JP2006171346A - レンズ駆動装置、及び該装置を備える撮像装置 - Google Patents

レンズ駆動装置、及び該装置を備える撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 外形寸法における半径を小さくして小型化することができるレンズ駆動装置、及び該装置を備える撮像装置を提供する。
【解決手段】 撮像装置100は、レンズ7と、少なくともその一部が磁性材料から成る円筒形状を有するレンズ鏡筒6と、レンズ鏡筒6を内嵌するアクチュエータ10とを備える。アクチュエータ10は、回転可能に構成されたマグネット1と、コイル2と、軟磁性材料から成るステータ4と、軟磁性材料から成るカムリング5とを備え、コイル2、ステータ4、及びカムリング5は、マグネット1を回転駆動するための磁気回路を構成する。レンズ鏡筒6及びアクチュエータ10は、レンズ鏡筒6を磁気的に光軸方向に駆動するレンズ駆動装置を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レンズ駆動装置、及び該装置を備える撮像装置に関し、特に、レンズを保持するレンズ支持体を磁気的にレンズの光軸の方向に駆動するレンズ駆動装置、及び該装置を備える撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラなどの撮像装置は、円筒形状を有するレンズ保持体としてのレンズ鏡筒を備え、該レンズ鏡筒には、ズーム駆動機構やオートフォーカス機構などの駆動メカが設けられている。レンズ鏡筒や駆動メカでは、レンズ鏡筒の光軸方向における短軸化、即ち薄型化や、小型化が求められている。
従来の撮像装置のレンズ駆動装置としては、撮像装置のレンズ鏡筒内でレンズに並列して配置された中実の円筒形状を有する小型のステップモータがリードネジ部などを介してレンズを駆動する第1のレンズ駆動装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このステップモータは、撮像装置の絞り羽根、シャッタ、及びレンズなどを駆動するために用いることができる。
また、ドーナツ形状を有するリニアステップモータにより、その中空部に配置された撮影レンズを駆動する第2のレンズ駆動装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。このリニアステップモータは、軟磁性材から成る固定子(ステータ)と、中空の軟磁性材から成る固定子(マグネット)と、当該マグネットの外側に巻回された複数のコイル巻線とを備える。複数のコイル巻線は、その中心軸が、撮影レンズを保持する保持枠(レンズ鏡筒)の光軸中心に向かう方向、即ち光軸と垂直な方向に配置されている。
さらには、レンズ鏡筒を2箇所の位置にのみ移動可能に構成した第3のレンズ駆動装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。なお、第3のレンズ駆動装置は、例えば3箇所の位置にレンズ鏡筒を移動可能に構成することもできる(例えば、特許文献4参照)。
図7は、従来の第3のレンズ駆動装置を備える撮像装置の構成の一部を概略的に示す断面図であり、図8は、図7のレンズ駆動装置の構成を詳細に示す分解斜視図である。
図7に示すように、従来の第3のレンズ駆動装置300は、外周面が周方向に分割して交互に異なる磁極に着磁された着磁部301aから構成された回転可能な円筒形状のマグネット301と、該マグネット301に対して光軸方向に配置されたコイル302と、該コイル302により励磁される軟磁性材料から成る中空円筒形状のステータ304と、該ステータ304の中空部を光路とするレンズ308を保持するレンズホルダー(レンズ鏡筒)307と、レンズ鏡筒307の外側に配置されたメスヘリコイド306とを備える。
ステータ304は、歯形状に形成された少なくとも1つの外側磁極部304aと、歯形状に形成された少なくとも1つの略中空円筒形状の内側磁極部304bとを備える。外側磁極部304a及び内側磁極部304bは、互いにマグネット301の着磁部301aを介して対向し、これらは、マグネット301とコイル302の間の磁束が外部へ漏洩するのを抑制するヨークとして機能する。
メスヘリコイド306は、レンズ鏡筒307に設けられたオスヘリコイド部と係合しており、これらは、マグネット301の回転に伴ってレンズ鏡筒307を光軸方向に向かって繰出すレンズ繰出手段として機能する。なお、メスヘリコイド306及びオスヘリコイド部(以下、単に「ヘリコイド」という)は、レンズ鏡筒307の外側において光軸方向における後方に、即ちマグネット301側に配置してもよい。
