JP2006183424A - 集合住宅 - Google Patents

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Hisato Tanabe
久人 田辺
Yasuo Katagiri
靖夫 片桐
Isamu Sugano
勇 菅野
Hisaaki Machii
寿顕 待井
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Abstract

【課題】片廊下式集合住宅における同一区画の中住戸において、タテリビングプランとヨコリビングプランとが選択可能な集合住宅を提供する。
【解決手段】ヨコリビングプランの中住戸1a及びタテリビングプランの中住戸1bのそれぞれは、バルコニー2との間にリビング4aまたは4bを挟んだ位置に、中住戸1a,1bを横断するように設けられ、床下に空間を有する二重床6と、二重床6を通るように同一区画におけるそれぞれの中住戸1a,1bを貫通する、鉛直方向に直線状に延びたパイプスペース7とを同一の位置に備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、集合住宅に係り、特に、片廊下式集合住宅における同一区画の住戸プランに関する。
特許文献1に記載されている排水システムによれば、床上げ二重床を形成し、この二重床に住戸内の排水管を横引き配設すると共に、各住戸の横引き排水管を共用ゾーンの共用竪パイプシャフトに配設された共用竪排水管に接続することにより、水廻りのレイアウトの自由度を増大することができる。これにより、各住戸プランの選択肢を拡大して、集合住宅の商品性を高めることができる。
各住戸プランの選択肢については、例えば、片廊下式集合住宅における同一区画の中住戸において、リビングのみをバルコニーに面させたヨコリビングプランと、リビング及び1つの居室をバルコニーに面させたタテリビングプランとの選択が挙げられる。
図2(a)は、ヨコリビングプランの住戸20aを示している。住戸20aでは、バルコニー22に面したリビング24aに隣接するように、キッチン、トイレ及びユニットバスから成る水廻りと居室25aとが設けられている。水廻りの床下には、キッチン、トイレ及びユニットバスのそれぞれからの排水が流れる図示しない横引き排水管が設けられている。横引き排水管は、住戸20aが含まれる区画を貫通するように設けられた図示しない排水竪管と連通しており、排水竪管はパイプスペース27a,28aに内包されている。水廻りの大部分には、横引き排水管に傾きをもたせるための空間を備えた二重床26aが設けられている。このプランでは、パイプスペース27aは二重床26aが設けられた範囲に設置されているが、もう一つのパイプスペース28aは、二重床26aが設けられた範囲外のリビング24a内に設置されている。
一方、図2(b)は、タテリビングプランの住戸20bを示している。バルコニー22に面したリビング24b及び居室25bに隣接するように、水廻りが設けられている。この水回りを包含すると共に住戸20bを横断する範囲に、住戸20aに設けられたものと同様の二重床26bが設けられている。このプランでは、パイプスペース27b,28bは、二重床26bが設けられた範囲に設置されている。
特開平11−148153号公報
しかしながら、住戸20a,20bそれぞれにおける二重床の設置範囲及びパイプスペースの設置位置が異なるため、このままでは住戸20a,20bを集合住宅の同一区画に設けることはできず、同一区画に設けようとすると、パイプスペースの数を増加する必要性が生じたり、躯体完成後の水廻りの変更が困難になるといった問題点があった。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、片廊下式集合住宅における同一区画の中住戸において、タテリビングプランとヨコリビングプランとが選択可能な集合住宅を提供することを目的とする。
同一区画に複層階の中住戸を有する片廊下式の集合住宅において、集合住宅は、リビングのみをバルコニーに面させたヨコリビングプランの中住戸と、リビング及び居室をバルコニーに面させたタテリビングプランの中住戸とを同一区画の異なる階に有し、ヨコリビングプランの中住戸及びタテリビングプランの中住戸のそれぞれが、床下に空間を有する二重床であって、中住戸を横断してバルコニーとの間にリビングを挟んだ同じ位置に設けられた二重床と、二重床を通って同一区画におけるそれぞれの中住戸を貫通する、直線状に延びたパイプスペースとを備えることを特徴とする。
また、集合住宅の各階の階高が2750〜3200mmであり、中住戸に設けられた二重床が有する空間の高さは、少なくとも210mmであることを特徴とする。
空間の高さは、少なくとも150mmであってもよい。
この発明によれば、同一区画に複層階の中住戸を有する片廊下式の集合住宅において、ヨコリビングプランの中住戸及びタテリビングプランの中住戸のそれぞれが、バルコニーとの間にリビングを挟んだ位置に、中住戸を横断するように設けられ床下に空間を有する二重床と、二重床を通るように同一区画におけるそれぞれの中住戸を貫通し鉛直方向に直線状に延びたパイプスペースとを同一の位置に備えるので、同一区画の中住戸においてタテリビングプランまたはヨコリビングプランを選択することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この実施の形態に係る集合住宅の住戸プランを、図1(a)及び(b)に示す。図1(a)及び(b)に示される住戸1a及び1bは、各階に1つの廊下3を有した片廊下式集合住宅において、バルコニー2側及び廊下3側でのみ採光可能な中住戸である。また、図1(a)に示される住戸1aは、図1(b)に示される住戸1bの1つ上の階に設けられた同一区画の住戸である。ここで、同一区画とは、同一の構造柱及び構造壁を有する縦列の関係を表している。
