JP2006183440A - 壁パネル接続構造及びユニットルーム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニットルームの室内側から組立および解体ができる所謂「内組み」構造で、コーナー部分の壁パネルを支持する支柱の奥行き方向の厚みを削減して、同じ設置スペースでより広い室内空間を確保できる壁パネルのコーナー部における接続構造を提供する。
【解決手段】床面に立設され、隣接する2枚の壁パネルの裏面側端縁のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑を有し、該裏面受け止め縁の上記壁パネルに当接する面に少なくとも各1以上の突起が設けられた支柱と、立設時において、左右側端縁の上記突起に対向する位置に、該突起に嵌合する凹窩を有する壁パネルとから構成され、上記壁パネルの左右の凹窩が、隣接する2本の支柱の上記突起に外嵌掛止されて立設保持される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、浴室等のユニットルームを構成する壁パネルに係り、特に壁パネル接続構造に関する。また、本発明は、斯かる接続構造を用いたユニットルームに関する。
ユニットルームは、床,壁,天井に給排水設備や電気設備等を組合せて構成された室型ユニットであり、中でも、それ自身で平面を維持できる程度の強さをもった板状のパネルを接続して壁面を構成するパネル方式のものは、ユニットバスルーム、ユニットシャワールーム、ユニットトイレルーム等で広く採用されている。
このパネル方式によるユニットルームの壁パネルは通常、それ自体で自立可能に立設された2本の支柱間に架設される。より具体的に言えば、図10(a)(b)に示すように、壁パネル100の左右両端部は、L字状或いはカール状に折曲加工されており、この端部を、壁パネル100裏面に当接する側が開口したチャンネル型材或いは折板で形成された支柱101のその開口に嵌挿掛止させて架設する。壁パネル100が隣接直交するコーナー部分では、その後壁パネル間に生じた隙間に目地材102を圧入若しくは充填して壁パネル100を固定する(例えば、特許文献1,2参照。)。
ところで、このコーナーにおける支柱は、それ自体で自立可能な強度を得ようとすると、奥行き寸法が大きくなりがちであり、その分壁パネルと背面の建築壁との間の距離も大きくなって、畢竟ユニットルームの室内空間が狭くなってしまう。
一方、壁パネルは、上述したように、その左右両端部が、支柱に掛止できるようL字状或いはカール状に折曲加工されるが、この加工は、単純な切断加工に比べて手間がかかるものである。また、この両端カール等の壁パネルは、出荷時にあらかじめ巾寸法が決まっており、またその巾バリエーションも生産性の関係である程度限られたものとなるので、組立現場の寸法に合わせて切断する等の加工を行えず、設置空間をフルに活用することができない。さらに、このように両端が決められているために、据付現場における横方向の位置合わせに精密さが要求され、施工性も劣る。
この点、大きめの壁パネルを組立現場に持ち込んで、その現場の設置空聞に合わせて壁パネルを切断して納める工法が採用できれば便宜である。
このような問題を生じない壁パネルの接続構造として、図11に示すように、ユニットルームの床に立設された支柱113に、間隔をおいて直交する2つの壁パネル111,112を、裏面からねじ114等によって取り付けるものが知られている(例えば、特許文献3参照。)。
この支柱113は、壁パネル111,112の小口を受け止める面113bとこの面113bと直交し裏面端部を受け止める緑113aとを持ち、これらはそれぞれ壁パネル111,112の小口及び裏面に当接される。そして、小口を受ける面113b、113bの端部同士は、接続部113cにより接続され一体化されている。
この方法によれば、壁パネル111,112裏面へ突出する部材が、支柱113の厚みとねじ114の頭だけなので、壁パネル裏面のクリアランスを小さくすることが可能となり、したがって、この方法は、ユニットルーム用として与えられた面積をフルに活用することができる合理的なものと言える。
しかしながら、そもそもこの技術は、ユニットルームの室内側から組立および解体が出来る所謂「内組み工法」ではなく、周囲に作業空間を必要とし、四方を建築壁で囲まれた中で組み立てることが主流となっている現在では採用するを得ない。
