JP2002087286A - チルトステアリング装置 - Google Patents

チルトステアリング装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】チルトステアリング装置において、操作レバー
をロック方向に操作するときは重く、ロック解除方向に
操作するときは軽い。 【解決手段】操作レバーを支軸の軸線の周りに回動させ
ると、カム22がカムフォロワ21に対して相対回動
し、チルトロック及びロック解除を達成する。カム面3
1は締め付けストロークの後部に、残りの第1及び第2
勾配部37,38に対して逆向きに傾斜する第3勾配部
39を有する。操作レバーをロック解除方向に緩めると
き、第3勾配部39の逆向きの勾配を乗り越える必要が
あり、操作トルクが大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はチルト調節が可能な
チルトステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】運転者の体格や運転姿勢等に応じてステ
アリングホイールの高さを変えられるようにしたチルト
ステアリング装置がある。また、上記のチルトステアリ
ング装置において、ステアリングホイールをステアリン
グシャフトの軸方向に沿って位置調整する、いわゆるテ
レスコ調整機能を付加したものもある。従来、これらの
チルトステアリング装置として、車両に固定された固定
ブラケットの側板およびコラムに固定されたチルトブラ
ケットの側板を貫通する支軸と、支軸の軸線の回りに回
動される操作レバーと、操作レバーの締め付け方向への
回動に伴って両ブラケットの側板同士を互いに押圧して
チルトロックを達成させるカム面とを備えるものが提供
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チルトロック
を達成するときの操作レバーの操作トルクが大きくなる
という問題がある一方で、チルトロックを解除するとき
の操作レバーの操作トルクが小さく、操作感触が悪いと
いう問題がある。本発明は上記課題に鑑みてなされたも
のであり、本発明の目的は、操作レバー適当な操作トル
クが得られ、操作性の良いチルトステアリング装置を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を達成するため、本発明は、車体に固定された固定ブラ
ケットの側板およびコラムに固定されたチルトブラケッ
トの側板を貫通する支軸と、支軸の軸線の回りに回動さ
れる操作レバーと、操作レバーの回動に伴って相対回動
し、両ブラケットの側板同士を互いに押圧してチルトロ
ックを達成させるカム面およびカムフォロワ面を備える
チルトステアリング装置において、チルトロックを解除
するときの操作レバーの操作トルクを増大させる解除時
トルク増大手段を備えることを特徴とするものである。
この場合、操作レバーを解除方向に操作するときに、操
作トルクを増大させて、操作の感触を良好することがで
きる。
【0005】上記解除時トルク増大手段は、操作レバー
の締め付け方向へのストロークの後部に対応してカム面
に設けられた逆勾配部を含んでいれば好ましい。この場
合、操作レバーを解除方向に操作するときに、カム面と
カムフォロワ面の接触面圧が一旦増大するので、ロック
解除操作時の操作トルクを増大させることができる。上
記解除時トルク増大手段は、上記解除時トルク増大手段
は、操作レバーの締め付け方向へのストロークの後部に
対応してカム面に段差部を設けて窪む凹部を含んでいれ
ば好ましい。この場合、操作レバーを解除方向に操作す
るときに、段差を乗り越えるためにカム面とカムフォロ
ワ面の接触面圧が一旦増大するので、ロック解除操作時
の操作トルクを増大させることができる。
【0006】上記解除時トルク増大手段は、操作レバー
の締め付け方向へのストロークの少なくとも後部でカム
面に対してエッジで接触するカムフォロワ面を含んでい
れば好ましい。この場合、操作レバーを解除方向に操作
