JP2006208506A - プロジェクタおよびレンズ駆動装置 - Google Patents

プロジェクタおよびレンズ駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】駆動源を用いることなく簡単な構成で、かつ、容易に、フォーカス調整およびズーム調整を行うことが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】このプロジェクタ1は、ズームレンズ3およびフォーカスレンズ4の光軸外にあり、ズームレンズ3およびフォーカスレンズ4の光軸と平行ではない回転軸30を有するズーム用ノブ9およびフォーカス用ノブ10を備える。また、ズーム用ノブ9およびフォーカス用ノブ10には、カムピン9aおよび10aが設けられている。また、ズームレンズ支持部材7およびフォーカスレンズ支持部材8には、カムピン7aおよび8aが設けられている。また、カムピン9aが挿入されるカム溝11aと、カムピン7aが挿入されるカム溝11bとが形成されるズームカム板11を備える。また、カムピン10aが挿入されるカム溝12aと、カムピン8aが挿入されるカム溝12bとが形成されるフォーカスカム板12とを備える。また、ズームカム板11とフォーカスカム板12とを連動するための連結カム板13を含む。
【選択図】図2

Description

この発明は、プロジェクタおよびレンズ駆動装置に関し、特に、レンズ位置を移動するためのプロジェクタおよびレンズ駆動装置に関する。
従来、レンズ位置を移動するためのレンズ駆動装置を備えたプロジェクタが知られている(たとえば、特許文献1〜特許文献3参照)。
上記特許文献1には、バリエータレンズ枠に支持される第1バリエータレンズ群および第2バリエータレンズ群と、第1バリエータレンズ群と第2バリエータレンズ群との間に配置され、コンペンセータレンズ枠に支持されるコンペンセータレンズ群と、像側に最も近い位置に配置され、フォーカスレンズ枠に支持されるフォーカスレンズ群と、像側から最も遠い位置に配置されるテレセントリック系のレンズ群とが、円筒形状のズームリングに内蔵されたズームレンズ装置(レンズ駆動装置)が開示されている。この特許文献1に開示されたズームレンズ装置では、バリエータレンズ枠、コンペンセータレンズ枠およびフォーカスレンズ枠に設けられる駆動ピンがズームリングの溝部に嵌め込まれている。そのため、ズームリングを光軸周りに回転させることにより、駆動ピンがズームリングの溝部に沿って移動するので、各レンズ群が光軸の方向に沿って移動する。これにより、ズームレンズ装置のズーミング操作が行われる。
また、上記特許文献2には、光軸と平行なボールネジに沿って移動可能なレンズ支持体に取り付けられたフォーカスレンズを、リモコンコマンダにより制御するプロジェクタが開示されている。この特許文献2に開示されたプロジェクタでは、リモコンコマンダからプロジェクタの受光部に送られた信号が、プロジェクタのマイクロコンピュータおよびステッピングモータの回転を制御するモータ駆動回路に伝達されることにより、ステッピングモータの回転が制御されるので、ステッピングモータに回転可能に取り付けられるボールネジの回転に伴ってフォーカスレンズが光軸の方向に沿って移動する。
また、上記特許文献3には、マイクロフィルムの像を投影するためのレンズから投影された像をスクリーンに反射するための可動反射面をモータにより光軸に沿って移動させることにより、レンズと可動反射面との距離を変化させて、スクリーンに投影される像の拡大率を調整することが可能なマイクロフィルム視読器が開示されている。この特許文献3に開示されたマイクロフィルム視読器では、可動反射面が光軸に沿って移動することにより、可動反射面に取り付けられたカム面が、光軸に平行な回転軸を有する回転部材に取り付けられたカム従動子に回転運動を与えるので、所定の間隔を隔てて複数設けられたカム溝を有するレンズ位置決めカムが回転部材とともに回転する。そして、このカム溝に係合される架がカム溝に沿って移動することにより、可動反射面の位置に対応して架に固定されるレンズの位置も変位するので、像の拡大率に応じて常に焦点状態が維持される。
図14は、従来の一例によるプロジェクタの全体構成を示した斜視図である。図14を参照して、従来のプロジェクタ100の構造を説明する。
従来のプロジェクタ100は、図14に示すように、筐体101と、投影画像を投影するためのレンズ102と、円筒形状の円筒フレーム103と、円筒フレーム103の外側に光軸と同軸上に回転可能に取り付けられるレンズ位置調整リング104と、筐体101の底面に取り付けられる脚部材105とを備えている。
また、円筒フレーム103の内部には、レンズ102が光軸の方向(図14のA方向)に沿って移動可能に配置されている。また、レンズ位置調整リング104は、円筒フレーム103の内部に配置されたレンズ102を光軸の方向(図14のA方向)に沿って移動させる機能を有している。これにより、フォーカス調整時またはズーム調整時には、レンズ位置調整リング104を図14のB方向に回転させることによって、円筒フレーム103の内部に支持されたレンズ102の位置が調整される。このようにして、投影画像のズーム調整またはフォーカス調整が行われる。
ところで、従来では、底面に取り付けられた脚部材の高さを調整することにより、スクリーンに投影される投影画像の水平調整および仰角調整を行うことが可能な液晶プロジェクタが知られている(たとえば、特許文献4参照)。上記特許文献4に開示された液晶プロジェクタでは、液晶プロジェクタの底面に取り付けられる伸縮足を、液晶プロジェクタの側面に取り付けられた回転ノブを回転させることにより上下方向に伸縮させて、液晶プロジェクタの傾きを変えている。
国際公開番号WO02/016994号 特開平2−281244号公報 特公昭51−30460号公報 特開2000−241875号公報
