JP2006209961A - 表示装置及び表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 楽曲の相対的な再生位置を表示する。
【解決手段】長手方向をプログラムデータの演奏時間、左端部をプログラムデータの先頭、右端部をプログラムデータの終了として、プログラムの演奏時間に関わらず予め決められた長手方向の長さのグラフィカルバーで表示する第1の表示手段と、演奏時間に対するプログラムの現在の再生時間の割合に基づいて、再生位置の割合をグラフィカルバー上に表示する第2の表示手段とを備える。
【選択図】 図9

Description

本発明は表示装置及び表示方法に関わり、特に光ディスク、光磁気ディスクなどの記録媒体を再生を表示することができる表示装置及び表示方法に関するものである。
例えば、コンパクトディスク、ミニディスクなどの記録媒体に記録された音楽などの楽曲(プログラム)を再生装置によって再生する場合、再生装置本体などに設けられている表示部に再生時間などを表示することができるようにされている。
なお、ミニディスクシステムなどでは「プログラム」とは一般に「トラック」とも呼ばれ、例えばオーディオデータとして一つの楽曲などの単位が一つのプログラムとされて管理される。
表示部における表示形態としては、例えば現在の再生位置を楽曲の最初からの進行位置、または楽曲の最後までの残りを時間で示す数値表示を行なうことが可能であり、ユーザはこれらの表示形態を例えば操作部などに設けられている表示切替えキーを操作することによって選択することができるようにされている。
ところが、これらの時間表示は例えば分、秒などを数値で示すようにされている。例えば『3分5秒』の楽曲を再生している場合、その現在の再生位置について『2分20秒』という表示と、残り時間として『0分45秒』という時間表示が選択的に行なわれることになるが、その楽曲についての進行時間と残り時間の割合、すなわち楽曲における相対的な再生位置はこれらの数値から容易に把握することが困難である。
ユーザが楽曲における相対的な再生位置を求める場合、先ず進行時間と残り時間を切替えて表示することにより双方の時間を把握し、さらに、例えばこれらの時間を加算することで楽曲の演奏時間を算出し、この演奏時間に対する進行時間または残り時間の割合を計算しなくてはならないという煩わしさがあった。
本発明は、上記課題を解決するために、プログラムデータの再生を表示する表示装置であって、長手方向を上記プログラムデータの演奏時間、左端部を上記プログラムデータの先頭、右端部を上記プログラムデータの終了として、上記プログラムの演奏時間に関わらず予め決められた長手方向の長さのグラフィカルバーで表示する第1の表示手段と、上記演奏時間に対する上記プログラムの現在の再生時間の割合に基づいて、再生位置の割合を上記グラフィカルバー上に表示する第2の表示手段とを備える。
以上、説明したように本発明は、再生中の楽曲の総演奏時間に対しての再生進行割合を、例えばグラフィカルバーなどとされる図形表示により所定の形状で示すことができるようにされている。したがって、当該楽曲における現在の再生位置をその図形からアナログ的に捉えて、直感的に認識することができるようになる。
また、図形表示は数値による時間表示に対応して遷移するので、情報としての正確さを有している。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
この実施の形態としての例は光磁気ディスク(ミニディスク)に対応する記録再生装置とする。
説明は次の順序で行なう。

