JP2006192593A - 成形品取出装置及び成形機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の成形品取出装置におけるアーム専有空間等の諸問題を解決でき、しかも成形品を成形機から十分に離れた排出場所に排出できるようにする。
【解決手段】 成形品取出装置は、ベース14に回転可能に取り付けられる第1アーム16と、第1アームに回転可能に取り付けられる第2アーム18と、第2アームに回転可能に取り付けられる第3アーム20と、第3アームに直動可能に取り付けられる昇降アーム22と、昇降アームに装着される把持部材24と、第1アームを回転駆動する第1アーム駆動機構26と、第1アーム駆動機構から独立して、第2アームを回転駆動する第2アーム駆動機構28と、第1及び第2アーム駆動機構から独立して、第3アームを回転駆動する第3アーム駆動機構30と、第1〜第3アーム駆動機構から独立して、昇降アーム22を直線動作させる昇降アーム駆動機構32とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、成形機から成形品を取り出す成形品取出装置に関する。本発明はさらに、成形品取出装置を装備した成形機に関する。
射出成形機やプレス機械等の種々の成形機において、成形工程終了後に成形品やその付随物(例えばランナ)等の物体を、把持機構により把持して型から自動的に取り出す成形品取出装置を装備したものが知られている。従来の成形品取出装置は、一般に、複数の直線動作(すなわち直動)制御軸を有する直角座標型アーム構造を備え、型内の成形品等を把持可能な把持部材をアーム先端に装着して構成される。また、直角座標型アーム構造の代わりに、複数の回転制御軸を有する垂直多関節型アーム構造を備えた成形品取出装置も、従来提案されている(例えば特許文献1及び2参照)。
直角座標型アーム構造を備えた従来の成形品取出装置は、通常、成形機に固定される水平ガイド付ベースを有する。ベースのガイドは、ベースを成形機に固定したときに成形機の側方へ張り出すように、水平方向(X軸方向)に延設される。このガイドに、X軸に直交する水平方向(Y軸方向)に延びるガイドアームを有する移動部材が、X軸方向へ移動可能に取り付けられる。ガイドアームには、成形品及びその付随物(ランナ等)を取り出すための取出機構が、Y軸方向へ移動可能に支持されている。取出機構は、把握器(ハンド)や吸着保持器等の把持部材を、X軸及びY軸に直交する鉛直方向(Z軸方向)へ移動可能に備えている。このような直角座標型アーム構造により、その先端に装着した取出機構の把持部材が、XYZ軸の直交3軸座標系内で所望方向に移動して、型内の成形品やその付随物(ランナ等)を把持して型から取り出すことができる。
また、垂直多関節型アーム構造を備えた従来の成形品取出装置は、特許文献1及び2に記載されるように、成形機に固定されるベースと、成形機上で水平方向に延びる第1軸線を中心に回転可能にベースに取り付けられる第1アームと、第1軸線に平行な第2軸線を中心に回転可能に第1アームに取り付けられる第2アームと、第2アームの先端に装着され、成形機内の物体を把持可能な把持部材とを具備して構成される。この垂直多関節型アーム構造は一般に、第2アームの先端に手首軸を備えたロボット(マニピュレータ)として構成されており、手首軸に装着した把持部材が、アーム及び手首の多様な動作の下で所望方向に移動して、型内の成形品やその付随物(ランナ等)を把持して型から取り出すことができる。
なお、本願出願人は、先行出願(特願2004−64666)において、水平多関節型アーム構造を備えた新規な成形品取出装置を提案している。この装置に装備した水平多関節型アーム構造は、成形機に固定されるベースと、成形機上で鉛直方向に延びる第1軸線を中心に回転可能にベースに取り付けられる第1アームと、第1軸線に平行な第2軸線を中心に回転可能に第1アームに取り付けられる第2アームと、第2軸線に平行な第3軸線を中心に回転可能に第2アームに取り付けられる第3アームと、第3アームに直動可能に取り付けられる第1昇降アームとを備えて構成され、第1昇降アームに、成形機内の成形品を把持可能な第1把持部材が装着される。この水平多関節型アーム構造には、必要に応じて、成形機内の他の物体(ランナ等)を取り出すための補助アーム組立体を付設することができる。補助アーム組立体は、第3アームに固定される中間ベースと、第3軸線に平行な第4軸線を中心に回転可能に中間ベースに取り付けられる第4アームと、第4軸線に平行な第5軸線を中心に回転可能に第4アームに取り付けられる第5アームと、第5軸線に平行な第6軸線を中心に回転可能に第5アームに取り付けられる第6アームと、第6アームに直動可能に取り付けられる第2昇降アームとを備え、第2昇降アームに、成形機内の他の物体(ランナ等)を把持可能な第2把持部材が装着される。
上記した水平多関節型アーム構造は、第1アームを第1軸線の周りで回転駆動する第1アーム駆動機構と、第2アームを第2軸線の周りで回転駆動する第2アーム駆動機構と、第1昇降アームを直動させる第1昇降アーム駆動機構とを備える。また、補助アーム組立体に関連して、第4アームを第4軸線の周りで回転駆動する第4アーム駆動機構と、第2昇降アームを直動させる第2昇降アーム駆動機構とを備える。ここで、第3アームは、独立した駆動機構を有さず、第3アームに固定されたプーリが、第2アーム駆動機構のモータ出力軸にベルトを介して同期動作可能に連結されている。さらに第2アーム駆動機構は、第1アーム駆動機構のモータ出力軸にベルトを介して同期動作可能に連結されている。したがって、第3アームは、第1アーム駆動機構及び第2アーム駆動機構の一方又は双方のモータ出力の下で、第1アーム及び第2アームの一方又は双方の動作に伴い、一定の姿勢を保持しながら水平面内を移動することになる。
特開平10−95028号公報 特開平9−201849号公報
