JP2003034235A - 車両盗難防止装置 - Google Patents

車両盗難防止装置

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JP2003034235A
JP2003034235A JP2001223403A JP2001223403A JP2003034235A JP 2003034235 A JP2003034235 A JP 2003034235A JP 2001223403 A JP2001223403 A JP 2001223403A JP 2001223403 A JP2001223403 A JP 2001223403A JP 2003034235 A JP2003034235 A JP 2003034235A
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Muneyuki Toge
宗志 峠
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Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の使用者の生物学的特徴の認証が必要な
モードと、イグニッション・キーのみで車両の使用を許
可するモードの切り替えを簡単にすること。 【解決手段】 車両のエンジンを始動させるイグニッシ
ョン・キーと、車両の使用者の生物学的特徴を読み取る
読取手段と、車両の使用者の生物学的特徴が登録される
記憶手段と、読み取られた使用者の生物学的特徴と登録
された使用者の生物学的特徴とが一致するかどうかを識
別する識別手段と、イグニッション・キーによりエンジ
ンが始動可能な第1状態と、イグニッション・キーと、
識別手段により読み取られた生物学的特徴と登録された
生物学的特徴とが一致と識別された場合にエンジンが始
動可能な第2状態とを切り替える切替手段と、を備える
車両盗難防止装置において、エンジンが始動している場
合は第1状態と第2状態とを任意に切替可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者の生物学的
特徴により使用者の識別を行う車両盗難防止装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置として特開2001
−065211号公報(第1の従来技術という)に開示
されているものがある。この第1の従来技術に開示され
ている装置は、車両のドアを解錠しようとする使用者の
指紋を認証する指紋認証装置の読取部が車外に設けら
れ、読取部の汚れ等により指紋認証が正しく行われずド
アが解錠されない場合には、携帯送信機により、暗証コ
ードを送信してドアロックを解除するものである。
【0003】また、特開平11−245771号公報
(第2の従来技術という)には、車両のドアロックの解
除或いはエンジン始動を行う際に、指紋認証を必要とす
るモードと、キーのみでよいモードとを状況に応じて切
り替えができるものが開示されている。この第2の従来
技術においては、例えば、車両の修理・給油等、所有者
以外の者により車両を移動させたい場合には、イグニッ
ション・キーのみでドアロックの解除・エンジンの始動
ができる防犯モードに設定し、また、保安上必要がある
場合には、ドアロックの解除・エンジンの始動のそれぞ
れにおいて、指紋認証が必要な防犯モードに装置の設定
を変更することができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した第1
の従来技術においては、エンジンの始動は指紋認証を行
った場合にのみ可能になる。このため、予め指紋を登録
した者以外はエンジンを始動させることができない。例
えば、地震等の災害時や、車両の故障時等に車両を路肩
に駐車させ、エンジンを停止すると、予め指紋を登録し
た者以外は車両を移動できない等の不具合が生じる恐れ
がある。
【0005】また、上記した第2の従来技術において
は、車両のドアロックの解除或いはエンジン始動を行う
際に、指紋認証を必要とするモードと、キーのみでよい
モードとを切り替える場合に常に所有者または使用を許
可された使用者の指紋認証を必要とするので、操作が煩
雑であるという問題がある。
【0006】さらに、上記した第1および、第2の従来
技術においては、車両の売買などにより所有者が変わっ
た場合において、前の所有者が登録した指紋を解除した
後に新たな所有者が指紋を認証させなければならず、操
作が煩雑である。
【0007】加えて、指紋認証システムが故障した場合
には車両を作動させることが全く不可能になってしま
う。本発明は、車両の使用者の指紋の認証が必要なモー
ドと、イグニッション・キーのみで車両の使用を許可す
