JP2006227309A - アタッチメント - Google Patents

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Abstract


【課題】 カメラに対して後付けするタイプの、カメラで撮る画像に所定の効果を与えるアタッチメントを、カメラのシャッターボタンの操作に支障がでないように改良する。
【解決手段】アタッチメント1は、カメラ付き携帯電話40に固定可能なベース10を備えている。ベース10には、カメラネジナットと、レリーズ固定部材14が設けられている。カメラ付き携帯電話40に固定されたアタッチメント1は、カメラネジナットを介して三脚60に固定できる。使用者は、アタッチメント1から露出したカメラ付き携帯電話40のシャッターボタンをそのまま操作することもできるし、レリーズ固定部材14に接続したレリーズ70を介して操作することもできる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、カメラに取付けて用いられるアタッチメントに関する。
近年の携帯電話の普及には目を見張るものがある。その要因の一つとなっているのが、カメラ付き携帯電話の流行である。
カメラ付き携帯電話は、文字通りカメラを備えた携帯電話である。かかるカメラ付き携帯電話のカメラは、一般的な携帯電話のケースに、通常であればCCD(charge coupled device)によって形成される撮像手段を内蔵させるとともに、上記ケースの所定の位置にケースから露出するような状態で上記撮像手段に像光を導くカメラレンズを設けた構成とされている。
カメラ付き携帯電話は、このような構成によって、写真撮影を行えるようになっている。
カメラ付き携帯電話は、持ち歩かれる場合の多い携帯電話による手軽な写真の撮影を可能とする、という機能を備えている。カメラ付き携帯電話は、また、カメラ付き携帯電話で撮像した写真を、携帯電話が備えている電子メール機能によって実現される電子メールに添付して他者の携帯電話等に他の機器の力を借りずにそのまま送信できる、という一般のカメラにはない機能を備えている場合が多い。これらの特徴的な機能は、一般的なカメラが持たない新たな楽しさを提供するものである。
このような特徴的な機能を持つことで、カメラ付き携帯電話は、ユーザの遊び心を刺激することに成功し、写真を撮る機会の多い、特に若年層に広く普及するに至っている。
このような現状を見れば、カメラ付き携帯電話の更なる普及を図ろうとするには、ユーザの遊び心を更に刺激する何かがあればいいということを理解できる。
このような点を考慮し、カメラ付き携帯電話に、ユーザの遊び心を更に刺激する機能を与えるための研究が行われている。
例えば、カメラ付き携帯電話で撮像できる画像は、以前は静止画だけだったが、現在では動画やコマ送りの画像も撮像できるようになってきている。また、カメラ付き携帯電話に内蔵したメモリに所定の画像を記憶させておき、これとカメラ付き携帯電話で撮像した画像を合成するという機能が、最近のカメラ付き携帯電話には与えられている。
ユーザの遊び心を刺激するための一つの方策に、カメラ付き携帯電話で撮像できる画像を変化させるというものがある。このような観点から、本願出願人は、あるアタッチメントを開発した。
このアタッチメントは、カメラ付き携帯電話に内蔵のカメラで撮った写真に新しい効果を与えることのできる光学要素を備えているとともに、カメラ付き携帯電話に着脱自在に取付けて用いることのできるものとなっている。
かかるアタッチメントが備える光学要素は、カメラで撮像することによって得られる画像に対して何らかの効果を与えるものであり、拡大レンズ、近接撮影用レンズ、魚眼レンズ、偏光フィルタ、回折格子、セピア色などの色味を写真に与える有色フィルタなどである。したがって、かかる光学要素をカメラ付き携帯電話に取付けることにより、カメラ付き携帯電話に内蔵のカメラで撮影される画像に何らかの効果を与えられるようになるから、ユーザの遊び心を刺激するに好適である。
しかしながら、かかるアタッチメントは、有用であるものの、カメラ付き携帯電話にそれを取付けたときのカメラのシャッターボタンの操作に支障を与えることも考えられる。
