JP2006186238A6 - 配線基板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体チップが接続される配線基板であって、デカップリングキャパシタの接続の信頼性に優れた配線基板を提供する。
【解決手段】誘電体層103を挟んで互いに対向する電極層102,104を有し、半導体チップに接続されるキャパシタと、電極層102を貫通し、半導体チップに接続されるビア配線108と、ビア配線と接続されるパターン配線208を有する、配線基板300の製造方法であって、ビア配線が貫通する貫通穴を有する電極層と、誘電体層とを形成し、キャパシタを形成する工程と、キャパシタを、絶縁層106を挟んでパターン配線と対応するように設置する工程と、貫通穴からパターン配線に到達するビアホールを形成しビア配線を形成する工程を有し、ビアホールを形成する工程では、電極層をマスクにして絶縁層にビアホールを形成することを特徴とする配線基板の製造方法。
【選択図】図6

Description

本発明は半導体チップに接続されるデカップリングキャパシタを有する配線基板の製造方法に関する。
近年、半導体チップなどの半導体装置の小型化・薄型化にともない、半導体チップの電源電圧の変動を抑えて動作を安定させるためのデカップリングキャパシタ(デカップリングコンデンサもしくはバイパスコンデンサと呼ばれることもある)の小型化・薄膜化の要求がある。
また、今後は更に半導体チップの動作速度を向上させるために、半導体チップの動作周波数が高くなることが予想されるため、デカップリングキャパシタの接続のインダクタンスを低減するために、デカップリングキャパシタはできるだけ半導体チップ近傍に設置される構造とすることが好ましい。
このため、上記の要求に対応したデカップリングキャパシタや、デカップリングキャパシタの設置方法が様々に提案されている。
例えば、半導体チップを配線基板に実装して用いる場合、デカップリングキャパシタを配線基板の裏面側、すなわち半導体チップが実装される側の反対側に実装する方法や(例えば特許文献1参照)、デカップリングキャパシタを、配線基板に埋め込む構造や形状が提案されている(例えば特許文献2〜特許文献4参照)。
特開2003−264253号公報 特開2004−14573号公報 特開2004−152883号公報 特開2004−281830号公報
しかし、半導体チップを実装する配線基板にデカップリングキャパシタを設置する場合に、キャパシタと半導体チップが接続される配線構造の信頼性に問題が生じる場合があった。
例えば、デカップリングキャパシタと、半導体チップを接続する配線構造を単純に構成しようとした場合、デカップリングキャパシタを貫通するようにビア配線を形成すると、配線構造を単純にすることが容易であり、当該配線構造のインピーダンスを低減することが可能となり、好ましい。
しかし、当該ビア配線や、当該ビア配線に接続されるパターン配線が微細化されるに従い、当該ビア配線の位置決め精度(アライメント精度)が問題となる場合があり、当該ビア配線とキャパシタの電極層の接続の信頼性や、当該ビア配線と当該パターン配線の接続の信頼性が問題となる場合があり、接続の信頼性に優れた、低インピーダンスの構造とすることが困難となる場合があった。
そこで、本発明では上記の問題を解決した、新規で有用な配線基板の製造方法を提供することを目的としている。
本発明の具体的な課題は、デカップリングキャパシタが実装された、半導体チップが接続される配線基板であって、デカップリングキャパシタの接続の信頼性に優れた配線基板を提供することである。
本発明は、上記の課題を、誘電体層を挟んで互いに対向する電極層を有する、半導体チップに接続されるキャパシタと、前記電極層を貫通し、前記半導体チップに接続されるビア配線と、前記ビア配線と接続されるパターン配線と、を有する、配線基板の製造方法であって、前記ビア配線が貫通する貫通穴を有する前記電極層と、前記誘電体層とを形成し、前記キャパシタを形成する工程と、前記キャパシタを、絶縁層を挟んで前記パターン配線と対応するように設置する工程と、前記貫通穴から前記パターン配線に到達するビアホールを形成する工程と、前記ビアホールにビア配線を形成する工程と、を有し、前記ビアホールを形成する工程では、前記電極層をマスクにして前記絶縁層にビアホールを形成することを特徴とする配線基板の製造方法により、解決する。
当該配線基板の製造方法によれば、デカップリングキャパシタの接続の信頼性を良好とすることができる。
また、前記ビアホールは、レーザにより形成されると、当該ビアホールを容易に精度良く形成することが可能となる。
