JP2006201978A - 情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 情報提供者が提供した情報を優良利用者のみに送信することができ、あるいは、優良情報提供者が提供した情報のみを利用者が受信することができる情報提供装置を提供する。
【解決手段】 優良会員判別手段10bは、各会員の電気料金支払い情報に基づいて、各会員が優良会員であるか否かを判別する。優良クーポン情報提供者判別手段10cは、各クーポン情報提供者の電気料金支払い情報に基づいて、各会員が優良クーポン情報提供者であるか否かを判別する。クーポン情報処理手段10aは、優良クーポン情報提供者判別手段10cにより優良クーポン情報提供者であると判別されたクーポン情報提供者が提供したクーポン情報をクーポン情報データベース11cから読み出す。また、優良会員判別手段10bにより優良会員であると判別された会員のメールアドレスを会員情報データベース11aから読み出す。そして、読み出したクーポン情報を含むクーポンメールを、読み出したメールアドレスに送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クーポン等の情報を提供する情報提供装置に関する。
店舗等への集客効果を高める方法として、広告を行う方法(例えば、広告情報が印刷されたチラシの配布、新聞や雑誌等への広告情報の掲載、Webサイトへの広告情報の掲載)や、料金割引等のサービスを受けることができるクーポン(クーポン情報)を利用者(顧客等)に配布する方法が用いられている。
例えば、クーポンを新聞に折り込む方法や、雑誌等にクーポンを印刷する方法等を用いて、利用者にクーポンを配布する。利用者は、入手したクーポンを店舗等の店員に提示する。
また、Webサイトにクーポン情報を掲載するクーポン情報配信装置も知られている(特許文献1参照)。このクーポン情報配信装置では、利用者は、携帯電話機を用いてWebサイトにアクセスすることによってWebサイトからクーポン情報を受信し、受信したクーポン情報が表示されている携帯電話機を店舗等の店員に提示する。
特開2002−170028号公報
ところで、クーポンを提供する店舗等(クーポン提供者)は、店舗等から見て優良な利用者に配布することを望む場合がある。例えば、支払いがよい利用者にクーポンを配布することにより、クーポンを利用する利用者の料金の支払いに関するトラブルを回避することができるため、店舗等は安心感を持つ。
また、利用者は、利用者から見て優良な店舗等が提供するクーポンの入手を望む場合がある。例えば、経営状態がよい店舗等から提供されたクーポンを取得することにより、クーポンを提供した店舗等で購入した商品に対するアフターサービスの心配がなくなるため、利用者は安心感を持つ。
従来のクーポン情報配信装置では、店舗等は、店舗等が提供したクーポン情報を優良な利用者のみに配布することが困難であり、また、利用者は、優良な店舗等から提供されたクーポン情報のみを入手することが困難である、
そこで、本発明が解決しようとする課題は、情報提供者が提供したクーポン情報等の情報を、優良な利用者のみに送信することができ、あるいは、優良な情報提供者が提供したクーポン情報等の情報のみを利用者が受信することができる情報提供装置を提供することである。
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの情報提供装置である。
請求項1に記載された情報提供装置は、
メールアドレスと会員の料金支払い情報を含む会員情報を会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベース、送信する情報を記憶する情報データベースを有する記憶手段と、
会員識別情報に対応する料金支払い情報に基づいて、当該会員識別情報で示される会員が優良会員であるか否かを示す優良会員判別結果を出力する優良会員判別手段と、
優良会員判別手段によって優良会員であることが判別された会員のメールアドレスを会員情報データベースから読み出し、読み出したメールアドレス宛に、情報データベースから読み出した情報を含むメールを送信する情報処理手段、
を備えている。
ここで、「送信する情報」としては、店舗等の情報提供者の集客効果を高めるための情報(例えば、クーポン情報や広告情報等)を用いることができる。
会員の料金支払い情報としては、会員の使用に対する料金(例えば、電気の使用に対する電気料金、電話の使用に対する電話料金、水道の使用に対する水道料金、ガスの使用に対するガス料金等)が、定められている料金支払い期日(例えば、第1回目の料金支払い期日)までに(第1回目の料金支払い期日を含む)支払われたことを判別可能であれば種々の情報を用いることができる。例えば、料金が支払われた日(料金支払い日)を示す料金支払い日情報や、第1回目の料金支払い期日までに料金が支払われたか否かを示す料金支払い状態情報等を用いることができる。また、会員情報データベースには、前回の(最新の)料金支払い情報のみを記憶させてもよいし、前回までの料金支払い情報を記憶させてもよい。
「優良会員判別手段」としては、会員の料金支払い情報に基づいて会員が優良会員であるか否かを判別することができれば、種々の構成のものを用いることができる。例えば、料金支払い情報として、料金支払い日情報が用いられる場合には、料金支払い日が第1回目の料金支払い期日より前(第1回目の料金支払い期日を含む)であるか否かを判別する優良会員判別手段が用いられる。また、料金支払い情報として、料金支払い状態情報が用いられる場合には、料金支払い状態情報が、料金支払い日が第1回目の料金支払い期日より前であることを示しているか否かを判別する優良会員判別手段が用いられる。
「会員識別情報に対応させて会員情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づく優良会員判別手段の優良会員判別結果が、当該会員識別情報で示される会員が優良会員であることを示している会員識別情報」を判別する方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、前回(最新)の料金支払い情報に基づく優良会員判別結果が優良会員であることを示している会員の会員識別情報を判別する方法、所定回数(例えば、2回)連続して、料金支払い情報に基づく優良会員判別結果が優良会員であることを示している会員の会員識別情報を判別する方法を用いることができる。
「会員識別情報」としては、会員名や会員ID等を用いることができる。
情報を情報データベースから読み出す方法としては種々の方法を用いることができる。例えば、適宜の時期に読み出す方法や、情報に対応させて送信条件(例えば、送信日時)が設定されている場合には、送信条件が満足された(例えば、送信日時に達した)情報を読み出す方法を用いることができる。
メールアドレスを会員情報データベースから読み出す方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、優良会員であることが判別された会員のメールアドレスを順次読み出す方法や、送信する情報に対応させて送信先選択条件が設定されている場合には、送信先選択条件を満足する会員情報が会員情報データベースに記憶されている会員であり、かつ優良会員であることが判別された会員のメールアドレスを読み出す方法を用いることができる。
また、本発明の第2発明は、請求項2に記載されたとおりの情報提供装置である。
請求項2に記載の情報提供装置は、
メールアドレスを含む会員情報を会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベース、送信する情報と当該情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を情報識別情報に対応させて記憶する情報データベース、情報提供者の料金支払い情報を含む情報提供者情報を情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有する記憶手段と、
情報提供者識別情報に対応する料金支払い情報に基づいて、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であるか否かを示す優良情報提供者判別結果を出力する優良情報提供者判別手段と、
優良情報提供者であることが判別された情報提供者が提供した情報を情報データベースから読み出し、読み出した情報を含むメールを、会員情報データベースから読み出したメールアドレス宛に送信する情報処理手段、
を備えている。
ここで、情報提供者の料金支払い情報としては、情報提供者の使用に対する料金(例えば、電気の使用に対する電気料金、電話の使用に対する電話料金、水道の使用に対する水道料金、ガスの使用に対するガス料金等)が、定められている料金支払い期日(例えば、第1回目の料金支払い期日)までに(第1回目の料金支払い日を含む)支払われたことを判別可能であれば種々の情報を用いることができる。また、情報提供者情報データベースには、前回(最新)の料金支払い情報のみを記憶させてもよいし、前回までの料金支払い情報を記憶させてもよい。
「情報提供者識別情報に対応させて情報提供者情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づく優良情報提供者判別手段の優良情報提供者判別結果が、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であることを示している情報提供者識別情報」を判別する方法としては、第1発明における優良会員の会員識別情報を判別する方法と同様の方法を用いることができる。
「優良情報提供者判別手段」としては、第1発明の「優良会員判別手段」と同様の構成のものを用いることができる。
「情報提供者識別情報」としては、情報提供者名(例えば、店舗名や会社名)や情報提供者ID等が用いられる。
情報を情報データベースから読み出す方法としては種々の方法を用いることができる。例えば、優良情報提供者であることが判別された情報提供者が提供した情報を適宜の時期に読み出す方法や、情報に対応させて送信条件(例えば、送信日時)が設定されている場合には、送信条件が満足された(例えば、送信日時に達した)情報であって、当該情報を提供した情報提供者が優良情報提供者であることが判別された情報を読み出す方法を用いることができる。
メールアドレスを会員情報データベースから読み出す方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、順次読み出す方法や、送信する情報に対応させて送信先選択条件が設定されている場合には、送信先選択条件を満足する会員情報が会員情報データベースに記憶されている会員であり、かつ優良会員であることが判別された会員のメールアドレスを読み出す方法を用いることができる。
「会員識別情報」としては、会員名や会員ID等を用いることができ、また、「情報識別情報」としては、情報が掲載されているWebサイトを示すWebサイト識別情報(例えば、Webサイトのホームページのアドレスやタイトル)や情報ID等を用いることができる。
また、本発明の第3発明は、請求項3に記載されたとおりの情報提供装置である。
請求項3に記載の情報提供装置は、
送信する情報を、当該情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する情報データベース、会員の料金支払い情報を含む会員情報を会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースを有する記憶手段と、
会員識別情報に対応する料金支払い情報に基づいて、当該会員識別情報で示される会員が優良会員であるか否かを示す優良会員判別結果を出力する優良会員判別手段と、