本願発明は、カメラ付き携帯電話をはじめとするカメラで撮像される画像に何らかの効果を与えることのできる効果付与素子を取付けるためのアタッチメントを、シャッターボタンの操作に支障のないようなものに改良することをその課題とする。
かかる課題を解決するための本願発明は、像光を通過させるレンズと、撮像を行うスイッチであるシャッターボタンとを備えたカメラに取付けて用いるものであり、そのカメラで撮像される画像に何らかの効果を付与するための効果付与素子をカメラに取付けるためのアタッチメントである。
そして、このアタッチメントは、本体と、前記カメラに対して着脱自在な固定を行うものとされ、前記本体に設けられた固定手段と、所定のレリーズの基端を取付けられるようにされており、前記本体が前記カメラに取付けられたときに前記シャッターボタンに近接するようにして前記本体に設けられたレリーズ保持手段と、前記本体が前記カメラに取付けられたときに前記レンズの前方に位置するようにして前記本体に設けられており、前記カメラで撮像される画像に何らかの効果を付与する効果付与素子と、を備えて構成される。
かかるアタッチメントは、それをカメラに取付けることで、カメラのレンズの前方に効果付与素子を位置させられるものであるから、これを用いることによりカメラで撮像する画像に何らかの効果を与えられるようになる。
また、このアタッチメントは、レリーズ保持手段を備えており、レリーズを取付けられるようになっているから、シャッターボタンの操作性に支障がでることもない。
なお、本発明における「カメラ」は、デジタルカメラなどのカメラ単体であってもよいし、カメラ付き携帯電話(この明細書では、携帯電話には「PHS」も含まれる。)やカメラ付きPDAなどのカメラを有する多機能品であってもよい。
前記レリーズ保持手段は、レリーズの基端を保持できるように構成されていれば、その具体的な構成は不問である。アタッチメント専用のレリーズの基端しか保持できないようになっていても構わないが、市販のレリーズの基端を保持できるようなものとされていれば便利である。
レリーズ保持手段は、例えば、レリーズの基端がそれに取付けられていないときには、使用者が手で操作できるような状態で前記シャッターボタンを露出させるように構成されていてもよい。このようになっていれば、レリーズ保持手段にレリーズが取付けられていない場合であっても、シャッターボタンの操作に支障が生じない。
前記レリーズ保持手段は、前記本体に対して着脱自在に構成されており、それを前記本体から取外すことで、使用者が手で操作できるような状態で前記シャッターボタンを露出させられるようになっていても構わない。
効果付与素子は、カメラで撮像することによって得られる画像に対して何らかの効果を与えるものであればどのようなものでも構わない。例えば、拡大レンズ、近接撮影用レンズ、魚眼レンズ、偏光フィルタ、回折格子、セピア色などの色味を写真に与える有色フィルタなどをこれに用いることができる。
前記効果付与素子は、前記本体に対して着脱自在に構成されていてもよい。このようにすることで、効果付与素子を交換することができるようになるので、様々な効果をカメラで撮像する画像に与えられるようになる。
本体には、カメラネジナットが設けられていてもよい。
このアタッチメントを用いれば、三脚やそれ以外の製品が備えるカメラネジボルトにカメラを固定できることになるので、安定した状態で撮像を行えるようになる。また、三脚やそれ以外の製品と、例えばカメラ付き携帯電話であるカメラを接続することで、便利さを享受できる可能性がある。また、このアタッチメントは、カメラネジボルトを備えることが通常である一般的な三脚との固定を可能とするものなので、既存の三脚にカメラを固定させられるようになる、という点で便利である。特に、カメラがカメラ付き携帯電話などの多機能品である場合には、カメラ自体にカメラネジナットが付いていないことが通常であるので、レリーズを使用する際に使用されることの多い三脚にカメラを固定できるようになるという点で利益が多い。
なお、本願明細書において「カメラネジボルト」の語は、一般的にカメラネジと呼ばれているボルト、ナットのうちのボルトを意味し、また、「カメラネジナット」の語は、一般的にカメラネジと呼ばれているボルト、ナットのうちのナットを意味するものとする。カメラネジは、一般的には、13インチネジである。
