JP2007208627A - カメラつき携帯端末装置およびその撮影方法 - Google Patents

カメラつき携帯端末装置およびその撮影方法 Download PDF

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【課題】カメラによる盗撮を抑制すると共に、撮影時の操作性を向上させ、かつ、顔認識手段を簡単な構成とする。
【解決手段】第1の筐体11aおよび第2の筐体11bを開状態および閉状態にて使用でき、第1の筐体の外側に第1のカメラ1および内側に第2のカメラ2を備える折り畳み可能なカメラつき携帯端末装置で、第1または第2のカメラ1,2の被写体画像が人物の顔を識別する顔認識手段7と、第1および第2の筐体の開閉状態を検出する開閉状態検出手段6と、開閉状態検出手段6が開状態を検出し、第1のカメラ1で撮影する時、一定時間ごとに第2のカメラ2を起動して第2のカメラ2の被写体を顔認識手段7で識別し、被写体が人物の顔になっていることを識別したときは予め定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、被写体が人物の顔でないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力する制御部8を有する.
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラつき携帯端末装置およびその撮影方法に関し、特に撮影時における撮影者の不自然な姿勢を識別して、不自然な姿勢で撮影を行っていると認識したときに音声出力とシャッター音の増大を行うことを特徴とするカメラつき携帯端末装置に関する。
近年携帯電話が普及してきており、カメラ機能を搭載している携帯電話も多く発売されるようになってきた。携帯電話は小型・軽量化が進んでおり、カメラ機能を持つものについては気軽に撮影を行えるようになったが、被写体が人物の場合本人の同意なく撮影をする、盗撮に利用する者も現れた。従来技術としてシャッター音により周囲に撮影を知らせるものがあるが、撮影する前段階で盗撮を抑止する技術が求められた。
また、従来技術として防犯上の観点よりシャッター音は音量調節や消音はできないが、体から離した状態での撮影時の場合はシャッター音聞き取りにくい場合があった。よって、撮影時の姿勢によってシャッター音量を上げる技術が求められた。
従来例1のカメラ付き携帯端末として、特許文献1(特願2004−163563号)に示されたものがある。この携帯型無線端末において、そのカメラのシャッター音量を作為的に変更出来ないようにすると共に、騒音が大きく、うるさい場所では、大きなシャッター音を出すという構成となっている。この構成により、盗撮が防止できる点が記載されている。撮影時の外部音量を測定し、シャッター音を判別可能な程度に拡大させることで、盗撮防止を図っている。
この携帯型無線端末の動作について、図8のフローチャートにより説明する。まず、ユーザが任意の被写体を撮影するために、カメラのシャッターをオンにすると(ステップS11)、制御部はそのシャッターのオン信号をトリガとしてマイクからの音声信号を入力として取り込み(ステップS12)、その音量を公知の方法により算出する(ステップS13)。ここでマイクからの音声信号は、この携帯型無線端末のシャッターオン時点における周囲の音、すなわち外部音であり、このステップは外部音の音量の測定が行われる。
続いて、制御部はステップS13で測定した外部音の音量よりも大なるシャッター音量を算出し(ステップS14)、そのシャッター音量のシャッター用音声信号をサウンダに供給してシャッター音を鳴動させる(ステップS15)。
この構成により、カメラのシャッター音が、外部の騒音よりも大なる音量で発音される。そのため、イベント会場等の外部音の音量が通常のシャッター音に比較して大きな場所においても、カメラのシャッターが切られたことが、シャッター音により周囲の者に判別され、盗撮等の犯罪を未然に防止することができる。
この従来例1では、シャッター音量は外部音の音量に応じて自動的に決定され、ユーザがシャッター音を最小にするなどの音量調整を自由に設定できないため、大きなシャッター音により、盗撮等の犯罪を防止することができる。
また、従来例2の携帯端末装置として、特許文献2(特願2004−363905号)に示されたものがある。この携帯端末装置は、携帯端末による撮影時に、盗撮を防ぎ、かつ盗撮を目的としない場合では撮影範囲を限定されることがないようにしている。
図9(a)(b)はこの携帯端末装置の正面および背面の折り畳み開時の斜視図で、図10はその撮影時のフロー図である。この携帯端末装置は、折りたたみ携帯電話機であり、図9(a)(b)のように、上部の筐体11cに対して、下部の筐体11dが、ヒンジ12aを介して折りたたみ自在に連結されている。正面および背面に二つの内蔵カメラ1a,2aを有し、これらカメラ1a,2aのいずれかに被写体、撮影者の顔が含まれているときのみ、撮影を実行する。
