JP2006169784A - アンダーシンク型浄水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浄水器の設置スペースをコンパクト化して流し台下部の収納部を有効的に利用できるようにする。
【解決手段】流し台1の下部スペースに配置される浄水器3と、浄水器3を取付ける取付け手段4とを備えたアンダーシンク型浄水装置であって、浄水器3は原水入口39及び浄水出口38を有するハウジング30と、このハウジング30内に設けた水処理用カートリッジ50とを備える。取付け手段4は浄水器3を支持させるトレー70と浄水器3と一緒にトレー70を吊り下げて流し台の天板部14の下部に固定する固定手段80とを備える。浄水器3の原水入口及び浄水出口を水栓2の所定部にそれぞれ接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、流し台の下部に設置するアンダーシンク型浄水装置に関するものである。
従来、浄水装置として流し台上に設置するタイプや蛇口直結型のものが知られているが、最近においては流し台の下方に設置するアンダーシンク型も普及している。
従来のアンダーシンク型は、主に流し台下部の収納スペースに浄水器を置いて使用するように構成したものが一般に知られている(例えば、特許文献1,2参照)。しかし、浄水器を置いて使用するタイプでは設置スペースが大きくなるため、流し台下部の収納部の有効利用スペースが狭くなる問題を有している。
また、近年においては、流し台下部の収納スペースを引き出しタイプに構成した流し台が人気を集めているが、この引き出しタイプの流し台に、従来のように浄水器を置いて設けることは無理な場合が生じる。
特開平7−275848号公報 特開2000−140831号公報
本発明は上記のような実情に鑑み、浄水器の設置スペースをコンパクト化して流し台下部の収納部の有効利用スペースを上述した従来型に比べて大きくできると共に引き出しタイプの流し台にも適応して設置できるアンダーシンク型浄水装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、流し台の下部におけるスペースに配置される浄水器と、この浄水器を取付ける取付け手段とを備えたアンダーシンク型浄水装置であって、前記浄水器は原水入口及び浄水出口とを有するハウジングと、このハウジング内に設けた水処理用カートリッジとを備え、前記取付け手段は、前記浄水器を支持させるトレーと、浄水器と一緒に前記トレーを吊り下げて流し台の天板部の下部等に固定する固定手段とを備え、前記浄水器の原水入口及び浄水出口を所定部にそれぞれ接続するように構成したことを特徴とする。
本発明において、前記浄水器のハウジングは略円筒形状に形成されていると共に前記トレーは前記ハウジングの円筒部の略半分ないし約半分弱程度を嵌合する略半円筒形状に形成され、前記浄水器は横向きの姿勢で前記トレーに支持させて配置するように構成することができる。
本発明において、前記固定手段は、前記浄水器を前記トレーに支持させた状態で、これら両者に嵌合する大きさのリング部を有する吊り下げ用バンド部を含む構成を採用することができる。
本発明において、前記水処理用カートリッジは、繊維状活性炭層を含む構成を採用することができる。また、前記水処理用カートリッジは、二価三価鉄塩を含有する複数個のセラミックで構成した水処理剤層を含む構成を採用することができる。
本発明において、前記二価三価鉄塩としては、例えば、式、
Fe+2 Fe+3 Cl2m+3n(式中m及びnは正の整数を示す)
で示される化合物が例示できる。
本発明によれば、浄水器をトレーで支持させ、これを固定手段によって流し台の天板部の下部に固定して設置するように構成してあるので、浄水器の設置スペースをコンパクト化することができる。したがって、流し台下部の収納部の有効利用スペースを従来の置き型のものに比べて大きくすることができる。また、引き出しタイプの流し台にも適応して設置することができる。即ち、引き出しタイプの流し台には、シンクの左又は右にデットスペースがある。本発明の浄水装置は前記デットスペースを利用して設置することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を説明する。