JP2006186685A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影方向の制約が少なく、外部の装置が不要でありながら、盗撮行為を効果的に防止できる撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像部7において取り込まれる画像の特徴を解析して、撮影不許可の画像であるか否かを判別し、その判別結果に応じて警報を発生する。これにより傾きセンサ等を用いて撮影の可否の判定を行う従来の装置のように撮影方向の制約がなく、ユーザの利便性を損なうことがない。また、撮像装置の外部に別の装置を設けることなく撮影の可否の判定を行うことができるため、このような装置を必要とする方法に比べてコストを削減できる。更に、取り込まれた画像が撮影不許可の画像であることを判定してから警報が発せられるため、まだ盗撮行為であるか否かが判定されていない段階で音や光により撮影の開始を報知する方法に比べて、より明確に盗撮行為を報知することが可能になる。
【選択図】 図1
【解決手段】撮像部7において取り込まれる画像の特徴を解析して、撮影不許可の画像であるか否かを判別し、その判別結果に応じて警報を発生する。これにより傾きセンサ等を用いて撮影の可否の判定を行う従来の装置のように撮影方向の制約がなく、ユーザの利便性を損なうことがない。また、撮像装置の外部に別の装置を設けることなく撮影の可否の判定を行うことができるため、このような装置を必要とする方法に比べてコストを削減できる。更に、取り込まれた画像が撮影不許可の画像であることを判定してから警報が発せられるため、まだ盗撮行為であるか否かが判定されていない段階で音や光により撮影の開始を報知する方法に比べて、より明確に盗撮行為を報知することが可能になる。
【選択図】 図1
Description
本発明は撮像装置に係り、特に、盗撮の防止機能を有した撮像装置に関するものである。
静止画や動画をデジタルデータとして記録するデジタルカメラは、小型化や高画素化といった性能面の向上と価格の低下が近年急速に進んでいる。また、最近では、携帯電話機にデジタルカメラを搭載することが一般的になっている。そのため、高画質のデジタル画像を手軽に撮影し、電子メール等で交換することが当たり前になっている。
このように、デジタル画像を誰でも容易に撮影できるようになった結果、利便性が飛躍的に向上したが、その反面で、デジタルカメラを用いた盗撮行為が社会的な問題になっている。このような行為は、ユーザのモラルに頼るだけは十分に防止することが困難なため、製造者や通信事業者の側における対応が求められている。
盗撮を防止する手段として、例えば特許文献1には、盗撮器から発信される電波を検知した場合に、使用者本人と通話相手の双方に警告を発する携帯通信端末機が記載されている。
また、携帯電話機の本体が不自然な角度で傾けられた場合に撮影を禁止することで、盗撮を防止する方法が知られている。例えば、携帯電話機の本体に傾斜センサが内蔵されており、この傾斜センサによって本体の傾きが所定の角度内にあることが検出された場合、シャッター操作が無効にされる。
被写体に盗撮防止用の情報を発生する装置を予め装着しておき、この情報を撮像装置が検知した場合に撮像処理を停止させることにより、盗撮を防止する方法もある。
また、撮影を禁止する場所に所定の制御信号を送信する装置を予め設置し、この制御信号を受信した携帯電話機において撮影機能を停止させることによって、盗撮を防止する方法もある。
撮影を開始する際、撮影を実行する旨の内容を含んだ音声のメッセージを撮影者の周囲に発することによって、盗撮の防止を図る方法もある。
更には、撮像レンズを取り囲むように発光素子を配置し、撮影可能な状態になったときにこの発光素子を発光させることによって、盗撮を防止する方法もある。
特開2003−348196号公報
しかしながら、盗撮器の電波を受信して警告を発する方法では、電波による盗撮画像の送信を行わずに盗撮者が自らカメラ付き携帯電話機を手にして盗撮を行っている場合には、それを防止することができない。
傾斜センサによって携帯電話機の本体の傾きを検出する方法では、撮影方向に制限が生じるという問題がある。例えば地面や空を撮影するといったことができなくなり、利便性が損なわれてしまう。
被写体に盗撮防止用の装置を装着する方法や、撮影禁止場所に送信装置を設置する方法では、撮像装置の外部に別の装置を必要とするため、コストが高くなるという問題がある。また、装置が設けられていない被写体や場所については盗撮を防止できないという問題もある。
撮影の際に音声のメッセージを発する方法や撮像レンズの周囲を発光させる方法では、音や光を撮影の度に発生するだけであり、周囲の人に対して盗撮行為を明確に警告する訳ではないため、盗撮行為と認識されない可能性もあり、防止効果が薄いという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、撮影方向の制約が少なく、外部の装置が不要でありながら、盗撮行為を効果的に防止できる撮像装置を提供することにある。
本発明の第1の観点の撮像装置は、被写体の画像を画像信号として取り込む撮像手段と、前記撮像手段により取り込まれる画像が、撮影を許可された画像及び/又は撮影を禁止された画像であるかを判別する画像判別手段と、前記画像判別手段により、前記撮像手段により取り込まれる画像が撮影を許可されていない画像又は撮影を禁止された画像であると判別された場合に、所定の警告をする手段とを備えることを特徴とする。