図14に示した従来のプロジェクタ100では、フォーカス調整時またはズーム調整時に、作業者が手で光軸と同軸上に配置されたレンズ位置調整リング104を回す必要があるので、投影画像に作業者の手の影が投影されるという不都合があった。その結果、投影画像のフォーカス調整およびズーム調整を行いにくいという問題点があった。
また、上記特許文献1に開示されたズームレンズ装置では、ズーム調整時に、作業者が手で光軸と同軸上に配置されたズームリングを回す必要があるので、投影画像に作業者の手の影が投影されるという不都合がある。その結果、投影画像のズーム調整を行いにくいという問題点がある。
また、上記特許文献2に開示されたプロジェクタでは、フォーカスレンズを移動させるために、駆動源としてのステッピングモータや、ステッピングモータを制御するためにモータ駆動回路などを設ける必要があるので、フォーカスレンズを移動させる機構が複雑になるという不都合がある。その結果、投影画像のフォーカス調整およびズーム調整を行う機構が複雑になるという問題点がある。
また、上記特許文献3に開示されたマイクロフィルム視読器では、可動反射面およびレンズを移動させるために、駆動源としてのモータを設ける必要があるので、レンズを移動させる機構が複雑になるという不都合がある。その結果、投影画像のフォーカス調整およびズーム調整を行う機構が複雑になるという問題点がある。
また、上記特許文献4に開示された液晶プロジェクタでは、記載はされていないが、一般的に、図14に示したプロジェクタ100と同様に、フォーカス調整時またはズーム調整時に、作業者が手で光軸と同軸上に配置されたレンズ位置調整リング(ズームリングなど)を回す必要があるので、投影画像に作業者の手の影が投影されるという不都合がある。その結果、投影画像のフォーカス調整およびズーム調整を行いにくいという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、駆動源を用いることなく簡単な構成で、かつ、容易に、フォーカス調整およびズーム調整を行うことが可能なプロジェクタおよびレンズ駆動装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面によるプロジェクタは、筐体の内部に配置された第1レンズおよび第2レンズと、第1レンズを支持するための第1レンズ支持部材と、第2レンズを支持するための第2レンズ支持部材とを含むレンズ駆動装置を備えたプロジェクタにおいて、第1レンズおよび第2レンズの光軸外で、かつ、筐体の上面上に配置され、第1レンズおよび第2レンズの光軸と平行ではない回転軸を有する第1回転ノブおよび第2回転ノブと、筐体の内部に配置されるカム板とをさらに備え、第1回転ノブには、第1ノブ側カムピンが設けられるとともに、第2回転ノブには、第2ノブ側カムピンが設けられ、第1レンズ支持部材には、第1レンズ側カムピンが設けられるとともに、第2レンズ支持部材には、第2レンズ側カムピンが設けられており、カム板は、第1ノブ側カムピンが挿入される第1ノブ側カム溝および第1レンズ側カムピンが挿入される第1レンズ側カム溝が設けられる第1カム板と、第2ノブ側カムピンが挿入される第2ノブ側カム溝および第2レンズ側カムピンが挿入される第2レンズ側カム溝が設けられる第2カム板と、第1カム板と第2カム板とを連動させるための連結カム板とを含み、連結カム板には、第1連結カムピンが設けられるとともに、第2カム板には、第2連結カムピンが設けられており、第1カム板には、連結カム板の第1連結カムピンが挿入される第1連結カム溝が設けられるとともに、連結カム板には、第2カム板の第2連結カムピンが挿入される第2連結カム溝が設けられており、第1レンズ側カムピンが挿入される第1カム板の第1レンズ側カム溝は、曲線形状に形成されており、ズーム調整時には、第1回転ノブを回転させることによって、第1カム板が移動するとともに、第1カム板の移動に伴って第1レンズが第1レンズの光軸に沿って移動して、第1カム板に連動する連結カム板が移動することにより、第2カム板が移動するとともに、第2カム板の移動に伴って第2レンズが第2レンズの光軸に沿って移動し、フォーカス調整時には、第2回転ノブを回転させることによって、第2カム板が移動するとともに、第2カム板の移動に伴って第2レンズが第2レンズの光軸に沿って移動する。
この第1の局面によるプロジェクタでは、上記のように、第1レンズおよび第2レンズの光軸外で、かつ、筐体の上面上に配置され、第1レンズおよび第2レンズの光軸と平行ではない回転軸を有する第1回転ノブおよび第2回転ノブを設けることによって、フォーカス調整時またはズーム調整時にその筐体の上面上に配置された第1回転ノブおよび第2回転ノブを回転させて、第1レンズおよび第2レンズを光軸に沿って移動させる場合にも、投影画像に作業者の手の影が投影されることがないので、投影画像の全体をスクリーンに投影することができる。その結果、投影画像を確認しながら第1回転ノブおよび第2回転ノブを回転させることができるので、容易に、フォーカス調整およびズーム調整を行うことができる。また、ズーム調整時に、第1回転ノブを回転させることにより、第1カム板を移動させるとともに、第1カム板の移動に伴って第1レンズを第1レンズの光軸に沿って移動させることによって、モータなどの駆動源を用いることなく、第1レンズを光軸に沿って移動させることができる。また、フォーカス調整時に、第2回転ノブを回転させることにより、第2カム板を移動させるとともに、第2カム板の移動に伴って第2レンズを第2レンズの光軸に沿って移動させることによって、モータなどの駆動源を用いることなく、第2レンズを光軸に沿って移動させることができる。その結果、モータなどの駆動源を用いることなく、簡単な構成でズーム調整およびフォーカス調整を行うことができる。また、第1カム板と第2カム板とを連動させるための連結カム板を設けることによって、第1回転ノブを回転させることにより、第1レンズを移動させるとともに、第2レンズも移動させることができる。その結果、第1レンズおよび第2レンズの両方のレンズを移