情報受信手段から情報識別情報と会員識別情報を受信すると、受信した会員識別情報で示される会員が優良会員であることを優良会員判別手段が判別したことを条件に、受信した情報識別情報で示される情報を情報データベースから読み出して情報受信手段に送信する情報処理手段と、
情報識別情報と会員識別情報を送信可能な送信手段、情報を受信可能な受信手段、受信手段で受信した情報を出力可能な出力手段を有する情報受信手段、
を備えている。
ここで、「情報受信手段」としては、種々の構成の受信手段を用いることができる。例えば、携帯電話機、パソコン、クーポンを出力するクーポン端末装置等の端末装置を用いることができる。この場合、出力手段としては、携帯電話機に設けられている表示手段、パソコンやクーポン端末装置に設けられている印刷手段(プリンタ)等が用いられる。
会員が優良会員であるか否かを判別する処理を優良会員判別手段が実行する時期は、任意の時期や、情報受信手段から情報識別情報と会員識別情報を受信した時期等適宜設定可能である。任意の時期に実行する場合には、優良会員判別手段による優良会員判別結果を会員情報データベースに記憶させるのが好ましい。
また、本発明の第4発明は、請求項4に記載されたとおりの情報提供装置である。
請求項4に記載の情報提供装置は、
情報と当該情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を情報識別情報に対応させて記憶する情報データベース、情報提供者の料金支払い情報を含む情報提供者情報を情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有する記憶手段と、
情報提供者識別情報に対応する料金支払い情報に基づいて、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であるか否かを示す優良情報提供者判別結果を出力する優良情報提供者判別手段と、
情報受信手段から情報識別情報を受信すると、受信した情報識別情報で示される情報を提供した情報提供者が優良情報提供者であることを優良情報提供者判別手段が判別したことを条件に、受信した情報識別情報で示される情報を情報データベースから読み出して情報受信手段に送信する情報処理手段と、
情報識別情報を送信可能な送信手段、情報を受信可能な受信手段、受信手段で受信した情報を出力可能な出力手段を有する情報受信手段、
を備えている。
ここで、「情報受信手段」としては、第3発明と同様のものを用いることができる。
情報提供者が優良情報提供者であるか否かを判別する処理を優良情報提供者判別手段が実行する時期は、任意の時期や、情報受信手段から情報識別情報を受信した時期等適宜設定可能である。任意の時期に実行する場合には、優良情報提供者判別手段による優良情報提供者判別結果を情報提供者情報データベースに記憶させるのが好ましい。
請求項1に記載の情報提供装置を用いれば、情報提供者は、提供した情報(例えば、クーポン情報)を含むメールを優良会員にのみ送信することができるため、情報提供者に安心感を与えることができる。また、会員は、優良会員となるために料金の支払いに気を付ける(例えば、第1回目の口座引き落とし予定日の残高を気にする)ようになるため、会員の料金支払い効率が向上する。
請求項2に記載の情報提供装置を用いれば、会員は、優良情報提供者が提供した情報(例えば、クーポン情報)を含むメールのみを受信することができるため、会員に安心感を与えることができる。また、情報提供者は、優良情報提供者となるために料金の支払いに気を付ける(例えば、第1回目の口座引き落とし予定日の残高を気にする)ようになるため、情報提供者の料金支払い効率が向上する。
請求項3に記載の情報提供装置を用いれば、情報の送信を要求した会員が優良会員である場合にのみ、要求された情報を会員に送信するため、情報提供者に安心感を与えることができる。また、会員による料金支払い効率が向上する。
請求項4に記載の情報提供装置を用いれば、会員が送信を要求した情報を提供した情報提供者が優良情報提供者である場合にのみ、要求された情報を情報受信手段に送信するため、会員に安心感を与えることができる。また、情報提供者による料金の支払い効率が向上する。
[第1の実施の形態]
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の第1の実施の形態の概略構成図を図1に示す。本実施の形態は、本発明を、電力使用量に対する電気料金を第1回目の料金支払い期日(振込用紙による支払い期日あるいは口座からの引き落とし予定日)までに支払ったクーポン情報提供者が提供したクーポン情報を含むメール(クーポンメール)を、電力使用量に対する電気料金を第1回目の料金支払い期日までに支払った会員のメールアドレスに送信する情報提供装置として構成したものである。
本実施の形態は、クーポン情報管理装置10、記憶装置11、通信管理装置22a〜22c、端末装置20a〜20c、電気料金管理装置50、記憶装置51、電力検出器61等により構成されている。クーポン情報管理装置10、通信管理装置22a〜22c等は、インターネット等の通信回線40により接続されている。
図1に示されている端末装置20a、20bは、それぞれ通信事業者A、Bにより通信が管理されている携帯電話機である。端末装置20a、20bとクーポン情報管理装置10との間の通信は、通信回線40、各端末装置20a、20bの通信を管理している通信事業者A、Bの通信管理装置22a、22b及び基地局21a、21bを介して行われる。また、端末装置20cは、通信事業者Cにより通信が管理されているパソコンである。端末装置20cと情報管理装置10との間の通信は、通信回線40、端末装置20cの通信を管理している通信事業者Cの通信管理装置22cを介して行われる。
端末装置20a〜20cは、メール(例えば、クーポンメール)やクーポン情報等を受信可能な受信手段と、受信手段で受信したクーポンメールやクーポン情報等を表示可能な表示手段、クーポン情報を示す情報識別情報(例えば、クーポン情報が掲載されているWebサイトのホームページアドレスや情報ID等)や会員識別情報等を入力可能な入力キー等の入力手段、情報識別情報や会員識別情報等を送信可能な送信手段を有している。
また、図1では、記憶装置11や記憶装置51をクーポン情報管理装置10や電気料金管理装置50に接続しているが、記憶装置11や記憶装置51は、クーポン情報管理装置10や電気料金管理装置50がアクセス可能に設けられていればよく、通信回線40に接続されていてもよい。
クーポン情報管理装置10は、クーポン情報処理手段10a、優良会員判別手段10b、優良クーポン情報提供者判別手段10cを有している。
クーポン情報処理手段10aは、端末装置20a〜20cにクーポン情報を含むクーポンメールを送信するメール送信処理等を実行する。
優良会員判別手段10bは、会員の料金支払い情報に基づいて、会員が優良会員であるか否かを判別し、優良会員であるか否かを示す優良会員判別結果を出力する優良会員判別処理等を実行する。
優良クーポン情報提供者判別手段10cは、クーポン情報提供者の料金支払い情報に基づいて、クーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否かを判別し、優良クーポン情報提供者であるか否かを示す優良クーポン情報提供者判別結果を出力する優良クーポン情報提供者判別処理を実行する。
クーポン情報処理手段10a、優良会員判別手段10b、優良クーポン情報提供者判別手段10cは、ソフトウェアで構成してもよいし、ハードウェアで構成してもよい。また、クーポン情報管理装置10は、各手段の実行する1つの処理装置(CPU)で構成してもよいし、複数の処理装置で構成してもよい。
本実施の形態では、各手段10a〜10cをソフトウェアで構成している。
クーポン情報管理装置10(したがって、クーポン情報処理手段10a、優良会員判別手段10b、優良クーポン情報提供者判別手段10c)がアクセス可能な記憶装置11には、会員情報データベース11a、クーポン情報提供者情報データベース11b、クーポン情報データベース11cが設けられている。
なお、会員情報データベース11a、クーポン情報提供者情報データベース11b、クーポン情報データベース11cは、共通の記憶装置に設けてもよいし、別々の記憶装置に設けてもよい。
電気料金管理装置50は、ユーザ情報管理手段50a、電気料金算出手段50bを有している。
ユーザ情報管理手段50aは、電力検出器61から出力されるユーザ60の電力使用量に基づいて、ユーザ情報データベース51aに電力使用履歴情報を記憶させるユーザ情報管理処理を実行する。
電気料金算出手段50bは、ユーザ情報データベース51aに記憶されている各ユーザの電力使用履歴情報に基づいて、各ユーザの電気料金を算出する電気料金算出処理を実行する。
ユーザ情報管理手段50aや電気料金算出手段50bは、ソフトウェアで構成してもよいし、ハードウェアで構成してもよい。また、電力料金管理装置50は、各手段の処理を実行する1つの処理装置(CPU)で構成してもよいし、複数の処理装置(CPU)で構成してもよい。
本実施の形態では、各手段50a、50bをソフトウェアで構成している。
電力料金管理装置50(したがって、ユーザ情報管理手段50a、電気料金算出手段50b)がアクセス可能な記憶装置51には、ユーザ情報データベース51aが設けられている。
図1では、記憶装置11と記憶装置51を設けているが、共通の記憶装置を用いることもできる。
本実施の形態では、クーポン情報処理手段10aが本発明の「情報処理手段」に対応し、優良会員判別手段10bが本発明の「優良会員判別手段」に対応し、優良クーポン情報提供者判別手段10cが本発明の「優良情報提供者判別手段」に対応し、記憶装置11と記憶装置51が本発明の「記憶手段」に対応し、端末装置20a〜20cが本発明の「情報受信手段」に対応する。
また、会員情報データベース11aが本発明の「会員情報データベース」に対応し、クーポン情報提供者情報データベース11bが本発明の「情報提供者情報データベース」に対応し、クーポン情報データベース11cが本発明の「情報データベース」に対応する。
会員情報データベース11aの1例を図2に示す。
図2に示す会員情報データベースには、クーポン情報管理装置10から送信されるクーポン情報を含むメール(クーポンメール)の受信を希望する会員(会員として登録した利用者)の会員情報が、会員を示す会員識別情報に対応させて記憶されている。図2に示す会員情報データベースでは、会員識別情報として会員ID(a1)が用いられている。
図2に示す会員情報データベースでは、会員情報として、クーポンメールの送信先を示すメールアドレス(a2)、会員の氏名(a3)、性別(a4)、住所(a5)、生年月日(a6)、職業(a7)、メールの受信を希望する受信時間を示すメール受信時間(a8)、受信を希望するクーポンメールを設定する受信選択条件(a9)、会員が電力会社から電力が供給されるユーザである場合にそのユーザ識別情報(図2では、ユーザID)(a10)等が用いられている。
例えば、会員ID[1001]で示される会員は、メールアドレスが[1001@aaa.ne.jp]、氏名が[AAAA]、性別が[男]、生年月日が[1982/02/17]、職業が[学生]、メール受信時間が[9:00−12:00]、電力会社のユーザIDが[U0001]等であることが記憶されている。
会員情報は、クーポン情報提供者がクーポンメール等を送信する会員を指定するための送信先選択条件としても用いられる。したがって、種々の送信先選択条件に対応できるように種々の会員情報を記憶させておくのが好ましい。
なお、会員識別情報としては、会員IDに限定されず、メールアドレスや氏名等を用いることもできる。
クーポン情報提供者情報データベース11bの1例を図3に示す。
図3に示すクーポン情報提供者情報データベースには、クーポン情報を提供するクーポン情報提供者のクーポン情報提供者情報が、クーポン情報提供者を示すクーポン情報提供者識別情報に対応させて記憶されている。図3に示すクーポン情報提供者情報データベースでは、クーポン情報提供者識別情報としてクーポン情報提供者ID(b1)が用いられている。