前述した直角座標型アーム構造を有する従来の成形品取出装置は、直交する2軸〜3軸方向へ延びるリニアガイド機構を常時固定的に備えるものであるから、アーム専有空間が比較的大きく、成形機に搭載したときに幾つかの問題を生じる。例えば、天井の低い場所で、成形品取出装置を成形機の上部に搭載することが困難になる場合がある。また、水平ガイド付ベースが成形機にその側方へ張り出す形態で固定して設置されるので、成形機に成形品取出装置を搭載したままで輸送することが困難になる傾向がある。この場合、成形機と成形品取出装置とを分離した状態で別々に輸送することになり、輸送及び設置に手間が掛かることが懸念される。
また、直角座標型アーム構造に装備された直動制御軸は、一般に機械構造上の構成部品が多いので、成形品取出装置の製造コストを低減し難くする傾向がある。しかも、個々の制御軸における直動ストロークを延長するためには、既設の直動制御軸ユニットを、別に用意した長ストロークの直動制御軸ユニットに置き換えなければならない。したがって、前述した構成において、ガイドアームに沿ってY軸移動する取出機構は、ガイドアームのストローク変更が容易ではないので、通常は、予め成形品用の取出機構と付随物(ランナ等)用の取出機構との双方を分割不能に装備している。つまり、必要に応じて付随物(ランナ等)用の取出機構を追加したり削除したりすることが困難であり、過剰設備となる場合がある。
他方、前述した垂直多関節型アーム構造を有する従来の成形品取出装置は、成形機に搭載したときに、アームが成形機上で鉛直面に沿って動作することから、やはり、天井の低い場所で成形機の上部に成形品取出装置を搭載することが困難になる。しかも、手首軸を有するロボットとして構成される垂直多関節型アーム構造は、手首の径方向寸法がその構造上の必然から把持部材に比較して大きくなる傾向があるので、成形機の開いた型内に把持部材を挿入する際に手首が型に衝突して挿入を妨げることが懸念される。このような不都合を回避するためには、手首が型に衝突する前に型内の成形品等に到達可能な長尺の把持部材を用いる必要があるが、そのような長尺の把持部材は一般に、把持及び取出時の微妙な取り扱いを難しくするものである。
これらの従来技術に対比して、本願出願人が先行出願(特願2004−64666)において提案した水平多関節型アーム構造を有する成形品取出装置は、明確な優位性を具備している。1つの優位点として、水平多関節型アーム構造のアーム専有空間が、直角座標型アーム構造に比べて小さいことによる利点が挙げられる。具体的には、天井の低い場所であっても成形品取出装置を成形機の上部に搭載できるようになるし、また、アームを動作させて成形機の側方へ張り出さない姿勢にすることで、成形機に成形品取出装置を搭載したままの状態で輸送することも容易になる。同様に、アームが成形機上で鉛直面に沿って動作する垂直多関節型アーム構造に比べても、水平多関節型アーム構造は、アームが成形機上で水平面に沿って動作するものであるから、天井の低い場所でも成形品取出装置を成形機の上部に搭載できるようになる利点がある。さらに、水平多関節型アーム構造に装備される回転制御軸は、直角座標型アーム構造の直動制御軸に比べて、一般に機械構造上の構成部品が少ないので、成形品取出装置の製造コストの低減に寄与する。
もう1つの優位点として、先行出願に開示した水平多関節型アーム構造は、手首軸を有するロボットではなく、回転アームの末端に取り付けた直動型の昇降アームに把持部材を装着して構成されている点が挙げられる。このような構成により、扱い難い長尺の把持部材を用いることなく、成形機の開いた型内に把持部材を容易かつ正確に挿入することが可能になる。さらに他の優位点として、成形機内の成形品を取り出すための主要なアーム構造(第1アーム〜第1昇降アーム)に対し、必要に応じて、成形機内の他の物体(ランナ等)を取り出すための補助アーム組立体を付設できるようにした点が挙げられる。このような構成により、成形品以外の物体(ランナ等)用の取出機構を所望により追加したり削除したりすることができるので、過剰設備の問題が解決される。これらの優位点を有する先行出願の成形品取出装置は、スカラ型ロボットと呼称されている従来の水平多関節ロボットと比べても、格段に自由度が高く、極めて利用価値の高い格別のものである。
ところで、先行出願(特願2004−64666)に開示した水平多関節型アーム構造を有する成形品取出装置では、前述したように、第3アームに独立した駆動機構を設けず、第3アームが、第1アーム及び第2アームの一方又は双方の動作に伴い、一定の姿勢を保持しながら水平面内を移動するように構成している。その結果、例えばこの成形品取出装置を大型成形機に搭載した場合のように、取出対象の成形品の寸法が大きいために成形機から十分に離れた排出場所に成形品を排出することが要求される場合に、姿勢の変化しない第3アームに取り付けた補助アーム組立体が第2アーム等の他の構成部品に衝突し、成形品やその付随物の円滑な排出が困難な状況に陥ることがある。そこで先行出願では、成形機に対する成形品取出装置のベースの固定位置を、必要に応じて変更できるようにして、大寸の成形品でも、アーム等の取出装置自身の構成部品が障害物になることなく、成形機から十分に離れた排出場所に排出できる構成を提案している。
本発明の目的は、成形機から成形品を取り出す成形品取出装置において、直角座標型アーム構造や垂直多関節型アーム構造を備えた従来の成形品取出装置における前述した諸問題を解決でき、しかも、先行出願で提案したベース固定位置の可変構造とは異なる構成により、アーム等の取出装置自身の構成部品が障害物になることなく、成形品を成形機から十分に離れた排出場所に排出できるようにした成形品取出装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、成形品取出装置を装備した成形機において、直角座標型アーム構造や垂直多関節型アーム構造を備えた従来の成形品取出装置を装備することで生じる前述した諸問題を解決でき、しかも、先行出願で提案したベース固定位置の可変構造とは異なる構成により、アーム等の成形品取出装置の構成部品が障害物になることなく、成形品を十分に離れた排出場所に排出できるようにした成形機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、成形機から成形品を取り出す成形品取出装置において、成形機に固定可能なベースと、ベースに、第1軸線を中心として回転可能に取り付けられる第1アームと、第1アームに、第1軸線に平