JP2006204605A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡 Download PDF

Info

Publication number
JP2006204605A
JP2006204605A JP2005021571A JP2005021571A JP2006204605A JP 2006204605 A JP2006204605 A JP 2006204605A JP 2005021571 A JP2005021571 A JP 2005021571A JP 2005021571 A JP2005021571 A JP 2005021571A JP 2006204605 A JP2006204605 A JP 2006204605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
light source
light
source device
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005021571A
Other languages
English (en)
Inventor
Sukenao Abe
祐尚 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Pentax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentax Corp filed Critical Pentax Corp
Priority to JP2005021571A priority Critical patent/JP2006204605A/ja
Publication of JP2006204605A publication Critical patent/JP2006204605A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)

Abstract

【課題】光源装置への差込部の着脱における安全性および操作性が高い内視鏡を提供すること。
【解決手段】内視鏡1は、光源装置100に着脱自在に装着される光源差込部2を備えたものである。この光源差込部2は、差込部本体21と、差込部本体21から突出し、光源装置100からの光を導光するライトガイド231のコネクタとなるライトコネクタ23と、ライトコネクタ23を覆う第1の位置と、ライトコネクタ23の根元部側に退避する第2の位置とに変位可能に差込部本体21に設置されたカバー10とを有している。カバー10は、光源差込部2が光源装置100に装着されたとき、第2の位置に変位し、光源差込部2が光源装置100に装着されていないとき、第1の位置に変位し得るよう構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、光源装置に着脱自在に装着される差込部を備えた内視鏡に関する。
医療の分野では、消化器等の検査、診断などに、内視鏡が使用されている。
この内視鏡は、光源装置(内視鏡用光源装置)に着脱自在に装着(接続)され、被写体を撮像する撮像素子(CCD・イメージセンサ)と、前記被写体を照明する照明光を伝達(導光)するライトガイド(ライトガイドファイババンドル)とを備えている。また、このライトガイドに照明光を供給する光源ランプは、前記光源装置内に配置されている。
ライトガイドには、光源装置に接続される部分に、ライトガイドコネクタが設けられている。ライトガイドコネクタは、通常、金属材料で構成されている。このため、ライトガイドコネクタは、光源装置に接続された際、光源ランプによる熱の影響で高熱になる。この高熱のライトガイドコネクタを光源装置から抜き去ると、医療従事者が、当該ライトガイドコネクタに触れて火傷をする恐れがあった。
そこで、医療従事者の保護(火傷防止)のために、光源装置に接続されていないライトガイドコネクタにキャップを着脱自在に装着する内視鏡が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載のキャップは、その形状が有底筒状をなしており、このため、例えば、前記高熱のライトガイドコネクタに前記キャップを装着したとき、このライトガイドコネクタにおける放熱が行なわれ難くなってしまう。すなわち、高熱の状態が維持されてしまう。その結果、キャップを取り外すときに、医療従事者がライトガイドコネクタに触れて火傷をする恐れがあった。
また、ライトガイドコネクタに対するキャップの着脱が手間となる(煩わしい)という問題もあった。
さらに、キャップを外した際に(内視鏡の使用時に)、キャップを紛失してしまう恐れがある。
特開2002−34914号公報
本発明の目的は、光源装置への差込部の着脱における安全性および操作性が高い内視鏡を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(10)の本発明により達成される。
(1) 光源装置に着脱自在に装着される差込部を備えた内視鏡であって、
前記差込部は、
差込部本体と、
前記差込部本体から突出し、前記光源装置からの光を導光するライトガイドのコネクタとなるライトガイドコネクタと、
前記ライトガイドコネクタを覆う第1の位置と、前記ライトガイドコネクタの根元部側に退避する第2の位置とに変位可能に前記差込部本体に設置されたカバーとを有し、
前記カバーは、前記差込部が前記光源装置に装着されたとき、前記第2の位置に変位し、前記差込部が前記光源装置に装着されていないとき、前記第1の位置に変位し得るよう構成されていることを特徴とする内視鏡。
これにより、光源装置への差込部の着脱における安全性および操作性が高くなる。
(2) 前記第2の位置では、前記カバーは、前記差込部本体内に収納されている上記(1)に記載の内視鏡。
これにより、ライトガイドコネクタをカバーから確実に露出させることができ、よって、当該ライトガイドコネクタ(差込部)と光源装置とを確実に接続することができる、すなわち、これらの接続(着脱)の操作性がより向上する。