1.記録再生装置の構成
2.クラスタフォーマット
3.エリア構造
4.P−TOCセクタ
5.U−TOCセクタ
6.表示形態
7.表示制御

1.記録再生装置の構成

図1は本例のミニディスク記録再生装置1の内部構成を示す。
音声データが記録される光磁気ディスク(ミニディスク・・・以下単にディスクという)90は、スピンドルモータ2により回転駆動される。そしてディスク90に対しては記録/再生時に光学ヘッド3によってレーザ光が照射される。
光学ヘッド3は、記録時には記録トラックをキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出力を行ない、また再生時には磁気カー効果により反射光からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出力を行なう。
このため、光学ヘッド3にはレーザ出力手段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや対物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するためのディテクタ等が搭載されている。対物レンズ3aは2軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに接離する方向に変位可能に保持されている。
また、ディスク90を挟んで光学ヘッド3と対向する位置に磁気ヘッド6aが配置されている。磁気ヘッド6aは供給されたデータによって変調された磁界をディスク90に印加する動作を行なう。
光学ヘッド3全体及び磁気ヘッド6aは、スレッド機構5によりディスク半径方向に移動可能とされている。
再生動作によって、光学ヘッド3によりディスク90から検出された情報はRFアンプ7に供給される。RFアンプ7は供給された情報の演算処理により、再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FE、グルーブ情報GFM等を抽出する。グルーブ情報GFMとは、ディスク90にプリグルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されている絶対位置情報のことである。
抽出された再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給される。また、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FEはサーボ回路9に供給され、グルーブ情報GFMはアドレスデコーダ10に供給される。
サーボ回路9は供給されたトラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信号FEや、マイクロコンピュータにより構成されるシステムコントローラ11からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、スピンドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サーボ駆動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を制御してフォーカス及びトラッキング制御を行ない、またスピンドルモータ2を一定線速度(CLV)に制御する。
アドレスデコーダ10は供給されたグルーブ情報GFMをデコードしてアドレス情報を抽出する。このアドレス情報はシステムコントローラ11に供給され、各種の制御動作に用いられる。
また再生RF信号についてはエンコーダ/デコーダ部8においてEFM復調、CIRC等のデコード処理が行なわれるが、このときアドレス、サブコードデータなども抽出され、システムコントローラ11に供給される。
エンコーダ/デコーダ部8でEFM復調、CIRC等のデコード処理された音声データ(セクターデータ)は、メモリコントローラ12によって一旦バッファメモリ13に書き込まれる。なお、光学ヘッド3によるディスク90からのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッファメモリ13までの系における再生データの転送は1.41Mbit/secで、しかも通常は間欠的に行なわれる。
バッファメモリ13に書き込まれたデータは、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミングで読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給される。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再生信号処理を施され、44.1KHZ サンプリング、16ビット量子化のデジタルオーディオ信号とされる。 このデジタルオーディオ信号はD/A変換器15によってアナログ信号とされ、出力処理部16でレベル調整、インピーダンス調整等が行われてライン出力端子17からアナログオーディオ信号Aoutとして外部機器に対して出力される。またヘッドホン出力HPoutとしてヘッドホン出力端子27に供給され、接続されるヘッドホンに出力される。
また、エンコーダ/デコーダ部14でデコードされた状態のデジタルオーディオ信号は、デジタルインターフェース部22に供給されることで、デジタル出力端子21からデジタルオーディオ信号Doutとして外部機器に出力することもできる。例えば光ケーブルによる伝送形態で外部機器に出力される。
ディスク90に対して記録動作が実行される際には、ライン入力端子18に供給された記録信号(アナログオーディオ信号Ain)は、A/D変換器19によってデジタルデータとされた後、エンコーダ/デコーダ部14に供給され、音声圧縮エンコード処理を施される。
または外部機器からデジタル入力端子20にデジタルオーディオ信号Dinが供給された場合は、デジタルインターフェース部22で制御コード等の抽出が行われるとともに、そのオーディオデータがエンコーダ/デコーダ部14に供給され、音声圧縮エンコード処理を施される。
なお図示していないがマイクロホン入力端子を設け、マイクロホン入力を記録信号として用いることも当然可能である。