レンズ駆動装置300の外形寸法における半径は、光軸を基準にして、該レンズ駆動装置の可動子を構成するレンズ308、レンズ鏡筒307、並びに上記オスヘリコイド部の深さを規定する空間の3層と、これに加えて、該レンズ駆動装置の固定子を構成するヨークとして機能するステータ304の内側磁極部304b、即ち内側ヨーク、マグネット301と内側ヨークの間の空間、マグネット301、マグネット301と外側磁極部304a、即ち外側ヨークの間の空間、及び外側ヨークの5層との合計8層と、上記レンズ駆動装置300の固定子と可動子の間、即ち内側ヨークとレンズ鏡筒307の間に、レンズ鏡筒307が光軸方向に移動するのに必要な空間の1層とで規定される。
上述したように、レンズ駆動装置300では、コイル302とマグネット301が光軸方向に配置されているので、これらが地板上における範囲の大部分を占有することがなく、上記第1及び第2のレンズ駆動装置よりもコンパクトに構成されている。
特開平11−190815号公報 実開昭56−172827号公報 特開2004−048873号公報 特開2002−051524号公報
しかしながら、上記第1のレンズ駆動装置では、ステップモータが中実の円筒形状を有すると共にレンズ鏡筒内でレンズと並列に配置されるので、レンズ鏡筒の外形寸法における直径は、レンズ鏡筒の直径とステップモータの直径の和となり、レンズ鏡筒の直径が大きくなる。
また、上記第2のレンズ駆動装置では、モータがドーナツ形状を有すると共に、マグネットの外側にコイルが巻回されているので、レンズ駆動装置の外形寸法における半径は、レンズ鏡筒の半径、並びにコイル、マグネット、及びステータの厚み寸法で規定され、レンズ鏡筒の半径を小さくすることができない。また、コイルの中心軸がレンズ鏡筒の光軸と垂直であるので、コイルの形状が複雑化したり、その組立てが複雑化したり、部品点数が増えたりすることにより、撮像装置をコンパクトに(小型化)することができないだけでなく、コイルの個数が増大してコストが高騰化する。
上記第3のレンズ駆動装置300は、第1及び第2のレンズ駆動装置よりもコンパクト化することができるが、上述したように8層から構成されているので、外形寸法における半径を十分に小さくすることが困難である。また、ヘリコイドをレンズ鏡筒307の光軸方向に配置すると、レンズ駆動装置300の外形寸法における厚さ、即ち光軸方向における長さが増大して、短軸化を達成することができず、一方、短軸化のために、ヘリコイドをレンズ鏡筒307の半径方向に配置すると外形寸法における半径を十分に小さくすることができない。
すなわち、上記第1乃至第3のレンズ駆動装置は、その半径方向における外側から以下の順で配置された、外側ヨーク、マグネット及びコイル、並びに内側ヨークから成る固定子と、レンズ鏡筒を駆動するための空間と、オスヘリコイド部などのレンズ繰出手段の一部及びレンズ鏡筒から成る可動子とから構成されている。具体的には、マグネット及びコイルに対するヨークとして機能する外側ヨーク及び内側ヨークをレンズ駆動装置の固定子側に設置する必要がある。この結果、外側ヨーク及び内側ヨークの厚さの分だけ、レンズ駆動装置の外形寸法における半径を小さくして小型化することができない。
本発明の目的は、内側ヨークを可動子側に設置することにより、外形寸法における半径を小さくして小型化することができるレンズ駆動装置、及び該装置を備える撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のレンズ駆動装置は、所定の光軸を有するレンズを保持する円筒形状のレンズ支持体と、当該レンズ支持体を内嵌すると共に磁気的に前記光軸の方向に駆動するアクチュエータとを備えるレンズ駆動装置において、前記レンズ支持体は少なくともその一部が磁性材料から成ることを特徴とする。
また、請求項11記載の撮像装置は、上記レンズ駆動装置と、前記レンズ支持体によって支持されたレンズと、当該レンズを介して入射した光を撮像する撮像手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、レンズ支持体が少なくともその一部が磁性材料から成るので、レンズ支持体が内側ヨークとして機能して、内側ヨークを固定子側に設置する必要をなくすことができ、もって外形寸法における半径を小さくして小型化することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るレンズ駆動装置を備える撮像装置の一部の構成を概略的に示す断面図であり、図2は、図1の撮像装置の構成を詳細に示す分解斜視図である。
