JP2006228053A - シミュレーション装置及び不要データ削除方法ならびにコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 会計のシミュレーションの実行対象となる会計の計画データのうち不要な計画データを削除する。
【解決手段】 会計シミュレーションを行うシミュレーション装置(会計装置10)に、会計のシミュレーションに用いられ、会計の各期の計画金額を示す計画データと、任意の前記計画データをまとめた各期の計画金額を示すサマリーデータとを記憶する記憶手段20と、不要データ削除を行う対象を特定する条件の入力を受け、前記記憶手段20内に記憶され、かつ、該条件に合致する計画データのうち各期の計画金額が全て0の計画データを削除するとともに、削除された前記計画データに対応する前記記憶手段内のサマリーデータのうち各期の計画金額が全て0のサマリーデータを削除する不要データ削除手段16と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シミュレーション装置及び不要データ削除方法ならびにコンピュータプログラムに関する。
会計のシミュレーションを行うシミュレーション装置では、会計の今後の計画金額や予想金額を示す計画データを用いてシミュレーションを行っている。シミュレーション結果の比較のため、様々なパターンの計画データを用いてシミュレーションを行おうとする場合、ユーザは、会計の実績データ、あるいは、既に生成されている他の計画データを加工して、それらの計画データを生成していた。
一方、特許文献1には、シミュレーションで計算した途中結果のデータを消去することにより、不要なデータをメモリ上に残すことが無くなる技術について開示されている。また、特許文献2には、シミュレーションシステムにおいて、複数のテストデータに対する共通部分のシミュレーション時間を削減する技術について開示されている。
特開平09−073442号公報 特開平08−161360号公報
ユーザが、会計のシミュレーションに用いられる会計の計画データを生成するとき、誤って不要な計画データを生成してしまうことがあった。シミュレーション装置が、この不要な計画データに対してもシミュレーションを行ってしまうことにより、シミュレーションの実行に時間と負荷がかかってしまい、システムのパフォーマンスが低下してしまうという問題があった。そこで、シミュレーション実行前に不要な計画データを予め削除しておくことが考えられるが、従来、不要な計画データは、ユーザが検索して手動で削除を行っており、これは煩雑な作業であった。しかし、特許文献1及び特許文献2においては、会計シミュレーションの対象となる会計の計画データのうち、予め不要な計画データを削除するものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、会計シミュレーションの実行対象となる会計の計画データのうち不要な計画データを削除することができるシミュレーション装置及び不要データ削除方法ならびにコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために本発明は、会計のシミュレーションを行うシミュレーション装置(10)において、会計のシミュレーションに用いられ、会計の各期の計画金額を示す計画データと、任意の前記計画データをまとめた各期の計画金額を示すサマリーデータとを記憶する記憶手段(20)と、不要データ削除を行う対象を特定する条件の入力を受け、該条件に合致する前記記憶手段(20)内の計画データのうち各期の計画金額が所定の範囲の値である計画データを削除するとともに、削除された前記計画データに対応する前記記憶手段(20)内のサマリーデータのうち各期の計画金額が所定の範囲の値であるサマリーデータを削除する不要データ削除手段(16)と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述するシミュレーション装置であって、前記不要データ削除手段(16)は、前記条件に合致する前記記憶手段(20)内の計画データのうち各期の計画金額が全て0の計画データを削除するとともに、削除された前記計画データに対応する前記記憶手段(20)内のサマリーデータのうち各期の計画金額が全て0のサマリーデータを削除する、ことを特徴とする。