エンコーダ/デコーダ部14によって圧縮された記録データはメモリコントローラ12によって一旦バッファメモリ13に書き込まれて蓄積されていった後、所定量のデータ単位毎に読み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られる。そしてエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコード、EFM変調等のエンコード処理された後、磁気ヘッド駆動回路6に供給される。
磁気ヘッド駆動回路6はエンコード処理された記録データに応じて、磁気ヘッド6aに磁気ヘッド駆動信号を供給する。つまり、ディスク90に対して磁気ヘッド6aによるN又はSの磁界印加を実行させる。また、このときシステムコントローラ11は光学ヘッドに対して、記録レベルのレーザ光を出力するように制御信号を供給する。
操作部23はユーザー操作に供される部位を示し、各種操作キーやダイヤルとしての操作子が設けられる。操作子としては例えば、再生、録音、一時停止、停止、FF(早送り)、REW(早戻し)、AMS(頭出しサーチ)などの記録再生動作にかかる操作子や、通常再生、トラック再生、シャッフル再生などのプレイモードにかかる操作子、さらには表示部24における表示状態を切り換える表示モード操作のための操作子、トラック分割、トラック連結、トラック消去、トラックネーム入力、ディスクネーム入力などの編集操作のための操作子など、各種必要な操作子が設けられている。
これらの操作キーやダイヤルによる操作情報はシステムコントローラ11に供給され、システムコントローラ11は操作情報に応じた動作制御を実行することになる。
表示部24の表示動作はシステムコントローラ11によって制御される。
即ちシステムコントローラ11は表示動作を実行させる際に表示すべきデータを表示部24内の表示ドライバに送信する。該表示ドライバは供給されたデータに基づいて例えばVFD(Vacuum Fluorescent Display)などによるディスプレイの表示動作を駆動し、所要の数字、文字、記号などの表示を実行させる。
表示部24においては、記録/再生しているディスクの動作モード状態、トラックナンバ、記録時間/再生時間の数値またはバーグラフィック表示、編集動作状態等が示される。
またディスク90には主データたるプログラムトラック(音楽等)に付随して管理される文字情報(トラックネーム等)が記録できるが、その文字情報の入力の際の入力文字の表示や、ディスクから読み出した文字情報の表示などが実行される。
システムコントローラ11は、CPU、プログラムROM、ワークRAM、インターフェース部等を備えたマイクロコンピュータとされ、上述してきた各種動作の制御を行う。
ところで、ディスク90に対して記録/再生動作を行なう際には、ディスク90に記録されている管理情報、即ちP−TOC(プリマスタードTOC)、U−TOC(ユーザーTOC)を読み出す必要がある。システムコントローラ11はこれらの管理情報に応じてディスク90上の記録すべきエリアのアドレスや、再生すべきエリアのアドレスを判別することとなる。
この管理情報はバッファメモリ13に保持される。
そして、システムコントローラ11はこれらの管理情報を、ディスク90が装填された際に管理情報の記録されたディスクの最内周側の再生動作を実行させることによって読み出し、バッファメモリ13に記憶しておき、以後そのディスク90に対するプログラムの記録/再生/編集動作の際に参照できるようにしている。
また、U−TOCはプログラムデータの記録や各種編集処理に応じて書き換えられるものであるが、システムコントローラ11は記録/編集動作のたびに、U−TOC更新処理をバッファメモリ13に記憶されたU−TOC情報に対して行ない、その書換動作に応じて所定のタイミングでディスク90のU−TOCエリアについても書き換えるようにしている。
図2は表示部24の構成例を説明するブロック図である。
一点鎖線で囲んで示されている例えばVFDとして構成されている表示部24は、コントロールゲートアレー30、メモリ31、アノードドライバ部32、グリッドドライバ部33、および実際の表示部分を形成する蛍光部34などによって構成され、システムコントローラ11から供給される各種制御信号や表示用のデータなどに基づいて所要の表示を行なうようことができるようにされている。
システムコントローラ11はコントロールゲートアレー30に対して、例えば読み込み信号RD、書込み信号WD、チップセレクト信号CS、コマンド/データ信号C/Dなどの各種制御信号が供給されるとともに、バスラインB1を介して表示を行なうためのデータ(表示データ)が供給される。すなわち、後述するバーグラフィック表示を行なうためのデータは、バスラインB1を介して供給されることになる。
また、表示部24はシステムコントローラ11からアノード/グリッド用の駆動電圧ebb、フィラメント電圧Ef1、Ef2、電源電圧Vccなどの駆動電源が供給される。
コントロールゲートアレー30はアノードドライバ部31及びグリッドドライバ部32に対して制御信号を供給するコントロールゲート群が設けられており、この制御信号はバスラインB2、バスラインB3を介してそれぞれアノードドライバ部31、グリッドドライバ部32に供給される。
アノードドライバ部31は駆動電圧ebbによって動作するようにされ、コントロールゲートアレー30から供給される表示データに基づいて、蛍光部34に形成されているアノードの駆動信号を生成する。同様に、グリッドドライバ部32も駆動電圧ebbによって動作するようにされ、コントロールゲートアレー30から供給される表示データに基づいて、蛍光部34に形成されているグリッドの駆動信号を生成する。
メモリ33は、表示を行なうためのデータを生成するワークエリアなどとして設けられ、例えば後述するバーグラフィック表示を行なう場合の再生位置の遷移に対応したデータがバスラインB6を介して蓄積される。そして必要に応じて読み出されてコントロールゲートアレー30からアノードドライブ部31、グリッドドライブ部32に供給される。
蛍光部34は、画素として蛍光体が塗布されたアノードと、金属性のメッシュとして構成されているグリッドが対向するようにして配置されており、バスラインB4、バスラインB5を介してアノード及びグリッドに対して各駆動信号が供給される。そしてフィラメント電圧Ef1、Ef2が供給されるカソードから放射される熱電子によって、アノードの蛍光体を刺激して発光表示を行なうことができるようにされている。