図1及び図2において、本実施の形態に係るレンズ駆動装置を備える撮像装置100は、被写体からの光が入射する所定の光軸を有するレンズ7と、少なくともその一部が磁性材料から成る円筒形状を有するレンズ鏡筒6と、レンズ鏡筒6を内嵌すると共に当該レンズ鏡筒6を磁気的に光軸方向に駆動するアクチュエータ10と、アクチュエータ10を固定するための地板9と、レンズ7を透過した光を電子的に記録するセンサ8とを備える。センサ8は、例えばCCD(charge coupled device)又はC−MOS(Complementary-Metal Oxide Semiconductor)から成り、ビス又は紫外線硬化樹脂などを介して地板9に固定される。
レンズ鏡筒6及びアクチュエータ10は、略円筒形状のレンズ駆動装置を構成し、それぞれ被写体からの光が入射するための開口部を有する略円筒形状の中空部が形成されており、レンズ鏡筒6は、その内周面に内嵌されたレンズ7を保持するレンズ保持体として機能する。また、レンズ鏡筒6、レンズ7、センサ8、地板9、及びアクチュエータ10は、互いに共通する光軸(以下、「z軸」という)が中心軸となるように配列されている。
地板9には、略円筒形状の中空部が設けられており、また、その内径がレンズ鏡筒6の外径とほぼ等しく、z軸方向において被写体側、即ち前面に設けられた円周状に形成された溝9bと、内周面において円周方向に等間隔、即ち120度ごとに、例えば3箇所設けられたキー溝9cとが形成されている。
溝9bは、後述するマグネット1の回転軸と同心状に設けられており、マグネット1と後述する外側磁極歯4aの間の距離が一定となるように構成されている。キー溝9cは、z軸と平行な方向に延伸する柱状に形成されており、その前面には、レンズ鏡筒6が後述するマクロ位置において当接するマクロ端突き当て面9c’が設けられており、その背面には、レンズ鏡筒6が後述する標準位置において当接する標準端突き当て面9c” が設けられている。なお、キー溝9cは、1箇所以上設ければよいが、3箇所設けることにより、レンズ鏡筒6がセンサ8と平行となるように支持することを確実に行うことができる。
以下、アクチュエータ10の構成を具体的に説明する。
アクチュエータ10は、着磁可能なプラスチックマグネットから成り且つ回転可能に構成されたマグネット1と、絶縁材料から成るボビン3と、ボビン3に巻回されたコイル2と、磁性材料の1つである軟磁性材料、例えばJISで規格化されたSUYなどの電磁軟鉄から成るステータ4及びカムリング5とを備える。コイル2、ステータ4、及びカムリング5は、マグネット1を回転駆動するための磁気回路を構成する。SUYは、磁気抵抗が少ないなど一般的に良好な特性を示す軟磁性材料であり、ヨークとして用いるのに好適である。なお、磁性材料としては、真鍮やアルミニウムなどの非磁性材料でなければ、磁石などの強磁性材料であってもよい。
マグネット1は、円筒形状を有し、図1及び図2における線III−IIIに沿う断面図である図3に示すように、円周方向にn分割、例えば12分割された着磁部1aと、内周表面において内径方向に向かって突出するように設けられた3本の柱状の駆動ピン1bとから構成されており、z軸を中心として円周方向に回転するロータ(回転子)として機能する。なお、着磁部1aの個数は、後述するマグネット1の着磁極数nを示す。互いに隣接する一対の着磁部1aは、マグネット1の外側表面が互いに異なる磁極となるように着磁されており(ラジアル方向着磁)、3本の駆動ピン1bは、着磁部1aの内周面上において円周方向に等間隔に、即ち120度ごとに配設されている。
マグネット1を構成するプラスチックは、例えば、Nb−Fe−B系の希土類元素を含む磁性粉と、ポリアミド樹脂などの熱可塑性樹脂から成るバインダー材との混合物から成る。バインダー材としてポリアミド樹脂を使用した場合には、その曲げ強度は800kg/cm2以上である。これにより、十分な曲げ強度を確保することができる。
マグネット1は、射出成形により着磁部1aと駆動ピン1bを一体的に形成することにより製造される。射出成形により、着磁部1aの厚さを容易に小さくすることができると共に、マグネット1の表面に樹脂から成る薄い皮膜を形成してマグネット1の表面を保護することができる。
マグネット1によれば、着磁部1aが薄肉の円筒状に成形されているので、後述する外側ヨークと内側ヨークの間の距離を短くすることができ、その結果、上記磁気回路は、外側ヨークと内側ヨークの間における磁気抵抗を小さくすることができる。この磁気回路は、磁気抵抗が小さいので、コイル2へ通電することによって発生する起磁力が小さい場合であっても多くの磁束を発生することができ、アクチュエータ10の性能を向上させることができる。
