JP2006209431A - 文書管理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ディスプレイ4に表示されている管理体系内のノードの中から文書を登録するノードを指定するノード指定処理部6と、登録対象の文書の属性情報を指定するとともに、その文書に関連する関連文書の属性情報と関連の意義を示す関連意義情報を指定する情報指定処理部7とを設け、そのノード指定処理部6により指定されたノードに登録対象の文書の文書ファイルを登録するとともに、その情報指定処理部7により指定された登録対象の文書の属性情報と関連文書の属性情報及び関連意義情報を登録する。
【選択図】 図1
Description
また、文書管理装置は、文書番号をはじめとする各種の属性情報を文書ファイルと一緒に登録して保管することにより、文書の属性情報を検索キーとして、所望の文書を検索することができるようにしている。
また、文書管理装置は、技術文書の管理体系として、業務プロセス体系(例えば、製品開発プロセス)と対応する管理体系を採用し、その管理体系で技術文書を管理することにより、作成進捗状況の把握の容易化を図るとともに、業務プロセス体系から技術文書を検索する仕組みを実用化している。
また、個々の技術文書単位で登録する際、文書の属性情報の登録作業が重複するため効率が悪い。また、複数の文書の属性情報間に矛盾が生じることがある。
複数の文書の属性情報間に矛盾が生じていると、文書の属性情報を検索キーとして文書を検索する場合に、文書の検索精度が劣化し、所望の文書を検索することができなくなることがある。
ただし、この文書管理装置では、単に関連する文書の情報を登録するものであり、関連している理由(意義)などは登録していない。
図1はこの発明の実施の形態1による文書管理装置を示す構成図であり、図において、入力インタフェース1は例えばユーザが登録対象の文書を指定する場合や、その文書の属性情報を指定する場合などに使用するキーボードやマウスなどのマンマシンインタフェースである。
文書管理体系マスタDB2は例えば開発プロセスに対応する管理体系や、開発製品の構成に対応する管理体系など、各種の管理体系を保管しているデータベースである。
表示処理部3は例えば画像処理用のマイクロチップなどを実装し、ユーザが入力インタフェース1を操作して、文書管理体系マスタDB2に保管されている各種の管理体系の中から任意の管理体系を選択すると、その管理体系をディスプレイ4に表示する処理を実行する。また、表示処理部3はユーザが入力インタフェース1を操作して、ディスプレイ4に表示されている管理体系の修正要求を入力すると、その修正要求にしたがって管理体系を修正し、修正後の管理体系を示す文書管理構造情報を文書管理構造情報DB5に格納するなどの処理も実施する。なお、表示処理部3及びディスプレイ4から管理体系表示手段が構成されている。
ノード指定処理部6は例えばCPUなどを含む集積回路から構成され、ユーザが入力インタフェース1を操作して、ディスプレイ4に表示されている管理体系内のノードの中から、文書を登録するノードを指定すると、その指定を受け付ける処理を実施する。なお、ノード指定処理部6はノード指定手段を構成している。
文書ファイル管理DB10は文書ファイル及び指定ノード情報を文書IDと対にして保管するデータベースである。
文書属性情報管理DB11は登録対象の文書の属性情報を文書IDと対にして保管するデータベースである。
関連文書情報管理DB12は関連文書の属性情報及び関連意義情報を文書ID(登録対象の文書の文書ID、関連文書の文書ID)と対にして保管するデータベースである。
図2はこの発明の実施の形態1による文書管理装置の処理内容を示すフローチャートである。
表示処理部3は、ユーザが入力インタフェース1を操作して、文書管理体系マスタDB2に保管されている各種の管理体系の中から任意の管理体系を選択すると、その管理体系をディスプレイ4に表示する処理を実行する(ステップST1)。
文書管理体系マスタDB2には、例えば、図3に示すような開発プロセスに対応する管理体系や、図4に示すような開発製品の構成に対応する管理体系が保管されている。
ここでは、説明の便宜上、図3に示すような開発プロセスに対応する管理体系が選択されたものとする。
今回の開発プロセスにおいて、例えば、“現品審査”が不要である場合に、その“現品審査”の削除要求を受けると、図5に示すように、“現品審査”を削除した管理体系を表示し、その管理体系を示す文書管理構造情報を文書管理構造情報DB5に格納する。
