JP2006241135A - 除草剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明によると、クレトジムを含有する組成物は、通常の水だけでなく、硬水においても希釈されたときに安定なエマルジョンを提供することができる。
【解決手段】i)クレトジム、ii)スルホネート界面活性剤、iii)ポリオキシアルキレンポリアリールエーテル、iv)芳香族炭化水素および、任意に、v)脂肪酸エステルを含有する除草剤組成物は、水で希釈された後のエマルジョンの良好な安定性をもたらすことができる。
【選択図】なし

Description

本発明は除草剤組成物に関する。
除草活性を有するシクロヘキサンジオン化合物を含有する幾つかの組成物が米国特許第4,626,276号、米国特許第4,741,768号、米国特許第5,084,087号および米国特許第5,554,576号において知られている。
米国特許第4,626,276号 米国特許第4,741,768号 米国特許第5,084,087号 米国特許第5,554,576号
本発明の課題は、クレトジムを含有する組成物において、通常の水だけでなく、硬水においても希釈されたときに安定なエマルジョンを提供することである。
本発明は、
(1)i)クレトジム、ii)スルホネート界面活性剤、iii)ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルおよびiv)芳香族炭化水素を含有することを特徴とする除草剤組成物である。さらに、
(2)5重量%ないし40重量%のクレトジム、0.1重量%ないし10重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし30重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテルおよび10重量%ないし89.8重量%の芳香族炭化水素を含有する上記(1)に記載の除草剤組成物である。好ましくは、例えば、5重量%ないし40重量%のクレトジム、0.1重量%ないし10重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし30重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテルおよび10重量%ないし89.8重量%の芳香族炭化水素から実質的になるものがあげられる。
(3)10重量%ないし30重量%のクレトジム、0.1重量%ないし5重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし20重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテルおよび10重量%ないし89.8重量%の芳香族炭化水素を含有する上記(1)に記載の除草剤組成物である。好ましくは、例えば、10重量%ないし30重量%のクレトジム、0.1重量%ないし5重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし20重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテルおよび10重量%ないし89.8重量%の芳香族炭化水素から実質的になるものがあげられる。
(4)クレトジム、スルホネート界面活性剤、ポリオキシアルキレンポリアリールエーテル、芳香族炭化水素および脂肪酸エステルを含有する上記(1)に記載の除草剤組成物。
(5)5重量%ないし40重量%のクレトジム、0.1重量%ないし10重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし30重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテル、10重量%ないし89.8重量%の芳香族炭化水素および0.1重量%ないし79.8重量%の脂肪酸エステルを含有する上記(4)に記載の除草剤組成物である。好ましくは、例えば、5重量%ないし40重量%のクレトジム、0.1重量%ないし10重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし30重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテル、10重量%ないし89.8重量%の芳香族炭化水素および0.1重量%ないし79.8重量%の脂肪酸エステルから実質的になるものがあげられる。
(6)10重量%ないし30重量%のクレトジム、0.1重量%ないし5重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし20重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテル、10重量%ないし60重量%の芳香族炭化水素および10重量%ないし50重量%の脂肪酸エステルを含有する上記(4)に記載の除草剤組成物である。好ましくは、例えば、10重量%ないし30重量%のクレトジム、0.1重量%ないし5重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし20重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテル、10重量%ないし60重量%の芳香族炭化水素および10重量%ないし50重量%の脂肪酸エステルから実質的になるものがあげられる。
(7)脂肪酸エステルがオレイン酸メチルである上記(6)に記載の除草剤組成物。
(8)ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルのHLBが12ないし15である上記(1)ないし(7)のいずれか1つに記載される除草剤組成物。
(9)ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルがポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテルである上記(8)に記載の除草剤組成物。
(10)スルホネート界面活性剤がドデシルベンゼンスルホネートである上記(1)ないし(7)のいずれか1つに記載される除草剤組成物。
(11)スルホネート界面活性剤がカルシウムドデシルベンゼンスルホネートである上記(1)ないし(7)のいずれか1つに記載される除草剤組成物。
本発明によると、クレトジムを含有する組成物は、通常の水だけでなく、硬水においても希釈されたときに安定なエマルジョンを提供することができる。
本発明において、クレトジムは除草活性成分であり、式:
Figure 2006241135
で示される(±)−2−[(E)−1−[(E)−3−クロロアリルオキシイミノ]プロピル]−5−[2−(エチルチオ)プロピル]−3−ヒドロキシシクロヘクス−2−エノンである。これは市販品として入手することができ、例えば、Valent U.S.A.Corporation、Tomen Agro,Inc.またはArvesta Corporationによって販売されている。
本発明の除草剤組成物におけるクレトジムの含有量は、一般には、5重量%ないし40重量%、好ましくは、10重量%ないし30重量%である。