ボビン3は、コイル2を巻回するための糸巻形状部3aと、糸巻形状部3aと同心状に配置された軸受部3bとを備える。軸受部3bには、駆動ピン1bが貫通するための切欠部が3箇所設けられている。糸巻形状部3aの外径はステータ4の後述する外側磁極歯4aの内径にほぼ等しく、軸受部3bの外径は着磁部1aの内径にほぼ等しい。軸受部3bは、マグネット1を回転可能に支持すべく、マグネット1をz軸方向及び円周方向に向かって支持する軸受として機能する。
コイル2は、外径がマグネット1の外径にほぼ等しい円筒形状を有し、マグネット1と同心上に、即ちz軸と平行な方向において平行に配置され、電力を磁力に変換する(電磁変換手段)。上記磁気回路は、コイル2に通電することによって発生した起磁力によってマグネット1を回転させ、この回転によって発生した回転力によりレンズ鏡筒6をz軸の方向に移動させる(レンズ駆動手段)。
ステータ4は、その先端部がz軸と平行な方向に延出する櫛歯形状を有する複数の、例えば6個の外側磁極歯4aと、カムリング5の後述する円筒部5aが摺動する磁極連接部4bとを備え、ステータ4の外側磁極歯4aの内周面には、コイル2が巻回されたボビン3が接着などにより固定される。また、ステータ4は、コイル2への通電により発生した磁力により励磁される。また、ステータ4は、その内径及び外径が溝9bの内径及び外径とほぼ等しく、溝9bに確実に嵌合するように構成されている。溝9bに確実に嵌合するので、ステータ4の外側磁極歯4aが曲がることを防止することができる。
外側磁極歯4aは、円周方向に720/n度の整数倍の角度となるように互いに等間隔に設けられており、コイル2の外側に配置される。なお、外側磁極歯4aの個数は、マグネット1の着磁極数n、即ち12の半分以下となるように設定されている。外側磁極歯4aは、z軸と平行な方向に延出しているので、レンズ駆動装置の外形寸法における半径を小さくすることができる。
磁極連接部4bは、表面が滑らかに仕上げられた摺動面を有する円筒形状を有し、この摺動面は、カムリング5に常に当接するようなz軸方向における寸法、即ち長さを有する。この磁極連接部4bの長さは、ステータ4の外側磁極歯4a又はカムリング5の厚さの平均値よりも大きく、これにより、外側磁極歯4aとカムリング5が連接して、外側磁極部4aに発生した磁力をカムリング5に伝達するのに十分な表面積を確保することができる。すなわち、外側磁極部4aとカムリング5は、円筒部5aを介して互いに連接することにより、マグネット1及びコイル2に対するヨークとして機能して、磁気回路における磁気抵抗を少なくしてアクチュエータ10による磁束の伝達効率を向上させることができる。
なお、磁極連接部4bは、上記磁気回路の一部を構成しているので、カムリング5との吸着などが問題になる場合がある。そのような場合には、磁極連接部4bとカムリング5の円筒部5aの間に薄くて且つ摺動性が良好なシート材、例えばテフロン(登録商標)シートを嵌挿することが好ましい。該シート材の厚さは、数十ミクロン程度であることがより好ましい。
カムリング5は、コイル2の内側に配置される中空円筒形状の円筒部5aと、円周方向に等間隔に、即ち120度ごとに配置された3本のカム溝5bとを備え、引き抜き加工などにより製造される。
また、カムリング5は、レンズ鏡筒6と一体的にz軸方向に所定量だけ進退しても、カムリング5の外周面がマグネット1の内周面と常に対面するのに十分なz軸方向における寸法を有しており、レンズ鏡筒6に所定の位相で固定される。
カム溝5bは、3本の駆動ピン1bが係合するように構成されており、マグネット1の回転量に応じてレンズ鏡筒6がz軸方向に円滑に進退するようなカム形状の斜面を有し、マグネット1の回転の方向をz軸の方向に変換するアクチュエータ10の一部を構成する。
円筒部5aは、ステータ4の磁極連接部4bが滑らかに摺動するように表面仕上げが施されており、磁極連接部4bとガタが少なくなるように嵌合する。これにより、共に軟磁性材料から成るステータ4とカムリング5が磁気的に連接し、カムリング5は、コイル2への通電によって励磁されたステータ4の外側磁極歯4aの磁力が伝達されて励磁される。その結果、上記磁気回路は磁気抵抗を少なくすることができる。
外側磁極歯4a及びカムリング5は、図1に示すように、マグネット1の着磁部1aの外周面及び内周面に所定の間隔だけ離間された状態で対面するように着磁部1aを挟持する。これにより、コイル2により外側磁極歯4a及びカムリング5に発生した磁束が着磁部1aを横切ってマグネット1に効果的に作用するので、アクチュエータ10の出力を高めることができる。
