JP2006241759A - 錠装置の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】登録操作に要する部材を室外側に配置することにより装置構成の融通性を高めた錠装置の制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】室外側に配置された認証開始スイッチ1の投入により携帯機2との交信を開始し、携帯機2に対する認証成立を条件に錠装置を施解錠動作させる制御部3と、
前記制御部3が登録モードのときに携帯機2に対する認証用IDが書き込まれる認証用ID格納部4とを有する錠装置の制御装置であって、
前記制御部3は、携帯機2に対する認証成立後の認証開始スイッチ1の操作により登録モードに遷移する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、錠装置の制御装置に関するものである。
認証部における携帯機の認証登録が可能な錠装置の制御装置としては、特許文献1に記載のものが知られている。この従来例において、制御装置には登録スイッチが設けられており、該登録スイッチを操作することにより制御装置を携帯機の認証登録モードに遷移させることができる。
特開2001-262883号
しかし、上述した従来例において、制御装置は登録スイッチの操作により直ちに認証登録モードに遷移するために、不正登録等を防止するために室内側に配置する必要がある。この結果、例えば、制御装置を一体に構成して既設の扉の室外側壁面に固定するようなことが不可能となり、装置構成の融通性が低下してしまう上に、携帯機との交信可能距離の制約から送受信部を室外側に配置する必要がある場合には、扉への加工が必要となるという欠点がある。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、登録操作に要する部材を室外側に配置することにより装置構成の融通性を高めた錠装置の制御装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、上記目的は、
室外側に配置された認証開始スイッチ1の投入により携帯機2との交信を開始し、携帯機2に対する認証成立を条件に錠装置を施解錠動作させる制御部3と、
前記制御部3が登録モードのときに携帯機2に対する認証用IDが書き込まれる認証用ID格納部4とを有する錠装置の制御装置であって、
前記制御部3は、登録用携帯機2に対する認証成立後の登録モードに遷移する錠装置の制御装置を提供することにより達成される。
制御装置は、消費電力を少なくして電池駆動を可能にするために、押しボタン等の認証開始スイッチ1が投入されたときにのみ制御部3に給電されるように構成される。制御部3は、起動されるとユーザが所持する携帯機2と交信して携帯機2に設定されたID情報を読み込み、ID格納部内の認証用IDと比較する。認証用IDとの一致が確認(認証成立)すると、アクチュエータ5を駆動して錠装置を施解錠動作させる。
上記制御部3は、上述したように、携帯機2と交信してアクチュエータ5の駆動を制御する通常の運用モードに加えて、認証対象として未登録の携帯機2を新たにID格納部に書き込む登録モードを有する。登録モードへの移行は、携帯機2による認証が成立した後に未登録の携帯機2を制御部3内に構成される認証部と交信させると、当該未登録携帯機2が認証対象携帯機2として登録される。
したがってこの発明において、登録モードへのモード変更に際して、装置を起動するために室外に配置される認証開始スイッチ1を利用するために、室内側への部品配置を完全に、あるいは可及的に回避できる。この結果、装置構成の自由度が高まる。また、登録モードへの遷移は、認証成立を条件とするために、不正登録を完全に防止できる。
上記携帯機2は、1種類複数枚で運用することが可能であるが、通常運用機と暫定運用機の2種類を用意すると、例えば、暫定運用機を工事、メンテナンス中の業者専用携帯機2として通常運用機による運用が開始されるまでの間利用することができる。
制御部3は、2種類の認証用IDのいずれか一方のみが認証用IDとして使用されるように制御するために、例えば、工事等が終了し、通常運用機による運用が開始された場合には、暫定運用機による解錠が確実に禁止される。また、工事等による暫定運用機の登録には、従来使用されていた通常運用機に対する登録消去を条件とすることが可能であり、この場合、工事終了後、新たな携帯機2を通常運用機として登録すると、従来使用されていた通常運用機での解錠が確実に不能となるために、賃貸住宅等における施錠管理が容易、かつ確実になる。