また、前記電極層は、第1の電極層および第2の電極層よりなり、前記第1の電極層には、前記レーザの加工径より小さい第1の貫通穴と、当該加工径より大きい第2の貫通穴が形成され、前記第2の電極層には、当該加工径より小さい第3の貫通穴と、当該加工径より大きい第4の貫通穴が形成され、当該第1の貫通穴と当該第4の貫通穴が、さらに当該第2の貫通穴と当該第3の貫通穴が対応するように形成されると、前記第1の電極層および第2の電極層と、前記ビア配線の接続の信頼性が良好となり、また、また単純な構造でキャパシタとビア配線を接続することが可能となる。
また、前記ビア配線は、複数形成され、第1のビア配線は、前記第1の貫通穴で前記第1の電極層と、第2のビア配線は、前記第3の貫通穴で前記第2の電極層と電気的に接続されると、電極層とビア配線の接続の信頼性が良好となり、また単純な構造でキャパシタとビア配線を接続することが可能となる。
また、前記第1の電極層には、内部に前記第1のビア配線が形成される略円筒状のビアコンタクト部が形成されると、前記第1の電極層と前記第1のビア配線の接続のインピーダンスを低くすることができる。
また、前記第2の電極層には、内部に前記第2のビア配線が形成される略円筒状のビアコンタクト部が形成されると、前記第2の電極層と前記第2のビア配線の接続のインピーダンスを低くすることができる。
また、前記キャパシタは、コア基板上に形成され、前記ビアホールは前記コア基板を貫通するように形成されると、安定に当該キャパシタを形成することができる。
また、前記キャパシタは、コア基板上に形成され、前記ビアホールは前記コア基板を貫通するように形成され、前記コア基板に形成されるビアホールは、前記第1の貫通穴および前記第3の貫通穴より大きいと、前記ビア配線の接続の信頼性が良好となる。
また、前記コア基板と前記ビア配線の間には絶縁物が形成されること、前記ビア配線の接続の信頼性が良好となる。
また、前記コア基板はSiよりなるようにしてもよい。
本発明によれば、デカップリングキャパシタが実装された配線基板であって、デカップリングキャパシタの接続の信頼性に優れた配線基板を提供することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態に関して以下に説明する。
本実施例では、半導体チップが接続される配線基板であって、当該半導体チップの電源電圧を安定させるためのデカップリングキャパシタ(以下キャパシタと記載する)が設置された配線基板を製造する製造方法について説明する。
本実施例による配線基板の製造方法では、当該キャパシタと当該半導体チップが接続される配線の構造を単純にすることが可能であり、本実施例を用いて製造された配線基板では、半導体チップとキャパシタの接続に係るインピーダンスを低減してキャパシタによる電源ラインのノイズ除去効果や電源電圧安定効果を良好とすることが可能となっている。
このように、当該キャパシタと当該半導体チップが接続される構造を単純にするために、本実施例による配線基板では、当該キャパシタを貫通するビア配線を用いて、当該キャパシタと当該半導体チップを接続している。
しかし、この場合、当該ビア配線や、当該ビア配線に接続される配線基板のパターン配線が微細化されるに従い、当該ビア配線の位置決め精度(アライメント精度)が問題となる場合があり、当該ビア配線とキャパシタの電極層の接続の信頼性や、当該ビア配線と当該パターン配線の接続の信頼性が問題となる場合があった。
そこで、本実施例による配線基板の製造方法では、キャパシタを貫通するビア配線を形成するためのビアホールを形成する場合に、位置決め精度が良好となる特長を有している。
本実施例の製造方法においては、例えば、キャパシタを貫通するビア配線を、配線基板に形成されているパターン配線に接続する場合に、以下のようにする。
まず、当該パターン配線上に、絶縁層を介してキャパシタを設置し、当該キャパシタの電極層をいわゆるコンフォーマルマスクとして、当該絶縁層に当該パターン配線に到達するビアホールを形成するようにしている。この場合、例えばレーザなどの加工手段を用いて、キャパシタの電極層に形成された、ビア配線の貫通穴から前記絶縁層にかけて当該パターン配線に到達するビアホールを形成している。
このため、ビアホールが形成される位置決め精度(アライメント精度)が良好となり、例えば、当該電極層と当該ビア配線の接続の信頼性や、当該ビア配線と当該パターン配線の接続の信頼性が良好となる。
次に、本実施例の具体例について、図面に基づき、以下に説明する。
まず、本実施例による、キャパシタの形成方法について、図1A〜図1Dおよび図2に基づき説明し、次に当該形成方法により形成されたキャパシタを設置する配線基板、および配線基板の製造方法を、図3、図4A〜図4C、および図5A〜図5Eに基づき、手順を追って説明する。ただし、以降で図中、先に説明した部分には以降で同一の参照符号を付し、一部説明を省略する場合がある。