レンズ鏡筒6は、外周面においてカムリング5と嵌合する段差部を有し、この段差部を介してレンズ鏡筒6とカムリング5は一体的に組立てられる。その外周面上には、地板9に対しz軸方向にのみ移動可能にキー溝9cと嵌合する3個の回転止めキー6aが設けられている。なお、回転止めキー6aの個数は、地板9のキー溝9cと同数である。
回転止めキー6aは、z軸方向に延伸する柱形状を有しており、その前面にはマクロ端突き当て面9c’と当接可能なマクロ側突き当て部6a’が設けられており、背面には標準端突き当て面9c” と当接可能な標準端突き当て部6a” が設けられている。したがって、レンズ鏡筒6は、マクロ側突き当て部6a’及び標準端突き当て部6a”を有する回転止めキー6aにより、その回転が抑制されるように構成されている。また、レンズ鏡筒6は、マグネット1の駆動ピン1bが回転駆動されるとカムリング5のカム溝5bの斜面を介してz軸方向にのみ進退するように構成されている。
図1におけるアクチュエータ10によれば、マグネット1が射出成形により形成されたプラスチックマグネット材料から成るので、円筒形状のマグネット1の厚さを非常に小さくすることができる。その結果、ステータ4の外側磁極歯4a(外側ヨーク)とカムリング5(内側ヨーク)の間の距離を非常に短くでき、上記磁気回路の磁気抵抗を小さく構成できる。これにより、磁気回路は、少ない電流で多くの磁束を発生させることができ、アクチュエータ10の出力向上及び低消費電力化、並びにコイル2の小型化を達成することができる。
また、本実施の形態に係る撮像装置100は、z軸から順に、アクチュエータ10によって駆動される可動子を構成するレンズ7、レンズ鏡筒6、及びカム溝5bの深さに等しい厚さのカムリング5(内側ヨーク)の3層と、マグネット1の着磁部1aとカムリング5の間の空間の1層と、アクチュエータ10の固定子を構成するマグネット1、マグネット1とステータ4の外側磁極歯4aの間の空間、及び外側磁極歯4aの3層との合計7層でレンズ駆動装置の内径寸法が規定される。これに対して、従来のレンズ鏡筒を外側から駆動する撮像装置、例えば図7及び図8の撮像装置では、z軸から順に、アクチュエータによって駆動される可動子を構成するレンズ、レンズ鏡筒、及びカム溝又はオスヘリコイド部の深さを規定する空間の3層と、アクチュエータの固定子を構成する内側ヨーク、マグネットと内側ヨークの間の空間、マグネット、マグネットとステータの間の空間、及びステータの5層との合計8層と、上記レンズ駆動装置300の固定子と可動子の間に必要な空間の1層とでレンズ駆動装置の内径寸法が規定される。すなわち、撮像装置100では、内側ヨークを可動子側に設けることにより、従来の撮像装置において可動子に設けられた内側ヨーク及びマグネットと内側ヨークの間の空間の設置を省略して、その代わりにマグネット1とカムリング5の間の空間が設けられている。これにより、レンズ鏡筒6の外周面上にアクチュエータ10を配置した従来の撮像装置よりもレンズ駆動装置の外形寸法における半径を小さくして小型化することができる。なお、撮像装置100では、コイル2の厚さやボビン3の厚さは、マグネット1の厚さに所定の必要な空間を加えた寸法よりも小さくされているので、コイル2及びボビン3はレンズ駆動装置の内径を規定するものではない。
また、撮像装置100によれば、レンズ鏡筒6の外側に、内側ヨークとして機能するカムリング5、マグネット1、コイル2、及び外側ヨークとして機能するステータ4が設けられているので、磁気回路が発生した磁束の伝達効率を低下させることなく、レンズ駆動装置の半径を小さくすることができる。
さらに、撮像装置100によれば、第1に、マグネット1を中空の円筒形状に形成し、その外周面をラジアル方向に着磁していること、第2に、マグネット1のz軸方向にコイル2を配置していること、第3に、コイル2への通電により励磁されるステータ4の外側磁極歯4aがマグネット1の外周面に対面していること、第4に、カムリング5を軟磁性材料の別部品で形成し、後にレンズ鏡筒6と一体的に組立てていること、第5に、カムリング5のカム溝5bがマグネット1の内周面に対面していること、第6に、ステータ4とカムリング5を磁極連接部4bの表面で摺動させて磁気的に結合していること、及び第7に、外側磁極歯4aがz軸方向に延出する櫛歯により構成されていることから、ステータ4、マグネット1、コイル2、及びカムリング5から成るアクチュエータ10の半径を小さくすることができると共に、アクチュエータ10の出力を向上させることができる。
また、磁気的に結合されたステータ4及びカムリング5によりマグネット1を挟持する構造になっているので、磁気回路において、コイル2への通電により発生する磁束は、外側のヨークとして機能する外側磁極歯4aと内側のヨークとして機能するカムリング5の間にあるマグネット1を横切って効率的に作用することになり、その結果、磁束の漏れを少なくすることができると共に、必要な部品間の間隔を短くすることができる。