本願発明によるアタッチメントは、像光を通過させるレンズと、撮像を行うスイッチであるシャッターボタンとを備えたカメラに取付けて用いるものであり、そのカメラで撮像される画像に何らかの効果を付与するための効果付与素子をカメラに取付けるためのアタッチメントであって、本体と、前記カメラに対して着脱自在な固定を行うものとされ、前記本体に設けられた固定手段と、所定のレリーズの基端を取付けられるようにされており、前記本体が前記カメラに取付けられたときに前記シャッターボタンに近接するようにして前記本体に設けられたレリーズ保持手段と、前記本体が前記カメラに取付けられたときに前記レンズの前方に位置するようにして前記本体に設けられており、前記カメラで撮像される画像に何らかの効果を付与する所定の効果付与素子を着脱自在に取付けられるようにされた効果付与素子固定手段と、を備えて構成される、アタッチメントであってもよい。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい一実施形態を説明する。
本実施形態におけるアタッチメントは、以下のカメラ付き携帯電話用アタッチメント(以下、「カメラ付き携帯電話用アタッチメント」を、単に「アタッチメント」という場合がある。)1の一部をなす。アタッチメント1は、カメラに対して取付けた状態で用いるものであるが、この実施形態におけるアタッチメント1が取付けられるカメラは、カメラ付き携帯電話40(図1(A)〜(D)参照)となっている。
カメラ付き携帯電話用アタッチメント1は、本願発明におけるカメラに相当するカメラ付き携帯電話40に取付けて用いられる。
この実施形態におけるカメラ付き携帯電話40は、図1(A)に示したように、ケースを備えている。ケースは、カメラの設けられた部分40Aと、設けられていない部分40Bとに分けられており、両者をユニバーサルジョイントにより接続してなる。このケースは、ユニバーサルジョイントの部分で二つ折りにできるようにされ、必要に応じて開閉できるようになっている。また、このケースは、ユニバーサルジョイントを軸として2つの部分の一方を他方に対して捻ることができるようにされている。
このカメラ付き携帯電話40は、この実施形態では、マイクロフォンとスピーカとそれらを制御する回路によって実現されるごく一般的な電話機能に加えて、電子メールを送受信するためのメール機能を少なくとも備えている。これらの機能を実現するため、このカメラ付き携帯電話40は、ディスプレイ41及び図示しないアンテナを備えている。カメラ付き携帯電話40は、また、CPU、ROM、RAM、インタフェイスなどのハードウエアを内蔵しているが、これらはこの種のカメラ付き携帯電話40に限らず、携帯電話に一般的なものなので、その説明を省略する。
なお、ディスプレイ41は、カメラ付き携帯電話40を構成する他方のケース40Bの前面側(カメラ付き携帯電話40を閉じた際の外側)に設けられている。一方のケース40Aと他方のケース40Bは、図1(B)に示すように、他方のケース40Bが、一方のケース40Aと接続された一端側を中心として回転できるように接続されており、カメラ付き携帯電話40を閉じた状態においても、ケースの一方を他方に対して180°捻っておくことで、ディスプレイ41を外部から視認できるようになっている。
カメラ付き携帯電話40は、また、カメラを備えている。カメラは、図示しない撮像素子と、カメラレンズ42とを備えている。
撮像素子は、カメラレンズ42を介して撮像対象物から導かれた像光による撮像を行うものであり、この実施形態では、CCDにより構成されている。カメラレンズ42は、複数のレンズの組み合わせによって構成されていても構わないが、この実施形態では、一つのレンズにより構成されている。このカメラ付き携帯電話40のカメラの撮像素子で撮像される画像は、カメラ付き携帯電話40単独で撮像が行われる場合には、縮小的画像となるようにされている。なお、ここでいう縮小的画像とは、撮像素子よりも大きなものを縮小して撮像素子へと写りこませるものをいう。一般的な人物や景色の撮像は縮小的撮像にあたる。