動させて、第1レンズと第2レンズとの間の距離を変えることにより、投影画像のズーム調整を行う場合に、第1回転ノブを回転させることにより、容易に、投影画像のズーム調整を行うことができる。また、連結カム板に、第1連結カムピンを設けるとともに、第2カム板に、第2連結カムピンを設けて、第1カム板に、連結カム板の第1連結カムピンが挿入される第1連結カム溝を設けるとともに、連結カム板に、第2カム板の第2連結カムピンが挿入される第2連結カム溝を設けることによって、第1回転ノブを回転させることにより、第1カム板を移動させるとともに、第1カム板の第1連結カム溝に挿入される第1連結カムピンが設けられる連結カム板を移動させることができる。そして、連結カム板が移動することにより、連結カム板の第2連結カム溝に挿入される第2連結カムピンが設けられる第2カム板を移動させることができる。その結果、第1回転ノブを回転させることによって、容易に、第1カム板に伴って移動する第1レンズと、第2カム板に伴って移動する第2レンズとを同時に移動させることができる。また、第1レンズ側カムピンが挿入される第1カム板の第1レンズ側カム溝を、曲線形状に形成することによって、第1回転ノブの所定の回転量に応じて移動する第1カム板の移動量に対して、第1レンズの移動量を変化させることができる。これにより、第1レンズと第2レンズとの間の距離に比例せずに、投影画像がズーム(拡大)される場合であっても、第1回転ノブの回転量に比例して、投影画像がズーム(拡大)されるように、第1レンズを移動させることができる。その結果、ラックピニオンや減速ギアなどを用いて、第1レンズの移動量を変化させる場合と異なり、簡単な構成でズーム調整を行うことができる。
この発明の第2の局面によるレンズ駆動装置は、筐体の内部に配置されたレンズを移動させるためのレンズ駆動装置であって、レンズの光軸外にあり、かつ、レンズの光軸と平行ではない回転軸を有するとともに、筐体の外部に配置された回転ノブと、回転ノブに設けられるノブ側カムピンと、レンズと一体的に移動するように設けられるレンズ側カムピンと、筐体の内部に配置され、ノブ側カムピンが挿入されるノブ側カム溝と、レンズ側カムピンが挿入されるレンズ側カム溝とが形成されるカム板とを備え、回転ノブを回転させることによって、カム板が移動するとともに、カム板の移動に伴ってレンズがレンズの光軸に沿って移動する。
この第2の局面によるレンズ駆動装置では、上記のように、レンズの光軸外にあり、かつ、レンズの光軸と平行ではない回転軸を有する回転ノブを設けることによって、フォーカス調整時またはズーム調整時に回転ノブを回転させて、レンズを光軸に沿って移動させる場合にも、投影画像に作業者の手の影が投影されることがないので、投影画像の全体をスクリーンに投影することができる。その結果、投影画像を確認しながら回転ノブを回転させることができるので、容易に、フォーカス調整およびズーム調整を行うことができる。また、回転ノブを回転させることにより、カム板を移動させるとともに、カム板の移動に伴ってレンズをレンズの光軸に沿って移動させることによって、モータなどの駆動源を用いることなく、レンズを光軸に沿って移動させることができる。その結果、モータなどの駆動源を用いることなく、簡単な構成でフォーカス調整およびズーム調整を行うことができる。
上記第2の局面によるレンズ駆動装置において、好ましくは、レンズは、第1レンズと第2レンズとを含み、回転ノブは、第1回転ノブと第2回転ノブとを有し、ノブ側カムピンは、第1回転ノブに設けられる第1ノブ側カムピンと、第2回転ノブに設けられる第2ノブ側カムピンとを含み、レンズ側カムピンは、第1レンズと一体的に移動するように設けられる第1レンズ側カムピンと、第2レンズと一体的に移動するように設けられる第2レンズ側カムピンとを含み、カム板は、第1ノブ側カムピンが挿入される第1ノブ側カム溝および第1レンズ側カムピンが挿入される第1レンズ側カム溝が設けられる第1カム板と、第2ノブ側カムピンが挿入される第2ノブ側カム溝および第2レンズ側カムピンが挿入される第2レンズ側カム溝が設けられる第2カム板とを含み、第1回転ノブを回転させ
ることによって、第1カム板が移動するとともに、第1カム板の移動に伴って第1レンズが第1レンズの光軸に沿って移動し、第2回転ノブを回転させることによって、第2カム板が移動するとともに、第2カム板の移動に伴って第2レンズが第2レンズの光軸に沿って移動する。このように構成すれば、第1レンズと第2レンズとを、それぞれ、独立して移動させることができる。その結果、第1レンズがズーム調整時に移動されるズームレンズにより構成されて、第2レンズがフォーカス調整時に移動されるフォーカスレンズにより構成される場合に、第1レンズを移動させた後に、第2レンズを移動させることにより、投影画像のズーム調整およびフォーカス調整を行うことができる。
この場合、好ましくは、カム板は、第1カム板と第2カム板とを連動させるための連結カム板をさらに含み、第1カム板に連動する連結カム板が移動することにより、第2カム板が移動するとともに、第2カム板の移動に伴って第2レンズが第2レンズの光軸に沿って移動する。このように構成すれば、第1回転ノブを回転させることにより、第1レンズを移動させるとともに、第2レンズも移動させることができる。その結果、第1レンズおよび第2レンズの両方のレンズを移動させて、第1レンズと第2レンズとの間の距離を変えることにより、投影画像のズーム調整を行う場合に、容易に、投影画像のズーム調整を行うことができる。
上記連結カム板を備えたレンズ駆動装置において、好ましくは、連結カム板には、第1連結カムピンが設けられるとともに、第2カム板には、第2連結カムピンが設けられており、第1カム板には、連結カム板の第1連結カムピンが挿入される第1連結カム溝が設けられるとともに、連結カム板には、第2カム板の第2連結カムピンが挿入される第2連結カム溝が設けられている。このように構成すれば、第1回転ノブを回転させることにより、第1カム板を移動させるとともに、第1カム板の第1連結カム溝に挿入される第1連結カムピンが設けられる連結カム板を移動させることができる。そして、連結カム板が移動することにより、連結カム板の第2連結カム溝に挿入される第2連結カムピンが設けられる第2カム板を移動させることができる。その結果、第1回転ノブを回転させることによって、容易に、第1カム板に伴って移動する第1レンズと、第2カム板に伴って移動する第2レンズとを同時に移動させることができる。