るモードの切り替えを簡単にすることを、その課題とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために講じた第1の技術的手段は請求項1に示すよう
に、車両のエンジンを始動させるイグニッション・キー
と、車両の使用者の生物学的特徴を読み取る読取手段
と、前記車両の使用者の生物学的特徴が登録される記憶
手段と、前記読み取られた使用者の生物学的特徴と前記
登録された使用者の生物学的特徴とが一致するかどうか
を識別する識別手段と、前記イグニッション・キーによ
りエンジンが始動可能な第1状態と、前記イグニッショ
ン・キーと、前記識別手段により前記読み取られた生物
学的特徴と登録された生物学的特徴とが一致と識別され
た場合にエンジンが始動可能な第2状態とを切り替える
切替手段と、を備える車両盗難防止装置において、前記
エンジンが始動している場合は前記第1状態と前記第2
状態とを任意に切替可能としたことである。
【0009】上記した手段によれば、前記エンジンが始
動している場合には前記第1状態と前記第2状態とを切
り替えるときに前記識別手段による生物学的特徴の一
致、不一致の識別を行わない。このため、指紋の認証が
行われないので操作が簡便になる。
【0010】上記した技術的課題を解決するために講じ
た第2の技術的手段は請求項2に示すように、前記車両
盗難防止装置は、前期記憶手段に登録された前記所有者
及び前記使用者の生物学的特徴を削除する初期化手段を
備えたことである。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、初期化手
段を備えたことによって既に登録された所有者と所有者
が使用を認めた使用者の生物学的特徴の記録を削除する
ことができる。
【0012】上記した技術的課題を解決するために講じ
た第2の技術的手段は請求項3に示すように、車両盗難
防止装置は前記車両の故障を検知する故障診断手段を備
え、該故障診断手段が前記車両の故障を検知した場合に
は前記切替手段が第1状態に切り替えるようにしたこと
である。
【0013】請求項3に記載した発明によれば、故障診
断手段により車両の故障が検知されると、切替手段が第
1エンジン始動指示手段からのエンジン始動指示だけで
エンジンを始動させるよう前記使用可能化手段を制御す
るので、車両盗難防止装置をイグニッションキー操作の
みでエンジン始動が可能な状態に設定することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に関わる車両盗難防止装置
の具体例を添付図面に基づいて説明する。
【0015】まず、本発明の具体例である車両盗難防止
装置10の構成について述べる。
【0016】車両盗難防止装置10は、エンジンを始動
させるイグニッションキー・スイッチ11と、後述する
指紋認証装置12と、エンジン始動可能化手段である制
御マイコン13と、切替手段である保安モード切替装置
14及び通常は車両に装備されない初期化手段であるマ
スタコード入力装置15から構成される。
【0017】イグニッションキー・スイッチ11は一般
に知られているイグニッションキーを挿して回すことで
機械式のスイッチがオンになりエンジンを始動させるも
のである。
【0018】指紋認証装置12は記憶手段であるメモリ
16、読取手段である指紋読取部17、識別手段である
識別部18を備える。メモリ16は車両の所有者または
所有者が使用を許可した使用者(例えば車両の所有者の
家族等)の指紋データを予め記憶させておく(登録して
おく)媒体である。指紋読取部17は車両の乗員の指紋
を読み取るための装置であり、本実施形態では図2に示
すカードキー21に構成されている。カードキー21に
は指を押し付けると指紋の画像を読み取る図1での指紋
読取部17にあたる静電容量センサ22を上面に備えて
いる。カードキー21はさらに内部に静電容量センサ2
2が読み取った画像データを圧縮して暗号化するマイコ
ン22と、圧縮・暗号化したデータを発信する発信部2
4を備える。尚、マイコン22には、例えば指紋読取部
17にて指紋が読み取れない状態が所定の回数連続して
発生した場合や、後述する受信部28へデータを発信で
きない状態が発生した場合に指紋読取部17の故障と判
断する故障判定機構が設けられている。
【0019】本実施形態においては、車内ダッシュボー
ドには認証パネル25が備え付けられており、認証パネ
ル25の受信部28で発信部24からの圧縮・暗号化し
たデータを受信する。受信部28は図1に示すように指
紋認識装置10の認識エンジンに接続されており、カー
ドキー21の指紋読取部17により読み込まれた指紋
は、マイコン22にて圧縮・暗号化されたデータが指紋
照合のために認識エンジンに送信可能となっている。
【0020】制御マイコン13は車両盗難防止装置10
