JP2006192415A - 異物除去装置 - Google Patents

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Naoki Kato
直樹 加藤
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Abstract

【課題】 エアをシートに吹き付け静電気を発生させることになり、場合によっては異物を除去はできてもシートを帯電させてしまい、後工程でまた異物を引き寄せてしまうことになり問題であるし、設備も大きく、所要電力も大きく、省エネ時代にマッチするものではないので、クーロン力を利用したコンパクトで省エネの装置を提供する。
【解決手段】 エアノズル2とイオナイザ3を設け、シート1から吹き飛ばした異物9を帯電させ、回転可能な不導体のロール4上に複数の導体5を分離して配し、導体5に異物と逆の極性に接触帯電させるためのブラシ6を設け、アース機能を持たせた導体のブレード7を設け、導体から掻き落とした異物を空気と共に固気混合体として集塵する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シート製造時の異物除去装置に関するものである。
段ボール製造工程で、原紙を貼合わせ段ボールシートにした後シートを必要な幅や長さに刃物でスリット後カットしたり、箱にする場合に打ち抜く工程があるが、その時に紙粉や紙片が発生する。 これは現在の方法においては必然的であり、刃物の切れが良ければ発生しないわけではなく、カット時に発生するヒゲと呼ばれている紙片はむしろ切れが良い場合に発生しやすい。 これらの紙粉や紙片はシート製造上は異物であり、これらはシート表面を傷つけたり、印刷時の品質を低下させる原因となっている。
現在紙粉や紙片等の異物の除去装置はあまり有効でないため設備していない場合が殆どであるが、設備している場合でも吸引するだけか、エアノズルでエアを吹くか回転ブラシでシート表面から無理やり紙粉や紙片を浮かせた後強引に吸引し集塵している。 しかし段ボールシートは幅が広く高速で生産されており、紙幅の変更も頻繁で、効率良く集塵することは困難で、クーロン力等の静電気でシートに付着している場合などはこのような力任せの方法は適切でなく、設備も大きい上に所要動力も大きく合理的でない。
シート上の異物を力任せにエアで吹き飛ばしそれ以上の能力で吸引するという従来のやり方は、空気が帯電列で強い+の極性を持つ位置にあることを考えると、エアをシートに吹き付けることによって静電気を発生させることになり、場合によっては異物を除去はするがシートを帯電させてしまい、後工程でまた異物を引き寄せてしまうことになり問題である。 除去方法も数十年前から基本的には変わっておらず、設備も大きく、所要電力も大きく、省エネ時代にマッチするものではない。
基本原理は電気集塵機と同様、異物を帯電させ導体を逆の極性に帯電させて吸着させる。図1のように、シート1上の紙粉や紙片等の異物9をエアでシート表面から浮かすためのエアノズル2とクーロン力でその異物を吸着可能にするための空間帯電用のイオナイザ3を設け、回転可能な不導体のロール4上に複数の金属のような導体5を分離して配し、帯電した異物を付着させるべく導体に異物と逆の極性に帯電させるために接触帯電で静電気を発生させるためのブラシ6を設け、ロールが若干回転後、導体の除電のためアース機能を持たせると同時に付着した異物を掻き落とすための導体のブレード7を設けると共に、図示しない集塵装置で導体から掻き落とした異物を空気と共に固気混合体として集塵する。
従来と同様のエアノズルと集塵装置は設けるが、空気量や吸引能力は小さくて済む。
静電気力であるクーロン力を利用しエアノズルで空気中に飛ばした異物をイオナイザで発生させたイオンで帯電させ、ブラシで逆の極性に帯電した導体を複数表面に離して配した回転ロール上に吸着し、その後ブレードでアースと同時に掻き落とし、従来と同様に固気混合体を集塵し空気は大気放出する。 クーロン力で異物を吸着させるので、装置もコンパクトで、省エネルギで効率も良い。
発明を実施するため最良の形態
段ボールシートは幅が広い場合が多いのでロール、導体およびバータイプのイオナイザもシートの全幅にわたり対応できるものとする。
図1の概念図においてシート1は右から左に流れており、上流から送られてくるシートの表面には紙粉や紙片等の異物9が乗っている。 樹脂のような不導体のロール4の周辺には異物の飛散を防ぐと共に異物を集塵するためのカバー8で被っており、イオナイザ3で例えば図1のように正イオンを発生させ帯電させた空間に、エアノズル2で異物を吹き飛ばすと異物に正イオンが付着し正極に帯電する。 異物をブレード7まで運ぶためのロール4は可変速モータで回転させるが、不導体のロールの表面に異物と逆の負の極性に帯電させて吸着させるため金属のような導体5を接触しないように分離し4枚貼付けている。その導体に接触帯電させるべく樹脂製のブラシ6を設けるが、ブラシは導体と逆の正の極性に帯電する。 正に帯電した異物は逆の負の極性に帯電し回転している導体5にクーロン力で引き寄せられ付着し、回転して行くとアースされたブレード7に導体が接触すると瞬時に除電し付着力を失い、ブレード7で掻き取られる。 その後図示しない従来型であるが小規模の集塵システムで空気と異物の固気混合体を吸引後異物を分離する。 導体は図では4枚設けており、回転により上記のことが繰り返される。 極性はイオナイザやブラシの材質を変えることにより、また付着力はイオナイザの出力、ブラシの材質や量、ロールの回転数等を変えることにより可能である。
装置も大掛かりでなくコンパクトであまり高価でなく、ランニングコストも従来と比べて低減できるし、何より今までほとんど設備していない。 段ボール工場は数も多く、製段製函ラインの至る所で紙粉や紙片等の異物を発生しているので、利用の可能性は極めて高いと考えられる。
本発明の概念図である。
符号の説明
1 シート
2 エアノズル
3 イオナイザ
4 ロール
5 導体
6 ブラシ
7 ブレード
8 カバー
9 異物

Claims (1)

  1. シート(1)上の異物(9)をエアでシート表面から浮かすためのエアノズル(2)とクーロン力でその異物を吸着可能にするための空間帯電用のイオナイザ(3)を設け、回転可能な不導体のロール(4)上に複数の導体(5)を分離して配し、導体に異物と逆の極性に接触帯電させるためのブラシ(6)を設け、さらに導体の除電のためアース機能を持たせると同時に付着した異物を掻き落とすための導体のブレード(7)を設け、導体から掻き落とした異物を空気と共に固気混合体として集塵するシート上の異物除去装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009195841A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Mitsubishi Electric Corp 摩擦帯電装置、静電選別装置、再生プラスチックの製造方法
KR200454004Y1 (ko) 2009-02-13 2011-06-10 제드테크(주) 정전기 및 이물질 제거 장치
CN115041302A (zh) * 2022-06-23 2022-09-13 中国建筑设计研究院有限公司 一种适用城市快速路隔离带吸附空气颗粒物的装置

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