また、本発明は、会計のシミュレーションを行うシミュレーション装置(10)に用いられる不要データ削除方法であって、会計のシミュレーションに用いられ、会計の各期の計画金額を示す計画データと、任意の前記計画データをまとめた各期の計画金額を示すサマリーデータとを自身の備える記憶手段(20)に記憶し、不要データ削除を行う対象を特定する条件の入力を受け、該条件に合致する前記記憶手段(20)内の計画データのうち各期の計画金額が全て0の計画データを削除するとともに、削除された前記計画データに対応する前記記憶手段(20)内のサマリーデータのうち各期の計画金額が全て0のサマリーデータを削除する(ステップS250、ステップS260)、ことを特徴とする。
また、本発明は、会計のシミュレーションを行うシミュレーション装置(10)に用いられるコンピュータを、会計のシミュレーションに用いられ、会計の各期の計画金額を示す計画データと、任意の前記計画データをまとめた各期の計画金額を示すサマリーデータとを記憶する記憶手段(20)、不要データ削除を行う対象を特定する条件の入力を受け、該条件に合致する前記記憶手段(20)内の計画データのうち各期の計画金額が全て0の計画データを削除するとともに、削除された前記計画データに対応する前記記憶手段(20)内のサマリーデータのうち各期の計画金額が全て0のサマリーデータを削除する不要データ削除手段(16)、として機能させるためのコンピュータプログラムである。
なお、本欄において参照している「(符号)」は、後述する欄(発明を実施するための最良の形態)において対応する構成を例示するのみで、何ら特許請求の範囲の各請求項の解釈を限定するものではない。
上記発明によれば、会計のシミュレーションに用いられ、会計の各期の計画金額を示す計画データのうち、ユーザが指定した条件を満たし、かつ、各期の計画金額が想定される金額の範囲外である計画データ、特に、各期の計画金額が全て「0」の計画データを削除する。これにより、必要な計画データは保護しながら、誤って作成された不要な計画データのみを削除することができ、不要な計画データの削除にかかるユーザの負担を軽減することができる。また、会計シミュレーション処理にかかる時間を短縮し、システムの負荷を軽減することができる。
以下、図面を参照し、この発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるシミュレーション装置としての会計装置10の構成を示すブロック図であり、本発明と関係する機能ブロックのみ抽出して示してある。会計装置10は、例えば、サーバやパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置で構成することができる。会計装置10は、入力手段11、出力手段12、会計処理手段13、実績・計画データ編集手段14、シミュレーション実行手段15、不要データ削除手段16、及び、記憶手段20を備える。
入力手段11は、キーボードやマウスなどであり、ユーザが入力した情報を取得するための機能を有する。ネットワークを介して接続されるパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)などのクライアント端末から情報を受信することでもよい。
出力手段12は、CRT(cathode ray tube)やLCD(liquid crystal display)などのディスプレイである。ネットワークを介して接続されるクライアント端末へ表示させる画像情報を出力することでもよい。
記憶手段20は、会計伝票データ記憶手段21、実績・計画データ記憶手段22、及び、サマリーデータ記憶手段23を備える。
会計伝票データ記憶手段21は、各種取引によって発生する会計伝票の情報を示す会計伝票データを記憶している。実績・計画データ記憶手段22は、会計における実績金額を示す実績データ、及び、会計シミュレーションに用いる会計の計画金額を示す計画データからなる実績・計画データを記憶している。サマリーデータ記憶手段23は、任意の計画データをまとめた計画金額を示すサマリーデータを記憶している。
会計処理手段13は、入力手段11を介して受信した取引の情報から会計伝票データを生成し、会計伝票データ記憶手段21に登録する。実績・計画データ編集手段14は、入力手段11を介して受信した指示に基づき、実績・計画データの生成、更新、または、削除等の編集を行い、この編集された実績・計画データを実績・計画データ記憶手段22に登録する。シミュレーション実行手段15は、実績・計画データ記憶手段22内の計画データを用いて、会計シミュレーション処理を実行する。不要データ削除手段16は、ユーザが指定した条件に合致する計画データ、サマリーデータの中から不要データを削除する。