(3) 前記カバーが前記第1の位置から前記第2の位置に変位するとき、該カバーは、前記光源装置に押圧されている上記(1)または(2)に記載の内視鏡。
これにより、光源装置への差込部の着脱における安全性および操作性が高くなる。
(4) 前記第1の位置では、前記カバーと前記ライトガイドコネクタとの間には、間隙が形成されている上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の内視鏡。
これにより、ライトガイドコネクタからの熱が伝わりにくくなり、カバーの温度上昇を防止することができる。
(5) 前記カバーが前記第2の位置から前記第1の位置に変位する方向に、前記カバーを付勢する付勢手段を有する上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の内視鏡。
これにより、カバーがライトガイドを確実に覆うことができ、よって、安全性がより高くなる。
(6) 前記付勢手段は、バネである上記(5)に記載の内視鏡。
これにより、カバーがライトガイドを確実に覆うことができ、よって、安全性がより高くなる。
(7) 前記カバーが前記差込部本体から離脱するのを防止する離脱防止手段を有する上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の内視鏡。
これにより、カバーが光源差込部から離脱するのを確実に防止することができる。
(8) 前記離脱防止手段は、前記カバーに設けられた、前記第1の位置で前記差込部本体に対し係止する係止部を有する上記(7)に記載の内視鏡。
これにより、カバーが光源差込部から離脱するのを確実に防止することができる。
(9) 前記カバーは、その形状が管状をなしている上記(1)ないし(8)のいずれかに記載の内視鏡。
これにより、ライトガイドコネクタに対する放熱性を向上させることができる。
(10) 前記カバーを前記第2の位置に保持する保持手段を有する上記(1)ないし(9)のいずれかに記載の内視鏡。
これにより、光源装置への差込部の着脱に関わらず、カバーを第2の位置に確実に保持することができる。
本発明によれば、光源装置への差込部の着脱に応じて、カバーが第1の位置と第2の位置とに切り替わることができ、よって、前記着脱における安全性および操作性が高くなる。
また、離脱防止手段を設けた場合には、カバーの紛失を防止することができる。
以下、本発明の内視鏡を添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の内視鏡の第1実施形態を示す平面図、図2は、図1に示す内視鏡が備える光源差込部の部分縦断面図、図3は、図1に示す内視鏡が備える光源差込部が光源装置に装着された状態を示す部分縦断面図、図4は、図3に示す光源差込部の部分縦断面図である。
なお、以下では、説明の都合上、図1中の下側を「先端」、上側を「基端」といい、図2〜図4中の左側を「先端」、右側を「基端」という。
まず、本発明の内視鏡について説明する。
図1に示す内視鏡(電子スコープ)1は、挿入部可撓管(内視鏡用可撓管)7と、該挿入部可撓管7の基端側に設けられた操作部3と、挿入部可撓管7の先端側に設けられた湾曲部4と、光源装置(光源プロセッサ装置)100に着脱自在に装着される光源差込部(差込部)2と、操作部3と光源差込部2とを接続する接続部可撓管(内視鏡用可撓管)6とを備えている。以下、各部の構成について説明する。
挿入部可撓管7と湾曲部4とは、生体の管腔(管状器官)の内部に挿入する挿入部を構成するものである。
挿入部可撓管7は、可撓性(弾力性)を有する長尺物であり、後述する接続部可撓管6とほぼ同様の構成になっている。
挿入部可撓管7の先端に接続された湾曲部4は、互いに回動自在に連結された複数の節輪(図示せず)と、該節輪の外周に被覆された網状管(図示せず)と、該網状管の外周に被覆された外皮(図示せず)とで構成されている。このような湾曲部4は、後述するように、その湾曲の方向・度合いを操作部3から遠隔操作することができるようになっている。
湾曲部4の先端部には、図示しない照明系レンズ、撮像レンズ(対物レンズ)およびCCDイメージセンサ(撮像素子)が設置されている。また、湾曲部4の先端部には、前記ライトガイド231の他方の端部が位置している。
挿入部可撓管7の基端部は、操作部3に連結(接続)されている。操作部3は、術者(医療従事者)が把持して、内視鏡1全体を操作する部分であり、ハウジング(筐体)31と、操作ノブ32、33とを有している。操作ノブ32、33を操作すると、挿入部可撓管7および湾曲部4内に配設された湾曲操作ワイヤー(図示せず)が牽引され、湾曲部4の湾曲方向および湾曲の度合いを自由に操作することができる。
光源差込部2と、接続部可撓管6とは、後述する光源装置100に対する接続部を構成するものである。
図2(図4も同様)に示すように、光源差込部2は、差込部本体21と、スコープコネクタ22と、ライトガイドコネクタ(以下、単に、「ライトコネクタ」という)23と、カバー(保護手段)10とを有している。
スコープコネクタ22は、差込部本体21の先端部から突出している。このスコープコネクタ22は、光源装置100との電気的に接続される部位である。
スコープコネクタ22には、挿入部可撓管7内、操作部3内および接続部可撓管6内に順次連続して設けられた(配設された)ケーブル(図示せず)が接続されている。このケーブルは、撮像素子と画像信号用コネクタとを接続する図示しない画像信号ケーブルを介して、内視鏡1のCCDイメージセンサ(撮像素子)、撮像素子用ドライバ、EEPROM等の所定の回路に電気的に接続されている。
ライトコネクタ23は、スコープコネクタ22と同様に、差込部本体21の先端部から突出している。このライトコネクタ23は、光源装置100からの照明光(光)を内視鏡1の湾曲部4まで導光するライトガイド231のコネクタとなる部位、すなわち、光学的に接続される部位である。