2.クラスタフォーマット

図3で、クラスタというデータ単位について説明する。
ミニディスクシステムでの記録トラックとしては図3のようにクラスタCLが連続して形成されており、1クラスタが記録時の最小単位とされる。1クラスタは2〜3周回トラック分に相当し、記録される音声データは、再生時間として2.0416秒に相当するデータ量となる。
そして1つのクラスタCLは、セクターSFC〜SFFとされる4セクターのリンキング領域と、セクターS00〜S1Fとして示す32セクターのメインデータ領域から形成されている。
1セクタは2352バイトで形成されるデータ単位である。
4セクターのサブデータ領域のうち、セクターSFFはサブデータセクタとされ、サブデータとしての情報記録に使用できるが、セクターSFC〜SFEの3セクターはデータ記録には用いられない。ただし、ミニディスクシステムでは再生専用ディスクも用意されているが、その再生専用ディスクではセクターSFC〜SFEもサブデータの記録に用いられる。
一方、TOCデータ、音声データ等の記録は32セクター分のメインデータ領域に行なわれる。
なお、アドレスは1セクター毎に記録される。
また、セクターはさらにサウンドグループという単位に細分化され、2セクターが11サウンドグループに分けられている。
つまり図示するように、セクターS00などの偶数セクターと、セクターS01などの奇数セクターの連続する2つのセクターに、サウンドグループSG00〜SG0Aが含まれる状態となっている。1つのサウンドグループは424バイトで形成されており、11.61msec の時間に相当する音声データ量となる。
1つのサウンドグループSG内にはデータがLチャンネルとRチャンネルに分けられて記録される。例えばサウンドグループSG00はLチャンネルデータL0とRチャンネルデータR0で構成され、またサウンドグループSG01はLチャンネルデータL1とRチャンネルデータR1で構成される。
なお、Lチャンネル又はRチャンネルのデータ領域となる212バイトをサウンドフレームとよんでいる。