行な第2軸線を中心として回転可能に取り付けられる第2アームと、第2アームに、第2軸線に平行な第3軸線を中心として回転可能に取り付けられる第3アームと、第3アームに直線動作可能に取り付けられる昇降アームと、昇降アームに装着され、成形機内の物体を把持可能な把持部材と、第1アームを第1軸線の周りで回転駆動する第1アーム駆動機構と、第1アーム駆動機構から独立して、第2アームを第2軸線の周りで回転駆動する第2アーム駆動機構と、第1アーム駆動機構及び第2アーム駆動機構から独立して、第3アームを第3軸線の周りで回転駆動する第3アーム駆動機構と、第1アーム駆動機構、第2アーム駆動機構及び第3アーム駆動機構から独立して、昇降アームを直線動作させる昇降アーム駆動機構と、を具備したことを特徴とする成形品取出装置を提供する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の成形品取出装置において、昇降アームから独立して動作可能に第3アームに取り付けられる補助アーム組立体と、補助アーム組立体に装着され、成形機内の他の物体を把持可能な第2の把持部材とをさらに具備する成形品取出装置を提供する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の成形品取出装置において、補助アーム組立体は、第3アームに着脱自在に取り付けられる中間ベースと、中間ベースに、第3軸線に平行な第4軸線を中心として回転可能に取り付けられる第4アームと、第4アームに、第4軸線に平行な第5軸線を中心として回転可能に取り付けられる第5アームと、第5アームに、第5軸線に平行な第6軸線を中心として回転可能に取り付けられる第6アームと、第6アームに直線動作可能に取り付けられる第2の昇降アームと、第2の昇降アームに装着される第2の把持部材とを備える成形品取出装置を提供する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の成形品取出装置において、第1アーム、第2アーム及び第3アームが、いずれも中空構造を有し、第1アーム駆動機構、第2アーム駆動機構、第3アーム駆動機構及び昇降アーム駆動機構に接続される動力供給ケーブルを含む線条体が、第1アーム、第2アーム及び第3アームの中空領域に収容されて敷設される成形品取出装置を提供する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の成形品取出装置において、ベースに対し第1アームを回転可能に支持する第1アーム支持部材と、第1アームに対し第2アームを回転可能に支持する第2アーム支持部材と、第2アームに対し第3アームを回転可能に支持する第3アーム支持部材とをさらに具備し、第1アーム支持部材、第2アーム支持部材及び第3アーム支持部材が、いずれも中空構造を有し、線条体が、第1アーム支持部材、第2アーム支持部材及び第3アーム支持部材の中空領域に挿通されて敷設される成形品取出装置を提供する。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の成形品取出装置を装備した成形機を提供する。
請求項1に記載の発明によれば、成形品取出装置は、成形機に対し第1軸線を鉛直方向に向けて搭載することにより、水平多関節型アーム構造を構成するから、天井の低い場所であっても成形機の上部に搭載できるようになる。また、第1アーム〜第3アームを適当に動作させて成形機の側方へ張り出さない姿勢にすることで、成形機に成形品取出装置を取り付けたままの状態で輸送することも容易になる。さらに、成形品取出装置に装備される回転制御軸(第1アーム駆動機構〜第3アーム駆動機構)は、一般に機械構造上の構成部品が少ないので、成形品取出装置の製造コストの低減に寄与する。また、成形品取出装置は、手首軸を有するロボットではなく、回転型アーム構造の末端に取り付けた直動型の昇降アームに把持部材を装着して構成されているので、扱い難い長尺の把持部材を用いることなく、成形機の開いた型に対して把持部材を容易かつ正確に出し入れすることができる。さらに、第1アーム、第2アーム及び第3アームのそれぞれを、互いに独立した第1アーム駆動機構、第2アーム駆動機構及び第3アーム駆動機構によって多彩に動作させることで、第3アームに取り付けた昇降アームを、成形機から十分に離れた位置まで移動させることができる。したがって、大寸の成形品であっても、取出装置自身の構成部品が障害物になることなく、成形機から十分に離れた排出場所に排出することができる。
請求項2に記載の発明によれば、成形機内の主要な物体(例えば成形品)を取り出すための主要アーム構造(第1アーム〜昇降アーム)に対し、必要に応じて、成形機内の他の物体(例えばランナ)を取り出すための補助アーム組立体を取り付けたり取り外したりすることができるので、過剰設備の問題が解決される。
請求項3に記載の発明によれば、補助アーム組立体が水平多関節型アーム構造を構成するから、天井の低い場所であっても成形機の上部に搭載できる。また、第2の昇降アームに装着した第2の把持部材を、成形機の開いた型に対して容易かつ正確に出し入れすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、主要アーム構造の動作中に、線条体が主要アーム構造に絡まったり外部の構造体と干渉し合ったりすることが防止される。
請求項5に記載の発明によれば、線条体を主要アーム構造の中空領域に容易に敷設することができる。
請求項6に記載の発明によれば、直角座標型アーム構造や垂直多関節型アーム構造を備えた従来の成形品取出装置を装備することで生じる成形機の諸問題を解決でき、しかも、成形品取出装置の構成部品が障害物になることなく、成形品を十分に離れた排出場所に排出することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1は、本発明の一実施形態による成形品取出装置10を装備した本発明の一実施形態による成形機12を示す。図示実施形態では、成形品取出装置10は、成形機12の静止部材(例えば固定型(図示せず)を担持する固定盤(図示せず)等)の上面に搭載され、成形機12の開いた型(図示せず)から、成形品やその付随物(例えばランナ)等の物体を取り出すように構成される。