図3に示すクーポン情報提供者情報データベースでは、クーポン情報提供者情報として、クーポン情報提供者名(b2)、住所(b3)、クーポン情報提供者が電力会社から電力が供給されるユーザである場合にそのユーザID(b3)等が用いられている。
例えば、クーポン情報提供者ID[K0001]で示されるクーポン情報提供者は、クーポン情報提供者名が[XXX店]、ユーザIDが[U0101]等であることが記憶されている。
クーポン情報データベース11cの1例を図4に示す。
図4に示すクーポン情報データベースには、クーポン情報提供者が提供するクーポン情報(c6)と、クーポン情報に関連する関連情報が、クーポン情報を示すクーポン情報識別情報に対応させて記憶されている。図4に示すクーポン情報データベースでは、クーポン情報識別情報としてクーポン情報ID(c1)が用いられている。
図4に示すクーポン情報データベースでは、クーポン情報に関連する関連情報として、クーポン情報を提供したクーポン情報提供者(店舗や会社等)を示すクーポン情報提供者識別情報(図4に示すクーポン情報データベースでは、クーポン情報提供者ID)(c2)、クーポン情報の種類(例えば、居酒屋、書籍販売、花屋等)を示す分類(c3)、クーポン情報を送信する会員(送信先)を指定するための送信先選択条件(c4)、クーポン情報提供者が希望するクーポンメールの送信日時(c5)等が用いられている。
例えば、クーポン情報ID[C001]で示されるクーポン情報(c6)は、クーポン情報提供者ID[K0001]のクーポン情報提供者から提供されたものであり、クーポンメールの希望送信日時が[2004.02.15]等であることが記憶されている。
送信先選択条件としては、会員情報データベースに記憶されている会員情報を用いることができる。
ユーザ情報データベース51aの1例を図5に示す。
図5に示すユーザ情報データベースには、電力会社から電力が供給される各ユーザのユーザ情報が各ユーザを示すユーザ識別情報に対応させて記憶されている。図5に示すユーザ情報データベースでは、ユーザ識別情報としてユーザID(d1)が用いられている。
図5に示すユーザ情報データベースでは、ユーザ情報として、ユーザ名(d2)、住所(d3)、電力使用履歴(d4)、電力使用量に対する電気料金(d5)、電気料金の支払い状態を示す電気料金支払い情報(d6)等が用いられている。
例えば、図5に示すユーザ情報データベースでは、ユーザID[U0001]で示されるユーザは、ユーザ名が[AAAA]であることが記憶されている。
本実施の形態では、ユーザ情報データベース51aに記憶されている、会員のユーザIDに対応する電気料金支払い情報が本発明の「会員識別情報に対応する料金支払い情報」に対応し、クーポン情報提供者のユーザIDに対応する電気料金支払い情報が本発明の「情報提供者識別情報に対応する料金支払い情報」に対応する。また、会員情報データベース11aとユーザ情報データベース51aにより本発明の「会員情報データベース」が構成され、クーポン情報提供者情報データベース11bとユーザ情報データベース51aにより本発明の「情報提供者情報データベース」が構成されている。
次に、本実施の形態の動作を説明する。
まず、電気料金管理装置50の動作を説明する。
通常、電力会社は、電力の供給及び電力使用量に対する電気料金の支払いに関する契約をユーザと結ぶと、ユーザ情報データベース51aにユーザ情報を記憶し、ユーザの電気料金を管理する。
電力会社と契約を結んだクーポン情報提供者(店舗や会社等)や会員(会員登録した利用者)に関するユーザ情報もユーザ情報データベース51aに記憶される。いま、図5のユーザ情報データベースに示すように、クーポン情報提供者ID[K0001]〜[K0003]で示されるクーポン情報提供者[XXX店]〜[ZZZ店](図3参照)のユーザ情報がユーザID[U0101]〜[U0103]に対応させて記憶され、会員ID[1001]〜[1003]で示される会員[AAAA]〜[CCCC](図2参照)のユーザ情報がユーザID[U0001]〜[U0003]に対応させて記憶されているものとする。
ユーザ情報管理手段50aは、各ユーザの電力使用履歴をユーザ情報データベース51aに記憶させる。
電力使用履歴をユーザ情報データベース51aに記憶させる方法としては種々の方法を用いることができる。
例えば、ユーザ情報管理手段50aは、適宜の時期(例えば、分毎、時間毎等)に、各ユーザ60に設けられている電力検出器61から出力される、各ユーザ60の電力使用量情報(例えば、ユーザ60が使用した電力使用量の積算値)を入力し、入力した各ユーザ60の電力使用量情報に基づいて、当該ユーザ60を示すユーザIDに対応させて電力使用履歴(d4)をユーザ情報データベース51aに記憶させる。この時、ユーザIDを判別する方法としては、各ユーザ60に設けられている電力検出器61の識別情報(例えば、アドレス)をユーザ情報データベース51aに記憶させておく方法や、電力検出器61が設けられているユーザ60のユーザIDを電力使用量情報とともに電力検出器61から出力させる方法等を用いることができる。
勿論、電気料金管理装置50や電気料金管理装置に接続されている端末装置に設けられている入力手段から入力された各ユーザの電力使用量をユーザ情報データベース51aに記憶させる方法を用いることもできる。
電気料金算出手段50bは、適宜の時期に、ユーザ情報データベース51aに各ユーザIDに対応させて記憶されている電力使用履歴(d4)に基づいて、各ユーザIDで示されるユーザの電気料金を算出する。例えば、ユーザIDに対応させて記憶されている、前月の最終日の電力使用量情報と当月の最終日の電力使用量情報に基づいて、当該ユーザIDで示されるユーザの当月の電力使用量を算出し、算出した当月の電力使用量に対応する電気料金を算出する。
電気料金算出手段50bで算出した各ユーザの電気料金は、ユーザ情報データベース51aに各ユーザを示すユーザIDに対応させて記憶される。勿論、各ユーザの電気料金のユーザ情報データベース51aへの記憶は省略することもできる。
また、電気料金算出手段50bで算出された各ユーザの電気料金は、適宜の時期(例えば、電気料金請求日)に印刷装置(図示省略)に送信される。これにより、印刷装置から、各ユーザの電気料金が印刷された電気料金明細書が出力される。この時、電気料金明細書には、第1回目の電気料金支払い期日(振込みの場合には第1回目の電気料金支払い期日、口座引き落としの場合には第1回目の引き落とし日)が印刷される。この電気料金明細書は、郵送あるいは係員等によって各ユーザ60に届けられる。
第1回目の電気料金支払い期日までに電気料金が支払われなかったユーザに対しては、電気料金明細書が再度届けられる。この場合、電気料金と第2回目の電気料金支払い期日が印刷された電気料金明細書がユーザに届けられる。
なお、初回口座引き落とし割引き(電気料金を第1回目の口座引き落とし日に口座から引き落としできた時には電気料金を割引くサービス)を行っている場合には、電気料金を口座引き落とししているユーザに対する第1回目の電気料金明細書には、初回口座引き落とし割引額が印刷される。
また、ユーザ情報管理手段50aは、各ユーザに対する電気料金の支払いに関する電気料金支払い情報(d6)をユーザ情報データベース51aに記憶させる。
電気料金支払い情報としては、優良会員判別手段10bあるいは優良クーポン情報提供者判別手段が、各会員あるいは各クーポン情報提供者の電気料金支払い情報に基づいて、各会員あるいは各クーポン情報提供者が優良会員あるいは優良クーポン情報提供者であるか否かを判別し、優良会員であるか否かを示す優良会員判別結果あるいは優良クーポン情報提供者であるか否かを示す優良クーポン情報提供者判別結果を出力することができる情報が用いられる。
例えば、各会員あるいは各クーポン情報提供者に対する電気料金が支払われた日を示す電気料金支払い日情報を用いることができる。また、各会員あるいは各クーポン情報提供者に対する電気料金が所定の電気料金支払い期日までに支払われたか否かを示す電気料金支払い状態情報を用いることができる。なお、「電気料金支払い期日までに」の期間には、電気料金支払い期日を含ませてもよいし、含ませなくてもよい。
また、前回(最新)の電気料金支払い日情報や電気料金支払い状態情報を記憶させてもよいし、前回までの電気料金支払い日情報や電気料金支払い状態情報の履歴を記憶させてもよい。
さらに、各ユーザの電気料金支払い情報をユーザ情報データベース51aに記憶させる方法としては種々の方法を用いることができる。例えば、電気料金管理装置50や電気料金管理装置50に接続されている端末装置等に設けられている入力手段から入力された各ユーザの電気料金支払い情報を記憶させる方法を用いることができる。あるいは、各ユーザの電気料金の支払いを管理している電気料金支払い管理装置(図示省略)から出力された各ユーザの電気料金の支払いに関する情報に基づいて各ユーザの電気料金支払い情報を記憶させる方法を用いることができる。
優良会員判別手段10bは、各会員の電気料金支払い情報に基づいて、各会員が優良会員であるか否かを示す優良会員判別結果を出力する。
例えば、ユーザID[U0001](会員情報データベースから読み出した、会員ID[1001]に対応するユーザID[U0001]を用いる場合もある)に対応する電気料金支払い情報(d6)をユーザ情報データベース51aから読み出す。そして、読み出した電気料金支払い情報に基づいて、ユーザID[U0001]で示されるユーザが優良ユーザ(ユーザID[U0001]に対応する会員ID[1001]で示される会員が優良会員)であるか否かを判別し、優良会員であるか否かを示す優良会員判別結果を出力する。
会員の電気料金支払い情報に基づいて、会員が優良会員であるか否かを判別する方法としては種々の方法を用いることができる。
例えば、会員の電気料金支払い情報として電気料金支払い日情報が用いられている場合には、会員の電気料金支払い日情報で示される電気料金支払い日が所定の電気料金支払い期日(例えば、第1回目の電気料金支払い期日)までであれば優良会員であることを判別し、所定の電気料金支払い期日以降であれば優良会員でないことを判別する方法を用いることができる。また、会員の電気料金支払い情報として電気料金支払い状態情報が用いられている場合には、会員の電気料金支払い状態情報が、電気料金支払い日が所定の電気料金支払い期日までであることを示していれば優良会員であることを判別し、所定の電気料金支払い日以降であれば優良会員でないことを判別する。
また、前回の会員の電気料金支払い情報に基づく優良会員判別結果が、会員が優良会員であることを示している場合に、優良会員であることを判別してもよいし、会員の電気料金支払い情報に基づく優良会員判別結果が、会員が優良会員であることを示している状態が所定回数連続した場合(例えば、前回及び前々回の電気料金が所定の電気料金支払い期日までに支払われている場合)に、優良会員であることを判別してもよい。
優良クーポン情報提供者10cは、各クーポン情報提供者の電気料金支払い情報に基づいて、各クーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否かを示す優良クーポン情報提供者判別結果を出力する。
例えば、ユーザID[U0101](クーポン情報提供者情報データベース11bから読み出した、クーポン情報提供者ID[K0001]に対応するユーザID[U0101]を用いる場合もある)に対応する電気料金支払い情報(d6)をユーザ情報データベース51aから読み出す。そして、読み出した電気料金支払い情報に基づいて、ユーザID[U0101]で示されるユーザが優良ユーザ(ユーザID[U0101]に対応するクーポン情報提供者ID[K0001]で示されるクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者)であるか否かを判別し、優良クーポン情報提供者であるか否かを示す優良クーポン情報提供者判別結果を出力する。