3.エリア構造

本例のディスク90のエリア構造を図4で説明する。
図4(a)はディスク最内周側から最外周側までのエリアを示している。
光磁気ディスクとしてのディスク90は、最内周側はエンボスピットにより再生専用のデータが形成されるピット領域とされており、ここにP−TOCが記録されている。
ピット領域より外周は、光磁気領域とされ、記録トラックの案内溝としてのグルーブが形成された記録再生可能領域となっている。
この光磁気領域の最内周側のクラスタ0〜クラスタ49までの区間が管理エリアとされ、実際の楽曲等がそれぞれ1つのトラックとして記録されるのは、クラスタ50〜クラスタ2251までのプログラムエリアとなる。プログラムエリアより外周はリードアウトエリアとされている。
管理エリア内を詳しく示したものが図4(b)である。図4(b)は横方向にセクター、縦方向にクラスタを示している。なお、データ記録に用いられないセクターSFC〜SFEは省略してある。
管理エリアにおいてクラスタ0,1はピット領域との緩衝エリアとされている。クラスタ2はパワーキャリブレーションエリアPCAとされ、レーザー光の出力パワー調整等のために用いられる。
クラスタ3,4,5はU−TOCが記録される。U−TOCの内容についての詳しい内容の説明は後述するが、1つのクラスタ内の各セクターにおいてデータフォーマットが規定され、それぞれ所定の管理情報が記録される。即ちプログラムエリアに記録されている各トラックのアドレス、フリーエリアのアドレス等が記録され、また各トラックに付随するトラックネーム、記録日時などの情報が記録できるようにU−TOCセクターが規定されている。
このようなU−TOCデータとなるセクターを有するクラスタが、クラスタ3,4,5に3回繰り返し記録される。
クラスタ47,48,49は、プログラムエリアとの緩衝エリアとされる。
クラスタ50(=16進表記で32h・・・なお、本明細書において、『h』を付した数値はいわゆる16進表記のものである)以降のプログラムエリアには、1又は複数の楽曲等の音声データがATRACと呼ばれる圧縮形式で記録される。記録される各プログラムや記録可能な領域は、U−TOCによって管理される。
なお、プログラム領域における各クラスタにおいて、セクターFFhは、前述したようにサブデータとしての何らかの情報の記録に用いることができる。