上記第1カム板を備えたレンズ駆動装置において、好ましくは、第1レンズ側カムピンが挿入される第1カム板の第1レンズ側カム溝は、曲線形状に形成されている。このように構成すれば、第1回転ノブの所定の回転量に応じて移動する第1カム板の移動量に対して、第1レンズの移動量を変化させることができる。これにより、第1レンズと第2レンズとの間の距離に比例せずに、投影画像がズーム(拡大)される場合であっても、第1回転ノブの回転量に比例して、投影画像がズーム(拡大)されるように、第1レンズを移動させることができる。その結果、ラックピニオンや減速ギアなどを用いて、第1レンズの移動量を変化させる場合と異なり、簡単な構成でズーム調整を行うことができる。
この発明の第2の局面によるプロジェクタは、上記したいずれかの構成を有するレンズ駆動装置を備える。このように構成すれば、モータなどの駆動源を用いることなく簡単な構成で、かつ、容易に、フォーカス調整およびズーム調整を行うことが可能なレンズ駆動装置を備えたプロジェクタを得ることができる。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態によるプロジェクタの全体構成を示した斜視図である。図2〜図7は、図1に示した本発明の第1実施形態によるプロジェクタの詳細構造を説明
するための図である。図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態によるプロジェクタ1の構造について説明する。なお、第1実施形態では、本発明のレンズ駆動装置をプロジェクタ1に適用した場合について説明する。
本発明の第1実施形態によるプロジェクタ1は、図1〜図4に示すように、筐体2と、ズーム調整するためのズームレンズ3と、ズーム調整およびフォーカス調整するためのフォーカスレンズ4と、円筒形状の円筒フレーム5と、筐体2の底面に取り付けられる脚部材6(図1参照)と、ズームレンズ3を支持するためのズームレンズ支持部材7(図3参照)と、フォーカスレンズ4を支持するためのフォーカスレンズ支持部材8(図3参照)とを備えている。なお、ズームレンズ3は、本発明の「第1レンズ」の一例であり、フォーカスレンズ4は、本発明の「第2レンズ」の一例である。また、ズームレンズ支持部材7は、本発明の「第1レンズ支持部材」の一例であり、フォーカスレンズ支持部材8は、本発明の「第2レンズ支持部材」の一例である。
ここで、第1実施形態では、プロジェクタ1は、ズームレンズ3およびフォーカスレンズ4の光軸外にあり、ズームレンズ3およびフォーカスレンズ4の光軸と平行ではない回転軸30を有するズーム用ノブ9およびフォーカス用ノブ10を備えている。すなわち、ズーム用ノブ9およびフォーカス用ノブ10は、筐体2の上面上に配置されている。また、ズーム用ノブ9は、円板状に形成されている。また、フォーカス用ノブ10は、ズーム用ノブ9の外周を取り囲むように、リング状に形成されている。なお、ズーム用ノブ9は、本発明の「第1回転ノブ」の一例であり、フォーカス用ノブ10は、本発明の「第2回転ノブ」の一例である。また、筐体2の内部には、図4に示すように、ズームカム板11と、フォーカスカム板12と、ズームカム板11とフォーカスカム板12とを連動させるための連結カム板13とが配置されている。なお、ズームカム板11は、本発明の「第1カム板」の一例であり、フォーカスカム板12は、本発明の「第2カム板」の一例である。なお、第1実施形態では、円筒フレーム5、ズームレンズ支持部材7、フォーカスレンズ支持部材8、ズーム用ノブ9、フォーカス用ノブ10、ズームカム板11、フォーカスカム板12および連結カム板13によって、レンズ駆動装置20が構成されている。
また、図3に示すように、ズームレンズ3を支持するための円筒形状のズームレンズ支持部材7と、フォーカスレンズ4を支持するための円筒形状のフォーカスレンズ支持部材8とは、円筒フレーム5の内部に、光軸方向(図3のC方向)に移動可能に配置されている。また、円筒フレーム5の上側には、図3および図5に示すように、光軸方向(図3および図5のC方向)に延びるように溝部5aが形成されている。
また、第1実施形態では、図3に示すように、ズームレンズ支持部材7の上部には、カムピン7aが設けられるとともに、フォーカスレンズ支持部材8の上部には、カムピン8aが設けられている。このカムピン7aおよび8aは、円筒フレーム5の溝部5aから上方に突出するように設けられている。なお、カムピン7aは、本発明の「第1レンズ側カムピン」の一例であり、カムピン8aは、本発明の「第2レンズ側カムピン」の一例である。
また、第1実施形態では、図6および図7に示すように、ズーム用ノブ9の下面側には、カムピン9aが設けられるとともに、フォーカス用ノブ10の下面側には、カムピン10aが設けられている。なお、カムピン9aは、本発明の「第1ノブ側カムピン」の一例であり、カムピン10aは、本発明の「第2ノブ側カムピン」の一例である。また、ズーム用ノブ9およびフォーカス用ノブ10は、回転軸30(図4参照)を中心に図4の矢印D方向および矢印E方向に回転可能に取り付けられている。また、ズーム用ノブ9およびフォーカス用ノブ10は、それぞれ、独立して回転するように筐体2の上面上に取り付けられている。
