JP2006219017A - 補助シート用荷室構造 - Google Patents

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信之 一瀬
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Akihisa Hirasawa
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Abstract

【課題】車両後部の荷室を広く使用でき、かつ必要時には床面を構成する部材を移動させて後向き補助シートを設置可能とする。
【解決手段】荷室スペース12の床面21を構成する第1ボード20及び第2ボード54を床面21を構成する位置から補助シート使用位置まで移動させる場合には、第1ボード20の車両前方部を回転させて起立状態とすることで第1ボード20は、補助シートの背もたれとなる位置で保持手段により保持される。さらに、第1ボード20に収納されている第2ボード54を回転させることで第2ボード54は、補助シートの座面となる位置で停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷室スペースに車両後向きに着座する補助シートを設けるための補助シート用荷室構造に関する。
従来、荷室に車両後向きに着座する補助シートを設ける構造が提案されている。(例えば特許文献1)
この補助シートは、荷室のリアゲートから車室内に向かって床面上に敷設されたガイドレール上を、スライドする。
補助シートの使用時には、ガイドレール上のシートを車両前方から車両後方へスライドさせ、シートバックを回転させて立ち上げることにより補助シートが形成される。
実開平6−901号
しかしながら、この従来の補助シートでは、シートを使用しない場合でもシートバックを折り畳んだ状態でシートが床面上に存在するので、荷室スペースを狭くしている。
本発明は、上記事実に鑑み、補助シートを使用しない場合は、荷室スペースを狭くすることがない補助シート用荷室構造を提供することが目的である。
本発明の請求項1に係る補助シート構造は、車両荷室スペースの床面を構成すると共に起立状態では、床材を車両後方へ向けて補助シートの背もたれとなる第1ボードと、前記第1ボードへ取付けられ、第1ボードと共に前記車両荷室スペースの床面を構成すると共に、第1ボードの起立状態で第1ボードに対して車両後方へ相対移動させて使用状態となり、補助シートの座面となる第2ボードと、を有することを特徴とする。
上記構成によれば、荷室スペースに補助シートを作る場合には、バックドアを開けて、床面を構成する第1ボードを起立状態にして背もたれとし、さらに、第1ボードに取付けられている第2ボードを第1ボードに対して車両後方へ相対移動させることで座面とする。このように床面を構成する第1ボードと第2ボードで補助シートを作るため、不使用時には、第1ボードと第2ボードが床面を構成し、荷室スペースを狭くしない。
本発明の請求項2に係る補助シート構造は、請求項1記載において、前記第1ボードへ一端が軸支された第3ボードが設けられ、この第3ボードは、前記第1ボードと共に前記車両荷室スペースの床面を構成すると共に前記第1ボードの起立状態では他端が車体へロックされて前記第1ボードを起立状態に保持することを特徴とする。
上記構成によれば、床面を構成する第3ボードは、一端が第1ボードに軸支されているため、第1ボードが起立状態となるのに伴って移動する。また第1ボードが起立状態となる位置で、第3ボードの他端は、車体にロックされる。これによって、第3ボードは、第1ボードの起立状態を保持する。このように第1ボードを起立状態に保持する部材が床面を構成する第3ボードであるため、部品点数を削減できる。
本発明の請求項3に係る補助シート構造は、請求項2記載において、前記第3ボードの他端を前記車両荷室スペースの床面を構成する状態から、起立状態の前記第1ボードの前記保持状態まで案内するガイド手段が車両に設けられることを特徴とする。
上記構成によれば、第3ボードの他端を、床面を構成する状態から第1ボードを保持する状態まで、ガイド手段が案内する。この第3ボードの移動に伴って、第1ボードは、起立状態となる。
本発明の請求項4に係る補助シート構造は、請求項3記載において、前記第3ボードの他端を前記ガイド手段に沿って移動させる駆動手段を有し、前記駆動手段は、前記ガイド手段に沿って配置され、前記第3ボードの他端を車両後方に向って付勢するスプリングであって、前記第3ボードが床面を構成する位置で、前記第3ボードへ作用する前記スプリングの付勢力を制限する制限部材を有することを特徴とする。