カメラレンズ42は、図1(D)に示すように、カメラ付き携帯電話40を構成する一方のケース40Aの背面側(カメラ付き携帯電話40を閉じた際の外側)に設けられている。このカメラレンズ42は、常に露出しているのではなく必要に応じて露出するようになっている。この実施形態におけるカメラ付き携帯電話40には、カメラレンズ蓋43が取付けられており、図1(C)に示すように、カメラを使用しないときには、このカメラレンズ蓋43がカメラレンズ42を覆い隠すようになっている。このカメラレンズ蓋43は、ケース40Aに対してスライド可能とされており、カメラを使用するときには、これをカメラ付き携帯電話40の長さ方向にスライドさせることにより、カメラレンズ42を露出させることができるようになっている。
また、カメラレンズ42の傍には、カメラによる撮像が行われるときに撮像対象物に照明光を照射することのできるカメラ照明44が設けられている。
カメラ付き携帯電話40には、また、シャッターボタン45が設けられている。このシャッターボタン45を押込むなどの操作を行うと、カメラ付き携帯電話40のカメラが撮像を行うようになっている。
このようなカメラ付き携帯電話40としては、例えば、株式会社NTTドコモにより販売されている携帯電話である”ムーバSO505i”(商標)を用いることができる。
このようなカメラ付き携帯電話40に取付けて用いるカメラ付き携帯電話用アタッチメント1を、図2ないし図7に示す。
この実施形態におけるカメラ付き携帯電話用アタッチメント1は、これをカメラ付き携帯電話40と組み合わせた状態で、カメラ付き携帯電話40のカメラが備える撮像素子にて撮像される画像を拡大するものである。
このカメラ付き携帯電話用アタッチメント1は、図2の斜視図に示すように、カメラ付き携帯電話40を着脱自在に固定するベース10と、撮像対象物を拡大する効果付与部20とを備えている。
ベース10と効果付与部20は、一体にされていても構わないが、この実施形態では、ベース10と効果付与部20は、着脱自在に構成されている。
図2に示すベース10は、上述のカメラ付き携帯電話40を着脱することができるようにされている。ベース10は、閉じた状態のカメラ付き携帯電話40と固定可能なものであり、本発明における固定手段に相当するものである。
ベース10は、ベース本体11と固定部15とを組合わせてなる。
ベース本体11の詳細を、図3(A)〜(F)に示す。
ベース本体11は、この実施形態では樹脂の一体成形品とされ、略直方体形状で中空に形成されており、且つその背面側が開放されている。ベース本体11の中空の部分には、カメラ付き携帯電話40を収納できるようになっている。ベース本体11の中空の部分の幅はカメラ付き携帯電話40の短手方向の長さに、ベース本体11の中空の部分の長さはカメラ付き携帯電話40の長手方向の長さに、それぞれほぼ対応している。
ベース10の表側の面(最も面積が広い部分である面)である表面板11Aには、ベース10にカメラ付き携帯電話40を取付けた際にカメラレンズ42が対応するようにされたカメラ孔11Bと、カメラ照明44と対応するようにされたライト孔11Dが、それぞれ設けられている。
これらカメラ孔11B及びライト孔11Dは、カメラ付き携帯電話40をベース10に取付けた際に、カメラレンズ42とカメラ照明44を表面板11Aから露出させるためのものである。本実施形態では、カメラ孔11Bに、後述する効果付与部20の突出部25を嵌め込むことによって、効果付与部20のベース10に対する着脱自在な取付けが実現されるようになっている。
この実施形態におけるカメラ孔11Bは、略円形とされており、且つその周沿いに、等間隔をあけて3つの切り欠き部111が形成され、全体として歯車のような形状になっている。各切り欠き部111間の略中央には、直方体形状の係止片112がカメラ孔11Bに接するようにして設けられている。
ライト孔11Dは、この実施形態では、円形とされている。
カメラ孔11Bの径はカメラレンズ42の視野を確保するに充分なものとされているが、カメラレンズ42の視野を確保できるのであれば、カメラ孔11Bはその大きさ、形状を自由に変更することができる。また、ライト孔11Dは円形とされているが、カメラ照明44を遮らないのであれば、ライト孔11Dの大きさ、形状は自由に選択することができる。
更にいえば、カメラ孔11Bとライト孔11Dは、一連の孔であっても構わない。カメラ孔11Bとライト孔11Dが、一連の孔である場合には、その孔は、カメラレンズ42の視野を確保でき、且つカメラ照明44を遮らないものとされる。