まず、図1Aに示す工程において、例えば、Si、ガラス、または金属材料よりなる、コア基板101上に、例えばCuメッキにより、キャパシタの電極層となる、第1の電極層102を形成する。この場合、前記コア基板101がSiや金属材料などよりなる場合、前記第1の電極層102を形成する前に、当該コア基板表面に酸化膜などの絶縁膜を形成しておく。当該第1の電極層102は、後の工程においてビア配線が貫通するための、直径が径d1の貫通穴h1と、当該径d1より大きい、直径が径d2の貫通穴h2が形成されている。この場合、前記第1の電極層102は、前記コア基板上に一様にCuメッキを形成した後に、バターンエッチングをする方法や、またはセミアディティブ法などのパターンメッキ法などにより形成することができる。
次に、前記第1の電極層102上に、誘電体層103を形成する。この場合、前記誘電体層103は、例えばTaの陽極酸化膜(Ta膜)よりなるが、当該陽極酸化の条件としては、例えば化成電圧を200Vとし、また陽極酸化に用いる溶液として、クエン酸水溶液を用いる。また、前記誘電体層は、Ta膜に限定されず、比誘電率の高い、いわゆる強誘電体膜を用いるとキャパシタの容量を大きくすることが可能となり、例えばこのような膜の例としては、STO(チタン酸ストロンチウム),BST(チタン酸バリウムストロンチウム),または、PZT(ジルコンチタン酸鉛)よりなる膜を用いることが可能である。また、これらの膜は、様々な方法により形成することが可能であるが、例えば、CVD法(化学気相堆積法)などにより、形成することができる。
次に、前記誘電体層103上に、例えばCuメッキにより第2の電極層104を形成し、当該誘電体層103を挟んで、前記第1の電極層102と当該第2の電極層104が、互いに対向するように形成する。この場合、当該第2の電極層104は、後の工程においてビア配線が貫通するための、直径が径d3の貫通穴h3と、当該径d3より大きい、直径が径d4の貫通穴h4が形成されている。この場合、前記第2の電極層104は、一様にCuメッキを形成した後に、バターンエッチングをする方法や、またはセミアディティブ法などのパターンメッキ法などにより形成することができる。
また、前記貫通穴h1と前記貫通穴h4が対応するように、また、前記貫通穴h2と前記貫通穴h3が対応するようにして、それぞれの貫通穴を形成し、後の工程において、ビア配線が、前記貫通穴h1、h4を貫通するように、また前記貫通穴h2、h3を貫通するように形成されると好適である。この場合、前記貫通穴h1、h4を貫通するビア配線は、前記貫通穴h1で前記第1の電極層102と接続されるように、前記貫通穴h2、h3を貫通するビア配線は、前記貫通穴h3で前記第2の電極層104と接続するように形成される。
これらのビア配線は、半導体チップの電源ラインまたは接地ラインに接続される。すなわち、キャパシタの第1の電極層または第2の電極層がビア配線と接続され、電源ラインと接地ラインの間にキャパシタが挿入される構造になる。
この場合、ビア配線を形成するためのビアホールは、前記第1の電極層102または前記第2の電極層104をマスクにして形成される。これらの方法の詳細については後の工程で詳細を後述する。また、図1Dに示すように、前記コア基板101上に、例えばCuメッキにより、マスクパターン105を形成してもよい。当該マスクパターン105は、例えば、信号ラインなど、キャパシタに接続されることを必要としないラインに接続されるビア配線形成のための、マスクに用いられる。
上記の工程は、コア基板上に、誘電体層を挟んで互いに対向する電極層を有する、半導体チップに接続されるキャパシタを形成する一例であるが、前記キャパシタ100は、例えば、次に図2に示すキャパシタ100Aのように変形してもよい。
図2に示すキャパシタ100Aでは、前記第1の電極層102には、例えば、Cuよりなる、略円筒状のビアコンタクト部102Aが形成されている。当該ビアコンタクト部102Aは、第1の電極層から第2の電極層の方向に向かって略円筒状に起立するように形成されている。また、当該ビアコンタクト部102Aは、その内部の空間が、前記貫通穴h1と連通し、または前記貫通穴h1を構成する一部となっており、当該内部の空間には、後の工程においてビア配線が形成される。この場合、当該ビア配線は、前記貫通穴h1の内壁面に接するように形成されると共に、当該ビアコンタクト部102Aの内壁面に接するように形成されるため、当該ビア配線と第1の電極層の接触面積が増大し、ビア配線と電極層の接続のインピーダンスを低減することができる。