前記警告は、例えば、音声やサイレンなどの警報音や、LED等の発光による警報を含む。
前記警告は、例えば、音声やサイレンなどの警報音や、LED等の発光による警報を含む。
本発明の第2の観点の撮像装置は、被写体の画像を画像信号として取り組む撮像手段と、前記撮像手段により取り込まれる画像が、撮影を許可された画像及び/又は撮影を禁止された画像であるかを判別する画像判別手段と、前記画像判別手段により、前記撮像手段により取り込まれる画像が撮影を許可されていない画像又は撮影を禁止された画像であると判別された場合に、前記撮像手段による画像の取り込みを禁止する手段とを備えることを特徴とする。
前記画像判別手段は、例えば、前記撮影を許可・禁止された画像の特徴に基づいて前記判別を行っても良い。
前記撮影を許可された画像は、例えば人の画像や、人の所定部の画像、特に人の顔の画像でも良い。この場合、前記画像判別手段は、人の画像における所定の特徴や、人の所定部の画像における所定の特徴、特に人の顔の画像における所定の特徴に基づいて、前記撮像手段により取り込まれる画像が前記撮影を許可された画像であるかを判断しても良い。
また、前記第1及び第2の観点の撮像装置は、前記撮像手段により取り込まれる画像を記憶可能な記憶手段と、前記画像判別手段により、前記撮像手段により取り込まれる画像が撮影を許可されていない画像又は撮影を禁止された画像であると判別された場合に、該画像を前記記憶手段に記憶することを禁止する手段とを更に備えても良い。
ここで記憶の禁止とは、例えば、既に前記記憶手段に記憶した画像のデータを所定のデータによって上書きすることも含む。
ここで記憶の禁止とは、例えば、既に前記記憶手段に記憶した画像のデータを所定のデータによって上書きすることも含む。
前記画像判別手段は、前記撮像手段により前記被写体の画像を取り込む際及び/又は取り込む準備をする際に、該取り込まれる画像が撮影を許可された画像及び/又は撮影を禁止された画像であるかを判別しても良い。
ここで前記被写体の画像を取り込む際とは、例えば、撮像のためにシャッターボタンが全押されて撮像の実行が指示される場合を含む。
また、前記被写体の画像を取り込む準備をする際とは、例えば、シャッターボタンが半押されて測光や測距が行われる場合を含む。
ここで前記被写体の画像を取り込む際とは、例えば、撮像のためにシャッターボタンが全押されて撮像の実行が指示される場合を含む。
また、前記被写体の画像を取り込む準備をする際とは、例えば、シャッターボタンが半押されて測光や測距が行われる場合を含む。
前記第1及び第2の観点の撮像装置は、前記撮像手段により取り込まれる画像を表示可能な表示手段と、前記画像判別手段により、前記撮像手段により取り込まれる画像が撮影を許可されていない画像又は撮影を禁止された画像であると判別された場合に、該画像を前記表示手段に表示することを禁止する手段とを更に備えても良い。
本発明の第3の観点の撮像装置は、被写体の画像を画像信号として取り込む第1の撮像手段と、被写体の画像を画像信号として取り込む自分撮りが可能な第2の撮像手段と、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が、撮影者の画像であるかを判別する画像判別手段と、前記画像判別手段により、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像ではないと判別された場合に、所定の警告をする警告手段とを備えることを特徴とする。
前記警告は、例えば、音声やサイレンなどの警報音や、LED等の発光による警報を含む。
前記警告は、例えば、音声やサイレンなどの警報音や、LED等の発光による警報を含む。
本発明の第4の観点の撮像装置は、被写体の画像を画像信号として取り込む第1の撮像手段と、被写体の画像を画像信号として取り込む自分撮りが可能な第2の撮像手段と、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が、撮影者の画像であるかを判別する画像判別手段と、前記画像判別手段により、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像ではないと判別された場合に、前記第1の撮像手段による画像の取り込みを禁止する手段とを備えることを特徴とする。
前記画像判別手段は、例えば、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の所定の特徴、特に撮影者の顔の特徴を備えているかにより前記判別を行っても良い。
前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像ではないとは、例えば、該取り込まれる画像に撮影者が写っていない場合や、写ってはいるが所定の態様でない場合を含む。
前記第3及び第4の観点の撮像装置は、前記第1の撮像手段により取り込まれる画像を記憶可能な記憶手段と、前記画像判別手段により、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像ではないと判別された場合に、該画像を前記記憶手段に記憶することを禁止する手段とを更に備えても良い。
