JP2006241710A - 浴室ユニット支柱立設構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴室ユニット等の一の壁面両端以外の部分に立設され、壁パネルが固定される支柱の、製造過程における取付孔穿設等の加工誤差を吸収して、垂直性を確保することに優れた浴室ユニット支柱立設構造を提供する。
【解決手段】浴室ユニットの床パン上のコーナー部に立設された複数のコーナー支柱と、隣接する該コーナー支柱の頂部間を接続する天井つなぎ材と、上記隣接するコーナー支柱間において上記床パン及び上記天井つなぎ材間に架設された一又は複数の平支柱とを有し、これらコーナー支柱及び平支柱に複数の壁パネルを固定して上記浴室ユニットの壁面を構成する浴室ユニットの支柱立設構造において、上記平支柱は、浴室ユニットの上記壁面に平行な室外側の側面頂部近傍に、上記天井つなぎ材を嵌入可能な嵌入部を備え、該嵌着部に、上記天井つなぎ材が嵌着され、上記平支柱の上端が、上記天井つなぎ材の長手方向に沿って揺動可能に掛止される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、浴室ユニット等の壁パネルが固定される支柱の立設構造に係り、特に、浴室ユニットの一の壁面両端以外の部分に立設される支柱の立設構造に関する。
浴室ユニットの壁面を構成する壁パネルの組立構造として、図6に示すように、浴室ユニット101の床パン110上の各コーナー部にコーナー支柱(コーナージョイナーとも呼ばれる)120を立設し、これらコーナー支柱120の内、隣接するコーナー支柱120,120の頂部間を天井つなぎ材140を用いて接続し、このつなぎ材140上のいずれかの箇所において、床パン110及び天井つなぎ材140間に一又は複数の平支柱130(平ジョイナーとも呼ばれる)を架設してフレームを形成し、これらコーナー支柱120及び平支柱130間、或いは平支柱130同士の間に壁パネル(図示せず)を固定するものが広く行われている。
コーナー支柱120には、図7に示すように、その足元において取付孔121が1個穿設され、床パン110の外縁に立設された立ち上がり部111にも、取付孔112が穿設される。そして、この取付孔112,121にタッピンねじ113を螺挿して立ち上がり部111にコーナー支柱120がねじ止めされる。
コーナー支柱120の上部においては、取付孔121,121が直交する各面に1個ずつ穿設され、直交する天井つなぎ材140,140のそれぞれにも、取付孔141,141が穿設される。この取付孔121,141にタッピンねじ113を螺挿し、直交する天井つなぎ材140,140がコーナー支柱120にねじ止めされる。
平支柱130には、図8に示すように、その足元において取付孔131が1個穿設され、立ち上がり部111にも、取付孔112が穿設される。そして、この取付孔112,131にタッピンねじ113を螺挿して立ち上がり部111に平支柱130がねじ止めされる。
平支柱130の上部においては、取付孔131が1個穿設され、天井つなぎ材140にも、取付孔141が穿設される。この取付孔131,141にタッピンねじ113を螺挿して、平支柱130が天井つなぎ材140にねじ止めされる。
なお、この天井つなぎ材140に代えて、壁パネル上に天井パネルを載置して接続する機能を有する廻し縁が用いられる場合もある(例えば、特許文献1参照。)。
コーナー支柱120及び平支柱130は、図7及び図8に示したように、室内側が開口した溝型に折曲され、両端部はそれぞれさらに内側に折曲され、壁パネル表面側に開口部OPを設けた構成になっている。
一方、壁パネルは、図示は省略するが、その表面材が壁パネルの背面側に略直角に折曲され、その先端がさらに室内側内方に折曲された折り返し部を備え、この折り返し部を、支柱120,130の開口部OP内に圧入することにより、壁パネルが支柱120,130に取り付けられる。
特開平7−247706号公報(図3)
しかしながら、これら取付孔112,121,131,141は、加工精度の問題から、所定の位置からずれて穿設されることがあり、このような場合、コーナー支柱120及び平支柱130は必ずしも垂直には立設されなかった。
