JP2006179189A - 色素増感型太陽電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光電変換効率の低下を防止でき、また、光電極へ入射する光量が多く、電気出力の大きい色素増感型太陽電池を得ること。
【解決手段】 電極保持体の第1の表面に、長手方向に対する垂直な断面が鋸歯状である複数の突条を設け、この突条を含む上記電極保持体の第1の表面に導電体層と、色素を担持した半導体層とを積層して形成し、さらに、上記突条部の半導体層の面に対向電極を形成する。上記導電体層と色素を担持した半導体層と対向電極とを設けた電極保持体を枠部材で囲み、この枠部材に透明基板を、上記電極保持体の第1の表面と対向するようにして接合し、上記の透明基板と上記電極保持体との空隙に電解質層を充填して、色素増感型太陽電池とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池、特に色素増感型太陽電池に関するものである。
近年、色素増感型太陽電池は、光電変換効率が高く、原材料費が安く、製造コストが低いなどの利点があり、注目されている。
従来の色素増感型太陽電池は、ガラス板などの透明基板の一面に設けられたスズドープ酸化インジウム(ITO)やフッ素ドープ酸化スズ(FTO)などの透明導電膜からなる電子を外部に取り出す導電体と、この透明導電膜に接して設けられ、光増感色素を担持した酸化物半導体からなる光電極と、この光電極に対向する対向電極と、上記の光電極と対向電極との間に充填された電解質層とで構成されている。(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載された色素増感型太陽電池では、太陽光などの光が透明基板側から入射すると、色素によって光が吸収され、色素分子が励起される。色素分子の励起された電子は、酸化物半導体である酸化チタン中に注入され、拡散して透明導電膜からなる導電体に到達する。この導電体が受け取った励起電子は外部回路で電気的仕事をして対向電極に伝達され、電解質層の電荷輸送材料を介して電子が欠損した色素酸化体に戻り、色素が再生する。すなわち、上記導電体と対向電極とを電気回路に接続すると、このような反応が継続的に起こり、連続的に電気エネルギーを取り出すことができる。
しかし、上記特許文献1に記載された色素増感型太陽電池では、光電極と接し、電子を外部に取り出す導電体にITOやFTOなどの透明導電膜が用いられているが、このITOやFTOなどは、その比抵抗が10-4〜10-3Ω・cm程度と、銀、銅などの金属の比抵抗の約100倍の値を示すことから、透明導電膜としたときの抵抗値が高く、透明導電性ガラスを使用した太陽電池における光電変換効率の低下の一因となるとの問題があった。
この電子を外部に取り出す導電体の抵抗値が高いとの問題を解決するものとして、電子を外部に取り出す導電体に金属製グリッドを用いた色素増感型太陽電池が開示されている。(例えば、特許文献2参照)。
特公平8−15097号公報 特開2003−123855号公報(第2頁、第3図)
特許文献2に記載の色素増感型太陽電池では、導電体である金属製グリッドが光入射面に設けられており、この金属製グリッドは、光増感色素を担持した酸化物半導体粒子からなる光電極へ入射する光を遮り、特許文献2に記載の色素増感型太陽電池は電気出力が低下するとの問題があった。また入射する光を増やすため、金属製グリッドの開口率を大きくすると、電子を外部に取り出す導電体である金属製グリッドと光電極との接触面積が小さくなり、大きい電流を取り出せず、やはり、発電量が低下するとの問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、光電変換効率の低下を防止でき、また、光電極へ入射する光量が多く、発電量の大きい色素増感型太陽電池を得るものである。
本発明の色素増感型太陽電池は、電極保持体と、この電極保持体の第1の表面に設けられた長手方向に対する垂直な断面が鋸歯状である複数の突条と、この突条を含む上記電極保持体の第1の表面に設けられた導電体層と、この導電体層の表面に設けられた色素を担持した半導体層と、上記突条部の半導体層の面に設けられた対向電極と、上記電極保持体を囲む枠部材と、この枠部材に接合され、且つ上記電極保持体の第1の表面と対向する透明基板と、この透明基板と上記電極保持体との空隙に充填された電解質層とを備えたものである。