するときに、カム面とカムフォロワ面の接触面圧を高め
て、ロック解除操作時の操作トルクを増大させることが
できる。上記カム面は、操作レバーの締め付け方向への
ストロークの後部に対応して、締め付け時の操作レバー
の操作トルクを減じるための勾配調整部を含み、勾配調
整部は、相対的に傾斜の緩い勾配部、無勾配部および逆
勾配部を択一的に含んでいれば好ましい。この場合、複
数の勾配を設けることによって、操作レバーの操作角度
の範囲をそれほど大きくすることなく、ロック操作時の
操作レバーの操作力を軽減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を添
付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施の
形態のチルトテレスコステアリング装置のステアリング
コラムの縦断面図であり、図2は操作レバーおよびその
取付部分の一部破断側面図である。図1を参照して、本
チルトテレスコステアリング装置(以下では、単にステ
アリング装置ともいう)は、軸方向上端にステアリング
ホイールが固定されるステアリングシャフト1を回動可
能に支承するステアリングコラム2を備えている。
【0008】ステアリングコラム2は、ステアリングシ
ャフト1を回動自在に支承するチューブ3(アッパージ
ャケットに相当)と、このチューブ3に固定されたチル
トブラケット4とを含む。このチルトブラケット4は下
方に開放する溝形をなし、その左右の側板5,6には、
ステアリングコラム2の長手方向に延びる横長孔7が形
成されている。固定ブラケット8は車両に固定されるも
のであり、相対向する一対の側板9,10と、これら側
板9,10の上端の中間部を互いに連結する上板11と
を備えて下方に開放する溝形をなしている。各側板9,
10には円弧状をなす縦長孔12が形成されている。1
3,14は各側板9,10の一部の上縁を外向きに折り
曲げて形成された取付ステーであり、図示していない
が、各取付ステー13,14に形成されたねじ挿通孔を
挿通するボルトにより、固定ブラケット8が車両に固定
されるようになっている。
【0009】図示していないが、固定ブラケット8の各
側板9,10に設けられた丸孔からなる支持孔内にチル
ト中心軸が支持されており、ステアリングコラム2の軸
方向下端はチルト中心軸の回りに揺動自在に支持されて
いる。また、チルト中心軸をステアリングコラム2のチ
ルトブラケット4の各側板5,6に設けた長孔内に前後
に変位させることにより、テレスコピック調整が可能と
なっている。15は固定ブラケット8およびチルトブラ
ケット4の各側板9,10;5,6を一体的に挿通する
支軸である。支軸15はチルトおよびテレスコのロック
およびロック解除を達成するための操作レバー16を一
体回動可能に支持するものである。
【0010】図2を参照して、操作レバー16は長尺の
主体部41を有している。主体部41の一端には後述す
るカム22に一体回動可能に連結される連結部23が設
けられ、主体部41の他端には運転者が握るための握り
部42が設けられている。43は主体部41の一端付近
にねじ固定されてナット24に当接するストッパプレー
トであり、ナット24の回り止めの働きをする。図2に
おいて、21はカム22に係合するカムフォロワであ
り、25はシムである。
【0011】再び、図1を参照して、支軸15は縦長孔
12に案内されて固定ブラケット8に対して上下方向の
揺動のみを許容される。一方、横長孔7は、支軸15に
対して、チルトブラケット4を含むステアリングコラム
2が前後に移動することを許容する。支軸15は頭部1
7、円柱からなる胴部18およびねじ部19を有するボ
ルトからなる。胴部18が両ブラケット4,8の側板
5,6;9,10を貫通しており、頭部17は固定ブラ
ケット8の側板10の外面との間に平座金20を介在さ
せている。
【0012】一方、支軸15のねじ部19とこれに連続
する胴部18の一部は、固定ブラケット8の側板9から
外方へ突出しており、上記胴部18の一部には、環状の