上記構成によれば、ガイド手段に沿って配置されたスプリングが第3ボードの他端を車両後方に向って付勢しており、さらに付勢力は、制限部材によって制限されている。ここで制限部材を操作して制限を解除すると第3ボードの他端は、スプリングの付勢力によって第1ボードを保持する状態まで移動する。この第3ボードの移動に伴って、第1ボードは起立状態となる。
本発明の請求項5に係る補助シート構造は、請求項3又は4記載において、前記第3ボードの他端を前記ガイド手段に沿って移動させる駆動手段を有し、前記駆動手段は、バックドアが開いた時に、前記第1ボードを起立状態へ移動することを特徴とする。
上記構成によれば、バックドアが所定の開度に達したときに、駆動手段によって、第3ボードの他端は、床面を構成する状態から第1ボードを保持する状態まで移動する。この第3ボードの移動に伴って、第1ボードは、起立状態となる。
本発明の補助シート用荷室構造によれば、補助シートを使用しない場合は、補助シートが荷室スペースへ突出することなく、荷室スペースを狭くすることがない。
本発明における補助シート用荷室構造の実施形態を図面に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢印UPは車両上方方向を、矢印INは車幅内側方向を示す。図6は本実施形態が適用された車両10後部の荷室スペース12を示す。図6におけるA−A線断面形状である図1〜3は、車両10の車両後方部を車両幅方向から見た車両略中央部の断面図である。
図3、6に示されるように、車両10の後部座席の後方には荷室スペース12が設けられており、荷室スペース12の後方開口部16は、バックドア14で開閉される。バックドア14の上端は、図示しないヒンジで、車体へ回転可能に軸支されている。
本実施形態の補助シートは、図1、4に示されるように、第1ボード20が起立状態となって背もたれとなり、この第1ボード20に対して回転する第2ボード54が座面となって構成され、第3ボード18が起立状態の第1ボード20を起立状態に保持する構造になっている。
荷室スペース12に配置され頂面が床面21を構成する第3ボード18と第1ボード20は、車両上方向から見た平面視にて略四角形の板材であり、車両前方向の第3ボード18と後方向の第1ボード20は、床下収納部23の上端開口部23Aを塞ぐ蓋として機能している。
図3、11に示されるように、第1ボード20は、車両後方部に設けられた第1シャフト25で車体に軸支されており、図1,2に示されるように車両前方部を第1シャフト25回りに回転させて起立状態となる。また、図2に示されるように、第1ボード20を起立状態にすると、第1ボード20の第1シャフト25側の角部がリアフロアパネル22の凸部24に当接し、これ以上回転しない構造となっている。
また、図4に示されるように、第1ボード20の車両前方部には、一対のヒンジ26を介して第3ボード18が軸支されている。図8に示されるように、ヒンジ26では、連結ピン26Cを介して一対の連結板26Aと連結板26Bが互いに軸支されており、連結板26Aがスクリュー28にて第1ボード20へ下面から固定され、連結板26Bは、第3ボード18の車両後方部へ固定されている。第3ボード18と第1ボード20の頂面が床面21を構成する位置で床下収納部23の蓋として機能している平伏状態では、連結板26Aと連結板26Bを連結する連結ピン26Cは、下面に位置し床面21の上面に露出しない。また、この平伏状態では、第1ボード20と第3ボード18の連結部付近は、リアフロアパネル22から立設されたブラケット22A上へ載置される。
図3、4に示されるように、第3ボード18で閉じられる床下収納部23の開口縁23Aの車両前端部には段部30が形成され、第3ボード18の車両前方部が載るようになっている。また、段部30は開口部23Aの車両幅方向両端にも設けられ、ここには車両前後方向を長手方向とした一対のガイド手段としてのガイドレール32が設けられている。
図9に示されるように、ガイドレール32は、長手方向直角断面が溝型のコ字形状部32Aを備え、このコ字形状両端部からフランジ32Bが各々上下に突出している。コ字形状部32A内には、プッシュブロック42が長手方向へスライド可能に装着されている。また、コ字形状部32Aの立壁には、車両前後方向に延びる貫通溝36が形成されており、この貫通溝36に第3ボード18の車両前方部側面から車幅方向に突設している円柱形状のガイドピン34が挿入される。挿入されたガイドピン34はプッシュブロック42の半円状の凹部42Aと係合する。さらに、プッシュブロック42の車両前方部には、駆動手段としての圧縮コイルスプリング38の一端が取付いており、圧縮コイルスプリング38の他端は、車体に固定されているブラケット40に収納されている。これによって、圧縮コイルスプリング38は、ブラケット40を基端部として、車両前後方向に伸縮可能となりガイドピン34を介して第3ボード18を車両後方へ押すようになっている。