前記画像判別手段は、前記第1の撮像手段により前記被写体の画像を取り込む際及び/又は取り込む準備をする際に、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像であるかを判別しても良い。
前記第3及び第4の観点の撮像装置は、前記第1の撮像手段により取り込まれる画像を表示可能な表示手段と、前記画像判別手段により、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像ではないと判別された場合に、前記第1の撮像手段により取り込まれる画像を前記表示手段に表示することを禁止する手段とを備えても良い。
前記第3および第4の観点の撮像装置は、前記第1の撮像手段により取り込まれる画像が、撮影を許可された画像及び/又は撮影を禁止された画像であるかを判別する画像判別手段を更に備えても良い。
前記画像判別手段は、前記取り込まれた画像が人の顔の所定の特徴を備えているかを判別しても良い。
本発明によれば、撮像画像の判別結果を利用して盗撮行為の有無を検知するため、撮影方向の制約が少なく、外部の装置が不要でありながら、盗撮行為を効果的に防止することができる。
以下、本発明の2つ実施形態について、図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成の一例を示す図であり、カメラ付き携帯電話機に適用され本発明の一実施形態を示す。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成の一例を示す図であり、カメラ付き携帯電話機に適用され本発明の一実施形態を示す。
図1に示す撮像装置100は、無線通信部1と、キー入力部2と、表示部3と、音声処理部4と、スピーカ5と、マイクロフォン6と、撮像部7と、記憶部9と、システム制御部10とを有する。
システム制御部10は、画像判別部11と、警報部12と、禁止部13とを含む。
システム制御部10は、画像判別部11と、警報部12と、禁止部13とを含む。
なお、撮像部7は、本発明の撮像手段の一実施形態である。
画像判別部11は、本発明の画像判別手段の一実施形態である。
記憶部9は、本発明の記憶手段の一実施形態である。
表示部3は、本発明の表示手段の一実施形態である。
画像判別部11は、本発明の画像判別手段の一実施形態である。
記憶部9は、本発明の記憶手段の一実施形態である。
表示部3は、本発明の表示手段の一実施形態である。
無線通信部1は、図示しない基地局との間の無線通信に関する処理を行う。例えば、システム制御部10から供給される送信データに所定の変調処理を施して無線信号に変換し、アンテナから送出する。また、アンテナにおいて受信された無線信号に所定の復調処理を施して受信データに変換し、システム制御部10に出力する。
キー入力部2は、ユーザからの指示を入力するためのユーザインターフェースである。例えば、受話キーや終話キー、数字キー、文字キー、矢印キー、決定キーなど、各種の機能を持ったキーを有しており、これらのキーに対する操作内容を電気信号に変換してシステム制御部10に入力する。
なお、キー入力部2のキーには、撮影の開始合図として押されるキーが含まれており、キー入力部2は、このキーが押下されたときに撮影の開始信号を発生する。
表示部3は、例えば液晶表示パネルや有機ELパネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、システム制御部10から供給される画像データに応じた画像を表示する。
表示部3には、ユーザに各種の情報を画像として提供するユーザインターフェースとしての機能があり、例えば発信時には発信先の電話番号、着信時には着信した相手の電話番号を表示する。また、受信メールや送信メールの表示、日付、時刻、バッテリ残量等の表示を行う。
表示部3には、ユーザに各種の情報を画像として提供するユーザインターフェースとしての機能があり、例えば発信時には発信先の電話番号、着信時には着信した相手の電話番号を表示する。また、受信メールや送信メールの表示、日付、時刻、バッテリ残量等の表示を行う。
また、表示部3は、撮影を実行した時に、撮像部7が取り込んだ撮影結果の画像を表示する。
音声処理部4は、スピーカ5及びマイクロフォン6において入出力される音声信号を処理する。すなわち、マイクロフォン6から入力される音声信号に増幅、アナログ−デジタル変換、符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換してシステム制御部10に出力する。また、システム制御部10から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ5に出力する。
スピーカ5は、音声処理部4から供給される音声信号を音に変換して放射する。
マイクロフォン6は、入力される音を電気的な音声信号に変換して音声処理部4に出力する。
マイクロフォン6は、入力される音を電気的な音声信号に変換して音声処理部4に出力する。
撮像部7は、例えばCCDやCMOSセンサ等を用いて構成されており、システム制御部10の制御に従って、被写体の画像(静止画および/または動画)を画像信号として取り込む。