次に、会計装置10が保持する各データの構成例について説明する。
図2は、会計伝票データ記憶手段21に記憶される会計伝票データの構成例を示す図である。
会計伝票データは、ヘッダ情報と1以上の明細情報とからなる。ヘッダ情報は、伝票番号、会計年度、伝票日付、利益センタ、取引の種類、取引先などの情報からなる。伝票番号は、会計伝票データを一意に識別する。利益センタは、会計を管理する単位となる最小の組織を示す。明細情報は、明細番号、品目コード、品名、勘定コード、借方/貸方、単価、数量、金額などの情報からなるレコードで構成される。明細番号は、会計伝票データ内において明細情報を一意に識別する。品名は、取引される物品等の名称を示す。品目コードは、取引される物品等の品目を識別するコードである。勘定コードは、勘定科目を識別するコードである。
図3は、実績・計画データ記憶手段22に記憶される実績・計画データ及びサマリーデータ記憶手段23内に記憶されるサマリーデータの構成例を示す図である。
実績・計画データは、キー情報と、実績データ及び1以上の計画データとからなる。キー情報は、ここでは、会計年度、利益センタ、勘定コードとしているが、借方/貸方、取引の種類、取引先等をキー情報に加えても良い。実績データは、各会計期毎の実績金額を示す。計画データは、各会計期毎の計画金額を示す。実績・計画データに複数の計画データのエントリがあり、1番目、2番目、3番目、…のエントリそれぞれには、計画1、計画2、計画3、…の識別情報が付与されている。なお、会計期は、1ヶ月毎、4半期毎などの任意の期間とすることができ、例えば、1ヶ月毎の場合、会計期1を1月、会計期2を2月、…などとすることができる。同図において、実績・計画データのキー情報は、会計年度「200X年」、利益センタ「xxxxxx」、勘定コード「YY」であり、実績データの実績金額は、会計期1が「100」、会計期2が「200」、会計期3が「0」、…である。また、1番目のエントリの計画データである「計画1」の計画金額は、会計期1が「100」、会計期2が「200」、会計期3が「0」、…であり、2番目のエントリの計画データである「計画2」の計画金額は、会計期1が「0」、会計期2が「0」、会計期3が「0」、…である。
サマリーデータは、実績・計画データ内の1以上の任意の計画データについて各会計期毎の計画金額を合計して得られる計画金額と、この計画金額を算出する元となった前述の計画データが含まれる実績・計画データ内のキー情報とからなる。例えば、計画データを詳細なカテゴリ別に生成し、これらを合わせた統括的な計画金額をサマリーデータとして示すことができる。同図において、サマリーデータのキー情報には、会計年度「200X年」、利益センタ「xxxxxx」、勘定コード「YY」が設定されており、計画金額には、同じキー情報を有する実績・計画データの2番目のエントリ(計画2)、及び、3番目のエントリ(計画3)の計画データについて各会計期毎の計画金額を合計した金額が設定されている。
次に、会計装置10の動作について説明する。
会計装置10は、会計伝票データ記憶手段21に会計伝票データを蓄積している。
具体的には、ユーザは、取引が発生する度に、この発生した取引の情報を入力手段11により会計装置10へ入力する。取引の情報とは、会計年度、伝票日付、利益センタ、取引の種類、取引先、品目コード、品名、勘定コード、借方/貸方、単価、数量、金額などである。会計処理手段13は、入力手段11から入力された取引の情報を受信すると、伝票番号を付与して会計伝票データを生成し、会計伝票データ記憶手段21へ書き込む。
ユーザは、会計シミュレーションを行う前に、実績・計画データを生成する。
図4は、会計装置10の実績・計画データ編集処理のフローチャートを示す。
実績・計画データ編集手段14は、入力手段11から、ユーザが入力した会計年度、利益センタ、勘定コード等の編集対象条件となるキー情報を受信する(ステップS110)。実績・計画データ編集手段14は、受信した編集対象条件により実績・計画データ記憶手段22を検索し、編集対象条件に合致する実績・計画データが登録済みか否かを判断する(ステップS120)。