この携帯電話機は、筐体11dには、折りたたまれた際の内面には、操作キー部3bと、送話音声を入力するマイク14とが設けられ、操作キー部3cは数字キーや、撮影ボタンとなるシャッターキー13を有する。また、筐体11cの内面側には、文字や画像を表示するディスプレイ(表示素子)4cと、受話音声を出力するスピーカ5aと、また、着信や充電状態を報知する発光ダイオード(LED)15が設けられている。また、外面には、サウンダ16が設けられている。ここで、サウンダ16は着信音や警告音を出力する音発生部材(音源)を備えており、報知ユニットとして機能する。また、上端部には、アンテナ17が設けられている。
また、筐体11cには、被写体の撮影に使用する背面カメラ(撮影ユニット)1aと顔撮影用の正面カメラ2aが設けられている。よって、正面カメラ2aの撮影方向と、背面カメラ1aの撮影方向(検出方向)は略正反対となる。また、筐体11dの内部には、マイクロコンピュータ、メモリ等を含む処理ユニット18が設けられている。処理ユニット18は、被写体または撮影者の顔情報を抽出するが、顔情報を検出しなかったときに、内蔵カメラ1aを撮影禁止状態にする。
次に、携帯電話機をカメラとして使用する方法について、図10の撮影の実行及び禁止までの処理の流れを示すフロー図を参照して説明する。まず、携帯電話機の筐体を開いて、適宜キー操作をして電源を投入し、操作キーで所定操作を行うことによって、撮影が可能である撮影モードに設定する(ステップS21)。そして、背面カメラ1aを被写体に向ける。この状態にすると、自然に正面カメラ2aが撮影者に正対する。撮影は、シャッターキー13を押すことによって始まる。
処理ユニット18は、シャッターキー13押されたことを検出する(ステップS22)と、正面カメラ2aで得られた画像データを、第1のメモリに記憶する。同時に、背面のカメラ1aで得られた画像データを、第2のメモリに記憶する(ステップS23)。続いて、処理ユニット18は、記憶した画像データを使って、顔情報の抽出処理を行う(ステップS24)。そして、画像処理の結果に基づいて、撮影の実施不実施の判断が行われる(ステップS25)。
ここで、顔情報が抽出された場合、例えば、第2のメモリに記憶されていた画像データは、そのまま保存される。その後、再び撮影が可能な状態に戻るが、操作キー部3bで所定操作を行うことによって撮影モードを終了する(ステップS26)。
一方、顔情報が抽出されなかった場合、処理ユニット18は撮影を実行しない。この場合、例えば、第1と第2のメモリに記憶された画像データは、消去(破棄)され(ステップS27)、撮影が実行されなかったことになる。更に、ここで警告音を発生することもできる。その後、再び撮影が可能な状態に戻るが、操作キー部3cで所定操作を行うことによって撮影モードを終了する(ステップS26)。
この構成によれば、背面カメラ1aと正面カメラ2aから出力された情報の何れか一方に、顔情報が含まれている時のみ、撮影が実行され、被写体の顔情報が含まれない場合は、撮影が実行されないことになる。
この携帯電話機の構成によれば、被写体の顔情報が含まれない場合は、撮影が実行されないので、盗撮を目的とする撮影を、防止することが可能となる。
特願2004−163563号(図1,2) 特開2004−363905号(図4,5)
上述した従来例1では、カメラのシャッター音量は外部音の音量に応じて自動的に決定され、ユーザがシャッター音を最小にするなどの音量調整を自由に設定できないため、シャッター音により、盗撮等の犯罪を防止することができる。しかし、カメラのシャッター音を大きくしただけでは、盗撮等を確実に防止することは困難である。
また、従来例2では、内蔵カメラの情報に、被写体若しくは撮影者の顔情報が含まれている時のみ、撮影が実行され、また、内蔵カメラの情報に被写体の顔情報が含まれない場合は、盗撮の可能性があるので、撮影を実行しないように、警報で知らせている。従って、この従来例2では、盗撮を、防止することが可能となる。しかし、この顔情報の検出方法が、2つのカメラの画像出力を処理ユニットによりそれぞれ認識して、いずれかに顔情報が有る場合に撮影を許可している。従って、その認識手段を2系統または2度用いる必要があり、携帯電話機の構成が複雑になるという問題がある。
本発明の主な目的は、盗撮を抑制すると共に、簡単な構成で、撮影時の操作性を向上させたカメラつき携帯端末装置およびその撮影方法を提供することにある。
本発明の構成は、第1の筐体および第2の筐体を開状態および閉状態にて使用でき、前記第1の筐体の外側に第1のカメラおよび内側に第2のカメラを備える折りたたみ可能なカメラつき携帯端末装置において、前記第1のカメラまたは前記第2のカメラの被写体画像を認識して人物の顔が被写体になっているか否かを識別する顔認識手段と、前記第1の筐体および第2の筐体が開状態であるか閉状態であるかを検出する開閉状態検出手段と、 前記開閉状態検出手段が開状態を検出し、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、一定時間ごとに前記第2のカメラを起動して前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力する制御部とを有することを特徴とする。