4.P−TOCセクター

ここで、ディスク90においてセクターデータ形態で記録される音声データセクター、及び音声データの記録/再生動作の管理を行なう管理情報として、まずP−TOCセクターについて説明する。
P−TOC情報としては、ディスクの記録可能エリア(レコーダブルユーザーエリア)などのエリア指定やU−TOCエリアの管理等が行なわれる。なお、ディスク90が再生専用の光ディスクの場合は、P−TOCによってROM化されて記録されている楽曲の管理も行なうことができるようにされている。
P−TOCのフォーマットを図5に示す。
図5はP−TOC用とされる領域(例えばディスク最内周側のROMエリア)において繰り返し記録されるP−TOC情報の1つのセクター(セクター0)を示している。なお、P−TOCフォーマットのセクター1以降は説明を省略する。
P−TOCのセクターのデータ領域(4バイト×588 の2352バイト)は、先頭位置にオール0又はオール1の1バイトデータによって成る同期パターンを及びクラスタアドレス及びセクターアドレスを示すアドレス等が4バイト付加され、以上でヘッダとされてP−TOCの領域であることが示される。
また、ヘッダに続いて所定アドレス位置に『MINI』という文字に対応したアスキーコードによる識別IDが付加されている。
さらに、続いてディスクタイプや録音レベル、記録されている最初の楽曲の曲番(First TNO)、最後の楽曲の曲番(Last TNO) 、リードアウトスタートアドレスROA 、パワーキャルエリアスタートアドレスPCA 、U−TOC(後述する図6のU−TOCセクター0のデータ領域)のスタートアドレスUSTA 、録音可能なエリア(レコーダブルユーザーエリア)のスタートアドレスRSTA 等が記録される。
続いて、記録されている各楽曲等を後述する管理テーブル部におけるパーツテーブルに対応させるテーブルポインタ(P-TNO1 〜P-TNO255) を有する対応テーブル指示データ部が用意されている。
そして対応テーブル指示データ部に続く領域には、対応テーブル指示データ部におけるテーブルポインタ(P-TNO1 〜P-TNO255) に対応して、(01h) 〜(FFh) までの255個のパーツテーブルが設けられた管理テーブル部が用意される。それぞれのパーツテーブルには、或るパーツについて起点となるスタートアドレス、終端となるエンドアドレス、及びそのパーツ(トラック)のモード情報(トラックモード)が記録できるようにされている。なお、パーツとは時間的に連続したデータが物理的に連続して記録されているトラック部分をいう。
各パーツテーブルにおけるトラックのモード情報とは、そのパーツが例えばオーバーライト禁止やデータ複写禁止に設定されているか否かの情報や、オーディオ情報か否か、モノラル/ステレオの種別などが記録されている。
管理テーブル部における(01h) 〜(FFh) までの各パーツテーブルは、対応テーブル指示データ部のテーブルポインタ (P-TNO1〜P-TNO255) によって、そのパーツの内容が示される。つまり、第1曲目の楽曲についてはテーブルポインタP-TNO1として或るパーツテーブル(例えば(01h) 。ただし実際にはテーブルポインタには所定の演算処理によりP−TOCセクター0内のバイトポジションで或るパーツテーブルを示すことができる数値が記されている)が記録されており、この場合パーツテーブル(01h) のスタートアドレスは第1曲目の楽曲の記録位置のスタートアドレスとなり、同様にエンドアドレスは第1曲目の楽曲が記録された位置のエンドアドレスとなる。さらに、トラックモード情報はその第1曲目についての情報となる。
同様に第2曲目の楽曲についてはテーブルポインタP-TNO2に示されるパーツテーブル(例えば(02h) )に、その第2曲目の記録位置のスタートアドレス、エンドアドレス、及びトラックモード情報が記録されている。
以下同様にテーブルポインタはP-TNO255まで用意されているため、P−TOC上では第255曲目まで管理可能とされている。
そして、このようにP−TOCセクター0が形成されることにより、例えば再生時において、所定の楽曲をアクセスして再生させることができる。
なお、記録/再生可能な光磁気ディスクの場合いわゆるピットの楽曲エリアが存在しないため、上記した対応テーブル指示データ部及び管理テーブル部は用いられず(これらは続いて説明するU−TOCで管理される)、従って各バイトは全て『00h』とされている。
ただし、全ての楽曲がROM形態(ピット形態)で記録されている再生専用タイプのディスク、及び楽曲等が記録されるエリアとしてROMエリアと光磁気エリアの両方を備えたハイブリッドタイプのディスクについては、そのROMエリア内の楽曲の管理に上記対応テーブル指示データ部及び管理テーブル部が用いられる。