図1及び図2に示すように、成形品取出装置10は、成形機12に固定可能なベース14と、ベース14に、第1軸線16aを中心として回転可能に取り付けられる第1アーム16と、第1アーム16に、第1軸線16aに平行な第2軸線18aを中心として回転可能に取り付けられる第2アーム18と、第2アーム18に、第2軸線18aに平行な第3軸線20aを中心として回転可能に取り付けられる第3アーム20と、第3アーム20に直線動作可能に取り付けられる昇降アーム22とを備える。昇降アーム22には、把握器(ハンド)や吸着保持器等の、成形機12の型内の物体(成形品やその付随物等)を把持可能な把持部材24(図3)が装着される。
成形品取出装置10はさらに、図3に示すように、第1アーム16を第1軸線16aの周りで回転駆動する第1アーム駆動機構26と、第1アーム駆動機構26から独立して、第2アーム18を第2軸線18aの周りで回転駆動する第2アーム駆動機構28と、第1アーム駆動機構26及び第2アーム駆動機構28から独立して、第3アーム20を第3軸線20aの周りで回転駆動する第3アーム駆動機構30と、第1アーム駆動機構26、第2アーム駆動機構28及び第3アーム駆動機構30から独立して、昇降アーム22を直線動作させる昇降アーム駆動機構32とを備える。
成形品取出装置10は、ベース14を成形機12の静止部材に固定した状態で、第1軸線16a、第2軸線18a及び第3軸線20aがいずれも、成形機12の設置床面Fに対して鉛直に配置されるようになっており、したがって第1アーム16、第2アーム18及び第3アーム20は、水平多関節型アーム構造を構成する。また、成形品取出装置10では、第1アーム16、第2アーム18、第3アーム20及び昇降アーム22のそれぞれに、互いに独立した専用の駆動機構26、28、30、32が設けられている。したがって第1アーム16〜第3アーム20は、それぞれに独立した制御軸を有するマニピュレータとして機能して、その多彩な動作により、末端に設置した昇降アーム22及び把持部材24を、成形機12上の所与の水平面内で所望位置に位置決めする。さらに、第3アーム20に取り付けられた昇降アーム22は、昇降アーム駆動機構32の駆動により第3軸線20aに平行な方向へ直線動作して、把持部材24を成形機12の開いた型に対し円滑に出し入れする。
再び図1及び図2を参照すると、成形品取出装置10はさらに、上記した主要な水平多関節型アーム構造に対し、必要に応じて付設できる補助アーム組立体34を備える。補助アーム組立体34は、昇降アーム22から独立して第3アーム20に着脱自在に取り付けられる中間ベース36と、中間ベース36に、第3軸線20aに平行な第4軸線38aを中心として回転可能に取り付けられる第4アーム38と、第4アーム38に、第4軸線38aに平行な第5軸線40aを中心として回転可能に取り付けられる第5アーム40と、第5アーム40に、第5軸線40aに平行な第6軸線42aを中心として回転可能に取り付けられる第6アーム42と、第6アーム42に直線動作可能に取り付けられる第2の昇降アーム44とを備える。第2の昇降アーム44には、把握器(ハンド)や吸着保持器等の、成形機12の型内の物体(成形品やその付随物等)を把持可能な第2の把持部材46(図4)が装着される。
補助アーム組立体34には、図4に示すように、第4アーム38を第4軸線38aの周りで回転駆動する第4アーム駆動機構48と、第4アーム駆動機構48に連動して、第5アーム40を第5軸線40aの周りで回転駆動する第5アーム駆動機構50と、第4アーム駆動機構48及び第5アーム駆動機構50に連動して、第6アーム42を第6軸線42aの周りで回転駆動する第6アーム駆動機構52と、第4アーム駆動機構48、第5アーム駆動機構50及び第6アーム駆動機構52から独立して、第2の昇降アーム44を直線動作させる第2の昇降アーム駆動機構54とが設けられる。
補助アーム組立体34は、成形品取出装置10を前述したように成形機12に搭載した状態で、第4軸線38a、第5軸線40a及び第6軸線42aがいずれも、成形機12の設置床面Fに対して鉛直に配置されるようになっている。したがって、第1アーム16〜第3アーム20によって構成される水平多関節型アーム構造が、補助アーム組立体34の付設により、さらに関節数(すなわち自由度)を増加させた水平多関節型アーム構造として機能することになる。また、補助アーム組立体34は、第3アーム20上で、第4アーム駆動機構48の駆動により昇降アーム22から独立して動作して、末端に設置した第2の昇降アーム44及び第2の把持部材46を、成形機12上の所与の水平面内で所望位置に位置決めする。なお、第4アーム駆動機構48〜第6アーム駆動機構52の連動作用については、後に詳述する。さらに、第6アーム42に取り付けられた第2の昇降アーム44は、昇降アーム駆動機構54の駆動により第6軸線42aに平行な方向へ直線動作して、第2の把持部材46を成形機12の開いた型に対し円滑に出し入れする。
図1及び図5に示すように、補助アーム組立体34は、ベース14、第1アーム16、第2アーム18、第3アーム20及び昇降アーム22(把持部材24(図3)を含む)、並びにそれらの駆動機構26、28、30、32(図3)を備えて構成される主要アーム構造56に対し、必要に応じて取り付けたり取り外したりすることができる。したがって、成形機12の型から成形品だけを把持式に取り出せばよいシステムでは、成形品取出装置10の上記した主要アーム構造56のみを成形機12に搭載し、昇降アーム22に装着した把持部材24を用いて、成形機12の型内の成形品を取り出すように構成すればよい。他方、型内の付随品(例えばランナ)等の他の物体も把持式に取り出す必要があるシステムでは、上記した主要アーム構造56に予め補助アーム組立体34を付設しておき、把持部材24により成形品を取り出すと同時に(又は所望時間差で)、第2の昇降アーム44に装着した第2の把持部材46を用いて、そのような他の物体を取り出すように構成すればよい。
