されたものである。前記膨出部16は、前述した操作レバー25の固定孔25a1 に挿入するようにして装着され、操作レバー25と主動カムCとが一体的に回動するようになっている。したがって、前記操作レバー25の固定孔25a1 は、前記膨出部16と略同一形状の孔であるか、又は膨出部16に対して空転不能な状態にすることができる孔形状となっている。
次に、従動カムDは、前記固定ブラケットAの固定側部1にチルト調整用長孔1a箇所に装着される。その従動カムDは、略円板形状のカムベース部17に、複数のカム作動部D1 ,D1 ,…が形成されたものであり、その構成は前記主動カムCと略同等の構成であるが、前記従動カムDの直径SD は、図3乃至図5に示すように、前記主動カムCの直径SC よりも大きく形成されている。具体的には、従動カムDのカムベース部17の直径SD が、主動カムCのカムベース部11の直径SC よりも大きく形成されたものである。すなわち、(主動カムCの直径SC )<(従動カムDの直径SD )となる。
実際には、その従動カムDの直径SD は、固定ブラケットAのサイズを考慮して、可能な限り、大径にすることが好ましい。そのカム作動部D1 は、低位面18、斜面部19、高位面20及びカム突起部21が連続形成されている。前記カムベース部17の中心には、装着孔17aが形成されている。前記従動カムDの装着孔17aは、前記ロックボルト10のボルト軸部10aに対して空転可能に装着される。
そのカムベース部17の何れか1側面で且つその外周の適宜の領域に周方向に沿って複数のカム作動部D1 ,D1 ,…が形成されている。各カム作動部D1 は、低位面18,斜面部19,高位面20及びカム突起部21を有しており、これらを一つのセットとした複数のカム作動部D1 ,D1 ,…が前記カムベース部17の外周に対して等間隔となるように形成されたものである。このカム作動部D1 は、低位面18,斜面部19,高位面20及びカム突起部21に関しては、前述した主動カムCの低位面12,斜面部13,高位面14及びカム突起部15の形状,大きさに全く同一であり、且つ同一の条件にて形成されている。
また、カム突起部21は、主動カムCのカム突起部15と同様に、頂面部21a,高面立上り側部21b及び低面立上り側部21cとから構成されたものであり、これら頂面部21a,高面立上り側部21b及び低面立上り側部21cの形成条件も、前述したカム突起部15の頂面部15a,高面立上り側部15b及び低面立上り側部15cと全く同一形状である。さらにカム突起部21の頂面部21aにおいて、高面立上り側部21b側寄りには僅かに傾斜するガイド面21a1 が形成され、このガイド面21a1 も主動カムCのガイド面15a1 と同一条件にて形成されたものである。
したがって、前記カム突起部21の高面立上り側部21bと低面立上り側部21cは、直角に近い傾斜面であり、具体的には、高面立上り側部21bと低面立上り側部21cが頂面部21aに向かって次第に近接するように傾斜する形状となっている〔図3(C),(D)及び図9(A),(B)等参照〕。また、前記高面立上り側部21b及び低面立上り側部21cは、前記頂面部21aに対して直角としてもよい。
また、カムベース部17のカム作動部D1 ,D1 ,…が形成されている側に対して、反対側面には、そのカムベース部17の中心を同一中心とする非円形状の膨出部22が形成されている。この従動カムDの膨出部22は、前記固定ブラケットA側のチルト調整用長孔1aに従動カムDが回動不能となるように設置されるものである。主動カムCと、従動カムDは、前述したように、その従動カムDの直径SD が主動カムCの直径SC よりも大きく形成されたものである。
