JP2006233782A - ファンモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】ファン部の軽量化と漏洩磁束の低減化の両方を実現できるファンモータの提供。
【解決手段】ファン部2をヨーク1に取り付けたロータと、ステータとを有するファンモータであって、ファン部2に係止部2cを設け、ヨーク1に係止部2cに対応する孔部1cを設け、係止部2cを、孔部1cに対して取り外し可能に係合して、ファン部2とヨーク1とを固定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、小型電子機器などの冷却用に用いられる軸流ファンモータやブロアモータに関するものである。
従来のファンモータとして、金属製のファン部(インペラ部)とロータヨークとを一体的に構成したものがある(特許文献1)。また、ファン部とロータとを分離可能にしたもの(特許文献2)やファン部とロータとを金属で構成し、ロータ側をカシメてファン部を固定したもの(特許文献3)も提案されている。
特開平10−336953号公報 特開2003−201997号公報 特願2002−374859号
上記特許文献1では、ファン部を形状の異なるものに交換したい場合に、ロータヨークも同時に交換しなければならず、ロータヨークが無駄となる。また、ロータヨークとファン部とは金属などの同じ材料で構成されているので、ファン部の軽量化や漏洩磁束の低減化を図る際に不都合を生じる。例えば、ファン部の軽量化を考慮してファン部をアルミニウム合金やマグネシウム合金製にすると漏洩磁束が増加し、また、漏洩磁束の低減化を考慮して鉄系の材料にするとファン部が重くなってしまう。
また、上記特許文献2では、ロータを樹脂で構成するため、別に金属ヨークが必要になり部品数が増加してしまう。また、上記特許文献3では、ファン部をロータから分離する際にカシメを解く作業が手間であったり、カシメた部位が壊れた場合にはロータの交換も必要になったり、分離後のロータに残った部品を再利用するために余分な工数が必要となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、部品数や再利用の工数を増加せずにファン部を交換可能とし、ファン部の軽量化と漏洩磁束の低減化の両方を実現できるファンモータを提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明のファンモータは、ファン部2をヨーク1に取り付けたロータと、ステータとを有するファンモータであって、前記ファン部に係止部2cを設け、前記ヨークに当該係止部に対応する孔部1cを設け、前記係止部を、前記孔部に対して取り外し可能に係合して、前記ファン部と前記ヨークとを固定した。
また、上記構成において、前記係止部を前記孔部に通し、前記係止部の端部を折り曲げることで前記孔部に対して取り外し可能に係合した。
また、上記構成において、前記係止部を前記孔部に通し、前記係止部の端部を捻り曲げることで前記孔部に対して取り外し可能に係合した。
また、上記構成において、前記ファン部と前記ヨークとを異なる金属材料で構成した。
以上説明したように、本発明によれば、部品数や再利用の工数を増加せずにファン部を交換可能とし、ファン部の軽量化と漏洩磁束の低減化の両方を実現できる。
以下に、本発明の好適な一実施形態につき、添付の図面を参照して説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。
図1は本発明に係る実施形態のファンモータの断面図、図2は図1に示すファンモータにおけるロータ部分の平面図(a)及びファン部とロータヨークとの接続部分を拡大した部分断面図(b)である。
図1及び図2に示すように、本実施形態のブラシレス軸流ファンモータは、例えば、ノート型パーソナルコンピュータ、デジタルビデオカメラ、PDAなどの小型電子機器に搭載されるCPUなどの電子部品の冷却用や他の冷却が必要な装置内に搭載され、ファン部が取り外し可能に取り付けられたロータ(回転子)と、このロータを軸支するステータ(固定子)とを備える。
ロータは、有底円筒状のロータヨーク1と、このロータヨーク1の有底部1aの上面に複数(例えば、5箇所)のインペラブレード部2aが形成されたインペラ部(ファン部)2と、ロータヨーク1の有底部1aの中心部L1にハブ4を介して固定された金属製(SUSなど)の回転軸3と、このロータヨーク1の内側面部1bに配置される多極に着磁されたマグネット(永久磁石)5とを有する。
インペラ部2は、アルミニウム合金やマグネシウム合金などの軽金属合金材料で構成されており、板材を抜き加工及び曲げ加工して製作される。インペラブレード部2aは、その根元部分に支持部2bが一体的に形成されており、この支持部2bを介してロータヨーク1に固定される。
各支持部2bには塑性変形による曲げ起こしが可能な係止部2cが下方に延設され、この係止部2cをロータヨーク1の有底部1aに形成された連通孔1cに差し込んだ後、相通通孔1cから下面に突出した係止部2cの先端部を内径側又は外径側に折り曲げることでロータヨーク1に固定される。
そして、インペラ部2を交換する場合には、折り曲げた上記係止部2cを再度起こし、インペラ部2のみをロータヨーク1から取り外し、新たに取り付けるインペラ部を上記の要領で固定すればよい。
なお、上記係止部2cを折り曲げる代わりに、図3に示すように、係止部2cを捻り曲げることにより固定してもよい。
また、インペラ部2を樹脂材料で射出成形してもよい。この場合、図4に示すように、上記係止部2cに代えて爪部15を一体的に成形し、この爪部15をロータヨーク1の連通孔1cに押し込んで係合止させると共に、爪部15を弾性変形させて下方側から押し出すことで連通孔1cから取り外すことができる構成となる。