もっとも、コーナー支柱120及び平支柱130の上端及び下端は、それぞれ1本のタッピンねじ113で固定されるピン接合なので、コーナー部の壁パネルをコーナー支柱120に取り付ける際に、コーナー支柱120の倒れを矯正することはできた。
ところが平支柱130は、図6に示したように、コーナー支柱120が下端の取付孔121を軸として揺動するのに連動して左右に揺動するので、独立して倒れを矯正することができない。すなわち、取付孔が所定の位置からずれて穿設されると、コーナー支柱120とそれに隣接する平支柱130とを平行にすることができない。
そのため、組立作業員が、床パンの壁パネル載置部と壁パネル下端との間にライナーを押入して壁パネルを持ち上げ、壁パネルが平支柱130と略同じ角度になるように調整する等を行って、壁パネルの折り返し部を平支柱130の開口部OPに嵌合させていた。
ところで、最近の浴室ユニットでは、壁パネル下端と床レベルとの間に現れる幅木をなくして、在来工法による浴室のような高級感を出すことを目的として、壁パネル載置部が壁パネル周辺の床レベル(水上)よりも低く設定されることがある。この場合、壁パネル下端から室外に漏水することを防止すべく、壁パネル載置部にパッキンが敷設される。
このタイプの浴室ユニットにおいては、上述したように、壁パネルを取り付けるために壁パネル載置部と壁パネル下端との間にライナーを挿入して壁パネルを持ち上げると、両者の間に間隙が生じ止水性が著しく低下する。
他方、壁パネル上端でねじを螺挿することは、作業姿勢が安定せず、面倒なばかりか危険でもある。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、浴室ユニット等の一の壁面両端以外の部分に立設され壁パネルが固定される支柱の、製造過程における取付孔穿設等の加工誤差を吸収して、垂直性を確保することに優れた浴室ユニット支柱立設構造を提供することを目的とするものである。
本発明の他の目的は、斯かる支柱頂部におけるねじ止め作業を不要とし、組立作業の作業性及び安全性が高い浴室ユニット支柱立設構造を提供することにある。
本発明に係る浴室ユニット支柱立設構造は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、浴室ユニットの床パン上のコーナー部に立設された複数のコーナー支柱と、隣接する該コーナー支柱の頂部間を接続する天井つなぎ材と、上記隣接するコーナー支柱間において上記床パン及び上記天井つなぎ材間に架設された一又は複数の平支柱とを有し、これらコーナー支柱及び平支柱に複数の壁パネルを固定して上記浴室ユニットの壁面を構成する浴室ユニットの支柱立設構造において、上記平支柱は、その頂部近傍に上記天井つなぎ材を嵌着可能な嵌着部を備え、該嵌着部に上記天井つなぎ材が嵌着され、上記平支柱の上端が上記天井つなぎ材の長手方向に沿って揺動可能に掛止されるものである。
前記嵌着部は、好適には、請求項2に記載したように、前記平支柱の前記浴室ユニット室外側に位置する背面頂部近傍において、該背面から延出する返し部材と、該返し部材と対向する上記平支柱の側面とからなる構成とすることができる。
前記返し部材は、より好適には、請求項2に記載したように、その先端が前記背面側に折曲されて前記嵌着部の上端を狭窄し、前記天井つなぎ材が上記嵌着部から脱落することを防止するものとすることが望ましい。
本発明に係る浴室ユニット支柱立設構造によれば、浴室ユニット等の一の壁面両端以外の部分に立設され壁パネルが固定される支柱の、製造過程における取付孔穿設等の加工誤差を吸収して、垂直性を確保することができる。
また、本発明は、斯かる支柱頂部におけるねじ止め作業を不要とし、組立作業の作業性及び安全性を高めることができる効果が得られる。
本発明に係る浴室ユニット支柱立設構造の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る浴室ユニット支柱立設構造を採用した壁パネル取付フレームの概要を示す斜視図であり、図2は、壁パネルが取り付けられた状態の支柱立設構造の部分横断面図である。
本実施形態に示された浴室ユニット1の床パン10は、洗い場部15と浴槽載置部16とに大別される。洗い場部15は、BMCやSMC等のFRPで成形され、浴槽載置部16と対向する辺以外の三方の外縁は、図示しない壁パネルやドア枠を載置可能に同一レベルに形成され、浴槽載置部16と対向する辺の中央に設けられた排水凹部17を指向して下り勾配が形成されている。
