JP2006241503A - 磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜6.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下、必要に応じてCuまたはNbを含む鋼片を熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において圧下による累積歪(対数歪)Hと各パス出側温度T(℃)および、最終パスを除く圧延パスにおいては圧延後次の圧延パス開始までの時間t(秒)または最終パスの場合は最終パス圧延後水冷開始までの時間t(秒)を特定の関係式を満足するように行い、熱延板に未再結晶組織を残存させ、この圧延組織を残存させたまま冷間圧延を行った後、再結晶焼鈍を行うことで、特に一次再結晶鋼板の表層部において、{411}<148>方位の集積強度を顕著に高める。
【選択図】なし
Description
(1) 質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜6.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下を含む鋼板のうち、製品板の表層1/4またはそれより表層側の部位において{411}<148>方位の集積強度/{411}<011>方位の集積強度≧4.0かつ{411}<148>方位の集積強度≧4.0を満たす鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(2) 質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜6.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下を含む鋼板のうち、鋼板表層1/4またはそれより表層側の部位において<411>//ND方位の集積強度の板面内の方位分布について極大値が4個以上存在する鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(3) (1)または(2)の鋼板のうち、製品板の表層1/4またはそれより表層側の部位において{111}<211>方位の集積強度≦2.0を満たす鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(4) (1)〜(3)のいずれかの項に記載の鋼板のうち、製品板の表層1/4位置またはそれより表層側の位置での{411}<148>方位の集積強度が鋼板板厚中心での集積強度の2倍以上である鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(5) (1)〜(4)のいずれかの項に記載の鋼板のうち、(B0+B90)/2−B45≦0.040を満たす鋼板を、二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
ここで各変数は誘起電流密度を5000A/mとした時の圧延方向から0°、45°、90°方向の磁束密度/TをそれぞれB0、B45、B90とする。
(6) (1)〜(5)のいずれかの項に記載の鋼板のうち、質量%で、さらに、Cu+Nb+Cr+B+Ni+Co+Mo+Ti:0.2〜8.0%を含有する鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(7) (1)〜(6)のいずれかの項に記載の鋼板のうち、質量%で、さらに、Cu:0.2〜8.0%、Nb:0.1〜4.0%、Cr:1.0〜15.0%、B:0.0020〜0.0150%、Ni:0.2〜8.0%、Co:0.2〜8.0%、Mo:0.2〜8.0%、Ti:0.2〜2.0%のいずれか一種以上を含有する鋼板を、二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(8) (1)〜(7)のいずれかの項に記載の鋼板のうち、質量%で、W,Sn,Sb,Mg,Ca,Ce、REMの1種または2種以上を合計で0.5%以下含有する鋼板を、二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(9) (1)〜(8)のいずれかの項に記載の鋼板のうち、鋼成分が実質的に同じでかつ熱延の全圧延パスがF℃以上で行われた鋼板との比較において、製品板の表層1/4位置またはそれより表層側の位置での{411}<148>方位の集積強度が2倍以上となっている鋼板を、二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。ここでFは、鋼板の成分による以下の式1で示される。
(10) (1)〜(9)のいずれかの項に記載の鋼板のうち、鋼成分が実質的に同じでかつ熱延の全圧延パスがF℃以上で行われた鋼板との比較において、B45−B’45≧0.030を満たす鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
ここで各変数は誘起電流密度を5000A/mとした時の圧延方向から45°方向の磁束密度/TをB45とする。Bは発明鋼、B’は比較鋼についての特性を示す。
(11) (1)〜(10)のいずれかの項に記載の鋼板のうち、製品板の表層1/4を取り除き板厚中心層1/2厚さで測定するとB45が0.02T以上低下する鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(12) (1)〜(11)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、冷延直前の熱延板時点で表層1/4領域の再結晶率が90%以下である鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(13) (1)〜(12)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、溶鋼を鋳造で厚さ50mm以上の鋼片に凝固させ、熱延工程において500℃以上F℃以下の温度域で圧延が行われ、熱延板時点で表層1/4領域に未再結晶組織を残存させ、さらに酸洗後、この未再結晶組織が残存したまま圧下率50%以上の冷間圧延を行うことを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(14) (1)〜(13)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において圧下による累積歪(対数歪)Hと各パス出側温度T(℃)および、最終パスを除く圧延パスにおいては圧延後次の圧延パス開始までの時間t(秒)または最終パスの場合は最終パス圧延後水冷開始までの時間t(秒)の関係が、以下の式2
T<F−H×10−t×10・・・式2