本発明の色素増感型太陽電池は、電極保持体と、この電極保持体の第1の表面に設けられた長手方向に対する垂直な断面が鋸歯状である複数の突条と、この突条を含む上記電極保持体の第1の表面に設けられた導電体層と、この導電体層の表面に設けられた色素を担持した半導体層と、上記突条部の半導体層の面に設けられた対向電極と、上記電極保持体を囲む枠部材と、この枠部材に接合され、且つ上記電極保持体の第1の表面と対向する透明基板と、この透明基板と上記電極保持体との空隙に充填された電解質層とを備えたことにより、光電変換効率の低下を防止でき、また、光電極へ入射する光量が多く、発電量の大きいとの効果を得ることができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における色素増感型太陽電池の構造を示す断面模式図である。図2は実施の形態1の色素増感型太陽電池における電極保持体の構造を示す斜視模式図である。
図1と図2とから明らかなように、本実施の形態の色素増感型太陽電池10は、電極保持体6と、電極保持体6の第1の表面に設けられた導電体層2と、この導電体層2の表面に設けられた色素を担持した半導体層3と、この半導体層3の面に設けられた対向電極5と、上記電極保持体6とを囲む枠部材7と、この枠部材7に接合され、且つ上記電極保持体6の第1の表面に対向し、間隔をあけて設置される透明な基板1と、この透明な基板1と導電体層2と半導体層3と対向電極5とが設けられた電極保持体6の第1の表面との間隙に充填された電解質層4とを備えている。なお、枠部材7は上側基板と下側基板の間に封止材料を設置することで代用も可能である。
本実施の形態では、電極保持体6は、その第1の表面に、長手方向に対する垂直な断面が鋸歯状である突条60が、複数個、並んで設けられている。図1と図2とに示す色素増感型太陽電池の電極保持体6では、突条60が平行に隣接して設けられているが、各突条60が間隔をあけて設けられていても良い。
図3は、本実施の形態の色素増感型太陽電池10における電極保持体6の突条60を示す断面模式図である。図3に示すように、各突条60の谷部を結ぶ線と、突条60の第1の面61とのなす角度θ1が略90°であり、突条60の谷部を結ぶ線と、突条60の第2の面62とのなす角度θ2が10°以上で80°以下である。
図1と図2とに示す色素増感型太陽電池10では、導電体層2が、突条60の第1の面61と突条60の第2の面62とに連続して形成されている。半導体層3は導電体層2の表面に形成され、対向電極5は、各突条60の第1の面61にある半導体層3の表面に設けられており、各対向電極5はリード(図示せず)により接続されている。電解質層4は、少なくとも、各突条60間、及び、突条60と枠部材7との間の溝部を埋めている。
本実施の形態における各突条60の先端部間の距離dは5〜500μmであり、特に、20〜200μmであることが好ましい。dが5μm以上であるので、各突条の第1の面61や第2の面62に、特性を発揮する導電体層2と半導体層3との積層構造、および特性を発揮する導電体層2と半導体層3と対向電極5との積層構造を形成することができる。dが500μm以下であるので、半導体層3と対向電極5間に存在する電解質層の間隔が小さく、内部抵抗が小さく、太陽電池の出力低下が防止できる。
上記突条60におけるθ2が10°以上であるので、単位幅あたりの突条60の数が多く、θ1が略90°であるので、対向電極5の総面積が小さくなり発電効率が低下するのを防止できる。また、θ2が80°以下であるので、上記dが小さくなるのを防止でき、良好な導電体層2と半導体層3との積層構造、および良好な導電体層2と半導体層3と対向電極5との積層構造を形成することができる。ここで、θ1が略90°の範囲としては70°<θ1≦90°を示す。
本実施の形態では、突条断面の山部と谷部との先端部が尖っているが、図4に示すように、上記先端部が曲線状であっても良い。
