JP2006251602A - 駆動回路、電気光学装置、及び電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示パネルに設けられた発光素子の総発光量が変動しても発光素子を駆動する駆動トランジスタのVgsを一定に保つことができる駆動回路、電気光学装置、及び電子機器を提供する。
【解決手段】 電流検出回路12と差動増幅回路13とにより、電気光学装置1の電源電流IELの変動量を計測して、電源電圧VOELの変動量である差動電圧Vdifを生成する。この差動電圧Vdifに基づいてレベルシフタ16が基準電圧を生成し、発光輝度の階調を画素回路400に書込むための階調電圧を生成する階調電圧発生回路14に供給する。階調電圧は画素回路400の駆動トランジスタのゲート電極にVdataとして与えられ、Vdataは電源電圧VOELの変動量と連動しているので、駆動トランジスタのソース電圧VOELが変動してもVgsが変化しないように補償される。
【選択図】 図1
【解決手段】 電流検出回路12と差動増幅回路13とにより、電気光学装置1の電源電流IELの変動量を計測して、電源電圧VOELの変動量である差動電圧Vdifを生成する。この差動電圧Vdifに基づいてレベルシフタ16が基準電圧を生成し、発光輝度の階調を画素回路400に書込むための階調電圧を生成する階調電圧発生回路14に供給する。階調電圧は画素回路400の駆動トランジスタのゲート電極にVdataとして与えられ、Vdataは電源電圧VOELの変動量と連動しているので、駆動トランジスタのソース電圧VOELが変動してもVgsが変化しないように補償される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、有機発光ダイオード素子(以下「OLED(Organic Light Emitting Diode)素子」という)などの自発光素子を利用して画像を表示する駆動回路、電気光学装置、及び電子機器に関する。
OLED素子を備えた電気光学装置は、多数のOLED素子を含む画素回路を二次元のマトリクスとして並べた表示パネルと、表示パネルの走査線を選択して輝度情報の書き込みや点灯を制御する走査線ドライバと、輝度に応じた書き込み電圧を供給し、OLED素子を階調表示させるデータ線ドライバとから構成され、自発光により画像表示を行うようになっている。
近年こうした電気光学装置の高密度化、大画面化が進展しており、電気光学装置の画素数が増大している。電気光学装置の画素数が増大すると、多数の発光素子が点灯したときの画像表示時の消費電流が増大し、電源から電気光学装置に電力を供給している電源ケーブルなどの配線抵抗によって電源電圧が低下するという問題が発生する。
なお、こうした配線抵抗には、上記電源ケーブルのコネクタのコンタクト抵抗、電気光学装置上の微細な配線パターンの抵抗、電気光学装置内部のケーブルやコンタクト抵抗などが含まれ、電源から全画素回路までの経路に存在する配線抵抗が対象となる。
なお、こうした配線抵抗には、上記電源ケーブルのコネクタのコンタクト抵抗、電気光学装置上の微細な配線パターンの抵抗、電気光学装置内部のケーブルやコンタクト抵抗などが含まれ、電源から全画素回路までの経路に存在する配線抵抗が対象となる。
このように、画像表示時の消費電流が増大して電源電圧が低下した場合には、発光素子の輝度が低下し、表示パターンによって輝度が変動してしまうことになる。これを、図12〜14を用いて説明する。
図12は、表示パネルを構成する画素回路の駆動回路図である。発光素子であるOLED素子420は、ソース電極に電源電圧VOELが供給されたPチャンネルの駆動トランジスタ401(Tr0)のドレイン電極に接続されて駆動される。OLED素子420を駆動する電流Idsは、Nチャンネルのスイッチング用トランジスタ403(Tr1)を介して書き込まれた上記駆動トランジスタ401のゲート・ソース間電圧Vgsによって決定され、Vgsはコンデンサ410の容量によって保持されている。また、Vgsは、外部からの階調データによって選択される階調電圧Vdataによって設定される。Nチャンネルのスイッチング用トランジスタ402は、OLED素子420を発光させるタイミングでオンするようになっている。なお、Nチャンネルのスイッチング用トランジスタ402のオン電位は無視できるものとする。
図13は、駆動Tr0の特性カーブであって、縦軸がドレイン電流である駆動電流Idsで、横軸はソース電圧を示している。Tr0のドレイン電流Idsは、Ids=1/2β(Vgs−Vth)2 の式で表わせる関係となっている。ここで、βは移動度、TthはTr0の閾値である。VaとVbはTr0のソース電圧で電源電圧VOELに相当し、Vdataは、トランジスタ403を介して与えられたゲート電圧である。図13のカーブより、電源電圧VOELがVaからVbに低下すると、Vgsは、(Va−Vdata)から(Vb−Vdata)に変化し、駆動電流IdsはIaからIbに減少してOLED素子420の輝度が低下してしまう。
図14は、図13で示した輝度の変化図であり、電気光学装置の画素の総発光量が増えると、前述した理由により電源電圧VOELが低下し、結果として、電気光学装置全体の輝度が大きく低下してしまう様子を表している。特に、上述したIdsの式により、電源電圧VOELが低下するに従い輝度の低下は急激となる。従って、電源電圧VOELの変動に対してOLED素子420の輝度が変動しないようにした駆動回路が要求される。
こうした駆動回路については、例えば、特許文献1の駆動回路が開示されている。この特許文献1の駆動回路は、発光素子の配置場所による配線抵抗の違いに起因する発光輝度の差を、点灯時間の制御によって抑えるようになっている。
しかしながら、特許文献1記載の駆動回路は、複雑な制御が必要で構成が複雑になるという課題がある。
また、特許文献1記載の駆動回路は、発光素子の配置場所による配線抵抗の違いのみを対象としている。従って、電源から電気光学装置に電力を供給している電源ケーブルや電気光学装置内部のケーブルなどの配線抵抗によって発生する電圧変動には対応していないので、これらに起因する発光輝度の低下を抑えることができない。