編集対象条件に合致する実績・計画データがすでに登録されている場合(ステップS120:Yes)、実績・計画データ編集手段14は、実績・計画データ記憶手段22から当該実績・計画データを読み出す(ステップS130)。一方、編集対象条件に合致する実績・計画データが登録されていない場合(ステップS120:No)、実績・計画データ編集手段14は、新たに実績・計画データを生成する(ステップS140)。実績・計画データ編集手段14は、新たに生成した実績・計画データのキー情報に、編集対象条件として入力されたキー情報を設定する。さらに、実績・計画データ編集手段14は、会計伝票データ記憶手段21から編集対象条件に合致する会計伝票データを読み出す。そして、この読み出した会計伝票データから金額を抽出して各会計期毎に合計し、実績・計画データ内の実績データに書き込む。なお、会計期は、伝票日付から特定することができる。続いて、実績・計画データ編集手段14は、1番目のエントリの計画データに実績データをコピーする。
次に、実績・計画データ編集手段14は、ユーザが入力手段11により入力した指示に従い、追加、更新、削除など計画データの編集を行う(ステップS150)。計画データを追加、更新する場合の各会計期の計画金額は、例えば、実績データの実績金額または他の計画データの計画金額について任意の演算(例:10%増、100加算など)を行う、あるいは、コピーする、もしくは、任意の金額を入力する等により設定する。実績データをもとに計画データを生成することで、精度の高い計画金額を作成することができる。
計画データの編集終了後、実績・計画データ編集手段14は、入力手段11を介してユーザが入力した指示に従い、編集された計画データに対応するサマリーデータを追加あるいは更新する(ステップS160)。すなわち、ユーザは、入力手段11を介して、サマリーデータを生成する対象となる計画データのエントリを入力する。指定された計画データを基に生成されたサマリーデータがサマリーデータ記憶手段23内にすでに登録されている場合、実績・計画データ編集手段14は、指定された計画データの各会計期毎の計画金額を合計して計画金額を算出し、当該サマリーデータを更新する。指定された計画データを元に生成されたサマリーデータがサマリーデータ記憶手段23に未登録の場合、実績・計画データ編集手段14は、新たなサマリーデータを生成して登録する。生成されるサマリーデータには、指定された計画データの各会計期毎の計画金額を合計して算出された計画金額と、指定された計画データが含まれる実績・計画データのキー情報が設定される。実績・計画データ編集手段14は、計画データを編集した実績・計画データを登録する(ステップS170)。
計画データの編集後、ユーザは、入力手段11により会計シミュレーションの実行指示を入力する。シミュレーション実行手段15は、実績・計画データ記憶手段22に登録されている実績・計画データ内の計画データを用いて会計シミュレーション処理を実行する。なお、会計シミュレーション処理は、既存の会計シミュレーション用のアプリケーションソフトウェアなどにより実行される。シミュレーション実行手段15は、シミュレーションの実行後、使用した計画データ、当該計画データを用いて生成されたサマリーデータ、シミュレーション結果等を出力手段12から出力する。
上記のステップS150における計画データの編集において、計画金額を0クリアしたり、コピー元の実績金額が「0」であったり、演算に誤りがあったりした場合などに、各会計期の計画金額が全て「0」の計画データが生成されることがある。また、計画データの編集により、サマリーデータの算出元となった全計画データの各会計期の計画金額に全て「0」が設定された場合、このサマリーデータの各会計期の計画金額も全て「0」となる。会計シミュレーション実行時、各会計期の計画金額が全て「0」の不要な計画データに対してもシミュレーション処理が行われることにより、シミュレーションの実行に時間と負荷がかかってしまい、会計装置10のパフォーマンスが低下してしまう。そこで、不要な計画データを、シミュレーション実行前に予め削除する。しかし、各会計期の計画金額が全て「0」である計画データが必ずしも不要な計画データであるとは限らない。そのため、ユーザが不要データ削除実行対象の条件を指定し、その条件の範囲内において、各会計期の計画金額が全て「0」である計画データを削除する。
図5は、会計装置10の不要データ削除処理のフローチャートを示す。