を満たして行われることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(15) (1)〜(14)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、そのうちの少なくとも一回の圧延パスについて圧延時の鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(16) (1)〜(15)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスについて、剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である領域が圧延時の板厚で全板厚の10%以上に及ぶことを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(17) (1)〜(16)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスについて、圧延ワークロールの直径が700mm以下とすることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(18) (1)〜(17)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスについて、摩擦係数が0.10以上であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(19) (1)〜(18)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスについて、剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である部位の剪断歪速度が10/s以上であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(20) (1)〜(19)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスを複数回かつ連続して行うに際し、各圧延パス間時間が4.0秒以下であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(21) (1)〜(20)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスを複数回行い、これによる鋼板表層での剪断歪の累計を0.6以上とすることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(22) (1)〜(21)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃を超える温度域での圧延において、圧延歪が2.0以下、または1回の圧延パスあたりの圧延歪が0.6以下、または複数回かつ連続したパスを行うに際し各圧延パス間時間が4.0秒以上であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(23) (1)〜(22)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延の最終パス後、水冷開始までの時間を2秒以下とすることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(24) (1)〜(23)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延の最終パス後の水冷時の冷却速度を10℃/s以上とし700℃以下まで冷却することを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(25) (1)〜(24)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延の最終パス後の水冷後、500℃以上に昇温することなく冷延し、焼鈍することを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(26) (1)〜(25)のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、最終焼鈍後に0.5%以上、50%以下の歪を付与することを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
(1)質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜3.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.015%以下、P:0.25%以下、N:0.040%を含有した鋼板で、特に鋼板表層部での{411}<148>、{111}<211>方位の集積強度を特定範囲に限定する。
(2)スラブ加熱中の結晶粒成長を抑制し、かつ熱延における比較的高い温度域での圧延において表層部で大きな剪断歪が付与されても再結晶が起きないよう、Cu、Nb、Cr、Ni等の元素を適量含有させる。
(3)熱延板時点で表層部に未再結晶組織を残存させ、この未再結晶組織が残存したまま冷間圧延を行う。
(4)熱延における特定温度以下の温度域での圧延において圧下パススケジュールさらに圧延後の高温保持時間、冷却条件等の関係を制御する。
(5)特定温度以下の低温域での圧延おける剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)を特に板厚方向への歪分布を考慮し制御する。
まず、この方位への集積の必要性、効果について説明する。
F=820+(10×Si+50×Cu+50×Nb+10×Cr+5000×B+10×Ni+20×Co+40×Mo+20×Ti)・・・・・・・・・・・(式1)
また、45°特性は鋼成分が実質的に同じでかつ熱延の全圧延パスがF℃以上で行われた一次再結晶鋼板との比較において、B45−B’45≧0.030を満たすという点で非常に特異なものである。好ましくは0.040以上、後述の最適な製造条件を適用することにより0.050以上とすれば非常に良好な特性を得ることができる。
この温度以下の範囲を本発明では低温域と呼ぶ。温度が高すぎると本発明の効果が消失する。一方、温度範囲が低すぎると、圧延が困難となるばかりでなく発明の効果も小さくなる。圧延温度の下限は熱延工程での圧延により形成される加工組織の再結晶進行を抑制するには低いほうが好ましいが、圧延性の観点から温度範囲の下限は好ましくは500℃、さらに好ましくは550℃、さらに好ましくは600℃、さらに好ましくは650℃である。
T<F−H×10−t×10・・・・・・・・・・(式2)
を満たすことが好ましい。これはTがF以上では熱延中に再結晶が進行してしまい好ましい未再結晶組織を得ることが困難になることに対応している。また、圧延により付与する歪が大きいほど再結晶の進行が促進されるためHが大きいほどTを低くして再結晶を抑制することが好ましいことを示している。