上述したようなL字状或いはカール状に折曲加工することは、壁パネルの上下方向においても行われている。そして、壁下端に水密性が要求される場合、施工性が良く仕上げも組立者の技量により左右され難い乾式工法として、発泡パッキンが多く採用されるが、このとき、上下方向の位置出しは、壁パネルがその自重により下に載置された水密用の発泡パッキンを圧縮して沈下することに頼っている。ところが、断熱性や施工性に優れる軽量発泡材を使用した軽量な壁パネルだと、床と壁パネルとの間に挟入された発泡パッキンの反発で壁パネルが所定の位置よりも浮き上がってしまったり、パッキンの圧縮が不十分となったりして水密性が低下する等の問題が発生する虞がある。
特開平6−108560号公報 特開平11−229500号公報 特開昭58−204248号公報
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、ユニットルームの室内側から組立および解体ができる所謂「内組み」構造で、壁パネルを支持する支柱の奥行き方向の厚みを小さくして、同じ設置スペースでより広い室内空間を確保できるユニットルームの壁パネル接続構造及びこの接続構造を用いたユニットルームを提供することを目的とするものである。
本発明の他の目的は、壁パネルの上下、左右の位置出し容易で、水密信頼性の高い壁パネル接続構造及びこの接続構造を用いたユニットルームを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、端部が切放し形状の単純な壁パネルでも確実に固定することができるユニットルームの壁パネル接続構造及びこの接続構造を用いたユニットルームを提供することにある。
本発明に係る接続構造は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、床面に立設され、隣接する2枚の壁パネルの裏面側端縁のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑を有し、該裏面受け止め縁の上記壁パネルに当接する面に少なくとも各1以上の突起が設けられた支柱と、立設時において、左右側端縁の上記突起に対向する位置に、該突起に嵌合する凹窩を有する壁パネルとから構成され、上記壁パネルの左右の凹窩が、隣接する2本の支柱の上記突起に外嵌掛止されて立設保持されるものである。
また、上述した課題を解決するために、請求項2に係る接続構造は、床面に立設され、隣接直交する2枚の壁パネルの裏面側端縁のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑を有し、該裏面受け止め縁の上記壁パネルに当接する面に少なくとも各1以上の突起が設けられたコーナー支柱と、立設時において、左右側端縁の上記突起に対向する位置に、該突起に嵌合する凹窩を有する壁パネルとから構成され、上記壁パネルの左右の凹窩が、隣接する2本のコーナー支柱の上記突起に外嵌掛止されて立設保持されるものである。
さらに、上述した課題を解決するために、請求項3に係るユニットルームは、床面に立設され、隣接する2枚の壁パネルの裏面側端縁のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑を有し、該裏面受け止め縁の上記壁パネルに当接する面に少なくとも各1以上の突起が設けられた支柱と、立設時において、左右側端縁の上記突起に対向する位置に、該突起に外嵌掛止される凹窩を有する壁パネルとを備えるものである。
本発明に係るユニットルームの壁パネル接続構造によれば、ユニットルームの室内側から組立および解体ができる所謂「内組み」構造で、壁パネルを支持する支柱の奥行き方向の厚みを小さくして、同じ設置スペースでより広い室内空間を確保することができる。
また、本発明は、壁パネルの上下、左右の位置出し容易で、水密信頼性の高い壁パネルの接続構造が得られる効果がある。
さらに、本発明は、端部が切放し形状の単純な壁パネルでも確実に固定することができる効果が得られる。
本発明に係る壁パネル接続構造及びユニットルームの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る壁パネル接続構造を有するユニットルーム1の全体的な概要を示すものである。本実施形態に示されたユニットルーム1は、床2と、壁3と、コーナー支柱30と図示しない天井パネル及び出入り口とを備え、一定の広さを有する空間を形成する。