そして、前記従動カムDは、カム作動部D1 ,D1 ,…が形成されている側とは反対側の面が前記固定ブラケットAの固定側部1側に当接され、その膨出部22はチルト調整用長孔1aに挿入される。前記主動カムCのカム作動部C1 形成面が従動カムDのカム作動部D1 形成面に当接するが、前記従動カムDの直径SD が、主動カムCの直径SC よりも大きいので、前記従動カムDが主動カムCから圧力を受ける面積に対して、前記従動カムDが固定ブラケットAの固定側部1を押圧する面積を大きくすることができ、チルト・テレスコ調整完了後の固定ブラケットAの可動ブラケットBに対する締付け状態を安定させることができる〔図6(A),(B)参照〕。
また、従動カムDの直径SD を大きくすることで、固定ブラケットAに広い範囲に締付力が伝達され、大きな保持力が得られ、更には、主動カムCの直径SC を従動カムDの直径SD と同じとしたものに比べて、操作レバー25の操作荷重を小さくすることができ、良好な操作性を得ることができる。
次に、装置全体の構成について説明する。まず図1,図11に示すように、前記固定ブラケットAの両固定側部1,1間に可動ブラケットBの両可動側部4,4が配置される。そして、前記固定側部1,1に形成されたチルト調整用長孔1a,1aと、可動側部4,4に形成されたチルト調整用貫通孔4a,4aとの位置が一致するように合わせる。その固定側部1,1及び可動側部4,4のチルト調整用長孔1a,1a及びチルト調整用貫通孔4a,4aにロックボルト10のボルト軸部10aが貫通するようにセットされる。
ここで、図1では、固定ブラケットA及び可動ブラケットBが組み合わされた状態を運転者側(すなわちステアリングホィール8側)から見て、前記ロックボルト10のボルト頭部10cは、左側に位置するようにセットされ、ボルト螺子部10bは右側に位置している。該ボルト螺子部10bは、右側の固定側部1のチルト調整用長孔1aから固定ブラケットAの外方に向かって突出する構造となる。また、該固定ブラケットAの運転者から見て左側の固定側部1のチルト調整用長孔1aには、前記従動カムDが非回動状態で装着される。このとき該従動カムDの膨出部22は、前記チルト調整用長孔1aに挿入されることで、従動カムDが固定ブラケットAに対して非回動状態に設置することができる。
さらに、前記ロックボルト10のボルト螺子部10bは、前記従動カムDの装着孔17aに遊挿状態で貫通される。そのロックボルト10の圧入領域10dには、前記主動カムCが圧入固定される。さらに該主動カムCには、操作レバー25が装着され、該操作レバー25の回動操作により、前記主動カムCがロックボルト10を軸周方向に回動操作することができる。そのロックボルト10を固定ブラケットA及び可動ブラケットBに適正に装着することによって、図1,図2,図7に示すように、前記主動カムCのカム作動部C1 ,C1 ,…が形成された面と、従動カムDのカム作動部D1 ,D1 ,…が形成された面とが対向するように設置される。すなわち、各カム作動部C1 とカム作動部D1 とが重なり合うように当接される。
また、前記ロックボルト10のボルト頭部10c形成側の他端側においては、図1,図11に示すように、固定ブラケットAの固定側部1からワッシャー26,スラストベアリング27,スラストワッシャー29及びロックナット28が配置構成され、そのロックボルト10を固定ブラケットA及び可動ブラケットBに対して回動自在に締結固着されている。そして、操作レバー25,ロックボルト10,及び主動カムCが共に回動する構成となっている。また、ロックナット28の摩擦係合による緩みを防止すべく、ロックナット28のブラケット側にスラストベアリング27、スラストワッシャー29を設け、ロックボルト10の回動と共にスラストワッシャー29,スラストベアリング27が軸線回りに回転する。
前記操作レバー25を図12において、下方から上方,すなわち反時計方向へ、前記ロックボルト10の軸周方向に回動させることにより、前記主動カムCとともにロックボルト10が(従動カムDは固定)回動するため、主動カムCと従動カムDとが相互に回動しあうことになり、その結果として互いのカム作動部C1 ,C1 ,…及びカム作動部D1 ,D1 ,…が相互に移動しあうことになる。