クーポン情報提供者の電気料金支払い情報に基づいて、クーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否かを判別する方法としては、前記した、会員の電気料金支払い情報に基づいて、会員が優良会員であるか否かを判別する方法と同様の方法を用いることができる。
次に、クーポン情報処理手段10aの動作を説明する。
クーポン情報提供者は、会員への送信を希望するクーポン情報を入力する。クーポン情報を入力する方法としては、クーポン情報提供者がパソコンを用いて入力する方法や情報提供サービス会社の担当者がクーポン情報管理装置10あるいはクーポン情報管理装置10に接続されている端末装置に設けられている入力手段を用いて入力する方法等を用いることができる。
また、クーポンメールを送信する会員を指定する場合には、送信先選択条件(c4)を入力する。例えば、住所(a5)に所定地区の住所が記憶され、生年月日(a6)に所定範囲の生年月日が記憶され、性別(a4)に男が記憶されている会員を選択する送信先選択条件を入力する。また、クーポンメールを送信する日時(送信条件)を指定する場合には、送信日時(c5)を入力する。
これにより、クーポン情報データベース11cに、クーポン情報と関連情報がクーポン情報IDに対応させて記憶される。
クーポン情報処理手段10aは、クーポン情報データベース11cからクーポン情報を読み出す。
例えば、クーポン情報データベース11cに記憶されている送信条件が満足された(例えば、送信日時(c5)に設定されている送信日あるいは送信時刻に達した)クーポン情報が存在するか否かを判断する。
送信条件が満足されたクーポン情報が存在する場合には、送信条件が満足されたクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否かを判断する。例えば、送信条件が満足されたクーポン情報を提供したクーポン情報提供者のクーポン情報提供者IDをクーポン情報データベース11cから読み出し、読み出したクーポン情報提供者IDに対応するユーザIDをクーポン情報提供者データベース11bから読み出し、読み出したユーザIDに対応するユーザに対する優良クーポン情報提供者判別手段10cの優良クーポン情報提供者判別結果が、優良クーポン情報提供者であることを示しているか否かを判断する。
送信条件が満足されたクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であると判断した場合には、当該送信条件が満足されたクーポン情報をクーポン情報データベース11cから読み出す。
なお、クーポン情報に送信条件が設定されていない場合には、適宜の時期に、クーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるクーポン情報をクーポン情報データベース11cから順次読み出す。
次に、会員情報データベース11aからメールアドレスを読み出す。
例えば、前述した、クーポン情報データベース11cから読み出したクーポン情報に送信先選択条件(c4)が設定されている場合には、送信先選択条件を読み出す。
そして、読み出した送信先選択条件で設定されている会員情報が記憶されている会員IDで示される会員(送信先選択条件を満足する会員)が優良会員であるか否かを判断する。例えば、送信先選択条件を満足する会員情報が記憶されている会員IDに対応するユーザIDを会員情報データベース11aから読み出し、読み出したユーザIDに対応するユーザに対する優良会員判別手段10bの優良会員判別結果が、優良会員であることを示しているか否かを判断する。
送信先選択条件で設定されている会員情報が記憶されている会員が優良会員であると判断した場合には、当該会員のメールアドレス(a2)を会員情報データベース11aから読み出す。
なお、クーポン情報データベース11cから読み出したクーポン情報に送信先選択条件が設定されていない場合には、適宜の時期に、優良会員である会員のメールアドレスを会員情報データベース11aから順次読み出す。
クーポン情報処理手段10aは、以上のようにしてクーポン情報データベース11cから読み出したクーポン情報を含むクーポンメールを、会員情報データベース11aから読み出したメールアドレス宛に送信する。
ここで、クーポン情報データベース11cから読み出したクーポン情報に送信日時(c5)が設定されている場合には、設定されている送信日時に、読み出したクーポン情報を含むクーポンメールを送信する。
なお、クーポン情報データベース11cから読み出したクーポン情報に送信日時(c5)が設定され、会員情報データベース11aから読み出したメールアドレスにメール受信時間(a8)が設定されており、送信日時(c5)に設定されている時間とメール受信時間(a8)に設定されている時間が一致しない場合には、メール受信時間(a8)にクーポンメールを送信する。
また、送信効率を高めるために、クーポンメールをまとめて送信する方法を用いるのが好ましい。
いま、優良クーポン情報提供者であると判別された、クーポン情報提供者ID[K0001]で示されるクーポン情報提供者[XXX店]が提供した、クーポン情報ID[C001]で示されるクーポン情報の送信日時に達し、優良会員であると判別され、当該クーポン情報に対応して設定されている送信先選択条件を満足する会員として、会員ID[1001]で示される会員が選択されたものとする。
また、クーポン情報ID[C001]で示されるクーポン情報の送信日時として[2004.02.15]が設定され、会員ID[1001]で示される会員のメール受信時間として[9:00−12:00]が設定されている。
このため、クーポン情報処理手段10aは、クーポン情報ID[C001]で示されるクーポン情報を含むクーポンメールを、会員ID[1001]で示される会員のメールアドレス[1001@aaa.ne.jp]宛に、[2004.02.15,am9:00]に送信する。
クーポン情報処理手段10aから送信されたクーポンメールは、通信回線40、通信管理装置22a〜22cを介して端末装置20a〜20cに送信される。いま、メールアドレス[1001@aaa.ne.jp]が設定されている端末装置20aがこの案内メールを受信したものとする。
端末装置20aは、クーポン情報処理手段10aから送信されたクーポンメールを受信手段で受信すると、受信したクーポンメールに含まれているクーポン情報を表示手段に表示する。クーポン情報を表示するクーポン情報受信画面の1例を図6に示す。
図6に示すクーポン情報受信画面には、クーポン情報を提供したクーポン情報提供者(例えば、クーポン情報提供者名[XXX店])と、クーポン情報の内容、クーポン情報の有効期間等が表示されている。
会員は、受信したクーポン情報を提供したクーポン情報提供者(例えば、[XXX店])で、受信したクーポン情報を表示手段に表示した状態で端末装置(携帯電話機)20aを店員に提示することによって所定のサービスを受けることができる。
端末装置(パソコン)20cでクーポンメールを受信した場合には、受信したクーポンメールに含まれているクーポン情報を印刷手段により印刷し、受信したクーポン情報を提供したクーポン情報提供者(例えば、[XXX店])で、印刷したクーポン情報を店員に提出することによって所定のサービスを受けることができる。
本実施の形態では、電気料金の支払いに関する優良クーポン情報提供者から提供されたクーポン情報を含むクーポンメールを、電気料金の支払いに関する優良会員に送信することができる。これにより、クーポン情報提供者は、料金支払いに関するトラブル等を回避しながら集客効果を向上させることができるため、安心感を持つことができる。また、会員は、クーポン情報を提供したクーポン情報提供者から購入した商品のアフターサービス等の心配をする必要がないため、安心感を持つことができる。
さらに、電気料金支払い情報に基づいて優良会員であることや優良クーポン情報提供者であることを判別するため、会員やクーポン情報提供者は、優良会員や優良クーポン情報提供者となるために電気料金の支払いに気をつけるようになる。これにより、会員やクーポン情報提供者の電気料金支払い効率が向上する。特に、第1回目の電気料金支払い期日までの電気料金支払い状態によって優良会員や優良クーポン情報提供者であることを判別し、また、初回口座引き落とし割引を行っている場合には、電気料金を口座引き落とししている会員やクーポン情報提供者の初回口座引き落とし効率が向上するとともに、会員やクーポン情報提供者の電気料金を低減することができる。
なお、優良会員判別手段10bによる優良会員判別処理や優良クーポン情報提供者判別手段10cによる優良クーポン情報提供者判別処理を実行する時期は、適宜設定可能である。
例えば、クーポン情報処理手段10aがクーポン情報データベース11cからクーポン情報を読み出す時に、クーポン情報を提供したクーポン情報提供者の電気料金支払い情報に基づいて優良情報提供者判別手段10cによる優良クーポン情報提供者判別処理を実行する。また、クーポン情報処理手段10aが会員情報データベース11aから会員のメールアドレスを読み出す時に、会員の電気料金支払い情報に基づいて優良会員判別手段10bによる優良会員判別処理を実行する。
あるいは、任意の時期(例えば、今月の電気料金を算出する時期)にクーポン情報提供者の電気料金支払い情報に基づいて優良クーポン情報提供者判別手段10cによる優良クーポン情報提供者判別処理を実行し、優良クーポン情報提供者判別結果をユーザ情報データベース51aあるいはクーポン情報提供者データベース11bに記憶させておく。また、会員の電気料金支払い情報に基づいて優良会員判別手段10bによる優良会員判別処理を実行し、優良会員判別結果をユーザ情報データベース51aあるいは会員情報データベース11aに記憶させておく。
また、会員ID及びクーポン情報提供者IDに対応するユーザID(会員ID及びクーポン情報提供者IDとユーザIDとの対応関係)を会員情報データベース11a及びクーポン情報提供者情報データベース11bに記憶させたが、ユーザ情報データベース51aに記憶させてもよい。
また、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報を含むクーポンメールを優良会員に送信したが、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報を含むクーポンメールを会員のメールアドレスに送信するように構成することもできる。この場合には、優良会員判別手段を省略することができる。このように構成した場合には、会員は、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報を含むクーポンメールのみを受信することができるため、会員に安心感を与えることができるとともに、情報提供者に対する電気料金の支払い効率が向上する。
あるいは、クーポン情報提供者が提供したクーポン情報を優良会員のメールアドレスに送信するように構成することもできる。この場合には、優良クーポン情報提供者判別手段を省略することができる。このように構成した場合には、クーポン情報提供者は、提供したクーポン情報を含むクーポンメールを優良会員にのみ送信することができるため、クーポン情報提供者に安心感を与えることができるとともに、会員に対する電気料金の支払い効率を向上させることできる。