表面板11Aには、また、後述する取外しボタン16Bを露出させるための孔11Eが設けられている。この孔11Eは、この実施形態では、円形とされている。
ベース10の表面板11Aから一連とされた矩形の板状の部分である背面11Cの外側には、略円筒形状の円筒部材12が設けられている。そして、この円筒部材12には、表面板11Aの長さ方向に沿う向きで、その内周面にネジ切りされたカメラネジナット13が埋め込まれている。カメラネジナット13は、ボルト、ナットのいずれかであるカメラネジのうち、ナットの側を意味する。なお、カメラネジは、一般的には、13インチネジ(13 20UNCの規格)である。円筒部材12は、背面11Cの厚さを増してカメラネジナット13を設けることができるだけの厚みを作り出すためのものである。
表面板11Aには、また、表面板11Aの長さ方向における位置が等しくなるようにして2つの固定用孔11Fが設けられている。この固定用孔11Fは、断面略矩形であり、表面板11Aを貫通している。
ベース10の、上側の面には、レリーズ固定部材14が設けられている(図3(C))。レリーズ固定部材14は、図4に示したように、略矩形とされており、レリーズナット14Aを備えている。このレリーズナット14Aは、レリーズ固定部材14を貫通するようにされ、その内部の中空な部分もレリーズ固定部材14を貫通するようにされている。
この実施形態のレリーズナット14Aは、市販の一般的なレリーズの基端を固定できるものとされている。この実施形態では、レリーズナット14Aは、一般的なJIS規格に則したものとされている。もっとも、このアタッチメント1が、このアタッチメント1用に作られた専用品のレリーズを用いることしか想定されていないのであれば、レリーズナット14Aを、そのレリーズ専用のものとすることも可能である。
この実施形態におけるレリーズナット14Aは、必ずしもそうである必要はないが、ベース10に対して着脱自在とされている。例えば、ベース10の上側の面に、レリーズ固定部材14の形状に対応した切欠14Bを設けておくとともに、レリーズ固定部材14の両端部に、切欠14Bをその内部に挿入できる、例えば図4の断面図に示したような溝14Cを設けておき、レリーズ固定部材14の両端部の溝14Cに切欠14Bの端部を挿入した状態で切欠14Bに押込めるようにしておくことで、ベース10に対するレリーズ固定部材14の着脱が可能となる。
ベース10の表面板11Aの裏側には、上述の固定部15が嵌めこまれ、固定されている。
固定部15は、図5(A)〜(D)に示したように、断面略コの字型の形状となっている。固定部15は、この実施形態では、樹脂の一体成形品とされている。
固定部15は、固定部本体16と、脚部17とを備えている。
固定部本体16は、略矩形の板状体である。固定部本体16の略中央には、略S字状に形成のバネ体16Aが設けられている。このバネ体16Aの中央には、また、略円筒状の取外しボタン16Bが設けられている。この取外しボタン16Bの直径は、上述の孔11Eの直径よりも若干小さくされている。取外しボタン16Bは、バネ体16Aの弾性によって、固定部本体16の厚さ方向に多少の移動を行えるように構成されている。
脚部17は、固定部本体16の両端部に、固定部本体16に対して略垂直に延びるように設けられている。脚部17の先端には、脚部17の先端を曲折させることにより、顎部17Aが形成されている。脚部17は、その両端部の若干の開閉を許容する程度の弾性を有するようにして固定部本体16に取付けられている。
固定部本体16の脚部17とは逆方向には、取付け部材18が設けられている。この取付け部材18は、上述した固定用孔11Fの内部に挿入可能とされている。取付け部材18の先端には、取付け部材18の先端を曲折させることにより顎部18Aが形成されている。この顎部18Aは、取付け部材18を固定用孔11Fに挿入したときに、固定用孔11F内部に係止されるようになっている。固定用孔11Fに取付け部材18を挿入し、顎部18Aを表面板11Aの表面側に係止することで、固定部15は、ベース10の表面板11Aの裏側に取付けられる。なお、このとき、取外しボタン16Bは、上述の孔11Eを貫通して、ベース10の表面板11Aの表側に露出する。取外しボタン16Bは、そのような露出が可能な程度の厚さにされている。