本実施の形態における電極保持体6の材料としては、ガラスあるいはプラスチックフィルムが用いられる。プラスチックフィルムとしては、例えばポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンサルファイド、ポリエーテルスルホン、ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロースなどが挙げられる。これらは材料は、絶縁性と透光性のある材料であれば何ら制限されるものではない。さらには、太陽電池を使用する環境、寿命の観点から、耐光性,耐熱性を有する材料が好ましい。
本実施の形態における導電体層2に用いられる材料としては、低抵抗な導電性材料であれば良く、例えば、アルミニウム、銅、銀、金、白金、ニッケル、タングステン、ステンレスなどの金属が挙げられる。特に、電解質と金属間の漏れ電流や液体電解質による腐食などを抑制できるので、ニッケル、タングステンや白金などが好ましい。さらに、金属表面に酸化処理を施してなる酸化物層を形成してもよい。
また、導電体層2の厚さとしては、例えば、10nm〜20μmである。
さらに、導体層2の下層の電極保持体6が導電体であってもよく、導体層2と一体化していてもよい。この場合、厚さは上記の限りではない。
本実施の形態における半導体層3に用いる材料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化タングステン、酸化ニオブ、酸化錫、酸化バナジウム、酸化インジウム、酸化タンタル、酸化ジルコニウム、酸化モリブデン、酸化マンガン、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸カルシウム、チタン酸マグネシウム、ニオブ酸ストロンチウム、炭化ケイ素、ガリウムリン、酸化ケイ素などが挙げられる。これらの材料を単独または二種以上を混合して用いることができる。特に、安定性の点から酸化チタンが好ましい。
半導体材料の酸化チタンとしては、アナターゼ型酸化チタン、ルチル型酸化チタン、無定形酸化チタン、メタ酸化チタン、オルソ酸化チタンなどの種々の酸化チタン、あるいは水酸化チタン、含酸化チタンなどが挙げられ、特に、アナターゼ含有率が高い酸化チタンが好ましく、アナターゼ含有率が80%以上であるものがさらに好ましい。
本実施の形態における半導体層3に担持される色素としては、例えば、ルテニウム、オスミウム、鉄、亜鉛を1原子以上含有する金属錯体塩、無金属フタロシアニン、ポルフィリン、ジチオラート錯体、アセチルアセトナート錯体などのいわゆる金属キレート錯体、シアニン系色素{NK1194:日本感光色素研究所、NK3422:日本感光色素研究所}、メロシアニン系色素{NK2426:日本感光色素研究所、NK2501:日本感光色素研究所}、ローズベンガル、ローダミンBなどのキサンテン系色素、マラカイトグリーン、クリスタルバイオレットなどのトリフェニルメタン系色素、銅フタロシアニン、チタニルフタロシアニンなどの金属フタロシアニン、クロロフィル、ヘミン、シアニジン色素、オキサジアゾール誘導体、ベンゾチアゾール誘導体、クマリン誘導体、スチルベン誘導体、芳香環を有する有機化合物などが挙げられる。これらの色素は、吸光係数が大きくかつ繰り返しの酸化還元に対して安定であることが好ましい。また色素は低分子化合物であってもよいし、また繰り返し単位を有する高分子であってもよい。J会合体などの会合体を形成していても良い。なかでも分光増感の効果や耐久性に優れているため金属錯体、有機色素のJ会合体や顔料色素が好ましい。
また、上記色素は、半導体層3に化学的に吸着することが好ましく、カルボキシル基、スルホン酸基、リン酸基、アミド基、アミノ基、カルボニル基、ホスフィン基などの官能基を有することが好ましい。また、このような官能基は色素分子中に複数個ある方が好ましい。
本実施の形態における対向電極5の材料としては、酸化還元反応に対する触媒作用を有し、かつ電気化学的に安定な材料が用いられる。