上記構成を有する成形品取出装置10は、水平多関節型アーム構造を採用したから、従来の直角座標型アーム構造を有する成形品取出装置に比べて、アーム専有空間が小さいことによる利点を有する。具体的には、天井の低い場所であっても、成形品取出装置10を図示実施形態のように成形機12の上部に搭載できるようになる。また、図6に示すように、第1アーム16〜第3アーム20を(必要に応じて第4アーム38〜第6アーム42も)適当に動作させて成形機12の側方へ張り出さない姿勢にすることで、成形機12に成形品取出装置10を取り付けたままの状態で輸送することも容易になる。同様に、アームが成形機上で鉛直面に沿って動作する従来の垂直多関節型アーム構造を有する成形品取出装置に比べても、水平多関節型アーム構造を採用した成形品取出装置10は、第1アーム16〜第3アーム20が(必要に応じて第4アーム38〜第6アーム42も)成形機12上で水平面に沿って動作するものであるから、天井の低い場所でも成形品取出装置10を成形機12の上部に搭載できる。さらに、成形品取出装置10に装備される回転制御軸(すなわち第1アーム駆動機構26〜第3アーム駆動機構30)は、直角座標型アーム構造の直動制御軸に比べて、一般に機械構造上の構成部品が少ないので、成形品取出装置10の製造コストの低減に寄与する。
また、水平多関節型アーム構造を有する成形品取出装置10は、従来の垂直多関節型アーム構造を有する成形品取出装置のような手首軸を有するロボットではなく、回転型アーム構造の末端に取り付けた直動型の昇降アーム22(第2の昇降アーム44)に把持部材24(第2の把持部材46)を装着して構成されているので、扱い難い長尺の把持部材を用いることなく、成形機12の開いた型に対して把持部材24(第2の把持部材46)を容易かつ正確に出し入れすることができる。さらに、成形機12内の主要な物体(例えば成形品)を取り出すための主要アーム構造56に対し、必要に応じて、成形機12内の他の物体(例えばランナ)を取り出すための補助アーム組立体34を取り付けたり取り外したりすることができるので、過剰設備の問題が解決される。これらの利点を有する成形品取出装置10は、スカラ型ロボットと呼称されている従来の水平多関節ロボットと比べても、格段に自由度が高く、極めて利用価値の高い格別のものである。
さらに、上記構成を有する成形品取出装置10は、例えば大型の成形機12に搭載した場合のように、取出対象の成形品の寸法が大きいために成形機12から十分に離れた排出場所に成形品を排出することが要求される用途にも、問題無く適応できるものである。この作用効果を、図7に示す成形品取出装置10による成形品取出作業の一例を参照して説明する。
図示の成形品取出作業では、まず、主要アーム構造56及び補助アーム組立体34を適当に動作させて、把持部材24(図3)及び第2の把持部材46(図4)により、成形機12の型内の成形品及びその付随物(例えばランナ)を把持する(図7(a))。次いで、主要アーム構造56及び補助アーム組立体34を動作させて、成形品及びその付随物を型から取り出す。このとき、成形品及びその付随物は、型の成形面に対して所定の方向(例えば法線方向)へ移動して、全体として略同時に成形面から離脱されることが要求されるので、把持部材24(図3)及び第2の把持部材46(図4)を、成形品及びその付随物を把持したときの姿勢のままで、成形面から離れるように移動させる必要がある。
次に、昇降アーム22及び第2の昇降アーム44を動作させて、成形品及びその付随物を成形機12に衝突しない位置に移動した後、成形品及びその付随物を成形機12の外部に排出する。ここで、既述の先行出願(特願2004−64666)に開示した水平多関節型アーム構造を有する成形品取出装置では、離型時に把持部材(成形品取出装置10の把持部材24に対応)及び第2の把持部材(同第2の把持部材46に対応)を一定の姿勢に維持しながら移動させるという上記要求に応じて、第3アーム(同第3アーム20に対応)が、第1アーム及び第2アーム(同第1アーム16及び第2アーム18に対応)の一方又は双方の動作に連動して、一定の姿勢を保持しながら水平面内を移動するように構成している。そのような構成では、成形品及びその付随物を成形機の外部に排出するときに、姿勢の変化しない第3アームに取り付けた補助アーム組立体(成形品取出装置10の補助アーム組立体34に対応)が第2アーム等の他の構成部品に衝突し、成形品やその付随物の円滑な排出が困難な状況に陥ることがある。この状況を成形品取出装置10で再現すると、図7(a)の状態から、離型した成形品及びその付随物を成形機12に衝突しない位置に移動した後に、主要アーム構造56のみを動作させて、成形品及びその付随物を成形機12の外部に排出した状態(図7(b))に該当する。
図7(b)の状態では、成形機12から取り出した成形品やその付随物の寸法が大きい場合に、成形機12から成形品を円滑に排出することが困難である。既述の先行出願では、このような問題に対処すべく、成形機に対する成形品取出装置のベース(成形品取出装置10のベース14に対応)の固定位置を、必要に応じて変更できるようにしている。この方策とは異なり、成形品取出装置10では、第1アーム16、第2アーム18及び第3アーム20のそれぞれを、図3に示す互いに独立した第1アーム駆動機構26、第2アーム駆動機構28及び第3アーム駆動機構30によって多彩に動作させることで、第3アーム20に取り付けた昇降アーム22(把持部材24を含む)及び補助アーム組立体34(第2の把持部材46を含む)を、成形機12から十分に離れた位置まで移動させることができるようにしている。例えば、図7(b)の状態から、第1アーム16、第2アーム18及び第3アーム20を、全体として真っ直ぐに伸びるような姿勢(図7(c))に変位させることにより、大寸の成形品及びその付随物を、取出装置自身の構成部品が障害物になることなく、成形機12から十分に離れた排出場所に排出することができる。
上記した種々の利点を有する成形品取出装置10を装備した成形機12は、直角座標型アーム構造や垂直多関節型アーム構造を備えた従来の成形品取出装置を装備することで生じる諸問題を解決でき、しかも、成形品取出装置10の構成部品が障害物になることなく、成形品を十分に離れた排出場所に排出することができるものである。
再び図3を参照して、成形品取出装置10の主要アーム構造56の構成をさらに詳細に説明する。