ライトコネクタ23は、その内部に、内視鏡1のライトガイド(LCB:ライトケーブルバンドル)231の一端部が挿入されている。ライトガイド231は、例えば、複数本の光ファイバーを束ねて形成されており、光源差込部2内、接続部可撓管6内、操作部3内、挿入部可撓管7内および湾曲部4内に順次連続して配設されている。
なお、ライトコネクタ23の構成材料としては、特に限定されず、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム合金、真鍮等の各種金属材料を用いることができる。これにより、ライトコネクタ23における放熱性を向上させることができる。
また、ライトコネクタ23は、その表面(外周部232)に、例えば、酸化物、DLC(Diamond Like Carbon)、Ni、Cr等で構成された薄膜が形成されていてもよい。
差込部本体21には、コイルバネ(付勢手段)40を収納するハウジング50が形成されている。
図2に示すように、ハウジング50は、基端部に壁部51を有する円筒状(筒状)の部材、すなわち、有底筒状の部材で構成され、その内部には、内腔部(収納空間)52が形成されている。
また、ハウジング50の先端部には、内径が縮径した縮径部53が形成されている。
カバー10は、その形状が円筒状(管状)をなしており、先端および基端に、それぞれ、開口部11および13を有している。これにより、図2に示す状態のとき、光源装置100から抜き取ったライトコネクタ23が、たとえ高熱であっても、この熱が開口部11から放出(放熱)され、よって、当該ライトコネクタ23の温度下降を促進することができる。
また、カバー10の基端部には、外径が拡径したフランジ部(係止部)15が形成されている。
このようなカバー10は、第1の位置(図2参照)と第2の位置(図4参照)とに変位可能(移動可能)に差込部本体21に設置されている。
図2に示すように、第1の位置では、カバー10は、ライトコネクタ23を覆うことができる。
また、第1の位置では、カバー10の内周部14とライトコネクタ23の外周部232との間には、間隙Sが形成されている。この形成された間隙Sにより、光源装置100から抜き取ったライトコネクタ23が、たとえ高熱であっても、この熱がカバー10に伝達するのを防止または抑制することができ、よって、カバー10自体の温度上昇を防止することができる。これにより、術者がカバー10に接触したとしても、当該術者が火傷を負うのを防止することができる、すなわち、術者に対する安全性を確保することができる。
また、第1の位置では、カバー10のフランジ部15が、ハウジング50(差込部本体21)の縮径部53に当接(係止)する。これにより、カバー10が第1の位置から先端方向に移動するのが確実に規制される、すなわち、カバー10が差込部本体21から離脱するのが確実に防止される。このように、カバー10のフランジ部15とハウジング50の縮径部53とにより、カバー10の離脱を防止する離脱防止手段としての機能が発揮される。この離脱防止手段により、カバー10を紛失するのを確実に防止することができる。
図4に示すように、第2の位置では、カバー10は、ライトコネクタ23の根元部側に退避(変位)することができる。このとき、ライトコネクタ23は、カバー10から露出する。
また、第2の位置では、カバー10は、差込部本体21(ハウジング50)内に収納されている。これにより、ライトコネクタ23をカバー10から確実に露出させることができ、よって、当該ライトコネクタ23(光源差込部2)と光源装置100とを確実に接続することができる、すなわち、これらの接続(着脱)の操作性がより向上する。
前述したように、ハウジング50(内腔部52)には、コイルバネ(バネ)40が収納されている(図2参照)。コイルバネ40の両端は、それぞれ、カバー10および壁部51に当接している。
このコイルバネ40は、カバー10が第2の位置から第1の位置に変位する方向、すなわち、先端方向にカバー10を付勢している。このとき、壁部51は、コイルバネ40の基端が当接するバネ座として機能している。
このようなコイルバネ40の付勢力により、図1および図2に示す光源差込部2(ライトコネクタ23)が光源装置100に接続(装着)されていない状態(以下、この状態を「非接続状態」という)では、カバー10が第1の位置に確実に変位することができ、よって、カバー10からライトコネクタ23が露出するのを確実に防止する、すなわち、カバー10がライトコネクタ23を確実に覆うことができる。これにより、術者がライトコネクタ23に接触するのをより確実に防止することができる、すなわち、術者に対する安全性がより高くなる。
なお、カバー10の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、ポリサルフォン、ポリプロピレン、ポリフェニレンサルファイド、PEEK(ポリエーテル−エーテル−ケトン)等のような耐熱性材料を用いることができる。
次に、光源装置100の構成について説明する。
図3に示すように、光源装置100は、装置本体110と、内視鏡1へ照明光を提供する光源(ライト)120とを有している。
装置本体110は、内視鏡1を光源装置100に接続(装着)する際、内視鏡1のスコープコネクタ22が挿入(接続)されるスコープコネクタ用接続部111と、内視鏡1のライトコネクタ(ライトガイドコネクタ)23が挿入されるライトコネクタ用接続部112とを有している。スコープコネクタ用接続部111とライトコネクタ用接続部112とは、図3中上下方向に並んでいる。
また、スコープコネクタ22は、このスコープコネクタ用接続部111を介して、光源装置100の図示しない内部回路に電気的に接続される。この内部回路は、前述したCCDイメージセンサからの信号に対して所定の信号処理を施す回路と、所定の情報が記憶(格納)されているROM(不揮発性メモリ)とを有している。
内視鏡1(光源差込部2)が光源装置100に接続(装着)されている状態で、光源装置100内の光源120から発せられた照明光は、ライトガイド231を通り、湾曲部4の先端部より観察部位に照射される。