また、第1実施形態では、図5および図7に示すように、ズームカム板11には、ズーム用ノブ9のカムピン9aが挿入されるカム溝11aが形成されている。このカム溝11aは、光軸の方向(図5および図7のC方向)に延びるように直線状に形成されている。また、ズームカム板11には、ズームレンズ支持部材7のカムピン7aが挿入されるカム溝11bが形成されている。また、ズームカム板11には、後述する連結カム板13のカムピン13aが挿入されるカム溝11cが形成されている。このカム溝11bおよび11cは、曲線形状に形成されている。また、ズームカム板11は、図2の矢印F方向および矢印G方向に移動するように規制されている。なお、カム溝11aは、本発明の「第1ノブ側カム溝」の一例であり、カム溝11bは、本発明の「第1レンズ側カム溝」の一例であり、カム溝11cは、本発明の「第1連結カム溝」の一例である。
また、第1実施形態では、フォーカスカム板12には、フォーカス用ノブ10のカムピン10aが挿入されるカム溝12aが形成されている。このカム溝12aは、光軸の方向(図5および図7のC方向)に延びるように直線状に形成されている。また、フォーカスカム板12には、フォーカスレンズ支持部材8のカムピン8aが挿入されるカム溝12bが形成されている。このカム溝12bは、光軸の方向(図5および図7のC方向)に対して所定の角度傾斜するように直線状に形成されている。また、フォーカスカム板12の下面側には、後述する連結カム板13のカム溝13bに挿入されるカムピン12cが形成されている。また、フォーカスカム板12は、図2の矢印F方向および矢印G方向と、図2の矢印H方向および矢印I方向とに移動するように規制されている。なお、カム溝12aは、本発明の「第2ノブ側カム溝」の一例であり、カム溝12bは、本発明の「第2レンズ側カム溝」の一例であり、カムピン12cは、本発明の「第2連結カムピン」の一例である。
また、第1実施形態では、図7に示すように、ズームカム板11とフォーカスカム板12との間に配置される連結カム板13には、ズームカム板11のカム溝11cに挿入されるカムピン13aが設けられている。また、連結カム板13には、フォーカスカム板12のカムピン12cが挿入されるカム溝13bが設けられている。このカム溝13bは、光軸の方向(図7の矢印C方向)に対して直交するように直線状に形成されている。また、連結カム板13は、図2の矢印H方向および矢印I方向に移動するように規制されている。なお、カムピン13aは、本発明の「第1連結カムピン」の一例であり、カム溝13bは、本発明の「第2連結カム溝」の一例である。
図8および図9は、本発明の第1実施形態によるプロジェクタのズーム調整方法およびフォーカス調整方法を説明するための平面図である。次に、図2、図8および図9を参照して、プロジェクタ1のズーム調整方法およびフォーカス調整方法を説明する。
まず、ズームレンズ3とフォーカスレンズ4との間の距離S1(図2参照)を変化させることによって、ズーム調整を行う。ズーム調整時には、図2に示す状態から、ズーム用ノブ9を図2の矢印D方向に回転させることによって、ズーム用ノブ9のカムピン9aも図2の矢印D方向に回転する。そのため、ズーム用ノブ9のカムピン9aが挿入されるカム溝11aが形成されたズームカム板11が図2の矢印F方向に移動する。そして、ズームカム板11のカム溝11bに挿入されるカムピン7aが設けられるズームレンズ支持部材7に固定されるズームレンズ3が、ズームカム板11のカム溝11bに案内されるように、図2の矢印I方向に移動する。また、このとき、ズームカム板11のカム溝11cに挿入されるカムピン13aが設けられる連結カム板13が、ズームカム板11のカム溝11cに案内されるように、図2の矢印H方向に移動する。これにより、連結カム板13のカム溝13bに挿入されるカムピン12cが設けられるフォーカスカム板12が、連結カム板13と連動するように、図2の矢印H方向に移動する。その結果、フォーカスカム板
12のカム溝12bに挿入されるカムピン8aが設けられるフォーカスレンズ支持部材8に固定されるフォーカスレンズ4が、フォーカスカム板12のカム溝12bに案内されるように、図2の矢印I方向に移動する。このようにして、図8に示すように、ズームレンズ3とフォーカスレンズ4とが、距離S2の間隔を有した状態で配置され、ズーム調整が完了する。
次に、フォーカスレンズ4を光軸の方向(図8のC方向)に沿って移動させることによって、フォーカス調整を行う。フォーカス調整時には、図8に示した状態から、フォーカス用ノブ10を図8の矢印D方向に回転させることによって、フォーカス用ノブ10のカムピン10aが図8の矢印D方向に回転する。これにより、フォーカス用ノブ10のカムピン10aが挿入されるカム溝12aが形成されたフォーカスカム板12が図8の矢印G方向に移動する。そして、フォーカスカム板12のカム溝12bに挿入されるカムピン8aが設けられるフォーカスレンズ支持部材8に固定されるフォーカスレンズ4が、フォーカスカム板12のカム溝12bに案内されるように、図8の矢印I方向に移動する。その結果、図9に示すように、ズームレンズ3とフォーカスレンズ4とが、距離S3の間隔を有した状態で配置され、フォーカス調整が完了する。
第1実施形態では、上記のように、ズームレンズ3およびフォーカスレンズ4の光軸外で、かつ、筐体2の上面上に配置され、ズームレンズ3およびフォーカスレンズ4の光軸と平行ではない回転軸30を有するズーム用ノブ9およびフォーカス用ノブ10を設けることによって、フォーカス調整時またはズーム調整時にその筐体2の上面上に配置されたズーム用ノブ9およびフォーカス用ノブ10を回転させて、ズームレンズ3およびフォーカスレンズ4を光軸の方向(図1のC方向)に沿って移動させる場合にも、投影画像に作業者の手の影が投影されることがないので、投影画像の全体をスクリーンに投影することができる。その結果、投影画像を確認しながらズーム用ノブ9およびフォーカス用ノブ10を回転させることができるので、容易に、フォーカス調整およびズーム調整を行うことができる。