第3ボードの頂面が床面21を構成する位置では、ガイドピン34は、図3に示す車両前方向に位置する。この位置では、圧縮コイルスプリング38は、圧縮されガイドピン34を第1ボード20の軸支部である第1シャフト25に向かって付勢している。その付勢力を制限しているのがガイドピン34の車両後方向に配設された図9に示す制限部材としてのストッパーレバー46である。
ストッパーレバー46は、側面視にて円弧状の部品であり、その先端部46Aは、平伏状態にあるガイドピン34に接している。また、ストッパーレバー46の基端部は、車体に固定されているストッパーベース44に回転可能に軸支されている。さらに、ストッパーレバー46の車両下方部には、第1ソレノイド48が配設されており、第1ソレノイド48は、通電時にストッパーレバー46の先端部46Aを車両下方向に回転させガイドピン34と接しない位置まで退避させる役目を有する。
このため、第1ソレノイド48は、図1に示すバックドア14の車両上方向の車体に取付けられている第1スイッチ52からの信号に基づいて、床下収納部23の車両前方部に取付けられている第1制御装置50によって通電が制御される。第1スイッチ52は、バックドア14を開けて所定の開度(例えばドア開閉角度の1/2の半開状態)に達したときに信号を第1制御装置50へ出力する。信号が入力された第1制御装置50は、第1ソレノイド48を通電させ、図9に示すロッド27がリンク48Aを介してストッパーレバー46を回転させ、ガイドピン34と接しない位置まで退避させる。これによって、ガイドピン34は、圧縮コイルスプリング38に付勢されたプッシュブロック42に押され、貫通溝36によって車両後方向に案内される。ストッパーレバー46は、ガイドピン34が通過した後に第1ソレノイドが非通電状態になりバネ19によってロッド27が元の位置に移動することで、ガイドピン34と当接する位置に復帰する。ストッパーレバー46は、円弧状とされているのでガイドピン34が車両後方から車両前方への移動時にはバネ19を変形させて回転し、ガイドピン34の移動を可能とする。
貫通溝36の車両後方の終端部には、下側に屈曲したロック溝36Aが形成されロック手段となっている。ガイドピン34は、図9の想像線(2点鎖線)で示すように、プッシュブロック42に押されて貫通溝36の後端へ至ると自重でロック溝36A内に落下移動し、この状態では車両前後方向及び下方向には移動できない状態となる。これによってガイドピン34がロックされ、第3ボード18の車両前方部は、固定される。
このガイドピン34の貫通溝36内の移動時に第3ボード18の車両前方部は、車両後方向に移動する。第3ボード18の車両後方部は、第1ボード20の車両前端部とヒンジ26で回転可能に連結され、第1ボード20の車両前方部と共に相対回転して車両上方向へ移動する。これによって、第1ボード20は、第1シャフト25を回転軸として回転し背もたれとなる起立状態で停止する。ここで、第3ボード18の車両前方部がロックされた状態となるため、第3ボード18は、第1ボード20を補助シートの背もたれとなる位置で保持手段として保持する。
図1、4に示されるように、第1ボード20には開口部20Aが形成され、この20A内に矩形の第2ボード54が収納されて、図5、6に示されるように第1ボード20と共に一枚の板状となっている。第2ボード54の車両前方部の床面側には、手を挿入して把持できる凹形状の取っ手72が一体成形されている。また図11に示されるように、第1ボード20の開口部20Aには、軸孔53が形成されており、軸孔53には、第2ボード54の後方側面から突設した柱状の第2シャフト55が挿入されている。第2シャフト55には、捩じりコイルスプリング56が設けられ、捩じりコイルスプリング56は、第2ボード54を第1ボード20から突出して座面を形成する方向(図2にて時計回りに回転する方向)に付勢している。その付勢力を制限しているのが、図10に示す第2ボード54の車両前方部側面に突設している半球形状のボールピン60である。
このボールピン60は、バネ61に押されて第1ボード20の開口部20Aに設けられた凹部76と噛み合うことで、第1ボード20と第2ボード54を固定させ、捩じりコイルスプリング56の付勢力があっても第2ボード54が回転しないように制限している。また、ボールピン60の基端部には第2ソレノイド74が取付いており、第2ソレノイド74の通電時には、ボールピン60がバネ61の付勢力に対抗して引き込まれ車幅方向内側に摺動する。
