JP2006183438A - コーナー支柱、壁パネル支持構造及びユニットルーム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニットルームの隅角部において、壁パネル裏面への突出を最小限に抑えつつ、高い固定強度を確保し、また、壁パネルの位置決めが容易な壁パネル支持構造を提供する。
【解決手段】隣接直交する壁パネル10の側縁部同士を、コーナー支柱30を介して連結する入隅部における壁パネル10の支持構造において、上記コーナー支柱は、上記壁パネルの小口のそれぞれを受け止める2つの小口受け止め面と、該小口受け止め面と直交し上記壁パネルの裏面端部のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め縁30bと、上記2つの小口受け止め面を接続する接続部とから構成され、上記小口受け止め面と裏面受け止め縁とが直交する入り隅に沿って、凹溝30fが設けられる。この凹溝は、前記小口受け止め面に設けられることが好ましい。
【選択図】図9

Description

本発明は、浴室等のユニットルームの壁面を構成する壁パネルの支持構造に係り、特に隅角部における壁パネルの支持構造に関する。また、本発明は、斯かる壁パネル支持構造を用いたユニットルームに関する。
ユニットルームは、床,壁,天井に給排水設備や電気設備等を組合せて構成された室型ユニットであり、中でも、それ自身で平面を維持できる程度の強さをもった板状のパネルを接続して壁面を構成するパネル方式のものは、ユニットバスルーム、ユニットシャワールーム、ユニットトイレルーム等で広く採用されている。
このパネル方式によるユニットルームの隣接直交する2つの壁パネルの接合方法として、図11に示すように、ユニットルームの床に立設された支柱113に、間隔をおいて直交する2つの壁パネル111,112を、裏面からねじ114等によって取り付けるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この支柱113は、壁パネル111,112の小口を受け止める面113bとこの面113bと直交し裏面端部を受け止める緑113aとを持ち、これらはそれぞれ壁パネル111,112の小口及び裏面に当接される。そして、小口を受ける面113b、113bの端部同士は、接続部113cにより接続され一体化されている。
この方法によれば、壁パネル111,112裏面へ突出する部材が、支柱113の厚みとねじ114の頭だけなので、壁パネル裏面のクリアランスを小さくすることが可能となり、したがって、この方法は、ユニットルーム用として与えられた面積をフルに活用することができる合理的なものと言える。
特開昭58−204248号公報
この支柱113としては、十分な強度があり、コストも比較的安い亜鉛メッキ鋼板を曲げ加工により製作するのが有利である。しかしながら、曲げ加工によれば、図12(a)に示すように、小口を受け止める面113bと裏面端部を受け止める緑113aとの直交部113dに曲げRが発生する。この直交部113dの曲げRの存在により、壁パネル111,112と、小口を受け止める面113bまたは裏面を受け止める面113aの少なくとも一方との間に隙間Gが空いてしまい、壁パネル111,112が定位置に納まり難い。
また、この隙間Gが生じると、支柱113が壁パネル111,112と当接する面が減少して、両壁パネル111,112を剛に接合することができず構造強度が低下する虞がある。この強度低下を補うべく支柱113自体の強度すなわち断面二次モーメントを増すには、支柱113の奥行き寸法、すなわち厚さを大きくしなければならず、この厚さの増加によって壁パネル位置が室内側に押し出され、ユニットルームの室内空間が狭くなる。
一方、図12(b)に示すように、壁パネル111,112の小口と裏面との直交部に面取り111a,112a等を施して、この隙間を回避する手段があるが、単純に壁パネル111,112を切断する場合に比較して、壁パネル111,112の製造に手間がかかることになる。
特に、大き目の壁パネルを組立現場に持ち込んで、その現場の設置空間に合わせて壁パネルを切断して納める工法の場合には、面取り専用の加工機械などが使えないため、非常に手間がかかる。
支柱113を、押出し成形されたアルミ材により形成すれば、この曲げRの問題は解消するが、強度を確保するためには相当の厚さが必要になり、またコストも高く、さらに壁パネル裏面が亜鉛メッキ鋼板等で裏打ちされている場合、異種金属との接触により電触が生じるという問題がある。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、ユニットルームの隅角部において、壁パネル裏面への突出を最小限に抑えつつ、高い固定強度を確保し、また、壁パネルの位置決めが容易な壁パネル支持構造を提供することを目的とするものである。