記憶部9は、システム制御部10の処理で利用される各種のデータや、システム制御部10の処理結果のデータを記憶する。例えば、システム制御部10のコンピュータ・プログラム、その処理に用いる定数データ、処理過程で一時的に記憶する変数データ、電話番号や電子メールドレスなとの情報を管理するアドレス帳、撮影時に撮像部7において取り込まれた画像などを記憶する。
システム制御部10は、システムの全体的な動作に関わる種々の制御・処理を行う。
例えば、通話に関する処理として、所定のプロトコルに従った音声通話が適切に行われるように、音声処理部4における音声の入出力、無線通信部1における通話データの送受信を制御する。
また、データ通信に関する処理として、送信メールの作成、受信メールの閲覧、電子メールの送受信が適切に行われるように、キー入力部2からの文字データの入力、表示部3における送受信メールの表示、無線通信部1における電子メールの送受信を制御する。
撮影に関する処理としては、撮像部7において取り込まれる画像を表示部3において表示させる処理、キー入力部2において入力される撮影の開始信号に従って撮像部7にフラッシュ点灯、画像取り込みを実行させる処理、撮影時に取り込まれた画像を記憶部9に記憶させる処理などを行う。
例えば、通話に関する処理として、所定のプロトコルに従った音声通話が適切に行われるように、音声処理部4における音声の入出力、無線通信部1における通話データの送受信を制御する。
また、データ通信に関する処理として、送信メールの作成、受信メールの閲覧、電子メールの送受信が適切に行われるように、キー入力部2からの文字データの入力、表示部3における送受信メールの表示、無線通信部1における電子メールの送受信を制御する。
撮影に関する処理としては、撮像部7において取り込まれる画像を表示部3において表示させる処理、キー入力部2において入力される撮影の開始信号に従って撮像部7にフラッシュ点灯、画像取り込みを実行させる処理、撮影時に取り込まれた画像を記憶部9に記憶させる処理などを行う。
システム制御部10は、例えば、記憶部9に格納されるプログラムに基づいて順次に処理を実行するコンピュータを有する。
システム制御部10に含まれる各処理ブロックについて以下に説明する。
画像判別部11は、撮像部7において取り込まれた画像が、撮影を許可された画像の所定の特徴を備えているか否か、及び、撮影を禁止された画像の所定の特徴を備えているか否かを判別する。
例えば、画像判別部11は、撮像部7において取り込まれた画像が、撮影を許可された特定の物、特定の種類(人や動物など)、人体の特定部位(顔など)の特徴を備えているか否かを判別する。取り込まれた画像がこれらの特徴を備えている場合、当該取り込まれた画像は撮影を許可された画像であると判定し、これらの特徴を備えていない場合、当該取り込まれた画像は撮影を禁止された画像であると判定する。
また逆に、画像判別部11は、撮像部7において取り込まれた画像が、撮影を禁止された特定の物、特定の種類、人体の特定部位の特徴を備えているか否かを判別しても良い。取り込まれた画像がこれらの特徴を備えている場合、当該取り込まれた画像は撮影を禁止された画像であると判定し、これらの特徴を備えていない場合、当該取り込まれた画像は撮影を許可された画像であると判定する。
また逆に、画像判別部11は、撮像部7において取り込まれた画像が、撮影を禁止された特定の物、特定の種類、人体の特定部位の特徴を備えているか否かを判別しても良い。取り込まれた画像がこれらの特徴を備えている場合、当該取り込まれた画像は撮影を禁止された画像であると判定し、これらの特徴を備えていない場合、当該取り込まれた画像は撮影を許可された画像であると判定する。
警告手段の一実施形態である警報部12は、キー入力部2から撮影の開始信号が入力された場合、画像判別部11の判別結果に応じて、撮影が許可されていない画像又は撮影が禁止されている画像(以降、不許可の画像と呼ぶことがある)が撮影されたことを警報する。例えば、撮像部7において取り込まれた画像が撮影を許可された画像の所定の特徴を備えていない場合や、当該取り込まれた画像が撮影を禁止された画像の所定の特徴を備えている場合に、警報を発生する。
警報部12は、警報として、例えば警報音(サイレンの音や警告メッセージなど音声)をスピーカ5から発生させる。すなわち、警報音の音声データを音声処理部4に供給し、その音声信号を生成してピーカ5に入力する。
なお、警告手段としては、上記の他にも、例えばLED等の発光素子によって警告用の光を発生する手段や、表示手段に警告のメッセージを表示する手段などでも良い。
警報部12は、警報として、例えば警報音(サイレンの音や警告メッセージなど音声)をスピーカ5から発生させる。すなわち、警報音の音声データを音声処理部4に供給し、その音声信号を生成してピーカ5に入力する。
なお、警告手段としては、上記の他にも、例えばLED等の発光素子によって警告用の光を発生する手段や、表示手段に警告のメッセージを表示する手段などでも良い。
禁止部13は、キー入力部2から撮影の開始信号が入力された場合、画像判別部11の判別結果に応じて、画像の保存、表示、撮影に関わる処理を禁止する。例えば、撮像部7において取り込まれた画像が撮影を許可された画像の所定の特徴を備えていない場合や、当該取り込まれた画像が撮影を禁止された画像の所定の特徴を備えている場合に、これらの処理を禁止する。
画像の保存を禁止する場合、禁止部13は、撮像部7において取り込まれた画像が記憶部9に記憶されることを禁止する。これにより、撮影不許可の画像は、記憶部9へ書き込まれずに破棄される。