この主動カムCと従動カムDとの相互の回動動作において、チルトロック解除からチルトロック状態に到る過程を説明すると、カム作動部C1 とカム作動部D1 間で、カム作動部C1 のカム突起部15の頂面部15aがカム作動部D1 の低位面18の位置から斜面部19を通過して高位面20の位置に到達することで、主動カムCと従動カムDとが離間する。また、このときカム作動部D1 のカム突起部21の頂面部21aがカム作動部C1 の低位面12の位置から斜面部13を通過して高位面14の位置に到達することになる。
このときに、カム突起部15のガイド面15a1 が前記斜面部19と同一傾斜面とした場合には、そのガイド面15a1 が常時斜面部19に面接触状態となり、カム突起部15が斜面部19を安定した状態で移動できる。また、カム突起部21のガイド面21a1 と斜面部13との関係についても同様である。すなわち、図7(B)に示すように前記ガイド面15a1 (21a1 )の傾斜角度θbを前記斜面部19(13)の傾斜角度θaとを同一角度(すなわちθa=θb)にすることで、カム突起部15(21)が斜面部19(13)を移動するときでも、図10(C)に示すように、ガイド面15a1 (21a1 )は斜面部19(13)と面接触状態となり、カム突起部15(21)と斜面部19(13)との当接面積を広くすることができるものである。また、ガイド面15a1 (21a1 )は、頂面部15a(21a)を外周側面より見て略半分程度の領域において形成されることが好ましい。
すなわち、カム作動部C1 のカム突起部15の頂面部15aと、カム作動部D1 のカム突起部21の頂面部21aは、互いに相手側のカム作動部C1 ,D1 に常時当接した状態が維持されている。このように、前記主動カムCと従動カムDとがロックボルト10の軸方向に沿って離間することにより、前記固定ブラケットAの固定側部1,1と、前記可動ブラケットBの可動側部4,4とが相互に押圧することになりチルトロック状態とすることができる。
このとき、主動カムC(従動カムDの場合も含む)の低位面12(低位面18)箇所を厚さT1 とし、高位面14(高位面20)箇所の厚さをT2 とし、カム突起部15(カム突起部21)箇所の厚さをT3 とすると、主動カムCと従動カムDとの離間状態では、離間総合厚さTa=T3 +T2 となる。これは、主動カムCと従動カムDとが前記最大間隔Tmax となったものである。また主動カムCと従動カムDとの近接状態では、近接総合厚さTb=T3 +T1 となる。これは、主動カムCと従動カムDとが前記最小間隔Tmin となったものである。したがって、主動カムCと従動カムDとの離間状態と近接状態における間隔差は、T=最大間隔Tmax −最小間隔Tmin =Ta−Tb=T2 −T1 となる。この間隔差Tがカムにより可動ブラケットBが固定ブラケットAに固定される締付け量となる。
次に、チルトロック状態からチルトロック解除状態に到る過程を説明すると、操作レバー25を上方から下方,すなわち時計方向へ、回動されることにより、前記主動カムCが前回とは反対方向に回動し、この主動カムCと従動カムDとの相互に回動動作において、カム作動部C1 とカム作動部D1 間で、カム作動部C1 のカム突起部15の頂面部15aがカム作動部D1 の高位面20の位置から斜面部19を通過して低位面18の位置に到達することで、主動カムCと従動カムDとが近接する。
また、このとき、カム作動部D1 のカム突起部21の頂面部21aがカム作動部C1 の高位面14の位置から斜面部13を通過して低位面12の位置に到達することになり、カム作動部C1 のカム突起部15の頂面部15aと、カム作動部D1 のカム突起部21の頂面部21aは、互いに相手側のカム作動部C1 ,D1 に常時当接した状態が維持されている。このように、前記主動カムCと従動カムDとがロックボルト10の軸方向に沿って近接することにより、前記固定ブラケットAの固定側部1,1と、前記可動ブラケットBの可動側部4,4とが相互に緩みチルトロック解除状態とすることができ、前記固定ブラケットAに対し、可動ブラケットBをチルト・テレスコ可能にすることができる。