浴槽載置部16は、EPP、EPE等のプラスチック系の材料を発泡成形させた断熱材で形成され、漏水を防止する外、浴槽内に溜められた湯の熱が浴槽裏面から伝導、放射することを防止する。この浴槽載置部16は、図示しない浴槽の底面に位置する底部16aと、洗い場部15に対向する側を除く三方に、この底部の外縁から延出し浴槽の上端周囲が外方へ拡開延出するリムの高さ近くまで立設された側部16bとを備える。なお、この浴槽載置部16は、従来の床パンのように、洗い場部15と浴槽載置部16とがFRPで一体に形成されたものであってもよい。
図1に示すように、洗い場部15及び浴槽載置部16上の各出隅部には、コーナー支柱20が立設され、隣接するコーナー支柱20,20の頂部には、天井つなぎ材40が架設される。そして、この天井つなぎ材40上のいずれかの箇所において、床パン10及び天井つなぎ材40間に平支柱30が立設される。この平支柱30は、浴室ユニット1の大きさ等に従って、一の壁面内に2又はそれ以上の本数が立設されることもある。
平支柱30は、図2に示すように、亜鉛めっき鋼板やステンレス鋼板等を、背面32及び側面33,33からなる断面視溝型に折曲し、側面33,33の両端部を夫々更に内側に折曲して壁パネル50表面側内方へ突出した凸部34を形成し、向い合う凸部34,34間に開口部OPを設けた構成になっている。
壁パネル50の室内側の表面材51は化粧鋼板等で、また、室外側の裏面材52は鋼板等で形成され、両者は、両側縁部を除いてプラスターボード、石綿、グラスウール等の芯材53に貼着され一体化される。
表面材51は、側縁部を背面方向(室外側)へ略直角に折曲げた折曲片54と、この折曲片54の先端を更に室内側内方に折曲した折返し部55を形成する。このように形成した隣接する壁パネル50の折曲片54,54同士を平支柱30の開口部OP内に圧入すると、折返し部55によって、平支柱30の凸部34と壁パネル50の折曲片54との間の隙間を埋めるので、折曲片54,54同士間に隙間を生じることなく、壁パネル50を平支柱30に取り付けることができる。
また、平支柱30の凸部により形成される開口部OP内に、ABS樹脂等で形成した略Ω字型のジィナー56を嵌合させ、その開口部OPに壁パネル50の折曲片54及び折返し部55からなる側縁部を圧入する。この時平支柱30の凸部34、ジョイナ−56の側面、及び壁パネル50の折り返し部55は、図2に示すように、それぞれ重なりあった部分が弾性変形する。これにより、平支柱30の凸部32と壁パネル50の折返し部55がジョイナー56を介して衝合され、鋼板等で形成された平支柱30、及び壁パネル50の折返し部55それぞれの弾性により、強固に嵌合係止される。
また、ジョイナー56が、同図に示すように、袋状になって、平支柱30の凸部34と壁パネル50の折返し部55とが嵌合係止されているので、これより奥に水が浸入する虞がない。なお、57は弾性樹脂のシール片で、ジョイナー56の水密性をより完全なものとしている。
一方、コーナー支柱20は、亜鉛めっき鋼板やステンレス鋼板等を折曲して、斜面22、背面23,23及び側面24,24からなる断面視正方形状のものの一角を切り落とした形状に成形し、この斜面23と対向する一角に開口部OPを設けた構成になっている。開口部OPを臨む部分には、鋼板の両端部をそれぞれ更に内側に折曲げて壁パネル50の表面側内方へ突出させ、壁パネル50の折返し部55と対向する凸部25を形成している。このコーナー支柱20の開口部OP内に隣接する壁パネル50,50の折曲片54,54同士が挿入され、両折曲片54,54の隙間にコーナー目地材26が嵌挿される。
図3は、図2のA−A方向の矢視図である。同図に示すように、平支柱30の下端は、背面32及び背面32と接続する側面33の一部が切欠され、側面33の残余の部分よりも短く形成される。そして、この切欠部分に、平支柱30を立ち上がり部11に取り付けるための取付部材36が設けられる。
取付部材36は、平支柱30と同材等の小片が略Z字状に折曲成形され、下半分略中央には、取付孔31が穿設されている。そして、取付部材36の上半分は、平支柱30の薄型内部に挿入され、溶接等により背面32に固着される。