床2は、建築床或いは防水パンで構成され、床2の四周には、壁3を構成する壁パネル10を載置可能な壁パネル載置部2aが形成される。
コーナー支柱30は、この床の四隅に立設され、壁パネル10,10Aの荷重を支持するとともに、壁パネルの表面相互間で出入りが生じないように立設状態に保持するものである。このコーナー支柱30は、室内側に位置するコーナー目地20と協働して壁パネル10,10Aを挟持する。
コーナー目地20は、図2に示すように、目地本体20aと、軟質部20bと、支持部20cとを備える。目地本体20aは、ABS樹脂等の硬質プラスティックを細長い略三角柱状に成形したものであり、壁パネル10と、直交するもう一方の壁パネル10との突き合わせ端部を掩蔽し、水密性及び意匠性を高めるものである。
軟質部20bは、例えばオレフィン系エラストマーからなる柔軟な部材で、コーナー目地20が壁パネル10に押圧されると変形して壁パネル10に圧着され、水密性を高める。
支持部20cは、例えばステンレス鋼板を2つに折曲して断面が略Y字状の棒体に形成される。支持部20cには、一定の間隔で係入片20dが複数突設される。この係入片20dが、コーナー支柱30に穿設された、後述するスリット30dに係入されることにより、壁パネル10がコーナー目地20及びコーナー支柱30に挟持される。
コーナー支柱30は、図3(a)に示すように、細長い、例えば亜鉛メッキ鋼板等を折曲加工したもので、その短手方向断面は、図3(c)に示すように、中央のコーナー目地掛合部30aと、このコーナー目地掛合部30aの両側端で45度の角度で折曲された壁パネル受け部30b,30bとからなる。そして、コーナー目地掛合部30aから壁パネル受け部30bへ折曲された部分のコーナー目地掛合部30a側では、材料がさらに折曲されて小さな溝部30fが形成される。
コーナー目地掛合部30aには、所定の間隔で、コーナー目地20の係入片20dが係入される複数のスリット30dが穿設されている。一方、壁パネル受け部30bには、図3(b)に示すように、上段及び下段の壁パネルに設けられた後述する凹窩12aが対向する位置に、この凹窩12aに嵌挿される突起30dが突設される。本実施形態に係るコーナー支柱では、この凸起30dは、円筒状の小片が溶接等により取設される。また、コーナー目地掛合部30aの下端近傍には、コーナー支柱30を、アングルピース等を介して床2の壁パネル載置部2aに立設するためのボルト孔30eが穿設される。
壁3は、壁パネル載置部2a上に立設された下段の壁パネル10と、その上に載置された上段の壁パネル10Aとから構成される。壁パネル10,10Aは、さねはぎ(一方を凸,他方を凹に彫って合わせる板の接合方法)に接合されて、床2の外縁に設けられた壁パネル載置部2a上に載置され、立設されたコーナー支柱30,30間に渡設される。したがって、壁3の中間に支柱を設ける必要はない。本実施形態では2段の場合を例に採って説明するが、天井高さが高い場合等では、3段或いはそれ以上の壁パネルを積み上げて壁3を構成してもよい。
例えば、ユニットルームの一形態であるユニットバスでは、その大きさが長さ1600×幅1600×高さ2000mm程度が主流である。この場合、従来の縦張り型壁パネルでは、1枚のパネルの長さ(高さ)は、2000mm前後となる。ところが、本発明に係る横積み構造の壁パネルでは、その長さが1600mm前後となるので、運搬時や組立時においての振り回しが容易になる。
ユニットルーム1の壁3を構成する壁パネルのうち下段に設置される壁パネル10は、図4に示すように、芯材12に、室内側に面する表面材11と、室外側に面する裏面材13とが接着剤により貼着されて形成される。表面材11及び裏面材13には、例えば化粧鋼板が用いられ、芯材12には、例えば石膏ボード、セメント板、珪酸カルシウム板或いは発泡樹脂製の板等が用いられる。この構成により、壁パネル10自体の厚さは略12mm程度に抑えられ、また、重量も軽く、運搬上及び組立上取り扱い易いものとなっている。そして、安価に製造することができる。
表面材11の上側端は、図4(c)に示すように、背面側に折曲されて、さねはぎ接合に供される凸条14が形成される。この凸条14は、室内側底部14aと室外側底部14cとの中央に、頂部14bが立設される。
これに対し、表面材11の下側端は、図4(d)に示すように、背面側に折曲されて凹条15が形成される。この凹溝15は、壁パネル10の厚さ方向中央に位置する底部14bを挟んで、室内側頂部15aと室外側頂部15cとが立設される。
