JP2006187758A - 液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器 - Google Patents

液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006187758A
JP2006187758A JP2005273404A JP2005273404A JP2006187758A JP 2006187758 A JP2006187758 A JP 2006187758A JP 2005273404 A JP2005273404 A JP 2005273404A JP 2005273404 A JP2005273404 A JP 2005273404A JP 2006187758 A JP2006187758 A JP 2006187758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
liquid
head
electro
droplet discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005273404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4029895B2 (ja
Inventor
Nagatane Yasu
永植 安
Yoshiaki Murayama
嘉明 村山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005273404A priority Critical patent/JP4029895B2/ja
Priority to KR1020050111127A priority patent/KR100704581B1/ko
Priority to TW094141305A priority patent/TWI277537B/zh
Priority to US11/288,456 priority patent/US7645004B2/en
Publication of JP2006187758A publication Critical patent/JP2006187758A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4029895B2 publication Critical patent/JP4029895B2/ja
Priority to US12/620,657 priority patent/US7946676B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B33/00Electroluminescent light sources
    • H05B33/10Apparatus or processes specially adapted to the manufacture of electroluminescent light sources
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/28Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for printing downwardly on flat surfaces, e.g. of books, drawings, boxes, envelopes, e.g. flat-bed ink-jet printers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Abstract