カムフォロワ21が嵌められている。カムフォロワ21
は固定ブラケット8の側板9の外面に接している。ま
た、カムフォロワ21は側板9の縦長孔12に挿通され
る凸部を有し、これにより固定ブラケット8の側板9に
よって支軸15の中心軸線C回りの回転を拘束されてい
る。
【0013】ねじ部19には上記カムフォロワ21に接
する環状のカム22が相対回転可能に嵌められている。
カム22には操作レバー16の連結部23が連結されて
おり、操作レバー16とカム22とが一体に回動される
ようになっている。また、ねじ部19にはフランジ付き
のナット24がねじ込まれており、ナット24は環状の
シム25および上記操作レバー16の連結部23を介し
てカム22を支軸15の軸方向に位置決めしている。環
状の連結部23の内周は、例えば六角形等の多角形形状
や円周に二面幅をとった形状をなしていても良い。
【0014】固定ブラケット8の側板9とナット24と
の間にシム25、連結部23、カム22およびカムフォ
ロワ21が挟持される状態となっている。操作レバー1
6が回動操作されると、カム22がカムフォロワ21に
対して回動することにより、カムフォロワ21が支軸1
5の中心軸線Cの方向に進退されて、側板9に対して押
圧され又は押圧を解除され、チルトロックやテレスコロ
ックの達成および解除が実現される。
【0015】図3を参照して、カム22は支軸15を挿
通させる中心孔28を有する円筒状の主体部29を有し
ている。主体部29はカムフォロワ21に対する対向面
30にカム面31を形成しており、対向面30の背面3
2に連結ボス33を形成している。連結ボス33の周面
には、例えば二面幅を持つ一対の平坦面が形成され、こ
れらの平坦面が操作レバー16の連結部23に係合する
ことにより、操作レバー16とカム22とが一体回動で
きるようになっている。
【0016】図3、および対向面30の正面図である図
4(a)を参照して、対向面30には、周方向の等間隔
に扇形をなす複数の凹所34が形成され、各凹所34の
底面によってカム面31が形成されている。図4(a)
および(b)を参照して、カム22の周方向に対向す
る、凹所34の一対の内側壁は、一方がロック解除時に
カムフォロワ21を位置決めするための第1位置決め部
35となっており、他方がロック時にカムフォロワ21
を位置決めするための第2位置決め部36となってい
る。
【0017】図4(b)を参照して、第1および第2位
置決め部35,36の間にカム面31が形成されてい
る。カム面31は、平坦部44と、比較的傾斜のきつい
順傾斜の第1勾配部37と、この第1勾配部37より傾
斜の緩い順傾斜の第2勾配部38と、第1および第2勾
配部37,38に対して逆向きに傾斜する逆勾配部とし
ての第3勾配部39とを含んでいる。隣接する勾配部間
は滑らかな曲線で連続している。第3勾配部39を構成
する逆勾配部は解除時トルク増大手段を構成するととも
に、締め付け時の操作レバーの操作トルクを調整する勾
配調整部を構成している。
【0018】第3勾配部39は、操作レバーの締め付け
ストロークの後部に位置しており、カム22の中心軸線
C1に直交する平面に対する傾斜角Aは例えば1°
(0.5°〜1.5°の範囲にあれば良い。)程度に設
定されており、第2勾配部38と第3勾配部39との間
に頂部40が形成される。一方、図5(a)および
(b)を参照して、カムフォロワ21のカム22に対す
る対向面45には、カム22のカム面31に摺接する断
面台形状をなす複数の突起46が周方向に等間隔をあけ
て配置されている。突起46の頂面からなるカムフォロ
ワ面47は、カムフォロワ21の中心軸線C2に直交す
る平面に対して、第3勾配部39と等しい傾斜角度B
(B=Aであり、例えば1°)で傾斜しており、図7
(a)に示すようにカムフォロワ面47と第3勾配部3
9とは、互いに逆向きに等しい傾斜角度で傾斜して互い
に面接触するようにしてある。
【0019】本実施の形態によれば、カム面28に複数
の勾配部37,38 ,39を設けることによって、操作