第2ソレノイド74は、図7に示す圧力スイッチ64の信号に基づき、床下収納部23の車両後方部に取付いている第2制御装置62によって制御される。この圧力スイッチ64は、第1ボード20の車両前方裏面に取付いている。
また、第3ボード18の裏面には、リベット66にてプッシュプレート68が取付けられており、第3ボード18と第1ボード20が相対回転して、第1ボード20が起立し補助シートの背もたれとなる位置に移動したときに圧力スイッチ64は、プッシュプレート68に押されるようになっている。すなわち、図7(A)から図7(B)に示す状態へと移動し、第3ボード18と第1ボード20の裏面同士が近づくことで、第3ボード18の車両後方裏面に取付いているプッシュプレート68が圧力スイッチ64を押す。これによって、圧力スイッチ64が信号を第2制御装置62に送り、図10に示すボールピン60を車両内側に引き込む。ボールピン60は、凹部76との噛み合いがなくなり、第2ボード54は、捩じりコイルスプリング56の付勢力によって図2から図1の座面状態へと回転する。第2ボード54の裏面にはクッションプレート58が取付いており、第2ボード54は、裏面が車両上方向を向いて略水平状態になるまで回転し、開口部16の下端縁を構成する車両骨格部材70と接することにより、図1に示す座面となる位置で停止する。
本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の補助シート用荷室構造では、バックドア14を開けて所定の開度(例えば半開状態)に達したときに、第1ソレノイド48は、ストッパーレバー46を車両下方向に回転させ、先端部46Aがガイドピン34と接しない位置まで退避させる。これによって、第3ボード18のガイドピン34が圧縮コイルスプリング38の付勢力によって車両後方向へ案内され、第3ボード18の車両前方部は、車両後方向へ移動する。第3ボード18の車両後方部は、第1ボード20の車両前方部と共に相対回転して車両上方向へ移動する。一方、ガイドピン34は、プッシュブロック42に押されて貫通溝36の後端へ至ると自重でロック溝36A内に落下移動し、この状態では車両前後方向及び下方向には移動できない状態となる。この位置で第3ボード18は、補助シートの背もたれとなる起立状態となった第1ボード20を保持する。
第1ボードが背もたれとなる起立状態に移動すると、第1ボード20の車両前方裏面に取付いている圧力スイッチ64がプッシュプレート68に押され、これによって第2ボード54の側面に突設しているボールピン60が第2ソレノイド74によって車幅方向内側に摺動して第2ボード54は、第1ボード20との固定が解除され、捩じりコイルスプリング56の付勢力によって回転し座面となる位置で停止する。これによって、図1、図4に示す補助シートができる。
第1ボード20、第2ボード54及び第3ボード18を、頂面が床面21を構成する状態まで移動させる場合には、第2ボード54を引き起こして、第1ボード20に収納する。第2ボード54の側面に突設しているボールピン60は、半球形状となっているため、その形状に沿って車両内側に移動しながら第1ボード20の凹部76に達したところでバネ61によって凸位置へと復帰し、第2ボード54は、第1ボード20に固定される。
第2ボード54の取っ手72をつかみ、図2に示す車両略後方向(矢印A方向)に引くことにより、ガイドピン34を車両略上方向(矢印B方向)に移動させ、ガイドピン34がロック溝36Aから退避した状態で、取っ手72を車両前方に押すことにより、第3ボード18の車両前方部を車両前方(矢印C方向)に移動させる。これによって、ガイドピン34を貫通溝36に沿って車両前方へ移動させる。ガイドピン34は、車両前方向に案内され、ストッパーレバー46と当接し、ストッパーレバー46がバネ19を変形させて回転することによってガイドピン34がさらに車両前方へ移動する。ガイドピン34がストッパーレバー46を通過すると、ストッパーレバー46は、バネ19により基の位置に復帰しガイドピン34の車両後方への移動を制限する。この位置で第3ボード18及び第1ボード20の頂面が床面21を構成する状態となる。
従って、本実施形態の補助シート用荷室構造によれば、補助シートを使用しない場合は、荷室スペース12に補助シートが突設することなく、荷室スペース12を狭くしない。
さらに、補助シートの座面、背もたれ、及び背もたれを保持するそれぞれの部材が全て床面を構成する部材であるため、部品点数が削減でき安価な構造となっている。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、バックドア14を開けたのと同期して駆動手段によって補助シートとなる位置へ移動させたが、手動操作可能なスイッチ等で駆動手段を操作したり、全ての動作を手動で行うようにしてもよい。