本発明の実施の形態のアンダーシンク型浄水装置を流し台に設置した状態を示す説明図、図2は同上浄水装置の浄水器の一例を示す縦断面図、図3は同上浄水器に採用された水処理用カートリッジの一例を示す縦断面図、図4は同上浄水装置の浄水器を取付ける取付け手段の全体構成の一例を示す側面図(a)と正面図(b)、図5は同上取付け手段に採用されたトレーの一例を示す平面図(a)と縦断面図(b)、図6は同上トレーの正面図、図7は同上取付け手段に採用された固定用金具(アングル)の一例を示す斜視図、図8は図1に示す流し台に設けられた水栓の一例を示す平面側から見た説明図、図9は引き出しタイプの流し台の一例を示す正面側から見た説明図である。
上記図1ないし図9において、この実施の形態のアンダーシンク型浄水装置は、流し台1の下部におけるスペースに配置される浄水器3と、この浄水器3を取付ける取付け手段4とを備えている。
この実施の形態の流し台1は、図9に示すように、収納スペースを引き出しタイプ、即ち、引き出しタイプのキャビネット11で構成した流し台が開示されている。図9において、12a…12eは引き出し、13は引き出しの取手、14は流し台1のキャビネット11の天板部、15はシンク、16はシンク15の部位に位置するキャビネット11の正面に設けた当て板、17はキャビネットの側板を示す。図9に示す流し台1は、キャビネット11の天板部14の下部におけるシンク15と側板17との間にデットスペース18を有している。
そして、この実施の形態の浄水装置は、浄水器3を前記デットスペースに設置する例が開示されている。
前記流し台1は天板部14上に水栓2が設けてある。実施の形態の水栓2は図1に詳細に示すように、三方向切換弁21、操作レバー22及び蛇口23を備え、浄水器を接続して使用できるタイプに構成されている。この水栓2には水道水等の原水用の導管24と、湯用の導管25と、原水導入管26及び浄水導出管27の一端がそれぞれ連結されている。
前記原水用の導管24の他端は元栓28を介装して水道管等の原水供給部(図示せず)と連結され、湯用の導管25の他端は元栓29を介装して湯沸器等の湯供給部(図示せず)と連結されている。
また、前記導入管26の他端は浄水器3の原水入口39と連結されると共に前記導出管27の他端は浄水器3の浄水出口38と連結される。
そして、水栓2は、図8に示すように、例えばレバー22が同図実線の部位に位置した状態においては、導管24から導入される原水(水道水等)をそのまま蛇口23から流出させる。また、レバー22を前記状態から矢印A方向に回動(切換)操作して同図仮想線aで示す部位に位置させた状態においては、導管25から導入される湯を蛇口23から流出させる。さらにまた、レバー22を図8の実線の位置から矢印B方向に回動(切換)操作して同図仮想線bで示す部位に位置させた状態においては、導管24から水栓2へ導入される原水を浄水器に導入し、浄水器通過水(浄化処理水)を蛇口23から流出させるように構成されている。
前記浄水器3は、カートリッジを収容するハウジング30と、このハウジング30内に交換可能に収容して設けた水処理用カートリッジ50とを備えている。
前記ハウジング30は、一端を板32で閉塞すると共に他端を開口33し、略円筒形状に形成した収容筒部31と、この筒部31の開口33部を気密に閉塞する蓋部材34と、この蓋部材34を筒部31に固定する固定用リング35とを有している。前記蓋部材34は筒部31の開口33部にOパッキング36を介在して嵌合し、その上から前記リング35を嵌合すると共にリング35を筒部31に螺合37して締付け、蓋部材34を筒部31に着脱自在に固定するように構成してある。
前記ハウジング30は、前記板32の中心部に固設した管部材38aで構成した浄水出口38と、前記板32の外方部側に固設した管部材39aで構成した原水入口39とを有している。前記出口38及び入口39には接続用のプラグ40及び41がパッキング等を介在し、気密性を保持して螺合して設けてある。これにより、プラグ41を経て入口39からハウジング30内に導入された水道水等の原水は、カートリッジ50を通過して処理され、出口38からプラグ40を通ってハウジング外へ導出するようになっている。