画像の表示を禁止する場合、禁止部13は、撮像部7において取り込まれた画像が表示部3に表示されることを禁止する。これにより、撮影不許可の画像は、表示部3において確認することもできなくなる。
画像の撮像を禁止する場合、禁止部13は、撮像部7における画像の取り込み動作を禁止する。この画像取り込み動作の禁止状態は、例えば電源をオフするまで、あるいは一定の時間が経過するまで継続しても良い。
次に、上述した構成を有する本実施形態に係る撮像装置の動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。
例えば動作モードの選択を行う所定の処理(メニュー画面を用いた処理の選択等)によって、撮影を行う動作モードに設定されると、システム制御部10は、キー入力部2において入力される撮影の開始信号を待ち受ける状態となる(ステップST10)。このとき、撮像部7は、被写体をモニターするための画像を取り込んでおり、表示部2はその画像を表示する。
撮影の開始信号がキー入力部2において入力されると、システム制御部10は、入力された画像が撮影を許可された画像か否か(又は撮影を禁止された画像であるか否か)を判別する(ステップST15)。
画像判別部11による画像の判別処理は、撮像の準備をする際に実行しても良いし、撮影時に実行しても良い。つまり、撮影の開始信号が入力される前に常時実行していても良いし、撮影の開始信号が入力されてから実行しても良い。
画像の判別の結果、撮影不許可の画像でないと判定される場合、システム制御部10は、撮影を実行する。撮像部7は、設定に応じてフラッシュランプを点灯し、被写体の画像を取り込む。そして、取り込んだ画像を記憶部8に格納し、表示部3において表示させる(ステップST25)。
一方、画像判別の結果から、撮影不許可の画像であると判定される場合、システム制御部10は、スピーカ5において所定の警報音が発生するように音声処理部4を制御し、画像の保存・表示・撮影を禁止する(ステップST30)。これにより、撮影不許可の画像は、記憶部9に格納されることなく破棄され、表示部3に表示されることもなくなる。また、電源をオフするまでもしくは一定の時間が経過するまで、撮像部7における画像の取り込み動作が禁止され、撮影が行えなくなる。
以上説明したように、本実施形態に係る撮像装置によれば、撮像部7において取り込まれる画像の特徴を解析して、撮影不許可の画像であるか否かを判別し、その判別結果に応じて警報を発生するため、傾きセンサ等を用いて撮影の許可/不許可の判定を行う従来の装置のように撮影方向の制約がなく、ユーザの利便性を損なうことがないという効果が得られる。
また、本実施形態によれば、撮像装置の外部に別の装置を設けることなく撮影の許可/不許可の判定を行うことができるため、このような装置を必要とする方法に比べてコストを削減できる。
更に、本実施形態によれば、取り込まれた画像が撮影不許可の画像であることを判定してから警報が発せられるため、まだ盗撮行為であるか否かが判定されていない段階で音や光により撮影の開始を報知する方法に比べて、より明確に盗撮行為を報知することが可能になる。これにより、従来に比べて、より効果的に盗撮行為を防止することができる。
また、本実施形態によれば、撮像装置の外部に別の装置を設けることなく撮影の許可/不許可の判定を行うことができるため、このような装置を必要とする方法に比べてコストを削減できる。
更に、本実施形態によれば、取り込まれた画像が撮影不許可の画像であることを判定してから警報が発せられるため、まだ盗撮行為であるか否かが判定されていない段階で音や光により撮影の開始を報知する方法に比べて、より明確に盗撮行為を報知することが可能になる。これにより、従来に比べて、より効果的に盗撮行為を防止することができる。
また、本実施形態に係る撮像装置によれば、画像判別部11の判別結果に応じて、画像の保存・表示・撮影を禁止するため、警報によって盗撮行為を報知するのみならず、盗撮行為自体を無効にすることが可能となり、警報のみの場合に比べて盗撮の防止効果をより高めることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態に係る撮像装置では、撮像した画像が撮影不許可の画像であるか否かの判定に基づいて警報等の盗撮防止処理を行っているが、第2の実施形態では、撮影者の画像を取り込んだ結果に基づいて盗撮防止処理を実行する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態に係る撮像装置では、撮像した画像が撮影不許可の画像であるか否かの判定に基づいて警報等の盗撮防止処理を行っているが、第2の実施形態では、撮影者の画像を取り込んだ結果に基づいて盗撮防止処理を実行する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の構成の一例を示す図である。図1と図3の同一符号は、同一の構成要素を示す。
図3に示す撮像装置100Aは、図1に示す撮像装置100におけるシステム制御部10をシステム制御部10Aに置換し、更に撮像部8を設けたものである。
システム制御部10Aは、システム制御部10における画像判別部11を画像判別部11Aに置換したものである。