また、バックドア14の開度検出はドア半開状態を例に説明したが全開状態に達したとき等の他のドア開放位置で補助シートとなる位置へ移動させてもよい。
また、駆動手段による駆動力として圧縮コイルスプリング38の付勢力を用いたが、モーター駆動等による、他の駆動力を用いてもよい。
また、第1ボード20を起立状態でロックするために、ロック溝36Aをロック手段としてガイドピン34がロック溝36A内に落下移動することによって、第1ボードを起立状態でロックしたが、ガイドピン34を別部材等で保持することによりガイドピン34をロックすると共に第1ボードを起立状態でロックしたり、第1シャフト25を固定して回転しないようにするロック機構等の他のロック手段を用いてもよい。
本発明の実施形態に係る補助シート用荷室構造を示し、図6におけるAーA断面であり、各ボードは、補助シート位置にある。 本発明の実施形態に係る補助シート用荷室構造を示し、図6におけるAーA断面であり、この位置から第2ボードを後方に回転させると、補助シートとなる。 本発明の実施形態に係る補助シート用荷室構造を示し、図6におけるAーA断面であり、各ボードは、床面を構成する位置にある。 本発明の実施形態に係る補助シート用荷室構造が適用された車体後部を示す車体斜め後方から見た斜視図であり、各ボードは、補助シート位置にある。 本発明の実施形態に係る補助シート用荷室構造が適用された車体後部を示す車体斜め後方から見た斜視図であり、この位置から第2ボードを後方に回転させると、補助シートとなる。 本発明の実施形態に係る補助シート用荷室構造が適用された車体後部を示す車体斜め後方から見た斜視図であり、各ボードは、床面を構成する位置にある。 (A) 本発明の実施形態に係る第1ボード、第3ボード、プッシュプレート及び圧力スイッチを車幅方向から見た車両略中央部の拡大断面図であり、各ボードは、床面を構成する位置にある。(B) 本発明の実施形態に係る第1ボード、第3ボード、プッシュプレートと圧力スイッチを車幅方向から見た車両略中央部の拡大断面図であり、この位置から第2ボードを後方に回転させると、補助シートとなる。 本発明の実施形態に係る第1ボードと第3ボードを固定しているヒンジ部を拡大した斜視図であり、各ボードは床面を構成する位置にある。 本発明の実施形態に係るガイドレールの構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る第1ボードと第2ボードとの車両前方部での固定構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る第2ボードの車両後方部での軸支部を示す斜視図である。
符号の説明
10 車両
12 荷室スペース
14 バックドア
16 開口部
18 第3ボード
20 第1ボード
32 ガイドレール(ガイド手段)
38 圧縮コイルスプリング(駆動手段)
46 ストッパーレバー(制限手段)
54 第2ボード

Claims (5)

  1. 車両荷室スペースの床面を構成すると共に起立状態では、床材を車両後方へ向けて補助シートの背もたれとなる第1ボードと、
    前記第1ボードへ取付けられ、第1ボードと共に前記車両荷室スペースの床面を構成すると共に、第1ボードの起立状態で第1ボードに対して車両後方へ相対移動させて使用状態となり、補助シートの座面となる第2ボードと、
    を有することを特徴とする補助シート用荷室構造。
  2. 前記第1ボードへ一端が軸支された第3ボードが設けられ、この第3ボードは、前記第1ボードと共に前記車両荷室スペースの床面を構成すると共に前記第1ボードの起立状態では他端が車体へロックされて前記第1ボードを起立状態に保持することを特徴とする請求項1に記載の補助シート用荷室構造。
  3. 前記第3ボードの他端を前記車両荷室スペースの床面を構成する状態から、起立状態の前記第1ボードの前記保持状態まで案内するガイド手段が車両に設けられることを特徴とする請求項2に記載の補助シート用荷室構造。
  4. 前記第3ボードの他端を前記ガイド手段に沿って移動させる駆動手段を有し、前記駆動手段は、前記ガイド手段に沿って配置され、前記第3ボードの他端を車両後方に向って付勢するスプリングであって、前記第3ボードが床面を構成する位置で、前記第3ボードへ作用する前記スプリングの付勢力を制限する制限部材を有することを特徴とする請求項3に記載の補助シート用荷室構造。
  5. 前記第3ボードの他端を前記ガイド手段に沿って移動させる駆動手段を有し、前記駆動手段は、バックドアが開いた時に、前記第1ボードを起立状態へ移動することを特徴とする請求項3又は4に記載の補助シート用荷室構造。
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