ロータヨーク1は、例えば、鉄系の磁性材料で構成されており、マグネット5は圧入又は接着によってロータヨーク1の内側面部1bに固定される。
ハブ4には回転軸3と同軸の開口部4aが形成されており、この開口部4aに回転軸3の上端部が圧入されて固定される。また、ロータヨーク1の有底部1aには回転軸3と同軸の開口部1dが形成されており、この開口部1dにハブ4をカシメ、圧入、接着のいずれかの方法により固定することで、ロータヨーク1とインペラ部2の取付強度を高めると共に、回転軸3をロータヨーク1に直接固定しなくとも確実に保持できる。ハブ4は、例えば、切削加工やカシメが容易な真ちゅうなどで構成される。
ステータは、ハウジング6の中央部分に配置された軸受収容部7と、この軸受収容部7を取り囲むように同軸に回路基板8、ステータヨーク9、クローコア10、及びコイル巻線11が配置されている。軸受収容部7は、回転軸3をラジアル方向に軸支するすべり軸受12と、回転軸3の下端部をスラスト方向に軸支するすべり軸受13とを収容する。回転軸3の下端部は、外径方向に拡径したフランジ状とされ、その下端面は凸状曲面に形成されており、スラスト方向のすべり軸受13によって支持される。
各すべり軸受12,13は、例えば、金属材料(鉄や銅の合金)に潤滑油が含浸されたメタル軸受であり、回転軸3をラジアル方向及びスラスト方向に回転自在に軸支する。また、ラジアル方向のすべり軸受12の下端部とスラスト方向のすべり軸受13との間には、回転軸3の抜けを規制するクリップ部材14が設けられている。このクリップ部材14は、回転軸3の抜け方向への変位時に回転軸3の下端部のフランジに係合することにより回転軸3の抜けを抑える。
本実施形態のファンモータは、ステータのコイル巻線11がロータのマグネット5に対して所定の隙間を有して径方向に対向配置されたアウタロータ型のモータを構成しており、回路基板8からコイル巻線11へ通電することで励磁される極性を反転させることによって、ロータ(インペラ部2)を回転駆動させる。
上記構成によれば、インペラ部2に設けられた係止部2cを折り曲げ又は捩じり曲げて固定するので、係止部2cを再度起こし又は捩りを戻すことによってインペラ部2のみをロータヨーク1から取り外して交換でき、従来のように無駄な部品が出ず、ロータ側をカシメた場合のようにロータ側が壊れるなどの不都合をなくすことができる。
また、ロータヨーク1とインペラ部2とを異なる金属材料で構成しているので、ロータヨーク1を鉄系の材料で構成して漏洩磁束の低減化しつつ、ファン部2をアルミニウム合金やマグネシウム合金、或いはSUSなどの材料で構成して軽量化及び曲げ加工の容易化を実現することができる。
また、部品数も増加せず、従来のカシメに比してインペラ部2の取り外し作業が容易で、部品の再利用のための余分な工数も必要にならないなどの効果がある。
本発明は、回転軸に平行に送風する軸流ファンタイプのファンモータのほか、軸に対して垂直方向に送風するブロワーファンタイプでも適用可能である。また、上記実施形態はブラシレスファンモータについてのみ述べたが、これに限定されず、種々の用途のモータに本発明は適用可能であることは言うまでもない。
更に、本実施形態では、ロータのマグネット5とステータのコイル11とが径方向に対面したアウタロータ型を例示したが、これに限定されず、例えば、ロータのマグネットとステータのコイルとが軸方向に同軸に対面した構造であっても適用可能である。
本発明に係る実施形態のファンモータの断面図である。 本実施形態のファンモータにおけるロータ部分の平面図(a)及びファン部とロータヨークとの接続構造を拡大した部分断面図(b)である。 本実施形態のファンモータにおいて、ファン部とロータヨークとの接続構造の他の例を示すロータ部分の平面図(a)及びファン部とロータヨークとの接続構造を拡大した部分断面図(b)である。 変形例のファン部とロータヨークとの接続構造を拡大した部分断面図である。
符号の説明
1 ロータヨーク(ヨーク)
1a 有底部
1b 内側面部
1c 連通孔(孔部)
1d 開口部
2 インペラ部(ファン部)
2a インペラブレード部
2b 支持部
2c 係止部
3 回転軸
4 ハブ
4a 開口部
5 マグネット
6 ハウジング
7 軸受収容部
8 回路基板
9 ステータヨーク
10 クローコア
11 コイル巻線
12 ラジアル方向のすべり軸受
13 スラスト方向のすべり軸受
14 クリップ部材
15 爪部

Claims (4)

  1. ファン部をヨークに取り付けたロータと、ステータとを有するファンモータであって、
    前記ファン部に係止部を設け、前記ヨークに当該係止部に対応する孔部を設け、
    前記係止部を、前記孔部に対して取り外し可能に係合して、前記ファン部と前記ヨークとを固定したことを特徴とするファンモータ。
  2. 前記係止部を前記孔部に通し、前記係止部の端部を折り曲げることで前記孔部に対して取り外し可能に係合したことを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
  3. 前記係止部を前記孔部に通し、前記係止部の端部を捻り曲げることで前記孔部に対して取り外し可能に係合したことを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
  4. 前記ファン部と前記ヨークとを異なる金属材料で構成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のファンモータ。
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