また、今回の開発プロセスにおいて、他の審査等のプロセスを追加する必要である場合に、追加プロセスや追加位置の指定を受けると、図6に示すように、追加プロセスを付加した管理体系を表示し、その管理体系を示す文書管理構造情報を文書管理構造情報DB5に格納する。
さらに、今回の開発プロセスにおいて、例えば、“信頼性確認”の代わりに他のプロセスを行う必要がある場合に、“信頼性確認”の変更要求を受けると、変更後の管理体系を表示し、その管理体系を示す文書管理構造情報を文書管理構造情報DB5に格納する。
例えば、ユーザが入力インタフェース1を操作して、“設計審査”の下位のノードである“回路設計”を指定すると、“回路設計”が文書を登録するノードであることを示すノード指定情報を情報登録部8に出力する。
これにより、ユーザが入力インタフェース1を操作して、登録対象の文書の属性情報を指定すると、情報指定処理部7が文書の属性情報の指定を受け付ける処理を実施する(ステップST5)。
図7の例では、文書の属性情報として、文書名“xxx回路設計書”、文書タイプ“基板図”を指定している。
この段階で、ユーザが指定する属性情報ではないが、ノード指定処理部6により指定されたノード“回路設計”の属性情報や、そのノードの上位ノードである“設計審査”や“案件”の属性情報が、登録対象の文書の属性情報として承継される。
図7の例では、案件名称“yyy原低開発”、向け先“zzz向け”、シリーズ名“ABC−HCP”、構造/回路区分“回路”などが、登録対象の文書の属性情報として承継される。
なお、複数の上位ノードにおいて、同じ属性情報があれば、指定されたノードに近い親ノードの属性情報を優先する。
これにより、ユーザが入力インタフェース1を操作して、関連文書の属性情報や関連意義情報を指定すると、情報指定処理部7が関連文書の属性情報や関連意義情報の指定を受け付ける処理を実施する(ステップST7)。
図8の例では、関連文書の属性情報として、関連文書の文書番号や文書名称を指定している。
具体的には、関連文書名“xxx基板”の関連意義情報として、ユーザが“同一設計思想”を選択するようにしている。ただし、コメントの入力はなされていない。
これにより、後述する関連文書の検索において、文書名“xxx回路設計書”の関連文書を検索する際、関連意義情報として、“同一設計思想”が指定された場合には、“xxx基板”の関連文書が検索されるが、関連意義情報として、“同一回路流用”や“参考”が指定された場合には、“xxx基板”は関連文書として検索されない。
また、情報登録部8は、ノード指定処理部6から出力されたノード指定情報が示すノード(この例では、“回路設計”)に登録対象の文書の文書ファイルを登録する処理を実施する(ステップST9)。
即ち、情報登録部8は、文書IDと、ノード指定情報と、文書ファイルとを対応付けて、その文書ファイルを文書ファイル管理DB10に登録する。
また、情報登録部8は、情報指定処理部7により受け付けられた関連文書の属性情報及び関連意義情報を文書IDと対にして関連文書情報管理DB12に登録する(ステップST11)。
文書検索処理部13は、ユーザが入力インタフェース1を操作して、文書の検索要求を入力すると、図9に示すように、表示処理部3を介して、文書の検索画面をディスプレイ4に表示する。
この場合、文書検索処理部13は、その属性情報を検索キーにして、文書属性情報管理DB11に保管されている属性情報の中から、その検索キーに合致する属性情報を検索する。
そして、文書検索処理部13は、文書属性情報管理DB11の中に合致する属性情報が存在すれば、その属性情報と対応付けられている文書IDを抽出し、文書ファイル管理DB10に保管されている文書の文書ファイルの中から、その文書IDに対応する文書ファイルを取り出すことにより、表示処理部3を介して、その文書を表示する。
図9の検索画面では、属性名を選択して、その属性値を入力する形式が例示されており、図9の例では、属性名として“構造/回路区分”が選択され、その属性値として“回路”が入力されている。
文書検索処理部13は、属性名として“構造/回路区分”が選択され、その属性値として“回路”が入力された場合、文書属性情報管理DB11に保管されている属性情報の中で、属性名が“構造/回路区分”の属性情報を検索する。
そして、文書検索処理部13は、“構造/回路区分”の属性情報の中で、その属性値が“回路”である属性情報の絞り込みを行う。
ただし、複数の属性情報が見つかった場合には、複数の文書を表示する。
この場合、文書検索処理部13は、その文書特定情報を検索キーにして、関連文書情報管理DB12に保管されている関連文書の属性情報の中から、その検索キーに合致する属性情報を検索する。