なお、図示しないが、前記入口39を構成した管部材39a内には、プラグ41からハウジング30内の方向へのみ流体の流通を許容する逆止弁が設けてある。また、前記出口38を構成した管部材38a内には、ハウジング30側からプラグ40側の方向へのみ流体の流通を許容する逆止弁が設けてある。
前記カートリッジ50は、適当な径及び長さの格子状の丸パイプや多孔性の丸パイプ等(図示では格子状の丸パイプ)で形成され、水流通性を有する管体51と、この管体51と略同一の長さの円筒状に形成され、管体51に嵌合して設けた繊維状活性炭層52とを有している。前記活性炭層52の内周面及び外周面にはプラスチック繊維等の不織布等で形成したフィルタ部材53,54が添装され、前記活性炭層52と一体化して設けてある。
前記カートリッジ50は前記活性炭層52の両端に相対向して設けた一対の蓋体55,55を有している。両蓋体55は同一に構成され、前記活性炭層52の直径と対応する大きさの円板56と、円板56の外周縁に沿って設けられ、前記活性炭層52(フィルタ部材54)の外周端部に嵌合する嵌合筒部57と、前記管体51と略同径に形成され、板56の中心部に位置させると共に前記筒部57と反対方向に向けて突設した筒体58とを有している。
また、両蓋体55は板56の中心部側に位置させて設けられ、管体51内と筒体58内とを連通する任意数の連通孔59と、筒体58の反対側に位置させて板56に設けられ、筒体51の端部と係合する係合筒部60とを有している。
そして、両蓋体55は、嵌合筒部57をフィルタ部材54(前記活性炭層52)の端部に嵌合すると共に係合筒部60を管体51の端部に係合し、固定して設けてある。
前記両筒体58には、Oパッキンッグ61を介在してシールさせ、キャップ体62,62が嵌合して設けてある。両キャップ体62の中心部には前記出口38を構成した管部材38aの外径より幾分小径の円孔63が開設してある。また、出口38を構成した管部材38aの基端外周面(図2において左側端外周面)には、前記円孔63の周縁部と係合する環状の係合段部38bが形成されている。
前記カートリッジ50は、図2に示すように、一方のキャップ62の円孔63の周縁部を管部材38aの係合段部38bに係合して密接すると共に他方のキャップ62をハウジング30の蓋部材34の内側面で圧接してハウジング30内に収容されている。これにより、原水入口39からハウジング31内に導入された原水は、図2及び図3に矢印で示すように、フィルタ部材54,繊維状活性炭層52及びフィルタ部材53を通過して濾過処理され、管体51内に入り、連通孔59,キャップ体62の円孔63を経て浄水出口38から導出するようになっている。
なお、実施の形態のカートリッジ50は前記活性炭層52の両端に設けた蓋体55及びキャップ体62等を同一に構成されている。したがって、この構成を採用すると、両キャップ体62のうち、いずれのキャップ体62側を前記出口38側に向けてハウジング30内に収容しても前記のようにセットして使用することができる。
実施の形態のカートリッジ50は、図3に示すように、前記管体51内に充填して設けた二価三価鉄塩を含有する複数個のセラミック64aで構成した水処理剤層64を備えている。また、管体51内には水処理剤層64の両端に不織布等で構成したフィルタ部材65,65が敷設されている。
前記セラミック64aが含有する二価三価鉄塩としては、例えば、式、
Fe+2 Fe+3 Cl2m+3n(式中m及びnは正の整数を示す)で示される化合物を採用することができる。
前記式で示される二価三価鉄塩は近年開発された活性物質で、この活性物質(二価三価鉄塩)は二価鉄と三価鉄との中間の性質を示す単一の化合物、或いは二価鉄と三価鉄が共存する単一の化合物であると思われる。この二価三価鉄塩は現在工業的に生産可能である。
前記二価三価鉄塩は、例えば塩化第二鉄を水酸化ナトリウム,水酸化カルシウム,水酸化カリウム,水酸化リチウム等の強アルカリの水溶液に投入して原子価変換を起こさせた場合の遷移形態等として得られる(第1の方法)。この第1の方法による具体的製造方法として、例えば次の工程により得たものを例示する。即ち、塩化第二鉄を強アルカリの水溶液に溶解させる工程、この溶液を中和する工程、この中和した溶液を濃縮する工程、とを含んで製造する。