スルホネート界面活性剤は、分子内に少なくとも1つのスルホン酸塩を有するアニオン性界面活性剤を意味する。スルホネート界面活性剤の例には、アルキルベンゼンスルホン酸塩(例えば、(C8−C15アルキル)ベンゼンスルホネート)、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルエーテルスルホン酸塩、脂肪アルコールエーテルスルホン酸塩およびポリオキシアルキレントリスチリルフェニルエーテルスルホン酸塩が含まれる。塩の典型的な例はカルシウム、ナトリウムおよびカリウム塩である。スルホネートの典型的な例はドデシルベンゼンスルホネート、ジイソプロピルナフタレンスルホネート、ジイソブチルナフタレンスルホネート、α−オレフィンスルホネートおよびジアルキルスルホスクシネートである。それらのうち、好ましいものとしては、カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、ナトリウムドデシルベンゼンスルホネートおよびカリウムドデシルベンゼンスルホネートがあげられ、特に好ましいものとしては、カルシウムドデシルベンゼンスルホネートがあげることができる。
本発明の除草剤組成物におけるスルホネート界面活性剤の含有量は、一般には、0.1重量%ないし10重量%、好ましくは、0.1重量%ないし5重量%である。
ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルは2つ以上の芳香族環を有する非イオン性界面活性剤を意味し、ここで、少なくとも1つの芳香族環はポリオキシアルキレン基およびエーテル構造を分子内に有する。ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルの典型的な例には、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンスチリルフェニルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンベンジルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンベンジルフェニルフェニルエーテルおよびポリオキシアルキレンビスフェニルエーテルが含まれる。ポリオキシアルキレン部分は、一般には、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレンまたはポリオキシエチレンとポリオキシプロピレンのブロック共重合体である。典型的な例はポリオキシアルキレントリスチリルフェニルエーテル(例えば、ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル)およびポリオキシアルキレンジスチリルフェニルエーテル(例えば、ポリオキシエチレンジスチリルフェニルエーテル)である。
ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルのHLBは、好ましくは、12ないし15である。HLBは親水性−親油性バランスを意味し、これは界面活性剤の分野において周知である。
本発明の除草剤組成物におけるポリアルキレンポリアリールエーテルの含有量は、一般には、0.1重量%ないし30重量%、好ましくは、0.1重量%ないし20重量%である。
芳香族炭化水素は、一般には、クレトジムを溶解することができる溶媒である。すなわち、芳香族炭化水素は、通常、除草剤組成物に含まれるクレトジムを溶解することができる量で用いられる。
芳香族炭化水素の例には、キシレン、フェニルキシリルエタン、Hisol SAS−296(1−フェニル−1−キシリルエタンと1−フェニル−1−エチルフェニルエタンの混合液、Nippon Petroleum Companyの商品名)、Cactus Solvent HP−DMN(80%のジメチルナフタレンを含有、Nikko Petrochemical Companyの商品名)、Cactus Solvent P−100(9ないし10の炭素数を有するアルキルベンゼン、Nikko Petrochemical Companyの商品名)、Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名)およびAromatic 200(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名)が含まれる。
本発明の除草剤組成物における芳香族炭化水素の含有量は、一般には、10重量%ないし89.8重量%である。
さらに、除草剤組成物は他の溶媒、補助剤、例えば、脂肪酸エステル、酸化防止剤、抗真菌剤、香料、色素等を任意に含む。
脂肪酸エステルは、一般には、生物活性の促進剤として作用し得る。脂肪酸のエステルの式はRCOOR’であり;ここで、Rは7ないし21個の炭素原子を有するアルキル基または7ないし21個の炭素原子を有するアルケニル基であり、R’は1ないし8個の炭素原子を有するアルキル基である。式RCOによって示される基の例には、パルミトイル、ミリストイル、ステアロイル、ラウロイルおよびオレオイルが含まれる。R’の例はメチル、エチル、イソプロピル、ブチル、イソブチルおよびオクチルである。脂肪酸エステルの典型的な例はオレイン酸メチル、パルミチン酸メチル、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ラウリン酸オクチル、パルミチン酸オクチルおよびステアリン酸ブチルであり、好ましくは、オレイン酸メチルをあげることができる。
脂肪酸エステルが用いられるとき、除草剤組成物における脂肪酸エステルの含有量は、一般には、0.1重量%ないし79.8重量%、好ましくは、10重量%ないし50重量%である。加えて、脂肪酸エステルが用いられるとき、本発明の除草剤組成物における芳香族炭化水素の含有量は、好ましくは、10重量%ないし60重量%である。
好ましくは、没食子酸プロピルが酸化防止剤に用いられる。除草剤組成物における没食子酸プロピルの含有量は、一般には、0.01重量%ないし10重量%、好ましくは、0.1重量%ないし3重量%である。
好ましい各成分の重量割合としては、例えば、クレトジム:スルホネート界面活性剤:ポリオキシアルキレンポリアリールエーテル:芳香族炭化水素=10重量%ないし20重量%:1重量%ないし5重量%:1重量%ないし20重量%:70重量%ないし90重量%をあげることができ、また、クレトジム:スルホネート界面活性剤:ポリオキシアルキレンポリアリールエーテル:芳香族炭化水素:脂肪酸エステル=10重量%ないし20重量%:1重量%ないし5重量%:1重量%ないし20重量%:30重量%ないし50重量%:30重量%ないし50重量%があげられる。
本発明の除草剤組成物は、i)クレトジム、ii)スルホネート界面活性剤、iii)ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルおよびiv)芳香族炭化水素を混合することによって調製することができ、また、任意に、他の溶媒、補助剤を混合してもよい。
