JP2006248396A - 搬送台車、台盤及び搬送台車セット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明によれば、台盤11に備えた複数のリブ係合突起21と凹凸係合可能な格子形リブ31を下面30Aに備えたコンテナであれば、どのような大きさのコンテナであっても、台盤11に載置しただけで滑り止めを図ることができる。また、コンテナの下面に縦横の辺に対して±45度傾いた格子形リブ31が備えられている場合に、その格子形リブ31にリブ係合突起21が凹凸係合して、台盤11の縦横の辺とコンテナ30の縦横の辺とを平行にすることができる。しかも、段ボール箱を載置した場合に、その段ボール箱が過度に変形することもない。これにより、搬送作業の効率が向上する。
【選択図】 図1
Description
請求項1,11,12の構成によれば、コンテナを台盤に載置すると、台盤に備えた複数のリブ係合突起が、コンテナの下面に備えた格子形リブの升目空間に突入して凹凸係合する。従って、複数のリブ係合突起と凹凸係合可能な格子形リブを下面に備えたコンテナであれば、どのような大きさのコンテナであっても、台盤に載置しただけで滑り止めを図ることができる。これにより、搬送作業の効率が向上する。
請求項2の台盤に備えたリブ係合突起は、下端部から上端部に向かうに従って先細りになっているので、コンテナの格子形リブに容易に凹凸係合させることができる。
請求項3の台盤によれば、コンテナの縦横の辺に対して±45度傾いた格子形リブが備えられている場合に、その格子形リブにリブ係合突起が凹凸係合して、台盤の縦横の辺とコンテナの縦横の辺とを平行にすることができる。
請求項4の台盤によれば、コンテナの縦横の辺に対して平行な格子形リブが備えられている場合に、その格子形リブにリブ係合突起が凹凸係合して、台盤の縦横の辺とコンテナの縦横の辺とを平行にすることができる。
請求項5の台盤では、複数のリブ係合突起からなる突起集合体を間隔を開けて設けたので、コンテナがリブ係合突起に対応した格子形リブと、対応していない他のリブとの両方を有している場合に、他のリブを避けて、リブ係合突起を格子形リブに確実に凹凸係合させることができる。
請求項6の台盤に段ボール箱を載置する場合には、台盤の中央部に設けた平坦面に載置することで、リブ係合突起を避けて段ボール箱の変形を防ぐことができる。
請求項7の台盤では、突起集合体を構成する各リブ係合突起は、突起集合体の中央部から側方に離れるに従って徐々に突出量が小さくなるように構成されているので、突起集合体と突起集合体以外の部分との間の段差が抑えられる。これにより、段ボール箱を載置した場合に、その段ボール箱の変形を低減させることができる。
請求項8の台盤に備えた突起集合体を構成する各リブ係合突起は、突起集合体の中央部から側方に離れるに従って突出量が小さくなるように構成されているので、格子形リブを備えたコンテナを載置すると、突起集合体の中央部から外側に向かう順番でリブ係合突起が格子形リブの升目空間に突入していく。ここで、リブ係合突起は、突起集合体の中央部から離れるに従って、平面形状の外径が徐々に大きくなっているので、突起集合体の中央部のリブ係合突起が格子形リブの升目空間に突入することで、コンテナが大まかに位置決めされ、外側のリブ係合突起が順に格子形リブの升目空間に突入していくに従って、コンテナが徐々に細かく位置決めされる。これにより、突起集合体と格子形リブとの凹凸係合のガタを低減することができる。
請求項9の台盤では、突起集合体を構成するリブ係合突起を、半球形状、或いは、半球形状の上側部分を切除して平坦面にした形状としたので、段ボール箱を載置した場合に、その段ボール箱へのリブ係合突起の食い込みを低減させることができる。
請求項10の台盤のうち荷物が載置される部分は、リブ係合突起以上に上方に突出した突出部を有しない略平坦形状になっているので、段ボール箱を載置した場合に、その段ボール箱への変形を低減させることができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
図1に示すように本実施形態の搬送台車10は、台盤11の下面四隅にキャスター12を備えてなる。台盤11は、合成樹脂の射出成形品であって、荷物が載置される長方形の天板壁13の下面に補強リブ14(図2参照)を張り巡らした構造になっている。なお、台盤11は、縦方向と横方向の両中心線とに対して対称な形状になっている。
本実施形態の搬送台車10を用いて上述したコンテナ30を搬送する場合には、例えば、コンテナ30の外縁部と搬送台車10における台盤11の外縁部とを一致させるようにして台盤11上にコンテナ30を載置すればよい。すると、図6及び図7に示すように、台盤11に備えた突起集合体20の各リブ係合突起21が、コンテナ30の下面30Aに備えた格子形リブ31の升目空間32に突入して凹凸係合する。ここで、各リブ係合突起21は、下端部から上端部に向かうに従って先細りになっているので、コンテナ30の格子形リブ31に容易に凹凸係合させることができる。そして、リブ係合突起21と格子形リブ31との凹凸係合により、コンテナ30が台盤11上に滑り止めされる。