また、二価三価鉄塩は、三価の鉄塩と二価の金属塩とを混合した溶液によっても得られる。具体的には、例えば三価の鉄塩及び二価の金属塩を所定の比率で含有する所定濃度の希薄水溶液に、第二鉄塩を添加して溶解させ、得られた溶液を濃縮して製造することができる(第2の方法)。前記第二鉄塩としては、例えば塩化第二鉄、硫酸第二鉄、硝酸第二鉄を用いることができる。前記二価の金属塩としては、例えば塩化カルシウム,塩化マグネシウム,塩化亜鉛,硫酸マグネシウム,硝酸カルシウム,硝酸マグネシウム,硝酸亜鉛を用いることができる。
前記二価三価鉄塩の前記式中のm:nの比は前記化合物製造に用いる物質の種類等により特定の数値をとる。
前記二価三価鉄塩の活性物質は水と接触することにより、種々の作用を有する。即ち、通常の水に前記活性物質を超微量(例えば、濃度2×10−12モルないし2×10−18モル)混入することにより、この水溶液(前記二価三価鉄塩を含有する水)は水分子の構造変化,脱イオン反応,病原菌の阻止作用,PHの安定効果等の特性を持つことが判明している。
前記セラミック64aは前記式で示される化合物を含有させたものである。前記セラミック64aは適当な大きさ及び形状に形成するもので、この実施の形態では、例えば直径約5〜約15ミリ程度のボール状に形成してある。セラミック64aを製造する基材の構成原料は、例えば粘土を主材とし、これに所望の添加剤(材)を適量混入する。また、セラミック64aは無数の微細な孔(室)を備えた多孔質に形成することが好ましく、その形成手段としては、例えば前記基材の原料中に適量のおがくずを混入する方法等が挙げられる。
セラミック64aを製造する前記基材の焼成温度は約800℃〜約1100℃程度、焼成時間は約10時間〜約30時間程度を例示できる。また、前記基材の原料中に混入する前記二価三価鉄塩の活性物質の量は極く少量で充分であり、例えば、前記基材の原料を混練して所望の大きさ、形状に形成する際に使用する水(蒸留水等がよい)に約100万〜約10億分の1%混入、即ち、前記活性物質を蒸留水等に約100万〜約10億分の1%含有してなる水溶液を粘土材の練り用水として使用することにより目的を達成することができる。但し、前記%の範囲内に限定するものではない。
なお、前記式で示される二価三価鉄塩及びセラミック64aのさらに具体的な製造方法については、例えば特開2004−243296号公報に開示されている(例えば、同公報の段落番号0065〜0067等参照)。本発明においても同上公報に記載されている製造方法と同様の方法を採用して製造することができる。
実施の形態のカートリッジ50は、上述したように管体51内に充填した複数個の前記セラミック64aで構成した水処理剤層64を備えている。したがって、フィルタ部材54,繊維状活性炭層52及びフィルタ部材53を通過して濾過処理され、管体51内に導入された浄化水は水処理剤層64,フィルタ部材65,連通孔59,キャップ体の円孔63を経て浄水出口38から導出する。そして、前記水は水処理剤層64を通過中、セラミック64aと接触して反応し、前記式で示される二価三価鉄塩を含有する水となる。このように、実施の形態のカートリッジ50によれば、二価三価鉄塩の作用による上述した特性を有する水になる。
前記取付け手段4は、浄水器3を支持するトレー70と、浄水器3と一緒にトレーを吊り下げて流し台1の天板部14の下部等に固定する固定手段80とを備えている。
前記トレー70はプラスチック等で構成されている。実施の形態のトレー70は浄水器3のハウジング30の円筒部、即ち、ハウジング30の収容筒部31及び蓋部材34の約半分弱程度を嵌合する大きさの略半円筒形状に形成されている。
実施の形態のトレー70は前記大きさの略半円筒形状に形成した半円筒部71と、この半円筒部71の両端に相対向させ、半円筒部71と一体成形して設けた前壁板72及び後壁板73とを備えている。前壁板72の上端部側の中央部には浄水器3の浄水出口38と対応する大きさの略半円形の切欠部74が形成され、浄水器3を横向きの姿勢でトレー70に嵌合した際に、前記出口38が切欠部74内へ係合するように構成されている。
前記トレー70の前記半円筒部71の両端部72a,73a側の近くには、筒部71の外壁面から外側方向へ突出する係合用段差部75,76が形成されている。トレー70に前記段差部75,76を設けることにより、固定手段80の後述するリング部83をトレー70に嵌合する際の位置決めの役目を持たせることができると共に、トレー70の前後方向の動きを規制するストッパーの作用も兼ね備える。