また、優良会員であるか否かを判別する優良会員判別手段と、優良クーポン情報提供者であるか否かを判別する優良クーポン情報提供者判別手段を設けたが、1つの判別手段によって優良会員であるか否か及び優良クーポン情報提供者であるか否かを判別してもよい。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態では、クーポン情報を含むクーポンメールを会員のメールアドレスに送信したが、会員からの送信要求に応答してクーポン情報を会員に送信することもできる。以下に、端末装置からのクーポン情報の送信要求に対して、要求されたクーポン情報を端末装置に送信する、本発明の第2の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、図1に示した第1の実施の形態と同様の構成の情報提供装置を用いることができる。本実施の形態では、クーポン情報処理手段10aとして、端末装置20a〜20cから送信されたクーポン情報送信要求情報(例えば、クーポン情報を示す情報識別情報と会員識別情報)を受信する受信処理と、クーポン情報送信要求情報で要求されたクーポン情報(情報識別情報で示されるクーポン情報)を端末装置20a〜20cに送信する送信処理を実行する。また、端末装置20a〜20cは、クーポン情報送信要求情報を送信手段から送信する(例えば、情報識別情報と会員識別情報を送信する)送信処理と、クーポン情報処理手段10aから送信されたクーポン情報を受信手段で受信する受信処理と、受信手段で受信したクーポン情報を表示手段に表示する表示処理を実行する。
本実施の形態の動作を説明する。
会員は、端末装置20a〜20cからクーポン情報処理手段10aに、クーポン情報を示す情報識別情報(例えば、情報ID)と会員識別情報(例えば、会員ID)を送信する。情報識別情報としては、クーポン情報が掲載されているWebサイトを示すWebサイト識別情報(例えば、Webサイトのアドレスやタイトル)等を用いることもできる。情報識別情報として、Webサイト識別情報等を用いる場合には、クーポン情報データベース11cにクーポン情報に対応させてWebサイト識別情報等を記憶させておく。
クーポン情報処理手段10aは、端末装置20a〜20cから送信された情報IDと会員IDを受信すると、受信した情報IDで示されるクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否か、また、受信した会員IDで示される会員が優良会員であるか否かを判断する。
クーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否かを判断する方法としては、例えば、以下の方法を用いる。まず、受信した情報IDで示されるクーポン情報を提供したクーポン情報提供者のクーポン情報提供者IDをクーポン情報データベース11cから読み出す。次に、読み出したクーポン情報提供者IDに対応するユーザIDをクーポン情報提供者情報データベース11bから読み出すとともに、読み出したユーザIDで示されるユーザ(クーポン情報提供)に対する優良クーポン情報提供者判別手段10cの優良クーポン情報提供者判別結果が優良クーポン情報提供者であることを示しているかを判断する。
会員が優良会員であるか否かを判断する方法としては、例えば、以下の方法を用いることができる。まず、受信した会員IDに対応するユーザIDを会員情報データベース11aから読み出す。そして読み出したユーザIDで示されるユーザ(会員)に対する優良会員判別手段10bの優良会員判別結果が優良会員であることを示しているかを判断する。
クーポン情報処理手段10aは、受信した情報IDで示されるクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であり、受信した会員IDで示される会員が優良会員であると判断した場合には、受信した情報IDで示されるクーポン情報をクーポン情報データベース11cから読み出す。
そして、読み出したクーポン情報を、会員IDと情報IDを送信した端末装置20a〜20cに送信する。
本実施の形態では、会員からのクーポン情報の送信要求に対して、要求されたクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が電気料金の支払いに関する優良クーポン情報提供者であり、送信を要求した会員が電気料金の支払いに関する優良会員である場合に、要求されたクーポン情報を会員に送信する。これにより、第1の実施の形態と同様に、クーポン情報提供者及び会員に安心感を持たせることができるとともに、クーポン情報提供者及び会員の電気料金支払い効率が向上する。
なお、本実施の形態では、会員から送信を要求されたクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であり、送信を要求した会員が優良会員である場合に、送信を要求されたクーポン情報を会員に送信したが、会員から送信を要求されたクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者である場合に、送信を要求した会員に送信してもよい。このように構成した場合には、会員に安心感を持たせることができるとともに、情報提供者に対する電気料金の支払い効率を向上させることができる。また、優良会員判別手段を省略することができる。
あるいは、送信を要求した会員が優良会員である場合に、送信を要求されたクーポン情報を会員に送信してもよい。このように構成した場合には、クーポン情報提供者に安心感を与えることができるとともに、会員に対する電気料金の支払い効率を向上させことができる。また、優良クーポン情報提供者判別手段を省略することができる。
また、優良会員判別手段10bによる優良会員判別処理や優良クーポン情報提供者判別手段10cによる優良クーポン情報提供者判別処理を実行する時期は、前述したように適宜設定可能である。
また、会員ID及びクーポン情報提供者IDに対応するユーザIDは、前述したようにユーザ情報データベース51aに記憶させてもよい。
さらに、第1の実施の形態は、クーポン情報を含むクーポンメールを会員のメールアドレスに送信するクーポン情報処理手段10aを有する情報提供装置として構成し、第2の実施の形態は、会員からの送信要求に応答してクーポン情報を会員に送信するクーポン情報処理手段10aを有する情報提供装置として構成したが、クーポン情報を含むクーポンメールを会員のメールアドレスに送信するとともに会員からの送信要求に応答してクーポン情報を会員に送信するクーポン情報処理手段10aを有する情報提供装置として構成することもできる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態では、クーポン情報を提供した情報提供者や会員の電気料金支払い情報をユーザ情報データベースに記憶させたが、会員情報データベースやクーポン情報提供者データベースに記憶させることもできる。
以下に、クーポン情報提供者や会員の電気料金支払い情報をクーポン情報提供者情報データベースや会員情報データベースに記憶させ、クーポン情報を含むクーポンメールを会員のメールアドレスに送信する本発明の第3の実施の形態を説明する。
本実施の形態の概略構成図を図7に示す。
本実施の形態は、クーポン情報管理装置110、記憶装置111、電気料金管理装置150、記憶装置151、ユーザ60に設けられた電力検出器61、端末装置20a〜20c等により構成されている。
クーポン情報管理装置110は、クーポン情報処理手段110a、優良会員判別手段110b、優良クーポン情報提供者判別手段110c、会員情報管理手段110d、クーポン情報提供者情報管理手段110eを有している。
記憶装置111には、会員情報データベース111a、クーポン情報提供者情報データベース111b、クーポン情報データベース111cが設けられている。
会員情報データベース111aは、図8に示すように、各会員の電気料金支払い情報(a11)が各会員の会員IDに対応させて記憶されている点を除いて、図2に示した会員情報データベースと同様の構成である。
クーポン情報提供者情報データベース111bは、図9に示すように、各クーポン情報提供者の電気料金支払い情報(b5)が各クーポン情報提供者のクーポン情報提供者IDに対応させて記憶されている点を除いて、図3に示したクーポン情報提供者情報データベースと同様の構成である。
クーポン情報データベース111cは、図4に示したクーポン情報データベースと同様の構成である。
記憶装置151には、ユーザ情報データベース151aが設けられている。
ユーザ情報データベース151aは、会員であるユーザの会員ID(d7)あるいはクーポン情報提供者であるユーザのクーポン情報提供者ID(d8)がユーザIDに対応させて設けられている点を除いて、図5に示したユーザ情報データベースと同様の構成である。
ユーザ情報管理手段150aは、第1の実施の形態のユーザ情報管理手段50aと同様に、各ユーザの電力使用履歴(d4)及び電気料金支払い情報(d6)をユーザ情報データベース151aに記憶させる。
また、適宜の時期に、会員であるユーザの電気料金支払い情報(d6)を対応する会員ID(d7)とともに会員情報管理手段110dに、クーポン情報提供者であるユーザの電気料金支払い情報(d6)を対応するクーポン情報提供者ID(d8)とともにクーポン情報提供者情報管理手段110eに送信する。
会員情報管理手段110dは、ユーザ情報管理手段150aから会員IDとともに電気料金支払い情報を受信すると、受信した電気料金支払い情報を、受信した会員IDに対応させて、会員情報データベース111aに記憶させる。
クーポン情報提供者情報管理手段110eは、ユーザ情報管理手段150aからクーポン情報提供者IDとともに電気料金支払い情報を受信すると、受信した電気料金支払い情報を、受信したクーポン情報提供者IDに対応させて、クーポン情報提供者情報データベース111bに記憶させる。
優良会員判別手段110bは、会員情報データベース111aに各会員IDに対応させて記憶されている電気料金支払い情報(a11)に基づいて、会員IDで示される会員が優良会員であるか否かを判別し、優良会員判別結果を出力する。優良会員を判別処理する方法は、第1の実施の形態と同様の方法を用いることができる。
優良クーポン情報提供者判別手段110bは、クーポン情報提供者情報データベース111bに各クーポン情報提供者IDに対応させて記憶されている電気料金支払い情報(b5)に基づいて、クーポン情報提供者IDで示されるクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否かを判別し、優良クーポン情報提供者判別結果を出力する。優良クーポン情報提供者を判別する方法は、第1の実施の形態と同様の方法を用いることができる。
クーポン情報処理手段110aは、第1の実施の形態のクーポン情報処理手段10aと同様に、クーポン情報データベース11cから、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報を読み出すとともに、会員情報データベース111aから、優良会員のメールアドレスを読み出し、読み出したクーポン情報を含むクーポンメールを読み出したメールアドレス宛に送信する。
電気料金算出手段150bは、第1の実施の形態の電気料金算出手段50bと同様に、各ユーザの電力使用量に対する電気料金を算出する。
本実施の形態では、クーポン情報処理手段110aが本発明の「情報処理手段」に対応し、優良会員判別手段110bが本発明の「優良会員判別手段」に対応し、優良クーポン情報提供者判別手段110cが本発明の「優良情報提供者判別手段」に対応し、会員情報管理手段110dが本発明の「会員情報管理手段」に対応し、クーポン情報提供者情報管理手段110eが本発明の「情報提供者情報管理手段」に対応し、記憶装置111が本発明の「記憶手段」に対応する。
また、会員情報データベース111aが本発明の「会員情報データベース」に対応し、クーポン情報提供者情報データベース111bが本発明の「情報提供者情報データベース」に対応し、クーポン情報データベース111cが本発明の「情報データベース」に対応する。
また、会員情報データベース111aに会員IDに対応させて記憶されている電気料金支払い情報が本発明の「会員識別情報に対応する料金支払い情報」に対応し、クーポン情報提供者情報データベース111bにクーポン情報提供者IDに対応させて記憶されている電気料金支払い情報が本発明の「情報提供者識別情報に対応する料金支払い情報」に対応する。