図1(a)に示される住戸1aは、リビング4aのみがバルコニー2に面したヨコリビングプランの住戸である。廊下3に面した居室5aとリビング4aとの間には、キッチン8a、ユニットバス9a及びトイレ10aから成る水廻りが設けられている。水廻りの床下には、キッチン8a、ユニットバス9a及びトイレ10aのそれぞれと、住戸1aが含まれる区画を貫通するように設けられたパイプスペース7とを連通する図示しない横引き排水管が設けられている。この横引き排水管は、キッチン8a、ユニットバス9a及びトイレ10aそれぞれからの排水がパイプスペース7へ流れるように、傾きをもって設けられている。この横引き排水管を、傾きをもって設けるために、床下に220mmの高さの空間が設けられている。ここで、床下に設けられた空間の高さ220mmとは、躯体から二重床6の仕上げ面までの距離が220mmであることを意味している。住戸1aでは、ユニットバス9aを包含し、かつトイレ10a及びキッチン8aからの横引き排水管を包含すると共に住戸1aを横断する範囲(図1(a)の斜線部分)が、220mmの高さの空間を有した第1の二重床6となっている。ここで、住戸1aを横断するとは、住戸1aの隔壁間の範囲を表している。尚、その他の部分の床下は、給水管及び床暖房の設置が可能なように、100mmの高さの空間を有した第2の二重床になっている。また、天井にも、100mmの高さの空間が設けられている。
一方、図1(b)に示される住戸1bは、リビング4b及び居室5bがバルコニー2に面したタテリビングプランの住戸である。廊下3に面した居室11b及び12bとリビング4b及び居室5bとの間には、キッチン8b、ユニットバス9b及びトイレ10bから成る水廻りが設けられている。ヨコリビングプランの住戸1aと同様に、ユニットバス9bを包含し、かつトイレ10b及びキッチン8bからの横引き排水管を包含すると共に住戸1bを横断する範囲(図1(b)の斜線部分)の床が、220mmの高さの空間を有した第1の二重床6となっている。その他の部分の床下は、給水管及び床暖房の設置が可能なように、100mmの高さの空間を有した第2の二重床になっている。また、天井にも、100mmの高さの空間が設けられている。
住戸1a及び1bにおいて、第1の二重床6の範囲内には、キッチン8a,8b、ユニットバス9a,9b及びトイレ10a,10bがレイアウトされる。第1の二重床6の範囲よりもバルコニー2側の範囲において、リビング4aまたは4bを選択することにより、ヨコリビングプランまたはタテリビングプランが選択される。第1の二重床6の範囲よりも廊下3側の範囲には、1つ以上の居室がレイアウトされる。
ここで、第1の二重床6の設置範囲は、住戸1a及び1bにおいて同一となっている。また、パイプスペース7は、住戸1a,1bが含まれる同一区画において、鉛直方向に直線状に設けられているので、住戸1bにおけるパイプスペース7の位置は、住戸1aにおけるパイプスペース7の位置と同一となっている。これにより、住戸1a及び1bは同一区画に設けられる。
また、階高を2900mmとし、住戸1aの天井と住戸1bの床との間に設けられている図示しない床スラブの厚さを、小梁のない一枚スラブを前提として230mmとした場合、住戸1aにおける第1の二重床6の範囲よりもバルコニー2側の天井高さは2470mmとなる。
このように、第1の二重床6の範囲及びパイプスペース7の位置を、住戸1a及び1bにおいて同一にすることにより、同一区画の異なる階に住戸1a及び1bを任意に設けることができる。すなわち、同一区画のそれぞれの階において、ヨコリビングプラン及びタテリビングプランを任意に選択することができる。また、階高を2900mmとしても、リビング4aまたは4bの天井高さが2470mmとなるので、コストを抑えた実用性の高い集合住宅とすることができる。
尚、この実施の形態では、タテリビングプランの住戸1bの上の階にヨコリビングプランの住戸1aが設けられている場合を例にして説明したが、これに限定されるものではない。ヨコリビングプランの住戸1aの上の階にタテリビングプランの住戸1bを設けてもよく、同一区画の異なる階に、ヨコリビングプランの
住戸1aまたはタテリビングプランの住戸1bを任意に設けることができる。
また、この実施の形態では、階高が2900mmであると共に、第1の二重床6が有する空間の高さを220mmとしたが、この値に限定されるものではない。階高が2750〜3200mmであると共に、第1の二重床6が有する空間の高さが少なくとも210mmであれば、ユニットバス9a,9bの床面が他の部分の床面と同一高さとなる住戸を実現することができる。ユニットバス9a,9bの床面と他の部分の床面とを同一の高さにする必要がない場合には、第1の二重床6が有する空間の高さを少なくとも150mmにすればよい。
この発明の実施の形態に係る集合住宅の平面図である。 従来の集合住宅の平面図である。
符号の説明
1a,1b 住戸(中住戸)、2 バルコニー、3 廊下、4a,4b リビング、5b 居室、6 第1の二重床(二重床)、7 パイプスペース。

Claims (3)

  1. 同一区画に複層階の中住戸を有する片廊下式の集合住宅において、
    前記集合住宅は、
    リビングのみをバルコニーに面させたヨコリビングプランの中住戸と、
    リビング及び居室をバルコニーに面させたタテリビングプランの中住戸と
    を同一区画の異なる階に有し、
    前記ヨコリビングプランの中住戸及び前記タテリビングプランの中住戸のそれぞれが、
    床下に空間を有する二重床であって、前記中住戸を横断して前記バルコニーとの間に前記リビングを挟んだ同じ位置に設けられた二重床と、
    前記二重床を通って同一区画における前記それぞれの中住戸を貫通する、直線状に延びたパイプスペースと
    を備えることを特徴とする集合住宅。
  2. 前記集合住宅の各階の階高が2750〜3200mmであり、
    前記中住戸に設けられた前記二重床が有する前記空間の高さは、少なくとも210mmであることを特徴とする請求項1に記載の集合住宅。
  3. 前記空間の高さは、少なくとも150mmであることを特徴とする請求項2に記載の集合住宅。
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JP2015113597A (ja) * 2013-12-10 2015-06-22 三井住友建設株式会社 集合住宅における住戸の間取り構造
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