取付部材36の略Z字状の短い中間部分は、立ち上がり部11上に載置され、また、下半分は立ち上がり部11の側面に当接されて、タッピンねじ13が、取付部材36の取付孔31及び立ち上がり部11の取付孔12に連通螺挿されて、平支柱30が立設される。
壁パネル50は、この平支柱30にその側縁部が嵌装されるとともに、下端が壁パネル載置部14上に、パッキン37を介して載置されて取り付けられる。
他方、平支柱30の上端においても、背面32及び背面32と接続する側面33の一部が切欠され、側面33の残余の部分よりも短く形成される。そして、この切欠部分に、平支柱30を天井つなぎ材40に掛止させるための返し部材35が設けられる。
返し部材35は、平支柱30と同材等の小片が略Z字状に折曲成形され、返し部材35の下半分は、平支柱30の薄型内部に挿入され、溶接等により背面32に固着される。
天井つなぎ材40は、上下両側部が略180度折り返されて剛性が高められた亜鉛めっき鋼板やステンレス鋼板に、平支柱30の側面33及び壁パネル50の裏面材52と当接する側にパッキン42が貼着されて形成される。
平支柱30の上部は、その側面33の室外側の側部と返し部材35とにより天井つなぎ材40を挟持するようにして嵌着する。すなわち、側面32と返し部材35とにより本発明の嵌着部が構成される。
これにより、平支柱30が室内/室外方向に倒れることが防止される一方、天井つなぎ材40の長さ方向に沿っては、揺動可能となっている。また、返し部材35の上端には、平支柱30の側面33側にさらに折曲された掛止部35aが形成される。
平支柱30が天井つなぎ材40の長さ方向に沿って傾き、この掛止部35aが天井つなぎ材40の上部に当接すると、平支柱30はそれ以上傾斜することができなくなるので、平支柱30の揺動は、図1に示したように一定の範囲内に抑えられるとともに、平支柱30が天井つなぎ材40から脱落することを防止する。
そして、壁パネル50のコーナー支柱20側の側縁部がコーナー支柱20に嵌装されると、もう一方の平支柱側の側縁部に合わせて平支柱30を天井つなぎ材40に沿って揺動させて、この側縁部を平支柱30内に嵌装させる。したがって、この側縁部を平支柱30に嵌装するために、壁パネル50を無理矢理持ち上げる等の調整作業が不要となる。またその結果、壁パネル50の下端とパッキン37との間に間隙が生じることがなく、止水性も確保される。そして、立ち上がり部11の下端とそれに隣接する床パン10端部との間にシリコンシールが打設され、さらに止水性を向上させている。
こうして壁パネル50が取り付けられると、その上に天井パネル60にねじ63でねじ止めされた接続部材61が載置されて、この接続部材61がねじ64を用いて壁パネル50にねじ止めされる。最後に回り縁62が取り付けられて、接続部材61は掩蔽され、浴室ユニット1の外枠の組立が略完了する。
本実施の形態に係る浴室ユニットのコーナー支柱及び平支柱は上記のように構成されており、以下その取付手順について、図4及び図5を参照して説明する。
まず、コーナー支柱20を、図4に示すように、その足元に穿設された取付孔21と、立ち上がり部11に穿設された取付孔12とを、タッピンねじ13を連通螺挿して、立ち上がり部11にねじ止めする。
少なくとも2本のコーナー支柱が立設されると、このコーナー支柱20の上部において、各々の背面23に穿設された取付孔21と、天井つなぎ材40に穿設された取付孔41とを、タッピンねじ13を連通螺挿して、天井つなぎ材40をコーナー支柱20にねじ止めする。
こうして隣接するコーナー支柱20,20が連結されると、図5に示すように、平支柱30が取り付けられる位置において、平支柱30の上端の側面32と返し部材35とにより天井つなぎ材40を挟み込むように嵌着させる。
そして、平支柱30を、その足元に穿設された取付孔31と、立ち上がり部11に穿設された取付孔12とを、タッピンねじ13を連通螺挿して、立ち上がり部11にねじ止めする。これにより、平支柱30は、下部の取付孔31を中心として、上部が天井つなぎ材40に沿って揺動可能に立設される。