を後述する各作動モードに合わせて制御する装置であ
る。制御マイコン13はイグニッションキー・スイッチ
11及び指紋認証装置12からの認証結果と、後述する
保安モード切替装置14からのモード指示を受けてエン
ジンECU19に始動信号を送信してエンジンを始動さ
せる装置である。また、制御マイコン13は指紋認証装
置12の認識エンジンの動作を監視しており、認識エン
ジンが故障した場合に指紋認証装置12の故障判定機構
が発する故障通知を検知し故障診断装置20(後出)へ
故障通知信号を送信する。また、制御マイコン13は自
身の故障通知信号も故障診断装置20へ送信する機能を
有する。
【0021】故障診断装置20は指紋認識装置12、制
御マイコン13の作動が正常かどうかを、各装置に設け
られた故障判定機構が故障の場合に発する故障通知によ
って監視するものである。また、故障診断装置20は、
車両各部のセンサ(水温、油圧、バッテリ電圧等)から
の車両自体の故障通知を受けて車両の故障を検知する装
置である。
【0022】保安モード切替装置14は、車両盗難防止
装置10全体の作動状態を、指紋認証とイグニッション
キー操作の両方を行わないとエンジンを始動できない
「指紋認証モード」とイグニッションキーのみでエンジ
ン始動が可能な「通常モード」に切替える装置である。
保安モード切替装置14は図2に示す車内ダッシュボー
ドに設けられた認証パネル25の登録・動作ボタン26
および解除ボタン27の操作により、所有者あるいは使
用者によるモード指示を制御マイコン13へ送信する。
また、保安モード切替装置14は車両各部の故障を監視
している故障診断装置20からの故障通知を受けてモー
ド指示を制御マイコン13へ送信する。
【0023】マスタコード入力装置15は通常車両には
搭載されず、車両の販売店などが保管している装置であ
る。マスタコード入力装置15は図3に示すようなキー
入力装置31、端子32、液晶画面33を備えた携帯可
能な端末である。マスタコード入力装置15は車内の図
示しないヒューズボックス内にある制御マイコン13へ
の端子に図3の端子32を接続して、英数字からなるマ
スタコード(後出)をキー入力装置31で入力すること
で初期化指示を制御マイコン13に送信するものであ
る。これにより、制御マイコン13は指紋認証装置12
の認識エンジンのメモリ16を初期化する。また、マス
タコード入力装置15は制御マイコン13が内部メモリ
16に記憶している認識エンジンからの故障通知の履歴
や故障診断装置20からの故障通知の履歴、以前入力さ
れたマスタコードの履歴も受信し、それらを表示する液
晶画面32を備える。
【0024】次に車両盗難防止装置10の作用について
述べる。
【0025】車両盗難防止装置10の作動状態は「通常
モード」、「指紋認証モード」、「登録モード」及び
「初期化モード」の4つに分かれる。図4に示す、生産
ラインから廃車まで間の車両のおかれる状況と、車両盗
難防止装置10のモード及びメモリ16の状態の対応表
を参照しながら車両盗難防止装置10の作用について述
べる。
【0026】また、図5及び図6に示す、上記4つのモ
ード間の移行操作手順も併せて述べる。
【0027】<通常モード>通常モードは、乗員のイグ
ニッションキー操作だけでエンジンが始動可能になる車
両盗難防止装置10の作動状態である。乗員がイグニッ
ションキーを車内のキーシリンダの鍵孔に挿して回す
と、キーシリンダ内で機械的にイグニッションキー・ス
イッチがオンされ、図1に示すように、電気信号(「キ
ーの形状が合致した」という認証結果)が制御マイコン
13に送信される。車両盗難防止装置10が通常モード
である場合には保安モード切替装置14と制御マイコン
13により、指紋認証装置12は作動していない。この
ため、制御マイコン13はイグニッションキーからの始
動指示信号により、エンジンの始動許可信号をエンジン
ECU19に送信するのでエンジンは始動する。
【0028】通常モードでは、イグニッションキーを持
つ者であれば誰でも車両のエンジンを始動することがで
きる。
【0029】この通常モードにおいては、イグニッショ
ンキーの盗難、偽造、又はイグニッションキー・スイッ
チの直結等で車両自体が盗まれてしまう危険性がある。
【0030】しかし、図4に示すように、この通常モー
ドに車両盗難防止装置が設定されるのは、生産ラインか
ら販売店を経て納車に至るまでの間と、点検・車検・修
理・陸送・移動依頼時である。このため、車両は盗難に
対して充分な保管がなされており、上記した期間は、車
両の移動は複数の者によって行われるため、イグニッシ
ョンキーの操作のみでエンジンが始動できる方が便利で
ある。
【0031】<指紋認証モード>指紋認証モードは、乗
員の指紋が指紋認識装置12のメモリに登録された指紋
と一致しかつ、乗員のイグニッションキー操作で車両の