【課題】大型のワークであっても、液滴をワークに対して容易に吐出することができ、ワ
ークの生産性を向上することができる液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造
方法、電気光学装置および電子機器を提供すること。
【解決手段】ヘッド120のノズルから液体をワークWに吐出する液滴吐出装置10であ
って、ワークWを搭載するためのテーブル20と、テーブル20を第1方向Xと第1方向
Xと略直交する第2方向Yに移動可能な第1移動部41と、ヘッド120を有する複数の
キャリッジ50と、各キャリッジ50を第2方向Yに沿って相互に移動して位置決め可能
な第2移動部42とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体をヘッドのノズルからワークに吐出する液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器に関する。
液滴吐出装置は、描画システムとして用いられることがあり、この描画システムはインクジェット式で液滴をワークに対して吐出するようになっている。この描画システムはたとえばフラットパネルディスプレイのような電気光学素子の製造に用いられることがある。
インクジェット式で液体を吐出する液滴吐出装置は、液滴を吐出するためのヘッドを有している。このようなヘッドを用いて、ガラス基板に対してカラーフィルタ用のインクを吐出する装置が提案されている(特許文献1)。
特許第3159919号公報(第4頁ないし第6頁、図1)
この種の液滴吐出装置は、ヘッドを保持するキャリッジを有しており、キャリッジのヘッドは、ガラス基板のあるエリアの描画を終えると、このキャリッジは次の異なるエリアに移動する構造である。
一方、たとえば平面型の表示装置は大型化が進んでおり、このような平面型表示装置に用いるガラス基板はこれに伴い大型化が進んでいる。このために、大型のガラス基板の全面にわたって液体を吐出して描画を行う場合には、ヘッドを有するキャリッジの移動距離が長くなってしまい、液体吐出によるワークの生産性が向上できないという問題がある。
そこで本発明は上記課題を解消し、大型のワークであっても、液滴をワークに対して容易に吐出することができ、ワークの生産性を向上することができる液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器を提供することを目的としている。
上記目的は、第1の発明にあっては、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出装置であって、前記ワークを搭載するためのテーブルと、前記テーブルを第1方向と前記第1方向と略直交する第2方向に移動可能な第1移動部と、前記ヘッドを有する複数のキャリッジと、各前記キャリッジを前記第2方向に沿って相互に移動して位置決め可能な第2移動部と、を備えることを特徴とする液滴吐出装置により、達成される。
第1の発明の構成によれば、テーブルはワークを搭載するものである。第1移動部は、テーブルを第1方向と、第1方向と略直交する第2方向に移動可能である。複数のキャリッジはヘッドを有している。第2移動部は、各キャリッジを第2方向に沿って相互に移動して位置決め可能である。
これにより、ヘッドを有する複数のキャリッジは、第2移動部により第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めすることができる。複数のキャリッジの各ヘッドの相互間の位置を正確に位置決めすることができる。そしてテーブルはワークを搭載した状態で、第1方向と第2方向に移動する際に、複数のキャリッジのヘッドは、ヘッドのノズルからワークに対して液体を吐出することで、ワークに対して液滴を吐出して正確な描画を行うことができる。複数のキャリッジのヘッドがワークに対して液体を吐出できるので、描画面積の大きい大型のワークであっても、高い生産性でワークに対する液滴吐出作業を行うことができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記ヘッドは、複数の前記ノズルを有し、複数の前記ノズルは、前記第2方向に沿って配列されていることを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、ヘッドは、複数のノズルを有しており、複数のノズルは第2方向に沿って配列されている。
これにより、たとえばヘッドの複数のノズルは、それぞれ異なる種類の液体を吐出することもできるし、複数のノズルは同じ種類の液体を吐出することも勿論可能である。これにより、ワークに対する描画をより早く行うことができる。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明によれば、前記第2移動部は、各前記キャリッジを保持する固定子と、各前記キャリッジに設けられて前記キャリッジを前記固定子に対して前記第2方向に沿って相互に移動して位置決めさせる可動子と、を有していることを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、第2移動部の固定子は、各キャリッジを保持するためのものである。第2移動部の可動子は、各キャリッジに設けられている。この可動子は、キャリッジを固定子に対して第2方向に沿って相互に移動して位置決めさせるものである。
これにより、各キャリッジは、第2移動部により第2方向に沿って相互に移動して位置決め可能であり、各キャリッジのヘッドの相対的な位置をあらかじめ正確に調整しておくことができる。
第4の発明は、第1の発明の構成によれば、前記ヘッドの前記ノズルの吐出能力を回復するためのメンテナンス部が、前記第2方向の少なくとも一方の位置に配置されていることを特徴とする。
第4の発明の構成において、ヘッドのノズルの吐出能力を回復するためのメンテナンス部が、第2方向の少なくとも一方の位置に配置されている。
これにより、キャリッジのヘッドは、第2移動部により第2方向に移動するだけで、メンテナンス部によりノズルの吐出能力の回復を行うことができる。
上記目的は、第5の発明にあっては、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出方法であって、前記ワークを搭載しているテーブルを、第1方向と前記第1方向と略直交する第2方向に移動するワーク移動工程と、前記第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めされている複数のキャリッジに配設された前記ヘッドの前記ノズルから前記ワークに対して前記液体を吐出する液体吐出工程とを有することを特徴とする液滴吐出方法により、達成される。
これにより、ヘッドを有する複数のキャリッジは、第2移動部により第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めすることができる。複数のキャリッジの各ヘッドの相互間の位置を正確に位置決めすることができる。そしてテーブルはワークを搭載した状態で、第1方向と第2方向に移動する際に、複数のキャリッジのヘッドは、ヘッドのノズルからワークに対して液体を吐出することで、ワークに対して液滴を吐出して正確な描画を行うことができる。複数のキャリッジのヘッドがワークに対して液体を吐出できるので、描画面積の大きい大型のワークであっても、高い生産性でワークに対する液滴吐出作業を行うことができる。
第6の発明は、第5の発明の構成によれば、前記第1方向は、前記テーブルを前記ヘッドに対して移動して前記液体により前記ワークに対して描画する描画方向であり、前記第2方向は、前記テーブルを前記ヘッドに対して一定量移動して前記ワークにおける前記液体の吐出位置の改行を行う改行方向であることを特徴とする。
第6の発明の構成によれば、第1方向は、テーブルをヘッドに対して移動して液体によりワークに対して描画する描画方向である。第2方向は、テーブルをヘッドに対して一定量移動してワークにおける液体の吐出位置の改行を行う改行方向である。
これにより、ワークは第2方向に沿って改行しながら第1方向に沿って描画をしていくことができ、ワークのほぼ全面にわたって容易にしかも早く描画が行える。
第7の発明は、第5の発明または第6の発明の構成において、前記液滴の吐出に使用しない前記キャリッジは、前記第2方向に沿ってメンテナンス部に移動して、前記メンテナンス部において前記ヘッドの前記ノズルの吐出能力回復を行うことを特徴とする。
第7の発明の構成によれば、液体の吐出に使用しないキャリッジは、第2方向に沿ってメンテナンス部に移動して、メンテナンス部においてヘッドのノズルの吐出能力回復を行う。
これにより、液滴の吐出に使用しないキャリッジは、第2方向に沿ってメンテナンス部側に移動するだけで、メンテナンス部はヘッドのノズルの吐出能力の回復を行うことができる。
上記目的は、第8の発明にあっては、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出方法であって、前記ワークを搭載しているテーブルを、第1方向に走査する走査工程と、前記第1方向と略直交する第2方向に沿って移動してあらかじめ位置決めされている複数のキャリッジに配設された前記ヘッドの前記ノズルから前記ワークに対して前記液体を吐出する吐出工程とを有し、所定回数の前記走査工程を行う毎に、前記テーブルを前記第2方向に所定量移動することを特徴とする液滴吐出方法により、達成される。
これにより、テーブルは走査工程において第1方向に走査して、複数のキャリッジのヘッドのノズルは、吐出工程においてワークに対して液体を吐出することができる。この際に、所定回数の走査工程を行う毎に、テーブルは第2方向に所定量移動することでワークに対して液滴を吐出して正確な描画を行うことができる。複数のキャリッジのヘッドがワークに対して液体を吐出できるので、描画面積の大きい大型のワークであっても、高い生産性でワークに対する液滴吐出作業を行うことができる。
上記目的は、第9の発明にあっては、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出することで電気光学装置を製造する製造方法であって、前記ワークを搭載している前記テーブルを、第1移動部が第1方向と前記第1方向と略直交する第2方向に移動する際に、前記第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めされている複数のキャリッジの前記ヘッドは、前記ヘッドの前記ノズルから前記ワークに対して前記液体を吐出することで前記電気光学装置を製造することを特徴とする電気光学装置の製造方法により、達成される。