さらに、暫定運用機、および通常運用機の登録のし直しは、携帯機2が同一であるか否かを問わずに何度でも可能であるために、運用の融通性が向上する。
本発明によれば、登録操作に要する部材を室外側に配置することができるために、構成部材の全て、あるいは大部分を屋外側に配置することが可能になり、装置構成の融通性を高めることができる。
図1、2に、錠装置の制御装置とモータ(アクチュエータ5)とをハウジング内に収容して電気錠Aとして構成した本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、電気錠Aは扉体6の室外側壁面に固定されて使用されるもので、アクチュエータ5には軸5aが連結されており、扉体6の内に固定される錠箱7に連結される。
錠箱7にはデッドボルト7aとラッチ7bとが配置され、軸5aをアクチュエータ5により回転駆動し、あるいは室内側のサムターン装置8を回転操作して施解錠操作される。また、錠箱7にはハンドル9、あるいはノブが連結され、これらを操作することによりラッチ7bが操作される。
上記ハウジングには、後述するように、制御部3を起動するためのリクエストスイッチ(認証開始スイッチ1)がハウジング外部から操作可能な位置に配置され、その周囲に表示パネル10が配置される。図2(b)に示すように、表示パネル10には、解錠、施錠、電池切れを示す絵文字10aと、対応する状態を表示するLED11が配置される。
また、ハウジング内には、故障時等におけるメカニカルキーによる開扉操作を保障するための非常用シリンダ錠12、電池ケース13、および送受信回路14(図3参照)が収容される。送受信回路14は、接続されるアンテナ14aとともに、RFID(Radio Frequency Identification)カードとして構成される携帯機2と交信可能なRFIDリーダとして構成される。電池ケース13には制御部3、アクチュエータ5およびカバー解錠用アクチュエータ5に給電するための電池15が収容され、電池15抜き取り等の悪戯防止のために、カバー施錠部16により施錠されたカバー17により塞がれる。カバー施錠部16は、プッシュ方向に復帰力が付与されたプル型ソレノイドからなるカバー解錠用アクチュエータ18のプランジャ18aをカバー17の係止部17aに係止させて構成される。カバー解錠用アクチュエータ18がプル駆動されると、カバー17の係止が解除されてカバー17を取り外し、電池15を交換できる。
なお、図示の電気錠Aは、扉体6内に固定された錠箱7を操作するように構成されているが、デッドボルト7a、ラッチ7bをハウジング内に内蔵したり、あるいは、アクチュエータ5を錠箱7内に配置するように変形することもできる。
制御装置Bを図3に示す機能ブロック図と、図4に示す通常使用モードにおける動作フローに基づいて説明する。制御装置Bは、図外のROMに格納されたプログラムに従って動作するCPU(制御部3)により各種ドライバ回路を起動させて所定の動作を行うように構成され、CPU3による制御、すなわち、制御装置Bの動作は、先ず、リクエストスイッチ1を投入することにより開始される(ステップS100)。リクエストスイッチ1の押下はリクエストスイッチ検出回路19により検出されてCPU3に通知され、通知を受領したCPU3は、電圧検出回路20に電池電圧を問い合わせる(ステップS101)。電圧検出回路20における検出電圧が所定値より低い場合には、CPU3はブザー出力回路21を駆動して警戒用のブザー音をブザー23から吹鳴させるとともに、LED出力回路22をドライブし、電池切れ通知用のLED11を点滅させる(ステップS102)。
これに対し、電圧検出回路20における検出電圧が所定値である場合には、操作受領を知らせるためのブザー音を吹鳴した後(ステップS103)、施解錠制御回路24により錠箱7の施解錠状態を検出し(ステップS104)、施解錠状態によってLED11を選択して点滅させる(ステップS105)。
この後、CPU3は、送受信回路14からリクエスト信号を携帯機2側に送信し、携帯機2側からの応答を待つ(ステップS106)。リクエストスイッチ1を押下した後、ユーザが携帯機2をアンテナ14aの近傍にかざさなかった場合、あるいは種類の異なる携帯機2をかざすことによって送受信回路14が携帯機2からの応答を受領しなかった場合には、CPU3はタイマ回路25を駆動し、サムターン装置8による錠箱7の状態変化の有無を監視する(ステップS107)。サムターン装置8による施解錠操作が所定時間(この実施の形態においては5秒間)行われなかった場合には(ステップS108)、CPU3は制御を終了し、初期状態、すなわち不活性状態に復帰する。