エンジンが始動可能になる車両盗難防止装置10の作動
状態である。この指紋認証モードは、所有者又は使用者
が自宅等において車両の駐車時に、駐車スペースの治安
状態に不安を感じる場合や、長期に渡って駐車しておく
等の場合に、所有者又は使用者が自らの意志で設定する
車両盗難防止装置10の作動状態である(図4の車両状
況が駐車の場合に相当する)。
【0032】指紋認証モードへ移行する操作手順と盗難
防止装置10の作動を以下に述べる。
【0033】通常、車両盗難防止装置10は通常モード
にある。乗員は通常モードから指紋認証モードへの切り
替えを希望する場合には、車内ダッシュボードに備え付
けられた認証パネル25にある登録・動作ボタン26を
押す。登録・動作ボタン26が押されると、保安モード
切替装置14は制御マイコン13へ指紋認証モードに移
行するようモード指示を送信する。これにより制御マイ
コン13は、車内スピーカにより音声案内を開始する。
音声案内は、乗員にカードキー21の静電容量センサ2
2に指を置くように示唆する。静電容量センサ22の上
に乗員の指が置かれると、静電容量センサ22により乗
員の指紋の画像データが認識される。認識された画像デ
ータは、カードキー21内のマイコン22により圧縮・
暗号化され、発信部24から車両側の受信部28に送信
される(図1及び図2)。受信部28は受信した指紋の
画像データを指紋認証装置12の識別部18に送る。指
紋認証装置12において、圧縮・暗号化された画像デー
タは解凍・暗号解除される。その後、識別部18におい
て特徴点抽出処理され、メモリ16に登録された指紋デ
ータと照合される。その結果が一致した場合、指紋認証
装置12は制御マイコン13に「乗員の指紋と登録され
た指紋データと一致した」旨の認証結果を送信する。こ
れにより、制御マイコン13は指紋認証装置12に指紋
認証モードへの移行を通知し、指紋認証装置12は作動
する。制御マイコン13は同時に保安モード切替装置1
4にも指紋認証モード移行を通知して保安モード切替装
置14は車両盗難防止装置10が指紋認証モードである
ことを認識する。
【0034】指紋認証モードにおける、エンジン始動ま
での操作手順と車両盗難防止装置10の作動を以下に述
べる。
【0035】乗員はカードキー21の静電容量センサ2
2に指を置き、指紋の画像データを車両側へ送信する
と、カードキー21と指紋認証装置12は上記と同じ作
動で乗員の指紋認証を行う。指紋認証の結果が一致の場
合、指紋認証装置12は制御マイコン13に「乗員の指
紋と登録された指紋データと一致した」旨の認証結果を
送信し、制御マイコン13は予めプログラムに定められ
た通り乗員にイグニッションキー操作するよう車内スピ
ーカで音声案内する。音声案内に従って乗員がイグニッ
ションキーをキーシリンダの鍵孔に挿して回すとイグニ
ッションキー・スイッチ11から電気信号(「キーの形
状が合致した」という認証結果)が制御マイコン13に
送信される。制御マイコン13はイグニッションキー・
スイッチ11及び指紋認証装置12からの認証結果を受
信してエンジンECU19に始動信号を出力してエンジ
ンが始動する。
【0036】エンジンを停止後、車両盗難防止装置10
は指紋認証モードのままである。車両盗難防止装置10
が指紋認証モードである状態で再びエンジンを始動する
時は、保安モード切替装置14及び制御マイコン13は
車両盗難防止装置10は指紋認証モードであることを認
識しており、制御マイコン13は乗員に対して指紋認証
を行うように音声案内し、上記の作動で指紋認証を行
う。
【0037】指紋認証モードの解除、つまり通常モード
への移行の操作手順と車両盗難防止装置10の作動を以
下に述べる。
【0038】指紋認証モードでかつ、エンジンが停止し
ている場合には、乗員は認証パネル25にある解除ボタ
ン27を押すことにより、モードの切り替えが可能であ
る。解除ボタン27が押されると、保安モード切替装置
14は制御マイコン13に指紋認証モードから通常モー
ドへ移行するようモード指示を送信する。これにより、
制御マイコン13は車内スピーカによる音声案内に行
い、乗員にカードキー21の静電容量センサ22に指を
置くよう示唆する。カードキー21と指紋認証装置12
は上記と同じ作動で指紋認証を行う(図5のP2)。乗
員の指紋のデータが登録された指紋のデータと照合の結
果一致した場合、車両盗難防止装置10の指紋認証モー
ドは解除されて通常モードになる。指紋認証モードが解
除されたことは乗員に音声案内される。
【0039】指紋認証モードでエンジンが稼動している
場合には、認証パネル25にある解除ボタン27を押す
(図5のP3)と、車両盗難防止装置10の指紋認証モ
ードは解除されて通常モードになる。この場合、カード
キー21及び指紋認証装置12による指紋認証は不要で
ある。