具体例としては、白金、または、パラジウム、ルテニウム、ニッケル、ロジウム、金、白金などにモリブデン、ルテニウム、スズ、鉄およびタングステンの少なくとも1つを添加した金属混合物、また、酸化スズ、酸化ガリウム、酸化モリブデンなどの金属酸化物およびこれらの混合材料、カーボン材料、ナノカーボン材料、白金など既出の触媒活性材料を担持したカーボン材料やナノカーボン材料、PEDOT−TsO(トルエンスルフォネートドープポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン))、PEDOT−PSS(ポリスチレンスルフォネートドープポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン))などのポリチオフェン誘導体などの導電性高分子材料、高分子錯体触媒などを用いることができる。このうち、白金やカーボン材料、上記金属を担持ナノカーボン材料などが特に好ましい。
電極保持体6の各突条60の先端部間の距離dに応じて、金属材料の対向電極の厚さは10nm〜20μmであり、カーボン材料や金属を担持したカーボン材料の対向電極の厚さは100nm〜40μmである。各材料において、上記下限の厚さ以上であれば、良好な導電性が確保でき、上記上限の厚さ以下であれば、半導体層3に十分な受光面積が確保できる。
本実施の形態の電解質層4としては、酸化還元対のイオンが溶解した電解質溶液、酸化還元対の溶液をポリマーマトリクスのゲルに含浸したゲル電解質、酸化還元対イオンを含有する溶融塩電解質、固体電解質などが挙げられる。
上記、酸化還元対のイオンが溶解した電解質溶液に用いられる電解質としては、I2とヨウ化物との組合物、Br2と臭化物との組合物、フェロシアン酸塩−フェリシアン酸塩やフェロセン−フェリシニウムイオンなどの金属錯体、ポリ硫化ナトリウム、アルキルチオール−アルキルジスルフィドなどのイオウ化合物、ビオローゲン色素、ヒドロキノン−キノンなどが挙げられる。さらに、未結合電子を運搬するキノン錯体、テトラシアノキノンジメタン(TCNQ)錯体、ジシアノキノンジイミン錯体、などの遷移金属錯体などが挙げられる。
ここで、上記I2とヨウ化物との組合物に用いるヨウ化物としては、LiI、NaI、KI、CsI、CaI2 などの金属ヨウ化物、テトラアルキルアンモニウムヨーダイド、ピリジニウムヨーダイド、イミダゾリウムヨーダイドなど4級アンモニウム化合物のヨウ素塩などが挙げられる。イミダゾリウムヨーダイドの具体例としては、1−プロピル−2,3−ジメチルイミダゾリウムヨウ素が挙げられる。
また、上記Br2と臭化物との組合物に用いる臭化物としては、LiBr、NaBr、KBr、CsBr、CaBr2 な どの金属臭化物、あるいはテトラアルキルアンモニウムブロマイド、ピリジニウムブロマイドなど4級アンモニウム化合物の臭素塩などが挙げられる。
上記電解質は単独でも、複数混合して用いても良い。上記電解質において、I2と、LiIやピリジニウムヨーダイド、イミダゾリウムヨーダイドなど4級アンモニウム化合物のヨウ素塩とのを組合物の電解質が、特に好ましい。
上記電解質溶液の電解質濃度は0.1M以上15M以下であり、さらに好ましくは0.2M〜10Mである。また、ヨウ素を添加した電解質溶液におけるヨウ素の濃度は0.05M〜5.0Mである。
電解質溶液の溶剤としては、半導体層に担持した色素が溶解しない有機溶剤で、電気化学的に安定で、電気化学的反応によるガスの発生などがないものが好ましい。溶剤の例として、アセトニトリル、メトキシプロピオニトリル、メトキシアセトニトリル、炭酸プロピレン、炭酸エチレンおよびメチルピロリドン、エチルアセテートまたはテトラヒドロフラン、水、アルコール及び、これらの混合物などを挙げられるが、これらに限定されるものではない。
また、電解質溶液の溶剤もしくは電解質として、溶融塩を使用することもできる。溶融塩の電解質としては、例えばピリジニウム塩、イミダゾリウム塩、トリアゾリウム塩などのヨウ素塩の溶融塩電解質が挙げられる。溶融塩の電解質は、揮発性がないという点で耐久性の両立という観点から好ましい。
本実施の形態では、電解質をゲル化させて使用することもできる。ゲル化の手法として、ポリマー添加、オイルゲル化剤添加、多官能モノマー類を含む重合、架橋反応等の手法によりポリマー添加する方法、ナノ微粒子を添加する方法などがある。架橋反応などによりゲル化させる場合は、ポリアクリロニトリル、ポリフッ化ビニリデンを使用することができる。オイルゲル化剤添加によりゲル化させる場合は、分子構造中にアミド構造を有する化合物が好ましい。