これにより、ヘッドを有する複数のキャリッジは、第2移動部により第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めすることができる。複数のキャリッジの各ヘッドの相互間の位置を正確に位置決めすることができる。そしてテーブルはワークを搭載した状態で、第1方向と第2方向に移動する際に、複数のキャリッジのヘッドは、ヘッドのノズルからワークに対して液体を吐出することで、ワークに対して液滴を吐出して正確な描画を行うことができる。複数のキャリッジのヘッドがワークに対して液体を吐出できるので、描画面積の大きい大型のワークであっても、高い生産性でワークに対する液滴吐出作業を行うことができる。
この複数のキャリッジのヘッドを用いることにより、大型のワークであっても高い生産性で描画をすることができるので、電気光学装置の生産性を向上することができる。
上記目的は、第10の発明にあっては、ヘッドのノズルから液体をワークに吐出することで製造される電気光学装置であって、前記ワークを搭載している前記テーブルを、第1移動部が第1方向と前記第1方向と略直交する第2方向に移動する際に、前記第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めされている複数のキャリッジの前記ヘッドは、前記ヘッドの前記ノズルから前記ワークに対して前記液体を吐出することで製造されることを特徴とする電気光学装置により、達成される。
これにより、ヘッドを有する複数のキャリッジは、第2移動部により第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めすることができる。複数のキャリッジの各ヘッドの相互間の位置を正確に位置決めすることができる。そしてテーブルはワークを搭載した状態で、第1方向と第2方向に移動する際に、複数のキャリッジのヘッドは、ヘッドのノズルからワークに対して液体を吐出することで、ワークに対して液滴を吐出して正確な描画を行うことができる。複数のキャリッジのヘッドがワークに対して液体を吐出できるので、描画面積の大きい大型のワークであっても、高い生産性でワークに対する液滴吐出作業を行うことができる。
複数のキャリッジのヘッドを用いることにより、大型のワークであっても高い生産性で描画をすることができるので、電気光学装置の生産性を向上することができる。
第11の発明は、第10の発明の前記電気光学装置を搭載したことを特徴とする。
これにより、電子機器の生産性の向上が図れる。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の液滴吐出装置の好ましい実施形態を含む描画システムの例を示す平面図である。
図1に示す描画システム1は、複数のユニット2から構成されている。図1では図面の簡単化のために、ユニット2は3つ図示しているが、ユニット2の数は4つ以上であっても良いし1つまたは2つであっても勿論構わない。
この描画システムは、一例としていわゆるフラットパネルディスプレイの一種であるたとえば有機EL(エレクトロルミネッセンス)装置の製造ラインに組み込まれるものである。この液滴吐出装置10は、たとえば有機EL装置の各画素となる発光素子を形成することができる。
図1に示す各ユニット2は同じ形態のものである。ユニット2は、液滴吐出装置10、チャンバ装置12、ワーク搬出入装置14、乾燥スペース16、制御部100を有している。液滴吐出装置10は、ワークWに対して液体を吐出するための装置である。
チャンバ装置12は、チャンバ本体12Aと空気調和装置12Bを有している。チャンバ本体12Aは、液滴吐出装置10を収容している。空気調和装置12Bは、チャンバ本体12A内を、一定の温度条件で温度管理をするようになっていて、チャンバ本体12Aは、いわゆるサーマルチャンバである。これにより、チャンバ本体12A内の液滴吐出装置10は、一定の温度環境下でワークWに対する液滴吐出(液体吐出)作業ともいう描画動作を行えるようになっている。
図1のワーク搬出入装置14は、ユニット2の外部からテーブル20の上に描画をしようとするワークWを搬入したり、あるいはテーブル20の上の描画後のワークWをユニット2の外部に搬出するための装置である。乾燥スペース16は、状況に応じてワークWに吐出させた液体の溶媒を乾燥させるための乾燥装置である。液滴吐出装置10が吐出する液体は、機能性液体とも呼ぶことができる。
液滴吐出装置10は、たとえばインクジェット式描画装置として用いることができる。液滴吐出装置10は、たとえば有機EL装置の発光素子を液滴吐出法(インクジェット法)で形成するためのものである。液滴吐出装置10のヘッド(機能液滴吐出ヘッドとも言う)は、有機EL素子の発光素子を形成できる。具体的には、有機EL素子の製造工程において、バンク部形成工程およびプラズマ処理工程を経て、バンク部が形成された基板(ワークの一例)に対して、発光機能材料を導入したヘッドを相対的に走査することにより、液滴吐出装置10は、基板の画素電極の位置に対応して正孔注入/輸送層および発光層の成膜部を形成することができる。
液滴吐出装置10はたとえば2台用意することにより、1台目の液滴吐出装置10が正孔注入/輸送層を形成し、隣のもう1台の液滴吐出装置10はR(赤),G(緑),B(青)の3色の発光層を形成することができる。
次に、図2と図3を参照して、図1に示す液滴吐出装置10の構造例について説明する。
液滴吐出装置10は、液滴吐出部30、一方と他方のメンテナンス部31,32、テーブル20、第1移動部41、第2移動部42、複数のキャリッジ50、架台45を有している。図2と図3において、X方向,Y方向,Z方向が図示されている。X方向は第1方向であり、Y方向は第2方向であり、そしてZ方向は第3方向に相当する。X方向とY方向は、架台45の表面45A上にあり、Z方向は、X方向とY方向に対して相互に直交する方向である。Y方向は、X方向に対して略直角もしくは直角であるが直交していることが望ましい。
図2と図3に示すテーブル20は、ワークWを着脱可能に保持する平板状の部材である。テーブル20は、ワークWの搭載面20Aを有している。搭載面20Aは吸着部20Bを有している。この吸着部20Bは、吸引ポンプ20Cに接続されている。制御部100が吸引ポンプ20Cを作動させると、吸引ポンプ20Cは吸着部20Bを通じてワークWを着脱可能に吸引して搭載面20Aに保持するものである。これにより、ワークWは搭載面20Aに対してずれることなく着脱可能に確実に固定することができる。
図2のワークWは、たとえば比較的大型のガラス基板である。テーブル20は、第1移動部41により、X方向とY方向に沿ってそれぞれ移動して位置決め可能である。このために、第1移動部41は、ベース60、スライド部材61、1組のリニアモータ62,62そしてもう1組のリニアモータ63,63を有している。
図2のベース60は架台45の表面45Aの上に固定されている。ベース60の上には、リニアモータ62,62がX方向に沿って平行に固定されている。スライド部材61は、リニアモータ62,62の作動により、X方向に沿って移動して位置決め可能である。
スライド部材61の上には、リニアモータ63,63が固定されている。リニアモータ63,63は、テーブル20をY方向に沿って移動して位置決め可能である。
これによって、ワークWを搭載したテーブル20は、X方向とY方向に沿ってそれぞれ移動して位置決め可能である。各リニアモータ62,63は、それぞれ制御部100からの指令により動作する。図3に示すように、リニアモータ62,62は、X方向に沿って配置されているが、図3に示すようにベース60およびリニアモータ62,62は、第2移動部42の下部を通って配置されている。
次に、第2移動部42について説明する。
第2移動部42は、図2と図3に示すように、第1移動部41に対して直交する方向に配置されている。しかも、第2移動部42は、第1移動部41に対してZ(+)方向に関して離して配置されている。第2移動部42は、各キャリッジ50をY方向に沿って相互に移動して位置決め可能にするものである。
第2移動部42は、1組のリニアモータ70,70と、複数本の支柱79を有している。第2移動部42のリニアモータ70,70は、Y方向に沿って所定の間隔をおいて平行に配置されていて、それぞれ支柱79により架台45の上部に水平に支えられている。
複数のキャリッジ50は、このリニアモータ70,70により、Y方向に沿って相互に自由に移動して位置決め可能になっている。図2と図3の例では、7台のキャリッジ50がY方向に相互に独立して移動して位置決め可能になっている。このように複数台のキャリッジ50を用いるのは、大型のワークWに対して液滴を短時間で吐出することができるようにして、ワークWの描画によるワークWの製造工程において生産性を向上させるためである。
図4(A)は、図2に示すリニアモータ70の構造例を示している。リニアモータ70は、固定子71と可動子72を有している。固定子71は、図2に示すように支柱79側に保持されている。これに対して、可動子72は各キャリッジ50にそれぞれ設けられている。可動子72のコイル73に対して通電することにより、コイル73が発生する磁気とマグネット71AのS極とN極が発生する磁界との相互作用により、可動子72は、Y方向(第2方向)に沿って相互に独立して移動して位置決め可能である。
図4(B)は、図2に示すリニアモータ62,63の構造例について示している。リニアモータ62の場合には、固定子89と可動子82を有している。固定子89はマグネット81Aを有している。この固定子89は、ベース60に固定されている。可動子82は、スライド部材61側に設けられている。可動子82のコイル83に対して通電することにより、コイル83の発生する磁界とマグネット81AのN極とS極の磁界との相互作用により、スライド部材61は、図2においてX方向(第1方向)に沿って移動して位置決め可能である。
また、図4(B)に示すリニアモータ63の場合には、固定子89はスライド部材61の上に固定されている。可動子82はテーブル20側に固定されている。これによって、コイル83に通電することにより、テーブル20はスライド部材61に対してY方向(第2方向)に沿って移動して位置決め可能である。
図4に示すリニアモータ70,62,63の構造は、一例でありこれに限らず他の構造を採用することも勿論可能である。
次に、図2と図3に示すキャリッジ50の構造例について図5を参照しながら説明する。
各キャリッジ50は同様の構造を有している。各キャリッジ50は、液体貯留部80と電装ユニット81を有している。液体貯留部80は、キャリッジ50のヘッドに対して供給する機能性の液体を貯留している。電装ユニット81は、キャリッジ50のヘッドの圧電素子に対して制御部100の指令により電圧を供給することにより、圧電素子を駆動する。これによって、圧電素子に対応するノズルからこの液体を吐出させることができる。
図5は、図2に示す吐出ポジションP1に位置決めされたたとえば4つのキャリッジ50についての構造例を示している。図2においては、吐出ポジションP1の他に、メンテナンスポジションP2,P3を有している。各ポジションに位置決めされているキャリッジ50の構造は全て同じである。