以下では、撮像部8及び画像判別部11Aについて説明し、他の構成要素については説明を割愛する。
図3に示す撮像装置100Aは、図1に示す撮像装置100におけるシステム制御部10をシステム制御部10Aに置換し、更に撮像部8を設けたものである。
システム制御部10Aは、システム制御部10における画像判別部11を画像判別部11Aに置換したものである。
以下では、撮像部8及び画像判別部11Aについて説明し、他の構成要素については説明を割愛する。
なお、撮像部7は、本発明の第1の撮像手段の一実施形態である。
撮像部8は、本発明の第2の撮像手段の一実施形態である。
画像判別部11Aは、本発明の画像判別手段の一実施形態である。
撮像部8は、本発明の第2の撮像手段の一実施形態である。
画像判別部11Aは、本発明の画像判別手段の一実施形態である。
撮像部8は、撮像部7の撮影範囲(第1の撮影範囲)に対して外部の所定の撮像範囲(第2の撮影範囲)に位置する被写体の画像を、システム制御部10の制御に従い画像信号として取り込む。撮像部8は、例えばCCDやCMOSセンサ等を用いて構成される。
図4は、撮像装置100Aの外観の一例を示す図である。
図4に示す撮像装置100Aは、連結部103によって開閉自在に連結された板状の2つの筐体101および102を有する。
図4に示す撮像装置100Aは、連結部103によって開閉自在に連結された板状の2つの筐体101および102を有する。
筐体101及び102を閉じたときに内側に隠れる筐体101及び102の面(この面をそれぞれ正面と呼ぶ)には、表示パネル104等が配置される。
すなわち、筐体102の正面には、矩形の表示パネル104がそのほぼ中央に配置されており、その上側(表示パネル104を挟んで連結部103と反対側の辺)には、スピーカ5の音を放出するための穴106や、撮像部8の光学レンズ105が配置されている。
筐体101の正面には、数字キーや受話キー、終話キー、矢印キー、各種の機能キーを含んだキー入力部2の操作キー群109が配置されている。操作キー群109の下側(操作キー群109を挟んで連結部103と反対側の辺)には、マイクロフォン108に音を入力するための穴108が設けられている。
また、筐体102の裏面(正面に対して反対側の面)には、撮像部7の光学レンズ110とフラッシュランプ111が配置されている。
すなわち、筐体102の正面には、矩形の表示パネル104がそのほぼ中央に配置されており、その上側(表示パネル104を挟んで連結部103と反対側の辺)には、スピーカ5の音を放出するための穴106や、撮像部8の光学レンズ105が配置されている。
筐体101の正面には、数字キーや受話キー、終話キー、矢印キー、各種の機能キーを含んだキー入力部2の操作キー群109が配置されている。操作キー群109の下側(操作キー群109を挟んで連結部103と反対側の辺)には、マイクロフォン108に音を入力するための穴108が設けられている。
また、筐体102の裏面(正面に対して反対側の面)には、撮像部7の光学レンズ110とフラッシュランプ111が配置されている。
図4に示す構造によれば、後述する図5、図6からも分かるように、撮影者が適正な姿勢で撮影を行う場合、撮影者の顔が撮像部8の撮影範囲(第2の撮影範囲)に含まれる。
画像判別部11Aは、撮像部8において取り込まれた画像が、撮影者に関する所定の特徴を備えているか否かを判別する。
例えば、画像判別部11Aは、撮像部8において取り込まれた画像が、人の顔の特徴を備えているか否かを判別する。人の顔の特徴を備えている場合、画像判定部11Aは、撮像部8の撮影範囲に撮影者の顔が収まる適正な姿勢で撮影が行われたと判定し、人の顔の特徴を備えていない場合、この適正な姿勢で撮影が行われていないと判定する。
また、画像判別部11は、撮像部8において取り込まれた画像が人の顔の特徴を備える場合であっても、その大きさが所定のサイズより小さい場合や、人の顔が一部分のみ含まれており、その部分が顔の全体に対して一定の割合より小さい場合などにおいて、適正な姿勢で撮影が行われていないと判定しても良い。
図5は、適正な姿勢で撮影が行われる場合の例を示し、図6は、不適正な姿勢で撮影が行われる場合の例を示す。
図5及び図6において、記号‘AR1’は撮像部7の撮影範囲(第1の撮影範囲)を示し、記号‘AR2’は撮像部8の撮影範囲(第2の撮影範囲)を示す。
図5に示すように、適正な姿勢で撮影が行われる場合、撮影者の顔は第2の撮影範囲AR2に正しく収まる。他方、不自然な姿勢で撮影が行われる場合、図6に示すように、撮影者の顔は第2の撮影範囲から逸脱してしまう。すなわち、撮像部8(第2の撮像手段)により取り込まれる画像が、撮影者の画像ではなくなってしまう。
図5及び図6において、記号‘AR1’は撮像部7の撮影範囲(第1の撮影範囲)を示し、記号‘AR2’は撮像部8の撮影範囲(第2の撮影範囲)を示す。
図5に示すように、適正な姿勢で撮影が行われる場合、撮影者の顔は第2の撮影範囲AR2に正しく収まる。他方、不自然な姿勢で撮影が行われる場合、図6に示すように、撮影者の顔は第2の撮影範囲から逸脱してしまう。すなわち、撮像部8(第2の撮像手段)により取り込まれる画像が、撮影者の画像ではなくなってしまう。
次に、上述した構成を有する本実施形態に係る撮像装置の動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