【0040】指紋認証モードでは、指紋データを登録し
た所有者または、所有者が車両の使用を許可した使用者
のみが指紋認証をパスしてエンジンを始動できる。この
ため、それ以外の者がエンジンを始動して車両を盗むこ
とが防止できる。
【0041】一方で図4に示すように地震等の災害時に
車両を路肩にイグニッション・キーを差したまま(かつ
第3者が使用可能な状態で)駐車しておく必要がある場
合に、車両盗難防止装置10は指紋認証モードと通常モ
ードの選択が可能である。また、エンジンが稼動中であ
れば、上記のように、解除ボタン27を押すだけで容易
且つ迅速に指紋認証モードを解除し、通常モードへ移行
することができる。
【0042】上記したモードの移行において、意図しな
いボタン操作によりモードの移行が行われないように、
通常モードから指紋認証モードへの移行および指紋認証
モードから通常モードへの移行の際に再度のボタン操作
を行うように制御マイコン13により音声案内を行うよ
うにすることが好ましい。あるいは、通常モードから指
紋認証モードへの移行はボタン操作によっては行われず
に、指紋認証モードから通常モードへの移行だけを行う
ようにしてもよい。
【0043】<登録モード>登録モードは車両の所有者
及び所有者に車両の使用を許可された使用者(例えば所
有者の家族等)の指紋のデータを指紋認証装置12のメ
モリ16に登録するための車両盗難防止装置10の作動
状態である。
【0044】登録モードへ移行する手順と車両盗難防止
装置10の作動を以下に述べる。
【0045】メモリ16が初期化されている通常モード
の状態(図4の車両状況が納車の場合に当たる)から
は、乗員は認証パネル25にある登録・動作ボタン26
を長押しすると通常モードから登録モードへ移行する
(メモリ16が初期化、つまりメモリ16に指紋データ
が一切登録されていない状態では車両盗難防止装置10
は指紋認証モードにはならない。従ってメモリ16が初
期化されている時の指紋認証モードからの登録モードへ
の移行するようモード移行は存在しない)。
【0046】メモリ16に既に所有者(及び使用者)の
指紋のデータが登録されており、かつ通常モードの場
合、または指紋認証モードであるが指紋認証前の状態
(例えばエンジン停止時)から登録モードへ移行する場
合には、乗員は認証パネル25にある登録・動作ボタン
26を長押しすることにより登録モードへの移行が可能
である。この場合には登録・動作ボタン26の長押しを
保安モード切替装置14にて判別し、制御マイコン13
に登録モードへ移行するようモード移行を送信する。制
御マイコン13は、車内スピーカによる音声案内を行
い、乗員にカードキー21の静電容量センサ22に指を
置くよう示唆する。静電容量センサ22により読み取ら
れた指紋は、指紋認証装置12によりメモリ16に登録
された指紋と識別され、一致すれば登録モードへ移行す
る(図5のP4、P5)。
【0047】メモリ16に既に所有者(及び使用者)の
指紋のデータが登録されており、指紋認証モード又は指
紋認証モードで指紋認証済みの状態(例えばエンジンが
稼働中)から登録モードへ移行する場合は、乗員は認証
パネル25にある登録・動作ボタン26を長押しするだ
けで登録モードへ移行する(図5のP6)。
【0048】指紋データの登録において、指紋認識装置
12は初期化されたメモリ16に最初に登録する指紋デ
ータを所有者の指紋データとして認識する。
【0049】登録モードにおける、所有者の指紋データ
の登録操作手順と車両盗難防止装置10の作動を以下に
述べる。
【0050】上記の手順で車両盗難防止装置10が登録
モードになった後に、指紋認識装置12はメモリ16に
指紋データが登録されていないことを認識すると、制御
マイコン13は、乗員に「所有者の指紋データを登録す
る」旨を音声案内する。所有者はカードキー21の静電
容量センサ22に指を置いて登録を行う。制御マイコン
13は指の怪我等による指紋の読み取りエラーに備え
て、予めプログラムに定められた数の複数の指について
指紋の登録を行うよう所有者に指示する。所有者は複数
の指をカードキー21の静電容量センサ22に置く。静
電容量センサ22により読み取られた指紋の画像データ
は、マイコン13により圧縮・暗号化され、発信部24
から車両側の受信部28に送信される(図1及び図
2)。受信部28は受信した指紋の画像データを指紋認
証装置12の認識エンジンに送り、認識エンジンは指紋
の画像データを解凍・暗号解除され、特徴点抽出がなさ
れる。抽出された特徴点はメモリ16に送られ、メモリ
16は指紋データを登録する。この作動は所有者の複数
の指紋画像データついて所定の回数繰り返される。
【0051】指紋認識装置12は指紋データが所定数登
録されたことを認識すると制御マイコン13を通して所
有者に「所有者の指紋データの登録を終了した」旨を音