なお、ベース10は、上述のものに限られない。カメラが使えるような状態でカメラ付き携帯電話40との固定を行え、且つ効果付与部20との着脱自在な固定を行えるのであればどのようなものでも構わない。複数のベース10を準備しておけば、例えば、カメラレンズ42の設けられている位置の異なるカメラ付き携帯電話や、大きさ、形状の異なるカメラ付き携帯電話にも、ベース10の固定を行えるようになる。
次に、効果付与部20の説明を行う。
図6を参照して、アタッチメント1の効果付与部20の構成について説明する。図6は、本実施形態におけるアタッチメント1の効果付与部20の一部透視図である。
この効果付与部20は、鏡筒22を有するレンズ部23と、レンズケース24を有している。
レンズケース24は、レンズ部23を内包するものであり、本実施形態では、樹脂製である。
このレンズケース24は、その一端側が開口しており、略直方体とされている。
レンズ部23は、上述のように、鏡筒22を有する。
鏡筒22の内部には、拡大レンズ21A、調節レンズ21B、及び収束レンズ21Cが収納されている。
これら拡大レンズ21A、調節レンズ21B、及び収束レンズ21Cはそれぞれ、この実施形態では1枚のレンズにより構成されているが、拡大レンズ21A、調節レンズ21B、及び収束レンズ21Cの少なくとも一つが、複数のレンズを組合わせて構成されたものとなっていても構わない。拡大レンズ21A、調節レンズ21B、又は収束レンズ21Cが複数のレンズで構成されるとき、拡大レンズ21A、調節レンズ21B、又は収束レンズ21Cを構成する複数枚のレンズは、密着していても、隙間を空けて配列されていても構わない。
拡大レンズ21Aは、撮像対象物からの像光を通過させることで、像光を拡大するものである。これにより、カメラは、拡大した画像の撮像を行えるようになる。この実施形態では、拡大レンズ21Aは5倍の拡大レンズとされている。
調節レンズ21Bは、拡大レンズ21Aを通過した像光を通過させることで、それを通過した像光が、収束レンズ21Cの全体に入るように調節するような機能を持つ。この実施形態における調節レンズ21Bは、収束レンズ21Cと同じ径にされており、それを通過した像光の収束レンズ21Cに至ったときの径が、収束レンズ21Cの径に等しくなるようにされている。
収束レンズ21Cは、調節レンズ21Bを通過した像光を通過させることで、それを通過した像光を、カメラレンズ42の瞳の範囲内に、当該カメラレンズ42の視野角以上の立体角をもって収束させるものである。この実施形態では、収束レンズ21Cは、それを通過した像光を、カメラレンズ42の瞳に、当該カメラレンズ42の視野角と略同一の立体角をもって収束させるものとなっている。
鏡筒22の内部には、また、絞り21Dが配されている。絞り21Dは、像光の径を絞るものであり、カメラで撮像が行われる際における焦点深度を深くする機能を有している。図6における絞り21Dは、拡大レンズ21Aよりも撮像対象物側に位置するように描かれているが、拡大レンズ21Aと調節レンズ21Bの間に位置する場合もある。
拡大レンズ21A、調節レンズ21B、及び収束レンズ21Cは、本願発明における効果付与素子に相当するものである。したがって、これらは、カメラ付き携帯電話40で撮像される画像に何らかの効果を与える他の光学素子に置き換えることができる。例えば、拡大レンズ21A、調節レンズ21B、及び収束レンズ21Cのうちの拡大レンズ21Aを魚眼レンズや、近接撮影用レンズなどの他のレンズに置き換えることができる。また、拡大レンズ21A、調節レンズ21B、及び収束レンズ21Cの全体を、偏光フィルタ、回折格子、セピア色などの色味を写真に与える有色フィルタに置き換えることもできる。
この実施形態では、拡大レンズ21A、調節レンズ21B、及び収束レンズ21Cの全体を、偏光フィルタ、回折格子、又はセピア色などの色味を写真に与える有色フィルタに置き換えた効果付与部20が複数用意されている。
レンズ部23は、レンズケース24をベース10に取付けた際に、ベース10から露出しているカメラレンズ42の光軸と、拡大レンズ21A、調節レンズ21B、及び収束レンズ21Cの光軸とが一致するようにして、その一端側をレンズケース24の他端側に突出させた状態で、レンズケース24内に固定されている。