実施の形態の前記固定手段80は、プラスチック等で構成した任意数(図示では2個)の吊り下げ用バンド部81,81と、金属等で構成したL形アングル等の固定用金具82とを備えている。実施の形態の固定用金具82はL形アングルで構成したものが開示されている。
前記バンド部81は、浄水器3をトレー70に嵌合して支持させた状態で、これら両者3,70に嵌合する大きさのリング部83と、このリング部83の両端部に相対して形成した固定部84a,84bとを備えている。前記固定部84a,84bにはボルト挿入孔85a,85bが相対向して設けてある。
前記アングルで構成した固定用金具82の一方の板体82aには任意数(図示では3個)のネジ挿入孔86が設けてある。また、前記金具82の他方の板体82bには長孔で形成した任意数(図示では2個)のボルト挿入孔87が設けてある。
実施の形態の浄水装置は上記のように構成され、流し台1の下部スペースに設置して使用される。実施の形態では浄水装置を流し台1の下部におけるデッドスペース18に設置した例が開示されている。以下、設置方法の一例につき説明する。
図1に示すように、デッドスペース18に位置させ、固定用金具82の一方の板体82aのネジ挿入孔86にネジ88を挿入し、前記金具82を流し台1の天板部14の下面にネジ止めして固定する。一方、トレー70に浄水器3を嵌合して支持させた状態で、両バンド部81のリング部83を前記両者70及び3に嵌合して吊り下げる。そして、両バンド部81の両固定部84a,84bで前記金具82の他方の板体82bを挟ませ、その状態でボルト89を、固定部84a,84b及び板体82bの各ボルト挿入孔85a,87,85bに貫挿し、ナット90で締め付けて固定する。これにより、浄水器3(浄水装置)は流し台下部のデッドスペース18に設置される。
そして、一端を連結部材91により水栓2の原水導入管26の他端に連結したホース等で構成した原水輸送管92の他端に設けたワンタッチ式のカプラ等のソケット93を浄水器3の入口39側のプラグ41に嵌合して連結する。また、一端を連結部材94で水栓2の浄水導出管27の他端に連結したホース等で構成した浄水輸送管95の他端に設けたワンタッチ式のカプラ等のソケット96を浄水器3の出口38側のプラグ40に嵌合して連結する。
上記により、水栓2の原水導入管26は浄水器3の原水入口39と接続され、また、水栓2の浄水導出管27は浄水器3の浄水出口38と接続され、これによりセット作業は完了する。
なお、実施の形態の前記ソケット93及び96はワンタッチ式のカプラで構成したものが開示されている。
そこで、水栓2のレバー22を浄水器用側に回動して操作すると、導管24から水栓2に導入される水道水等の原水は、前記導入管26及び前記輸送管92を通って浄水器3の原水入口39からハウジング30内に導入され、カートリッジ50を通過して処理される。そして、前記処理水(カートリッジ通過水)は、浄水出口38から導出され、前記輸送管95及び前記導出管27を通り、水栓2の蛇口23から流出する。
図10は上記実施の形態の浄水装置の他の設置使用例を示す説明図である。この使用例において、上記実施の形態で既に説明した構成と共通する部材等には同一符号を付し、説明は省略する。なお、浄水器3及び浄水器3の取付け手段4は上述した実施の形態のものを採用している。
図10の示す水栓2Aは、浄水器を取付けて使用できる三方向切換弁を備えてなく、湯用及び原水用に切換える二方向切換弁21Aを備えている。このような水栓の場合には、流し台1の天板部14上の適当部に浄水器用水栓100を設置する。
前記水栓100は、蛇口101と、開閉操作部102とを備えている。また、前記水栓100には、水道水等の原水用の導管103と、原水導入管104及び浄水導出管105の一端がそれぞれ連結されている。
また、水栓2A側の原水用の導管24と元栓28との間にはT字形の分岐管106が介装され、分岐管106と水栓100側の前記導管103の他端は分岐用の配管107で接続してある。
図10の使用例においても、浄水器3は上述した実施の形態と同様に取付け手段4により流し台下部のデッドスペース18に設置されている。