ゲル電解質を多官能モノマー類の重合によって形成する場合、多官能モノマー類、重合開始剤、電解質、溶媒からなる溶液から、色素を担持した半導体層上にゾル状の電解質層を形成し、その後ラジカル重合することによってゲル化させる方法が好ましい。
本実施の形態では、電解質の替わりに有機または無機あるいはこの両者を組み合わせた電荷輸送材料を使用することができる。
第1の電荷輸送材料として有機正孔(ホール)輸送材料が用いられる。例えば、有機正孔輸送材料としては、トリフェニルアミン、ジフェニルアミン、フェニレンジアミンなどの芳香族アミン化合物、ナフタレン、アントラセン、ビレンなどの縮合多環炭化水素、アゾベンゼンなどのアゾ化合物、スチルベンなどの芳香環をエチレン結合やアセチレン結合で連結した構造を有する化合物、アミノ基で置換されたヘテロ芳香環化合物,ポルフィリン類、フタロシアン類、オクチルチオフェン、ジヘキシルオクチルチオフェン、ヘキサドデシルドデシチオフェン等のオリゴチオフェン化合物、ポリピロール、ポリアセチレンおよびその誘導体、ポリ(p-フェニレン) およびその誘導体、ポリ( p-フェニレンビニレン) およびその誘導体、ポリチエニレンビニレンおよびその誘導体、ポリチオフェンおよびその誘導体、ポリアニリンおよびその誘導体、ポリトルイジンおよびその誘導体等の導電性高分子が挙げられる。
また、有機正孔(ホール)輸送材料には、ドーパントレベルをコントロールするためにトリス(4-ブロモフェニル)アミニウムヘキサクロロアンチモネートのようなカチオンラジカルを含有する化合物を添加したり、酸化物半導体表面のポテンシャル制御(空間電荷層の補償)を行うためにLi[(CFSO)N]のような塩を添加しても構わない。
第2の電荷輸送材料として電子輸送材料が用いられる。電子輸送材料としては、例えば、キノン類、テトラシアノキノジメタン類、ジシアノキノンジイミン類、テトラシアノエチレン、ビオローゲン類、ジチオール金属錯体などが挙げられる。
第3の電荷輸送材料として、無機材料であるCuI、AgI、TiI、および金属ヨウ化物であるCuBr、CuSCNなどが用いられる。
本実施の形態における透明基板1の材料としては、ガラスあるいはプラスチックフィルムが用いられる。プラスチックフィルムとしては、例えばポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンサルファイド、ポリエーテルスルホン、ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、トリアセチルセルロースなどが挙げられる。これらは材料は、絶縁性と透光性のある材料であれば何ら制限されるものではない。さらには、太陽電池を使用する環境、寿命の観点から、耐光性、耐熱性を有する材料が好ましい。
次に、本実施の形態の色素増感型太陽電池10の製造方法について述べる。
まず、電極保持体6の第1の表面に、長手方向に対する垂直な断面が鋸歯状である突条60を複数個、並んで形成する。次に、突条60の表面に、導電体層2と半導体層3とを順に積層して形成する。次に、上記半導体層3に色素を担持させる。次に、突条60の第1の表面61にある色素を担持した半導体層3の表面に対向電極5を設ける。次に、突条60に導電体層2と色素を担持した半導体層3と対向電極5とを備えた電極保持体6に、これらを囲む枠部材7を接着して設け、セル本体を形成する。次に、セル本体の開口部を透明基板1で蓋をする。次に、枠部材7に設けた孔部から、透明基板1と電極保持体6との隙間に、電解質を注入し、電解質層4を形成する。そして、上記枠部材7の孔部を熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂で封止して、色素増感型太陽電池10を製造する。
また、枠部材7を熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂または光硬化性樹脂とし、枠部材7の形成と透明基板1のセル本体への接着とを同時にしても良い。