本実施形態は、図9に示されており、突起集合体20におけるリブ係合突起21の構成が上記第1実施形態と異なる。即ち、本実施形態の突起集合体20を構成する各リブ係合突起21は、突起集合体20の中央部から側方に離れるに従って平面形状の外径が徐々に大きくなっている。より具体的には、突起集合体20の中央に配置された半球形状のリブ係合突起21に比べて、その半球形状のリブ係合突起21から間隔L1だけ側方に離れた略腕形状のリブ係合突起21の外径の方が大きくなっており、その略腕形状のリブ係合突起21から間隔L1だけ側方に離れた略鏡餅形状のリブ係合突起21の外径の方がさらに大きくなっている。そして、略鏡餅形状のリブ係合突起21が格子形リブ31における升目空間32に内接した状態に嵌合するようになっている。その他の構成については上記第1実施形態と同じであるため、同じ構成については、第1実施形態と同一符号を付して、重複した説明は省略する。
本実施形態の搬送台車10は、図10〜図12に示されており、台盤11におけるキャスター受容凹所17,17に囲まれた平坦部分に、突起集合体20を、例えば、縦横の3行3列にして配置した構造になっている。そして、その突起集合体20は、前記第1実施形態で説明した略腕形状のリブ係合突起21を縦横等間隔に1対ずつ配置して計4つのリブ係合突起21から構成されている。その他の構成については上記第1実施形態と同じである。
本実施形態の搬送台車10は、図13に示されており、突起集合体20を備えずに、前記第1実施形態で説明した半球形状のリブ係合突起21を、台盤11の上面11Aに散在させた構造になっている。その他の構成については上記第1実施形態と同じである。この構成によれば、第3実施形態と概ね同様の効果を奏する。
本実施形態の搬送台車10は、図14に示されており、前記第1実施形態で説明した略鏡餅形状のリブ係合突起21を、台盤11の上面11Aのうちキャスター受容凹所17,17に囲まれた平坦部分全体に、台盤11の縦横複数列の等間隔に配置した構成になっている。その他の構成については上記第1実施形態と同じである。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 台盤
11A 上面
11B 平坦面
12 キャスター
20 突起集合体
21 リブ係合突起
30 コンテナ
30,35,36,37 コンテナ
30A 下面
31 格子形リブ
32 升目空間
33 外枠リブ(他のリブ)
Claims (12)
- 格子形リブを下面に有したコンテナその他の荷物を上面に載置して搬送可能な搬送台車用の台盤において、
前記格子形リブに囲まれた升目空間に突入して前記格子形リブと凹凸係合可能な複数のリブ係合突起を上面に備えたことを特徴とする台盤。 - 前記リブ係合突起は、下端部から上端部に向かうに従って先細りになっていることを特徴とする請求項1に記載の台盤。
- 前記台盤の平面形状を矩形とし、前記複数のリブ係合突起の少なくとも一部を、前記台盤の縦方向に対して±45度傾いた両方向で等間隔に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の台盤。
- 前記台盤の平面形状を矩形とし、前記複数のリブ係合突起の少なくとも一部を、前記台盤の縦横の両方向で等間隔に配置したことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の台盤。
- 前記複数のリブ係合突起を、前記台盤の縦横の両方向、又は、前記台盤の縦方向に対して±45度傾いた両方向で、等間隔に配置してなる突起集合体を、間隔を開けて複数設けたことを特徴とする請求項3又は4に記載の台盤。
- 前記突起集合体を前記台盤の外縁部に配置し、前記台盤の中央部に平坦面を設けたことを特徴とする請求項5に記載の台盤。
- 前記突起集合体を構成する各リブ係合突起は、前記突起集合体の中央部から側方に離れるに従って徐々に突出量が小さくなるように構成されたことを特徴とする請求項5又は6に記載の台盤。
- 前記突起集合体を構成する各リブ係合突起は、平面形状が円形をなすと共に、前記突起集合体の中央部から側方に離れるに従って、前記平面形状の外径が徐々に大きくなりかつ突出量が小さくなるように構成されたことを特徴とする請求項5又は6に記載の台盤。
- 前記突起集合体の中央部に配置された前記リブ係合突起は半球形状をなし、前記突起集合体の中央部から離れた位置に配置された前記リブ係合突起は、前記半球形状のリブ係合突起における所定の水平面より上側部分を切除した形状であることを特徴とする請求項7又は8に記載の台盤。
- 前記台盤のうち荷物を載置可能な部分は、前記リブ係合突起以上に上方に突出した突出部を有しない略平坦形状になっていることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の台盤。
- 請求項1乃至10の何れかに記載の台盤の下面に、複数のキャスターを備えてなることを特徴とする搬送台車。
- 前記請求項11に記載の搬送台車と、その搬送台車の前記リブ係合突起と凹凸係合可能な前記格子形リブを有したコンテナとからなることを特徴とする搬送台車セット。
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