そして、浄水器用の水栓100の原水導入管104と浄水器3の原水入口39をホース等で構成した原水輸送管92で接続する。また、水栓100の浄水導出管105と浄水器3の浄水出口38をホース等で構成した浄水輸送管95で接続する。これにより浄水器のセット作業は完了する。
そこで、水栓100の開閉操作部102を操作して開くと、分岐用の配管107を通り、導管103から水栓100に導入される水道水等の原水は、導入管104及び輸送管92を通って浄水器3の原水入口39からハウジング30内に導入され、カートリッジ50を通過して処理される。そして、前記処理水(カートリッジ通過水)は、浄水出口38から導出され、輸送管95及び導出管105を通り、水栓100の蛇口101から流出する。また、既設の水栓2Aは従来どうり、原水用及び湯用として使用される。
なお、上記した実施の形態は一例として開示したもので、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想を越脱しない範囲において任意に変更可能なものである。
本発明の一実施の形態のアンダーシンク型浄水装置を流し台に設置した状態を示す説明図である。 同上浄水装置の浄水器の一例を示す縦断面図である。 同上浄水器に採用された水処理用カートリッジの一例を示す縦断面図である。 同上浄水装置の浄水器を取付ける取付け手段の全体構成の一例を示す側面図(a)と正面図(b)である。 同上取付け手段に採用されたトレーの一例を示す平面図(a)と縦断面図(b)である。 同上トレーの正面図である。 同上取付け手段に採用された固定用金具(アングル)の一例を示す斜視図である。 図1に示す流し台に設けられた水栓の一例を示す平面側から見た説明図である。 引き出しタイプの流し台の一例を示す正面側から見た説明図である。 図1に示すアンダーシンク型浄水装置の他の取付け使用例を示す説明図である。
符号の説明
1 流し台
2 水栓
3 浄水器
4 取付け手段
14 天板部
30 ハウジング
38 浄水出口
39 原水入口
50 水処理用カートリッジ
70 トレー
80 固定手段

Claims (6)

  1. 流し台の下部におけるスペースに配置される浄水器と、この浄水器を取付ける取付け手段とを備えたアンダーシンク型浄水装置であって、
    前記浄水器は原水入口及び浄水出口とを有するハウジングと、このハウジング内に設けた水処理用カートリッジとを備え、
    前記取付け手段は、前記浄水器を支持させるトレーと、浄水器と一緒に前記トレーを吊り下げて流し台の天板部の下部等に固定する固定手段とを備え、
    前記浄水器の原水入口及び浄水出口を所定部にそれぞれ接続するように構成したことを特徴とする、
    アンダーシンク型浄水装置。
  2. 前記浄水器のハウジングは略円筒形状に形成されていると共に前記トレーは前記ハウジングの円筒部の略半分ないし約半分弱程度を嵌合する略半円筒形状に形成され、前記浄水器は横向きの姿勢で前記トレーに支持させて配置するように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載のアンダーシンク型浄水装置。
  3. 前記固定手段は、前記浄水器を前記トレーに支持させた状態で、これら両者に嵌合する大きさのリング部を有する吊り下げ用バンド部を含んで構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載のアンダーシンク型浄水装置。
  4. 前記水処理用カートリッジは、繊維状活性炭層を含んで構成されていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のアンダーシンク型浄水装置。
  5. 前記水処理用カートリッジは、二価三価鉄塩を含有する複数個のセラミックで構成した水処理剤層を含んで構成されていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のアンダーシンク型浄水装置。
  6. 前記二価三価鉄塩は、式、
    Fe+2 Fe+3 Cl2m+3n(式中m及びnは正の整数を示す)
    で示される化合物であることを特徴とする、請求項5に記載のアンダーシンク型浄水装置。
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