声で通知し、続いて「使用者の指紋データを登録する
か」旨を音声案内する。所定時間内に登録カードキー2
1の静電容量センサ22に使用者の指が置かれないよう
であれば、制御マイコン13は自動的に登録モードから
通常モードへ移行(図5のP7)し、認識装置12と保
安モード切替装置14に通常モードへ移行したことを通
知する。
【0052】登録モードにおける、所有者が使用を許可
した使用者の指紋データの登録は以下の手順で行う。
【0053】所有者の傍らに使用者がいて、上記の所有
者の指紋データの登録に続いて使用者の指紋データの登
録を行う場合、「使用者の指紋データを登録するか」旨
の音声案内に従い、カードキー21の静電容量センサ2
2に使用者の指を置いて指紋データの登録を行う。
【0054】また、所有者の指紋の登録のみ行い、登録
モードから通常モードへ移行した場合には、所有者がカ
ードキー21の静電容量センサ22に指紋データを登録
した指を置いて指紋認証を行った後、登録・動作ボタン
26を長押しして使用者の指紋データの登録を行う。
【0055】車両盗難防止装置10が所有者の登録した
指紋データでの指紋認証後の指紋認識モードにある場
合、エンジンが稼働中であれば、所有者の指紋認証は不
要であり、登録・動作ボタン26の長押しで使用者の指
紋データの登録が可能となる。エンジンの停止後であれ
ば、所有者がカードキー22の静電容量センサ22に指
紋データを登録した指を置き指紋認証を行った後、登録
・動作ボタン26の長押しで使用者の指紋データの登録
を行う。なお、使用者の個々の指紋データの登録は所定
時間内に行なわれることが望ましい。従って、所定時間
を過ぎて指紋データの登録が行われない場合は自動的に
制御マイコン13は車両盗難防止装置10を指紋認証モ
ードに移行させる(図5のP8)。
【0056】上記した登録・動作ボタンの操作だけで登
録モードに移行する場合において、意図しないボタン操
作により登録モードへ移行するのを防止するために、ボ
タン操作がなされた際に制御マイコン13により音声案
内(登録モードに移行する場合にはもう一度ボタンを操
作させるように示唆する)を行うようにすることが好ま
しい。あるいは、ボタン操作によって移行するモード
は、通常モードから指紋認証モードへ移行するモード
と、指紋認証モードから通常モードへ移行するモードだ
けとし、登録モードへの移行はボタン操作だけで行わな
いようにしてもよい。
【0057】<初期化モード>初期化モードは車両の所
有者のみが、指紋認証装置12のメモリ16に登録され
た全ての指紋のデータを削除するための車両盗難防止装
置10の作動状態である。
【0058】初期化モードへ移行する操作手順と車両盗
難防止装置10の作動を以下に述べる。
【0059】メモリ16に既に所有者(及び使用者)の
指紋のデータが登録されており、通常モード又は指紋認
証モードで指紋認証前の状態(例えばエンジン停止時)
から初期化モードへ移行する場合は、乗員は認証パネル
25にある解除ボタン27を長押しする。解除ボタン2
7が長押しされると、保安モード切替装置14は制御マ
イコン13へ初期化モードに移行するようモード指示を
送信する。これにより制御マイコン13は、車内スピー
カにより音声案内を開始する。音声案内は、乗員にカー
ドキー21の静電容量センサ22に指を置くように示唆
する。指紋認証装置12によりメモリ16に登録された
指紋と一致すれば初期化モードへ移行する(図6のP
9、P10)。
【0060】メモリ16に既に所有者(及び使用者)の
指紋のデータが登録されており、指紋認証モード又は指
紋認証モードで指紋認証済みの状態で(エンジンが稼働
中)から登録モードへ移行する場合は、乗員は認証パネ
ル25にある解除ボタン27を長押しだけで初期化モー
ドへ移行する(図6のP11)。
【0061】なお、既にメモリ16が初期化されている
通常モードの状態では、メモリ16に指紋データが一切
登録されていない状態を制御マイコン13が認識してお
り、乗員は認証パネル25にある解除ボタン27を長押
ししても初期化モードへ移行しない。(メモリ16に指
紋データが一切登録されていない状態では車両盗難防止
装置10は初期化モードへの移行は存在しない。)初期
化モードにおける、所有者の指紋データを登録する操作
手順と車両盗難防止装置10の作動を以下に述べる。
【0062】上記の操作手順により車両盗難防止装置1
0が初期化モードになると、指紋認識装置12はメモリ
16に指紋データが登録されているかどうかを認識す
る。その認識結果は制御マイコン13に送られ、指紋デ
ータが登録されている場合には、制御マイコン13は所
有者に対し音声案内で「登録されている全ての指紋デー
タを削除するか」を確認する。このとき、「削除する場
合は解除ボタン27を所定時間内に押す」よう示唆す