これにより、平支柱30上端でのねじ止め作業が不要となり作業性が向上する。また、この作業は、背伸びをして或いは踏み台に上って不安定な姿勢で行われる作業であるので、この作業が不要となることにより、作業の安全性も向上する。
なお、本実施形態において示した例とは逆に、平支柱30の上部を天井つなぎ材40にねじ止めし、平支柱30の下部を立ち上がり部11に嵌着させる構造も考えられる。しかしながら、この構造では以下の問題がある。
すなわち、壁パネル50の平支柱30側端部は、平支柱30の開口部OPに壁パネル50,50を押入することにより固定され、壁パネル50のコーナー支柱20側端部は、コーナー目地材26を壁パネル50,50間に押入することによりコーナー支柱20の開口部OPに嵌合係止される。そして、図3に示したように、壁パネル50下端と立ち上がり部11との間にシリコンシ−ル38が打たれる。
この場合、平支柱30の下部を立ち上がり部11に嵌着させる構造にあっては、平支柱30の下端がねじ固定されていないので、上下方向に作用する力、例えば地震力等が働くと、平支柱30が立ち上がり部11から浮き上がって脱落し、これに伴いシリコンシール38も切れて壁パネル50も浮き上がり、浴室ユニット1が崩壊する虞が生じる。
この点、本実施形態に示したように、平支柱30の上部を天井つなぎ材40に嵌着させる構造では、平支柱30が立ち上がり部11から脱落することがなく、したがって壁パネル50も、シリコンシール38の付着力により浮き上がることもない。
これを止水性の観点から見れば、平支柱30の下端がねじ固定されていることにより、シリコンシール38が切れにくくなっているといえる。
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態に係る支柱立設構造を採用した壁パネル取付フレームを示す概略斜視図。 本実施形態に係る壁パネル及び支柱の部分横断面図。 本実施形態に係るコーナー支柱の取付を説明する図。 本実施化形態に係る平支柱及び壁パネルの縦断面図。 本実施形態に係る平支柱の取付を説明する図。 従来の壁パネル取付フレームを示す概略斜視図。 従来のコーナー支柱の取付を説明する図。 従来の平支柱の取付を説明する図。
符号の説明
1 浴室ユニット
2 フレーム
10 床パン
11 立ち上がり部
12 取付孔
13 タッピンねじ
14 壁パネル載置部
15 洗い場部
16 浴槽載置部
16a 底部
16b 側部
17 排水凹部
20 コーナー支柱
21 取付孔
22 斜面
23 背面
24 側面
25 凸部
26 コーナー目地材
30 平支柱
31 取付孔
32 背面
33 側面
34 凸部
35 返し部材
35a 掛止部
36 取付部材
37 パッキン
38 シリコンシール
40 天井つなぎ材
41 取付孔
42 パッキン
50 壁パネル
51 表面材
52 裏面材
53 芯材
54 折曲片
55 折返し部
56 ジョイナー
57 シール片
60 天井パネル
61 接続部材
62 回り縁
63,64 ねじ
OP 開口部

Claims (3)

  1. 浴室ユニットの床パン上のコーナー部に立設された複数のコーナー支柱と、隣接する該コーナー支柱の頂部間を接続する天井つなぎ材と、上記隣接するコーナー支柱間において上記床パン及び上記天井つなぎ材間に架設された一又は複数の平支柱とを有し、これらコーナー支柱及び平支柱に複数の壁パネルを固定して上記浴室ユニットの壁面を構成する浴室ユニットの支柱立設構造において、上記平支柱は、その頂部近傍に上記天井つなぎ材を嵌着可能な嵌着部を備え、該嵌着部に上記天井つなぎ材が嵌着され、上記平支柱の上端が上記天井つなぎ材の長手方向に沿って揺動可能に掛止されることを特徴とする浴室ユニットの支柱立設構造。
  2. 前記嵌着部は、前記平支柱の前記浴室ユニット室外側に位置する背面頂部近傍において、該背面から延出する返し部材と、該返し部材と対向する上記平支柱の側面とから構成されることを特徴とする請求項1記載の浴室ユニットの支柱立設構造。
  3. 前記返し部材は、その先端が前記背面側に折曲されて前記嵌着部の上端を狭窄し、前記天井つなぎ材が上記嵌着部から脱落することを防止することを特徴とする請求項2記載の浴室ユニットの支柱立設構造。
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