本実施の形態では、会員情報データベース111a及びクーポン情報提供者データベース111bに各会員の電気料金支払い情報及び各クーポン情報提供者の電気料金支払い情報を記憶させている。これにより、第1の実施の形態と同様の効果を有するとともに、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報を含むクーポンメールを優良会員のメールアドレスに送信するクーポン情報処理手段110a、優良会員判別手段110b及び優良クーポン情報提供者判別手段110cは、会員情報データベース111a及びクーポン情報提供者データベース111bのみアクセスすればよいため、処理が簡単となる。
[第4の実施の形態]
第3の実施の形態では、クーポン情報提供者が提供したクーポン情報を含むクーポンメールを会員のメールアドレスに送信したが、第2の実施の形態のように、会員からの送信要求に応答してクーポン情報を会員に送信することもできる。
以下に、クーポン情報提供者や会員の電気料金支払い情報をクーポン情報提供者情報データベースや会員情報データベースに記憶させ、会員からの送信要求に応答してクーポン情報を会員に送信する本発明の第4の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、図7に示した第3の実施の形態と同様の構成の情報提供装置を用いることができる。
本実施の形態では、クーポン情報処理手段110aは、端末装置20a〜20cから送信された情報IDと会員IDを受信すると、受信した情報IDで示されるクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であり、受信した会員IDで示される会員が優良会員である場合に、受信した情報IDで示されるクーポン情報を端末装置20a〜20cに送信する。
これ以外にも、図1に示した第1の実施の形態の情報提供装置を第2の実施の形態の情報提供装置として構成する場合と同様の変更が、図7に示す第3の実施の形態の情報提供装置を第4の実施の形態の情報提供装置として構成するために行われる。
本実施の形態では、会員情報データベース111a及びクーポン情報提供者データベース111bに各会員の電気料金支払い情報及び各クーポン情報提供者の電気料金支払い情報を記憶させている。これにより、第2の実施の形態と同様の効果を有するとともに、優良会員からの、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報の送信要求に応答してクーポン情報を優良会員に送信するクーポン情報処理手段110a、優良会員判別手段110b及び優良クーポン情報提供者判別手段110cは、会員情報データベース111a及びクーポン情報提供者データベース111bのみアクセスすればよいため、処理が簡単となる。
なお、第3及び第4の実施の形態では、前述した、第1及び第2の実施の形態に対して行った構成要素の追加、構成要素の変更、構成要素の削除と同様の構成要素の追加、構成要素の変更、構成要素の削除が可能である。
また、第3及び第4の実施の形態で用いる端末装置としては、携帯電話機やパソコン等の端末装置以外にも、コンビニや店舗等に設けられているクーポン情報管理装置110(クーポン情報処理手段110a)に接続可能なクーポン情報出力端末装置を用いることもできる。
[第5の実施の形態]
第1〜第4の実施の形態では、クーポン情報管理装置(情報提供システム)と電気料金管理装置(電気料金管理ステム)を用いたが、クーポン情報管理装置の機能と電気料金管理装置の機能を有する電気料金・クーポン情報管理装置を用いることもできる。
以下に、電気料金・クーポン情報管理装置を用いた本発明の第5の実施の形態を説明する。
本実施の形態の概略構成図を図11に示す。
本実施の形態は、電気料金・クーポン情報管理装置210、記憶装置211、ユーザ60に設けられた電力検出器61、端末装置20a〜20c等により構成されている。
電気料金・クーポン情報管理装置210は、クーポン情報処理手段210a、優良会員判別手段210b、優良クーポン情報提供者判別手段210c、ユーザ情報管理手段210d、電気料金算出手段210eを有している。各手段は、ソフトウェアで構成することもできるし、ハードウェアで構成することもできる。
記憶装置211は、ユーザ情報データベース211a、クーポン情報データベース211bが設けられている。各データベース211a、211bは共通の記憶装置に設けてもよいし、異なる記憶装置に設けてもよい。
クーポン情報データベース211bは、第1の実施の形態と同様のクーポン情報データベースを用いることができる。
一方、本実施の形態では、ユーザ情報データベース211aに記憶されているユーザ情報に基づいて、クーポン情報提供者であるユーザが提出したクーポン情報を会員であるユーザのメールアドレスに送信する処理、電気料金管理システムのユーザの電力使用量に対する電気料金を算出する処理を行っているため、ユーザ情報データベース211aには、情報提供システムのクーポン情報提供者や会員としての情報と、電気料金管理システムのユーザとしての情報を含むユーザ情報を記憶させている。
本実施の形態で用いるユーザ情報データベース211aの1例を図12に示す。
図12に示すユーザ情報データベースには、電気料金管理システムに登録されているユーザのユーザ名(e2)、住所(e3)、電力使用履歴(e4)、電気料金(e5)、電気料金支払い情報(e6)、当該ユーザが情報提供システムのクーポン情報提供者として登録している場合には当該クーポン情報提供者のクーポン情報提供者ID(e11)、当該ユーザが情報提供システムの会員として登録している場合には当該会員の会員ID(e21)、メールアドレス(e22)、メール受信時間(e23)、受信情報選択条件(e24)、生年月日(e25)、性別(e26)等のユーザ情報が、ユーザを示すユーザ識別情報としてのユーザID(e1)に対応させて記憶されている。
例えば、ユーザID[U0101]のユーザは、ユーザ名が[XXX店]であり、クーポン情報提供者ID[K0001]のクーポン情報提供者として登録されていることが記憶されている。また、ユーザID[U0001]のユーザは、ユーザ名が[AAAA]であり、会員IDが[1001]の会員として登録されており、メールアドレスが[1001@aaa.ne.jp]、メール受信時間が[9:00−12:00]、生年月日が[1985/02/17]、性別が[男]であること等が記憶されている。
図12に示すユーザ情報データベースのユーザ情報(e1)〜(e6)は、電気料金管理システムのユーザとしての情報であり、ユーザ情報(e11)は、情報提供システムのクーポン情報提供者としての情報であり、ユーザ情報(e21)〜(e26)は、情報提供システムの会員としての情報である。
勿論、ユーザ情報としてこれ以外の種々の情報を用いることができ、また、電気料金管理システムのユーザとしての情報、情報提供システムのクーポン情報提供者や会員としての情報は兼用して用いることもできる。
本実施の形態では、クーポン情報処理手段210aが本発明の「情報処理手段」に対応し、優良会員判別手段210bが本発明の「優良会員判別手段」に対応し、優良クーポン情報提供者判別手段210cが本発明の「優良情報提供者判別手段」に対応し、記憶装置211が本発明の「記憶手段」に対応する。
また、ユーザ情報データベース111aが、本発明の「ユーザ情報データベース」及び「会員情報データベース」に対応し、クーポン情報データベース111cが「情報データベース」に対応する。
また、会員識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応させてユーザ情報データベースに記憶されている電気料金支払い情報が本発明の「会員識別情報に対応する料金支払い情報」に対応し、クーポン情報提供者識別情報が記憶されているユーザ識別情報に対応させて記憶されている電気料金支払い情報が本発明の「情報提供者識別情報に対応する料金支払い情報」に対応する。
優良会員判別手段210bは、会員ID(e21)が記憶されているユーザIDに対応させてユーザ情報データベース211aに記憶されている電気料金支払い情報(e6)に基づいて、当該会員IDで示される会員が優良会員であるか否かを示す優良会員判別結果を出力する。
優良クーポン情報提供者判別手段210cは、クーポン情報提供者ID(e11)が記憶されているユーザIDに対応させてユーザ情報データベース211aに記憶されている電気料金支払い情報(e6)に基づいて、当該クーポン情報提供者IDで示されるクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否かを示す優良クーポン情報提供者判別結果を出力する。
クーポン情報処理手段210aは、クーポン情報提供者に対応する電気料金支払い情報(クーポン情報提供者IDが記憶されているユーザIDに対応する電気料金支払い情報)(e6)に基づく優良クーポン情報提供者判別手段210cの判別結果が優良クーポン情報提供者を示しているクーポン情報を、クーポン情報データベース211bから読み出す。また、会員の電気料金支払い情報(会員IDが記憶されているユーザIDに対応する電気料金支払い情報)(e6)に基づく優良会員判別手段210bの優良会員判別結果が優良会員を示している会員のメールアドレスをユーザ情報データベース211aから読み出す。そして、読み出したクーポン情報を含むクーポンメールを、読み出したメールアドレスに送信する。
ユーザ情報管理手段210d、電気料金算出手段210eは、第1の実施の形態のユーザ情報管理手段50a、電気料金算出手段50bと同様の構成である。
本実施の形態は、第1の実施の形態と同様の効果を有する。
また、本実施の形態では、情報提供システムのクーポン情報提供者や会員としての情報と電気料金管理システムのユーザとしての情報を共通のユーザ情報データベースに記憶させているため、各手段は、ユーザ情報データベースから情報を読み出す処理やユーザ情報データベースに情報を記憶させる処理を容易に実行することができる。
[第6の実施の形態]
第5の実施の形態では、クーポン情報提供者が提供したクーポン情報を含むクーポンメールを会員のメールアドレスに送信したが、第2の実施の形態のように、会員からの送信要求に応答してクーポン情報を会員に送信することもできる。
以下に、クーポン情報提供者や会員の電気料金支払い情報をクーポン情報提供者情報データベースや会員情報データベースに記憶させ、会員からの送信要求に応答してクーポン情報を会員に送信する本発明の第6の実施の形態を説明する。
本実施の形態は、図11に示した第5の実施の形態と同様の構成の情報提供装置を用いることができる。
本実施の形態では、クーポン情報処理手段210aは、端末装置20a〜20cから送信された情報IDと会員IDを受信すると、受信した情報IDで示されるクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であり、受信した会員IDで示される会員が優良会員である場合に、受信した情報IDで示されるクーポン情報を端末装置20a〜20cに送信する。
これ以外にも、図1に示した第1の実施の形態の情報提供装置を第2の実施の形態の情報提供装置として構成する場合と同様の変更が、図11に示す第5の実施の形態の情報提供装置を第6の実施の形態の情報提供装置として構成するために行われる。
なお、第5及び第6の実施の形態では、前述した、第1及び第2の実施の形態に対して行った構成要素の追加、構成要素の変更、構成要素の削除と同様の構成要素の追加、構成要素の変更、構成要素の削除が可能である。
[第7の実施の形態]