そこで図5に示すように吐出ポジションP1に位置決めされている4つのキャリッジ50についてその構造例を代表して説明する。キャリッジ50の上面側には上述した液体貯留部80と電装ユニット81が搭載されている。キャリッジ50の中央部分であって、その下面側には、ヘッド120が搭載されている。このヘッド120は、機能性液体の吐出ヘッドもしくはインクジェット式のヘッドとも呼ばれている。
各ヘッド120は、複数のノズルが設けられており、たとえばノズル群RN,GN,BNを有している。それぞれのノズル群は、複数のノズルから構成されているが、1つのノズルである場合も含める。ノズル群RNは、たとえばレッド(R)の液体を吐出するためのノズルで構成されている。ノズル群GNは、グリーン(G)の液体を吐出するためのノズルで構成されている。ノズル群BNは、ブルー(B)の液体を吐出するためのノズルで構成されている。
図5ではノズル群RNはメッシュで示しており、ノズル群GNは右下がりのハッチングで示しており、ノズル群BNは、右上がりのハッチングで示している。
各ヘッド120におけるノズル群RN,GN,BNの配列方向は、略Y方向に沿ってはいるが、この例では各ノズル群RN,GN,BNはX方向とY方向を合成した斜め方向125に沿って配列されている。各ヘッド120は、キャリッジ50の下面側、すなわちワークWに対面する側に設けられている。これにより、ヘッド120はワークWに対面し、ワークWの上方に位置させることができる。
次に、図2と図3に示す左右のメンテナンス部31,32について説明する。
メンテナンス部31,32は、第1移動部41の右側と第1移動部41の左側に配置されている。左右のメンテナンス部31,32は、Y方向に沿って間をおいて配置されている。これらのメンテナンス部31,32は第2移動部42の支柱79の内側に配置することにより、メンテナンス部31,32が支柱79の外側と架台45の外側には出ていない構造なので、液滴吐出装置10の小型化が図れる。
キャリッジ50がワークWに対して液滴を吐出するのに使用しない場合には、使用しないキャリッジ50については、たとえばメンテナンス部31あるいはメンテナンス部32がヘッド120の各ノズルにおける機能性液体の吐出能力の回復を行うことができる。このようにヘッド120のノズルのメンテナンスを行う場合には、キャリッジ50は、液滴吐出部30もしくは吐出ポジションP1からメンテナンスポジションP2もしくはメンテナンスポジションP3に沿ってY方向に移動して位置決めすれば良い。
メンテナンス部31,32の構造例について図6を参照して説明する。
図3に示すようにメンテナンス部31,32は、それぞれ吸引部160とワイピング部161を有している。吸引部160は、図6(A)に示すように、キャップ199、吸収材162、ポンプ163、廃液タンク164を有している。キャップ199は、ヘッド120のノズルプレート120Aに対して密着することにより、ノズルプレート120Aの各ノズルを封止することができる。吸収材162はキャップ199内に収容されていて、吸引しようとする液体を吸収する機能を有している。
キャップ199は、たとえば昇降手段165によりZ1方向に上昇されることにより、キャップ199のノズルプレート120Aを封止することができる。キャップ199は、上部に開口部166を有している。
制御部100がポンプ163を作動させると、ポンプ163はチューブ167,168を通じて、キャップ199内を負圧状態にする。これによってヘッド120のノズル内の液体や気泡は、吸収材162側に吸引されてそしてポンプ163を通じて廃液タンク164側に回収することができる。これによって、ヘッド120のノズル内において乾燥により目詰まりした状態や気泡などを吸引してヘッドのノズルの吐出能力の回復を図る。
その後、ノズルプレート120Aに付着した液体200を拭き取るために、ワイピング部161を用いる。ワイピング部161は、たとえばブレード201をノズルプレート120Aに対して相対的に接触して移動させることにより、ノズルプレート120Aに付着した液体200を払拭することができる。
以上のようにして、ヘッド120は吸引後にブレードによりワイピングされることで、ヘッド120の吐出能力の機能の回復を図ることができる。
この他にメンテナンス部31,32は、フラッシングユニットや吐出検査ユニットあるいは重量測定ユニットなどを有していても良い。
フラッシングユニットは、ヘッド120から予備的に吐出された吐出用の液体を受けるためのものである。吐出検査ユニットは、ヘッド120から吐出される液体の吐出状態を検査する。重量測定ユニットは、ヘッド120から吐出される液体の重量を測定する。
次に、図7ないし図10を参照しながら、本発明の液滴吐出方法の好ましい実施形態について説明する。
図7は、ワークWに対して3種類の液体(R,G,B)を描画するための液滴吐出方法の概略を示している。図7(A)は、ワークWをX(+)の描画方向に移動することで1回目の描画吐出が終了した状態を示している。図7(B)はワークWをY(+)の改行方向に改行した後に、X(−)の描画方向に移動して2回目の描画吐出を終了した状態を示している。
図7(C)は、さらにワークWをY(+)の改行方向に移動した後に、再びワークWをX(+)の描画方向に移動して3回目の描画吐出を終了した状態を示している。
図7(A)の1回目の描画を終了した後には、テーブルとともにワークWをY(+)の改行方向に一定量Dだけ改行し、図7(B)においても、2回目の描画が終了後にテーブルとともにワークWをY(+)の改行方向に一定量Dだけ改行している。
図7においては、図5に示す4つのヘッド120が簡略化して示されている。たとえば4つのキャリッジ50は、図5と図2に示すように、あらかじめ吐出ポジションP1に位置決めされている。そして各キャリッジ50の相互間隔は、それぞれのキャリッジ50がY方向に僅かに移動することにより、各ヘッド120は適切な相互間隔にできるようにあらかじめ調整することができる。これにより、各ヘッド120のノズル同士の間隔をあらかじめY方向に沿って正確に位置決めでき、各ノズルからワークW上へ吐出する吐出精度を確保できる。
本発明の液滴吐出方法の実施形態では、ワークが搭載されているテーブルを、X方向(第1方向)とY方向(第2方向)に移動する工程は、ワーク移動工程と呼ぶ。ワークが搭載されているテーブルをX方向に走査する工程は、走査工程と呼ぶ。Y方向はX方向に対して直交しているか略直交している。
また、Y方向に沿ってあらかじめ位置決めされている複数のキャリッジに配設されたヘッドのノズルから、ワークに対して液体を吐出する工程は、液体吐出工程あるいは吐出工程と呼ぶ。
図8は、図7(A)に示す1回目の描画終了後の状態をより具体的に示している。
各ヘッド120のノズル群RNはメッシュで示しており、ノズル群GNは右下がりのスラッシュで示しており、ノズル群BNは右上がりのスラッシュで示している。そしてワークWに描画された液体の描画部分を区別するために、ノズル群RNから吐出された液体の描画部分は200Rで示し、ノズル群GNから吐出された液体の描画部分は200Gで示し、ノズル群BNから吐出された液体の描画部分は200Bで示している。
図8と図7(A)に示すように、たとえば4つのヘッド120の合計の配列幅E1は、ほぼワークWの幅E2に対応している。4つのヘッド120は、ワークWに対応した位置に位置決めされている。図3において、4つのキャリッジ50は、吐出ポジションP1にあらかじめ位置決めされていて、Y方向には動かずに位置が固定されている。
図2に示す第1移動部41は、スライド部材61とともにテーブル20を図7(A)に示すようにX(+)の描画方向に移動させることにより、図7(A)においてワークWは1点鎖線で示す位置から4つのヘッド120の下を通過する。これによって、各ヘッド120の各ノズル群RN,GN,BNは、対応する位置の所に液体の描画部分200R,200G,200Bを所定の位置にそれぞれ描画していく。図8と図7(A)は、1回目の描画が終了した状態を示している。
次に、図8と図7(A)において、テーブルとともにワークWは一定量D分だけY(+)の改行方向に改行する。つまり図3に示すテーブル20とともにワークWはY(+)の改行方向に一定量Dだけ改行移動する。そして、図7(B)に示すように、再びテーブル20とともにワークWはX(−)の描画方向に1点鎖線の位置から移動することにより、ワークWは4つのヘッド120の下を通過する。これにより、一定量Dだけずれた位置において、各ヘッド120のノズル群RNが液体の描画部分200Rを吐出し、ノズル群GNが液体の描画部分200Gを吐出し、そしてノズル群BNが液体の描画部分200Bを吐出する。
このようにして、図9に示すように2回目の描画が終了する。
その後、さらにワークWはテーブル20とともに2回目の改行移動を行う。図7(C)のワークWはY(+)の改行方向にもう1度一定量D分だけ改行移動する。
その後、図7(C)と図10に示すように、再びワークWはX(+)の描画方向に移動することで、ワークWは1点鎖線の位置から4つのヘッド120の下を移動する。この結果、図7(C)と図10に示すように3回目の描画を行うことができる。これによって全領域にわたって液体200R,200G,200Bが描画でき、R,G,Bの3色の発光層が形成できる。図10と図7(C)の状態では、改行の合計量が2Dになっている。
図2と図3の例では、吐出ポジションP1には、たとえば4つのキャリッジ50が並べて配列されている。そして吐出作業には使用しない残りの3つのキャリッジ50は、それぞれ1つと2つに振り分けて左右のメンテナンス部31,32によりメンテナンスを行うことができる。
使用するキャリッジ50の数は、ワークWの大きさ(面積)に応じて4つに限らず1つ以上3つ以下あるいは5つ以上7つ以下であっても勿論良い。また7つ以上のキャリッジ50を搭載して使用することも勿論可能である。
各キャリッジ50に設けられるヘッド120は、図5に示すように3つのノズル群RN,GN,BNに限らず、2つもしくは4つ以上であっても勿論構わない。そして各ノズルの配列方向は、Y方向に沿って形成することも考えられるし、X方向に沿って形成することも考えられる。またX方向とY方向の合成した方向に沿って配列しても勿論構わない。
本発明の実施形態においては、テーブル20をX方向とY方向に移動するために、リニアモータ62,63を用いている。また複数のキャリッジ50を相互に間隔変更可能にY方向に移動するために、やはりリニアモータ70を用いている。
しかしリニアモータを用いるのに代えて、モータと送りねじおよびナットを利用して構成された通常の送り機構を用いても勿論構わない。
本発明の実施形態では、ヘッド120を有する複数のキャリッジ50は、第2移動部42により第2方向(Y)に沿って相互に移動して位置決めすることができる。