本発明に係るコーナー支柱は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、直交する2枚の壁パネルの小口のそれぞれを受け止める2つの小口受け止め面と、該小口受け止め面と直交し上記壁パネルの裏面端部のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑と、上記2つの小口受け止め面を接続する接続部とから構成され、上記小口受け止め面と裏面受け止め緑とが直交する入り隅に沿って、凹溝が設けられたものである。
この凹溝は、好適には、請求項2に記載したように、前記小口受け止め面に設けられることが望ましい。
次に、上述した課題を解決するために、請求項3に係る壁パネルの支持構造は、隣接直交する壁パネルの側縁部同士を、コーナー支柱を介して連結する入隅部における壁パネルの支持構造において、上記コーナー支柱は、上記壁パネルの小口のそれぞれを受け止める2つの小口受け止め面と、該小口受け止め面と直交し上記壁パネルの裏面端部のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑と、上記2つの小口受け止め面を接続する接続部とから構成され、上記小口受け止め面と裏面受け止め緑とが直交する入り隅に沿って、凹溝が設けられたものである。
そして、上述した課題を解決するために、請求項4に係るユニットルームは、隣接直交する2枚の壁パネルと、床面の周縁コーナー部に立設され、上記壁パネルの小口のそれぞれを受け止める2つの小口受け止め面と、該小口受け止め面と直交し上記壁パネルの裏面端部のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑と、上記2つの小口受け止め面を接続する接続部とから構成され、上記小口受け止め面と裏面受け止め緑とが直交する入り隅に沿って凹溝が設けられたコーナー支柱とを備えるものである。
本発明に係るコーナー支柱、壁パネル支持構造、及びユニットルームによれば、ユニットルームの隅角部において、壁パネル裏面への突出を最小限に抑えつつ、高い固定強度を確保し、また、壁パネルの位置決めが容易に行えるという効果がある。
また、端部が切放し形状の単純な壁パネルを採用することができる効果が得られる。
本発明に係るコーナー支柱、壁パネル支持構造及びユニットルームの実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明に係るコーナー支柱を構成要素とするユニットルーム1の全体的な概要を示すものである。本実施形態に示されたユニットルーム1は、床2と、壁3と、コーナー支柱30と図示しない天井パネル及び出入り口とを備え、一定の広さを有する空間を形成する。
床2は、建築床或いは防水パンで構成され、床2の四周には、壁3を構成する壁パネル10を載置可能な壁パネル載置部2aが形成される。
コーナー支柱30は、この床の四隅に立設され、壁パネル10,10Aの荷重を支持するとともに、壁パネルの表面相互間で出入りが生じないように立設状態に保持するものである。このコーナー支柱30は、室内側に位置するコーナー目地20と協働して壁パネル10,10Aを挟持する。
コーナー目地20は、図2に示すように、目地本体20aと、軟質部20bと、支持部20cとを備える。目地本体20aは、ABS樹脂等の硬質プラスティックを細長い略三角柱状に成形したものであり、壁パネル10と、直交するもう一方の壁パネル10との突き合わせ端部を掩蔽し、水密性及び意匠性を高めるものである。
軟質部20bは、例えばオレフィン系エラストマーからなる柔軟な部材で、コーナー目地20が壁パネル10に押圧されると変形して壁パネル10に圧着され、水密性を高める。
支持部20cは、例えばステンレス鋼板を2つに折曲して断面が略Y字状の棒体に形成される。支持部20cには、一定の間隔で係入片20dが複数突設される。この係入片20dが、コーナー支柱30に穿設された、後述するスリット30dに係入されることにより、壁パネル10がコーナー目地20及びコーナー支柱30に挟持される。
コーナー支柱30は、図3(a)に示すように、細長い、例えば亜鉛メッキ鋼板等を折曲加工したもので、その短手方向断面は、図3(c)に示すように、中央のコーナー目地掛合部30aと、このコーナー目地掛合部30aの両側端で45度の角度で折曲された壁パネル受け部30b,30bとからなる。そして、コーナー目地掛合部30aから壁パネル受け部30bへの折曲部のコーナー目地掛合部30a側では、材料がさらに折曲されて小さな溝部30fが形成される。