ユーザは、入力手段11を介して会計装置10へ不要データ削除実行対象の条件を入力する(ステップS210)。不要データ削除実行対象の条件は、利益センタ、勘定コード、会計年度、計画データの識別などで指定される。不要データ削除手段16は、入力手段11から不要データ削除実行対象の条件の情報を受信する。不要データ削除手段16は、入力された不要データ削除実行対象の条件が正当か否かをチェックする(ステップS220)。例えば、利益センタ、勘定コード、会計年度の値が正当であるか否か、不要データ削除実行対象の条件に合致する計画データが実績・計画データ記憶手段22に登録されているか否か、などを判断する。
不要データ削除手段16は、チェックがOKであると判断した場合(ステップS230:Yes)、不要データ削除実行対象の条件に合致する計画データ(以下、「不要データ削除実行対象の計画データ」と記載)を有する実績・計画データ、及び、当該計画データを基に生成されたサマリーデータを、他の処理からは読み出しや書き込み等のアクセスができないようにロックする(ステップS240)。
次に、不要データ削除手段16は、不要データ削除実行対象の計画データのうち、各会計期の計画金額が全て「0」の計画データのエントリを削除する(ステップS250)。さらに、不要データ削除手段16は、ステップS250において削除した計画データを基に生成したサマリーデータを検索し、各会計期の計画金額が全て「0」のサマリーデータを削除する(ステップS260)。不要データ削除手段16は、ステップS240においてロックした実績・計画データ及びサマリーデータのロックを解除し、他の処理からの読み出し、書き込み等のアクセスを可能とする(ステップS270)。不要データ削除手段16は、不要データ削除実行結果を表示する(ステップS280)。不要データ削除実行結果には、不要データ削除実行対象の条件、削除した計画データ及びサマリーデータの数などが含まれる。
なお、ステップS230において、チェックがOKではないと判断した場合(ステップS230:NO)、入力された不要データ削除実行対象の条件が不正であり、不要データ削除処理が実行されなかった旨を出力する(ステップS280)。
図6は、図5のステップS210において、不要データ削除実行対象の条件をユーザに入力させるため、会計装置10が出力する不要データ削除実行対象の条件入力画面の例を示す。
同図において、不要データ削除実行対象の条件として、会社コード、利益センタグループ、利益センタ、勘定グループ、勘定コード、会計年度、計画データエントリを特定するコードを入力するための入力フィールドA1が表示されている。なお、会社、及び、利益センタグループは、1以上の利益センタからなる。従って、会社、または、利益センタグループを指定することにより、利益センタが特定される。また、任意の1以上の勘定コードをまとめて勘定グループが構成される。よって、勘定グループを指定することにより、勘定コードが特定される。
ユーザは、不要データ削除実行対象の条件を入力した後、マウスでクリックするなどして実行ボタンA2を押す。これにより、図5に示す不要データ削除処理が実行される。なお、不要データ削除処理は、実行ボタンA2を押した後直ちに実行することでもよく、バッチ処理などにより会計装置10の負荷が低いときに実行することでもよい。
図7は、図5のステップS280において会計装置10が出力する不要データ削除実行結果表示画面の例を示す。同図においては、会社コード及び会計年度毎に不要データとして削除された計画データ及びサマリーデータの件数を表示している。
なお、上記においては、各会計期の計画金額が全て「0」である計画データ、サマリーデータを削除しているが、各会計期の計画金額が所定の値または所定の範囲の値である計画データ、サマリーデータを削除することでもよい。例えば、想定できる計画金額よりも明らかに大きすぎる計画金額が設定されている計画データ、サマリーデータは、ミスにより生成されたものとして削除することができる。
上記実施の形態によれば、会計装置10の不要データ削除手段16は、会計シミュレーションに用いられる実績・計画データ記憶手段22内の計画データのうち、ユーザが指定した条件を満たし、かつ、各期の計画金額が想定される金額の範囲外である計画データ、特に、各期の計画金額が全て「0」の計画データを削除する。これにより、必要な計画データは保護しながら、誤って作成された不要な計画データのみを削除することができ、不要な計画データの削除にかかるユーザの負担を軽減することができる。また、会計装置10の会計シミュレーション処理にかかる時間を短縮し、システムの負荷を軽減することができる。