本発明において、前記制御部は、前記開閉状態検出手段が閉状態を検出し、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、前記第1のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することができ、また、前記制御部は、前記開閉状態検出手段が開状態を検出し、前記第2のカメラで撮影する状態のとき、前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することができ、また、前記制御部は、前記顔認識手段で識別した前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは、撮影中である旨を知らせる音声をさらに出力することができる。
また、本発明の他の構成は、第1の筐体および第2の筐体を開状態および閉状態にて使用でき、前記第1の筐体の外側に第1のカメラおよび内側に第2のカメラを備え、前記第1のカメラまたは前記第2のカメラの被写体画像を認識して人物の顔が被写体になっているか否かを顔認識手段により識別する折りたたみ可能なカメラつき携帯端末装置の撮影方法において、前記第1の筐体および第2の筐体の開状態を検出し、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、一定時間ごとに前記第2のカメラを起動して前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することを特徴とする。
本発明において、前記第1の筐体および第2の筐体の開状態を検出し、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、前記第1のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することができ、また、前記第1の筐体および第2の筐体の開状態を検出し、前記第2のカメラで撮影する状態のとき、前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することができ、また、前記顔認識手段で識別した前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは、撮影中である旨を知らせる音声をさらに出力することができる。
さらに、本発明のその他の構成は、第1のカメラを筐体の前面に、第2のカメラを筐体の背面にそれぞれ備えたカメラつき携帯端末装置において、前記第1のカメラまたは前記第2のカメラの被写体画像を認識して人物の顔が被写体になっているか否かを識別する顔認識手段と、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、一定時間ごとに前記第2のカメラを起動して前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力する制御部を有することを特徴とする。
本発明において、前記筐体の背面に、前記第1のカメラまたは前記第2のカメラを用いた撮影時のモニター用のディスプレイをさらに備え、前記制御部は、前記第2のカメラで撮影する状態のとき、前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することもできる。
また、本発明のその他の構成は、第1のカメラを筐体の前面に、第2のカメラを筐体の背面にそれぞれ備え、顔認識手段により前記第1のカメラまたは前記第2のカメラの被写体画像を認識して人物の顔が被写体になっているか否かを識別するカメラつき携帯端末装置の撮影方法において、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、一定時間ごとに前記第2のカメラを起動して前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力する制御部を有することを特徴とする。
本発明において、前記筐体の背面に、前記第1のカメラまたは前記第2のカメラを用いた撮影時のモニター用のディスプレイをさらに備え、前記制御部は、前記第2のカメラで撮影する状態のとき、前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することもできる。
以上説明したように、本発明の構成によれば、次のような効果がある。まず、撮影における不自然な姿勢を顔認識手段で識別し、本来であれば撮影者が写っているべき姿勢において人の顔が写っていないことを認識すると、不自然な姿勢での撮影であると判断し、撮影前に警報を出したり、シャッター音量を大きくすることが出来る。そのため、盗撮のように不自然な体勢で撮影する場合の警告にすることが出来、盗撮を防止することに効果がある。また、本発明のように、複数のカメラを用いた場合であっても、撮影者の顔だけを特定して1個の顔認識手段で顔認識ができるような構成にしたため、装置構成を簡単化できるという特徴がある。