一方、送受信回路14が携帯機2からの応答信号を受領した場合には、一旦LED11を消灯した後(ステップS109)、ユーザによる上述した認証操作が後述する登録カードによるものであるか否かを携帯機2から送信されるID情報と、認証用ID格納部4内の認証用IDとを比較して判定する(ステップS110)。判定の結果、携帯機2が登録カードである場合には、CPU3は登録カードによるアクセスであったことを示すフラグを立てて(ステップS111)、後述する登録モードへの遷移判定に使用する。ステップS110において登録カードでないと判定された場合には、認証に使用されている携帯機2がユーザカード(通常運用機)に設定された認証用IDを有しているかを判定し(ステップS112)、認証が成立しない場合には、ブザー23を吹鳴させた後(ステップS113)、制御を終了する。
これに対し、ステップS112において認証が成立した場合には、再び施解錠制御回路24に錠箱7の施解錠状態を問い合わせ(ステップS114)、解錠状態である場合には施解錠制御回路24を駆動してアクチュエータ5を施錠方向に回転させて錠箱7を施錠状態に遷移させ(ステップS115)、施錠状態である場合には、解錠状態側にアクチュエータ5を駆動する(ステップS116)。この後、施解錠動作に対応する吹鳴方法でブザー23を吹鳴させるとともに(ステップS117)、施解錠動作に対応する色のLED11を点灯させる(ステップS118)。
以上のようにして施解錠操作が終了すると、CPU3は再び電圧検出回路20に電池電圧を問い合わせ(ステップS119)、電圧検出回路20における検出電圧が所定値より低い場合には、CPU3はブザー出力回路21を駆動して警戒用のブザー音をブザー23から吹鳴させる(ステップS120)。ステップS120が実行され、またはステップS119で電池切れが検出されなかった場合には、ステップS111で設定したフラグを確認し(ステップS121)、フラグが立っている場合には登録モード監視状態に移行する(ステップS122)。
一方、ステップS114で解錠状態が検出され、ステップS121で登録カードフラグが立っていなかった場合には、制御を終了し、電池15からの給電が停止される。これに対し、ステップS114で施錠状態が検出され、ステップS121で登録カードフラグが立っていなかった場合には、電池交換監視状態に移行する(ステップS123)。
図5に電池交換監視状態(ステップS123)から電池ケース13のカバー17を取り外す手順を示す。上述したように、電池ケース13のカバー17は、カバー施錠部16により施錠されており、CPU3は、電池交換監視状態(ステップS123)になると、ケース解錠モードへの移行を確認するために、先ず、タイマ回路25を起動し(ステップS201)、リクエストスイッチ検出回路19の出力を監視する(ステップS202)。タイマ回路25に設定した時間(この実施の形態においては2秒)内にユーザによるリクエストスイッチ1の押下がなされなかった場合(ステップS203)、CPU3は制御を終了し、初期状態に復帰する。
これに対し、タイマ設定時間内にリクエストスイッチ1の押下を検知した場合には、再びタイマ回路25を起動し(ステップS204)、リクエストスイッチ検出回路19の出力を監視する。この状態でタイマ設定時間(この実施の形態においては3秒)の間リクエストスイッチ1を押し続けると(ステップS205、S206)、CPU3はブザー出力回路21を起動してブザー23を吹鳴させ(ステップS207)、ケース解錠モードに遷移する。ケース解錠モードにおいては、CPU3はカバー解錠用アクチュエータ制御回路26を駆動させてカバー解錠用アクチュエータ18をプル駆動し、カバー施錠部16を解錠する(ステップS208)。次いで、カバー施錠部16の解錠時間を限定するために、所定時間(この実施の形態においては3秒)待ち時間処理を行った後(ステップS209)、カバー解錠用アクチュエータ18への給電を停止させてカバー施錠部16を施錠状態に復帰させて(ステップS210)、制御を終了する。
ユーザは、カバー施錠部16が解錠状態のときにカバー17を取り外して電池15を交換することができる。カバー施錠部16は、施錠状態であってもカバー解錠用アクチュエータ18のプランジャ18aをプッシュ方向の復帰力に抗してプル方向に移動させることができるために、交換後は、カバー17を押し込むだけで施錠状態で装着することができる。
さらに、この実施の形態において、制御装置Bは、ユーザが使用する携帯機2(ユーザカード:通常運用機)に加えて、コンストラクション用の携帯機2(コンストラクションカード:暫定運用機)と、登録用の携帯機2(登録カード)を利用して運用される。