る。所有者が所定時間内に解除ボタン27を押すと、制
御マイコン13はメモリ16を初期化し、指紋認証装置
12及び保安モード切替装置14に対して「通常モード
に移行した」旨モード通知する。所定時間経過、車両盗
難防止装置10は「通常モード」へ移行する(図6のP
12)。
【0063】一方、音声案内により、所有者対し「登録
されている全ての指紋データを削除するか」を確認して
も所定時間内に所有者が解除ボタン27を押さない場合
は、制御マイコン13はメモリ16に登録されている指
紋のデータの削除を中止し、指紋認証装置12及び保安
モード切替装置14に対して「元のモードに移行した」
旨モード通知をする。このときの元のモードとは、初期
化モードなる直前のモードである。所定時間経過、車両
盗難防止装置10は初期化モードに移行する前の「通常
モード」、「指紋認証モード」のいずれかに移行する。
(図6のP12、13)次に、図4に示す、車両が事故
に遭った又は故障した場合における車両盗難防止装置1
0の作動について以下に述べる。
【0064】図1の故障診断装置20は車両各部のセン
サ(水温、油圧、バッテリ電圧等)からの故障通知を受
けて故障の診断を行う。修理が必要と診断した場合、保
安モード切替装置14に車両の故障を通知する。保安モ
ード切替装置14は車両盗難防止装置10が指紋認証モ
ードである時は、制御マイコン13に指紋認証モードか
ら通常モードへ移行するようにモード指示をすると共
に、故障箇所を示すデータを送信する。制御マイコン1
3は故障箇所を示すデータを内部メモリに記憶し、車両
盗難防止装置10を通常モードへ移行させた後、保安モ
ード切替装置14に通常モードに移行したことを通知す
る。
【0065】また、故障診断装置20は指紋認識装置1
2が故障により作動できなくなったり、制御マイコン1
3の作動が異常と判断された場合、これらからの故障通
知を受けて、車両盗難防止装置10が指紋認証モードで
ある時は、制御マイコン13に指紋認証モードから通常
モードへ移行するようにモード指示を行う。
【0066】上記の作動により、車両が事故又は故障し
た場合は、車両盗難防止装置10の作動モードを直ちに
自動的に通常モードに移行させることができる。これに
より、所有者および使用者は何ら煩雑な操作を行うこと
なく、指紋登録をしていない運転者は通常モードで車両
を移動させることができる。また、指紋認識装置12の
みが故障した場合には指紋認証モードは直ちに通常モー
ドに移行するので、車両のエンジンが始動不能になるこ
とを防止できる。
【0067】図4に示す、車両を売却又は廃車にする時
や、所有者が死亡・行方不明になった、或いは所有者が
指紋を登録した指を亡失した場合における車両盗難防止
装置10の作動について以下に述べる。
【0068】まず、車内の図示しないヒューズボックス
内にある制御マイコン13からの端子に図3のマスタコ
ード入力装置15の端子32を接続する。つぎにマスタ
コード入力装置15のキー入力装置31から英数字から
なるマスタコードを入力する。
【0069】制御マイコン13はこのマスターコードが
入力されると上記した初期化モードに移行した場合と同
じ作動を行うことができる。これにより、制御マイコン
13は認識エンジンのメモリ16を初期化可能となる。
【0070】マスタコード入力装置15は制御マイコン
が内部メモリに記憶している認識エンジンからの故障通
知の履歴や故障診断装置20からの故障通知の履歴、以
前入力されたマスタコードの履歴も受信し、液晶画面3
2にこれらを提示する。
【0071】マスタコードは所有者にも通知されるが、
基本的には販売店がこれを保管することが望ましい。こ
れにより、所有者及び使用者の個人データである指紋デ
ータの登録をメモリ16から抹消する場合に、所有者が
指紋の認証を行って初期化作業を行うことなくメモリ1
6からの指紋データの抹消を行うことができる。
【0072】さらに、車両盗難防止装置10が指紋認証
モードの場合に移行している状態にて、所有者が指紋認
証できなくなった場合、指紋認証装置12を交換するこ
となく確実に指紋認証モードを解除することもできると
共に、指紋データの消去・再登録をすることができる。
【0073】本実施形態に記載の車両盗難防止装置10
では指紋読取にカードキー21を用いているが、他の形
態としては、現在のキーレスエントリ装置のようにイグ
ニッションキーと一体又はキーホルダー状の形態で一体
となっていてもよい。また、カードキー21が乗員のボ
タン操作により電波を発信してドアロックの解除を行っ
てもよいし、車両に近づくと電波を発信して、自動的に
ドアロックの解除を行う機能を有していてもよい。
【0074】具体例である車両盗難防止装置10では車
両の所有者及び使用者を特定するための身体的特徴(さ
らに広義には生物学的特徴)として指紋を採用している