次に図面により本発明に係るカメラつき携帯端末装置の実施形態として、デジタルカメラつき折り畳み式携帯電話機を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態のデジタルカメラつき折り畳み式携帯電話機の動作を説明するフロー図、図2(a)(b)は本実施形態のデジタルカメラつき折り畳み式携帯電話機の正面側および裏面側を示す斜視図、図3は図2の機能を説明するブロック図である。
本実施形態の構成は、図2に示すように、上部の筐体11aと下部の筐体11bとがヒンジ12により折り畳み自在に連結された折り畳み式携帯電話機となっている。そして、この携帯電話機の筐体11a外側に設置されたデジタルカメラ(以下背面カメラという)1と、携帯電話機の筐体11b内側に設置されたデジタルカメラ(以下正面カメラという)2とを備え、それぞれ異なる方向での撮影が可能になるよう構成されている。
本実施形態の折り畳み式携帯電話機は、背面カメラ1又は正面カメラ2で撮影した画像出力に人の顔を撮影しているか否かを識別する顔認識手段(7)と、着信音やシャッター音を出力する音声出力手段(5)とを備え、後述する形態においてこれら背面カメラ1又は正面カメラ2の画像出力のうちのいずれかの画像出力が、前記顔認識手段(7)によって、顔撮影をしていると認識された場合は前記音声出力手段(5)のシャッター音を通常出力とし、前記1個の画像出力が顔撮影をしていないと認識された場合は前記音声出力手段(5)のシャッター音を通常より大きく出力することを特徴とする。
この携帯電話機の内側には、発呼や終話、ダイヤルやカメラのシャッターなどの機能を使用する際キー入力を行う為の操作部3と、電話番号表示やカメラ使用時の画像確認などを行う為の表示部4となる正面ディスプレイ4aとを備えている。操作部3としては、正面側のキー3aと、キー3aのうちからカメラ操作にかかわるキーのみを選択した側面側のサイドキー3bを備え、表示部4としては、正面ディスプレイ4aと、閉状態にて使用可能な表示部となる背面ディスプレイ4bとを備えている。また、携帯電話機の外側には、音声処理部より出力された音声を出力する音声出力手段となるスピーカ5を備えている。
また、操作部3のキー3a及び表示部4の正面ディスプレイ4aは、携帯電話機が開いた状態で使用するために内側に配置されており、背面ディスプレイ4bとサイドキー3bは、折り畳んだ閉状態にて使用可能な表示部と操作部となっている。背面カメラ1、正面カメラ2は、ともに写真撮影を行えるが、背面カメラ1を使用すると、筐体を折り畳んだ状態でも撮影を行うことができる。
本実施形態は、さらに図3に示すように、携帯電話機の開・閉状態を検出する回路(以下開閉状態検出回路という)6と、撮影している画像に人の顔が含まれているかを識別する顔認識機能部(顔認識手段)7と、これら各部の制御を行う制御部8とから構成される。
この顔認識機能部7は、マイクロコンピュータやメモリで構成されるデータ処理部で、背面カメラ1又は正面カメラ2からの画像出力から顔輪郭などの情報を抽出し、この情報が人の顔であるかどうかを判定する機能を有している。この顔認識機能部7は、従来例1、2などに示されている。
図4(a)〜(c)は本実施形態による撮影状態を説明する模式図である。これら図を用いて本実施形態の動作について説明をする。
まず、キー3aによる操作でカメラを起動すると、背面カメラ1が起動し、正面ディスプレイ4aに撮影する画像がモニターされる。カメラ起動中は、一定時間毎に撮影に支障がない程度のわずかな時間、正面カメラ2に切り替わり、正面カメラ2に写る画像に人の顔が含まれるかを顔認識機能部7が監視する。
顔認識機能部7は、被写体の輪郭、肌の色、目の位置などを画像データから検出し、人の顔であることを判断する。また、通常使用者が端末機を顔の正面の位置で持っている状態のパターンと比較して、不自然な体勢で使用しているかどうかを識別する。
まず、図4(a)の様な状態、すなわち、正面ディスプレイ4aで被写体を確認しながら撮影する場合には、キー3aによる操作でシャッターが切られるまでそのまま監視を続ける。そしてシャッターを切る際に、スピーカ5より通常の音量でシャッター音を出力する(シャッターの音量を「中」とする)。
しかし、正面カメラ2に人の顔が含まれないことを顔認識機能部7が検出した場合、撮影中であることを知らせる音声(例えば「カメラ撮影中です」など)を周囲の人に聞こえる程度の音量で一定周期毎に繰り返しスピーカ5より出力する。そして、その状態でシャッターを切ると,通常より大きな音量でシャッター音を出力する(シャッター音量・大とする)。シャッター音出力後撮影中であることを知らせる音声は停止する。これは、例えば図4(b)のように、カメラを下側の方に向けたり、図4(c)のように、カメラを上側から向けるような、不自然な体勢や腕を伸ばして携帯電話機を体から離した場合である。また、セルフタイマーを利用し離れた場所に携帯電話機を置いて撮影する場合である。
一度シャッターを押し、引き続き撮影を行う場合は再び顔認識機能部7による画像監視状態に戻る。シャッター音及び撮影中であることを知らせる音声は、防犯の観点より従来技術と同様に音量調節や消音はできないこととする。