(条件1)
×:「低温域での剪断歪条件」を満足する圧延パスが存在しない
○:「低温域での剪断歪条件」を満足する圧延パスが、少なくとも1パスは存在する
(条件2)
熱間圧延におけるF℃を超える温度域での圧延において、
・圧延歪が2.0以下、
・1回の圧延パスあたりの圧延歪が0.6以下、
・複数回かつ連続したパスを行うに際し各圧延パス間時間が4.0秒以上、
と言う条件を
×:ひとつも満足しない
○:少なくとも一つは満足する
(条件3)
表層1/4位置での{411}<148>方位の集積強度について、鋼成分が実質的に同じでかつ熱延の全圧延パスがF℃以上で行われた鋼板との比
(条件4)
B45について、両表層1/4を除去したときの低下量
(条件5)
B45について、鋼成分が実質的に同じでかつ熱延の全圧延パスがF℃以上で行われた鋼板との差
実験工程は、通常の方向性電磁鋼板や無方向性電磁鋼板を製造する場合とほぼ同様である。鋼を溶製し、連鋳スラブとなし、熱延、酸洗、冷延、焼鈍し、一次再結晶鋼板の時点で特性を測定した。焼鈍は必要に応じて脱炭雰囲気とした。その後、必要に応じ、窒化雰囲気での焼鈍、焼鈍分離剤を塗布し、二次再結晶焼鈍し、さらに必要に応じて表面に皮膜を形成して製品板を得、特性を評価した。本実施例で重要な要点となる熱延は、粗熱延6パス、仕上熱延6パスまたは7パスで行い、各パスについて本発明製造法への適合を評価した。
二次再結晶のインヒビターとして、主として窒化により形成された窒化物を用いて製造される方向性電磁鋼板に準じた製法による場合の、本発明の効果を検討した。表1に成分を示す鋼Aのスラブを1150℃に加熱し、板厚2.3mmに熱延した。熱延条件を表2に示す。その後、0.22mm厚に冷間圧延した。この冷延板を、820℃で120秒間、脱炭雰囲気で焼鈍し、C量を0.002%とした一次再結晶鋼板を得て、この特性を評価した。その後、750℃で30秒間アンモニア含有雰囲気中で焼鈍し、鋼板中の窒素量を0.025%とした。次いで、MgOを主成分とする焼鈍分離剤を塗布した後、1200℃で20時間仕上げ焼鈍を施し二次再結晶させた。二次再結晶鋼板の特性値を表3に併記する。比較材は、現状で市場に出荷されている程度の方向性電磁鋼板であるが、これと比較することで本発明法による鋼板の優れた特性が分かる。
高温スラブ加熱で溶解した硫化物、窒化物を、その後の工程で微細に析出させ二次再結晶時のインヒビターとして用いる方向性電磁鋼板に準じた製法による場合の、本発明の効果を検討した。組成を表1に示す鋼Bスラブを、1330℃に加熱後、表4に示す熱延により板厚2.0mmの熱延板とした。
二次再結晶のインヒビターとして、従来の方向性電磁鋼板に準じたものを用いず、比較的低温、短時間で二次再結晶(異常粒成長)させる製法による場合の、本発明の効果を検討した。この方法では、特に、工程の簡略化を念頭においたため、脱炭焼鈍も行わない条件とした。表1に示す鋼C−Jを連続鋳造でスラブとし、表6に示す条件で熱延、冷延、一次再結晶焼鈍、さらに二次再結晶焼鈍(異常粒成長焼鈍)した。一次再結晶鋼板時点での特性と二次再結晶(異常粒成長)鋼板の特性値を表7に併記する。同一成分の中で比較することで、本発明法による鋼板の優れた特性が分かる。
Claims (26)
- 質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜6.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下を含む鋼板のうち、製品板の表層1/4またはそれより表層側の部位において{411}<148>方位の集積強度/{411}<011>方位の集積強度≧4.0かつ{411}<148>方位の集積強度≧4.0を満たす鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜6.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下を含む鋼板のうち、鋼板表層1/4またはそれより表層側の部位において<411>//ND方位の集積強度の板面内の方位分布について極大値が4個以上存在する鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1または2記載の鋼板のうち、製品板の表層1/4またはそれより表層側の部位において{111}<211>方位の集積強度≦2.0を満たす鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれかの項に記載の鋼板のうち、製品板の表層1/4位置またはそれより表層側の位置での{411}<148>方位の集積強度が鋼板板厚中心での集積強度の2倍以上である鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜4のいずれかの項に記載の鋼板のうち、(B0+B90)/2−B45≦0.040を満たす鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
ここで各変数は誘起電流密度を5000A/mとした時の圧延方向から0°、45°、90°方向の磁束密度/TをそれぞれB0、B45、B90とする。 - 請求項1〜5のいずれかの項に記載の鋼板のうち、質量%で、さらに、Cu+Nb+Cr+B+Ni+Co+Mo+Ti:0.2〜8.0%を含有する鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜6のいずれかの項に記載の鋼板のうち、質量%で、さらに、Cu:0.2〜8.0%、Nb:0.1〜4.0%、Cr:1.0〜15.0%、B:0.0020〜0.0150%、Ni:0.2〜8.0%、Co:0.2〜8.0%、Mo:0.2〜8.0%、Ti:0.2〜2.0%のいずれか一種以上を含有する鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜7のいずれかの項に記載の鋼板のうち、質量%で、W,Sn,Sb,Mg,Ca,Ce、REMの1種または2種以上を合計で0.5%以下含有する鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜8のいずれかの項に記載の鋼板のうち、鋼成分が実質的に同じでかつ熱延の全圧延パスがF℃以上で行われた鋼板との比較において、製品板の表層1/4位置またはそれより表層側の位置での{411}<148>方位の集積強度が2倍以上となっている鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
ここでFは、鋼板の成分による以下の式1で示される。