この実施の形態において、登録カードはユーザカード、およびコンストラクションカードの認証用ID登録、登録消去の権限が付与された携帯機2であり、登録カード自身の認証用ID登録は、図6に示す特別の手順で登録される。すなわち、先ず、登録カードの登録に際し、非常用シリンダ錠12を90°回転させる(ステップS301)。非常用シリンダ錠12の回転操作は、シリンダ錠回転検出部27を経由してCPU3に通知され、CPU3はリクエストスイッチ検出回路19の出力変化に対する監視を開始する。
この状態でリクエストスイッチ1が押下されると(ステップS302)、CPU3はタイマ回路25を起動してリクエストスイッチ1の押下時間を計測する(ステップS303)。所定時間(この実施の形態においては3秒)押下状態が継続されない場合には、シリンダ錠回転検出部27が非常用シリンダ錠12への回転操作を検出したか否かをチェックし(ステップS304)、非常用シリンダ錠12を初期位置に復帰させると登録カード登録モードが終了する。
これに対し、ステップS303においてリクエストスイッチ1の連続押下が検出されると、登録カード登録モードに遷移し、先ず、状態遷移をユーザに知らせるために、ブザー23を鳴動させるとともに、LED11を点滅させ(ステップS305)、送受信回路14を監視する(ステップS306)。ステップS305から所定時間(この実施の形態においては5秒)内にユーザが登録カードをアンテナにかざすと、CPU3はかざされたカードがコンストラクションカードでないことを確認した後(ステップS307)、登録カードとして登録する(ステップS308)。
登録カードの登録が完了すると、ユーザに登録完了を知らせるために、ブザー23を鳴動させるとともに、LED11を点灯させ(ステップS309)、リクエストスイッチ1の操作待ち(ステップS302)状態に復帰する。
一方、ステップS307でコンストラクションカードであることが検出された場合には、カード違いをユーザに知らせるために、ブザー23を吹鳴させた後(ステップS310)、カード読み取り待ち状態(ステップS306)に復帰し、所定時間経過後(ステップS311)、リクエストスイッチ1の操作待ち(ステップS302)状態に復帰する。
コンストラクションカードは、主として工事、メンテナンス業者による使用が想定されるもので、認証可能なものであれば、ユーザカードと同様に、上述したステップS100番台の通常の錠箱7の施解錠操作、およびステップS200番台の電池交換モードを実行できる。この実施の形態において、ユーザカードとコンストラクションカードとは、一方が認証可能な場合は、必ず他方が認証不能状態となる排他的関係となっているために、ユーザカードが居住者に引き渡された段階で、コンストラクションカードを回収することなく、工事中に出入りしていた業者の解錠操作が禁止されることとなる。
図7、8に上記コンストラクションカード、およびユーザカードの登録手順を示す。これらコンストラクションカード、およびユーザカードの登録は、登録モードに遷移した後実行され、上述したように、登録モード監視状態(ステップS122)から推移し、CPU3はブザー23を鳴動させるとともに、LED11を点滅させて(ステップS402)、ユーザに状態遷移を知らせる。
この後、カード読取を確認し(ステップS403)、カードが確認されなかった場合、すなわち、アンテナ14aにカード(携帯機2)をかざすことなく、再びリクエストスイッチ1を押し下げると(ステップS404)、ユーザカードの消去モードに遷移する。消去モードへの遷移を明確に意識させるため、リクエストスイッチ1の押下げは、電池ケース13のカバー17の取外し手順(S204〜S206)と同様に制御してもよい。これに対し、所定時間(この実施の形態においては5秒)経過してもリクエストスイッチ1が押下されない場合には(ステップS405)、ブザー23の鳴動を停止するとともに、LED11も消灯させて(ステップS406)制御を終了する。
これに対し、ユーザカードの消去モードに遷移すると、先ず、ブザー23を吹鳴させて(ステップS407)ユーザにモード遷移を通知する。例えば、賃貸家屋の明け渡しの場合等に、ユーザカードの回収を不要にするために、ユーザカードの消去は、ユーザカードを用意することなく実行可能であり、ステップS407に続いて、登録カードをかざすと(ステップS408)、認証用ID格納部4内のユーザカード用認証用IDのデータが全て消去され(ステップS409)、以後、当該ユーザカードによる認証が不能になる。認証用IDデータの消去に成功すると、ブザー23吹鳴とLED11点滅が実行された後(ステップS410)、制御が終了する。