次に、携帯電話機の閉状態でサイドキー3bによる操作でカメラを起動した場合、開・閉状態検出回路6により状態が検出され、制御部8は撮影画像の表示を背面ディスプレイ4bに切り替える。この閉状態でのカメラ撮影は、通常使用者自身を撮影する場合なので背面カメラ1での撮影画像には人の顔が写ることになる。背面カメラ1に写る画像を顔認識機能部7が常に監視し、人の顔が含まれない場合には前述と同様の動作を行う。
次に、携帯電話機の開状態でカメラを起動し、背面カメラ1から正面カメラ2に切り替えた場合、この状態も使用者自身を撮影するのが通常なので、正面カメラ2での撮影画像には人の顔が写ることになる。正面カメラ2に写る画像を顔認識機能部7が常に監視し、人の顔が含まれない場合には前述と同様の動作を行う。また、カメラ起動中に携帯電話機が開閉された場合には、その都度開閉状態検出回路6によって検出され、制御部8がカメラ・表示部・操作部の切替を行う。
本実施形態によれば、次のような効果がある。まず、撮影における不自然な姿勢を顔認識手段で識別し、本来であれば撮影者が写っているべき姿勢において人の顔が写っていないことを認識すると、不自然な姿勢での撮影であると判断し、撮影前に警報を出したり、シャッター音量を大きくすることが出来る。そのため、盗撮のように不自然な体勢で撮影する場合の警告にすることが出来、盗撮を防止することに効果がある。また、本実施形態のように、複数のカメラを用いた場合であっても、撮影者の顔だけを特定して1個の顔認識手段で顔認識ができるような構成にしたため、装置構成を簡単化できるという特徴がある。
また、ディスプレイを直接確認できない体勢や、体から離した状態での撮影時に、撮影時のシャッター音量を大きく出来るので、操作性を向上させることもできる。それは、そういう状態で撮影を行うとシャッター音が通常時より聞き取りづらくなり、ディスプレイも視認できないので確実にシャッターが切られたことを確認できない。そのため、撮影が終わる前に移動機を動かしてしまい撮影に失敗してしまうことがあるが、本実施形態によれば、撮影時のシャッター音量を大きく出来るので、操作性が向上し、撮影に失敗することがなくなる。
次に、本実施形態をフローチャートを用いて説明する。まず、実施例1として携帯電話機が開状態でカメラを起動し、背面カメラ1で撮影を行う場合を図1のフロー図を用いて説明する。
まず、ステップS1で、開状態でカメラを起動すると、背面カメラ1が起動し、ステップS2で、正面ディスプレイ4aに撮影画像が表示される。次に、ステップS3で、一定時間ごとに正面カメラ2が起動し、ステップS4で、正面カメラ2起動時に人の顔が写っているか否かを顔認識機能部7が判断する。顔認識機能部7で顔が写っているならば(ステップS4:yes)、そのままシャッターが押されるまで監視を続け、ステップS8で、シャッターが押されるかどうか判定する。ステップS8のyesでシャッターが押されると、ステップS9で、通常の音量・中でシャッター音を出力し、ステップS10に進む。また、ステップS8のnoでシャッターが押されないと、ステップS4に戻り、再び正面カメラ2での監視を行う。
また、認識機能部7が、ステップS4のnoで、人の顔が写っていない場合、ステップS5で、スピーカ5より撮影中であることを知らせる音声出力を行い、ステップS6で、シャッターが切られるまで若しくは次に正面カメラ2に人の顔が写るまで出力を続ける。そしてステップS6のyesで、顔が写っていない状態でシャッターを切ると、ステップS7で、大きい音量・大でシャッター音を出力し、その後撮影中であることを知らせる音声を停止する。そして一度撮影を行うと、ステップS10で、引き続き撮影を行うか選択し、yesの撮影を行う場合には、ステップS4で再び正面カメラ2での監視を行い、noの撮影を行わない場合には撮影を終了する。
以上説明したように、実施例1は、携帯電話機の筐体を開いた状態において、背面カメラ1で被写体を撮影し、撮影者が正面ディスプレイ4aでモニターする撮影形態である。この場合、撮影者が自然な姿勢で撮影を行っているか否かについて正面カメラ2を用いて識別する。そのため、本発明においては、開閉状態検出回路6で筐体が開いている状態を識別し、その状態において背面カメラ1を用いた撮影を行う場合には、一定時間ごとに正面カメラ2を起動することにより、正面ディスプレイ4aでモニターしている撮影者の顔が映っているかどうかを顔認識機能部7で識別する構成をとる。このような構成をとることにより、一定時間ごとに起動する正面カメラ2に撮影者が写っていないような、撮影者の姿勢が不自然である場合には撮影前に警報を出したり、シャッター音量を大きくすることが出来る。
次に、実施例2として、携帯電話機の筐体が閉状態でカメラを起動し、背面カメラ1で撮影を行う場合を図5のフロー図を用いて説明する。
ステップS1で、背面カメラ1が起動すると、ステップS2aで、背面ディスプレイ4bに撮影画像が表示される。次に、ステップS4aで、背面カメラ1の画像に人の顔が写っているか否かを顔認識機能部7が判断する。ステップS4aのyesで、顔認識機能部7で顔が写っていると判断するならば、そのままシャッターが押されるまで監視を続け、ステップS8で、シャッターが押されるか否かを判定する。ステップS8のyesで、シャッターが押されると、ステップS9で、音量・中でシャッター音を出力し、ステップS10に進む。
