JP2006224096A - 中空糸膜モジュール製造方法及び中空糸膜モジュール - Google Patents
中空糸膜モジュール製造方法及び中空糸膜モジュール Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】複数本の中空糸膜の端部を結束して、結束部端面において中空内部が開口する中空糸膜束を形成し、前記中空内部を通る経路用の第1開口部と、前記中空糸膜の膜外部を通る経路用の第2開口部とを備えるケース内に、前記中空糸膜束を収容し、前記中空糸膜束の結束部よりも内側に液状接着剤を注入して、前記液状接着剤の硬化により前記中空糸膜束を前記ケース内に封止固定し、前記結束部が、前記液状接着剤の前記中空糸膜の開口端面側への流出を防止する。
【選択図】図7
Description
電池側の流通口とは、途中に設けられたガス配管等を介して連結する必要があった。
複数本の中空糸膜によって形成される中空糸膜束と、該中空糸膜束を収容するケースとを備える中空糸膜モジュールであって、
ケース内壁と前記中空糸膜間との間に充填された液状接着剤が硬化することによって形成される、前記中空糸膜束を前記ケース内に封止固定する中空糸膜束固定部と、
前記複数本の中空糸膜を結束する結束部であって、結束部端面において前記中空糸膜の中空内部を開口し、かつ、前記液状接着剤が前記結束部端面側に流出するのを防止する結束部と、
を備えることを特徴とする。
いて説明する。図1(a)は、本発明の第1の実施例に係る中空糸膜モジュールの模式的斜視図である。図1(b)は、図1(a)において矢印Aの方向から見た本発明の第1の実施例に係る中空糸膜モジュールの模式的平面図である。図1(c)は、図1(a)において矢印Bの方向から見た本発明の第1の実施例に係る中空糸膜モジュールの模式的正面図である。図2(a)は、本発明の第1の実施例に係る中空糸膜モジュールの図1(c)のC−C断面の模式図である。図2(b)は本発明の第1の実施例に係る中空糸膜モジュールの図1(b)のD−D断面の模式図である。
空糸膜モジュール1を燃料電池の反応ガスの加湿用として燃料電池スタックに積層して使用する場合には、ケース3として金属材料、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、マグネシウム、もしくはこれらの合金からなるものを採用することにより、中空糸膜モジュール1を燃料電池スタックの集電板および締結板としても機能させることができる。
ついて説明したが、該膜分離作用を利用した気体の除湿、流体中の異物の除去、分離等を行うことも可能である。
けられた第1開口部61、62を介してケース3の外部と連通している。したがって、中空糸膜4の中空内部は、空間24及び第1開口部61、62を介してケース3の外部と連通している。
2 中空糸膜束
3 ケース
31 ケース蓋
32 ケース本体
4 中空糸膜
5 結束部
61、62 第1開口部
71、72 第2開口部
8 ピン穴
9 固定部
10 注入口
11 排出口
11a、b 排出口
12 冶具蓋
13 冶具本体
14 タッピングネジ
15 封止部
16 ノズル
92 溝
22 膜収容部
24 空間
101 中空糸膜モジュール
102 U字形中空糸膜束
103 ケース
105 結束部
110 注入口
111 排出口
151、152 仕切り板
161、162 第1開口部
171、172 第2開口部
201 中空糸膜モジュール
205 結束部
231 ケース蓋
251 仕切り板
261、262 第1開口部
291 接着剤注入用孔
299 接着剤
301 中空糸膜モジュール
402 中空糸膜
403 ケース
404 封止部
405 蓋
406 開口部
Claims (14)
- 複数本の中空糸膜の端部を結束し、結束部端面で中空糸膜の中空内部が開口する中空糸膜束を形成する工程と、
前記中空内部を通る経路用の第1開口部と前記中空糸膜の膜外部を通る経路用の第2開口部とを備えるケース内に前記中空糸膜束を収容する工程と、
前記中空糸膜束の前記結束部よりも内側に液状接着剤を注入し、該液状接着剤の硬化により前記中空糸膜束を前記ケース内に封止固定する工程と、を有し、
前記結束部が、前記液状接着剤の前記中空糸膜束の前記結束部端面側への流出を防止することを特徴とする中空糸膜モジュール製造方法。 - 前記ケースが、前記液状接着剤の注入口及び排出口を備え、硬化した前記液状接着剤により該注入口及び該排出口が塞がれることを特徴とする請求項1に記載の中空糸膜モジュール製造方法。
- 前記ケース内の中空糸膜充填領域において、液状接着剤を充填する領域における前記ケースの内壁と前記中空糸膜束の最外周との隙間が、液状接着剤を充填する領域以外の領域における前記ケースの内壁と前記中空糸膜束の最外周との隙間よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の中空糸膜モジュール製造方法。
- 前記ケースが金属材料からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の中空糸膜モジュール製造方法。
- 前記金属材料は、アルミニウム、ステンレス鋼、マグネシウム、もしくはそれらの合金であることを特徴とする請求項4に記載の中空糸膜モジュール製造方法。
- 複数本の中空糸膜によって形成される中空糸膜束と、該中空糸膜束を収容するケースとを備える中空糸膜モジュールであって、
ケース内壁と前記中空糸膜間との間に充填された液状接着剤が硬化することによって形成される、前記中空糸膜束を前記ケース内に封止固定する中空糸膜束固定部と、
前記複数本の中空糸膜を結束する結束部であって、結束部端面において前記中空糸膜の中空内部を開口し、かつ、前記液状接着剤が前記結束部端面側に流出するのを防止する結束部と、
を備えることを特徴とする中空糸膜モジュール。 - 前記中空糸膜束と前記ケースの内壁との間に前記液状接着剤を案内する溝が、前記ケース内壁の前記液状接着剤が充填される領域に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記ケース内の中空糸膜充填領域において、液状接着剤を充填する領域における前記ケースの内壁と前記中空糸膜束の最外周との隙間が、液状接着剤を充填する領域以外の領域における前記ケースの内壁と前記中空糸膜束の最外周との隙間よりも大きいことを特徴とする請求項6又は7に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記ケースが、取付相手に対する中空糸膜モジュールの取付位置を決めるための位置決め手段と、ケース外部と前記中空糸膜の中空内部とを流通させる第1開口部と、ケース外部と前記中空糸膜の膜外部とを流通させる第2開口部とを一体的に備えることを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載の中空糸膜モジュール。
- 前記ケースが、厚み方向で2分割される構成であることを特徴とする請求項6〜9のい
ずれかに記載の中空糸膜モジュール。 - 前記複数本の中空糸膜の両端が、まとめて結束され、
前記ケースが、前記中空糸膜束の前記結束部の端面側に、ケース外部とケース内部とを連通する入口及び出口を備えており、
該ケース内には、該入口が前記中空糸膜の一端とのみ流通し、該出口が前記中空糸膜の他端とのみ流通するように前記ケース内部を仕切る仕切り部材が備えられていることを特徴とする請求項6〜10のいずれかに記載の中空糸膜モジュール。 - 前記ケースが、前記仕切り部材と前記結束部との間に接着剤を注入するための手段を有することを特徴とする請求項11に記載の中空糸膜モジュール。
- 前記ケースが金属材料からなることを特徴とする請求項6〜12のいずれかに記載の中空糸膜モジュール。
- 前記金属材料は、アルミニウム、ステンレス鋼、マグネシウム、もしくはそれらの合金であることを特徴とする請求項13に記載の中空糸膜モジュール。
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