また、第1実施形態では、ズーム用ノブ9を回転させることにより、ズームカム板11を移動させるとともに、ズームカム板11の移動に伴ってズームレンズ3をズームレンズ3の光軸の方向(図1のC方向)に沿って移動させることによって、モータなどの駆動源を用いることなく、ズームレンズ3を光軸に沿って移動させることができる。また、フォーカス用ノブ10を回転させることにより、フォーカスカム板12を移動させるとともに、フォーカスカム板12の移動に伴ってフォーカスレンズ4をフォーカスレンズ4の光軸の方向(図1のC方向)に沿って移動させることによって、モータなどの駆動源を用いることなく、フォーカスレンズ4を光軸に沿って移動させることができる。その結果、モータなどの駆動源を用いることなく、簡単な構成でズーム調整およびフォーカス調整を行うことができる。
また、第1実施形態では、ズームカム板11とフォーカスカム板12とを連動させるための連結カム板13を設けることによって、ズーム用ノブ9を回転させることにより、ズームレンズ3を移動させるとともに、フォーカスレンズ4も移動させることができる。その結果、ズームレンズ3およびフォーカスレンズ4の両方のレンズを移動させて、ズームレンズ3とフォーカスレンズ4との間の距離S1(図2参照)を変化させることにより、投影画像のズーム調整を行う場合に、ズーム用ノブ9を回転させることにより、容易に、投影画像のズーム調整を行うことができる。
また、第1実施形態では、連結カム板13に、カムピン13aを設けるとともに、フォーカスカム板12に、カムピン12cを設けて、ズームカム板11に、連結カム板13のカムピン13aが挿入されるカム溝11cを設けるとともに、連結カム板13に、フォー
カスカム板12のカムピン12cが挿入されるカム溝13bを設けることによって、ズーム用ノブ9を回転させることにより、ズームカム板11を移動させるとともに、ズームカム板11のカム溝11cに挿入されるカムピン13aが設けられる連結カム板13を移動させることができる。そして、連結カム板13が移動することにより、連結カム板13のカム溝13bに挿入されるカムピン12cが設けられるフォーカスカム板12を移動させることができる。その結果、ズーム用ノブ9を回転させることによって、容易に、ズームカム板11に伴って移動するズームレンズ3と、フォーカスカム板12に伴って移動するフォーカスレンズ4とを同時に移動させることができる。
また、第1実施形態では、カムピン7aが挿入されるズームカム板11のカム溝12bを、曲線形状に形成することによって、ズーム用ノブ9の所定の回転量に応じて移動するズームカム板11の移動量に対して、ズームレンズ3の移動量を変化させることができる。これにより、ズームレンズ3とフォーカスレンズ4との間の距離に比例せずに、投影画像がズーム(拡大)される場合であっても、ズーム用ノブ9の回転量に比例して、投影画像がズーム(拡大)されるように、ズームレンズ3を移動させることができる。その結果、ラックピニオンや減速ギアなどを用いて、ズームレンズ3の移動量を変化させる場合と異なり、簡単な構成でズーム調整を行うことができる。
(第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態によるプロジェクタの平面図である。図11は、図10に示した本発明の第2実施形態によるプロジェクタの斜視図である。図10および図11を参照して、この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、連結カム板を省略した例について説明する。なお、ズームカム板およびフォーカスカム板以外の構造は、上記第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
この第2実施形態によるプロジェクタ51は、図10に示すように、ズーム調整するためのズームレンズ53と、フォーカス調整するためのフォーカスレンズ54とを備えている。すなわち、第2実施形態では、フォーカスレンズ54は、第1実施形態のズーム調整およびフォーカス調整をするためのフォーカスレンズ4と異なり、フォーカス調整のみを行う機能を有している。なお、ズームレンズ53は、本発明の「第1レンズ」の一例であり、フォーカスレンズ54は、本発明の「第2レンズ」の一例である。
ここで、第2実施形態では、筐体2の内部には、ズームカム板61と、フォーカスカム板62とが配置されている。なお、ズームカム板61は、本発明の「第1カム板」の一例であり、フォーカスカム板62は、本発明の「第2カム板」の一例である。なお、第2実施形態では、円筒フレーム5、ズームレンズ支持部材7、フォーカスレンズ支持部材8、ズーム用ノブ9、フォーカス用ノブ10、ズームカム板61およびフォーカスカム板62によって、レンズ駆動装置70が構成されている。
また、第2実施形態では、ズームカム板61には、ズーム用ノブ9のカムピン9aが挿入されるカム溝61aが形成されている。このカム溝61aは、光軸の方向(図10および図11のC方向)に延びるように直線状に形成されている。また、ズームカム板61には、ズームレンズ支持部材7のカムピン7aが挿入されるカム溝61bが形成されている。また、ズームカム板61は、図10の矢印F方向および矢印G方向に移動するように規制されている。なお、カム溝61aは、本発明の「第1ノブ側カム溝」の一例であり、カム溝61bは、本発明の「第1レンズ側カム溝」の一例である。
また、第2実施形態では、フォーカスカム板62には、フォーカス用ノブ10のカムピン10aが挿入されるカム溝62aが形成されている。このカム溝62aは、光軸の方向(図10および図11のC方向)に延びるように直線状に形成されている。また、フォー
カスカム板62には、フォーカスレンズ支持部材8のカムピン8aが挿入されるカム溝62bが形成されている。このカム溝62bは、光軸の方向(図10および図11のC方向)に対して所定の角度傾斜するように直線状に形成されている。また、フォーカスカム板62は、図10の矢印F方向および矢印G方向に移動するように規制されている。なお、カム溝62aは、本発明の「第2ノブ側カム溝」の一例であり、カム溝62bは、本発明の「第2レンズ側カム溝」の一例である。