ベース14は、機械的強度に優れた中空構造体として形成される。ベース14の上方部分には、二股の関節部58が設けられ、関節部58に、第1アーム16の一端が挟み込まれるように受容されて、第1軸線16aを中心に回転可能に軸支される。ベース14の関節部58には、モータ60及び減速機62を有する第1アーム駆動機構26が設置され、モータ60の出力下で、減速機62の出力端に固定した第1アーム16が第1軸線16aの周りで回転駆動される。
ベース14の関節部58にはさらに、第1アーム駆動機構26に略対向する位置に第1アーム支持部材64が設置される。第1アーム支持部材64は、図示実施形態では、第1軸線16aに同心配置される中空スリーブ及び軸受から構成される。第1アーム支持部材64は、第1アーム16をベース14に対し、第1軸線16aを中心に円滑に回転できるように支持する。
第1アーム16は、機械的強度に優れた中空構造体として形成される。第1アーム16の他端には、二股の関節部66が設けられ、関節部66に、第2アーム18の一端が挟み込まれるように受容されて、第2軸線18aを中心に回転可能に軸支される。第1アーム16の関節部66には、モータ68及び減速機70を有する第2アーム駆動機構28が設置され、モータ68の出力下で、減速機70の出力端に固定した第2アーム18が第2軸線18aの周りで回転駆動される。
第1アーム16の関節部66にはさらに、第2アーム駆動機構28に略対向する位置に第2アーム支持部材72が設置される。第2アーム支持部材72は、図示実施形態では、第2軸線18aに同心配置される中空スリーブ及び軸受から構成される。第2アーム支持部材72は、第2アーム18を第1アーム16に対し、第2軸線18aを中心に円滑に回転できるように支持する。
第2アーム18は、機械的強度に優れた中空構造体として形成される。第2アーム18の他端には、下向きの関節部74が設けられ、関節部74に、第3アーム20の一端が、第3軸線20aを中心に回転可能に軸支される。第2アーム18の関節部74には、モータ76及び減速機78を有する第3アーム駆動機構30が設置され、モータ76の出力下で、減速機78の出力端に固定した第3アーム20が第3軸線20aの周りで回転駆動される。
第2アーム18の関節部74にはさらに、第3アーム支持部材80が設置される。第3アーム支持部材80は、図示実施形態では、第3アーム駆動機構30の減速機78を流用して構成される。第3アーム支持部材80は、第3アーム20を第2アーム18に対し、第3軸線20aを中心に円滑に回転できるように支持する。
第3アーム20は、機械的強度に優れた中空構造体として形成される。第3アーム20の他端には、第3軸線20aに平行に下方へ延びるガイド構造の昇降アーム22が設置される。第3アーム20には、昇降アーム22の反対側に、モータ(図示せず)及び減速機(図示せず)を有する昇降アーム駆動機構32が設置され、モータの出力下で、昇降アーム22に取り付けた把持部材24が、第3軸線20aに平行な方向へ直線動作する。
このように、全体として中空構造体から構成される主要アーム構造56は、第1アーム16、第2アーム18及び第3アーム20が、それぞれの専用の駆動機構26、28、30の出力下で個々に独立して軽快に動作することができる。また、個々のアーム16、18、20の関節部58、66、74は、ベース14から昇降アーム22に至る順にアーム高さが徐々に低くなるような構成を有しているから、高さ方向への張出部分が少ない低背型の成形品取出装置10を提供することができる。
さらに、全体として中空構造体から構成される主要アーム構造56には、図8に示すように、第1アーム駆動機構26、第2アーム駆動機構28、第3アーム駆動機構30、昇降アーム駆動機構32及び把持部材24に接続される動力(電力や空気等)供給用及び信号伝達用のケーブルやホースを含む線条体82を、ベース14、第1アーム16、第2アーム18及び第3アーム20の中空領域に収容して敷設することができる。このとき線条体82は、いずれも中空構造を有する第1アーム支持部材64、第2アーム支持部材72及び第3アーム支持部材80の中空領域に挿通されて敷設される。このような構成により、主要アーム構造56の動作中に、線条体82が主要アーム構造56に絡まったり外部の構造体と干渉し合ったりすることが防止される。なお、第1アーム支持部材64、第2アーム支持部材72及び第3アーム支持部材80を中空構造にする代わりに、第1アーム駆動機構26、第2アーム駆動機構28及び第3アーム駆動機構30の減速機62、70、78を中空構造にして、それらの中空領域に線条体82を挿通するようにしても良い。
次に図4を参照して、成形品取出装置10の補助アーム組立体34の構成をさらに詳細に説明する。
中間ベース36は、機械的強度に優れた中空構造体として形成される。中間ベース36の一端には、二股の関節部84が設けられ、関節部84に、第4アーム38の一端が挟み込まれるように受容されて、第4軸線38aを中心に回転可能に軸支される。中間ベース36の関節部84には、モータ86及び減速機88を有する第4アーム駆動機構48が設置され、モータ86の出力下で、減速機88の出力端に固定した第4アーム38が第4軸線38aの周りで回転駆動される。
中間ベース36の関節部84にはさらに、第4アーム駆動機構48に略対向する位置に第4アーム支持部材90が設置される。第4アーム支持部材90は、中空のプーリの構造を有し、その中空軸部分が中間ベース36に固定されるとともに環状部分が第4アーム38の中空領域に収容されて、第4アーム38を中間ベース36に対し、第4軸線38aを中心に円滑に回転できるように支持する。
第4アーム38は、機械的強度に優れた中空構造体として形成される。第4アーム38の他端には、上向きの関節部92が設けられ、関節部92に、第5アーム40の一端が、第5軸線40aを中心に回転可能に軸支される。第4アーム38の関節部92には、中空のプーリ94を有する第5アーム駆動機構50が設置される。プーリ94は、軸受を介して第4アーム38に回転可能に支持され、その環状部分が第4アーム38の中空領域に収容されるとともに、中空軸部分が第4アーム38の外部に突出して末端で第5アーム40に固定される。プーリ94は、第4アーム38の中空領域内で、ベルト96を介して、第4アーム支持部材(プーリ)90に連結される。