また、前記ビアコンタクト部102Aは、Cuなどの導電体で形成されるため、後の工程でビア配線を形成する場合に、電解メッキのシード層(電極)として用いることが可能である。例えば、当該ビアコンタクト部102Aが形成されない場合には、ビアホール形成後にビア配線を形成する場合、誘電体層に対してCuメッキを行う必要が生じる。この場合、誘電体層に対してはCuの無電解メッキでシード層を形成することが困難であり、シード層を形成するためには、例えばCVDやスパッタリングといった、時間と費用がかかる方法をとる必要がある。ここで、本図に示すようなビアコンタクト部が形成されていると、貫通穴およびビアコンタクト部の内部を貫通するビア配線を形成する場合に、電解メッキにより容易にビア配線を形成することが可能となる。すわなち、当該ビアコンタクト部は誘電体層の表面を保護するように形成されるため、例えばCuの、メッキを容易に行うために好適である。
また、前記第2の電極層104には、例えば、Cuよりなる、略円筒状のビアコンタクト部104Aが形成されている。当該ビアコンタクト部104Aは、第2の電極層から第1の電極層の方向に向かって略円筒状に起立するように形成されている。また、当該ビアコンタクト部104Aは、その内部の空間が、前記貫通穴h3と連通し、または前記貫通穴h3を構成する一部となっており、当該内部の空間には、後の工程においてビア配線が形成される。この場合、当該ビア配線は、前記貫通穴h3の内壁面に接するように形成されると共に、当該ビアコンタクト部104Aの内壁面に接するように形成されるため、当該ビア配線と第2の電極層の接触面積が増大し、ビア配線と電極層の接続のインピーダンスを低減することができる。
この場合、当該ビア配線をメッキで形成する場合には、当該ビアコンタクト部104Aは、前記ビアコンタクト部102Aの場合と、同様の効果を奏する。
次に、前記キャパシタ100または前記キャパシタ100Aが設置されて、配線基板が構成される、多層配線基板の一例である、多層配線基板200の断面図を、図3に模式的に示す。
図3を参照するに、多層配線基板200は、例えばコア基板201を有しており、当該コア基板201を貫通するように、例えばCuよりなるビア配線202が形成され、当該ビア配線202に接続される、例えばCuよりなるパターン配線203とパターン配線204が、それぞれコア基板の両側に、例えば対向するように形成されている。
前記コア基板の第1の側(後の工程においてキャパシタが形成される側)には、当該第1の側に形成された前記パターン配線203を覆うように、例えばエポキシなどの樹脂よりなる絶縁層205が形成され、当該絶縁層205上には、例えばCuよりなるパターン配線208が形成され、さらに当該パターン配線203とパターン配線208は、前記絶縁層205中に形成される、例えばCuよりなるビア配線207によって、任意の位置で接続される構造になっている。
一方、前記コア基板の、当該第1の側の反対側の第2の側には、当該第2の側に形成された前記パターン配線204を覆うように、例えばエポキシなどの樹脂よりなる絶縁層206が形成され、当該絶縁層206上には、例えばCuよりなるパターン配線210が形成され、さらに当該パターン配線210とパターン配線204は、前記絶縁層206中に形成される、例えばCuよりなるビア配線209によって接続される構造になっている。
前記多層配線基板200に、図1Dに示した前記キャパシタ100、または図2に示した前記キャパシタ100Aを設置し、必要に応じてさらに多層配線を形成し、キャパシタを有する、半導体チップを接続する配線基板を形成する。
次に、前記多層配線基板200に、前記キャパシタ100または前記キャパシタ100Aを設置し、配線基板を製造する方法を、図4A〜図4C、および図5A〜図5Eを用いて、手順を追って説明する。また、本実施例による製造方法では、前記キャパシタ100または前記キャパシタ100Aの何れを用いてもよいが、以下では前記キャパシタ100Aを用いた場合を例にとって説明する。
まず、図4Aに示す工程において、まず、前記キャパシタ100Aの電極層と誘電体層を覆うように、エポキシなどの樹脂材料よりなる絶縁層106を塗布またはラミネートにより形成し、さらに当該絶縁層106が前記パターン配線208に接するように、すなわち、前記キャパシタが前記絶縁層106を挟んで前記パターン配線208と対向するように設置する。この場合、前記絶縁層106の樹脂が不完全に硬化した状態で設置し、その後当該樹脂を加熱して硬化を進行させると、当該絶縁層106が接着層として機能し、好適である。
次に、図4Bに示す工程において、前記キャパシタ100Aを覆うように、例えばエポキシなどの樹脂材料よりなる絶縁層211を塗布またはラミネートにより形成し、同様に前記パターン配線210を覆うように絶縁層212を形成する。