図12および図13は、本発明の第2実施形態によるプロジェクタのズーム調整方法およびフォーカス調整方法を説明するための平面図である。次に、図10、図12および図13を参照して、プロジェクタ51のズーム調整方法およびフォーカス調整方法を説明する。
まず、ズームレンズ53とフォーカスレンズ54との間の距離S4(図10参照)を変化させることによって、ズーム調整を行う。ズーム調整時には、図10に示す状態から、ズーム用ノブ9を図10の矢印D方向に回転させることによって、ズーム用ノブ9のカムピン9aも図2の矢印D方向に回転する。そのため、ズーム用ノブ9のカムピン9aが挿入されるカム溝61aが形成されたズームカム板61が図10の矢印F方向に移動する。そして、ズームカム板61のカム溝61bに挿入されるカムピン7aが設けられるズームレンズ支持部材7に固定されるズームレンズ53が、ズームカム板61のカム溝61bに案内されるように、図10の矢印I方向に移動する。その結果、図12に示すように、ズームレンズ53とフォーカスレンズ54とが、距離S5の間隔を有した状態で配置され、ズーム調整が完了する。
次に、フォーカスレンズ54を光軸の方向(図12のC方向)に沿って移動させることによって、フォーカス調整を行う。フォーカス調整時には、図12に示した状態から、フォーカス用ノブ10を図12の矢印D方向に回転させることによって、フォーカス用ノブ10のカムピン10aが図12の矢印D方向に回転する。そのため、フォーカス用ノブ10のカムピン10aが挿入されるカム溝62aが形成されたフォーカスカム板62が図12の矢印G方向に移動する。そして、フォーカスカム板62のカム溝62bに挿入されるカムピン8aが設けられるフォーカスレンズ支持部材8に固定されるフォーカスレンズ54が、フォーカスカム板62のカム溝62bに案内されるように、図12の矢印I方向に移動する。その結果、図13に示すように、ズームレンズ53とフォーカスレンズ54とが、距離S6の間隔を有した状態で配置され、フォーカス調整が完了する。
第2実施形態では、上記のように、ズーム用ノブ9を回転させることによって、ズームカム板61を移動させるとともに、ズームカム板61の移動に伴ってズームレンズ53をズームレンズ53の光軸に沿って移動させて、フォーカス用ノブ10を回転させることによって、フォーカスカム板62を移動させるとともに、フォーカスカム板62の移動に伴ってフォーカスレンズ54をフォーカスレンズ54の光軸に沿って移動させることによって、ズームレンズ53とフォーカスレンズ54とを、それぞれ、独立して移動させることができる。その結果、ズームレンズ53を移動させた後に、フォーカスレンズ54を移動させることにより、投影画像のズーム調整およびフォーカス調整を行うことができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、レンズ駆動装置を備えたプロジェクタを示したが、本発明はこれに限らず、プロジェクタ以外のレンズ駆動装置を備えた映写機などにも適用可能
である。
また、上記第1および第2実施形態では、ズームレンズおよびフォーカスレンズを1枚ずつ設ける例を示したが、本発明はこれに限らず、ズームレンズおよびフォーカスレンズを複数枚により構成してもよい。
また、複数枚のカム板を備えた第1および第2実施形態において、カム板の間にカム板の間に生じるガタツキを抑制するためのバネ部材を配置してもよい。
本発明の第1実施形態によるプロジェクタの全体構成を示した斜視図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるプロジェクタの平面図である。 図2の200−200線に沿った断面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるプロジェクタの斜視図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるプロジェクタの分解斜視図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるプロジェクタの斜視図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるプロジェクタの分解斜視図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるプロジェクタのズーム調整方法およびフォーカス調整方法を説明するための平面図である。 図1に示した本発明の第1実施形態によるプロジェクタのズーム調整方法およびフォーカス調整方法を説明するための平面図である。 本発明の第2実施形態によるプロジェクタの平面図である。 図10に示した本発明の第2実施形態によるプロジェクタの斜視図である。 図10に示した本発明の第2実施形態によるプロジェクタのズーム調整方法およびフォーカス調整方法を説明するための平面図である。 図10に示した本発明の第2実施形態によるプロジェクタのズーム調整方法およびフォーカス調整方法を説明するための平面図である。 従来の一例によるのプロジェクタの全体構成を示した斜視図である。
符号の説明
1、51 プロジェクタ
2 筐体
3、53 ズームレンズ(第1レンズ)
4、54 フォーカスレンズ(第2レンズ)
7 ズームレンズ支持部材(第1レンズ支持部材)
7a カムピン(第1レンズ側カムピン)
8 フォーカスレンズ支持部材(第2レンズ支持部材)
8a カムピン(第2レンズ側カムピン)
9 ズーム用ノブ(第1回転ノブ)
9a カムピン(第1ノブ側カムピン)
10 フォーカス用ノブ(第2回転ノブ)
10a カムピン(第2ノブ側カムピン)
11、61 ズームカム板(第1カム板)
11a、61a カム溝(第1ノブ側カム溝)
11b、61b カム溝(第1レンズ側カム溝)
11c カム溝(第1連結カム溝)
12、62 フォーカスカム板(第2カム板)
12a、62a カム溝(第2ノブ側カム溝)
12b、62b カム溝(第2レンズ側カム溝)
12c カムピン(第2連結カムピン)
13 連結カム板