前記照明光により照明された観察部位からの反射光(被写体像)は、CCDイメージセンサで撮像される。このCCDイメージセンサで撮像された被写体像に応じた画像信号は、前述した画像信号ケーブルを介して出力され、光源差込部2に伝達される。
そして、光源差込部2内および光源装置100内で所定の処理(例えば、信号処理、画像処理等)がなされる。
次に、光源装置100に対する内視鏡1の操作(着脱)過程について説明する。
光源差込部2を光源装置100に接続するとき(以下、これらが接続された状態を「接続状態」という)は、光源差込部2を指で把持(挟持)し、スコープコネクタ22を光源装置100のスコープコネクタ用接続部111に挿入すると共に、ライトコネクタ23をライトコネクタ用接続部112に挿入して、光源差込部2を先端方向(光源装置本体10側)に押し込む。これに伴い、ライトコネクタ用接続部112(光学装置100)がカバー10の開口部11に当接し、さらに、ライトコネクタ用接続部112がコイルバネ40の弾性力(付勢力)に抗して、カバー10を基端方向に押圧する。これにより、カバー10がハウジング50内に収納される、すなわち、第2の位置に変位する。
このような操作により、内視鏡1と光源装置100とが接続状態となる。このとき、スコープコネクタ22(内視鏡1)と光源装置100とが電気的および機械的に接続される。また、ライトコネクタ23の先端部は、光源装置100内の所定の位置に位置し、これにより、光源120で形成された照明光をライトガイド231を介して内視鏡1(湾曲部4)の先端部まで導光可能となる、すなわち、内視鏡1と光源装置100とが光学的に接続される。
また、内視鏡1を光源装置100から取り外す場合には、光源差込部2を指で把持(挟持)し、基端方向に引き抜く、すなわち、光源差込部2と光源装置100とが離間する方向に力を加える。これにより、内視鏡1が非接続状態となる。このとき、ライトコネクタ用接続部112の押圧により圧縮されていた(圧縮状態の)コイルバネ40がその弾性力により伸長して、カバー10は、フランジ部15が縮径部53に当接するまで先端方向に移動する(押圧される)、すなわち、第1の位置に変位する。
以上のような構成により、光源装置100への光源差込部2の着脱に応じて、カバー10が第1の位置と第2の位置とに切り替わることができ、よって、前記着脱における安全性および操作性が向上する。
<第2実施形態>
図5は、本発明の内視鏡の第2実施形態を示す部分縦断面図である。なお、以下では、図5中の左側を「先端」、右側を「基端」といい、上側を「上」、下側を「下」という。
以下、この図を参照して本発明の内視鏡の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態は、光源差込部に保持手段が設けられていること以外は前記第1実施形態と同様である。
図5に示すように、内視鏡1の光源差込部2A(ハウジング50)の下面には、内腔部52に連通する孔54が設けられている。この孔54には、カバー10を第2の位置に保持するロック部材(保持手段)8が上下方向に摺動可能に設けられている。
ロック部材8は、円柱状のピン81と、ピン81の外径より拡径したフランジ部82とで構成されている。フランジ部82は、ピン81の下部(端部)に一体的に設けられている。
また、カバー10が第2の位置にあるとき、当該カバー10におけるピン81(孔54)に対応する位置に、ピン81が係止可能な(挿入可能な)孔16が設けられている。これにより、ピン81(ロック部材8)が孔16に係止して、カバー10の移動が規制され、カバー10を第2の位置に位置するのを確実に維持(保持)することができる。
例えば、ライトコネクタ23がカバー10から露出した状態を維持する場合には、接続状態で、ロック部材8を孔16に挿入し、その後、非接続状態とする。
また、ロック部材8による係止を解除するには、図5に示すように、ロック部材8を下側へ引く(移動させる)。これにより、ロック部材8が孔16から抜去され、カバー10が移動可能となる、すなわち、カバー10が第2の位置から第1の位置へ変位することができる。
このようなロック部材8により、光源装置100への光源差込部2の着脱に関わらず、すなわち、接続状態および非接続状態に関わらず、カバー10を第2の位置に確実に保持することができる。
以上、本発明の内視鏡を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
また、カバーは、その形状がほぼ一定の管体で構成されているのに限定されず、例えば、カバーの少なくとも一部が伸縮自在な蛇腹部を有していてもよい。これにより、カバーは、その蛇腹部が縮んだ状態でハウジング内に収容され、よって、ハウジングの容積を小さくすることができる。また、前記蛇腹部がバネの機能を有していてもよい。
また、カバーの第1の位置から第2の位置への変位は、光源装置の押圧による変位であるのに限定されず、例えば、術者の手による押圧による変位であってもよい。
本発明の内視鏡の第1実施形態を示す平面図である。 図1に示す内視鏡が備える光源差込部の部分縦断面図である。 図1に示す内視鏡が備える光源差込部が光源装置に装着された状態を示す部分縦断面図である。 図3に示す光源差込部の部分縦断面図である。 本発明の内視鏡の第2実施形態を示す部分縦断面図である。
符号の説明
1 内視鏡
2、2A 光源差込部
3 操作部
31 ハウジング
32、33 操作ノブ
4 湾曲部
6 接続部可撓管
7 挿入部可撓管
8 ロック部材
81 ピン
82 フランジ部
10 カバー
11、13 開口部
14 内周部
15 フランジ部
16 孔
21 差込部本体
22 スコープコネクタ
23 ライトコネクタ
231 ライトガイド
232 外周部
40 コイルバネ
50 ハウジング
51 壁部
52 内腔部
53 縮径部
54 孔
100 光源装置
110 装置本体
111 スコープコネクタ用接続部
112 ライトコネクタ用接続部
120 光源
S 間隙