次に、図4Cに示す工程において、例えばバフ研磨などの方法を用いて前記絶縁層211の表面を研磨し、前記コア基板101が露出するようにする。同様にして、前記絶縁層212の研磨を行い、当該絶縁層212に配線を形成するために適切な厚さとなるように研磨する。
次に、前記キャパシタ100Aと、前記多層配線基板を接続するビア配線を形成するが、以降の工程については、図4CのA部を拡大した場合の図である、図5A〜図5Eを用いて、手順を追って説明する。
まず、図5Aは、図4Cに示したA部の拡大図である。前記キャパシタ100Aは、前記絶縁層106を介して、前記パターン配線208と対向するように設置されている。
次に、図5Bに示す工程において、例えばレーザなどのビアホール形成手段を用いて、前記コア基板101から前記第1の電極層102、誘電体層103、第2の電極層104、および絶縁層106を貫通するように、前記パターン配線208に到達するビアホールBH1を形成する。
この場合、前記ビアホールBH1は、前記第1の電極層102、第2の電極層104、または前記マスクパターン105のいずれかをマスクにして形成され、当該ビアホールを形成する場合の当該レーザの加工径は、上記のマスクに形成されたマスクパターン、すなわち貫通穴より大きくなるようにされるとビア配線形成の位置精度が良好となり、好適である。
すなわち、本実施例の場合、前記第1の電極層102の貫通穴h1の径d1、前記第2の電極層104の貫通穴h3の径d3、前記マスクパターン105に形成された貫通穴の径が、当該レーザの加工径より小さくなるように形成されている。
そのため、前記コア基板101に形成されるビアホールBH1の径は、当該レーザの加工径と略同一となるが、前記キャパシタと前記パターン配線208の間に形成される絶縁層106に形成されるビアホールBH1の径は、当該レーザの加工径より小さくなる。この場合、前記絶縁層106に形成されるビアホールBH1の径は、前記径d1、前記径d3、または前記マスクパターン105の貫通穴の径と略同一となる。
このように、当該レーザ加工径より小さな貫通穴を有する電極層をマスクパターンとすることで、前記絶縁層106の、ビアホールBH1に形成されるビア配線の位置決め精度が良好となる効果を奏する。すなわち、当該レーザ加工径の大きさと、マスクの貫通穴の大きさに差があるため、レーザの位置精度に対して許容される範囲が大きくなる。そのため、前記ビアホールBH1にビア配線を形成する場合に、前記パターン配線208に接続される精度を良好とすることが可能となり、接続の信頼性を良好とすることができる。また、当該ビア配線と、前記第1の電極層または第2の電極層との電気的な接続の信頼性を良好とすることが可能となる。
前記コア基板101が、例えばガラスや樹脂材料などの絶縁体により形成されている場合には、次の工程で、前記ビアホールBH1を充填するように、例えばCuメッキなどによりビア配線を形成する。
例えば、前記コア基板101が、絶縁体以外の材料、例えばSiなどにより形成されている場合には、この後の工程で形成されるビア配線と、コア基板のビアホールBH1内壁とを絶縁する必要があるため、例えば以下の工程に示すようにする。
まず、図5Cに示す工程において、前記ビアホールBH1を埋設するように、また前記コア基板101を覆うように、例えばエポキシ樹脂などよりなる絶縁層107を形成する。
次に、図5Dに示す工程において、図5Bに示した工程と同様にして、ビアホールBH2を形成する。また、本工程では、図5Bに示した工程の場合と同様に、前記第1の電極層102の貫通穴h1の径d1、前記第2の電極層104の貫通穴h3の径d3、前記マスクパターン105に形成された貫通穴の径が、本工程のレーザの加工径より小さくなるように形成されていることが好ましく、この場合にビア配線の接続の信頼性が良好となる。
また、本工程におけるレーザの加工径は、図5Bに示した工程におけるレーザの加工径より小さいことが好ましい。この場合、図5Bに示した工程で形成されたコア基板のビアホールBH1の径よりも本工程のレーザの加工径が小さくなるため、この後の工程で形成されるビア配線と、前記コア基板101との間が絶縁層107で絶縁される構造となる。そのため、ビア配線とコア基板の絶縁が可能となり、好適である。
また、本工程では、必要に応じて前記絶縁層107の研磨を行い、前記コア基板101が露出するようにする。
次に、図5Eに示す工程において、前記ビアホールBH2を充填するように、例えばCuメッキよりビア配線108を形成する。この場合、半導体チップの電源ラインまたは接地ラインに接続されるビア配線は、前記第1の電極層102、または前記第2の電極層104のいずれかと電気的に接続されるように形成される。