また、特許文献1記載の駆動回路は、発光素子の配置場所による配線抵抗の違いのみを対象としている。従って、電源から電気光学装置に電力を供給している電源ケーブルや電気光学装置内部のケーブルなどの配線抵抗によって発生する電圧変動には対応していないので、これらに起因する発光輝度の低下を抑えることができない。
そこで、本発明は、このような従来の技術が有する未解決の課題に着目してなされたものであって、電気光学装置に供給される電源電圧の変動に対して発光素子の輝度変動が抑制された駆動回路、電気光学装置、及び電子機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、電気光学装置の駆動を行う駆動回路であって、前記電気光学装置に供給される電源電流の変動量を計測し、計測された前記変動量に基づいて基準電圧を生成する補償回路部と、前記基準電圧に基づいて前記電気光学装置に設けられた発光素子の階調制御を行うための階調電圧を生成する階調電圧発生部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、電気光学装置の電源電流の変動に基づいた電圧変動量を計測し、その計測結果を用いて発光素子の輝度の低下を抑える構成が実現できる。
この発明によれば、電気光学装置の電源電流の変動に基づいた電圧変動量を計測し、その計測結果を用いて発光素子の輝度の低下を抑える構成が実現できる。
また、上記目的を達成するために、電気光学装置の駆動を行う駆動回路であって、前記電気光学装置に供給される電源電圧の変動量を計測し、計測された前記変動量に基づいて基準電圧を生成する補償回路部と、前記基準電圧に基づいて前記電気光学装置に設けられた発光素子の階調制御を行うための階調電圧を生成する階調電圧発生部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、電気光学装置に供給される電源電圧の変動に基づいた電圧変動量を計測し、その計測結果を用いて発光素子の輝度の低下を抑える構成が実現できる。
この発明によれば、電気光学装置に供給される電源電圧の変動に基づいた電圧変動量を計測し、その計測結果を用いて発光素子の輝度の低下を抑える構成が実現できる。
また、前記補償回路部は、前記電気光学装置に供給される電源電圧のピーク電圧を保持する保持回路を備え、前記保持回路が保持した電圧と前記電気光学装置に供給される電源電圧との差に基づいて電源電圧の変動量を計測することを特徴とする。
この発明によれば、電源電圧の変動量を計測することが容易にでき、その計測結果を用いて発光素子の輝度の低下を抑える構成が実現できる。
この発明によれば、電源電圧の変動量を計測することが容易にでき、その計測結果を用いて発光素子の輝度の低下を抑える構成が実現できる。
また、前記階調電圧発生部は、両端に与えられた電圧を分割する電圧分割回路を備え、前記電圧分割回路の一方に前記基準電圧を与え、他方に接地電位を含む固定電圧を与えることにより、複数の階調電圧を生成することを特徴とする。
この場合には、基準電圧に基づいて、階調制御を行うための複数の階調電圧を一括的に生成することができる。
この場合には、基準電圧に基づいて、階調制御を行うための複数の階調電圧を一括的に生成することができる。
また、前記補償回路部は、第1の基準電圧および第2の基準電圧を生成し、前記階調電圧発生部は、両端に与えられた電圧を分割する電圧分割回路を備え、前記電圧分割回路の一方に前記第1の基準電圧を与え、他方に前記第2の基準電圧を与えることにより、複数の階調電圧を生成することを特徴とする。
この場合には、第1の基準電圧および第2の基準電圧に基づいて、階調制御を行うための複数の基準電圧を一括的に精度良く生成することができる。
この場合には、第1の基準電圧および第2の基準電圧に基づいて、階調制御を行うための複数の基準電圧を一括的に精度良く生成することができる。
また、前記電圧分割回路は、複数の抵抗を直列に接続して構成されたことを特徴とする。
この場合には、電圧分割回路を集積回路内に構成することが容易になる。また、その場合、複数の抵抗の抵抗値比率を高精度で実現できるので、階調制御を行うための複数の基準電圧を精度良く生成することができる。
この場合には、電圧分割回路を集積回路内に構成することが容易になる。また、その場合、複数の抵抗の抵抗値比率を高精度で実現できるので、階調制御を行うための複数の基準電圧を精度良く生成することができる。
また、前記階調電圧は、前記電圧分割回路に与えられた基準電圧そのものを含むことを特徴とする。
この場合には、電圧分割回路の構成素子を低減することができる。
この場合には、電圧分割回路の構成素子を低減することができる。
また、上記目的を達成するために、電気光学装置の駆動を行う駆動回路であって、前記電気光学装置に供給される電源電圧または電源電流の変動量を計測し、計測された前記変動量に基づいて基準電圧を生成する補償回路部と、前記基準電圧に基づいて前記電気光学装置に設けられた発光素子の駆動トランジスタを制御して階調制御を行うための階調電圧を生成する階調電圧発生部と、を備え、前記変動量に前記駆動トランジスタのゲート電圧を連動して変化させるようにしたことを特徴とする。
この場合には、発光素子の輝度の低下を抑える制御が実現できる。
この場合には、発光素子の輝度の低下を抑える制御が実現できる。
また、前記駆動トランジスタのソースとゲート間の電圧を一定に保つように、前記駆動トランジスタのゲート電圧を変化させることを特徴とする。
この場合には、発光素子の輝度の低下を高精度で抑える制御が実現できる。
この場合には、発光素子の輝度の低下を高精度で抑える制御が実現できる。
また、前記発光素子は有機発光ダイオード素子であることを特徴とする。
この場合には、有機発光ダイオード素子の輝度の低下が抑えられた自発光の電気光学装置を実現することができる。
この場合には、有機発光ダイオード素子の輝度の低下が抑えられた自発光の電気光学装置を実現することができる。