Claims (10)

  1. 光源装置に着脱自在に装着される差込部を備えた内視鏡であって、
    前記差込部は、
    差込部本体と、
    前記差込部本体から突出し、前記光源装置からの光を導光するライトガイドのコネクタとなるライトガイドコネクタと、
    前記ライトガイドコネクタを覆う第1の位置と、前記ライトガイドコネクタの根元部側に退避する第2の位置とに変位可能に前記差込部本体に設置されたカバーとを有し、
    前記カバーは、前記差込部が前記光源装置に装着されたとき、前記第2の位置に変位し、前記差込部が前記光源装置に装着されていないとき、前記第1の位置に変位し得るよう構成されていることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記第2の位置では、前記カバーは、前記差込部本体内に収納されている請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記カバーが前記第1の位置から前記第2の位置に変位するとき、該カバーは、前記光源装置に押圧されている請求項1または2に記載の内視鏡。
  4. 前記第1の位置では、前記カバーと前記ライトガイドコネクタとの間には、間隙が形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の内視鏡。
  5. 前記カバーが前記第2の位置から前記第1の位置に変位する方向に、前記カバーを付勢する付勢手段を有する請求項1ないし4のいずれかに記載の内視鏡。
  6. 前記付勢手段は、バネである請求項5に記載の内視鏡。
  7. 前記カバーが前記差込部本体から離脱するのを防止する離脱防止手段を有する請求項1ないし6のいずれかに記載の内視鏡。
  8. 前記離脱防止手段は、前記カバーに設けられた、前記第1の位置で前記差込部本体に対し係止する係止部を有する請求項7に記載の内視鏡。
  9. 前記カバーは、その形状が管状をなしている請求項1ないし8のいずれかに記載の内視鏡。
  10. 前記カバーを前記第2の位置に保持する保持手段を有する請求項1ないし9のいずれかに記載の内視鏡。
JP2005021571A 2005-01-28 2005-01-28 内視鏡 Pending JP2006204605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005021571A JP2006204605A (ja) 2005-01-28 2005-01-28 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005021571A JP2006204605A (ja) 2005-01-28 2005-01-28 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006204605A true JP2006204605A (ja) 2006-08-10