例えば、前記貫通穴h1、前記貫通穴h4を貫通するように形成されるビア配線では、前記貫通穴h1の側で接続されるように、すなわち当該ビア配線が前記第1の電極層102に電気的に接続されるように形成される。一方、前記貫通穴h2、前記貫通穴h3を貫通するように形成されるビア配線では、前記貫通穴h3の側で接続されるように、すなわち当該ビア配線が前記第2の電極層104に電気的に接続されるように形成される。
また、本実施例の場合には、前記第1の電極層102には前記ビアコンタクト部102Aが、前記第2の電極層104には前記ビアコンタクト部104Aが形成されているため、ビア配線と電極層の接触面積が増大して、ビア配線と電極層の接続のインピーダンスを抑制することが可能な構造になっている。
また、当該ビアコンタクト部102A、104Aが形成されると、ビアホールを形成した場合に、前記誘電体層103が露出することがない。当該誘電体層103上には、電解メッキのシード層を形成するための無電解メッキを行う事が困難である。このため、当該シード層を形成するためには、安価な無電解メッキではなく、コストがかかるCVDやスパッタなどの技法を用いる必要が生じてしまう。本実施例の場合には、ビアコンタクト部を電解メッキの場合の電極として用いることができるため、前記ビア配線108を、電解メッキで容易に形成することができる。
また、前記第1の電極層102の貫通穴h1や、または前記第2の電極層104の貫通穴h3は、対向する電極の貫通穴と対応するように形成する場合に限定されず、例えば、電極層の端部に、本図に示すように形成してもよい。
図5Eに示す以降の工程では、さらに必要に応じて、前記ビア配線108に接続される配線構造や接続構造を形成し、当該配線構造や接続構造を半導体チップと接続可能に形成する。また、図4Cに示した第2の側、すなわち前記絶縁層212が形成された側にも、必要に応じた層数の配線構造を形成し、配線基板を完成する。
図6は、上記の製造方法を用いて形成した配線基板の一例を模式的に示した断面図である。
図6を参照するに、本図に示す配線基板300では、図5Eに示した工程の後、前記ビア配線108上に、半導体チップ接続のための配線ポスト213を形成し、当該配線ポスト213上には、例えばハンダバンプ214を形成する。前記ハンダバンプ214には、例えば半導体チップの電極パッドが接続可能な構造になっている。
また、前記絶縁層212には、前記パターン配線210に接続されるビア配線215が形成され、当該ビア配線215に接続されるパターン配線216が、前記絶縁層212の第2の側に形成されている。
このように、必要に応じて、前記第1の側または第2の側に、配線構造を積層して形成することが可能であり、半導体チップの構造や、配線基板が接続されるマザーボードやデバイスの仕様に応じて配線基板の多層配線構造を様々に形成することが可能であり、例えば次に図7、図8に示すように変形してもよい。
例えば、図7には、前記配線基板300の変形例である、配線基板400を示すが、本図に示す配線基板では、前記コア基板101上に、または前記絶縁層211上に、周囲を絶縁層218で覆われた、パターン配線219と、当該パターン配線219に接続されるビア配線220が形成されている。また、必要に応じて、前記パターン配線219は、前記ビア配線108と接続され、また、例えば、ビア配線217を介して前記パターン配線208と接続されるように形成してもよい。
また、図8には、前記配線基板300の別の変形例である、配線基板500を示すが、本図に示す配線基板では、前記コア基板101上に、周囲を絶縁層221で覆われたビア配線223が形成されている。当該ビア配線223は、前記絶縁層221上に形成されたパターン配線224と接続されている。また、例えば、パターン配線224は、ビア配線222を介して、前記パターン配線208と接続されるように形成してもよい。
このように、本発明による配線基板は、必要に応じて様々に配線構造を変形して形成することが可能である。また、本発明による配線基板では、コア基板を用いる場合に限定されず、例えば前記コア基板201を省略した形状としてもよい。すなわち、コア基板に該当する絶縁層を、いわゆるビルドアップ法を用いて形成してもよい。また、絶縁層やパターン配線の厚さは、任意に変更することが可能である。
また、前記コア基板101が、絶縁体以外の材料(たとえばSiなど)で形成されている場合には、以下に示すような方法を用いて配線基板を形成してもよい。この場合にも実施例1に示した場合と同様の効果を奏する。
本実施例の場合、キャパシタ100Aの構造は図2に示した場合と同様である。