そして、文書検索処理部13は、関連文書情報管理DB12の中に合致する属性情報が存在すれば、その属性情報と対応付けられている関連文書の文書IDを抽出し、文書ファイル管理DB10に保管されている文書の文書ファイルの中から、その文書IDに対応する文書ファイルを取り出すことにより、表示処理部3を介して、その関連文書を表示する。
図9の検索画面では、文書の関連性を選択する形式が例示されており、図9の例では、文書の関連性として“同一回路流用”や“同一設計思想”などが選択される例が示されている。
例えば、文書の関連性として“同一回路流用”が選択された場合には、関連文書情報管理DB12の中から、所望の文書と同一回路を流用している旨を示す関連意義情報を検索する。
また、文書の関連性として“同一設計思想”が選択された場合には、関連文書情報管理DB12の中から、所望の文書と同一の設計思想である旨を示す関連意義情報を検索する。
また、文書の関連性として“同一回路流用”と“同一設計思想”の双方が選択された場合には、関連文書情報管理DB12の中から、所望の文書と同一回路を流用している旨を示す関連意義情報と、所望の文書と同一回路を流用している旨を示す関連意義情報とを検索する。
ただし、複数の関連意義情報が見つかった場合には、複数の関連文書を表示する。
なお、関連意義情報として、“同一設計思想”が選択された場合には、“同一設計思想”の関連文書を検索して表示するが、“同一回路流用”の関連文書は検索しない。逆に、関連意義情報として、“同一回路流用”が選択された場合には、“同一回路流用”の関連文書を検索して表示するが、“同一設計思想”の関連文書は検索しない。
また、関連意義情報として、“同一設計思想”と“同一回路流用”が選択された場合には、“同一設計思想”の関連文書と“同一回路流用”の関連文書を検索して表示する。
この実施の形態1によれば、検索キーとして関連文書の属性情報が与えられると、その属性情報に合致する関連文書を検索するように構成したので、所望の文書に関連する関連文書を速やかに検索することができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、検索キーとして関連意義情報が与えられると、検索した関連文書の中から、その関連意義情報に合致する関連文書の絞込検索を実施するように構成したので、本当に必要な関連文書のみを検索することができる効果を奏する。
この実施の形態1によれば、文書の管理体系が複数存在する場合、表示対象の管理体系の選択を受け付けるように構成したので、ユーザが業務等を行う上で都合のよい管理体系を利用して文書を管理することができる効果を奏する。
上記実施の形態1では、所望の文書に関連する関連文書を検索するものについて示したが、所望の文書に関連する関連文書を検索したのち、その関連文書に関連する関連文書を再帰的に検索するようにしてもよい。
例えば、所望の文書を文書A、その文書Aに関連する関連文書を文書Bとするとき、単に、文書Aに関連する文書Bを検索するだけでなく、文書Aに関連する文書Bを検索する際に指定された検索キーと同一の検索キー(関連文書の属性情報、関連意義情報)を用いて、文書検索処理部13が文書Bに関連する文書も検索するようにする。
例えば、検索キーとして、関連意義情報である“同一設計思想”を指定すると、図10に示すように、所望の文書Aと“同一設計思想”を利用している関連文書が複数検索されることがある。
なお、従来例では、単に、所望の文書に関連する関連文書を1つ検索するだけであるため、製品に品質不具合などが発生したとき、関連する文書のすべて洗い出すことができず、検索漏れを生じることがある。
図11はこの発明の実施の形態3による文書管理装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
文書作成部14は既に登録されている文書の文書ファイルを収集し、その文書を流用して登録対象の文書を作成する機能を備えている。なお、文書作成部14は文書作成手段を構成している。
上記実施の形態1では、登録対象の文書の文書ファイルを文書ファイル管理DB10に登録するものについて示したが、登録対象の文書を作成する際、文書作成部14が既に登録されている文書の文書ファイルを収集し、その文書を流用して登録対象の文書を作成するようにしてもよい。
具体的には次の通りである。
文書作成部14は、ユーザが入力インタフェース1を操作して、流用対象の文書を指定する情報を入力すると、その情報をキーにして、文書ファイル管理DB10から流用対象の文書の文書ファイルを収集する。
また、情報登録部8は、登録対象の文書の文書ファイルを文書ファイル管理DB10に登録する際、文書を流用する意図を示す流用意図情報(例えば、同一設計回路を含む文書を作成する旨を示す情報)を文書属性情報管理DB11に登録する。