Family

ID=36962044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005021571A Pending JP2006204605A (ja) 2005-01-28 2005-01-28 内視鏡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006204605A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131192A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Hoya Corp 内視鏡のライトガイドの接続機構および内視鏡装置
CN102834044A (zh) * 2010-03-30 2012-12-19 泰尔茂株式会社 探针和图像诊断装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766731A (en) * 1980-10-15 1982-04-23 Olympus Optical Co Connector device for endoscope
JPH0640915U (ja) * 1992-11-05 1994-05-31 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡のライトガイドコネクタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5766731A (en) * 1980-10-15 1982-04-23 Olympus Optical Co Connector device for endoscope
JPH0640915U (ja) * 1992-11-05 1994-05-31 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡のライトガイドコネクタ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131192A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Hoya Corp 内視鏡のライトガイドの接続機構および内視鏡装置
CN102834044A (zh) * 2010-03-30 2012-12-19 泰尔茂株式会社 探针和图像诊断装置
US9289127B2 (en) 2010-03-30 2016-03-22 Terumo Kabushiki Kaisha Probe and imaging apparatus for diagnosis

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4578817B2 (ja) 外科手術用病変部同定システム
JP5622974B1 (ja) 内視鏡
EP1774895B1 (en) Endoscope and method of repairing endoscope
KR100704724B1 (ko) 상하 굽힘이 가능한 굴곡형 전자 후두내시경
US20130131452A1 (en) Endoscope
JP4880395B2 (ja) 内視鏡装置、及び内視鏡用ビデオプロセッサ
JP5309279B1 (ja) 内視鏡
US20160198936A1 (en) Holding mechanism for endoscopic guide member, and endoscope
US20190208984A1 (en) Endoscope
JP2006204605A (ja) 内視鏡
JP4955790B2 (ja) 光源マーカー、光源マーカーアプリケータ及び外科手術用病変部同定システム
JP7131781B2 (ja) 撮像機能付きトロッカー
JP6689589B2 (ja) 内視鏡
JP2008029742A (ja) 内視鏡
JP4789780B2 (ja) 内視鏡装置、及び内視鏡用ビデオプロセッサ
JP6872575B2 (ja) 内視鏡用プロセッサ及び内視鏡システム
WO2016157416A1 (ja) 内視鏡、内視鏡用アタッチメント及び内視鏡システム
JP3826053B2 (ja) 内視鏡
WO2019116637A1 (ja) 内視鏡、先端カバーおよび内視鏡システム
JP2003235784A (ja) 滅菌シース
JP5242515B2 (ja) 内視鏡用アダプタと内視鏡システム
JP2006218203A (ja) 内視鏡装置
US11547279B2 (en) Proximal connector assembly for medical imaging device
CN115381378A (zh) 前端盖拆卸夹具及内窥镜
JP2017018274A (ja) ステント留置用内視鏡フードおよび内視鏡システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071212

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20080501

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100601

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100714

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100817