レンズ部23のうちレンズケース24から突出している部分を突出部25と呼ぶことにするが、この突出部25の先端部分の周縁には、一定間隔をあけた三箇所に突起23aが設けられている。突出部25は、平面視で外歯車のような形状になっている。突起23aの厚みは、係止片112の高さと略等しくされている。
この突出部25の先端部分の輪郭形状は、カメラ孔11Bの輪郭形状と略同一となっており、その大きさはカメラ孔11Bよりも少し小さくされている。それ故、この突出部25の先端部分は、カメラ孔11Bに挿入できるようになっている。
なお、突出部25の、突起23aまでの軸方向の長さは、ベース10の表面板11Aの厚みよりも少し長くなっている。
次に、このアタッチメント1の使用方法を説明する。
アタッチメント1を使用するにあたっては、まず、カメラ付き携帯電話40へベース10を取付ける。
かかる取付けは、ベース10のベース本体11に設けられた上述した脚部17の間に、カメラ付き携帯電話40を、カメラレンズ42が設けられている面が表面板11Aの方を向くようにして嵌め込むことによって行う。脚部17先端の顎部17Aが、二つ折りにされたカメラ付き携帯電話40の上述の2つの部分の間に嵌り込むことで、ベース10のカメラ付き携帯電話40への固定がなされる。
このとき、カメラ付き携帯電話40のディスプレイ41は、ベース10の反対側に露出する。また、カメラレンズ42は、ベース10のカメラ孔11Bから露出し、カメラ照明44は、ベース10のライト孔11Dから露出する。また、このとき、切欠14Bは、カメラ付き携帯電話40のシャッターボタン45と対応する位置に位置する。
次に、ベース10に、効果付与部20を取付ける。
効果付与部20のベース10への取付けは、効果付与部20の突出部25の先端部分を、レンズ孔11Bに挿入させた状態で、突起23aが係止片112に触れるまで図2のA方向に効果付与部20を回転させることにより行う。
この状態でベース10から露出したカメラ付き携帯電話40のシャッターボタン45を使用者が手の指で押込み操作により操作すれば、撮像を行える。このときカメラ付き携帯電話40のカメラで撮像される画像は、この実施形態では拡大像になる。
効果付与部20は着脱可能である。上述した他の効果付与素子を有する他の効果付与部20をベース10に取付ければ、カメラ付き携帯電話40で撮像される画像は異なるものとなる。
ベース10は、カメラ付き携帯電話40と固定された状態で、図7に示したようにして、三脚60のカメラネジボルトに61に取付け可能である。なお、図7では、ベース10に効果付与部20を取付けていない状態を示しているが、ベース10に、図2に示したようにして効果付与部20を取付けることも可能である。
ベース10を三脚60に取付けた状態で、ベース10から露出したカメラ付き携帯電話40のシャッターボタン45を、使用者が手の指で押込むことにより操作すれば、安定した状態で撮像を行える。
また、ベース10の切欠14Bにレリーズ固定部材14を取付けることにより、カメラ付き携帯電話40のカメラでの撮像にあたって、レリーズ70を使用できるようになる。このレリーズ70は、市販の一般的なものである。レリーズ70は、レリーズ固定部材14のレリーズナット14Aにその基端をねじ込むことで、レリーズナット14Aに固定されるようになっている。その状態でレリーズ70の先端を操作すると、レリーズ70の基端側に設けられた可動の部材がレリーズナット14Aの内側の中空部分を通過してシャッターボタン45を押込む。このようにして、レリーズ70を用いて、カメラ付き携帯電話40のシャッターボタン45を操作できるようになる。
カメラ付き携帯電話40にレリーズ70を固定した状態は、上述の図7に示されている。
なお、ベース10の使用が終わったら、カメラ付き携帯電話40からベース10を取外せばよい。
カメラ付き携帯電話40にベース10が取付けられた状態で、上述の取外しボタン16Bをベース10の表面板11Aに向かって押込むと、バネ体16Aがカメラ付き携帯電話40に当接し、ベース10の表面板11Aをカメラ付き携帯電話40から遠ざける。これにより、ベース10がカメラ付き携帯電話40から取外されることになる。