5.U−TOCセクター

続いてU−TOCの説明を行なう。
図6はU−TOCの1セクター(セクター0)のフォーマットを示しており、主にユーザーが録音を行なった楽曲や新たに楽曲が録音可能な未記録エリア(フリーエリア)についての管理情報が記録されているデータ領域とされる。なお、U−TOCもセクター1以降はオプションとされるが、これについては説明は省略する。
例えばディスク90に或る楽曲の録音を行なおうとする際には、システムコントローラ11は、U−TOCからディスク上のフリーエリアを探し出し、ここに音声データを記録していくことができるようにされている。また、再生時には再生すべき楽曲が記録されているエリアをU−TOCから判別し、そのエリアにアクセスして再生動作を行なう。
図6に示すU−TOCのセクター(セクター0)には、P−TOCと同様にまずヘッダが設けられ、続いて所定アドレス位置に、メーカーコード、モデルコード、最初の楽曲の曲番(First TNO)、最後の楽曲の曲番(Last TNO)、セクター使用状況、ディスクシリアルナンバ、ディスクID等のデータが記録され、さらに、ユーザーが録音を行なって記録されている楽曲の領域や未記録領域等を後述する管理テーブル部に対応させることによって識別するため、対応テーブル指示データ部として各種のテーブルポインタ(P-DFA,P-EMPTY ,P-FRA ,P-TNO1〜P-TNO255) が記録される領域が用意されている。
そして対応テーブル指示データ部のテーブルポインタ(P-DFA〜P-TNO255) に対応させることになる管理テーブル部として(01h) 〜(FFh) までの255個のパーツテーブルが設けられ、それぞれのパーツテーブルには、上記図5のP−TOCセクター0と同様に或るパーツについて起点となるスタートアドレス、終端となるエンドアドレス、そのパーツのモード情報(トラックモード)が記録されており、さらにこのU−TOCセクター0の場合、各パーツテーブルで示されるパーツが他のパーツへ続いて連結される場合があるため、その連結されるパーツのスタートアドレス及びエンドアドレスが記録されているパーツテーブルを示すリンク情報が記録できるようにされている。
この種の記録再生装置では、1つの楽曲のデータが物理的に不連続に、即ち複数のパーツにわたって記録されていてもパーツ間でアクセスしながら再生していくことにより再生動作に支障はないため、ユーザーが録音する楽曲等については、録音可能エリアの効率使用等の目的から、複数パーツにわけて記録する場合もある。そのため、リンク情報が設けられ、例えば各パーツテーブルに与えられたナンバ(01h) 〜(FFh) (実際には所定の演算処理によりU−TOCセクター0内のバイトポジションとされる数値で示される)によって、連結すべきパーツテーブルを指定することによってパーツテーブルが連結できるようにされている。(なお、あらかじめピット形態で記録される楽曲等については通常パーツ分割されることがないため、前記図5のようにP−TOCセクター0においてリンク情報はすべて『(00h) 』とされている。)
つまりU−TOCセクター0における管理テーブル部においては、1つのパーツテーブルは1つのパーツを表現しており、例えば3つのパーツが連結されて構成される楽曲についてはリンク情報によって連結される3つのパーツテーブルによって、そのパーツ位置の管理が行なわれる。
U−TOCセクター0の管理テーブル部における(01h) 〜(FFh) までの各パーツテーブルは、対応テーブル指示データ部におけるテーブルポインタ(P-DFA,P-EMPTY ,P-FRA ,P-TNO1〜P-TNO255) によって、以下のようにそのパーツの内容が示される。
テーブルポインタP-DFA はディスク90上の欠陥領域に付いて示しており、傷などによる欠陥領域となるトラック部分(=パーツ)が示された1つのパーツテーブル又は複数のパーツテーブル内の先頭のパーツテーブルを指定している。つまり、欠陥パーツが存在する場合はテーブルポインタP-DFA において(01h) 〜(FFh) のいづれかが記録されており、それに相当するパーツテーブルには、欠陥パーツがスタート及びエンドアドレスによって示されている。また、他にも欠陥パーツが存在する場合は、そのパーツテーブルにおけるリンク情報として他のパー
ツテーブルが指定され、そのパーツテーブルにも欠陥パーツが示されている。そして、さらに他の欠陥パーツがない場合はリンク情報は例えば『(00h) 』とされ、以降リンクなしとされる。
テーブルポインタP-EMPTY は管理テーブル部における1又は複数の未使用のパーツテーブルの先頭のパーツテーブルを示すものであり、未使用のパーツテーブルが存在する場合は、テーブルポインタP-EMPTY として、(01h) 〜(FFh) のうちのいづれかが記録される。未使用のパーツテーブルが複数存在する場合は、テーブルポインタP-EMPTY によって指定されたパーツテーブルからリンク情報によって順次パーツテーブルが指定されていき、全ての未使用のパーツテーブルが管理テーブル部上で連結される。
テーブルポインタP-FRA はディスク90上のデータの書込可能なフリーエリア(消去領域を含む)について示しており、フリーエリアとなるトラック部分(=パーツ)が示された1又は複数のパーツテーブル内の先頭のパーツテーブルを指定している。つまり、フリーエリアが存在する場合はテーブルポインタP-FRA において(01h) 〜(FFh) のいづれかが記録されており、それに相当するパーツテーブルには、フリーエリアであるパーツがスタート及びエンドアドレスによって示されている。また、このようなパーツが複数個有り、つまりパーツテーブルが複数個有る場合はリンク情報により、リンク情報が『(00h) 』となるパーツテーブルまで順次指定されている。
図7にパーツテーブルにより、フリーエリアとなるパーツの管理状態を模式的に示す。これはパーツ(03h)(18h)(1Fh)(2Bh)(E3h) がフリーエリアとされている時に、この状態が対応テーブル指示データP-FRA に引き続きパーツテーブル(03h)(18h)(1Fh)(2Bh)(E3h) のリンクによって表現されている状態を示している。なお、上記した欠陥領域や、未使用パーツテーブルの管理形態もこれと同様となる。
テーブルポインタP-TNO1〜P-TNO255は、ディスク90にユーザーが記録を行なった楽曲について示しており、例えばテーブルポインタP-TNO1では1曲目のデータが記録された1又は複数のパーツのうちの時間的に先頭となるパーツが示されたパーツテーブルを指定している。
例えば1曲目とされた楽曲がディスク上でトラックが分断されずに(つまり1つのパーツで)記録されている場合は、その1曲目の記録領域はテーブルポインタP-TNO1で示されるパーツテーブルにおけるスタート及びエンドアドレスとして記録されている。
また、例えば2曲目とされた楽曲がディスク上で複数のパーツに離散的に記録されている場合は、その楽曲の記録位置を示すため各パーツが時間的な順序に従って指定される。つまり、テーブルポインタP-TNO2に指定されたパーツテーブルから、さらにリンク情報によって他のパーツテーブルが順次時間的な順序に従って指定されて、リンク情報が『(00h) 』となるパーツテーブルまで連結される(上記、図6と同様の形態)。このように例えば2曲目を構成するデータが記録された全パーツが順次指定されて記録されていることにより、このU−TOCセクター0のデータを用いて、2曲目の再生時や、その2曲目の領域へのオーバライトを行なう際に、光学ヘッド3及び磁気ヘッド6をアクセスさせ離散的なパーツから連続的な音楽情報を取り出したり、記録エリアを効率使用した記録が可能になる。
以上のようにディスク上のエリア管理はP−TOCによって行なわれ、またレコーダブルユーザーエリアにおいて記録された楽曲やフリーエリア等はU−TOCにより行なわれる。
これらのTOC情報はバッファメモリ13に読み込まれてシステムコントローラ11がこれを参照できるようにされる。