第1〜第6の実施の形態では、クーポン情報データベースに記憶されているクーポン情報を提供したクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否かに応じて、クーポン情報を送信したが、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報のみをクーポン情報データベースに記憶させることもできる。
以下に、優良情報提供者から提供されたクーポン情報をクーポン情報データベースに記憶させる本発明の第7の実施の形態を説明する。
本実施の形態の概略構成図を図13に示す。
本実施の形態は、クーポン情報管理装置310、記憶装置311、クーポン情報入力装置312、クーポン情報出力装置313等により構成されている。
クーポン情報管理装置310は、クーポン情報処理手段、優良会員判別手段310b、優良クーポン情報提供者判別手段310c、クーポン情報管理手段310d、会員情報管理手段310e、クーポン情報提供者情報管理手段310fを有している。各手段は、ソフトウェアで構成してもよいし、ハードウェアで構成してもよい。
記憶装置311には、会員情報データベース311a、クーポン情報提供者情報データベース311b、クーポン情報データベース311cが設けられている。
クーポン情報入力装置312は、クーポン情報提供者が提供したクーポン情報とクーポン情報提供者識別情報(例えば、クーポン情報提供者ID)を入力する。クーポン情報入力装置312としては、クーポン情報管理装置310に設けられている入力装置、クーポン情報管理装置に接続可能なパソコン等を用いることができる。
クーポン情報出力装置313は、会員から要求されたクーポン情報が印刷されたクーポンを出力する。クーポン情報出力装置313としては、クーポン情報管理装置310に接続可能であり、コンビニや店舗等に配設されているクーポン情報端末装置、クーポン情報管理装置310に接続可能なパソコンの端末装置を用いることができる。
本実施の形態では、クーポン情報処理手段310aが本発明の「情報処理手段」に対応し、優良会員判別手段310bが本発明の「優良会員判別手段」に対応し、優良クーポン情報提供者判別手段310cが本発明の「優良情報提供者判別手段」に対応し、クーポン情報管理手段310dが本発明の「情報管理手段」に対応し、会員情報管理手段310eが本発明の「会員情報管理手段」に対応し、クーポン情報提供者情報管理手段310fが本発明の「情報提供者情報管理手段」に対応し、記憶装置311が本発明の「記憶手段」に対応し、クーポン情報入力装置312が本発明の「情報入力手段」に対応し、クーポン情報出力装置313が本発明の「情報出力手段」に対応する。
また、会員情報データベース311aが本発明の「会員情報データベース」に対応し、クーポン情報提供者データベース311bが本発明の「情報提供者情報データベース」に対応し、クーポン情報データベース311cが本発明の「情報データベース」に対応する。
本実施の形態の動作を説明する。
会員情報管理手段310eやクーポン情報提供者情報管理手段310fは、第3の実施の形態の会員情報管理手段110dやクーポン情報提供者情報管理手段110eと同様に、電気料金管理装置50のユーザ情報管理手段から送信される各会員や各クーポン情報提供者の電気料金支払い情報を、会員情報データベース311aやクーポン情報提供者情報データベース311cに記憶させる。
優良会員判別手段310bは、第3の実施の形態の優良会員判別手段110bと同様に、会員情報データベース311aに記憶されている各会員の電気料金支払い情報に基づいて優良会員判別結果を出力する。
優良クーポン情報提供者判別手段310cは、第3の実施の形態の優良クーポン情報提供者判別手段110cと同様に、クーポン情報提供者情報データベース311cに記憶されている各クーポン情報提供者の電気料金支払い情報に基づいて優良クーポン情報提供者判別結果を出力する。
クーポン情報入力装置312には、クーポン情報提供者から提供されたクーポン情報とクーポン情報提供者IDが入力される。例えば、クーポン情報提供者や情報提供サービス会社の係員等が、クーポン情報入力装置312に設けられている入力手段によりクーポン情報とクーポン情報提供者IDを入力する。クーポン情報入力装置312は、入力されたクーポン情報とクーポン情報提供者IDをクーポン情報管理装置310(クーポン情報管理手段310d)に送信する。
クーポン情報管理手段310aは、クーポン情報入力装置312から送信されたクーポン情報とクーポン情報提供者IDを受信すると、受信したクーポン情報提供者IDで示されるクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であるか否かを判断する。例えば、クーポン情報提供者情報データベース311bに、受信したクーポン情報提供者IDに対応させて記憶されている電気料金支払い情報に基づく優良クーポン情報提供者判別手段310cの優良クーポン情報提供者判別結果により判断する。
そして、受信したクーポン情報提供者IDで示されるクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者であると判断した場合には、受信したクーポン情報とクーポン情報提供者IDをクーポン情報データベース311cに記憶させる。
一方、受信したクーポン情報提供者IDで示されるクーポン情報提供者が優良クーポン情報提供者でない場合には、クーポン情報を記憶させることができない旨のメッセージ情報をクーポン情報入力装置に出力する。
これにより、クーポン情報データベース311cには、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報が記憶される。
クーポン情報の入手を希望する会員は、クーポン情報出力装置を用いてクーポン情報が印刷されたクーポンを取得する。
例えば、クーポン情報出力装置313の表示手段にクーポン情報取得メニュー画面が表示されている状態で、入力手段により会員IDを入力する。クーポン情報出力装置313は、入力された会員IDをクーポン情報管理装置310(クーポン情報処理手段310a)に送信する。
クーポン情報処理手段310aは、クーポン情報出力装置313から送信された会員IDを受信すると、受信した会員IDで示される会員が優良会員であるか否かを判断する。例えば、会員情報データベース311aに、受信した会員IDに対応させて記憶されている電気料金支払い情報に基づく優良会員判別手段310bの優良会員判別結果により判断する。
そして、受信した会員IDで示される会員が優良会員であると判断した場合には、クーポン情報出力装置313に設けられている表示手段にクーポン情報表示画面を表示させる。クーポン情報表示画面は、クーポン情報出力装置313に設けられている記憶手段に記憶させておいてもよいし、クーポン情報処理手段310aからクーポン情報出力装置313に送信してもよい。クーポン情報出力装置313に設けられている記憶手段に記憶させる場合には、適宜の時期に、クーポン情報表示画面の表示情報を、クーポン情報処理手段310aからクーポン情報出力装置313に送信する必要がある。また、クーポン情報データベース311cに記憶されているクーポン情報の一覧が表示されるクーポン情報表示画面を用いてもよいが、ジャンル別(分類別)のクーポン情報の一覧が表示されるクーポン情報表示画面を選択可能に構成するのが好ましい。
一方、受信した会員IDで示される会員が優良会員でない場合には、クーポン情報を取得することができない旨のメッセージ情報をクーポン情報出力装置313に設けられている表示手段に表示させる。
会員は、クーポン情報出力装置313に設けられている表示手段にクーポン情報表示画面が表示されている状態で、所望のクーポン情報を選択(指示)可能である。
会員がクーポン情報を選択すると、クーポン情報出力装置313に設けられている印刷手段から、選択されたクーポン情報が印刷されたクーポンが出力される。
印刷手段で印刷するクーポン情報は、例えば、クーポン情報表示画面を表示する表示情報に含まれているクーポン情報を用いる。あるいは、クーポン情報表示画面に表示されているクーポン情報の一覧の中から選択されたクーポン情報を示す情報IDをクーポン情報出力装置313からクーポン情報処理手段310aに送信し、クーポン情報処理手段310aが、クーポン情報データベース311cから情報IDに対応するクーポン情報を読み出してクーポン情報出力装置313に送信したものを用いる。
本実施の形態では、クーポン情報データベースに、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報のみを記憶させるため、会員がクーポン情報の送信要求した時の処理負担を軽減することができ、処理時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態の、優良クーポン情報提供者が提供したクーポン情報をクーポン情報データベースに記憶させる方法は、第1〜第6の実施の形態にも用いることができる。この場合には、クーポンメール送信時やクーポン情報の送信要求時における優良クーポン情報提供者判別処理は省略される。
また、優良会員であるか否かを判別することなく、送信を要求した全ての会員にクーポン情報を送信するように構成することもできる。
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、各データベースは、実施の形態で説明した構成のデータベース以外の種々の構成のデータベースを用いることができる。
また、各手段での処理方法は、実施の形態で説明した方法以外の種々の方法を用いることができる。
また、クーポン情報を提供する場合について説明したが、本発明はクーポン情報以外の種々の情報を提供する場合に適用することができる。
また、会員や情報提供者の電気料金支払い情報に基づいて優良会員や優良情報提供者であることを判別する方法としては種々の方法を用いることができる。
また、会員や情報提供者が優良会員や優良情報提供者であることを判別する料金支払い情報として電気料金支払い情報を用いたが、料金支払い情報としては、ガス料金支払い情報、水道料金支払い情報、電話代支払い情報等の定期的に料金の支払いが発生する料金支払い情報を用いることができる。
本発明は、以下のように構成することができる。
「(態様1)
情報処理手段と、記憶手段と、優良情報提供者判別手段と、情報入力手段と、情報管理手段を備え、
前記記憶手段は、
メールアドレスを含む会員情報を、当該会員を示す会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、
送信する情報を記憶する情報データベースと、
情報提供者の料金支払いに関する料金支払い情報を含む情報提供者情報を、当該情報提供者を示す情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有し、
前記情報処理手段は、前記情報データベースに記憶されている情報を読み出すとともに、前記会員情報データベースに記憶されているメールアドレスを読み出し、前記読み出した情報を含むメールを前記読み出したメールアドレス宛に送信し、
前記優良情報提供者判別手段は、情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づいて、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であるか否かを示す優良情報提供者判別結果を出力し、
前記情報入力手段は、情報と当該情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を入力可能であり、
前記情報管理手段は、前記情報入力手段から送信された、情報と当該情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を受信すると、前記受信した情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づく前記優良情報提供者判別手段の優良情報提供者判別結果が、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であることを示していれば、前記受信した情報を前記情報データベースに記憶させる、