次に、本発明に係る電気光学装置は、前記発光素子を行または列単位で制御する走査線ドライバと、前記発光素子を列または行単位で制御するデータ線ドライバと、上述した駆動回路とを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、電気光学装置の輝度の低下を抑えることができ、更に、電気光学装置の高密度化、大画面化を実現することができる。
この発明によれば、電気光学装置の輝度の低下を抑えることができ、更に、電気光学装置の高密度化、大画面化を実現することができる。
次に、本発明に係る電子機器は、上述した電気光学装置を備えたことを特徴とし、例えば、モニタ装置、パーソナルコンピュータ、携帯電話、個人情報端末、電子スチルカメラ等が該当する。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1〜7は本発明に係る第1の実施形態を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電気光学装置1の概略構成を示すブロック図である。
電気光学装置1は、画素領域A、走査線ドライバ100、データ線ドライバ200、電流検出回路12、差動増幅回路13、レベルシフタ16、階調電圧発生回路14を備える。電流検出回路12、差動増幅回路13及びレベルシフタ16が補償回路部を構成し、その出力が基準電圧として、階調電圧発生部である階調電圧発生回路14に入力されるようになっている。
以下、本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1〜7は本発明に係る第1の実施形態を示す図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電気光学装置1の概略構成を示すブロック図である。
電気光学装置1は、画素領域A、走査線ドライバ100、データ線ドライバ200、電流検出回路12、差動増幅回路13、レベルシフタ16、階調電圧発生回路14を備える。電流検出回路12、差動増幅回路13及びレベルシフタ16が補償回路部を構成し、その出力が基準電圧として、階調電圧発生部である階調電圧発生回路14に入力されるようになっている。
電気光学装置1は、抵抗値Rwの配線抵抗を持つ電源ケーブルWを介して、源電圧がVEである電源500から電気光学装置1に電源が供給されるようになっている。従って、電気光学装置1の電源電圧は、源電圧VEより低い電源電圧VOELとなっている。
画素領域Aには、X方向と平行にm本の書込制御線101及びm本の点灯制御線102が形成されている。また、X方向と直交するY方向と平行にn本のデータ線103が形成されている。そして、書込制御線101とデータ線103との各交差に対応して画素回路400が各々設けられている。画素回路400はOLED素子を含む。また、夫々の画素回路400には、電源電圧VOELが電源供給線Lを介して供給される。画素回路400の詳しい構成については図4で後述する。
制御回路300は、Yクロック信号YCLK、Xクロック信号XCLK等のクロック信号を生成してこれらを走査線ドライバ100及びデータ線ドライバ200へ出力する。また、その他の制御信号CONTを電気光学装置1に供給している。
走査線ドライバ100は、複数の書込制御線101を順次選択するための走査信号Y1、Y2、Y3、…、Ymを生成すると共に点灯制御信号Vg1、Vg2、Vg3、…、Vgmを生成する。走査信号Y1〜Ym及び点灯制御信号Vg1〜Vgmは、Yクロック信号YCLKに同期して順次転送することにより生成される。点灯制御信号Vg1、Vg2、Vg3、…、Vgmは、各点灯制御線102を介して各画素回路400に各々供給される。
図2に走査信号Y1〜Ymと点灯制御信号Vg1〜Vgmのタイミングチャートの一例を示す。走査信号Y1は、1垂直走査期間(1F)の最初のタイミングから、1水平走査期間(1H)に相当する幅のパルスであって、1行目の書込制御線101に供給される。以降、このパルスを順次シフトして、2、3、…、m行目の書込制御線101の各々に走査信号Y2、Y3、…、Ymとして供給する。一般的にi(iは、1≦i≦mを満たす整数)行目の書込制御線101に供給される走査信号YiがHレベルになると、当該書込制御線101が選択されたことを示す。また、点灯制御信号Vg1、Vg2、Vg3、…、Vgmとしては、例えば、走査信号Y1、Y2、Y3、…、Ymの論理レベルを反転した信号を用いる。
データ線ドライバ200は、データ線書込回路201と、複数のセレクタ15から構成され、対応するデータ線103の各々に対し階調信号X1、X2、X3、…、Xnを供給する。階調信号X1〜Xnは階調輝度を指示する電圧信号として与えられる。
データ線書込回路201は、シフトレジスタ(図示せず)及びラッチ回路(図示せず)を備える。シフトレジスタは、Xクロック信号XCLKに同期して階調データを順次転送し、格納する。次に、ラッチ回路は、制御回路300より入力されるラッチ信号を用いて階調データをラッチする。これにより、シリアル形式の階調データがパラレル形式に変換され、セレクタ15に出力される。
セレクタ15は、n本のデータ線103に各々対応して設けられており、階調電圧発生回路14と連携して階調データをデジタル信号からアナログ信号に変換し、階調信号X1〜Xnとして各データ線103に出力する。具体的には、階調電圧発生回路14から供給される階調電圧Vref1〜VrefQを用い、階調データに対応する基準電圧をアナログスイッチで選択して階調信号X1〜Xnとして各データ線103に出力するようになっている。
また、本実施形態のD/A変換の構成は、図1に示したように、1個の階調電圧発生回路14から出力される階調電圧をn個のセレクタ15が共通に使用している。階調電圧発生回路14を共用化することによって、D/A変換特性のバラツキを低減することが可能となる。
図3にレベルシフタ16と階調電圧発生回路14の詳細回路図を示す。レベルシフタ16の出力が、基準電圧として階調電圧発生回路14に入力されるようになっている。
図3(a)は、基準電圧として複数の基準電圧VOEL2とVOEL3を用いる例であり、図3(b)は、1つの基準電圧VOEL4を用いる例である。