6.表示形態

以下、本実施の形態による表示部24の表示形態を説明する。
図8は、楽曲の再生を行なっている場合の表示部24における表示例を説明する。なお、図8(a)(b)(c)と図8(d)(e)(f)では、それぞれ他の楽曲を再生している場合について示している。
これらの図で、表示エリア40は再生中の楽曲(プログラム)のトラックナンバー(プログラムナンバー)が示される。図8(a)乃至図8(c)ではそのディスク90に記録されている2番目の楽曲『TR.2』が、また図8(e)乃至図8(f)では同じく3番目の楽曲『TR.3』が選択されて演奏されていることを示している。
表示エリア41は、再生されてる楽曲の現在の再生位置が、例えばその楽曲の先頭からの進行時間として示される。また、この図では進行時間が示されているが、現在の再生位置からその楽曲の最後までの残り時間を示すこともできる。この表示切替えは、図1に示した操作部23に設けられる表示切替えキーなどによって行なうことができる。
グラフィカルバー42は、ある楽曲の再生が開始されると、例えばその長手方向をその楽曲の演奏時間に対応させる処理が行なわれ、その左端部が楽曲の先頭、同じく右端部が楽曲の終了となるようにされる。そして、演奏が進んで行くに連れてバー表示が例えば左側から右側に遷移していくようにされている。
図8(a)(b)(c)に示す楽曲『TR.2』の楽曲の総演奏時間(トラックのデータ量)、は例えば『03分05秒』とされている。したがって、グラフィカルバー42の左端部から右端部までは『03分05秒』に相当するように設定される。
図8(a)に示されているように、現在の再生位置が楽曲『TR.2』の先頭から例えば『00m20s』(20秒)である場合は、ハッチングで示すバー表示42aは総演奏時間『03分05秒』に対する『00m20s』の割合ということになり、グラフィカルバー42の左端付近における表示となる。この状態から演奏がさらに進み、図8(b)に示されているように例えば『02m20s』(2分20秒)となった場合は、楽曲『TR.2』の先頭から見て全体の約3/4ぐらいの位置を演奏していることになり、バー表示42aも右端付近まで表示されることになる。
そして、現在の再生位置が楽曲『TR.2』の先頭から例えば『03m02s』、すなわちその楽曲のほぼ最後の部分である場合は、図8(c)に示されているように、グラフィカルバー42全体にバー表示42aが行なわれる。
また、図8(d)(e)(f)は例えば楽曲『TR.2』に続く楽曲『TR.3』を演奏している状態を示しているが、この楽曲の総演奏時間は例えば『06分20秒』とされている。
図8(d)に示されているように、現在の再生位置が楽曲『TR.3』の先頭から『00m20s』(20秒)である場合、バー表示42aは総演奏時間『06分20秒』に対する『00m20s』の割合ということになり、グラフィカルバー42の左端付近における表示となる。
この状態から演奏がさらに進み、現在の再生位置が図8(e)に示されているように『03m02s』(3分2秒)となった場合は、楽曲『TR.3』の先頭から見て全体の約1/2ぐらいの位置を演奏していることになり、バー表示42aもグラフィカルバー42の中央付近まで表示されることになる。
そして、現在の再生位置が楽曲『TR.3』の先頭から『06m02s』(6分2秒)すなわちほぼ最後の部分である場合は、図8(f)に示されているように、グラフィカルバー42ほぼ全体にバー表示42aが行なわれる。
図8において、例えば図8(a)と図8(d)を比較してみると、それぞれ楽曲『TR.2』と楽曲『TR.3』について、先頭から『00m20s』の位置を再生している場合を示している。しかし、現在の再生位置として同じ『00m20s』の位置を演奏している場合でも総演奏時間に対する割合が異なるので、これに応じてバー表示42aの長さが異なる。すなわち図8(a)に示す楽曲『TR.2』のバー表示42aの方が、図8(d)に示す楽曲『TR.3』のバー表示42aよりも長く形成される表示となる。
同様に、例えば図8(c)と図8(e)を比較してみると、それぞれ楽曲『TR.2』と楽曲『TR.3』について、先頭から『03m02s』の位置を再生している場合を示しているが、同じ『03m02s』の位置を演奏している場合でも、図8(c)に示されているように楽曲『TR.2』についてはグラフィカルバー42ほぼ全部にバー表示が行なわれ、図8(e)に示されているように楽曲『TR.3』についてはグラフィカルバー42の約1/2程度にバー表示42aが行なわれることになる。
このように、各楽曲の先頭から見た絶対時間として同じ位置を再生している場合でも、その楽曲の長さに応じた現在の再生位置の割合をバー表示42aにより示すことができるので、ユーザは現在の再生位置が楽曲全体のおよそどれくらいの位置であるかを視覚的に認識することができるようになる。
次に、図9のフローチャートにしたがい、表示部24において図8(a)乃至図8(f)にで説明した表示制御を行なう場合のシステムコントローラ11の処理について説明する。
例えば、再生開始、または再生中にトラックチェンジの入力操作が検出されたら(S001)、その入力操作によって選択された楽曲のエンドアドレスからスタートアドレスを減算して、演奏時間Tを算出する(S002)。そして、この演奏時間Tをグラフィカルバー42の長さ全体に対応させる(S003)。これらのステップS002、S003はグラフィカルバー42にバー表示を行なうための初期処理とされる。
再生開始、またはトラックチェンジの入力操作が行なわれて再生動作に移行すると、現在出力処理部16を介して再生出力されている音声信号に対応したデータ部のアドレスから、当該楽曲の現在の再生進行時間を算出する(S004)。そして、算出された現在の再生進行時間を当該楽曲の演奏時間に対応させ、グラフィカルバー42内で何パーセント位の位置とされているかを判別し、図8(a)乃至図8(f)に示したバー表示42aを行なう(S005)。
なお、1つの楽曲のデータが物理的に不連続に、即ち複数のパーツにわたって記録されパーツ間でアクセスしながら再生していく場合についても同様にバー表示42aを行なうことが可能とされる。
例えば一つの楽曲が例えば2個のパーツに別れて記録されている場合は、総演奏時間は第一のパーツのエンドアドレスからスタートアドレスを減算した求められた時間と、第一のパーツのエンドアドレスからスタートアドレスを減算した求められた時間を足したものとされ、これがグラフィカルバー42の全体に対応する。
そして、例えば第一のパーツが演奏されている場合は、総演奏時間(第一のパーツ及び第二のパーツ)に対して第一のパーツの先頭から現在の再生位置までの割合が示されることになる。さらに例えば第二のパーツが演奏されている場合は、第一のパーツの演奏時間と、第二のパーツにおける先頭から現在の再生位置までの時間を加えた時間がその楽曲の現在の再生位置としてグラフィカルバー42に表示されることになる。
このように、再生中の楽曲において現在の再生位置を、図形表示として例えばグラフィカルバー42によるバー表示によって示すことができる。したがって、ユーザは時間表示としての数値にとらわれることなく、視覚的に再生位置の遷移を認識することができるようになる。
なお、グラフィカルバー42によるバー表示に限定されるものではなく、例えば円グラフ形態の表示を形成するようにしても良い。
本発明の実施の形態の記録再生装置のブロック図である。 本実施の形態の記録再生装置における表示部の構成を説明する図である。 本実施の形態のディスクのセクターフォーマットの説明図である。 本実施の形態のディスクのエリア構造の説明図である。 ディスクにおけるP−TOCセクターの説明図である。 ディスクにおけるU−TOCセクターの説明図である。 ディスクにおけるU−TOCセクターのリンク構造の説明図である。 表示部における表示状態の遷移を説明する図である。 表示部の表示制御を行なう処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 記録再生装置、3 光学ヘッド、6a 磁気ヘッド、8 エンコーダ/デコーダ部、11 システムコントローラ、12 メモリコントローラ、13 バッファメモリ、14 エンコーダ/デコーダ部、23 操作部、24 表示部、90 ディスク、42 グラフィックバー、42a バー表示

Claims (2)

  1. プログラムデータの再生を表示する表示装置において、
    長手方向を上記プログラムデータの演奏時間、左端部を上記プログラムデータの先頭、右端部を上記プログラムデータの終了として、上記プログラムの演奏時間に関わらず予め決められた長手方向の長さのグラフィカルバーで表示する第1の表示手段と、
    上記演奏時間に対する上記プログラムの現在の再生時間の割合に基づいて、再生位置の割合を上記グラフィカルバー上に表示する第2の表示手段と
    を備えることを特徴とする表示装置。
  2. プログラムデータの再生を表示する表示方法において、
    長手方向を上記プログラムデータの演奏時間、左端部を上記プログラムデータの先頭、右端部を上記プログラムデータの終了として、上記プログラムの演奏時間に関わらず予め決められた長手方向の長さのグラフィカルバーで表示する第1の表示ステップと、
    上記演奏時間に対する上記プログラムの現在の再生時間の割合に基づいて、再生位置の割合を上記グラフィカルバー上に表示する第2の表示ステップと
    を備えることを特徴とする表示方法。

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