コーナー目地掛合部30aには、所定の間隔で、コーナー目地20の係入片20dが係入される複数のスリット30dが穿設されている。一方、壁パネル受け部30bには、図3(b)に示すように、壁パネル10,10A据付時において、上段及び下段の壁パネル10,10Aに設けられた掛止孔12aが対向する位置に、この掛止孔12aに嵌挿されるピン30dが突設される。また、コーナー目地掛合部30aの下端近傍には、コーナー支柱30を、アングルピース等を介して床2の壁パネル載置部2aに立設するためのボルト孔30eが穿設される。
壁3は、壁パネル載置部2a上に立設された下段の壁パネル10と、その上に載置された上段の壁パネル10Aとから構成される。壁パネル10,10Aは、さねはぎ(一方を凸,他方を凹に彫って合わせる板の接合方法)に接合されて、床2の外縁に設けられた壁パネル載置部2a上に載置され、立設されたコーナー支柱30,30間に渡設される。したがって、壁3の中間に支柱を設ける必要はない。本実施形態では2段の場合を例に採って説明するが、天井高さが高い場合等では、3段或いはそれ以上の壁パネルを積み上げて壁3を構成してもよい。
例えば、ユニットルームの一形態であるユニットバスでは、その大きさが長さ1600×幅1600×高さ2000mm程度が主流である。この場合、従来の縦張り型壁パネルでは、1枚のパネルの長さ(高さ)は、2000mm前後となる。ところが、本発明に係る横積み構造の壁パネルでは、その長さが1600mm前後となるので、運搬時や組立時においての振り回しが容易になる。
ユニットルーム1の壁3を構成する壁パネルのうち下段に設置される壁パネル10は、図4に示すように、芯材12に、室内側に面する表面材11と、室外側に面する裏面材13とが接着剤により貼着されて形成される。表面材11及び裏面材13には、例えば化粧鋼板が用いられ、芯材12には、例えば石膏ボード、セメント板、珪酸カルシウム板或いは発泡樹脂製の板等が用いられる。この構成により、壁パネル10自体の厚さは略12mm程度に抑えられ、また、重量も軽く、運搬上及び組立上取り扱い易いものとなっている。そして、安価に製造することができる。
表面材11の上側端は、図4(c)に示すように、背面側に折曲されて、さねはぎ接合に供される凸条14が形成される。この凸条14は、室内側底部14aと室外側底部14cとの中央に、頂部14bが立設される。
これに対し、表面材11の下側端は、図4(d)に示すように、背面側に折曲されて凹溝15が形成される。この凹溝15は、壁パネル10の厚さ方向中央に位置する底部14bを挟んで、室内側頂部15aと室外側頂部15cとが立設される。
一方、壁パネル10の両側端は、図4(e)に示すように、芯材12に表面材11と裏面材13とが貼着された後単純に切断されたままとなっている。このように、両側端は切断後何ら加工を必要としないので、押出製法等により連続して生産することが可能となり、生産コストを低減することができる。
また、壁パネル10の背面には、上方の両端近傍に図4(c)に示す掛止孔12aが凹設される。壁パネル10は、この掛止孔12aが、支柱4に突設されたピン30dに掛止されて立設される。
図5に、壁パネル10表面に複数本、縦横に施された化粧目地の詳細を示す。表面材11は、同図に示すように、接着層11cを介して芯材12に貼着された鋼板11bの表面に0.5mm程度の厚さの樹脂製シートでなる被覆意匠層11aが貼着されたものである。被覆意匠層11aには、例えば、浴室壁仕上げ材としては高価とされるタイル様の意匠が施される。
化粧目地17は、押し目地部17aと、削り目地部17bとからなる。押し目地部17aは、被覆意匠層11a及び鋼板層11bがプレス加工により、折曲されて形成され、削り目地17bは、被覆意匠層11aの上層部が切削されて形成される。
浴室壁仕上げ材として実際にタイルを使用した場合、タイル間の接合部には白セメント等を用いた目地が形成されるが、表面がざらざらして汚れが付き易く、また、カビ等も付着し易いという欠点がある。ところが、本実施形態に示す被覆意匠層11a及び化粧目地17を採用することにより、安価な材料ながら高級感を出すことが出来るとともに、汚れ難い目地を形成することができる。また、目地部を押し目地部17aと削り目地部17bとの2段に形成することにより凹部に陰影がついて更に意匠目地らしい高級感が増す効果がある。