図3(a)は、基準電圧として複数の基準電圧VOEL2とVOEL3を用いる例であり、図3(b)は、1つの基準電圧VOEL4を用いる例である。
まず、図3(a)の構成例について説明を行う。
階調電圧発生回路14は、直列に接続されたQ+1個の抵抗R0〜RQを備える。基準電圧VOEL2と、基準電圧VOEL2より高電位のVOEL3が階調電圧発生回路14に供給され、抵抗R0〜RQによって分圧され、VOEL2とVOEL3の電圧間のQ種類の階調電圧Vref1、Vref2、…、VrefQが生成される。階調データが6ビットのデータの場合、Q=64となって、64種類の階調電圧Vref1〜VrefQが各々対応している。セレクタ15は、階調データに基づいて、複数の階調電圧Vref1〜VrefQの中から1つを選択して夫々の階調信号X1〜Xnとして出力する。
各階調電圧は、Vref1の電圧が一番高く、Vref1からVrefQへの順で電圧が低くなっている。このとき、階調電圧Vref1〜VrefQの電圧は、抵抗R0〜RQの夫々の相対的な抵抗値の比によって規定され、所望のガンマ特性を実現するために各抵抗には夫々異なる抵抗値が設定されている。
階調電圧発生回路14は、直列に接続されたQ+1個の抵抗R0〜RQを備える。基準電圧VOEL2と、基準電圧VOEL2より高電位のVOEL3が階調電圧発生回路14に供給され、抵抗R0〜RQによって分圧され、VOEL2とVOEL3の電圧間のQ種類の階調電圧Vref1、Vref2、…、VrefQが生成される。階調データが6ビットのデータの場合、Q=64となって、64種類の階調電圧Vref1〜VrefQが各々対応している。セレクタ15は、階調データに基づいて、複数の階調電圧Vref1〜VrefQの中から1つを選択して夫々の階調信号X1〜Xnとして出力する。
各階調電圧は、Vref1の電圧が一番高く、Vref1からVrefQへの順で電圧が低くなっている。このとき、階調電圧Vref1〜VrefQの電圧は、抵抗R0〜RQの夫々の相対的な抵抗値の比によって規定され、所望のガンマ特性を実現するために各抵抗には夫々異なる抵抗値が設定されている。
オペアンプ17及びオペアンプ17に接続された抵抗値Ra、Rbの各抵抗は、レベルシフタ回路を構成し、入力端子Vinに入力される差動電圧Vdifの位相を反転し、オフセット電圧Vfを加算した電圧を基準電圧VOEL2として出力する。また、オペアンプ18及びオペアンプ18に接続された抵抗値Ra、Rbの各抵抗は、もう一つのレベルシフタ回路を構成し、入力端子Vinに入力される差動電圧Vdifの位相を反転し、オフセット電圧Vhを加算した電圧を基準電圧VOEL3として出力する。この回路が図1のレベルシフタ16に相当する。
なお、オフセット電圧は、Vh>Vfの電位として設定を行うので基準電圧もVOEL3>VOEL2の関係となっている。
2つのオフセット回路には同一の差動電圧Vdifが入力され、抵抗値比で規定される増幅率=Rb/Raも同一となっているので、上記の基準電圧VOEL2と基準電圧VOEL3は、差動電圧Vdifの変化に対して同一極性、同一振幅で連動して変化する。従って、基準電圧VOEL2とVOEL3の電位差は差動電圧Vdifに依らず一定となる。なお、差動電圧Vdifの生成については図5において後述する。
なお、オフセット電圧は、Vh>Vfの電位として設定を行うので基準電圧もVOEL3>VOEL2の関係となっている。
2つのオフセット回路には同一の差動電圧Vdifが入力され、抵抗値比で規定される増幅率=Rb/Raも同一となっているので、上記の基準電圧VOEL2と基準電圧VOEL3は、差動電圧Vdifの変化に対して同一極性、同一振幅で連動して変化する。従って、基準電圧VOEL2とVOEL3の電位差は差動電圧Vdifに依らず一定となる。なお、差動電圧Vdifの生成については図5において後述する。
このように、レベルシフタ16は、同一方向に同一振幅で変化する基準電圧VOEL2とVOEL3を階調電圧発生回路14に与えるようになっているので、夫々の階調電圧Vref1〜VrefQが差動電圧Vdifに連動して同じ電圧幅で変化する。
差動電圧Vdifを正の電圧とし、差動電圧Vdifの絶対値がオフセット電圧Vf、Vhより小さい条件において、基準電圧VOEL2はオフセット電圧Vfを基準に差動電圧Vdifが大きくなるに従って減少する。また、基準電圧VOEL3はオフセット電圧Vhを基準に差動電圧Vdifが大きくなるに従って減少する。
差動電圧Vdifを正の電圧とし、差動電圧Vdifの絶対値がオフセット電圧Vf、Vhより小さい条件において、基準電圧VOEL2はオフセット電圧Vfを基準に差動電圧Vdifが大きくなるに従って減少する。また、基準電圧VOEL3はオフセット電圧Vhを基準に差動電圧Vdifが大きくなるに従って減少する。
次に、図3(b)の構成例について説明を行う。
階調電圧発生回路14は、直列に接続されたQ+1個の抵抗R0〜RQを備えている。階調電圧発生回路14の構成と動作は図3(a)と同じである。階調電圧発生回路14に供給された基準電圧VOEL4が、抵抗R0〜RQによって分圧され、Q種類の階調電圧Vref1、Vref2、…、VrefQが生成される。
階調電圧発生回路14は、直列に接続されたQ+1個の抵抗R0〜RQを備えている。階調電圧発生回路14の構成と動作は図3(a)と同じである。階調電圧発生回路14に供給された基準電圧VOEL4が、抵抗R0〜RQによって分圧され、Q種類の階調電圧Vref1、Vref2、…、VrefQが生成される。
オペアンプ19及びオペアンプ19に接続された抵抗値Rc、Rdの各抵抗器は、レベルシフタ回路を構成し、入力端子Vinに入力される差動電圧Vdifの位相を反転し、オフセット電圧Vkを加算した電圧を基準電圧VOEL4として出力する。この回路が図1のレベルシフタ16に相当する。
差動電圧Vdifを正の電圧とし、差動電圧Vdifの絶対値がオフセット電圧Vkより小さい条件において、基準電圧VOEL4はオフセット電圧Vkを基準に差動電圧Vdifが大きくなるに従って減少する。