これによって、複数のキャリッジの各ヘッドの相互間の位置をあらかじめ正確に位置決めすることができる。そしてテーブル20はワークWを搭載した状態で、第1方向(X)と第2方向(Y)に移動する際に、複数のキャリッジのヘッドは、ヘッドのノズルからワークに対して液体を吐出することで、ワークに対して液滴を吐出して描画を行うことができる。複数のキャリッジのヘッドがワークに対して液体を吐出できるので、ワークの大きさに応じてキャリッジの数を選択でき、描画面積の大きい大型のワークであっても、高い生産性でワークに対する液滴吐出作業を行うことができる。
また、本発明の実施形態では、複数のキャリッジは第2方向(Y)への移動も可能なため、ワークに対して描画を行なう際、テーブル20を第2方向(Y)へ移動させる代わりにキャリッジを第2方向(Y)へ移動させても良い。この場合、移動させるキャリッジの数が複数であると移動の際の位置決めに時間を要し、テーブル20のみを移動させる場合よりも時間が掛かることがある。そのため、使用するキャリッジの数により、テーブル20とキャリッジのいずれを第2方向へ移動させるか選択も可能である。
なお、キャリッジを移動させる場合には、ヘッド内を含む流路、液体貯留部等キャリッジ上に存在する液体に与える振動や圧力変動等、あるいは、キャリッジ全体に与える振動等により、吐出の際に液滴の飛行曲がりによる着弾位置のばらつきや吐出量の変動等の不具合を生じることがある。それに対して、テーブル20を第1方向(X)と第2方向(Y)に移動さて描画を行なう場合には、前述のような不具合がなく、描画位置を変更する際キャリッジを移動させる場合よりも精度良く安定した描画を行なうことができるため好ましい。
本発明の実施形態では、たとえばヘッドの複数のノズルは、それぞれ異なる種類の液体を吐出することもできるし、複数のノズルは同じ種類の液体を吐出することも勿論可能であり、これにより、ワークに対する描画をより早く行うことができる。また、複数のヘッド毎に吐出する液体の種類を変えることもでき、これによれば、ヘッド単位で液体の管理を行なえるため液体の供給やヘッドのメンテナンスに関する管理が容易となる。
本発明の実施形態では、キャリッジ50のヘッド120は、第2移動部42により第2方向(Y)に移動するだけで、メンテナンス部によりノズルの吐出能力の回復を行うことができる。
本発明の実施形態では、ワークは第2方向(Y)に沿って改行しながら第1方向(X)に沿って描画をしていくことができる。
図2と図3の例では、メンテナンス部31,32が、吐出ポジションP1の両側に配置されている。しかしこれに限らずメンテナンス部はY方向に沿って少なくとも一方に設けられていれば良い。たとえばメンテナンス部は吐出ポジションP1の左側もしくは右側のどちらか一方に配置しても良い。
本発明の液滴吐出装置の実施形態は、電気光学装置(デバイス)を製造するのに用いることができる。この電気光学装置(デバイス)としては液晶表示装置、有機EL(Electro−Luminescence)装置、電子放出装置、PDP(Plasma Display Panel)装置および電気泳動表示装置等が考えられる。なお、電子放出装置は、いわゆるFED(Field Emission Display)装置を含む概念である。さらに、電気光学装置としては、金属配線形成、レンズ形成、レジスト形成および光拡散体形成等を包含する各種装置が考えられる。
図11は、本発明の液滴吐出装置を描画装置として用いて、フラットパネルディスプレイの一種類である有機EL装置の製造に用いる場合の有機EL装置の構造例を示している。有機EL装置701は、基板711、回路素子部721、画素電極731、バンク部741、発光素子751、陰極761(対向電極)、および封止用基板771から構成された有機EL素子702に対して、フレキシブル基板(図示省略)の配線および駆動IC(図示省略)を接続したものである。
有機EL素子702の基板711上には、回路素子部721が形成され、回路素子部721上には、複数の画素電極731が整列している。そして、各画素電極731間には、バンク部741が格子状に形成されており、バンク部741により生じた凹部開口744に、発光素子751が形成されている。バンク部741および発光素子751の上部全面には、陰極761が形成され、陰極761の上には、封止用基板771が積層されている。
有機EL素子702の製造プロセスは、バンク部741を形成するバンク部形成工程と、発光素子751を適切に形成するためのプラズマ処理工程と、発光素子751を形成する発光素子形成工程と、陰極761を形成する対向電極形成工程と、封止用基板771を陰極761上に積層して封止する封止工程とを備えている。
すなわち、有機EL素子702は、予め回路素子部721および画素電極731が形成された基板711(ワークW)の所定位置にバンク部741を形成した後、プラズマ処理、発光素子751および陰極761(対向電極)の形成を順に行い、さらに、封止用基板771を陰極761上に積層して封止することにより製造される。なお、有機EL素子702は、大気中の水分等の影響を受けて劣化しやすいため、有機EL素子702の製造は、ドライエアーまたは不活性ガス(窒素、アルゴン、ヘリウム等)雰囲気で行うことが好ましい。
また、各発光素子751は、正孔注入/輸送層752およびR(赤)・G(緑)・B(青)のいずれかの色に着色された発光層753から成る成膜部で構成されており、発光素子形成工程には、正孔注入/輸送層752を形成する正孔注入/輸送層形成工程と、3色の発光層753を形成する発光層形成工程と、が含まれている。
有機EL装置701は、有機EL素子702を製造した後、有機EL素子702の陰極761にフレキシブル基板の配線を接続するとともに、駆動ICに回路素子部721の配線を接続することにより製造される。
次に、本発明の実施形態の液滴吐出装置10を液晶表示装置の製造に適用した場合について説明する。
図12は、液晶表示装置801の断面構造を表している。液晶表示装置801は、カラーフィルタ802と、対向基板803と、カラーフィルタ802と対向基板803との間に封入された液晶組成物804と、バックライト(図示省略)と、で構成されている。対向基板803の内側の面には、画素電極805と、TFT(薄膜トランジスタ)素子(図示省略)とがマトリクス状に形成されている。画素電極805に対向する位置に、カラーフィルタ802の赤、緑、青の着色層813が配列するようになっている。カラーフィルタ802および対向基板803のそれぞれ内側の面には、液晶分子を一定方向に配列させる配向膜806が形成されており、カラーフィルタ802および対向基板803のそれぞれ外側の面には、偏光板807が接着されている。
カラーフィルタ802は、透光性の透明基板811と、透明基板811上にマトリクス状に並んだ多数の画素(フィルタエレメント)812と、画素812上に形成された着色層813と、各画素812を仕切る遮光性の仕切り814と、を備えている。着色層813および仕切り814の上面には、オーバーコート層815および電極層816が形成されている。
液晶表示装置801の製造方法について説明すると、先ず、透明基板811に仕切り814を作り込んだ後、画素812部分にR(赤)・G(緑)・B(青)の着色層813を形成する。そして、透明アクリル樹脂塗料とスピンコートしてオーバーコート層815を形成し、さらに、ITO(Indium Tin Oxide)から成る電極層816を形成して、カラーフィルタ802を作成する。
対向基板803には、画素電極805とTFT素子を作り込んでおく。次に、作成したカラーフィルタ802および画素電極805が形成された対向基板803に配向膜806の塗布を行った後、これらを貼り合わせる。そして、カラーフィルタ802および対向基板803との間に液晶組成物804を封入した後、偏光板807およびバックライトを積層する。
本発明の液滴吐出装置の実施形態は、上記カラーフィルタのフィルタエレメント(R(赤)・G(緑)・B(青)の着色層813)の形成に用いることができる。また、画素電極805に対応する液体材料を用いることにより、画素電極805の形成にも用いることが可能である。
また、他の電気光学装置としては、金属配線形成、レンズ形成、レジスト形成および光拡散体形成等の他、プレパラート形成を包含する装置が考えられる。上記した液滴吐出装置を各種の電気光学装置(デバイス)の製造に用いることにより、各種の電気光学装置を効率的に製造することが可能である。
本発明の電子機器は、上記電気光学装置を搭載している。この場合、電子機器としては、いわゆるフラットパネルディスプレイを搭載した携帯電話、パーソナルコンピュータの他、各種の電気製品がこれに該当する。
図13は、電子機器の一例である携帯電話1000の形状例を示している。携帯電話1000は、本体部1001と表示部1002を有している。表示部1002は、上述したような電気光学装置であるたとえば有機EL装置701や液晶表示装置801を用いている。
図14は、電子機器の他の例であるコンピュータ1100を示している。コンピュータ1100は本体部1101と表示部1102を有している。表示部1102は、上述したような電気光学装置の一例である有機EL装置701や液晶表示装置801を使用することができる。
本発明の液滴吐出装置の実施形態は、ワークの一例である印刷対象に対して、白黒もしくはカラー印刷(印字)することにも使用できる。この場合には、液体貯留部は、インクカートリッジであり、このインクカートリッジは、1種類もしくは複数種類のインク(たとえばブラック、イエロー、マゼンダ、シアン、ライトシアン、ライトマゼンダ等)を別々に貯留しておく。各インクは液体の一例である。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。さらに、上述の各実施形態は、相互に組み合わせて構成するようにしても良い。
本発明の液滴吐出装置を含む描画システムの構造例を示す平面図。 図1に示す液滴吐出装置の構造例を示す斜視図。 図2の液滴吐出装置の平面図。 リニアモータの構造例を示す図。 キャリッジおよびヘッドの配置例を示す図。 メンテナンス部の構造例を示す図。 第1回目から第3回目までの描画の終了状態を示す図。 第1回目の描画終了状態をより詳しく示す図。 第2回目の描画終了状態をより詳しく示す図。 第3回目の描画終了状態をより詳しく示す図。 本発明の液滴吐出装置により製造される有機EL装置の形状例を示す断面図。 本発明の液滴吐出装置により製造される液晶表示装置の構造例を示す断面図。 本発明の実施形態により製造された表示装置を備える電子機器の一例である携帯電話を示す斜視図。 電子機器の別の例であるコンピュータを示す斜視図。
符号の説明
1・・・描画システム、10・・・液滴吐出装置、20・・・テーブル、41・・・第1移動部、42・・・第2移動部、50・・・キャリッジ、120・・・ヘッド、X・・・第1方向(描画方向)、Y・・・第2方向(改行方向)、W・・・ワーク。