が、指紋読取部17の代りにカメラ(CCDカメラ)を
用いて、車両を使用しようとする者の顔の骨格、虹彩、
しぐさ等を画像として取り込んで、登録した画像と照合
してもよい。また、車両を使用しようとする者の声をマ
イクで音声データとして取り込み、その音紋と登録した
音紋を照合したり、指紋読取部17の代りにペン入力装
置を用いて筆跡を取り込んで照合する等も本発明の範疇
に含まれる。
【0075】
【発明の効果】上記した請求項1の発明にて講じた技術
的手段によれば、エンジンが始動している場合は第1状
態と第2状態とを任意に切替可能としたことにより、第
1状態と第2状態とを切り替えるときに識別手段による
生物学的特徴の一致、不一致の識別を行わない。このた
め、指紋の認証が行われないので操作が簡便になる。こ
れにより装置の利便性を向上させることができる。
【0076】上記した請求項2の発明にて講じた技術的
手段によれば、請求項1に記載した技術的手段に加え
て、記憶手段に登録された所有者及び使用者の生物学的
特徴を削除する初期化手段を備えたことによって既に登
録された所有者と所有者が使用を認めた使用者の生物学
的特徴の記録を削除することができる。これにより、所
有者による指紋の認証によって生物学的特徴の削除を行
わず、機械的に削除できるので、車両の転売等の際に便
利である。
【0077】上記した請求項3の発明にて講じた技術的
手段によれば、請求項1または2に記載の発明に加え
て、車両盗難防止装置は前記車両の故障を検知する故障
診断手段を備え、該故障診断手段が前記車両の故障を検
知した場合には前記切替手段が第1状態に切り替えるよ
うにしたことにより、車両の故障が検知されると、自動
的に車両盗難防止装置をイグニッションキー操作のみで
エンジン始動が可能な状態に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例である車両盗難防止装置10の
主要な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の具体例である車両盗難防止装置10の
読取手段であるカードキーと切替手段である認証パネル
の斜視図である。
【図3】本発明の具体例である車両盗難防止装置10の
初期化手段である、マスターキー入力装置の概観図であ
る。
【図4】本発明具体例である車両盗難防止装置10のモ
ードとメモリ16の登録状態の関係を示す表である。
【図5】本発明具体例である車両盗難防止装置10の各
モードへの移行手順を示す図である。
【図6】本発明具体例である車両盗難防止装置10の各
モードへの移行手順を示す図である。
【符号の説明】
11 イグニッション・キースイッチ(イグニッショ
ン・キー) 12 指紋認証装置 13 制御マイコン(使用可能化手段) 14 保安モード切替装置(切替手段) 15 マスタコード入力装置(初期化手段) 16 メモリ(記憶手段) 17 指紋読取部(読取手段) 18 識別部(識別手段) 20 故障診断装置(故障診断手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンを始動させるイグニッシ
    ョン・キーと、 車両の使用者の生物学的特徴を読み取る読取手段と、 前記車両の使用者の生物学的特徴が登録される記憶手段
    と、 前記読み取られた使用者の生物学的特徴と前記登録され
    た使用者の生物学的特徴とが一致するかどうかを識別す
    る識別手段と、 前記イグニッション・キーによりエンジンが始動可能な
    第1状態と、前記イグニッション・キーと前記識別手段
    により前記読み取られた生物学的特徴と登録された生物
    学的特徴とが一致と識別された場合にエンジンが始動可
    能な第2状態とを切り替える切替手段と、を備える車両
    盗難防止装置において、 前記切替手段は、前記エンジンが始動している場合に前
    記識別手段による生物学的特徴の一致、不一致に関わら
    ず、前記第1状態と前記第2状態とを任意に切替可能と
    したことを特徴とする車両盗難防止装置。
  2. 【請求項2】 前記車両盗難防止装置は、前期記憶手段
    に登録された前記所有者及び前記使用者の生物学的特徴
    を削除する初期化手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の車両盗難防止装置。
  3. 【請求項3】 前記切替手段は前記車両の故障を検知す
    る故障診断手段を備え、該故障診断手段が前記車両の故
    障を検知した場合に、前記切替手段は第1状態に切り替
    えることを特徴とする、請求項1または2に記載の車両
    盗難防止装置。
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