また、外側磁極歯4aは、円筒形状を有するマグネット1のz軸と平行な方向に延出する歯形状で構成されているので、z軸に向かって突出するような半径方向への凹凸形状で構成する必要性をなくして、レンズ駆動装置の半径を小さくすることができる。
さらには、カムリング5は、軟磁性材料から成り、レンズ鏡筒6とは別体的に構成されているので、レンズ7を保持する部分とカム溝5bを含む部分を一体的に構成された複雑な形状の部品を製造する必要性をなくすことができ、レンズ鏡筒6の形状を単純化させることができる。その結果、成型コスト、及び成型時に使用する金型のコストを低減させることができる。
また、一体的に組立てたカムリング5とレンズ鏡筒6は、z軸方向に可動であるので、従来のレンズ駆動装置に設けられる内側磁極部の1部品分を省略して、レンズ駆動装置の半径を小さくすることができる。
以上のことから、レンズ鏡筒6の少なくとも一部、即ちカムリング5が軟磁性材料で構成され且つ該レンズ鏡筒6がz軸方向に移動可能に構成されているので、レンズ鏡筒6の駆動源であるアクチュエータ10の固定子側における内側ヨークの設置を省略することができ、もって、レンズ駆動装置の半径を小さくすることができる。
以下、撮像装置100の作動を図3及び図4を用いて説明する。
撮像装置100は、レンズ鏡筒6を2箇所の位置の間で駆動することにより、レンズ7の位置を切替えるための2位置切替機構を有する。レンズ7の位置を切替えることにより、例えばレンズ7のピント位置を変更することができる。レンズ7の位置としては、レンズ鏡筒6をz軸方向において被写体側に移動させることによりレンズ7のピントが近距離で合うマクロ位置(図3)と、レンズ鏡筒6をセンサ8側に移動させることによりレンズ7のピントが無限遠から中距離までの間で合う標準位置(図4)とがある。
撮像装置100において、コイル2への通電を遮断しているときは、図3に示したように、レンズ7はマクロ位置で保持されており、マグネット1は図3における角度θ1に対応する位置で保持されている。
図3に示す状態において、コイル2へ正通電を行うと、ステータ4は励磁されて外側磁極歯4aがS極になる。続いて、該S極の外側磁極歯4aに対面するS極の磁極部1aが反発力を受けると共に、S極の磁極部1bに隣接するN極の磁極部1aが吸引力を受け、これにより、マグネット1には通電トルクが発生し、マグネット1は、図3における反時計回りに、即ちθ軸正方向に回転する。
次いで、駆動ピン1bは、カム溝5bの斜面と当接した状態を維持しながらカム溝5bの斜面に沿って移動し、レンズ鏡筒6は、マグネット1の回転にともなってセンサ8側、即ちz軸における負の方向に移動する。その後、レンズ鏡筒6は、回転止めキー6aの突き当て部6a”がz軸における負の方向において対面しているキー溝9cの突き当て面9c”に当接するまで直進し、突き当て部6a”が突き当て面9c”に当接すると、レンズ鏡筒6は、回転止めキー6aにより回転方向への移動が規制されて、レンズ7の位置が図4に示すような標準位置に切り替わる。
図4は、図1におけるレンズ7が標準位置にあるときの状態を示すレンズ鏡筒6の断面図である。
なお、図4は、図3におけるレンズ7のマクロ位置に対応する位置にボビン3が円周方向に角度(θ2−θ1)だけ回転した状態であって、ボビン3は、レンズ7の標準位置に対応する位置にある場合を示す。
図4に示す状態、即ちマグネット1が図4における角度θ2に対応する位置で保持されている場合において、コイル2へ逆通電を行うと、S極であった外側磁極歯4aがN極になる。続いて、該N極の外側磁極歯4aに対面するN極の磁極部1aが反発力を受けると共に、N極の磁極部1bに隣接するS極の磁極部1aが吸引力を受け、これにより、マグネット1には通電トルクが発生し、マグネット1は、図4における時計回りに、即ちθ軸負方向に回転する。
次いで、駆動ピン1bはカム溝5bの斜面に沿って移動し、レンズ鏡筒6は、マグネット1の回転にともなって被写体側、即ちz軸における正の方向に移動する。その後、レンズ鏡筒6がz軸における正の方向に直進して突き当て部6a’が突き当て面9c”に当接すると、レンズ鏡筒6は、回転止めキー6aにより回転方向への移動が規制されて、レンズ7の位置が図3に示すようなマクロ位置に切り替わる。
図3及び図4を用いて説明したように、コイル2への通電方向を切り替えることにより、レンズ7の位置を標準位置及びマクロ位置の2つの位置の間で安定的に切り替えることができる。