Claims (11)

  1. ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出装置であって、
    前記ワークを搭載するためのテーブルと、
    前記テーブルを第1方向と前記第1方向と略直交する第2方向に移動可能な第1移動部と、
    前記ヘッドを有する複数のキャリッジと、
    各前記キャリッジを前記第2方向に沿って相互に移動して位置決め可能な第2移動部と、を備えることを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 前記ヘッドは、複数の前記ノズルを有し、複数の前記ノズルは、前記第2方向に沿って配列されていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  3. 前記第2移動部は、各前記キャリッジを保持する固定子と、各前記キャリッジに設けられて前記キャリッジを前記固定子に対して前記第2方向に沿って相互に移動して位置決めさせる可動子と、を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液滴吐出装置。
  4. 前記ヘッドの前記ノズルの吐出能力を回復するためのメンテナンス部が、前記第2方向の少なくとも一方の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液滴吐出装置。
  5. ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出方法であって、
    前記ワークを搭載しているテーブルを、第1方向と前記第1方向と略直交する第2方向に移動するワーク移動工程と、
    前記第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めされている複数のキャリッジに配設された前記ヘッドの前記ノズルから前記ワークに対して前記液体を吐出する液体吐出工程と
    を有することを特徴とする液滴吐出方法。
  6. 前記第1方向は、前記テーブルを前記ヘッドに対して移動して前記液体により前記ワークに対して描画する描画方向であり、前記第2方向は、前記テーブルを前記ヘッドに対して一定量移動して前記ワークにおける前記液体の吐出位置の改行を行う改行方向であることを特徴とする請求項5に記載の液滴吐出方法。
  7. 前記液滴の吐出に使用しない前記キャリッジは、前記第2方向に沿ってメンテナンス部に移動して、前記メンテナンス部において前記ヘッドの前記ノズルの吐出能力回復を行うことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の液滴吐出方法。
  8. ヘッドのノズルから液体をワークに吐出する液滴吐出方法であって、
    前記ワークを搭載しているテーブルを、第1方向に走査する走査工程と、
    前記第1方向と略直交する第2方向に沿って移動してあらかじめ位置決めされている複数のキャリッジに配設された前記ヘッドの前記ノズルから前記ワークに対して前記液体を吐出する吐出工程と
    を有し、
    所定回数の前記走査工程を行う毎に、前記テーブルを前記第2方向に所定量移動することを特徴とする液滴吐出方法。
  9. ヘッドのノズルから液体をワークに吐出することで電気光学装置を製造する製造方法であって、
    前記ワークを搭載している前記テーブルを、第1移動部が第1方向と前記第1方向と略直交する第2方向に移動する際に、前記第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めされている複数のキャリッジの前記ヘッドは、前記ヘッドの前記ノズルから前記ワークに対して前記液体を吐出することで前記電気光学装置を製造することを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  10. ヘッドのノズルから液体をワークに吐出することで製造される電気光学装置であって、
    前記ワークを搭載している前記テーブルを、第1移動部が第1方向と前記第1方向と略直交する第2方向に移動する際に、前記第2方向に沿って相互に移動してあらかじめ位置決めされている複数のキャリッジの前記ヘッドは、前記ヘッドの前記ノズルから前記ワークに対して前記液体を吐出することで製造されることを特徴とする電気光学装置。
  11. 請求項10に記載の前記電気光学装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
JP2005273404A 2004-12-08 2005-09-21 液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器 Active JP4029895B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005273404A JP4029895B2 (ja) 2004-12-08 2005-09-21 液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
KR1020050111127A KR100704581B1 (ko) 2004-12-08 2005-11-21 액체 방울 토출 장치, 액체 방울 토출 방법, 전기 광학장치의 제조 방법, 전기 광학 장치 및 전자 기기
TW094141305A TWI277537B (en) 2004-12-08 2005-11-24 Liquid droplet ejection device, liquid droplet ejection method, manufacturing method of electro-optical device, electro-optical device and electronic equipment
US11/288,456 US7645004B2 (en) 2004-12-08 2005-11-29 Liquid droplet ejection device, liquid droplet ejection method, manufacturing method of electro-optical device, electro-optical device and electronic equipment
US12/620,657 US7946676B2 (en) 2004-12-08 2009-11-18 Liquid droplet ejection device, liquid droplet ejection method, manufacturing method of electro-optical device, electro-optical device and electronic equipment