撮影を行う所定の動作モードに設定されると、システム制御部10Aは、キー入力部2において入力される撮影の開始信号を待ち受ける状態となる(ステップST10)。このとき、撮像部7は、被写体をモニターするための画像を取り込んでおり、表示部2はその画像を表示する。
撮影の開始信号がキー入力部2において入力されると、システム制御部10Aは、入力された画像が適正な姿勢で撮影を行う撮影者の画像であるか否かを判別する(ステップST15A)。
画像判別部11Aによる画像の判別処理は、撮影の開始信号が入力される前に常時実行していても良いし、撮影の開始信号が入力されてから実行しても良い。
画像の判別の結果、撮影姿勢が適正であると判定される場合、システム制御部10Aは、撮影を実行する。撮像部7は、設定に応じてフラッシュランプを点灯し、被写体の画像を取り込む。そして、取り込んだ画像を記憶部8に格納し、表示部3において表示させる(ステップST25)。
一方、画像判別の結果から、撮影姿勢が不適正であると判定される場合、システム制御部10Aは、スピーカ5において所定の警報音が発生するように音声処理部4を制御する。また、画像の保存・表示・撮影を禁止する(ステップST30)。これにより、撮影不許可の画像は、記憶部9に格納されることなく破棄され、表示部3に表示されることもなくなる。また、電源をオフするまでもしくは一定の時間が経過するまで、撮像部7における画像の取り込み動作が禁止され、撮影が行えなくなる。
以上説明したように、本実施形態に係る撮像装置によれば、撮像部8において取り込まれる画像の特徴を解析して、適正な撮影姿勢で撮影を行う撮影者の画像であるか否かを判別し、その判別結果に応じて警報を発生するため、適正な撮影姿勢を保ちさえすれば様々な方向を撮影することが可能である。したがって、傾きセンサ等を用いて撮影の許可/不許可の判断を行う従来の装置に比べて、撮影方向の制約が少なくなり、ユーザの利便性を向上できるという効果が得られる。
また、本実施形態によれば、撮像装置の外部に別の装置を設けることなく撮影の許可/不許可の判断を行うことができるため、このような装置を必要とする方法に比べてコストを削減できる。
更に、本実施形態によれば、撮影者の撮影姿勢が適正であるか否かを判定してから警報が発せられるため、まだ盗撮行為であるか否かが判定されていない段階で音や光により撮影の開始を報知する方法に比べて、より明確に盗撮行為を報知することが可能になる。これにより、従来に比べて、より効果的に盗撮行為を防止することができる。
また、本実施形態によれば、撮像装置の外部に別の装置を設けることなく撮影の許可/不許可の判断を行うことができるため、このような装置を必要とする方法に比べてコストを削減できる。
更に、本実施形態によれば、撮影者の撮影姿勢が適正であるか否かを判定してから警報が発せられるため、まだ盗撮行為であるか否かが判定されていない段階で音や光により撮影の開始を報知する方法に比べて、より明確に盗撮行為を報知することが可能になる。これにより、従来に比べて、より効果的に盗撮行為を防止することができる。
また、本実施形態に係る撮像装置によれば、画像判別部11の判別結果に応じて画像の保存・表示・撮影を禁止する点は先の実施形態と同様であるため、盗撮の防止効果をより高めることができるという効果が得られる。
更に、本実施形態に係る撮像装置によれば、撮像部8において表示部3の画面に向かい合う被写体の画像が取り込まれるため、適正な撮影姿勢において撮影者が表示部3の画面を見ることが可能である。これにより、画面に映し出される被写体の画像を確認しながら撮影を行うことが可能になるため、撮影のミスを減らすことができる。
本実施形態に係る撮像装置は、先に述べた実施形態と同様、第1の撮像手段(図3の例では撮像部7)により取り込まれる画像が撮影を許可された画像及び/又は撮影を禁止された画像であるかを判別する画像判別手段を更に備えても良い。これにより、被写体の画像が撮影を許可されていない画像及び/又は撮影を禁止された画像である場合に、その警告や、撮影の禁止、撮影された画像の記憶の禁止、撮影された画像の表示の禁止などを行うことが可能になる。
以上、本発明の幾つかの実施形態について述べたが、本発明は上記の形態にのみ限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
上述した実施形態では、警報部12による警報が音の場合を例に挙げているが、本発明はこれに限定されない。例えば光や振動によって警告を発しても良い。
上述した実施形態では、撮影の開始信号がキー操作で入力される例を挙げているが、これに限らず、例えばリモートコントロール等の他の種々の方法によって開始信号を入力しても良い。
システム制御部10、10Aの処理は、全てをコンピュータによってプログラムに基づいて実行させても良いし、その少なくとも一部をハードウェアによって実行させても良い。
本発明の撮像装置はカメラ付き携帯電話機に限定されない。例えば、カメラ専用機や、カメラ機能を備えるPDA(personal digital assistants)など、撮像機能を備えた装置に本発明は広く適用可能である。
1…無線通信部、2…キー入力部、3…表示部、4…音声処理部、5…スピーカ、6…マイクロフォン、7,8…撮像部、9…記憶部、10,10A…システム制御部、11,11A…画像判別部、12…警報部、13…禁止部。