本発明の実施形態によるカメラ付き携帯電話用アタッチメントに取付けられるカメラ付き携帯電話のケースの開いた状態を示す斜視図。 図1(A)に示したカメラ付き携帯電話のケースの2つの部分をユニバーサルジョイントの部分で捻った状態を示す図。 図1(A)に示したカメラ付き携帯電話のケースの閉じた状態を示す図。 図1(A)に示したカメラ付き携帯電話のケースが閉じ、且つ撮像を行うために蓋の開いた状態を示す図。 本発明の実施形態によるカメラ付き携帯電話用アタッチメントの組合わせ方を示す斜視図。 本発明のカメラ付き携帯電話用アタッチメントのベースの一例を示す正面図。 図3(A)に示したベースの背面図。 図3(A)に示したベースの平面図。 図3(A)に示したベースの底面図。 図3(A)に示したベースの左側面図。 図3(A)に示したベースの右側面図。 図3(A)に示したベースに含まれる固定部材の構成を示す図。 図3(A)に示したベースに含まれる固定部の正面図。 図5(A)に示した固定部の背面図。 図5(A)に示した固定部の平面図。 図5(A)に示した固定部の底面図。 本発明の実施形態によるカメラ付き携帯電話用アタッチメントの効果付与部の一例を示す斜視図。 本発明の実施形態によるカメラ付き携帯電話用アタッチメントの使用態様を示す斜視図。
符号の説明
1 カメラ付き携帯電話用アタッチメント
10 ベース
11 ベース本体
12 円筒部材
13 カメラネジナット
20 効果付与部
22 鏡筒
23 レンズ部
24 レンズケース
25 突出部
60 三脚
61 カメラネジボルト

Claims (6)

  1. 像光を通過させるレンズと、撮像を行うスイッチであるシャッターボタンとを備えたカメラに取付けて用いるものであり、そのカメラで撮像される画像に何らかの効果を付与するための効果付与素子をカメラに取付けるためのアタッチメントであって、
    本体と、
    前記カメラに対して着脱自在な固定を行うものとされ、前記本体に設けられた固定手段と、
    所定のレリーズの基端を取付けられるようにされており、前記本体が前記カメラに取付けられたときに前記シャッターボタンに近接するようにして前記本体に設けられたレリーズ保持手段と、
    前記本体が前記カメラに取付けられたときに前記レンズの前方に位置するようにして前記本体に設けられており、前記カメラで撮像される画像に何らかの効果を付与する効果付与素子と、
    を備えて構成される、アタッチメント。
  2. 前記レリーズ保持手段は、レリーズの基端がそれに取付けられていないときには、使用者が手で操作できるような状態で前記シャッターボタンを露出させるように構成されている、
    請求項1記載のアタッチメント。
  3. 前記レリーズ保持手段は、前記本体に対して着脱自在に構成されており、それを前記本体から取外すことで、使用者が手で操作できるような状態で前記シャッターボタンを露出させられるようになっている、
    請求項1又は2記載のアタッチメント。
  4. 前記効果付与素子は、前記本体に対して着脱自在に構成されている、
    請求項1〜3のいずれかに記載のアタッチメント。
  5. 前記本体には、カメラネジナットが設けられている、
    請求項1〜4のいずれかに記載のアタッチメント。
  6. 像光を通過させるレンズと、撮像を行うスイッチであるシャッターボタンとを備えたカメラに取付けて用いるものであり、そのカメラで撮像される画像に何らかの効果を付与するための効果付与素子をカメラに取付けるためのアタッチメントであって、
    本体と、
    前記カメラに対して着脱自在な固定を行うものとされ、前記本体に設けられた固定手段と、
    所定のレリーズの基端を取付けられるようにされており、前記本体が前記カメラに取付けられたときに前記シャッターボタンに近接するようにして前記本体に設けられたレリーズ保持手段と、
    前記本体が前記カメラに取付けられたときに前記レンズの前方に位置するようにして前記本体に設けられており、前記カメラで撮像される画像に何らかの効果を付与する所定の効果付与素子を着脱自在に取付けられるようにされた効果付与素子固定手段と、
    を備えて構成される、アタッチメント。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104932078A (zh) * 2014-03-21 2015-09-23 赵百华 用于平板电脑和手机的调焦套壳

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