なお、登録対象の文書の属性情報には、流用元の文書の属性情報が承継され、その属性情報と新たに指定された属性情報が文書属性情報管理DB11に登録される。
そして、文書検索処理部13は、文書属性情報管理DB11の中に合致する流用意図情報が存在すれば、その流用意図情報と対応付けられている文書IDを抽出し、文書ファイル管理DB10に保管されている流用元の文書の文書ファイルの中から、その文書IDに対応する文書ファイルを取り出すことにより、表示処理部3を介して、その流用元の文書を表示する。
また、この実施の形態3によれば、検索キーとして流用意図情報が与えられると、その流用意図情報に合致する文書を検索するように構成したので、文書内に含んでいる同一設計回路等の流用元の文書を速やかに検索することができる効果を奏する。
Claims (10)
- 文書の管理体系を表示する管理体系表示手段と、上記管理体系表示手段により表示された管理体系内のノードの中から文書を登録するノードを指定するノード指定手段と、登録対象の文書の属性情報を指定するとともに、その文書に関連する関連文書の属性情報と関連の意義を示す関連意義情報を指定する情報指定手段と、上記ノード指定手段により指定されたノードに登録対象の文書の文書ファイルを登録するとともに、上記情報指定手段により指定された登録対象の文書の属性情報と関連文書の属性情報及び関連意義情報を登録する登録手段とを備えた文書管理装置。
- 検索キーとして文書の属性情報が与えられると、その属性情報に合致する文書を検索する文書検索手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
- 文書検索手段は、検索キーとして関連文書の属性情報が与えられると、その属性情報に合致する関連文書を検索することを特徴とする請求項2記載の文書管理装置。
- 文書検索手段は、所望の文書に関連する関連文書を再帰的に検索することを特徴とする請求項3記載の文書管理装置。
- 文書検索手段は、検索キーとして関連意義情報が与えられると、検索した関連文書の中から、その関連意義情報に合致する関連文書の絞込検索を実施することを特徴とする請求項3記載の文書管理装置。
- 登録手段は、情報指定手段により指定された登録対象の文書の属性情報を登録する際、ノード指定手段により指定されたノードを含む上位ノードの属性情報も登録対象の文書の属性情報として登録することを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
- 管理体系表示手段は、文書の管理体系が複数存在する場合、表示対象の管理体系の選択を受け付けることを特徴とする請求項1記載の文書管理装置。
- 既に登録されている文書の文書ファイルを収集し、その文書を流用して登録対象の文書を作成する文書作成手段を設けたことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の文書管理装置。
- 登録手段は、ノード指定手段により指定されたノードに文書作成手段により作成された文書を登録する際、既に登録されている文書の流用の意図を示す流用意図情報を登録することを特徴とする請求項8記載の文書管理装置。
- 文書検索手段は、検索キーとして流用意図情報が与えられると、その流用意図情報に合致する文書を検索することを特徴とする請求項9記載の文書管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8484197B2 (en) | 2011-09-22 | 2013-07-09 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Search apparatus, search method, and computer readable medium |
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JPH10254745A (ja) * | 1997-03-06 | 1998-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 文書管理システム |
JP2001056809A (ja) * | 1999-08-18 | 2001-02-27 | Mitsubishi Electric Corp | 文書管理システム |
-
2005
- 2005-01-27 JP JP2005020097A patent/JP2006209431A/ja active Pending
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