一方、壁パネル10の両側端は、図4(e)に示すように、芯材12に表面材11と裏面材13とが貼着された後単純に切断されたままとなっている。このように、両側端は切断後何ら加工を必要としないので、押出製法等により連続して生産することが可能となり、生産コストを低減することができる。
また、壁パネル10の背面には、上方の両端近傍に図4(c)に示す凹窩12aが凹設される。壁パネル10は、この凹窩12aが、支柱4に突設された突起30dに掛止されて立設される。
ユニットルーム1の壁3を構成する壁パネルのうち上段に設置される壁パネル10Aは、基本的には壁パネル10と同様の構成であるが、その上側端が単純に背面側に折曲されている点で壁パネル10と相違する(図6参照)。
本実施の形態に係るユニットルーム1は上記のように構成されており、以下その壁パネルの取付順序について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、建築床或いは防水パン等の床2上に、コーナー支柱30を立設する(ステップS1)。この立設は、例えば、床2上にアングルピースを固定し、このアングルピースに穿設されたボルト孔と、コーナー支柱材30のボルト孔30eとにボルトを連通螺挿して行う。
次に、下段の壁パネル10の凹窩12aを、立設されたコーナー支柱30の突起30dに外嵌させて、壁パネル10を立設する(ステップS2)。このユニットルームが水密性を要求されるものであれば、図6(b)に示すように、壁パネル載置部2a上に水密材50を敷設してから壁パネル10を載置する。このとき、壁パネル10は、コーナー支柱30により保持されているので、折曲された表面材11の下端に自重が完全にかかることはなく、表面材11が変形する虞がない。
そして、上段の壁パネル10A下端の凹溝15を、下段の壁パネル10上端の凸条14に嵌合させてさねはぎ接合させた後、上段の壁パネル10Aの係止孔12aを、立設されたコーナー支柱30の突起30dに外嵌させて、壁パネル10Aを立設する(ステップS3)。このように、凹窩12aを突起30dに外嵌させるだけで位置決めができるので、作業員が一人でも容易に壁パネルを組み立てることができる。
続いて、図7に示すように、コーナー目地20の係入片20dを、コーナー支柱30のスリット30cに係入させて、コーナー目地20を取り付ける(ステップS4)。これにより、図8に示すように、壁パネル10,10Aは、コーナー支柱30とコーナー目地20とに挟持され、壁パネル10,10Aの凹窩12aがコーナー支柱30の突起30dから脱落することなく、堅固に固定される。
このように壁パネル10,10Aが固定されると、その両側端は、コーナー目地20の目地本体20a及びコーナー支柱30により掩蔽されるので、その切断面が見えることはなく、特別な保護も必要としない。これにより、端部が切放し形状の単純な壁パネルを採用することが可能となり、生産コストが抑えられるとともに、取付作業も用意となる。
また、コーナー目地20の背面側にある軟質部20bは、壁パネル10,10Aと目地本体20aとの間で押圧されて変形し、壁パネル10,10Aに圧着されて水密性が高められる。また、壁パネル10,10Aが押圧されることにより、上段の壁パネル10Aと下段の壁パネル10との間に段差が生じないので、意匠性が低下することもない。
このように、壁パネル10,10Aの取付には、ビス止めやボルト締め等の工程がないので工数が減少し、工期の短縮、延いてはコストの低減が可能となる。また、コーナー目地20の係入片20dをコーナー支柱30の突起30dに係入させるだけで壁パネルを固定できるので、作業員が一人でも容易に壁パネルを組み立てることができる。
こうして立設された壁3上に天井パネル40を載置すれば(ステップS5)、ユニットルームの外枠が完成する。天井パネル40の取付は、例えば図6(b)に示すように、天井パネル40の端部を、接続ピース41の嵌合凹部41に嵌合させ、この接続ピース41のもう一方の嵌合凹部41bを、壁パネル10Aの上端に嵌合させて行う。
続いて、本実施形態に係るコーナー支柱の変形例を図9に示す。図9(a)に示すコーナー支柱30では、突起30d1は、壁パネル受け部30bの一部を切起して形成される。また、図9(b)に示すコーナー支柱30では、突起30d2は、プレス加工により壁パネル受け部30bの一部を突出させて形成される。突起30dがこのように形成された場合、壁パネル10の凹窩12aも、これらに係合する形状に凹設される。