ステップS4aのnoで、顔認識機能部7が人の顔が写っていないと判断するならば、ステップS5で、スピーカ5より撮影中であることを知らせる音声出力を行う。そして、シャッターが切られるまで若しくは次に背面カメラ1に人の顔が写るまで出力を続ける(ステップS6)。ステップS6のyesで、顔が写っていない状態でシャッターを切ると、ステップS7で、音量・大でシャッター音を出力し、その後撮影中であることを知らせる音声を停止する。そして一度撮影を行うと、ステップS10で、引き続き撮影を行うか選択し、yesの撮影を行う場合には、ステップS4で再び正面カメラ2での監視を行い、noの撮影を行わない場合には撮影を終了する。
以上説明したように、実施例2は、携帯電話機の筐体を閉じた状態において、背面カメラ1で被写体を撮影し、撮影者が背面ディスプレイ4bでモニターする撮影形態である。この撮影形態においては、撮影者自身が被写体となる姿勢なので、撮影者の顔を背面カメラ1で識別することにより撮影における不自然な姿勢を識別する。そのため、本実施例2においては、開閉状態検出回路6で筐体が閉じている状態を識別し、その状態において背面カメラ1を用いた撮影を行う場合には、背面カメラ1に撮影者の顔が映っているかどうかを顔認識機能部7で識別する構成をとる。このような構成をとることにより、背面カメラ1に撮影者が写っていないような、撮影者の姿勢が不自然である場合には撮影前に警報を出したり、シャッター音量を大きくすることが出来る。
次に、実施例3として、携帯電話機の筐体が開状態でカメラを起動し、正面カメラ2に切り替えて撮影を行う場合を図6のフロー図を用いて説明する。
まず、ステップS1で、カメラを起動すると、まず背面カメラ1が起動するので、キー操作により正面カメラ2への切り替えを行う(ステップS1a)。開状態でカメラが起動すると、正面ディスプレイ4aに撮影画像が表示される(ステップS2b)。次に、ステップS4で、正面カメラ2の画像に人の顔が写っているか否かを顔認識機能部7で判断する。顔認識機能部7で顔が写っていると判断するとならば(ステップS4a:yes)、そのままシャッターが押されるまで監視を続け、ステップS8で、シャッターが押されると(ステップS8:yes)、通常の音量・中でシャッター音を出力する(ステップS9)。
また、顔認識機能部7で人の顔が写っていないと判断する場合(ステップS4a:no)、ステップS5で、スピーカ5より撮影中であることを知らせる音声出力を行い、ステップS6で、シャッターが切られるまで(yes),若しくは次に正面カメラ2に人の顔が写るまで、出力を続ける。そして、その顔が写っていない状態でシャッターを切ると(S6のyes)、ステップS7で、大きな音量・大でシャッター音を出力し、その後撮影中であることを知らせる音声を停止する。一度撮影を行うと、ステップS10で、引き続き撮影を行うか否かを選択し、撮影を行う場合には(yes)再び背面カメラ1での監視を行い、撮影を行わない場合には(no)終了とする。
以上説明したように、実施例3は、携帯電話機の筐体を開いた状態において、正面カメラ2で被写体を撮影し、撮影者が正面ディスプレイ4aでモニターする撮影形態である。この撮影形態においては、撮影者自身が被写体となる姿勢なので、撮影者の顔を正面カメラ2で識別することにより撮影における不自然な姿勢を識別する。そのため、本実施例3においては、開閉状態検出回路6で筐体が開いている状態を識別し、その状態において正面カメラ2を用いた撮影を行う場合には、正面カメラ2に撮影者の顔が映っているかどうかを顔認識機能部7で識別する構成をとる。このような構成をとることにより、正面カメラ2に撮影者が写っていないような、撮影者の姿勢が不自然である場合には撮影前に警報を出したり、シャッター音量を大きくすることが出来る。
以上の説明のように、これら実施例1〜3は、正面カメラ2および背面カメラ1を用いて、各画像の一出力のみを用いて顔認識が行われているので、一個の顔認識手段で済ませることができる。従って、従来例2のように、複数の画像出力を複数の顔認識手段で認識している構成と比較すると、これら実施例では、その構成が簡単化され、従って信頼性も向上させることができる。
[発明のその他の実施形態]
以上、発明を実施するための最良の形態としてデジタルカメラつき折り畳み式携帯電話機を参照して説明したが、本発明に係るカメラつき携帯端末装置およびその撮影方法は、折り畳み式携帯電話機に限ることなく、PDA(Personal Digital Assistance)や折りたたみ式でない携帯電話機のような携帯端末装置においても適用できることは明らかである。このような携帯端末装置に本発明を適用する例を応用例として説明する。
筐体の前面および背面にそれぞれカメラを備えたPDAの背面図および正面図を図7に示す。図7(a)に示すように筐体60の背面部には背面カメラ21を、図7(b)に示すように筐体60の正面部には正面カメラ22、操作キー部30、ディスプレイ40およびスピーカ50を備えている。スピーカ50はさらに背面部にも設けてよい。