なお、上述の会計装置(シミュレーション装置)10は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、上述した会計装置10の会計処理手段13、実績・計画データ編集手段14、シミュレーション実行手段15、及び、不要データ削除手段16の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものである。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明の一実施形態によるシミュレーション装置としての会計装置のブロック図である。 同実施の形態による会計伝票データの構成例を示す図である。 同実施の形態による実績・計画データ及びサマリーデータの構成例を示す図である。 同実施の形態による会計装置における実績・計画データ編集処理のフローチャートを示す図である。 同実施の形態による会計装置における不要データ削除処理のフローチャートを示す図である。 同実施の形態による不要データ削除実行対象の条件入力画面の例を示す図である。 同実施の形態による不要データ削除実行結果表示画面の例を示す図である。
符号の説明
10・・・会計装置(シミュレーション装置)
11・・・入力手段
12・・・出力手段
13・・・会計処理手段
14・・・実績・計画データ編集手段
15・・・シミュレーション実行手段
16・・・不要データ削除手段
20・・・記憶手段
21・・・会計伝票データ記憶手段
22・・・実績・計画データ記憶手段
23・・・サマリーデータ記憶手段

Claims (4)

  1. 会計のシミュレーションを行うシミュレーション装置において、
    会計のシミュレーションに用いられ、会計の各期の計画金額を示す計画データと、任意の前記計画データをまとめた各期の計画金額を示すサマリーデータとを記憶する記憶手段と、
    不要データ削除を行う対象を特定する条件の入力を受け、該条件に合致する前記記憶手段内の計画データのうち各期の計画金額が所定の範囲の値である計画データを削除するとともに、削除された前記計画データに対応する前記記憶手段内のサマリーデータのうち各期の計画金額が所定の範囲の値であるサマリーデータを削除する不要データ削除手段と、
    を備えることを特徴とするシミュレーション装置。
  2. 前記不要データ削除手段は、前記条件に合致する前記記憶手段内の計画データのうち各期の計画金額が全て0の計画データを削除するとともに、削除された前記計画データに対応する前記記憶手段内のサマリーデータのうち各期の計画金額が全て0のサマリーデータを削除する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシミュレーション装置。
  3. 会計のシミュレーションを行うシミュレーション装置に用いられる不要データ削除方法であって、
    会計のシミュレーションに用いられ、会計の各期の計画金額を示す計画データと、任意の前記計画データをまとめた各期の計画金額を示すサマリーデータとを自身の備える記憶手段に記憶し、
    不要データ削除を行う対象を特定する条件の入力を受け、該条件に合致する前記記憶手段内の計画データのうち各期の計画金額が全て0の計画データを削除するとともに、削除された前記計画データに対応する前記記憶手段内のサマリーデータのうち各期の計画金額が全て0のサマリーデータを削除する、
    ことを特徴とする不要データ削除方法。
  4. 会計のシミュレーションを行うシミュレーション装置に用いられるコンピュータを、
    会計のシミュレーションに用いられ、会計の各期の計画金額を示す計画データと、任意の前記計画データをまとめた各期の計画金額を示すサマリーデータとを記憶する記憶手段、
    不要データ削除を行う対象を特定する条件の入力を受け、該条件に合致する前記記憶手段内の計画データのうち各期の計画金額が全て0の計画データを削除するとともに、削除された前記計画データに対応する前記記憶手段内のサマリーデータのうち各期の計画金額が全て0のサマリーデータを削除する不要データ削除手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
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