本実施例の場合、前記キャパシタ100Aを形成した後、以下の図9A〜図9Fに示すようにして配線基板を形成する。
まず、図9Aに示す工程では、図2に示したキャパシタ100A上に、エポキシなどの樹脂材料よりなる絶縁層110をラミネートまたは塗布により形成し、さらに、前記コア基板101の側からレーザにより、前記コア基板101を貫通して、前記絶縁層110に到達するビアホールBH3を形成する。この場合、前記第1の電極層102の貫通穴h1の径d1、前記第2の電極層104の貫通穴h3の径d3および前記マスクパターン105に形成された貫通穴の径より、当該レーザの加工径のほうが大きいと、好適である。この場合、前記コア基板101に形成されるビアホールが後の工程で形成されるビア配線より大きくなり、コア基板とビア配線の絶縁が容易となるためである。
次に、図9Bに示す工程において、前記ビアホールBH3を充填するように、また前記コア基板101上に、絶縁層111を形成する。
次に、図9Cに示す工程において、前記絶縁層110をキャパシタより剥離し、キャパシタ構造100Bを形成する。次に、当該キャパシタ構造100Bを、実施例1の場合の図4A〜図4Cに示した場合と同様にして、前記多層配線構造200に設置し、絶縁層を形成する。本実施例の場合には、実施例1で図5A〜図5Eに示した工程を、以下の図9A〜図9Fに示す工程に変更すればよい。
図9Dは、前記キャパシタ構造100Bが、前記多層配線構造200に設置されて、図4A〜図4Cに示した場合と同様の工程を経た後の、キャパシタ構造100B付近の拡大図である。
次に、図9Eに示す工程において、例えばレーザなどのビアホール形成手段を用いて、前記第1の電極層102、誘電体層103、第2の電極層104に形成された貫通穴を貫通し、さらに絶縁層111から前記パターン配線208に到達するビアホールBH4を形成する。
この場合、前記ビアホールBH4は、前記第1の電極層102、第2の電極層104、または前記マスクパターン105のいずれかをマスクにして形成される。また、前記第1の電極層102の貫通穴h1の径d1、前記第2の電極層104の貫通穴h3の径d3、前記マスクパターン105に形成された貫通穴の径が、当該レーザの加工径より小さくなるように形成されている。
このように、当該レーザ加工径より小さな貫通穴を有する電極層をマスクパターンとすることで、前記絶縁層111の、ビアホールBH4に形成されるビア配線の位置決め精度が良好となる効果を奏する。すなわち、当該レーザ加工径の大きさと、マスクの貫通穴の大きさに差があるため、レーザの位置精度に対して許容される範囲が大きくなる。そのため、接続の信頼性を良好とすることができる。
次に、図9Fに示す工程において、前記ビアホールBH4を充填するように、例えばCuメッキよりビア配線112を形成する。この場合、半導体チップの電源ラインまたは接地ラインに接続されるビア配線は、前記第1の電極層102、または前記第2の電極層104のいずれかと電気的に接続されるように形成される。
例えば、前記貫通穴h1、前記貫通穴h4を貫通するように形成されるビア配線では、前記貫通穴h1の側で接続されるように、すなわち当該ビア配線が前記第1の電極層102に電気的に接続されるように形成される。一方、前記貫通穴h2、前記貫通穴h3を貫通するように形成されるビア配線では、前記貫通穴h3の側で接続されるように、すなわち当該ビア配線が前記第2の電極層104に電気的に接続されるように形成される。
またこの場合、前記ビア配線112と、前記コア基板101の間には、絶縁層111が形成されているため、コア基板とビア配線の絶縁が確立される構造になっている。
また、さらに配線構造や接続構造を形成して配線基板を形成する方法は、実施例1に記載した場合と同様である。
以上、本発明を好ましい実施例について説明したが、本発明は上記の特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した要旨内において様々な変形・変更が可能である。
本発明によれば、デカップリングキャパシタが実装された配線基板であって、デカップリングキャパシタの接続の信頼性に優れた配線基板を提供することが可能となる。
