JP2006199084A - 自動二輪車用タイヤ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動二輪車用タイヤ2は、中央に第一ベルトプライ30とその両側に一対の第二ベルトプライ32とが備えられたベルト14を備えている。この第一ベルトプライ30とこの第二ベルトプライ32とが、タイヤ軸方向に隣接している。左右のトレッド端22が結ばれるトレッド面18の長さが周長LTとされ、この周長LTの半分に対する第二ベルトプライ32の周長L2の比率が15%以上35%以下である。この第二ベルトプライ32は、熱収縮性の第二ベルトコードを備えている。このタイヤ2の冷却工程では、正規のリム幅WRに対する左右のビードヒール接触部間の軸方向距離WPの比率が95%以上105%以下であるPCIリム46が用いられる。加硫成形後、タイヤ2はこのPCIリム46に装着され、内部に空気が充填されて冷却される。
【選択図】図1
Description
図1に示された基本構成が備えられ、表1に示された仕様の自動二輪車用タイヤを得た。このタイヤサイズは、190/50ZR17である。カーカスには、1枚のカーカスプライを用いた。このカーカスプライに用いられているコード材質は、ナイロン繊維である。このコードの周方向に対してなす角度は、90°である。このコードの繊度は、1400dtex/2である。このコードの密度は、40エンズである。ベルトには、第一ベルトプライ及び第二ベルトプライを用いた。第一ベルトプライに用いられているコード材質は、アラミド繊維である。このコードの周方向に対してなす角度は、0°である。このコードの繊度は、1670dtex/2である。このコードの密度は、54エンズである。第二ベルトプライに用いられているコード材質は、ナイロン繊維である。このコードの周方向に対してなす角度は、0°である。このコードの繊度は、1400dtex/2である。このコードの密度は、54エンズである。左右のトレッド端が結ばれるトレッド面の周長LTの半分に対する第二ベルトプライの周長L2の比率は、18%である。加硫工程で用いられるモールドに備えられているビードヒール形成部P1とP2との間の軸方向距離WPは、正規のリム幅WRの113%である。冷却工程で用いられるPCIリムの左右にあるビードヒール接触部P3間の軸方向距離WQは、正規のリム幅WRと同じである。
トレッド面の周長LTの半分に対する第二ベルトプライの周長L2の比率を下記表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、自動二輪車用タイヤを得た。
正規のリム幅WRに対する加硫工程で用いられるモールドに備えられているビードヒール形成部P1とP2との間の軸方向距離WPの比率を下記表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、自動二輪車用タイヤを得た。
正規のリム幅WRに対する冷却工程で用いられるPCIリムの左右にあるビードヒール接触部間の軸方向距離WQの比率を下記表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、自動二輪車用タイヤを得た。
ベルトを第一ベルトプライのみとし、正規のリム幅WRに対する加硫工程で用いられるモールドに備えられているビードヒール形成部P1とP2との間の軸方向距離WPの比率と正規のリム幅WRに対する冷却工程で用いられるPCIリムの左右にあるビードヒール接触部間の軸方向距離WQの比率とを下記表1に示される通りとした他は実施例1と同様にして、自動二輪車用タイヤを得た。
排気量が1000cm3である市販の自動二輪車の後輪に、試作タイヤが装着された。リムはMT17×6.00、タイヤ空気内圧は250kPaとした。なお、この前輪には、市販されている従来のタイヤが装着されている。この前輪のタイヤサイズは、120/70ZR17である。サーキットコースで、時速100km/h旋回走行と時速250km/h直進走行が実施され、ライダーが5.0点を満点とした官能評価を行った。この数値が大きいほど、良好であることが示される。評価項目は、剛性感、旋回時の応答性及び旋回時の操作性である。この結果が、下記の表1に示されている。
4・・・リム
6・・・トレッド
8・・・サイドウォール
10・・・ビード
12・・・カーカス
14・・・ベルト
16・・・インナーライナー
18・・・トレッド面
20・・・溝
22・・・トレッド端
24・・・コア
26・・・エイペックス
28・・・カーカスプライ
30・・・第一ベルトプライ
32・・・第二ベルトプライ
34・・・モールド
36・・・トレッドセグメント
38・・・上型サイドモールド
40・・・下型サイドモールド
42・・・上部ビードリング
44・・・下部ビードリング
46・・・PCIリム
48・・・ビード嵌合部
Claims (4)
- その外面がトレッド面をなすトレッドと、このトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、このサイドウォールからさらに半径方向略内向きに延びる一対のビードと、トレッド及びサイドウォールの内側に沿って両ビードの間に架け渡されたカーカスと、トレッドの半径方向内側においてカーカスと積層されるベルトとを備えており、
このカーカスが、カーカスプライを備えており、
このカーカスプライがカーカスコードを備えており、このカーカスコードのタイヤ赤道面に対してなす角度の絶対値が70°以上90°以下であり、
このベルトが、中央に第一ベルトプライとこの第一ベルトプライの両側に一対の第二ベルトプライとを備えており、
この第一ベルトプライと第二ベルトプライとが、タイヤ軸方向に隣接しており、
左右のトレッド端が結ばれるトレッド面の長さが周長LTとされ、この周長LTの半分に対する第二ベルトプライの周長L2の比率が10%以上40%以下であり、
この第一ベルトプライがタイヤ周方向に螺旋巻きされる第一帯状プライからなり、この第一帯状プライが第一ベルトコードと第一トッピングゴムとを備えており、この第一ベルトコードの赤道面に対してなす角度の絶対値が5°以下であり、この第一ベルトコードが非熱収縮性であり、
この第二ベルトプライがタイヤ周方向に螺旋巻きされる第二帯状プライからなり、この第二帯状プライが第二ベルトコードと第二トッピングゴムとを備えており、この第二ベルトコードの赤道面に対してなす角度の絶対値が5°以下であり、この第二ベルトコードが熱収縮性である自動二輪車用タイヤ。 - 加硫成形後高温状態にあるタイヤに空気が充填されて冷却されることで、上記第二ベルトコードの熱収縮が適正化されている請求項1に記載のタイヤ。
- 上記冷却にPCIリムが用いられており、このPCIリムがビード嵌合部を備えており、このビード嵌合部がビードヒール接触部を備えており、正規のリム幅に対する左右のビードヒール接触部間の軸方向距離の比率が95%以上105%以下である請求項2に記載のタイヤ。
- ビードの外面が形成されるビードリングを備えており、このビードリングがビードヒール形成部を備えており、正規のリム幅に対する左右のビードヒール形成部間の軸方向距離の比率が105%以上120%以下であるモールドによって加硫成形された請求項1から3のいずれかに記載のタイヤ。
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