なお、上記実施の形態では、マグネット1を射出成形により製造したプラスチックマグネットから成るとしたが、コンプレッションにより製造したコンプレッションマグネットであってもよい。コンプレッションマグネットである場合には、塗装などの防錆処理を施すことが好ましい。コンプレッションマグネットよりもプラスチックマグネットの方が好ましく、その表面に形成された樹脂の皮膜により、コンプレッションマグネットに比較して錆の発生を大幅に低減させることができるので、コンプレッションマグネットに発生する磁性粉の付着の可能性をなくすことができると共に、防錆処理を省略することができる。さらには、防錆処理の省略により、防錆処理時に発生しやすい表面のふくらみもなく、品質を向上させることができる。マグネット1の曲げ強度が800kg/cm2以上であるので、曲げ強度が500kg/cm2程度であるコンプレッションマグネットよりも強度を向上させることができる。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係るレンズ駆動装置を備える撮像装置の一部の構成を概略的に示す断面図であり、図6は、図5の撮像装置の一部の構成を詳細に示す分解斜視図である。
なお、本実施の形態に係るレンズ駆動装置は、上記第1の実施の形態におけるレンズ鏡筒6及びカムリング5の構成が異なるのみであるので、第1の実施の形態に係るレンズ駆動装置と同一の構成及び要素には同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
図5及び図6に示すように、レンズ駆動装置を備える撮像装置200は、上記レンズ鏡筒6及びカムリング5が一体的に構成されたレンズ鏡筒16を備え、レンズ7が内嵌されレンズ支持体として機能する。レンズ鏡筒16とステータ4は、上記同様の磁気回路を構成する。また、レンズ鏡筒16、マグネット1、コイル2、ボビン3、及びステータ4は、アクチュエータ10を構成する。
レンズ鏡筒16は、少なくともその一部が軟磁性材料、例えば電磁軟鉄から成り、アニール炉を用いたアニール工程を含むメタルインジェクションモールド製法などで略円筒形状に製造される。レンズ鏡筒16は、ステータ4と磁気的に連接することにより、磁気回路の磁気抵抗を少なくすることができる。
レンズ鏡筒16は、ステータ4の磁極連接部4bが滑らかに摺動可能に且つガタが少なく嵌合するために表面仕上げが施された円筒部15aを有し、円筒部15aには、上記回転止めキー6aに相当する回転止めキー16aと、上記カム溝5bに相当する3本のカム溝16bとが形成されている。
撮像装置200の作動は、上記第1の実施の形態における撮像装置100の作動と同様であり、カム溝16bが駆動ピン1bと係合してマグネット1の回転方向をレンズ鏡筒16の移動方向へ変換することにより、レンズ鏡筒16がマグネット1の回転量に応じてz軸方向に円滑に進退し、その進退は、回転止めキー16aがキー溝9cの所定の面に当接することにより規制される。
図5及び図6の撮像装置200によれば、上記撮像装置100と同等の効果を奏することができる。
また、レンズ鏡筒16にカム溝16bが一体的に形成されているので、上記第1の実施の形態のようにステータ4とは別体の部品であるカムリング5にカム溝5bを形成する必要がなくなり、製造コストを低減させることができる。
さらに、レンズ鏡筒16は、メタルインジェクションモールド製法により製造されているので、カムリング5及びレンズ鏡筒6が一体的に構成されたような複雑な3次元的な形状を容易に形成することができ、その結果、部品点数を低減させることができる。これにより、撮像装置が備える撮像モジュールの光学系や超小型カメラの光学系などに対してレンズ鏡筒16を有効に適用することができる。例えば、超小型カメラのレンズ鏡筒は、小型であるほど金属の材料費を低減させることができるだけでなく、さらには、小型であるほど、メタルインジェクションモールド製法のアニール工程で使用されるアニール炉の大きさを有効的に活用することができて、部品1個あたりの製造コストをより低減させることができる。
また、レンズ鏡筒16を磁性材料である軟磁性材料で形成し、カム溝16bなどを一体的に構成し、これをマグネット1の内周面に対向させているので、レンズ駆動装置の半径を小さくすることができると共に、レンズ駆動装置の出力を向上させることができる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態では、2位置切替機構により、レンズ7のピント位置を変更したが、レンズ7の焦点距離を変更するものであってもよい。また、切替機構は、2つの位置を切替えるとしたが、これに限られることはなく、複数の位置を切替えるものであってもよい。