第4アーム38の関節部92にはさらに、プーリ94の中空領域に同心に受容される第5アーム支持部材98が設置される。第5アーム支持部材98は、中空のプーリの構造を有し、その中空軸部分100がプーリ94に摺動可能に受容されて、末端で固定要素102を介して第4アーム38に固定される。また第5アーム支持部材98は、その環状部分が第5アーム40の中空領域に収容されて、第5アーム40を第4アーム38に対し、第5軸線40aを中心に円滑に回転できるように支持する。
第5アーム40は、機械的強度に優れた中空構造体として形成される。第5アーム40の他端には、下向きの関節部104が設けられ、関節部104に、第6アーム42の一端が、第6軸線42aを中心に回転可能に軸支される。第5アーム40の関節部104には、中空のプーリ106を有する第6アーム駆動機構52が設置される。プーリ106は、軸受を介して第5アーム40に回転可能に支持され、その環状部分が第5アーム40の中空領域に収容されるとともに、中空軸部分が第5アーム40の外部に突出して末端で第6アーム42に固定される。プーリ106は、第5アーム40の中空領域内で、ベルト108を介して、第5アーム支持部材(プーリ)98に連結される。なお、第6アーム支持機構52を構成するプーリ106は、第6アーム支持部材としても機能し、第6アーム42を第5アーム40に対し、第6軸線42aを中心に円滑に回転できるように支持する。
第6アーム42は、機械的強度に優れた中空構造体として形成される。第6アーム42の他端には、第6軸線42aに平行に下方へ延びるガイド構造の第2の昇降アーム44が設置される。第6アーム42には、第2の昇降アーム44の反対側に、モータ(図示せず)及び減速機(図示せず)を有する昇降アーム駆動機構54が設置され、モータの出力下で、第2の昇降アーム44に取り付けた第2の把持部材46が、第6軸線42aに平行な方向へ直線動作する。
このように、全体として中空構造体から構成される補助アーム組立体34は、第4アーム38、第5アーム40及び第6アーム42が、中間ベース36に設置した第4アーム駆動機構48の出力下で互いに連動して軽快に動作することができる。この連動機構について、図9及び図10を参照して以下に説明する。
ここで、図示実施形態では、所要の連動動作を実現するための前提として、第4アーム支持部材(プーリ)90の環状部分と第5アーム駆動機構50のプーリ94の環状部分との直径比を2:1に設定し、第5アーム支持部材(プーリ)98の環状部分と第6アーム駆動機構52のプーリ106の環状部分との直径比を1:2に設定している。また、第4アーム38の関節間隔(すなわち第4軸線38aと第5軸線40aとの間の距離)と第5アーム40の関節間隔(すなわち第5軸線40aと第6軸線42aとの間の距離)とが、同一になるように設計されている。なお、図9及び図10は、補助アーム組立体34の連動機構を平面視で模式図的に示すものであり、図中、個々のプーリ90、94(98)、106に印した三角マークは、各プーリ90、94(98)、106の回転位置を明らかにするためのものである。
まず、図9(a)に示すように、第4軸線38a、第5軸線40a及び第6軸線42aが一直線L1上に位置するように、第4アーム38及び第5アーム40を真っ直ぐに伸ばした姿勢に配置する。この姿勢から、図9(b)に示すように、第4アーム駆動機構48(図4)の駆動により、第4アーム38を第4軸線38aの周りで時計方向へ角度βだけ回転させる。この間、プーリ90は、中間ベース36(図4)に固定されているので回転しない。一方、ベルト96を介してプーリ90に連結されているプーリ94は、第4アーム38の回転に伴ってプーリ90を中心に角度βだけ移動するので、上記した直径比に従い、第4アーム38上で第5軸線40aを中心に角度2βだけ反時計方向へ回転する。それに伴い、プーリ94に固定されている第5アーム40は、第4アーム38に対し、第5軸線40aを中心に角度2βだけ反時計方向へ回転する。
プーリ94が第5軸線40aの周りで回転する間、プーリ94に同心配置されているプーリ98は、第4アーム38に固定されているので回転しない(黒三角マーク)。一方、ベルト108を介してプーリ98に連結されているプーリ106は、第5アーム40の上記した回転に伴ってプーリ98を中心に角度2βだけ移動するので、上記した直径比に従い、第5アーム40上で第6軸線42aを中心に角度βだけ時計方向へ回転する。それに伴い、プーリ106に固定されている第6アーム42は、第5アーム40に対し、第6軸線42aを中心に角度βだけ時計方向へ回転する。
このようにして、第4アーム38を第4軸線38aの周りで時計方向へ角度βだけ回転させると、それに連動して、第5アーム40が第5軸線40aの周りで反時計方向へ角度2βだけ回転するとともに、第6アーム42が第6軸線42aの周りで時計方向へ角度βだけ回転する(図9(b))。その結果、図示のように、第6アーム42は、第4アーム38が回転する前の姿勢(図9(a))を維持することになる。しかも前述したように、第4アーム38の関節間隔と第5アーム40の関節間隔とが同一であるから、図9(b)において第4軸線38aと第5軸線40aと第6軸線42aとを結ぶ幾何形状は、常に、直線L1上に底辺を有する二等辺三角形となる。したがって、図10に示すように、第4アーム38が第4軸線38aの周りで回転動作する間、第6軸線42aは常に直線L1上を移動し、第6アーム42は、初期姿勢を維持しながら直線動作することになる。
上記した連動機構を有する補助アーム組立体34は、既述したように、成形品等を成形機12の型から取り出す際(すなわち離型時)に、第2の把持部材46を、成形品及びその付随物を把持したときの姿勢に維持しながら移動させるという要求に応じて、第5アーム40及び第6アーム42を、専用の駆動源によらずに、第4アーム38の動作に連動させるように構成したものである。しかし、主要アーム構造56の特徴的構成と同様の観点で、第4アーム38、第5アーム40及び第6アーム42のそれぞれに、互いに独立した専用の駆動機構を設置することもできる。この場合、個々の駆動機構を適宜制御することにより、第2の把持部材46を一定の姿勢に維持しながら移動させることができる。