一方、CPU3がステップS407で登録カードの検出信号を受領しなかった場合には、リクエストスイッチ1の押下を検出し(ステップS411)、所定時間(5秒)経過しても検出しなかった場合には(ステップS412)、制御を終了し、リクエストスイッチ1の押下を検出した場合には、直ちに制御を終了する。
また、ステップS403でカードが検出された場合には、カードがユーザカードであるが、コンストラクションカードであるかをID情報をもとに識別し(ステップS421)、ユーザカードである場合には、最大登録可能枚数(この実施の形態においては20枚)に達していないか否かを認証用ID格納部4における登録済み数をもとにチェックする(ステップS422)。登録しようとするユーザカードが最大登録可能枚数を超える場合には、ブザー23吹鳴、LED11点滅を実行して登録不能をユーザに通知した後(ステップS423)、登録モード監視状態(ステップS122)に復帰する。
一方、ユーザカードが可能枚数以下である場合には、かざされたユーザカードが登録済みカードであるか否かを識別し(ステップS424)、登録済みである場合には、ブザー23吹鳴、LED11点滅を実行して重複警告をユーザに通知した後(ステップS425)、登録モード監視状態(ステップS122)に復帰する。登録済みでない場合には、ユーザカードを追加登録し(ステップS426)、認証用ID格納部4に格納する。
ユーザカードの登録は、コンストラクションカードによる運用の終了でもあり、以後、コンストラクションカードのID情報が認証情報として使用されることのないように、CPU3は、上記ステップS426を実行した後、コンストラクションモードフラグをクリアし(ステップS427)、次いで、動作完了信号を発した後(ステップS428)、登録モード監視状態(ステップS122)に復帰する。
これに対し、ステップS421でコンストラクションカードが検出された場合には、ユーザカードが全消去されているか否かを認証用ID格納部4から検出し(ステップS431)、消去済みでない場合には、エラー音を吹鳴させた後(ステップS432)、登録モード監視状態(ステップS122)に復帰する。
ユーザカードの消去が完了している場合には、コンストラクションカードのID情報を認証用IDとして認証用ID格納部4に格納した後(ステップS433)、完了信号を通知する(ステップS434)。認証用IDは上書きが可能なために何度でも異なったコンストラクションカードを使用することが可能であり、ID登録により、以後、コンストラクションカードによる運用がされるために、コンストラクションモードフラグをセットし(ステップS435)、制御終了準備ステップ(ステップS406)にジャンプする。
本発明が適用された電気錠の断面図である。 図1の電気錠を示す図で、(a)は正面図、(b)は表示パネルの拡大図である。 制御装置の機能ブロック図である。 携帯機による施解錠操作を示すフローチャートである。 電池交換モードにおける動作を示すフローチャートである。 登録カードの登録手順を示すフローチャートである。 ユーザカードの消去モードにおける動作を示すフローチャートである。 ユーザカード、コンストラクションカードの登録手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 認証開始スイッチ
2 携帯機
3 制御部
4 認証用ID格納部

Claims (5)

  1. 室外側に配置された認証開始スイッチの投入により携帯機との交信を開始し、携帯機に対する認証成立を条件に錠装置を施解錠動作させる制御部と、
    前記制御部が登録モードのときに携帯機に対する認証用IDが書き込まれる認証用ID格納部とを有する錠装置の制御装置であって、
    前記制御部は、登録用携帯機に対する認証成立後に登録モードに遷移する錠装置の制御装置。
  2. 前記携帯機は、予め書き込まれた種別コードにより通常運用機と暫定運用機の2種に区分されており、
    前記制御部は、いずれか一方のみを認証用IDとして使用する請求項1記載の錠装置の制御装置。
  3. 前記通常運用機の認証用IDは、認証開始スイッチの操作により認証用IDが全消去される請求項2記載の錠装置の制御装置。
  4. 前記通常運用機の認証用IDは、前記認証開始スイッチの操作後の登録用携帯機に対する認証成立により全消去される請求項3記載の錠装置の制御装置。
  5. 前記暫定運用機の認証用ID格納部への書込は、通常運用機に対する認証用IDの全消去を条件とする請求項2、3または4記載の錠装置の制御装置。


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