上記主動カムCの複数(上記実施例では4個)のカム作動部C1 ,C1 ,…と、従動カムDの複数(上記実施例では4個)のカム作動部D1 ,D1 ,…の重合状態において、各カム突起部15,15,…とカム突起部21,21,…との移動のタイミングは全て同時であり、図9(A)乃至(D)及び図10(A),(B)に示すように、カム突起部15,15,…の頂面部15a,15a,…及びカム突起部21,21,…の頂面部21a,21a,…は、互いに相手側のカム作動部C1 ,C1 ,…及びカム作動部D1 ,D1 ,…に当接している。また、図9(A)乃至(D)の順番で、前記主動カムCが従動カムDに対して回動し、離間状態から次第に近接状態に移行する過程を示したものである。図10は、図9のカム突起部15とカム突起部21の相互の動作を示す拡大図である。
また、主動カムCと従動カムDによるチルトロック及び解除における相互の回動動作において、カム作動部C1 のカム突起部15と、カム作動部D1 のカム突起部21とは、いずれの回動動作においても、カム突起部15とカム突起部21とが当接することになり、相互にストッパとしての役目を果たし、チルトロック位置、解除位置を的確に規制することができる。これによって、安価な構成で安定した性能を確保することができる。
上記構成によれば主動カムC及び従動カムDのそれぞれのカム作動部C1 ,C1 ,…カム突起部15,15,…及びカム作動部D1 ,D1 ,…のカム突起部21,21,…は、操作レバー25の操作時において、常に低位面12,斜面部13及び高位面14及び低位面18,斜面部19及び高位面20に接触しながら移動するため、互いの接触面の数は、一方にカム突起部のみを設け、他方のそのカム突起部が当接するカム面を設けた従来タイプのカム機構に比較して、接触部位が2倍となり、その当接圧力が接触部位に分散されることになる。
本発明では、前記主動カムCと従動カムDのカム突起部15,21同士は、カムの軸回転方向(又は円周方向)に沿って当接するものであり、前記カム突起部15,21同士がその軸方向に対向して、その頂面部15a,21a同士が当接するものではない。また、前記主動カムCと従動カムDとがチルトロック状態からチルトロック解除状態に到る過程又はその反対の過程において、そのカム突起部15及びカム突起部21は、常に相手側カム(主動カムC,従動カムD)のカム作動部C1 ,D1 に当接(面接触)した状態を維持している。
これによって、従来と比べ1つのカム突起部15及びカム突起部21に加わる圧力は、従来タイプの半分となり、カム突起部15及びカム突起部21の磨耗を長期に亘って少なくし、且つカム面の損傷を防止することができ、チルト・テレスコステアリング装置としての耐久性を向上することができる。
さらに、本発明では、従動カムDの直径SD を主動カムCの直径SC よりも大きくしたもので、前記従動カムDのカム作動部D1 と、前記主動カムCのカム作動部C1 との接触する範囲においては、略同等又は同一形状としているので、操作レバー25を回動荷重を上げることなく、その操作レバー25から伝達された押圧力は、前記従動カムDと固定ブラケットAとの接触面が広いので、従動カムDによる固定ブラケットAへの押圧力が広い範囲に伝わり、大きな保持力が得られ、安定したチルトロック状態となり、しかも前記主動カムC及び従動カムDとのカム面同士の噛み合いが円滑に行え、ひいては操作性は極めて良好にできる〔図6(A),(B)参照〕。