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004354995 2004-12-08
JP2005273404A JP4029895B2 (ja) 2004-12-08 2005-09-21 液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006187758A true JP2006187758A (ja) 2006-07-20
JP4029895B2 JP4029895B2 (ja) 2008-01-09

Family

ID=36573656

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005273404A Active JP4029895B2 (ja) 2004-12-08 2005-09-21 液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器

Country Status (4)

Country Link
US (2) US7645004B2 (ja)
JP (1) JP4029895B2 (ja)
KR (1) KR100704581B1 (ja)
TW (1) TWI277537B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117963A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建築板の塗装装置
JP2008029978A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Seiko Epson Corp 描画装置、液状体の描画方法、配線基板の製造方法
US20100099325A1 (en) * 2008-10-16 2010-04-22 Seiko Epson Corporation Method for discharging liquid body, method for manufacturing color filter, and method for manufacturing organic el device
JP2017047388A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 日新製鋼株式会社 インクジェット印刷装置およびエッチング金属板の製造装置
CN112517338A (zh) * 2020-11-30 2021-03-19 南京近梅科商贸有限公司 一种手机屏幕点胶用自动顶出装置

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6793678B2 (en) 2002-06-27 2004-09-21 Depuy Acromed, Inc. Prosthetic intervertebral motion disc having dampening
JP4051077B2 (ja) * 2006-04-28 2008-02-20 シャープ株式会社 液滴塗布装置、液滴吐出部のギャップ測定方法、および、液滴吐出部のギャップ調整方法
US8105382B2 (en) 2006-12-07 2012-01-31 Interventional Spine, Inc. Intervertebral implant
US8900307B2 (en) 2007-06-26 2014-12-02 DePuy Synthes Products, LLC Highly lordosed fusion cage
JP5441922B2 (ja) 2008-01-17 2014-03-12 ジンテス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 膨張可能な椎間インプラント及び関連するその製造方法
US8936641B2 (en) 2008-04-05 2015-01-20 DePuy Synthes Products, LLC Expandable intervertebral implant
JP2010104861A (ja) * 2008-10-28 2010-05-13 Seiko Epson Corp 液状体の吐出方法、カラーフィルタの製造方法および有機el装置の製造方法
US8281715B2 (en) * 2009-02-16 2012-10-09 Vistaprint Technologies Limited Printer pallet assembly for use in printing multiple articles of manufacture
US9526620B2 (en) 2009-03-30 2016-12-27 DePuy Synthes Products, Inc. Zero profile spinal fusion cage
US9393129B2 (en) 2009-12-10 2016-07-19 DePuy Synthes Products, Inc. Bellows-like expandable interbody fusion cage
US8979860B2 (en) 2010-06-24 2015-03-17 DePuy Synthes Products. LLC Enhanced cage insertion device
US9907560B2 (en) 2010-06-24 2018-03-06 DePuy Synthes Products, Inc. Flexible vertebral body shavers
EP2588034B1 (en) 2010-06-29 2018-01-03 Synthes GmbH Distractible intervertebral implant
US9402732B2 (en) 2010-10-11 2016-08-02 DePuy Synthes Products, Inc. Expandable interspinous process spacer implant
US8940052B2 (en) 2012-07-26 2015-01-27 DePuy Synthes Products, LLC Expandable implant
US20140067069A1 (en) 2012-08-30 2014-03-06 Interventional Spine, Inc. Artificial disc
US9717601B2 (en) 2013-02-28 2017-08-01 DePuy Synthes Products, Inc. Expandable intervertebral implant, system, kit and method
US9522070B2 (en) 2013-03-07 2016-12-20 Interventional Spine, Inc. Intervertebral implant
US11426290B2 (en) 2015-03-06 2022-08-30 DePuy Synthes Products, Inc. Expandable intervertebral implant, system, kit and method
US9913727B2 (en) 2015-07-02 2018-03-13 Medos International Sarl Expandable implant
EP3184313B1 (de) * 2015-12-23 2020-09-09 Angelo Schiestl Vorrichtung und verfahren zum bedrucken von druckgütern
JP6850552B2 (ja) * 2016-05-27 2021-03-31 理想科学工業株式会社 インクジェット印刷装置
EP3474783B1 (en) 2016-06-28 2023-05-03 Eit Emerging Implant Technologies GmbH Expandable, angularly adjustable intervertebral cages
WO2018002715A2 (en) 2016-06-28 2018-01-04 Eit Emerging Implant Technologies Gmbh Expandable and angularly adjustable articulating intervertebral cages
US10537436B2 (en) 2016-11-01 2020-01-21 DePuy Synthes Products, Inc. Curved expandable cage
US10888433B2 (en) 2016-12-14 2021-01-12 DePuy Synthes Products, Inc. Intervertebral implant inserter and related methods
US10398563B2 (en) 2017-05-08 2019-09-03 Medos International Sarl Expandable cage
US11344424B2 (en) 2017-06-14 2022-05-31 Medos International Sarl Expandable intervertebral implant and related methods
US10940016B2 (en) 2017-07-05 2021-03-09 Medos International Sarl Expandable intervertebral fusion cage
IT201800004321A1 (it) * 2018-04-09 2019-10-09 Plotter di stampa ceramica
US11446156B2 (en) 2018-10-25 2022-09-20 Medos International Sarl Expandable intervertebral implant, inserter instrument, and related methods
US11426286B2 (en) 2020-03-06 2022-08-30 Eit Emerging Implant Technologies Gmbh Expandable intervertebral implant
KR102510929B1 (ko) * 2020-04-23 2023-03-15 세메스 주식회사 하중 분산 장치 및 이를 구비하는 기판 처리 시스템
US11850160B2 (en) 2021-03-26 2023-12-26 Medos International Sarl Expandable lordotic intervertebral fusion cage
US11752009B2 (en) 2021-04-06 2023-09-12 Medos International Sarl Expandable intervertebral fusion cage