このように、レベルシフタ16は、差動電圧Vdifに基づく基準電圧VOEL4を階調電圧発生回路14に与えるようになっているので、夫々の階調電圧Vref1〜VrefQが差動電圧Vdifに連動して変化する。
なお、階調電圧発生回路14の低電圧側を接地電位とし、高電位側に基準電圧VOEL4を与える方法とは逆に、階調電圧発生回路14の低電圧側に基準電圧VOEL4を与え、高電位側に固定電圧を与える構成にしてもよい。この場合、差動電圧Vdifに基づく階調電圧の電圧変化幅をVref1側よりVrefQ側で大きく与えることができる。
このように、レベルシフタ16は、差動電圧Vdifに基づく基準電圧VOEL4を階調電圧発生回路14に与えるようになっているので、夫々の階調電圧Vref1〜VrefQが差動電圧Vdifに連動して変化する。
なお、階調電圧発生回路14の低電圧側を接地電位とし、高電位側に基準電圧VOEL4を与える方法とは逆に、階調電圧発生回路14の低電圧側に基準電圧VOEL4を与え、高電位側に固定電圧を与える構成にしてもよい。この場合、差動電圧Vdifに基づく階調電圧の電圧変化幅をVref1側よりVrefQ側で大きく与えることができる。
上記の図3(a)、図3(b)で説明したように、差動電圧Vdifに基づく基準電圧を階調電圧発生回路14に与えることによって複数の階調電圧を生成している。
ここで、階調電圧発生回路14が出力する階調電圧の中に基準電圧を含んでいても構わない。基準電圧を階調電圧の1つとして使用することによって、階調電圧発生回路14の抵抗を削減することが可能になる。例えば、基準電圧VOEL3やVOEL4を階調電圧Vref1に用いることによって、抵抗R0を削減することができる。また、RQについても同様である。
ここで、階調電圧発生回路14が出力する階調電圧の中に基準電圧を含んでいても構わない。基準電圧を階調電圧の1つとして使用することによって、階調電圧発生回路14の抵抗を削減することが可能になる。例えば、基準電圧VOEL3やVOEL4を階調電圧Vref1に用いることによって、抵抗R0を削減することができる。また、RQについても同様である。
次に、画素回路400について説明する。図4に、画素回路400の回路図を示す。同図に示す画素回路400は、図1のi行j列目に対応するものであり、3個の薄膜トランジスタTFT401〜403と、容量素子410と、OLED素子420とを備える。
駆動トランジスタであるTFT401は、pチャネル型のMOSトランジスタであり、TFT402、403はnチャネル型のMOSトランジスタである。TFT401のソース電極は電源供給線Lに接続される一方、そのドレイン電極はTFT402のドレイン電極に接続される。
容量素子410の一端はTFT401のソース電極に接続される一方、その他端は、TFT401のゲート電極及びTFT403のドレイン電極にそれぞれ接続される。また、TFT403のゲート電極は書込制御線101に接続される。一方、TFT402のゲート電極は点灯制御線102に接続され、そのソース電極はOLED素子420の陽極に接続される。TFT402のゲート電極には、点灯制御線102を介して点灯制御信号Vgiが供給される。なお、OLED素子420の陰極は、画素回路400のすべてにわたって共通の電極であり、電源における低位(基準)電位となっている。
容量素子410の一端はTFT401のソース電極に接続される一方、その他端は、TFT401のゲート電極及びTFT403のドレイン電極にそれぞれ接続される。また、TFT403のゲート電極は書込制御線101に接続される。一方、TFT402のゲート電極は点灯制御線102に接続され、そのソース電極はOLED素子420の陽極に接続される。TFT402のゲート電極には、点灯制御線102を介して点灯制御信号Vgiが供給される。なお、OLED素子420の陰極は、画素回路400のすべてにわたって共通の電極であり、電源における低位(基準)電位となっている。
このような構成において、走査信号YiがHレベルになると、nチャネル型TFT403がオン状態となるので、データ線ドライバ200から出力されるVdataと電源電圧VOELの電位差が容量素子410に蓄積される。
走査信号YiがLレベルになると、TFT403はオフ状態となり、TFT401のゲート・ソース間電圧Vgsは、電圧Vdataが与えられたときの電圧に保持される。また、走査信号YiがLレベルになると同時に点灯制御信号VgiがHレベルとなり、TFT402がオンし、TFT401のソース・ドレイン間には、そのゲート・ソース電圧に応じた注入電流Ioledが流れる。詳細には、この電流は、電源供給線L→TFT401→TFT402→OLED素子420という経路で流れる。
ここで、OLED素子420に流れる注入電流Ioledは、TFT401のゲート・ソース間電圧で設定されるTFT401の動作点で定まる。そのゲート・ソース間電圧Vgsは、走査信号YiがHレベル時に、Vdataと電源電圧VOELの電位差によって容量素子410に保持された電圧である。このように、画素回路400は、電圧プログラム方式によって制御され、階調信号X1〜Xnの電圧Vdataによって発光輝度を規定している。
図5は、図1に示した電流検出回路12と差動増幅回路13の詳細回路図である。これらは、オペアンプとそれに付随する各抵抗で構成され、図3で説明したレベルシフタ16に供給する差動電圧Vdifを生成する。
まず、電源供給線Lを流れる電源電流IELが小さな抵抗値rをもつ抵抗11に流れ、抵抗11の両端の電圧がボルテージフォロワー接続のオペアンプ20と21を介して、抵抗Re、抵抗Rf、オペアンプ22によって構成される差動増幅回路に夫々入力される。ここでは差動増幅回路の増幅率=1に設定してあり、オペアンプ22の出力V0には、電源電流IELが抵抗11に流れることによって生じた電位差が差動電圧Vdifとして得られる。
ここで、ボルテージフォロワー接続のオペアンプ20と21の回路は電源電流IELの流れ込みを防止するために設けたものであって、その配慮がなされた設計であれば必ずしも必要ではない。
ここで、ボルテージフォロワー接続のオペアンプ20と21の回路は電源電流IELの流れ込みを防止するために設けたものであって、その配慮がなされた設計であれば必ずしも必要ではない。