また、形成されたセル本体の開口部に電解質を注入した後に、透明基板1で蓋をして、色素増感型太陽電池10を完成させても良い。
また、本実施の形態における電極保持体6に突条60を形成する方法は、用いられる材料に応じて適宜選ばれるが、精密研削などの機械加工、レーザー加工、ウェットエッチング、フォトリソグラフィーでパターン加工してエッチングする方法、反応性イオンエッチング、ウォータジェットによるガラスの流体研磨の方法などが挙げられる。レーザー波長に大きな吸収を有する液体層を加工対象物に接触させた状態で、電極保持体6の背面方向からナノ秒紫外レーザーを照射し、液体層と、電極保持体6の第1の表面との界面でアブレーションを起こして微細表面加工を行うレーザー誘起背面湿式エッチング法などは、高精度な微細加工技術として有効である。また、電子ビーム露光などによりレジストパターンを作製し、それをめっき(電鋳)で金型として転写し、最後に熱間プレスで希望の材料に転写成形する方法も有効である。
また、導電体層2の形成方法としては、真空蒸着法、反応性蒸着法、イオンビームアシスト蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、プラズマCVD法、または、ゾル−ゲル法などの成膜方法が挙げられる。
また、半導体層3の形成方法としては、半導体微粒子を含有する塗布可能な組成物を、ローラ法、ディップ法、エアーナイフ法、ブレード法、ワイヤーバー法、スライドホッパ法、エクストルージョン法、カーテン法、スピン法、スプレー法やスクリーン印刷などで、導電体層2上に塗布する方法が挙げられる。
また、半導体層3は、光が当たる面が平坦ではなく、微細な凸凹構造であり、光が当たる面の表面積が大きくなるようにすることにより、担持される色素が多くなり、光の吸収量が増加する。このような半導体層3の構造は、例えば、粒径が5〜500nmの半導体微粒子を積層し結合して得ることができる。
また、半導体層3への担持は、使用する色素により水系溶媒、有機系溶媒を任意に選択された溶媒に色素を溶解した色素溶液を用意した後、その色素溶液に電極保持体6に設けられた半導体層3を浸漬する。色素が吸着するのに十分な時間経過した後に、半導体層3を色素溶液より引き上げ、洗浄、乾燥することによって行う。
必要に応じて半導体層3を色素溶液に浸漬する際に、色素溶液を加熱しても良く、色素溶液を酸性または塩基性にしても良い。
本実施の形態の色素増感型太陽電池は、少なくとも半導体層が、電極保持体の長手方向に対する垂直な断面が鋸歯状である突条部の第2の表面に設けられており、半導体層の受光面積が大きく、発電効率が大きい。それと、半導体層に接して低抵抗の電極が設けられているので、電気を集電する電極の抵抗が小さく、大きな発電電流を取り出せるとの効果がある。
実施の形態2.
図5は、実施の形態2の色素増感型太陽電池における電極保持体の突条を示す断面模式図である。本実施の形態における電極保持体6の突条60は、各突条60の谷部を結ぶ線と、突条60の第1の面61とのなす角度θ1が30°以上、90°未満であり、突条60の谷部を結ぶ線と、突条60の第2の面62とのなす角度θ2が30°以上、70°以下である以外、実施の形態1の色素増感型太陽電池と同様である。
本実施の形態の色素増感型太陽電池は、各突条60の谷部を結ぶ線と、突条60の第1の面61とのなす角度θ1が30°以上、70°以下であるので、面積の大きな対向電極を設けることができ、太陽電池の内部抵抗が小さく、取り出せる発電電流がさらに大きくできるという効果がある。
実施の形態3.
図6は、実施の形態3の色素増感型太陽電池における電極保持体の突条を示す断面模式図である。本実施の形態における電極保持体6の突条60は、各突条60の谷部を結ぶ線と、突条60の第1の面61とのなす角度θ1が鈍角の90°より大きく、150°以下である以外実施の形態1の色素増感型太陽電池と同様である。
本実施の形態の色素増感型太陽電池は、各突条60の谷部を結ぶ線と、突条60の第1の面61とのなす角度θ1が90°より大きく、150°以下の鈍角であるので、半導体層3の受光面積がさらに大きくなり、単位セルあたりの発電量がさらに大きくなるとの効果がある。
本発明の効果を実施例を示して、さらに詳細に説明する。
実施例1.