また、上記実施の形態では、ステータ4の外側磁極歯4aがz軸と平行な方向に延出する櫛歯形状を有するとしたが、カムリング5がz軸と平行な方向に延出する櫛歯形状を有してもよい。
本発明の実施の形態に係るレンズ駆動装置は、被写体からの光を電子的に撮像する撮像装置などに適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るレンズ駆動装置を備える撮像装置の一部の構成を概略的に示す断面図である。 図1の撮像装置の構成を詳細に示す分解斜視図である。 図1における線III−IIIに沿う断面図であり、レンズがマクロ位置にあるときの状態を示す。 図1におけるレンズが標準位置にあるときの状態を示すレンズ鏡筒の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るレンズ駆動装置を備える撮像装置の一部の構成を概略的に示す断面図である。 図5の撮像装置の一部の構成を詳細に示す分解斜視図である。 従来の第3のレンズ駆動装置を備える撮像装置の構成の一部を概略的に示す断面図である。 図7のレンズ駆動装置の構成を詳細に示す分解斜視図である。
符号の説明
1 マグネット
2 コイル
4 ステータ
4a 外側磁極歯
4b 磁極連接部
5 カムリング
5a,15a 円筒部
5b,16b カム溝
6,16 レンズ鏡筒
10 アクチュエータ
100,200 撮像装置

Claims (10)

  1. 所定の光軸を有するレンズを保持する円筒形状のレンズ支持体と、当該レンズ支持体を内嵌すると共に磁気的に前記光軸の方向に駆動するアクチュエータとを備えるレンズ駆動装置において、前記レンズ支持体は少なくともその一部が磁性材料から成ることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記アクチュエータは、電力を磁力に変換する円筒形状の電磁変換手段と、前記電磁変換手段の外周面上に設けられ該電磁変換手段の磁力により励磁される外側磁極部と、前記励磁された外側磁極部の磁力により前記光軸を中心にして回転駆動される円筒形状を有するマグネットと、前記マグネットの回転によって発生した回転力により前記レンズ支持体を前記光軸の方向に移動させるレンズ駆動手段とを備えることを特徴とする請求項1記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記マグネットは、前記外側磁極部の内側に配置され且つ前記レンズ支持体の外側に配置されることを特徴とする請求項2記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記複数のマグネットは、互いに隣接する一対のマグネットが互いに異なる磁極となるように着磁されていることを特徴とする請求項2又は3記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記レンズ支持体は、前記磁性材料から成り且つ前記電磁変換手段の内側に配置された内側磁極部を備えることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記外側磁極部及び内側磁極部の一方は、前記光軸と平行な方向に延出する磁極歯を備えることを特徴とする請求項5記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記外側磁極部及び前記内側磁極部が互いに連接するように設けられた円筒部を有し、前記円筒部は、その前記光軸と平行な方向における寸法が前記外側磁極部及び前記内側磁極部の少なくとも一方の厚さの平均値よりも大きいことを特徴とする請求項5又は6記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記レンズ支持体及び前記内側磁極部は、一体的に又は別体的に構成されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記レンズ支持体は、前記レンズ駆動手段の一部を構成し、前記マグネットの回転の方向を前記光軸の方向に変換することを特徴とする請求項2乃至8のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置と、前記レンズ支持体によって支持されたレンズと、当該レンズを介して入射した光を撮像する撮像手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
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