F=820+(10×Si+50×Cu+50×Nb+10×Cr+5000×B+10×Ni+20×Co+40×Mo+20×Ti)・・・式1 - 請求項1〜9のいずれかの項に記載の鋼板のうち、鋼成分が実質的に同じでかつ熱延の全圧延パスがF℃以上で行われた鋼板との比較において、B45−B’45≧0.030を満たす鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
ここで各変数は誘起電流密度を5000A/mとした時の圧延方向から45°方向の磁束密度/TをB45とする。Bは発明鋼、B’は比較鋼についての特性を示す。 - 請求項1〜10のいずれかの項に記載の鋼板のうち、製品板の表層1/4を取り除き板厚中心層1/2厚さで測定するとB45が0.02T以上低下する鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜11のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、冷延直前の熱延板時点で表層1/4領域の再結晶率が90%以下である鋼板を二次再結晶させることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜12のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、溶鋼を鋳造で厚さ50mm以上の鋼片に凝固させ、熱延工程において500℃以上F℃以下の温度域で圧延が行われ、熱延板時点で表層1/4領域に未再結晶組織を残存させ、さらに酸洗後、この未再結晶組織が残存したまま圧下率50%以上の冷間圧延を行うことを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜13のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において圧下による累積歪(対数歪)Hと各パス出側温度T(℃)および、最終パスを除く圧延パスにおいては圧延後次の圧延パス開始までの時間t(秒)または最終パスの場合は最終パス圧延後水冷開始までの時間t(秒)の関係が、以下の式2
T<F−H×10−t×10・・・式2
を満たして行われることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。 - 請求項1〜14のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、そのうちの少なくとも一回の圧延パスについて圧延時の鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜15のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスについて、剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である領域が圧延時の板厚で全板厚の10%以上に及ぶことを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜16のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスについて、圧延ワークロールの直径が700mm以下とすることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜17のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスについて、摩擦係数が0.10以上であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜18のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスについて、剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である部位の剪断歪速度が10/s以上であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜19のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスを複数回かつ連続して行うに際し、各圧延パス間時間が4.0秒以下であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜20のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において、鋼板表層での剪断歪または剪断歪/(板厚方向圧縮歪)が0.2以上である圧延パスを複数回行い、これによる鋼板表層での剪断歪の累計を0.6以上とすることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜21のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延におけるF℃を超える温度域での圧延において、圧延歪が2.0以下、または1回の圧延パスあたりの圧延歪が0.6以下、または複数回かつ連続したパスを行うに際し各圧延パス間時間が4.0秒以上であることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜22のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延の最終パス後、水冷開始までの時間を2秒以下とすることを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜23のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延の最終パス後の水冷時の冷却速度を10℃/s以上とし700℃以下まで冷却することを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜24のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、熱延の最終パス後の水冷後、500℃以上に昇温することなく冷延し、焼鈍することを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
- 請求項1〜25のいずれかの項に記載の鋼板の製造方法のうち、最終焼鈍後に0.5%以上、50%以下の歪を付与することを特徴とする磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法。
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JP2005057066A JP4593317B2 (ja) | 2005-03-02 | 2005-03-02 | 磁気特性が優れた方向性電磁鋼板の製造方法 |
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