電極保持体6として用いた100mm角で厚さが2mmの無アルカリガラスの基板の一方の平板面を、砥石を用いた精密研削加工により、θ1が90°、θ2が30°dが100μmの突条60を複数個形成する。
次に、電極保持体6の突条60が設けられた第1の表面に、スパッタ蒸着法により、厚さ100nmのクロム層と厚さ1μmのニッケル層とを順番に形成し、導電体層2とする。
次に、平均粒径21nmの酸化チタン粉末{P−25:日本アエロジル(株)社}に、アセチルアセトンと純水と界面活性剤{TritonX−100:和光純薬(株)}を加え混練してペーストを作製する。このペーストを、電極保持体6の導電体層2を設けた上記第1の表面に、一辺80mmの正方形に塗布し、乾燥後、500℃において30分間焼成し、膜厚が略15μmの多孔質酸化チタンの半導体層3とする。
次に、電極保持体6の第1の表面に設けられた半導体層3の部分を、温度が50℃であり、濃度が0.5×10−3mol/Lのルテニウム色素のエタノール溶液に24時間浸漬して、半導体層3に色素を吸着して担持する。
次に、スパッタ装置の真空チャンバー内に、電極保持体6を、電極保持体6の第1の表面が白金ターゲットの法線に対して斜め方向(20°)になるように設置する。そして、高周波スパッタ法により、アルゴンガス雰囲気下で、白金(Pt)を斜め蒸着し、厚さ100nmの白金の対向電極5を突条60の第1の面61に形成する。
次に、射出成形で形成した無アルカリガラス(PPS)の枠部材7を、上記
第1の表面に、導電体層2と色素を担持した半導体層3と対向電極5とを設けた電極保持体6に接着し、セル本体を形成する。枠部材7の端部には、電解質を注入する孔が設けられている。
次に、枠部材7に、ポリメチルメタアクリレートのフィルム(100mm角)を接着し、透明基板1とする。枠部材7の透明基板1との接着部には溝が設けられており、導電体層2から外部に電気的につながるリード電極、および各対向電極5に接続され、外部に電気的につながるリード電極を、上記溝から取り出す。そして、上記透明基板1の接着時に、上記溝をリード電極とともに封止する。
次に、電解質溶液として、1MのLiIと、0.05MのI2と、0.5Mの4−tert−ブチルピリジンと、0.5Mの1−プロピル−2,3−ジメチルイミダゾリウムヨウ素とを含有するアセトニトリル溶液を調整する。
次に、透明基板1を接着したセル本体に、上記枠部材7の孔から上記電解質溶液を注入し、電解質層4を形成する。そして、上記枠部材7の孔を、樹脂で封止して、色素増感型太陽電池を完成する。
得られた色素増感型太陽電池に、透明基板1側から、ソーラーシュミレーター{YSS−50A:山下電装(株)社}でエアマス1.5、光強度100mW/cmの疑似太陽光を照射し、太陽電池の特性を測定した。得られた特性値である、開放電圧、短絡電流、変換効率を、表1に示す。
実施例2.
本実施例では、電極保持体6として、100mm角、厚さ1mmのポリカーボネートのプラスチック基板を用いる。電子ビーム露光を使ってレジストパターンを作り、そのパターンをめっきで金型として転写し型板を形成し、この型板を、上記プラスチック基板に、熱間プレスで転写成形し、電極保持体6の第1の表面に、θ1が90°、θ2が30°、dが100μmの突条60を形成する。
また、半導体層3として、常温乾燥タイプの酸化チタンペースト{SP−200:昭和タイタニウム(株)社}を用い、スプレー塗工により塗布し、120℃で30分間乾燥して、膜厚が略12μmの酸化チタン層を形成する。
上記、電極保持体6と上記半導体層3とを用いた以外、実施例1と同様にして、色素増感型太陽電池を得る。
得られた色素増感型太陽電池について、実施例1と同様にして、太陽電池の特性を測定し、得られた特性値である、開放電圧、短絡電流、変換効率を、表1に示す。
実施例3.
電極保持体6の第1の表面に設けた突条60の形状が、θ1が60°、θ2が60°、dが100μmである以外、実施例1と同様にして、色素増感型太陽電池を得る。
得られた色素増感型太陽電池について、実施例1と同様にして、太陽電池の特性を測定し、得られた特性値である、開放電圧、短絡電流、変換効率を、表1に示す。
実施例4.
電極保持体6の第1の表面に設けた突条60の形状が、θ1が120°、θ2が30°、dが100μmである以外、実施例1と同様にして、色素増感型太陽電池を得る。
得られた色素増感型太陽電池について、実施例1と同様にして、太陽電池の特性を測定し、得られた特性値である、開放電圧、短絡電流、変換効率を、表1に示す。
比較例1.