実施例1によるキャパシタの形成方法を示す図(その1)である。 実施例1によるキャパシタの形成方法を示す図(その2)である。 実施例1によるキャパシタの形成方法を示す図(その3)である。 実施例1によるキャパシタの形成方法を示す図(その4)である。 図1Dに示したキャパシタの変形例である。 キャパシタを設置する多層配線構造の一例である。 実施例1による配線基板の製造方法を示す図(その1)である。 実施例1による配線基板の製造方法を示す図(その2)である。 実施例1による配線基板の製造方法を示す図(その3)である。 実施例1による配線基板の製造方法を示す図(その4)である。 実施例1による配線基板の製造方法を示す図(その5)である。 実施例1による配線基板の製造方法を示す図(その6)である。 実施例1による配線基板の製造方法を示す図(その7)である。 実施例1による配線基板の製造方法を示す図(その8)である。 実施例1による製造方法により形成された配線基板の一例を示す図(その1)である。 実施例1による製造方法により形成された配線基板の一例を示す図(その2)である。 実施例1による製造方法により形成された配線基板の一例を示す図(その3)である。 実施例2による配線基板の製造方法を示す図(その1)である。 実施例2による配線基板の製造方法を示す図(その2)である。 実施例2による配線基板の製造方法を示す図(その3)である。 実施例2による配線基板の製造方法を示す図(その4)である。 実施例2による配線基板の製造方法を示す図(その5)である。 実施例2による配線基板の製造方法を示す図(その6)である。
符号の説明
100,100A キャパシタ
100B キャパシタ構造
101 コア基板
102 第1の電極層
102A ビアコンタクト部
103 誘電体層
104 第2の電極層
104A ビアコンタクト部
105 マスクパターン
106,107 絶縁層
108,112 ビア配線
110,111 絶縁層
112 ビア配線
h1,h2,h3,h4 貫通穴
200 多層配線構造
201 コア基板
202,205,207,209,215,220,223 ビア配線
203,204,208,210,216,219,224

Claims (10)

  1. 誘電体層を挟んで互いに対向する電極層を有する、半導体チップに接続されるキャパシタと、
    前記電極層を貫通し、前記半導体チップに接続されるビア配線と、
    前記ビア配線と接続されるパターン配線と、を有する、配線基板の製造方法であって、
    前記ビア配線が貫通する貫通穴を有する前記電極層と、前記誘電体層とを形成し、前記キャパシタを形成する工程と、
    前記キャパシタを、絶縁層を挟んで前記パターン配線と対応するように設置する工程と、
    前記貫通穴から前記パターン配線に到達するビアホールを形成する工程と、
    前記ビアホールにビア配線を形成する工程と、を有し、
    前記ビアホールを形成する工程では、前記電極層をマスクにして前記絶縁層にビアホールを形成することを特徴とする配線基板の製造方法。
  2. 前記ビアホールは、レーザにより形成されることを特徴とする請求項1記載の配線基板の製造方法。
  3. 前記電極層は、第1の電極層および第2の電極層よりなり、前記第1の電極層には、前記レーザの加工径より小さい第1の貫通穴と、当該加工径より大きい第2の貫通穴が形成され、前記第2の電極層には、当該加工径より小さい第3の貫通穴と、当該加工径より大きい第4の貫通穴が形成され、当該第1の貫通穴と当該第4の貫通穴が、さらに当該第2の貫通穴と当該第3の貫通穴が対応するように形成されることを特徴とする、請求項2記載の配線基板の製造方法。
  4. 前記ビア配線は、複数形成され、第1のビア配線は、前記第1の貫通穴で前記第1の電極層と、第2のビア配線は、前記第3の貫通穴で前記第2の電極層と電気的に接続されることを特徴とする請求項3記載の配線基板の製造方法。
  5. 前記第1の電極層には、内部に前記第1のビア配線が形成される略円筒状のビアコンタクト部が形成されることを特徴とする請求項4記載の配線基板の製造方法。
  6. 前記第2の電極層には、内部に前記第2のビア配線が形成される略円筒状のビアコンタクト部が形成されることを特徴とする請求項4記載の配線基板の製造方法。
  7. 前記キャパシタは、コア基板上に形成され、前記ビアホールは前記コア基板を貫通するように形成されることを特徴とする請求項1乃至6のうち、いずれか1項記載の配線基板の製造方法。
  8. 前記キャパシタは、コア基板上に形成され、前記ビアホールは前記コア基板を貫通するように形成され、前記コア基板に形成されるビアホールは、前記第1の貫通穴および前記第3の貫通穴より大きいことを特徴とする請求項3乃至6記載の配線基板の製造方法。
  9. 前記コア基板と前記ビア配線の間には絶縁物が形成されることを特徴とする請求項7または8記載の配線基板の製造方法。
  10. 前記コア基板はSiよりなることを特徴とする請求項7乃至9のうち、いずれか1項記載の配線基板の製造方法。
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