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565775A (en) 1979-06-29 1981-01-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Printer
JP3005136B2 (ja) 1992-04-27 2000-01-31 キヤノン株式会社 プリント装置およびプリント方法
US5898449A (en) * 1993-12-20 1999-04-27 Xerox Corporation Interface seal between printhead and ink supply cartridge
JP3372671B2 (ja) * 1994-09-14 2003-02-04 キヤノン株式会社 カラーフィルタの製造方法及び製造装置
JP3159919B2 (ja) 1995-08-01 2001-04-23 キヤノン株式会社 カラーフィルタの製造装置及び製造方法及び着色むらの低減方法
US6312123B1 (en) * 1998-05-01 2001-11-06 L&P Property Management Company Method and apparatus for UV ink jet printing on fabric and combination printing and quilting thereby
JP2000111677A (ja) 1998-10-07 2000-04-21 Canon Inc 位置決めステージ装置、カラーフィルタ製造装置および液晶用アライナ
JP2003159787A (ja) * 2001-11-28 2003-06-03 Seiko Epson Corp 吐出方法およびその装置、電気光学装置、その製造方法およびその製造装置、カラーフィルタ、その製造方法およびその製造装置、ならびに基材を有するデバイス、その製造方法およびその製造装置
JP4066661B2 (ja) * 2002-01-23 2008-03-26 セイコーエプソン株式会社 有機el装置の製造装置および液滴吐出装置
DE60231087D1 (de) * 2002-03-07 2009-03-19 Fuji Xerox Co Ltd Tintenstrahl-zeilendrucker und ihn verwendende bilderzeugungsvorrichtung
JP3985559B2 (ja) * 2002-03-19 2007-10-03 セイコーエプソン株式会社 吐出装置、並びに液晶表示装置の製造方法、有機el装置の製造方法、電子放出装置の製造方法、pdp装置の製造方法、電気泳動表示装置の製造方法、カラーフィルタの製造方法、有機elの製造方法、スペーサ形成方法、金属配線形成方法、レンズ形成方法、レジスト形成方法および光拡散体形成方法
KR100463520B1 (ko) * 2002-04-08 2004-12-29 엘지전자 주식회사 디스플레이 패널 제작을 위한 잉크젯 도포 장치
JP4143337B2 (ja) * 2002-05-31 2008-09-03 キヤノン株式会社 記録装置および該装置用記録位置補正方法
JP2004090336A (ja) 2002-08-30 2004-03-25 Dainippon Printing Co Ltd インクジェット塗布装置
JP3821101B2 (ja) * 2003-02-04 2006-09-13 株式会社日立製作所 直線駆動装置、その制御方法及びxyテーブル
JP4547928B2 (ja) 2004-02-13 2010-09-22 セイコーエプソン株式会社 液滴吐出装置の制御方法、液滴吐出装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007117963A (ja) * 2005-10-31 2007-05-17 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 建築板の塗装装置
JP2008029978A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Seiko Epson Corp 描画装置、液状体の描画方法、配線基板の製造方法
JP4600363B2 (ja) * 2006-07-31 2010-12-15 セイコーエプソン株式会社 液状体の描画方法
US20100099325A1 (en) * 2008-10-16 2010-04-22 Seiko Epson Corporation Method for discharging liquid body, method for manufacturing color filter, and method for manufacturing organic el device
US8580335B2 (en) 2008-10-16 2013-11-12 Seiko Epson Corporation Method for discharging liquid body, method for manufacturing color filter, and method for manufacturing organic EL device
TWI482668B (zh) * 2008-10-16 2015-05-01 Seiko Epson Corp 液狀體之噴出方法、彩色濾光片之製造方法及有機el裝置之製造方法
JP2017047388A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 日新製鋼株式会社 インクジェット印刷装置およびエッチング金属板の製造装置
CN112517338A (zh) * 2020-11-30 2021-03-19 南京近梅科商贸有限公司 一种手机屏幕点胶用自动顶出装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR100704581B1 (ko) 2007-04-06
TW200624280A (en) 2006-07-16
US7946676B2 (en) 2011-05-24
TWI277537B (en) 2007-04-01
KR20060064524A (ko) 2006-06-13
JP4029895B2 (ja) 2008-01-09
US20100060679A1 (en) 2010-03-11
US20060119629A1 (en) 2006-06-08
US7645004B2 (en) 2010-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4029895B2 (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
US7703412B2 (en) Liquid discharging apparatus, method of cleaning head, electro-optical device, method of manufacturing electro-optical device, and electronic apparatus
US7455388B2 (en) Liquid droplet ejection apparatus, method of manufacturing electrooptical device, electrooptical device, and electronic apparatus
WO2003053698A1 (fr) Unite tete et procede de fixation de celle-ci, dispositif de dessin, procedes de fabrication d&#39;un dispositif d&#39;affichage a cristaux liquides, dispositif electroluminescent organique, dispositif a decharge d&#39;electrons, dispositif pdp, dispositif d&#39;affichage a electrophorese, filtre couleur et dispositif ∨
JP5671975B2 (ja) 液滴吐出装置の描画方法
JP2006212501A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置におけるワイピング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2009006212A (ja) 液滴吐出装置、電気光学装置の製造方法および電気光学装置
US7549739B2 (en) Liquid droplet discharge apparatus, liquid supply device thereof, electro-optical device, and electronic apparatus
TW200526425A (en) Droplet ejecting device, electrooptical device producing method, electrooptical device, and electronic equipment
JP2006198509A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置におけるヘッドのワイピング方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP4572330B2 (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置におけるノズルの吐出性能維持方法、電気光学装置の製造方法
CN100443301C (zh) 液滴喷出装置及喷出方法、电光学装置及其制造方法
JP2006198508A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置におけるワーク加振方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP4604533B2 (ja) 座標精度確認方法、および電気光学装置の製造方法
JP4729852B2 (ja) 液滴吐出装置とその製造方法
JP2006198510A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置におけるノズル吸引方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2006136794A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置における吐出用液体の吸引方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2004337728A (ja) 液滴吐出装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置、および電子機器
JP2006136793A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置における吐出用液体の吸引方法、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2005224725A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置の整備方法、電気光学装置および電子機器
JP2004306546A (ja) ノズル面の吸引清掃方法および吸引清掃装置、並びに液滴吐出装置、電気光学装置の製造方法、電気光学装置および電子機器
JP2004121957A (ja) 液滴吐出装置およびそのワーク交換方法、並びに電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器
JP2009139613A (ja) 液滴吐出装置、液滴吐出装置の制御方法、電気光学装置の製造装置、及び電気光学装置の製造方法
JP2004126133A (ja) 機能液滴吐出ヘッドおよびこれを備えた液滴吐出装置、並びに電気光学装置、電気光学装置の製造方法および電子機器
JP2006198506A (ja) パターン形成方法及び液滴吐出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060411

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070925

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4029895

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101026

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111026

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121026

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131026

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250