Claims (12)
- 被写体の画像を画像信号として取り込む撮像手段と、
前記撮像手段により取り込まれる画像が、撮影を許可された画像及び/又は撮影を禁止された画像であるかを判別する画像判別手段と、
前記画像判別手段により、前記撮像手段により取り込まれる画像が撮影を許可されていない画像又は撮影を禁止された画像であると判別された場合に、所定の警告をする手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 被写体の画像を画像信号として取り組む撮像手段と、
前記撮像手段により取り込まれる画像が、撮影を許可された画像及び/又は撮影を禁止された画像であるかを判別する画像判別手段と、
前記画像判別手段により、前記撮像手段により取り込まれる画像が撮影を許可されていない画像又は撮影を禁止された画像であると判別された場合に、前記撮像手段による画像の取り込みを禁止する手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像手段により取り込まれる画像を記憶可能な記憶手段と、
前記画像判別手段により、前記撮像手段により取り込まれる画像が撮影を許可されていない画像又は撮影を禁止された画像であると判別された場合に、該画像を前記記憶手段に記憶することを禁止する手段と、を更に備える
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 前記画像判別手段は、前記撮像手段により前記被写体の画像を取り込む際及び/又は取り込む準備をする際に、該取り込まれる画像が撮影を許可された画像及び/又は撮影を禁止された画像であるかを判別する
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の撮像装置。 - 前記撮像手段により取り込まれる画像を表示可能な表示手段と、
前記画像判別手段により、前記撮像手段により取り込まれる画像が撮影を許可されていない画像又は撮影を禁止された画像であると判別された場合に、該画像を前記表示手段に表示することを禁止する手段と、を更に備える
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一に記載の撮像装置。 - 被写体の画像を画像信号として取り込む第1の撮像手段と、
被写体の画像を画像信号として取り込む自分撮りが可能な第2の撮像手段と、
前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が、撮影者の画像であるかを判別する画像判別手段と、
前記画像判別手段により、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像ではないと判別された場合に、所定の警告をする警告手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 被写体の画像を画像信号として取り込む第1の撮像手段と、
被写体の画像を画像信号として取り込む自分撮りが可能な第2の撮像手段と、
前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が、撮影者の画像であるかを判別する画像判別手段と、
前記画像判別手段により、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像ではないと判別された場合に、前記第1の撮像手段による画像の取り込みを禁止する手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の撮像手段により取り込まれる画像を記憶可能な記憶手段と、
前記画像判別手段により、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像ではないと判別された場合に、該画像を前記記憶手段に記憶することを禁止する手段と、を更に備える
ことを特徴とする請求項6又は7に記載の撮像装置。 - 前記画像判別手段は、前記第1の撮像手段により前記被写体の画像を取り込む際及び/又は取り込む準備をする際に、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像であるかを判別する
ことを特徴とする請求項6乃至8の何れか一に記載の撮像装置。 - 前記第1の撮像手段により取り込まれる画像を表示可能な表示手段と、
前記画像判別手段により、前記第2の撮像手段により取り込まれる画像が撮影者の画像ではないと判別された場合に、前記第1の撮像手段により取り込まれる画像を前記表示手段に表示することを禁止する手段と、を更に備える
ことを特徴とする請求項6乃至9の何れか一に記載の撮像装置。 - 前記第1の撮像手段により取り込まれる画像が、撮影を許可された画像及び/又は撮影を禁止された画像であるかを判別する画像判別手段を更に備える
ことを特徴とする請求項6乃至10の何れか一に記載の撮像装置。 - 前記画像判別手段は、前記取り込まれた画像が人の顔の所定の特徴を備えているかを判別する
ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか一に記載の撮像装置。
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