このように構成されたPDAの背面カメラ21を用いた撮影は、被写体をディスプレイ40で確認しながら操作キー部30でシャッター操作することにより、スピーカ50からシャッター音を出力して被写体画像を取り込む。同様に、正面カメラ22を用いた撮影も、被写体をディスプレイ40で確認しながら操作キー部30でシャッター操作することにより、スピーカ50からシャッター音を出力して被写体画像を取り込む。
したがって、この実施形態での撮影状況は、デジタルカメラつき折り畳み式携帯電話機を参照して説明した実施例1および実施例3の場合と同じである。また、装置のブロック構成も図3と同様であり、図3に示す開閉状態検出回路6を有しないことのみが異なるに過ぎない。
そのため、この実施形態では、背面カメラ21で被写体を撮影し、撮影者がディスプレイ40でモニターする撮影形態の場合、撮影者が自然な姿勢で撮影を行っているか否かについて正面カメラ22を用いて識別する。そのため、本発明においては、背面カメラ21を用いた撮影を行う場合には、一定時間ごとに正面カメラ22を起動することにより、正面ディスプレイ40でモニターしている撮影者の顔が映っているかどうかを顔認識機能部で識別する構成をとる。このような構成をとることにより、一定時間ごとに起動する正面カメラ22に撮影者が写っていないような、撮影者の姿勢が不自然である場合には撮影前に警報を出したり、シャッター音量を大きくすることが出来る。
同様に、正面カメラ22で被写体を撮影し、撮影者が正面ディスプレイ40でモニターする撮影形態においては、撮影者自身が被写体となる姿勢なので、撮影者の顔を正面カメラ22で識別することにより撮影における不自然な姿勢を識別する。そのため、正面カメラ22を用いた撮影を行う場合には、正面カメラ22に撮影者の顔が映っているかどうかを顔認識機能部で識別する構成をとる。このような構成をとることにより、正面カメラ22に撮影者が写っていないような、撮影者の姿勢が不自然である場合には撮影前に警報を出したり、シャッター音量を大きくすることが出来る。
以上に説明したように、本発明に係るカメラつき携帯端末装置およびその撮影方法は、折り畳み式携帯電話機に限ることなく、PDAや折りたたみ式でない携帯電話機のような携帯端末装置においても適用でき、同等の効果が得られる。
本発明は、一般にデジタルカメラつき携帯端末装置に用いられ、携帯端末として、 携帯電話機や携帯用移動通信機器にも適用できる。
本発明の第1の実施例のカメラつき折り畳み式携帯電話機筐体の開状態で背面カメラを使用する時のフロー図である。 (a)(b)は図1の開状態にした携帯電話機の背面側および正面側を示す斜視図である。 図1の携帯電話機を説明するブロック図である。 (a)〜(c)は図1の携帯電話機の使用状態を説明する模式図である。 本発明の第2の実施例の携帯電話機筐体の閉状態で背面カメラを使用する時のフロー図である。 本発明の第3の実施例の携帯電話機筐体の開状態で正面カメラを使用する時のフロー図である。 (a)(b)は本発明のその他の実施形態のPDAの背面側および正面側を示す斜視図である。 従来例1のカメラ付き移動通信機器を使用する時のフロー図である。 従来例2のカメラ付き移動通信機器のカメラ図である。 図9の移動通信機器のカメラを使用する時のフロー図である。
符号の説明
1,1a,21 背面カメラ
2,2a,22 正面カメラ
3 操作部
3a キー
3b サイドキー
3c,30 操作キー部
4 表示部
4a 正面ディスプレイ
4b 背面ディスプレイ
4c,40 ディスプレイ
5,5a,50 スピーカ
6 開・閉状態検出回路
7 顔認識機能部
8 制御部
11a〜11d,60 筐体
12,12a ヒンジ
13 シャッターキー
14 マイク
15 LED
16 サウンダ
17 アンテナ
18 処理ユニット
S1〜10,S11〜15,S21〜26 処理ステップ

Claims (12)

  1. 第1の筐体および第2の筐体を開状態および閉状態にて使用でき、前記第1の筐体の外側に第1のカメラおよび内側に第2のカメラを備える折りたたみ可能なカメラつき携帯端末装置において、
    前記第1のカメラまたは前記第2のカメラの被写体画像を認識して人物の顔が被写体になっているか否かを識別する顔認識手段と、
    前記第1の筐体および第2の筐体が開状態であるか閉状態であるかを検出する開閉状態検出手段と、
    前記開閉状態検出手段が開状態を検出し、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、一定時間ごとに前記第2のカメラを起動して前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力する制御部
    を有することを特徴とするカメラつき携帯端末装置。
  2. 前記制御部は、前記開閉状態検出手段が閉状態を検出し、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、前記第1のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することを特徴とする請求項1に記載のカメラつき携帯端末装置。