レバー16の操作角度の範囲をそれほど大きくすること
なく、締め付け時の操作レバー16の操作力を軽減する
ことができる。特に、図6(a)および(b)を参照し
て、操作トルクが大きくなりがちな、操作レバー16の
締め付け方向へのストロークの後部に対応して、カム面
31に逆勾配であるが勾配のほとんどない勾配調整部と
しての第3勾配部39を設けてあり、これにより締め付
けストローク後部の操作レバーのレバー比(カムフォロ
ワ21の変位量と、操作レバーの操作角度の増分との比
に相当)を大きくできる結果、操作トルクを軽減でき、
操作レバー16の操作性を格段に向上させることができ
る。
【0020】しかも、図7(a)および(b)に示すよ
うに、操作レバー16を解除方向に操作するときに、上
記逆向きに傾斜する逆勾配部としての第3勾配部39か
ら第2勾配部38へ移行する間で頂部40を乗り超えな
ければならないので、解除時の操作トルクを増大させて
感触を良くすることができる。次いで、図8は本発明の
別の実施の形態のカムおよびカムフォロワを模式的に示
す断面図である。図8を参照して、本実施の形態が図7
(a)の実施の形態と異なるのは、図7(a)の実施の
形態の第3勾配部39は、第1および第2勾配部37,
38に対して逆向きに傾斜していたが、本実施の形態の
勾配調整部としての第3勾配部48は、第1および第2
勾配部37,38と同じ向きに傾斜(すなわち順傾斜)
するようにした点にある。第3勾配部48の傾斜角度D
としては、例えば1°(0.5°〜1.5°の範囲であ
れば良い)に設定されている。本実施形態では、カムフ
ォロワ面47が解除時トルク増大手段を構成する。他の
構成については、図7(a)の実施の形態と同様である
ので、図に同一符号を付して、その説明を省略する。
【0021】本実施の形態によれば、図7(a)と同様
の作用効果を奏し、締め付け時の操作レバー16の操作
力を軽減することができる。また、第3勾配部48とカ
ムフォロワ面47とが互いに逆向きに傾斜し、且つその
傾斜角度を互いに異ならせてある(A≠B)ので、操作
レバー16を解除方向に操作するときに、解除時トルク
増大手段としてのカムフォロワ面47のエッジ49が第
3勾配部48に対して食い込む。したがって、解除時の
操作トルクを増大させて、解除時の操作レバーの操作感
を良くすることができる。なお、本実施の形態におい
て、カムフォロワ面47を無勾配部としても良い。
【0022】なお、本発明は上記各実施の形態に限定さ
れるものではなく、種々の変更形態が考えられる。例え
ば、図7(b)の実施の形態において、カムフォロワ面
47の傾斜角度Bをカム面31の第3勾配部39の傾斜
角度Aよりも大きく(B>A)して、図9に示すよう
に、カムフォロワ面47が第3勾配部39に対してエッ
ジ49で接触するようにしても良い。
【0023】また、図7(b)の実施の形態において、
カム面31の第3勾配部39の傾斜角度Aをなくして
(A=0)、図10に示すように、第3勾配部39に代
えて勾配調整部としての無勾配部50を設けても良い。
また、図10の実施の形態において、図11に示すよう
に無勾配部50の締め付けストローク後部に段差部51
を設けて窪む凹部52を設け、カムフォロワ面47の傾
斜角度Bもなくして(B=0)、無勾配にするとともに
カムフォロワ面47の締め付けストローク後部に凹部5
2に嵌まり合う凸部53を設けても良い。この場合に
も、操作レバー16を解除方向に操作するときに、凸部
53が段差部51を乗り越えるためにカム面31とカム
フォロワ面47の接触面圧が一旦増大するので、ロック
解除操作時の操作トルクを増大させることができる。
【0024】また、上記各実施の形態において、カム面
により多くの傾斜の相異なる勾配部を設けても良い。ま
た、作動をよりスムーズにするために、隣接する勾配部
同士(又は勾配部と無勾配部)の間を滑らかな曲線で連
続させるようにしたり、全体を滑らかな曲線としても良
い。また、上記各実施の形態において、カム面とカムフ
ォロワ面の関係を逆にしても良い。
【0025】また、本発明をテレスコ調節機能を持たな