ユニットルーム1の壁3を構成する壁パネルのうち上段に設置される壁パネル10Aは、基本的には壁パネル10と同様の構成であるが、その上側端が単純に背面側に折曲されている点で壁パネル10と相違する(図7参照)。
本実施の形態に係るユニットルーム1は上記のように構成されており、以下その壁パネルの取付順序について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、建築床或いは防水パン等の床2上に、コーナー支柱30を立設する(ステップS1)。この立設は、例えば、床2上にアングルピースを固定し、このアングルピースに穿設されたボルト孔と、コーナー支柱材30のボルト孔30eとにボルトを連通螺挿して行う。
次に、下段の壁パネル10の掛止孔12aを、立設されたコーナー支柱30のピン30dに外嵌させて、壁パネル10を立設する(ステップS2)。このユニットルームが水密性を要求されるものであれば、図7(b)に示すように、壁パネル載置部2a上に水密材50を敷設してから壁パネル10を載置する。このとき、壁パネル10は、コーナー支柱30により立設されているので、折曲された表面材11の下端に自重が完全にかかることはなく、表面材11が変形する虞がない。
そして、上段の壁パネル10A下端の凹溝15を、下段の壁パネル10上端の凸条14に嵌合させてさねはぎ接合させた後、上段の壁パネル10Aの係止孔12aを、立設されたコーナー支柱30のピン30dに外嵌させて、壁パネル10Aを立設する(ステップS3)。このように、係止孔12aをピン30dに外嵌させるだけで位置決めができるので、作業員が一人でも容易に壁パネルを組み立てることができる。
続いて、図8に示すように、コーナー目地20の係入片20dを、コーナー支柱30のスリット30cに係入させて、コーナー目地20を取り付ける(ステップS4)。これにより、図9に示すように、壁パネル10,10Aは、コーナー支柱30とコーナー目地20とに挟持され、壁パネル10,10Aの掛止孔12aがコーナー支柱30のピン30dから脱落することなく、堅固に固定される。
この際、コーナー目地掛合部30aから壁パネル受け部30bへの折曲部が単純な曲げ加工で折曲されただけであれば、壁パネル受け部30bの小口を受け止める面と裏面端部を受け止める緑との直交部に曲げRが発生する。この直交部の曲げRの存在により、図12(a)に示したように、壁パネル10と、壁パネル受け部30bの小口を受け止める面または裏面を受け止める縁の少なくとも一方との間に隙間Gが空いてしまい、壁パネル10が定位置に納まり難くなる。
しかしながら、本実施形態に係るコーナー支柱30には、コーナー目地掛合部30aから壁パネル受け部30bへの折曲部に溝部30fが形成されているので、この直交部に曲げRがなくなり、壁パネルの裏面側端部を容易にこの直交部に納めることができ、取付作業も容易となる。
このように壁パネル10,10Aが固定されると、その両側端は、コーナー目地20の目地本体20a及びコーナー支柱30により掩蔽されるので、その切断面が見えることはなく、特別な保護も必要としない。これにより、端部が切放し形状の単純な壁パネルを採用することが可能となり、生産コストが抑えられるとともに、取付作業も用意となる。
また、コーナー目地20の背面側にある軟質部20bは、壁パネル10,10Aと目地本体20aとの間で押圧されて変形し、壁パネル10,10Aに圧着されて水密性が高められる。また、壁パネル10,10Aが押圧されることにより、上段の壁パネル10Aと下段の壁パネル10との間に段差が生じないので、意匠性が低下することもない。
このように、壁パネル10,10Aの取付には、ビス止めやボルト締め等の工程がないので工数が減少し、工期の短縮、延いてはコストの低減が可能となる。また、コーナー目地20の係入片20dをコーナー支柱30のピン30dに係入させるだけで壁パネルを固定できるので、作業員が一人でも容易に壁パネルを組み立てることができる。
こうして立設された壁3上に天井パネル40を載置すれば(ステップS5)、ユニットルームの外枠が完成する。天井パネル40の取付は、例えば図7(b)に示すように、天井パネル40の端部を、接続ピース41の嵌合凹部41に嵌合させ、この接続ピース41のもう一方の嵌合凹部41bを、壁パネル10Aの上端に嵌合させて行う。
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
例えば、図10に示すように、溝部30fをコーナー目地掛合部30aから壁パネル受け部30bへの屈曲部の壁パネル受け部30b側に設けてもよい。このコーナー支柱30Aでは、この溝部30fの裏側が、2枚の壁パネル10,10の直交部分ではなく、壁パネル10の裏面側に突出することになるので、壁パネル10と建築壁との間の距離を少しでも小さくするという点では不利であるが、このような要求がないところでは十分使用可能である。