図6は、本実施形態の駆動トランジスタの動作説明図であって、図13の特性カーブと同様な説明を行う。縦軸のMOSトランジスタ401(Tr0)のドレイン電流Idsは、Ids=1/2β(Vgs−Vth)2 の式で表わせる関係となっている。ここで、βは移動度、TthはTr0の閾値である。VaとVbはTr0のソース電圧で、VdataαとVdataβは、MOSトランジスタ403を介して与えられたTr0ゲート電圧である。
電源供給線Lの電源電圧VOELが低下すると、図6の横軸(ソース電圧)は、Va(図の黒丸)からVdif分だけ電圧が低下し、Vb(図の白丸)となる。このとき、階調電圧発生回路14の基準電圧がそれに連動して変化し、Tr0のゲート電圧もVdataαからVdataβにVdifの電位差が減少する。Tr0のVgsは、(ソース電圧―Vdata)であり、(Va―Vdataα)と(Vb―Vdataβ)は変動しないので、ソース電圧VOELが変動してもVgsを一定にすることができる。
図7は、OLED素子420の輝度低下を補償する効果を示したグラフである。横軸は表示パネル全体の総発光量を示し、ほぼ電気光学装置の消費電流に比例している。縦軸は、VOEL、Vdataの電圧値及び表示パネルの輝度を示している。レベルシフタ16が、図3(a)の構成の場合には、基準電圧VOEL2とVOEL3がVdifに連動して変化し、図3(b)の構成の場合には、基準電圧VOEL4がVdifに連動して変化する。
図7(a)は、VdifとVdataの変化量ΔVdataとが等しくなるよう制御した場合である。ソース電圧VOELが変動してもVgsは一定であるので駆動電流Idsの変動も無くなり、OLED素子420の輝度低下を補償できる。
図7(b)は、VdifとVdataの変化量とΔVdataとは等しくないが、VdifとVdataが連動して制御した場合である。図7(a)より効果は小さくなるが、ソース電圧VOELが変動しても駆動電流Idsの変動は小さくなり、OLED素子420の輝度低下を補償できる。電気光学装置の用途によっては問題ないレベルとして電気光学装置に供することができる。
このようにして、本実施形態では、電流検出回路12と差動増幅回路13とにより、電気光学装置1の電源電流IELの変動量を計測して、電源電圧VOELの変動量である差動電圧Vdifを生成する。この差動電圧Vdifに基づいてレベルシフタ16が基準電圧を生成し、発光輝度の階調を画素回路400に書込むための階調電圧を生成する階調電圧発生回路14に供給する。階調電圧は画素回路400の駆動トランジスタのゲート電極にVdataとして与えられ、Vdataは電源電圧VOELの変動量と連動しているので、駆動トランジスタのソース電圧VOELが変動してもVgsが変化しないように補償される。
これにより、電気光学装置1の電源電流IELの増加によって電源電圧VOELが低下しても表示パネルの輝度が低下しないようになっている。
これにより、電気光学装置1の電源電流IELの増加によって電源電圧VOELが低下しても表示パネルの輝度が低下しないようになっている。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図8は、本発明に係る第2の実施形態を示す図であって、上記第1の実施形態と異なるのは、電気光学装置の電源の変動量を計測するための回路構成にある。本実施形態では、電源電圧の変動量を計測するようになっている。以下、上記第1の実施形態と異なる部分について説明し、上記第1の実施形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図8は、本発明に係る第2の実施形態を示す図であって、上記第1の実施形態と異なるのは、電気光学装置の電源の変動量を計測するための回路構成にある。本実施形態では、電源電圧の変動量を計測するようになっている。以下、上記第1の実施形態と異なる部分について説明し、上記第1の実施形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る電気光学装置2の概略構成を示すブロック図である。
電気光学装置2は、画素領域A、走査線ドライバ100、データ線ドライバ200、及び電圧設定回路40、差動増幅回路13、レベルシフタ16、階調電圧発生回路14を備えている。電圧設定回路40、差動増幅回路13及びレベルシフタ16が補償回路部を構成し、その出力が基準電圧として、階調電圧発生部である階調電圧発生回路14に入力されるようになっている。
電気光学装置2は、画素領域A、走査線ドライバ100、データ線ドライバ200、及び電圧設定回路40、差動増幅回路13、レベルシフタ16、階調電圧発生回路14を備えている。電圧設定回路40、差動増幅回路13及びレベルシフタ16が補償回路部を構成し、その出力が基準電圧として、階調電圧発生部である階調電圧発生回路14に入力されるようになっている。
電圧設定回路40は、予め設定した予定電源電圧を出力し、差動増幅回路13の一方の入力端子に入力される。差動増幅回路13の他方の入力端子には電源電圧VOELが入力されているので、差動増幅回路13は電源電圧VOELの変動量である差動電圧Vdifをレベルシフタ16に出力することができる。
予定電源電圧としては、電気光学装置2が無負荷の場合の電圧を用いることができる。なお、レベルシフタ16の出力電圧極性が負にならないように、予定電源電圧を無負荷の電圧に対し少し高めの電圧にしておくことが好ましい。
予定電源電圧としては、電気光学装置2が無負荷の場合の電圧を用いることができる。なお、レベルシフタ16の出力電圧極性が負にならないように、予定電源電圧を無負荷の電圧に対し少し高めの電圧にしておくことが好ましい。
電圧設定回路40の構成としては、固定電圧を可変抵抗器で調整するアナログ方式であっても、RAMなどのメモリとD/A変換器によって電圧を出力させるデジタル方式であってもよい。