いチルトステアリング装置に適用しても良く、その他、
本発明の範囲で種々の変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態としてのチルトステアリ
ング装置の一部破断正面図である。
【図2】操作レバーとその取り付け部分の一部破断側面
図である。
【図3】カムの断面図である。
【図4】図4(a)はカムのカムフォロワに対する対向
面の正面図であり、図4(b)は図4(a)の4B−4
B線に沿う断面図である。
【図5】図5(a)はカムに対向するカムフォロワ面の
正面図であり、図5(b)は図5(a)の5B−5B線
に沿う断面図である。
【図6】図6(a)および(b)はチルトロックのため
に操作レバーを締め付けるときのカムおよびカムフォロ
ワの動作を順次に示す断面図である。
【図7】図7(a)および(b)はチルトロックを解除
するために操作レバーを緩めるときのカムおよびカムフ
ォロワの動作を順次に示す断面図である。
【図8】本発明の別の実施の形態のカムおよびカムフォ
ロワの断面図である。
【図9】本発明の別の実施の形態のカムおよびカムフォ
ロワの断面図である。
【図10】本発明の別の実施の形態のカムおよびカムフ
ォロワの断面図である。
【図11】本発明の別の実施の形態のカムおよびカムフ
ォロワの断面図である。
【符号の説明】 1 ステアリングシャフト 4 チルトブラケット 5,6 側板 8 固定ブラケット 9,10 側板 15 支軸 16 操作レバー 19 ねじ部 21 カムフォロワ 22 カム 23 連結部 24 ナット 30 対向面 31 カム面 35 第1位置決め部 36 第2位置決め部 37 第1勾配部 38 第2勾配部 39 第3勾配部(解除時トルク増大手段としての逆勾
配部。勾配調整部) 40 頂部 45 対向面 46 突起 47 カムフォロワ面(解除時トルク増大手段) 48 第3勾配部(勾配調整部) 49 エッジ 50 無勾配部(勾配調整部) 51 段差部 52 凹部 53 凸部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体に固定された固定ブラケットの側板お
    よびコラムに固定されたチルトブラケットの側板を貫通
    する支軸と、 支軸の軸線の回りに回動される操作レバーと、 操作レバーの回動に伴って相対回動し、両ブラケットの
    側板同士を互いに押圧してチルトロックを達成させるカ
    ム面およびカムフォロワ面を備えるチルトステアリング
    装置において、 チルトロックを解除するときの操作レバーの操作トルク
    を増大させる解除時トルク増大手段を備えることを特徴
    とするチルトステアリング装置。
  2. 【請求項2】上記解除時トルク増大手段は、操作レバー
    の締め付け方向へのストロークの後部に対応してカム面
    に設けられた逆勾配部を含むことを特徴とする請求項1
    記載のチルトステアリング装置。
  3. 【請求項3】上記解除時トルク増大手段は、操作レバー
    の締め付け方向へのストロークの後部に対応してカム面
    に段差部を設けて窪む凹部を含むことを特徴とする請求
    項1記載のチルトステアリング装置。
  4. 【請求項4】上記解除時トルク増大手段は、操作レバー
    の締め付け方向へのストロークの少なくとも後部でカム
    面に対してエッジで接触するカムフォロワ面を含むこと
    を特徴とする請求項1,2又は3記載のチルトステアリ
    ング装置。
  5. 【請求項5】上記カム面は、操作レバーの締め付け方向
    へのストロークの後部に対応して、締め付け時の操作レ
    バーの操作トルクを減じるための勾配調整部を含み、 勾配調整部は、相対的に傾斜の緩い勾配部、無勾配部お
    よび逆勾配部を択一的に含むことを特徴とする請求項
    1,2,3又は4記載のチルトステアリング装置。
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