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
例えば、本実施形態では、コーナー支柱を例に採って説明したが、本発明はこれに限られず、壁面中間部分に立設される中間支柱についても、壁パネルを掛止可能な突起を設けることもできる。
また、本実施形態においては、横積み構造のものを例に採って説明したが、本発明はこれに限られず、縦張り型の壁パネルにおいても、壁面中間に中間支柱を設ける必要が生じるにしても、採用することが可能である。
また、ユニットルームも、ユニットバスルーム、ユニットシャワールーム、ユニットトイレルーム等に限られず、物置やトランクルーム等であってもよい。
本発明に係る壁パネル及びその接続構造を備えるユニットルームの全体概要を示す図。 コーナー目地の詳細図で、(a)は側面図、(b)は(a)中のA−A矢視図。 コーナー支柱の詳細図で、(a)は正面図、(b)は(a)中のB−B矢視図、(c)は同C−C矢視図、(d)は同D部拡大図。 壁パネルの詳細図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)中のE−E矢視図,(d)は同F−F矢視図、(e)は同H−H矢視図。 本実施形態に係るユニットルームの壁パネル組立順序を示すフローチャート。 図1に示された壁パネルの取付を説明する図であり、(a)は組立前の、(b)は組立後の縦断面図。 コーナー支柱にコーナー目地を取り付ける様子を説明する分解図。 壁パネルの取付状態を示す横断面図。 コーナー支柱の変形例を示す断面図。 従来のコーナー支柱及びこのコーナー支柱を用いた壁パネル接続構造の一例を示す図。 従来のコーナー支柱及びこのコーナー支柱を用いた壁パネル接続構造の他の例を示す図。
符号の説明
1 ユニットルーム
2 床
2a 壁パネル載置部
3 壁
10,10A 壁パネル
11 表面材
11a 被覆意匠層
11b 鋼板層
11c 接着層
12 芯材
12a 凹窩
13 裏面材
14 凸条
14a 室内側底部
14b 頂部
14c 室外側底部
15 凹溝
15a 室内側頂部
15b 底部
15c 室外側頂部
16,50 水密材
20 コーナー目地
20a 目地本体
20b 軟質部
20c 支持部
20d 係入片
30 コーナー支柱
30a コーナー目地掛合部
30b 壁パネル受け部
30c スリット
30d 突起
30e ボルト孔
30f 溝部
40 天井パネル
41 接続ピース
41a,41b 嵌合凹部

Claims (3)

  1. 床面に立設され、隣接する2枚の壁パネルの裏面側端縁のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑を有し、該裏面受け止め縁の上記壁パネルに当接する面に少なくとも各1以上の突起が設けられた支柱と、
    立設時において、左右側端縁の上記突起に対向する位置に、該突起に嵌合する凹窩を有する壁パネルと、
    から構成され、上記壁パネルの左右の凹窩が、隣接する2本の支柱の上記突起に外嵌掛止されて立設保持されることを特徴とする壁パネル接続構造。
  2. 床面に立設され、隣接直交する2枚の壁パネルの裏面側端縁のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑を有し、該裏面受け止め縁の上記壁パネルに当接する面に少なくとも各1以上の突起が設けられたコーナー支柱と、
    立設時において、左右側端縁の上記突起に対向する位置に、該突起に嵌合する凹窩を有する壁パネルと、
    から構成され、上記壁パネルの左右の凹窩が、隣接する2本のコーナー支柱の上記突起に外嵌掛止されて立設保持されることを特徴とする壁パネル接続構造。
  3. 床面に立設され、隣接する2枚の壁パネルの裏面側端縁のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑を有し、該裏面受け止め縁の上記壁パネルに当接する面に少なくとも各1以上の突起が設けられた支柱と、
    立設時において、左右側端縁の上記突起に対向する位置に、該突起に外嵌掛止される凹窩を有する壁パネルと、
    を備えることを特徴とするユニットルーム。
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