13a カムピン(第1連結カムピン)
13b カム溝(第2連結カム溝)
20、70 レンズ駆動装置

Claims (7)

  1. 筐体の内部に配置された第1レンズおよび第2レンズと、前記第1レンズを支持するための第1レンズ支持部材と、前記第2レンズを支持するための第2レンズ支持部材とを含むレンズ駆動装置を備えたプロジェクタにおいて、
    前記第1レンズおよび前記第2レンズの光軸外で、かつ、前記筐体の上面上に配置され、前記第1レンズおよび前記第2レンズの光軸と平行ではない回転軸を有する第1回転ノブおよび第2回転ノブと、前記筐体の内部に配置されるカム板とをさらに備え、
    前記第1回転ノブには、第1ノブ側カムピンが設けられるとともに、前記第2回転ノブには、第2ノブ側カムピンが設けられ、
    前記第1レンズ支持部材には、第1レンズ側カムピンが設けられるとともに、前記第2レンズ支持部材には、第2レンズ側カムピンが設けられており、
    前記カム板は、前記第1ノブ側カムピンが挿入される第1ノブ側カム溝および前記第1レンズ側カムピンが挿入される第1レンズ側カム溝が設けられる第1カム板と、前記第2ノブ側カムピンが挿入される第2ノブ側カム溝および前記第2レンズ側カムピンが挿入される第2レンズ側カム溝が設けられる第2カム板と、前記第1カム板と前記第2カム板とを連動させるための連結カム板とを含み、
    前記連結カム板には、第1連結カムピンが設けられるとともに、前記第2カム板には、第2連結カムピンが設けられており、
    前記第1カム板には、前記連結カム板の第1連結カムピンが挿入される第1連結カム溝が設けられるとともに、前記連結カム板には、前記第2カム板の第2連結カムピンが挿入される第2連結カム溝が設けられており、
    前記第1レンズ側カムピンが挿入される前記第1カム板の第1レンズ側カム溝は、曲線形状に形成されており、
    ズーム調整時には、前記第1回転ノブを回転させることによって、前記第1カム板が移動するとともに、前記第1カム板の移動に伴って前記第1レンズが前記第1レンズの光軸に沿って移動して、前記第1カム板に連動する前記連結カム板が移動することにより、前記第2カム板が移動するとともに、前記第2カム板の移動に伴って前記第2レンズが前記第2レンズの光軸に沿って移動し、
    フォーカス調整時には、前記第2回転ノブを回転させることによって、前記第2カム板が移動するとともに、前記第2カム板の移動に伴って前記第2レンズが前記第2レンズの光軸に沿って移動する、プロジェクタ。
  2. 筐体の内部に配置されたレンズを移動させるためのレンズ駆動装置であって、
    前記レンズの光軸外にあり、かつ、前記レンズの光軸と平行ではない回転軸を有するとともに、前記筐体の外部に配置された回転ノブと、
    前記回転ノブに設けられるノブ側カムピンと、
    前記レンズと一体的に移動するように設けられるレンズ側カムピンと、
    前記筐体の内部に配置され、前記ノブ側カムピンが挿入されるノブ側カム溝と、前記レンズ側カムピンが挿入されるレンズ側カム溝とが形成されるカム板とを備え、
    前記回転ノブを回転させることによって、前記カム板が移動するとともに、前記カム板の移動に伴って前記レンズが前記レンズの光軸に沿って移動する、レンズ駆動装置。
  3. 前記レンズは、第1レンズと第2レンズとを含み、
    前記回転ノブは、第1回転ノブと第2回転ノブとを有し、
    前記ノブ側カムピンは、前記第1回転ノブに設けられる第1ノブ側カムピンと、前記第2回転ノブに設けられる第2ノブ側カムピンとを含み、
    前記レンズ側カムピンは、前記第1レンズと一体的に移動するように設けられる第1レンズ側カムピンと、前記第2レンズと一体的に移動するように設けられる第2レンズ側カムピンとを含み、
    前記カム板は、前記第1ノブ側カムピンが挿入される第1ノブ側カム溝および前記第1レンズ側カムピンが挿入される第1レンズ側カム溝が設けられる第1カム板と、前記第2ノブ側カムピンが挿入される第2ノブ側カム溝および前記第2レンズ側カムピンが挿入される第2レンズ側カム溝が設けられる第2カム板とを含み、
    前記第1回転ノブを回転させることによって、前記第1カム板が移動するとともに、前記第1カム板の移動に伴って前記第1レンズが前記第1レンズの光軸に沿って移動し、
    前記第2回転ノブを回転させることによって、前記第2カム板が移動するとともに、前記第2カム板の移動に伴って前記第2レンズが前記第2レンズの光軸に沿って移動する、請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記カム板は、前記第1カム板と前記第2カム板とを連動させるための連結カム板をさらに含み、
    前記第1カム板に連動する前記連結カム板が移動することにより、前記第2カム板が移動するとともに、前記第2カム板の移動に伴って前記第2レンズが前記第2レンズの光軸に沿って移動する、請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記連結カム板には、第1連結カムピンが設けられるとともに、前記第2カム板には、第2連結カムピンが設けられており、
    前記第1カム板には、前記連結カム板の第1連結カムピンが挿入される第1連結カム溝が設けられるとともに、前記連結カム板には、前記第2カム板の第2連結カムピンが挿入される第2連結カム溝が設けられている、請求項4に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記第1レンズ側カムピンが挿入される前記第1カム板の第1レンズ側カム溝は、曲線形状に形成されている、請求項3〜5のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項に記載のレンズ駆動機構を備えた、プロジェクタ。
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