また、本実施形態においては、横積み構造のものを例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、縦張り型の壁パネルにおいても、壁面中間に中間支柱を設ける必要が生じるにしても、採用することが可能である。
また、ユニットルームも、ユニットバスルーム、ユニットシャワールーム、ユニットトイレルーム等に限られず、物置やトランクルーム等であってもよい。
本発明に係る壁パネル及びその接続構造を備えるユニットルームの全体概要を示す図。 コーナー目地の詳細図で、(a)は側面図、(b)は(a)中のA−A矢視図。 コーナー支柱の詳細図で、(a)は正面図、(b)は(a)中のB−B矢視図、(c)は同C−C矢視図、(d)は同D部拡大図。 壁パネルの詳細図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)中のE−E矢視図,(d)は同F−F矢視図、(e)は同H−H矢視図。 図4(a)中のJ−J矢視図。 本実施形態に係るユニットルームの壁パネル組立順序を示すフローチャート。 図1に示された壁パネルの取付を説明する図であり、(a)は組立前の、(b)は組立後の縦断面図。 コーナー支柱にコーナー目地を取り付ける様子を説明する図。 壁パネルの取付状態を示す横断面図。 コーナー支柱の変形例を示す断面図。 従来のコーナー支柱及びこのコーナー支柱を用いた壁パネル接続構造の一例を示す図。 (a)は従来のコーナー支柱の曲げRの問題点を説明する図、(b)は壁パネル裏面に面取りを施した図。
符号の説明
1 ユニットルーム
2 床
2a 壁パネル載置部
3 壁
10,10A 壁パネル
11 表面材
11a 被覆意匠層
11b 鋼板層
11c 接着層
12 芯材
12a掛止孔
13 裏面材
14 凸条
14a 室内側底部
14b 頂部
14c 室外側底部
15 凹溝
15a 室内側頂部
15b 底部
15c 室外側頂部
16,50 水密材
17 化粧目地
17a 押し目地部
17b 削り目地部
20 コーナー目地
20a 目地本体
20b 軟質部
20c 支持部
20d 係入片
30 コーナー支柱
30a コーナー目地掛合部
30b 壁パネル受け部
30c スリット
30d ピン
30e ボルト孔
30f 溝部
40 天井パネル
41 接続ピース
41a,41b 嵌合凹部

Claims (4)

  1. 直交する2枚の壁パネルの小口のそれぞれを受け止める2つの小口受け止め面と、該小口受け止め面と直交し上記壁パネルの裏面端部のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑と、上記2つの小口受け止め面を接続する接続部とから構成され、上記小口受け止め面と裏面受け止め緑とが直交する入り隅に沿って、凹溝が設けられたことを特徴とするコーナー支柱。
  2. 前記凹溝は、前記小口受け止め面に設けられたことを特徴とする請求項1記載のコーナー支柱。
  3. 隣接直交する壁パネルの側縁部同士を、コーナー支柱を介して連結する入隅部における壁パネルの支持構造において、上記コーナー支柱は、上記壁パネルの小口のそれぞれを受け止める2つの小口受け止め面と、該小口受け止め面と直交し上記壁パネルの裏面端部のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑と、上記2つの小口受け止め面を接続する接続部とから構成され、上記小口受け止め面と裏面受け止め緑とが直交する入り隅に沿って、凹溝が設けられたことを特徴とする壁パネルの支持構造。
  4. 隣接直交する2枚の壁パネルと、
    床面の周縁コーナー部に立設され、上記壁パネルの小口のそれぞれを受け止める2つの小口受け止め面と、該小口受け止め面と直交し上記壁パネルの裏面端部のそれぞれを受け止める2つの裏面受け止め緑と、上記2つの小口受け止め面を接続する接続部とから構成され、上記小口受け止め面と裏面受け止め緑とが直交する入り隅に沿って凹溝が設けられたコーナー支柱と、
    を備えることを特徴とするユニットルーム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102606568A (zh) * 2012-03-28 2012-07-25 杭州康利达卫浴有限公司 一种型材连接结构

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