このようにして、本実施形態では、電圧設定回路40と差動増幅回路13とにより、電気光学装置2の電源電圧VOELの変動量を計測して、差動電圧Vdifを生成する。この差動電圧Vdifに基づいてレベルシフタ16が基準電圧を生成し、発光輝度の階調を画素回路400に書込むための階調電圧を生成する階調電圧発生回路14に供給する。階調電圧は画素回路400の駆動トランジスタのゲート電極にVdataとして与えられ、Vdataは電源電圧VOELの変動量と連動しているので、駆動トランジスタのソース電圧VOELが変動してもVgsが変化しないように補償される。
これにより、電気光学装置2の電源電流IELの増加によって電源電圧VOELが低下しても表示パネルの輝度が低下しないようになっている。
これにより、電気光学装置2の電源電流IELの増加によって電源電圧VOELが低下しても表示パネルの輝度が低下しないようになっている。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図9は、本発明に係る第3の実施形態を示す図であって、上記第2の実施形態と異なるのは、電気光学装置の電源の変動量を計測するための回路構成にある。本実施形態では、第2の実施形態と同様に電源電圧の変動量を計測するにあたりピークホールド回路を用いて、電源電圧の変動量を計測するようになっている。以下、上記第2の実施形態と異なる部分について説明し、上記第2の実施形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
次に、本発明の第3の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図9は、本発明に係る第3の実施形態を示す図であって、上記第2の実施形態と異なるのは、電気光学装置の電源の変動量を計測するための回路構成にある。本実施形態では、第2の実施形態と同様に電源電圧の変動量を計測するにあたりピークホールド回路を用いて、電源電圧の変動量を計測するようになっている。以下、上記第2の実施形態と異なる部分について説明し、上記第2の実施形態と重複する部分については同一の符号を付して説明を省略する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係る電気光学装置2の概略構成を示すブロック図である。
電気光学装置2は、画素領域A、走査線ドライバ100、データ線ドライバ200、及びピークホールド回路42、差動増幅回路13、レベルシフタ16、階調電圧発生回路14を備えている。ピークホールド回路42、差動増幅回路13及びレベルシフタ16が補償回路部を構成し、その出力が基準電圧として、階調電圧発生部である階調電圧発生回路14に入力されるようになっている。
電気光学装置2は、画素領域A、走査線ドライバ100、データ線ドライバ200、及びピークホールド回路42、差動増幅回路13、レベルシフタ16、階調電圧発生回路14を備えている。ピークホールド回路42、差動増幅回路13及びレベルシフタ16が補償回路部を構成し、その出力が基準電圧として、階調電圧発生部である階調電圧発生回路14に入力されるようになっている。
ピークホールド回路42は、電源電圧VOELのピーク値を検出し、その値を長期間保持する。電気光学装置2の消費電流が最小になるときに電圧低下が最小とみなされ、電源電圧VOELが最大値となるので、ピークホールド回路42はこの最大値を保持する。また、電気光学装置2の動作開始時には表示が行われないので消費電流が最小となり、このときの電源電圧VOELを自動的に最大値として保持することができる。ピークホールド回路42は、長期間その保持電圧を保持することができるが、消費電流が少ないという条件を検出しながら所定のタイミングでピークホールドの再設定を行ってピークホールド値の検出精度を高めることができる。
ピークホールド回路42の出力は、差動増幅回路13の一方の入力端子に入力され、差動増幅回路13の他方の入力端子には電源電圧VOELが入力されているので、差動増幅回路13は電源電圧VOELの変動量である差動電圧Vdifをレベルシフタ16に出力することができる。
ピークホールド回路42の構成としては、オペアンプを用いてコンデンサに電圧値を記憶させるアナログ方式であっても、A/D変換器で計測した電圧データをRAMなどのメモリに記憶させD/A変換器によって電圧を出力させるデジタル方式であってもよい。
このようにして、本実施形態では、ピークホールド回路42と差動増幅回路13とにより、電気光学装置2の電源電圧VOELの変動量を計測して、差動電圧Vdifを生成する。この差動電圧Vdifに基づいてレベルシフタ16が基準電圧を生成し、発光輝度の階調を画素回路400に書込むための階調電圧を生成する階調電圧発生回路14に供給する。階調電圧は画素回路400の駆動トランジスタのゲート電極にVdataとして与えられ、Vdataは電源電圧VOELの変動量と連動しているので、駆動トランジスタのソース電圧VOELが変動してもVgsが変化しないように補償される。
これにより、電気光学装置2の電源電流IELの増加によって電源電圧VOELが低下しても表示パネルの輝度が低下しないようになっている。
これにより、電気光学装置2の電源電流IELの増加によって電源電圧VOELが低下しても表示パネルの輝度が低下しないようになっている。
なお、電気光学装置の画素数が多数の場合は、電気光学装置の構成に複数のデータ線ドライバ200を用いることが想定される。この場合には、夫々のデータ線ドライバ200が階調電圧発生回路14を備え、夫々の階調電圧発生回路に対して、基準電圧の供給を行うようにしてもよい。
また、前述したレベルシフタ16、階調電圧発生回路14は、アナログ回路として構成例を示したが、A/D変換器、D/A変換器、デジタル回路を用いた構成にしても可能であることは言うまでもない。
(応用例)
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を適用した電子機器について説明する。図10、図11は電気光学装置1を用いているが、電気光学装置2を用いても同等であることは言うまでもない。