本発明の除草剤組成物は一般には乳化性濃縮物として用いられ、すなわち、水で希釈されてエマルジョンをもたらし、広葉作物(例えば、ダイズ、木綿、サトウダイコン、落花生)農場において雑草、特には、イネ科雑草、例えば、カモジグサ(Agropyron tsukushiense)、イヌビエ(Echinochloa crus−galli)、エノコログサ(Setaria viridis)、アキノエノコログサ(Setaria faberi)、メシヒバ(Digitaria sanguinalis)、スズメノカタビラ(Poa annua)、ノスズメノテッポウ(Alopecurus myosuroides)、カラスムギ(Avena sativa)、野生カラスムギ(Avena fatua)、セイバンモロコシ(Sorghum halepense)、シバムギ(Agropyron repens)、ウマノチャヒキ(Bromus tectorum)およびギョウギシバ(Cynodon dactylon)などに散布される。散布用量は、目的の雑草の種類、天候条件等で変化し得るものの、一般には、クレトジムの量でヘクタール当たり10gないし1000gである。除草剤組成物の希釈物は、ヘリコプター、飛行機またはラジコンヘリコプターによる空中散布に用いることもできる。本発明の除草剤組成物は展着剤を含有する水で希釈することができる。展着剤の例には、Agridex(Helena Chemical Corporationの商品名)、Dynamic(Helena Chemical Corporationの商品名)、Induce(Helena Chemical Corporationの商品名)およびSilwet L−77(Nihon Unicarが製造)が含まれる。
以下、例を参照して本発明をより詳細に説明するが、本発明は以下の例において限定されるべきではない。
実施例1
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 1.67 重量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 13.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor 796P) 1.00 重量%
オレイン酸メチル(Cognisによって供給されるAgnique ME 181−U) 40.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 43.83 重量%
実施例2
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 3.34 重量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 13.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor 796P) 2.00 重量%
オレイン酸メチル(Cognisによって供給されるAgnique ME 181−U) 40.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 41.16 重量%
実施例3
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 3.34 重量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 13.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor 796P) 2.00 重量%
ミリスチン酸イソプロピル(Stepanによって供給されるKessco IPM) 40.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 41.16 重量%
実施例4
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 1.67 重量%
ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 12.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor BSU) 9.00 重量%
オレイン酸メチル(Cognisによって供給されるAgnique ME 181−U) 40.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 35.83 重量%
実施例5
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 1.67 重量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 13.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor 796P) 9.00 重量%
オレイン酸メチル(Cognisによって供給されるAgnique ME 181−U) 40.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 35.83 重量%
実施例6
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 1.67 重量%
ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 14.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor S25) 9.00 重量%
オレイン酸メチル(Cognisによって供給されるAgnique ME 181−U) 40.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 35.83 重量%
実施例7
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 1.67 重量%
ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 12.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor BSU) 9.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 75.83 重量%
実施例8
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 1.67 重量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 13.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor 796P) 9.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 75.83 重量%
実施例9
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 3.34 重量%
ポリオキシエチレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 14.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor S25) 2.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 81.16 重量%
試験例1
(3.04gの無水塩化カルシウムおよび0.139gの塩化マグネシウム六水和物を蒸留水に溶解し、1リットルとすることによって得られた)342ppm硬水を蓋付きの95mlシリンダ内に入れ、室温で保持した。その後、実施例1ないし10において得られた組成物の各々5mlを添加した。シリンダを室温で2時間保持した後、上層の分離をエマルジョン安定性として観察した。
Figure 2006241135
実施例10
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 1.67 重量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 13.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor 796P) 1.00 重量%
ミリスチン酸イソプロピル(Stepanによって供給されるKessco IPM) 40.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 43.83 重量%
実施例11
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 1.67 重量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 13.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor 796P) 1.00 重量%
パルミチン酸オクチル(Stepanによって供給されるKessco Octyl Palmitate) 40.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 43.83 重量%
実施例12
以下の成分を完全に混合して本発明の除草剤組成物を得た。
クレトジム(純度:93%) 13.50 重量%
カルシウムドデシルベンゼンスルホネート(2−エチルヘキサノール中の60%カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、Cognisによって供給されるAgnique ABS 60C) 1.67 重量%
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテル(HLB 13.5、Rhodiaによって供給されるSoprophor 796P) 1.00 重量%
ステアリン酸ブチル(Stepanによって供給されるKessco BS COS) 40.00 重量%
Aromatic 150(芳香族炭化水素、ExxonMobil Chemicalの商品名) 43.83 重量%
試験例2
試験組成物の各々を水で希釈し、雑草に散布した(出芽後試験)。雑草のサイズは以下の通りである:イヌビエ(6インチ)、セイバンモロコシ若木(4−6インチ)、メリケンニクキビ(3−4インチ)およびアキノエノコログサ(4−5インチ)。散布率はクレトジムの量でヘクタール当たり34gであり、噴霧容積はヘクタール当たり188リットルであった。3日後、第2散布を実施した。第1散布の21日後に観察を実施した。雑草制御の評価は0−10スケールを用いた。(0:損害なし、10:完全死、8、9および10が通常、実質許容可能であり、6未満は不十分である。)以下に記載される雑草制御の評価数字は4種類の雑草:イヌビエ、セイバンモロコシ若木、メリケンニクキビおよびアキノエノコログサにわたる平均である。
Figure 2006241135
本発明によると、クレトジムを含有する組成物は、通常の水だけでなく、硬水においても希釈されたときに安定なエマルジョンを提供することができる。

Claims (11)

  1. クレトジム、スルホネート界面活性剤、ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルおよび芳香族炭化水素を含有することを特徴とする除草剤組成物。
  2. 5重量%ないし40重量%のクレトジム、0.1重量%ないし10重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし30重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテルおよび10重量%ないし89.8重量%の芳香族炭化水素を含有する請求項1記載の除草剤組成物。
  3. 10重量%ないし30重量%のクレトジム、0.1重量%ないし5重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし20重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテルおよび10重量%ないし89.8重量%の芳香族炭化水素を含有する請求項1記載の除草剤組成物。
  4. クレトジム、スルホネート界面活性剤、ポリオキシアルキレンポリアリールエーテル、芳香族炭化水素および脂肪酸エステルを含有する請求項1記載の除草剤組成物。
  5. 5重量%ないし40重量%のクレトジム、0.1重量%ないし10重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし30重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテル、10重量%ないし89.8重量%の芳香族炭化水素および0.1重量%ないし79.8重量%の脂肪酸エステルを含有する請求項4記載の除草剤組成物。
  6. 10重量%ないし30重量%のクレトジム、0.1重量%ないし5重量%のスルホネート界面活性剤、0.1重量%ないし20重量%のポリオキシアルキレンポリアリールエーテル、10重量%ないし60重量%の芳香族炭化水素および10重量%ないし50重量%の脂肪酸エステルを含有する請求項4記載の除草剤組成物。
  7. 脂肪酸エステルがオレイン酸メチルである請求項6記載の除草剤組成物。
  8. ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルのHLBが12ないし15である請求項1ないし7のいずれか1項に記載される除草剤組成物。
  9. ポリオキシアルキレンポリアリールエーテルがポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリスチリルフェニルエーテルである請求項8記載の除草剤組成物。
  10. スルホネート界面活性剤がドデシルベンゼンスルホネートである請求項1ないし7のいずれか1項に記載される除草剤組成物。
  11. スルホネート界面活性剤がカルシウムドデシルベンゼンスルホネートである請求項1ないし7のいずれか1項に記載される除草剤組成物。
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