ことを特徴とする情報提供装置。」
として構成することができる。
ここで、情報データベースから情報を読み出す方法や会員情報データベースからメールアドレスを読み出す方法としては、前記した方法を用いることができる。
あるいは、
「(態様2)
情報処理手段と、情報受信手段と、記憶手段と、優良情報提供者判別手段と、情報入力手段と、情報管理手段を備え、
前記記憶手段は、
送信する情報を記憶する情報データベースと、
情報提供者の料金支払いに関する料金支払い情報を含む情報提供者情報を、当該情報提供者を示す情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有し、
前記情報処理手段は、前記情報受信手段から送信された情報識別情報を受信すると、受信した情報識別情報で示される情報を前記情報データベースから読み出し、前記読み出した情報を、前記受信した情報識別情報を送信した情報受信手段に送信し、
前記情報受信手段は、
情報識別情報を送信可能な送信手段と、
前記情報処理手段から送信された情報を受信可能な受信手段と、
前記受信手段で受信した情報を出力可能な出力手段を有し、
前記優良情報提供者判別手段は、情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づいて、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であるか否かを示す優良情報提供者判別結果を出力し、
前記情報入力手段は、情報と当該情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を入力可能であり、
前記情報管理手段は、前記情報入力手段から情報と当該情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報が入力されると、前記入力された情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づく前記優良情報提供者判別手段の優良情報提供者判別結果が、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であることを示していれば、前記入力された情報を前記情報データベースに記憶させる、
ことを特徴とする情報提供装置。
態様1及び2の情報提供装置を用いれば、情報を提供した情報提供者が優良情報提供者である場合にのみ、当該情報を情報データベースに記憶し、会員に送信可能とするため、会員に安心感を与えることができる。また、情報提供者による料金の支払い効率が向上する。
なお、態様1及び2の情報提供装置は、優良会員であることが判別された会員に情報を送信する情報提供装置として構成することでもできる。
第1及び第2の実施の形態の概略構成図である。 第1の実施の形態で用いる会員情報データベースの1例を示す図である。 第1実施の形態で用いるクーポン提供者情報データベースの1例を示す図である。 第1の実施の形態で用いるクーポン情報データベースの1例を示す図である。 第1の実施の形態で用いるユーザ情報データベースの1例を示す図である。 クーポン情報受信画面の1例を示す図である。 第3及び第4の実施の形態の概略構成図である。 第3の実施の形態で用いる会員情報データベースの1例を示す図である。 第3の実施の形態で用いるクーポン提供者情報データベースの1例を示す図である。 第3の実施の形態で用いるユーザ情報データベースの1例を示す図である。 第5及び第6の実施の形態の概略構成図である。 第5の実施の形態で用いるユーザ情報データベースの1例を示す図である。 第7の実施の形態の概略構成図である。
符号の説明
10、110、310 クーポン情報管理装置
10a、110a、210a、310a クーポン情報処理手段
10b、110b、310b 優良会員判別手段
10c、110c、310c 優良クーポン情報提供者判別手段
11、51、111、151、211、311 記憶装置
11a、111a、311a 会員情報データベース
11b、111b、311b クーポン情報提供者情報データベース
11c、111c、311c クーポン情報データベース
20a〜20c 端末装置
40 通信回線
50、150 電気料金管理装置
50a、150a、210d ユーザ情報管理手段
50b、150b、210e 電気料金算出手段
51a、151a、211a ユーザ情報データベース
60 ユーザ
61 電力検出器
110b、310e 会員情報管理手段
110c、310f クーポン情報提供者情報管理手段
210 電気料金・クーポン情報管理装置
310d クーポン情報管理手段
312 クーポン情報入力装置
313 クーポン情報出力装置

Claims (4)

  1. 情報処理手段と、優良会員判別手段と、記憶手段を備え、
    前記記憶手段は、
    メールアドレスと会員の料金支払いに関する料金支払い情報を含む会員情報を、当該会員を示す会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、
    送信する情報を記憶する情報データベースを有し、
    前記優良会員判別手段は、会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づいて、当該会員識別情報で示される会員が優良会員であるか否かを示す優良会員判別結果を出力し、
    前記情報処理手段は、会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づく前記優良会員判別手段の優良会員判別結果が、当該会員識別情報で示される会員が優良会員であることを示している会員識別情報に対応するメールアドレスを前記会員情報データベースから読み出すとともに、前記情報データベースから情報を読み出し、前記読み出した情報を含むメールを、前記読み出したメールアドレス宛に送信する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  2. 情報処理手段と、優良情報提供者判別手段と、記憶手段を備え、
    前記記憶手段は、
    メールアドレスを含む会員情報を、当該会員を示す会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースと、
    送信する情報と当該情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を、当該情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する情報データベースと、
    情報提供者の料金支払いに関する料金支払い情報を含む情報提供者情報を、当該情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有し、
    前記優良情報提供者判別手段は、情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づいて、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であるか否かを示す優良情報提供者判別結果を出力し、
    前記情報処理手段は、情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づく前記優良情報提供者判別手段の優良情報提供者判別結果が、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であることを示している情報提供者識別情報で示される情報提供者が提供した情報を前記情報データベースから読み出すとともに、メールアドレスを前記会員情報データベースから読み出し、前記読み出した情報を含むメールを、前記読み出したメールアドレス宛に送信する、
    ことを特徴とする情報提供装置。
  3. 情報処理手段と、優良会員判別手段と、記憶手段と、情報受信手段を備え、
    前記記憶手段は、
    送信する情報を、当該情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する情報データベースと、
    会員の料金支払いに関する料金支払い情報を含む会員情報を、当該会員を示す会員識別情報に対応させて記憶する会員情報データベースを有し、
    前記優良会員判別手段は、会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づいて、当該会員識別情報で示される会員が優良会員であるか否かを示す優良会員判別結果を出力し、
    前記情報処理手段は、前記情報受信手段から送信された情報識別情報と会員識別情報を受信すると、前記受信した会員識別情報に対応させて前記会員情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づく前記優良会員判別手段の優良会員判別結果が、当該会員識別情報で示される会員が優良会員であることを示していれば、前記受信した情報識別情報で示される情報を前記情報データベースから読み出し、前記読み出した情報を、前記受信した情報識別情報と会員識別情報を送信した情報受信手段に送信し、
    前記情報受信手段は、
    情報識別情報と会員識別情報を前記情報処理手段に送信可能な送信手段と、
    前記情報処理手段から送信された情報を受信可能な受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報を出力可能な出力手段を有している。
    ことを特徴とする情報提供装置。
  4. 情報処理手段と、優良情報提供者判別手段と、記憶手段と、情報受信手段を備え、
    前記記憶手段は、
    送信する情報と当該情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を、当該情報を示す情報識別情報に対応させて記憶する情報データベースと、
    情報提供者の料金支払いに関する料金支払い情報を含む情報提供者情報を、当該情報提供者識別情報に対応させて記憶する情報提供者情報データベースを有し、
    前記優良情報提供者判別手段は、情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者情報データベースに記憶されている料金支払い情報に基づいて、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であるか否かを示す優良情報提供者判別結果を出力し、
    前記情報処理手段は、前記情報受信手段から送信された情報識別情報を受信すると、前記受信した情報識別情報で示される情報を提供した情報提供者を示す情報提供者識別情報を前記情報データベースから読み出し、読み出した情報提供者識別情報に対応させて前記情報提供者データベースに記憶されている料金支払い情報に基づく前記優良情報提供者判別手段の優良情報提供者判別結果が、当該情報提供者識別情報で示される情報提供者が優良情報提供者であることを示していれば、前記受信した情報識別情報で示される情報を前記情報データベースから読み出し、前記読み出した情報を、前記受信した情報識別情報を送信した情報受信手段に送信し、
    前記情報受信手段は、
    情報識別情報を前記情報処理手段に送信可能な送信手段と、
    前記情報処理手段から送信された情報を受信可能な受信手段と、
    前記受信手段で受信した情報を出力可能な出力手段を有している。
    ことを特徴とする情報提供装置。
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