補助アーム組立体34においても、主要アーム構造56と同様に、図11に示すように、第4アーム駆動機構48、昇降アーム駆動機構54及び第2の把持部材46に接続される動力(電力や空気等)供給用及び信号伝達用のケーブルやホースを含む線条体110を、中間ベース36、第4アーム38、第5アーム40及び第6アーム42の中空領域に収容して敷設することができる。このとき線条体110は、いずれも中空構造を有するプーリ90、94、98、106の中空領域に挿通されて敷設される。このような構成により、補助アーム組立体34の動作中に、線条体110が補助アーム組立体34に絡まったり外部の構造体と干渉し合ったりすることが防止される。
本発明の一実施形態による成形品取出装置と、それを搭載した本発明の一実施形態による成形機とを、概略で示す斜視図である。 図1の成形品取出装置を模式図的に示す概略平面図である。 図1の成形品取出装置における主要アーム構造の内部構造を示す概略正面図である。 図1の成形品取出装置における補助アーム組立体の内部構造を示す概略正面図である。 図1の成形品取出装置の使用法の一例を説明する概略平面図である。 図1の成形機の概略平面図である。 図1の成形機に搭載した成形品取出装置の動作の一例を説明する概略平面図で、(a)成形品離型中の図、(b)成形品移動中の図、及び(c)成形品排出時の図である。 図1の成形品取出装置の主要アーム構造に敷設される線条体を示す概略正面図である。 図1の成形品取出装置における補助アーム組立体の動作の一例を説明する概略平面図で、(a)初期姿勢、及び(b)動作後の姿勢をそれぞれ示す。 図1の成形品取出装置における補助アーム組立体の動作の一例を説明する概略平面図である。 図1の成形品取出装置の補助アーム組立体に敷設される線条体を示す概略正面図である。
符号の説明
10 成形品取出装置
12 成形機
14 ベース
16 第1アーム
18 第2アーム
20 第3アーム
22 昇降アーム
24 把持部材
26 第1アーム駆動機構
28 第2アーム駆動機構
30 第3アーム駆動機構
32 昇降アーム駆動機構
34 補助アーム組立体
36 中間ベース
38 第4アーム
40 第5アーム
42 第6アーム
44 第2の昇降アーム
46 第2の把持部材
48 第4アーム駆動機構
50 第5アーム駆動機構
52 第6アーム駆動機構
54 昇降アーム駆動機構
56 主要アーム構造
64 第1アーム支持部材
72 第2アーム支持部材
80 第3アーム支持部材
82、110 線条体
90 第4アーム支持部材
98 第5アーム支持部材

Claims (6)

  1. 成形機から成形品を取り出す成形品取出装置において、
    成形機に固定可能なベースと、
    前記ベースに、第1軸線を中心として回転可能に取り付けられる第1アームと、
    前記第1アームに、前記第1軸線に平行な第2軸線を中心として回転可能に取り付けられる第2アームと、
    前記第2アームに、前記第2軸線に平行な第3軸線を中心として回転可能に取り付けられる第3アームと、
    前記第3アームに直線動作可能に取り付けられる昇降アームと、
    前記昇降アームに装着され、成形機内の物体を把持可能な把持部材と、
    前記第1アームを前記第1軸線の周りで回転駆動する第1アーム駆動機構と、
    前記第1アーム駆動機構から独立して、前記第2アームを前記第2軸線の周りで回転駆動する第2アーム駆動機構と、
    前記第1アーム駆動機構及び前記第2アーム駆動機構から独立して、前記第3アームを前記第3軸線の周りで回転駆動する第3アーム駆動機構と、
    前記第1アーム駆動機構、前記第2アーム駆動機構及び前記第3アーム駆動機構から独立して、前記昇降アームを直線動作させる昇降アーム駆動機構と、
    を具備したことを特徴とする成形品取出装置。
  2. 前記昇降アームから独立して動作可能に前記第3アームに取り付けられる補助アーム組立体と、該補助アーム組立体に装着され、成形機内の他の物体を把持可能な第2の把持部材とをさらに具備する、請求項1に記載の成形品取出装置。
  3. 前記補助アーム組立体は、前記第3アームに着脱自在に取り付けられる中間ベースと、該中間ベースに、前記第3軸線に平行な第4軸線を中心として回転可能に取り付けられる第4アームと、該第4アームに、該第4軸線に平行な第5軸線を中心として回転可能に取り付けられる第5アームと、該第5アームに、該第5軸線に平行な第6軸線を中心として回転可能に取り付けられる第6アームと、該第6アームに直線動作可能に取り付けられる第2の昇降アームと、該第2の昇降アームに装着される前記第2の把持部材とを備える、請求項2に記載の成形品取出装置。
  4. 前記第1アーム、前記第2アーム及び前記第3アームが、いずれも中空構造を有し、前記第1アーム駆動機構、前記第2アーム駆動機構、前記第3アーム駆動機構及び前記昇降アーム駆動機構に接続される動力供給ケーブルを含む線条体が、該第1アーム、該第2アーム及び該第3アームの中空領域に収容されて敷設される、請求項1〜3のいずれか1項に記載の成形品取出装置。
  5. 前記ベースに対し前記第1アームを回転可能に支持する第1アーム支持部材と、前記第1アームに対し前記第2アームを回転可能に支持する第2アーム支持部材と、前記第2アームに対し前記第3アームを回転可能に支持する第3アーム支持部材とをさらに具備し、該第1アーム支持部材、該第2アーム支持部材及び該第3アーム支持部材が、いずれも中空構造を有し、前記線条体が、該第1アーム支持部材、該第2アーム支持部材及び該第3アーム支持部材の中空領域に挿通されて敷設される、請求項4に記載の成形品取出装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の成形品取出装置を装備した成形機。
JP2005003794A 2005-01-11 2005-01-11 成形品取出装置及び成形機 Abandoned JP2006192593A (ja)

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