  3. 前記制御部は、前記開閉状態検出手段が開状態を検出し、前記第2のカメラで撮影する状態のとき、前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することを特徴とする請求項1に記載のカメラつき携帯端末装置。
  4. 前記制御部は、前記顔認識手段で識別した前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは、撮影中である旨を知らせる音声をさらに出力することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のカメラつき携帯端末装置。
  5. 第1の筐体および第2の筐体を開状態および閉状態にて使用でき、前記第1の筐体の外側に第1のカメラおよび内側に第2のカメラを備え、前記第1のカメラまたは前記第2のカメラの被写体画像を認識して人物の顔が被写体になっているか否かを顔認識手段により識別する折りたたみ可能なカメラつき携帯端末装置の撮影方法において、
    前記第1の筐体および第2の筐体の開状態を検出し、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、一定時間ごとに前記第2のカメラを起動して前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、
    前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することを特徴とするカメラつき携帯端末装置の撮影方法。
  6. 前記第1の筐体および第2の筐体の開状態を検出し、前記第1のカメラで撮影する状態のとき、前記第1のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、
    前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することを特徴とする請求項5に記載のカメラつき携帯端末装置の撮影方法。
  7. 前記第1の筐体および第2の筐体の開状態を検出し、前記第2のカメラで撮影する状態のとき、前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、
    前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することを特徴とする請求項5に記載のカメラつき携帯端末装置の撮影方法。
  8. 前記顔認識手段で識別した前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは、撮影中である旨を知らせる音声をさらに出力することを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のカメラつき携帯端末装置の撮影方法。
  9. 第1のカメラを筐体の前面に、第2のカメラを筐体の背面にそれぞれ備えたカメラつき携帯端末装置において、
    前記第1のカメラまたは前記第2のカメラの被写体画像を認識して人物の顔が被写体になっているか否かを識別する顔認識手段と、
    前記第1のカメラで撮影する状態のとき、一定時間ごとに前記第2のカメラを起動して前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力する制御部
    を有することを特徴とするカメラつき携帯端末装置。
  10. 前記筐体の背面に、前記第1のカメラまたは前記第2のカメラを用いた撮影時のモニター用のディスプレイをさらに備え、前記制御部は、前記第2のカメラで撮影する状態のとき、前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することを特徴とする請求項9に記載のカメラつき携帯端末装置。
  11. 第1のカメラを筐体の前面に、第2のカメラを筐体の背面にそれぞれ備え、顔認識手段により前記第1のカメラまたは前記第2のカメラの被写体画像を認識して人物の顔が被写体になっているか否かを識別するカメラつき携帯端末装置の撮影方法において、
    前記第1のカメラで撮影する状態のとき、一定時間ごとに前記第2のカメラを起動して前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力する制御部を有することを特徴とするカメラつき携帯端末装置の撮影方法。
  12. 前記筐体の背面に、前記第1のカメラまたは前記第2のカメラを用いた撮影時のモニター用のディスプレイをさらに備え、前記制御部は、前記第2のカメラで撮影する状態のとき、前記第2のカメラの被写体を前記顔認識手段で識別し、前記被写体が人物の顔になっていることを識別したときはあらかじめ定めた第1のレベルでシャッター音を出力し、前記被写体が人物の顔になっていないことを識別したときは前記第1のレベルよりも大きなレベルでシャッター音を出力することを特徴とする請求項11に記載のカメラつき携帯端末装置の撮影方法。
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