図7は比較例1の色素増感型太陽電池を示す断面模式図である。
図7に示すように、本比較例の色素増感型太陽電池20は、色素を担持した半導体層23が設けられた第1の透明導電性基板21と、枠部材27を介して上記第1の透明基板21に対向して設けられ、且つ表面に触媒層25を形成した第2の透明導電性基板26と、第1の透明導電性基板21と枠部材27と第2の透明導電性基板26とで形成される空間に充填された電解質層24とで構成される。第1の透明導電性基板21と第2の透明導電性基板26の各導電部はセルの外部に導出するリード電極(図示せず)が接続され、電気出力が取り出される。
次に、本比較例の色素増感型太陽電池の製造方法を説明する。
まず、100mm角の第1の透明導電性基板21{FドープSnO導電ガラス:旭硝子(株)社}の導電性を有する表面に、実施例1に用いた酸化チタンペーストを、一辺が80mmの正方形に塗布し、乾燥後、500℃において30分間焼成し、膜厚が略15μmの多孔質酸化チタンの半導体層23を形成する。次に、実施例1と同様にして、半導体層23に色素を担持する。
次に、100mm角の第2の透明導電性基板26{FドープSnO導電ガラス:旭硝子(株)社}の導電性を有する表面に、スパッタ蒸着により、厚さ100nmの白金膜の対向電極25を形成する。
次に、PPSの枠部材27に、接着剤を用いて、上記半導体層23を設けた第1の透明導電性基板21と、上記触媒層25を設けた第2の透明導電性基板26とを、接着する。この時、上記半導体層23と上記触媒層25とが対面するようにする。
次に、上記枠部材27に設けた孔から、実施例1に用いたのと同様な電解質溶液を注入して、電解質層24を形成し、上記孔は、光硬化性樹脂で封止して、色素増感型太陽電池20を製造する。
得られた色素増感型太陽電池について、第1の透明導電性基板21上から実施例1と同様にして光を照射し、実施例1と同様にして太陽電池の特性を測定した。得られた特性値である、開放電圧、短絡電流、変換効率を、表1に示す。
表1から明らかなように、実施例1〜4に示す色素増感型太陽電池は、比較例1の平板の透明導電性基板に形成した色素増感型太陽電池に比べ、短絡電流が非常に大きく、変換効率も非常に高く、高効率で、高出力の色素増感型太陽電池である。
Figure 2006179189







実施の形態1における色素増感型太陽電池の構造を示す断面模式図である。 実施の形態1の色素増感型太陽電池における電極保持体の構造を示す斜視模式図である。 実施の形態1の色素増感型太陽電池における電極保持体の突条の形状を示す断面模式図である。 実施の形態1の色素増感型太陽電池における電極保持体の突条の他の形状を示す断面模式図である。 実施の形態2の色素増感型太陽電池における電極保持体の突条を示す断面模式図である。 実施の形態3の色素増感型太陽電池における電極保持体の突条を示す断面模式図である。 比較例1の色素増感型太陽電池を示す断面模式図である。
符号の説明
1 透明基板、2 導電体層、3 半導体層、4 電解質層、5 対向電極、6 電極保持体、7 枠部材、10 色素増感型太陽電池、60 突条、61 突条の第1の面、62 突条の第2の面。



Claims (4)

  1. 電極保持体と、この電極保持体の第1の表面に設けられた長手方向に対する垂直な断面が鋸歯状である複数の突条と、この突条を含む上記電極保持体の第1の表面に設けられた導電体層と、この導電体層の表面に設けられた色素を担持した半導体層と、上記突条部の半導体層の面に設けられた対向電極と、上記電極保持体を囲む枠部材と、この枠部材に接合され、且つ上記電極保持体の第1の表面と対向する透明基板と、この透明基板と上記電極保持体との空隙に充填された電解質層とを備えた色素増感型太陽電池。
  2. 電極保持体の第1の表面に設けられた各突条の谷部を結ぶ線と突条の第1の面とのなす角度θ1が70<θ1≦90°であり、上記突条の谷部を結ぶ線と突条の第2の面とのなす角度θ2が10°≦θ2≦80°であることを特徴とする請求項1に記載の色素増感型太陽電池。
  3. 電極保持体の第1の表面に設けられた各突条の谷部を結ぶ線と突条の第1の面とのなす角度θ1が30°≦θ1≦70°であり、上記突条の谷部を結ぶ線と突条の第2の面とのなす角度θ2が30°≦θ2≦70°であることを特徴とする請求項1に記載の色素増感型太陽電池。
  4. 電極保持体の第1の表面に設けられた各突条の谷部を結ぶ線と突条の第1の面とのなす角度θ1が90°<θ1≦150°であることを特徴とする請求項1に記載の色素増感型太陽電池。


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JP2011096367A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Furukawa Electric Co Ltd:The ガラス基板、太陽電池、有機el素子及びガラス基板の製造方法

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