図10に、電気光学装置1を適用したモニタ装置の構成を示す。モニタ装置1000は、表示ユニットとしての電気光学装置1を備える。モニタ装置1000は、表示用インタフェースによってパソコンやビデオ装置などの情報処理装置からの静止画や動画の情報を入力し、電気光学装置1に表示する。モニタ装置1000の電源は、モニタ装置1000の外部に設置されていても、モニタ装置1000が内蔵していてもよい。この電気光学装置1はOLED素子420を用いるので、大画面の画像を広い視野角で見易く表示できる。
次に、上述した実施形態に係る電気光学装置を適用した電子機器について説明する。図10、図11は電気光学装置1を用いているが、電気光学装置2を用いても同等であることは言うまでもない。
図10に、電気光学装置1を適用したモニタ装置の構成を示す。モニタ装置1000は、表示ユニットとしての電気光学装置1を備える。モニタ装置1000は、表示用インタフェースによってパソコンやビデオ装置などの情報処理装置からの静止画や動画の情報を入力し、電気光学装置1に表示する。モニタ装置1000の電源は、モニタ装置1000の外部に設置されていても、モニタ装置1000が内蔵していてもよい。この電気光学装置1はOLED素子420を用いるので、大画面の画像を広い視野角で見易く表示できる。
図11に、電気光学装置1を適用したモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す。パーソナルコンピュータ2000は、表示ユニットとしての電気光学装置1と本体部2010を備える。本体部2010には、電源スイッチ2001及びキーボード2002が設けられている。この電気光学装置1はOLED素子420を用いるので、広い視野角で見易い画面を表示できる。
なお、電気光学装置1が適用される電子機器としては、図10〜11に示すものの他、デジタルスチルカメラ、テレビ、ビューファインダ型やモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等などが挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、前述した電気光学装置が適用可能である。
1,2…電気光学装置、12…電流検出回路、13…差動増幅回路、14…階調電圧発生回路、15…セレクタ、16…レベルシフタ、40…電圧設定回路、42…ピークホールド回路、100…走査線ドライバ、101…書込制御線、102…点灯制御線、103…データ線、200…データ線ドライバ、300…制御回路、400…画素回路、420…発光素子としてのOLED素子、500…電源、A…画素領域、L…電源供給線、VE…電源の源電圧、VOEL…電源供給線の電源電圧、VOEL2,VOEL3,VOEL4…基準電圧。
Claims (12)
- 電気光学装置の駆動を行う駆動回路であって、
前記電気光学装置に供給される電源電流の変動量を計測し、計測された前記変動量に基づいて基準電圧を生成する補償回路部と、
前記基準電圧に基づいて前記電気光学装置に設けられた発光素子の階調制御を行うための階調電圧を生成する階調電圧発生部と、
を備えることを特徴とする駆動回路。 - 電気光学装置の駆動を行う駆動回路であって、
前記電気光学装置に供給される電源電圧の変動量を計測し、計測された前記変動量に基づいて基準電圧を生成する補償回路部と、
前記基準電圧に基づいて前記電気光学装置に設けられた発光素子の階調制御を行うための階調電圧を生成する階調電圧発生部と、
を備えることを特徴とする駆動回路。 - 前記補償回路部は、前記電気光学装置に供給される電源電圧のピーク電圧を保持する保持回路を備え、
前記保持回路が保持した電圧と前記電気光学装置に供給される電源電圧との差に基づいて電源電圧の変動量を計測することを特徴とする請求項2に記載の駆動回路。 - 前記階調電圧発生部は、両端に与えられた電圧を分割する電圧分割回路を備え、
前記電圧分割回路の一方に前記基準電圧を与え、他方に接地電位を含む固定電圧を与えることにより、複数の階調電圧を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の駆動回路。 - 前記補償回路部は、第1の基準電圧および第2の基準電圧を生成し、
前記階調電圧発生部は、両端に与えられた電圧を分割する電圧分割回路を備え、
前記電圧分割回路の一方に前記第1の基準電圧を与え、他方に前記第2の基準電圧を与えることにより、複数の階調電圧を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の駆動回路。 - 前記電圧分割回路は、複数の抵抗を直列に接続して構成されたことを特徴とする請求項4または5に記載の駆動回路。
- 前記階調電圧は、前記電圧分割回路に与えられた基準電圧そのものを含むことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載の駆動回路。
- 電気光学装置の駆動を行う駆動回路であって、
前記電気光学装置に供給される電源電圧または電源電流の変動量を計測し、計測された前記変動量に基づいて基準電圧を生成する補償回路部と、
前記基準電圧に基づいて前記電気光学装置に設けられた発光素子の駆動トランジスタを制御して階調制御を行うための階調電圧を生成する階調電圧発生部と、
を備え、前記変動量に前記駆動トランジスタのゲート電圧を連動して変化させるようにしたことを特徴とする駆動回路。 - 前記駆動トランジスタのソースとゲート間の電圧を一定に保つように、前記駆動トランジスタのゲート電圧を変化させることを特徴とする請求項8に記載の駆動回路。
- 前記発光素子は有機発光ダイオード素子であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の駆動回路。
- 前記発光素子を行、または列単位で制御する走査線ドライバと、
前記発光素子を列、または行単位で制御するデータ線ドライバと、
請求項1乃至10のいずれか一項に記載の駆動回路と、
を備えたことを特徴とする電気光学装置。 - 請求項11に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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