(A)は本発明の一部断面にした縦断正面図、(B)は(A)の要部拡大図である。 ロックボルト,操作レバー,主動カム,従動カム等の操作部材の分解斜視図である。 (A)は主動カムの斜視図、(B)は従動カムの斜視図、(C)は主動カム(実線)及び従動カム(二点鎖線)の大きさの比較を示す要部拡大斜視図、(D)は(A)の主動カム(実線)及び従動カム(二点鎖線)の大きさの比較を示す別の部位の要部拡大斜視図である。 (A)は主動カムの正面図、(B)は主動カムの背面図、(C)は(A)の要部断面図である。 (A)は従動カムの正面図、(B)は従動カムの背面図、(C)は(A)の要部断面図である。 (A)は固定ブラケットの固定側部に装着された主動カム,従動カムの構造を示す一部断面にした側面図、(B)は(A)のX−X矢視断面図である。 (A)は主動カム(従動カム)のカム作動部の外周側面より見た展開図、(B)は(A)の要部拡大図である。 (A)は主動カムと従動カムとが近接した状態の側面図、(B)は主動カムと従動カムとが離間した状態の側面図である。 (A)は主動カムと従動カムとが離間した状態のカム突起部同士の状態図、(B)は突起部が高位面と斜面部との間に位置している状態図、(C)は突起部が斜面部に位置している状態図、(D)は主動カムと従動カムとが近接した状態のカム突起部同士の状態図である。 (A)は主動カムと従動カムとが離間した状態のカム突起部同士の拡大状態図、(B)は突起部のガイド面が斜面部に面接触状態で当接している拡大状態図、(C)は主動カムと従動カムとが近接した状態のカム突起部同士の拡大状態図である。 本発明における主要部材の分解図である。 本発明を備えたステアリング装置の一部断面にした側面図である。 (A)は従来タイプの主動カムの平面図、(B)は従来タイプの従動カムの平面図、(C)は従来タイプにおけるカム動作を示す略示図である。
符号の説明
A…固定ブラケット,B…可動ブラケット,C…主動カム,D…従動カム
1 ,D1 …カム作動部,1…固定側部,4…可動側部,10…ロックボルト
12,18…低位面,13,19…斜面部,14,20…高位面
15,21…カム突起部,15a,21a…頂面部,15a1 ,21a1 …ガイド面
25…操作レバー。

Claims (5)

  1. 固定ブラケットと、可動ブラケットと、前記固定ブラケットと可動ブラケットとを貫通するロックボルトと、該ロックボルトが貫通し回動自在に装着される主動カムと、前記ロックボルトが貫通すると共に前記固定ブラケットに回動不能に装着される従動カムとからなり、前記主動カムと従動カムにはカム作動部がそれぞれ形成され、両カム作動部が常時他方側に当接しつつ前記主動カムと従動カムとが軸方向に離間及び近接し、且つ前記従動カムは、前記主動カムよりも直径が大なるものとしてなることを特徴とするステアリング装置の固定装置。
  2. 固定側部を有する固定ブラケットと、可動側部を有する可動ブラケットと、前記固定側部と可動側部を貫通するロックボルトと、該ロックボルトが貫通する主動カムと、前記ロックボルトが貫通し前記固定ブラケットに回動不能に装着される従動カムと、前記主動カムを回動させる操作レバーとからなり、前記主動カムと従動カムには、それぞれカム突起部を有するカム作動部が形成され、前記主動カムの回動状態にて前記両カム突起部は相互に相手側のカム作動部に接触状態を維持しつつ、前記主動カムと従動カムとが軸方向に離間及び近接し、且つ前記従動カムは、前記主動カムよりも直径が大なるものとしてなることを特徴とするステアリング装置の固定装置。
  3. 請求項1,2において、前記主動カムと従動カムのカム作動部は、前記カム突起部ともに低位面,斜面部及び高位面が具備されてなることを特徴とするステアリング装置の固定装置。
  4. 請求項1,2又は3のいずれか1項の記載において、前記カム突起部の頂面部の高位面側寄りには、該高位面側に下がるように傾斜するガイド面が形成されてなることを特徴とするステアリング装置の固定装置。
  5. 請求項4において、前記ガイド面は、前記斜面部と同一勾配としてなることを特徴とするステアリング装置の固定装置。
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